兵ブロガーバックナンバー(2017年04月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2017年04月

2017/04/28

ZEROさん

北朝鮮問題、解決まで油断禁物

今週はフランス大統領選第1回投票でマクロン氏が1位となった事、
25日朝鮮人民軍創設記念日(建軍節)に6度目の核実験が行われなかった
事などを受け、リスクオンとなりました。

108円台前半まで売られていたドル円は、111円台前半まで戻しています。

北朝鮮問題に関しては、外交手段で解決させる方向にも見えますが、
制裁と圧力だけでは解決できない可能性もあります。

個人的には、向こう3か月くらいの短期間に結論が出る可能性が高いと考えています。

核・弾道ミサイル放棄となるか、亡命か暴発かなど、結果によって
市場が荒れる可能性も残っています。
リスクを取るのはこの問題が解決してからでも遅くないと思われます。

本日は総務省から消費者物価指数が発表されました。

最も実態を表している「生鮮食品及びエネルギーを除く総合」が-0.1%に下がっています。
昨年前半は原油が安かったことを踏まえると、デフレに逆戻りしつつあるのが
実態のようです。

それでも米国や新興国経済の堅調さに支えられているうちは、日経平均も
ドル円も大崩れしそうにありません。
北朝鮮問題と海外の景気が下降してきたら注意が必要になりそうです。 ドル円は動きが止まってしまいましたが、今後円安に振れた場合は 少し売っておきたいところです。 ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2017/04/27

とあるエンジニアKさん

有事の円買い、からの巻き戻し相場

あっという間に桜も散り、あと少しでGWを迎えようとしている日々です。
長い冬が終わってこれから良い季節を迎えますが、休みを取る季節というのは
海外勢も同じであり、各国祝日をこの時期に設定していることが多いようです。

やはり大きな休みの前はウキウキしてしまうもので、
それは陽気のせいだけではないのでしょう。

【本日の指標】

本日は日本発のニュースが。日銀による政策金融会合が行われ、
その後の記者会見を予定しております。

特段大きな発表が入ってくることは予想されていませんが、
ここ最近活発であった北朝鮮情勢についてや、消費者物価指数の上昇見通しなど、
日本の株価に直結するようなニュースが予想されるところ。

発表自体よりその言葉を受けての相場の過剰反応には念のため注意が必要な指標です。
その他にも日本時間夜には欧州中央銀行総裁会見も予定されており、
フランス大統領選挙も絡めて動向と発言が気になる場面を迎えています。

【本日の戦略】
 
昨日は長い上ヒゲを残してほぼ変化がなかった相場ですが、
先週から今週にかけ、クロス円が戻ってまいりました。

ドル円では111円、ポンド円では142円後半と、一時期底に沈んだ分を
取り戻しつつある強さを持っています。これによって沈んでいた日経平均株価も
今までの下落を取り戻すようにして反転上昇を続けており、
為替・株価の両輪で仕掛けるチャンスを迎えているようです。

背景として大きいのは、先日迎えた北朝鮮の軍事的記念日で有事発生を
恐れていたものの、結局のところなにも発生しなかった点。

これは度重なる軍事的挑発に対して、いよいよアメリカ軍による空母を日本海派遣など、
半島情勢の緊張が高まっていた場面での有事の円買いが発生しており、
週明け後の上昇はその分の巻き戻しと見ております。

次なるポイントは今後も底を打った形での上昇継続が維持されるのか、
あるいは以前のようにパッとしない相場に戻るのか。

前者であればレンジ相場の継続であり、ある程度の水準まで上昇が期待されますが、
後者であれば予想しにくい相場が続くことになります。前者である事を期待しつつ、
ドル円の解を継続します。

2017/04/26

しましまさん

リスク回避姿勢は後退、ドル円大幅上昇し111円台へ

昨日は北朝鮮への警戒感が和らいだことや、好調な米企業決算やトランプ政権の
税制改革案への期待を受け株価が大幅上昇したこと等からリスク回避の巻き戻しの
動きが強まり、ドル円は111.19円、ユーロドルは1.0950ドルまで上昇しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

10:30:豪・第1四半期消費者物価指数
21:30:加・2月小売売上高

昨日のドル円は東京時間は109.60円台から110円台前半へ、
欧州時間は110円台中盤まで上昇、NY時間も続伸し111.19円の高値を付けました。
今日も堅調な動きとなると111円台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調に推移すると110円台中盤〜前半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間は1.08ドル台中盤で小動き、欧州時間は1.08ドル台中盤〜
後半で推移、NY時間は1.09ドル台へ乗せ1.0950ドルの高値を付けました。

今日堅調に推移すると1.09ドル台後半〜1.10ドル台前半まで上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.08ドル台後半〜中盤への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2017/04/25

為替見習さん

北朝鮮リスク(朝鮮人民軍創建85年記念日)とNY市場での米指標に注目

昨日の為替相場は、フランス大統領選挙の結果を受けて円安方向に窓が開きましたが、
その後は円安の流れは続かず少しずつ円高方向に戻されて引ける結果となりました。

フランス大統領選挙については第一回投票でマクロン氏とルペン氏が上位二名に残り、
5月の決選投票で大統領が決まることになったわけですが、マクロン氏勝利が
予想されていて、中道政権が誕生する見込みであることから、安心感による
リスク選好の動きが出たという流れです。

このような中で今日は朝鮮人民軍創建85年記念日ということで北朝鮮リスクも
意識されるなか、指標としては住宅価格指数、S&Pケースシラー住宅価格指数、
新築住宅販売件数、消費者信頼感指数など米国の重要指標が多く予定されています。

北朝鮮動向は予想しにくい部分があるものの、何か報道が出ればリスク回避の
動きが出やすいですし、指標に関しては米指標が多いためNY市場動向を見てから
攻めるかを考えるなど、時間帯に応じて注意するところを変えていくと良いでしょう。

また大きな動きが出ても良いように、今日もまずは資金管理を万全にしておき、
取引も当日決済にするなど自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで、
相場のリスクが下がればすぐに取引できるように準備しておきたいところです。

ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
EURが2.16%、AUDが1.13%、CHFが0.90%、GBPが0.75%、
USDが0.72%、CADが0.70%、NZDが0.42%となっていて、
力関係は【EUR>AUD>CHF>GBP>USD>CAD>NZD>JPY】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【NZD>JPY>AUD>CHF>USD>EUR>GBP>CAD】でしたから
円とNZDが弱い位置に変化したこと、ユーロが強い位置に変化したこと、
カナダドルが弱い位置を、豪ドル、スイスが強い位置を維持していることがわかります。

続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、ユーロのみ弱い上向きで、
その他はほぼフラットと言える状態なので、現状は攻めるにもリスクが高め。

しかし円を軸とした動きが出れば簡単に上下どちらにも変化するため
次の取引機会を待つという意味では良い状態と言えます。

そのため今後は円を軸とした動きが一番のポイントで、
まず円買いの動きが出た場合は各通貨の短期トレンドが悪化し、
明確な下向きになるものが出てきてショートのチャンスになりますので、
この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。

逆に今後円売りの動きが出た場合は各通貨の短期トレンドが改善し、
まず一旦フラット化することになりますし、勢いが強ければ上向きに変化し、
ロングのチャンスとなりますので、この場合は力関係上強い通貨を買って
円を売る形で攻めるのが低リスクとなります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2017/04/24

斉藤学さん

ユーロを中心に上昇と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは+174ドル高、日経平均株価も+190円高の18620円で引けました。
ドル円は一時109.43円まで上昇したものの、前日の高値を超えられなかったことで
109.00円付近へ反落して週末を迎えています。

【前日の結果】
・ダウ平均   20547.76(-30.95 -0.15%)
・日経平均   18650(0 0.00%)
・NY金先物   1289.1(+5.3 +0.41%)
・NY原油先物  49.62(-1.09 -2.15%)

【経済指標】
★★★
23:00 (米) 3月中古住宅販売件数 前回:548万件 予想:560万件 結果:571万件

【本日の戦略】

<フランス大統領選挙第1回目投票は無難に通過>

昨日行われた仏大統領選挙の第1回投票は、大方の予想通り中道穏健派の
マクロン氏と極右反EUのルペン氏が決戦投票へ進みました。

両者は、5/7(日)に再び争うことになるのですが、敗北宣言をした共和党の
フィヨン氏をはじめ、社会党のアモン氏もマクロン氏の支持を表明していることから、
ルペン氏が決選投票で勝つ見通しは立っていません。

マクロン氏はEU残留を強く支持しているため、安心感からユーロを中心に
上昇すると予想します。

<残るは、北朝鮮問題>

先週末あたりから徐々にリスクオンムードになってきたものの、北朝鮮問題が
残っているためドル円やクロス円、アジア株の上昇は限定的かもしれません。

明日4/25(火)の建軍節を前に、北朝鮮がミサイル発射や核実験を行う可能性が
高まっており、地政学的リスクは高いままです。ユーロを買うのであれば、
対円では円買いが強まるかもしれないので、対ドルの方が無難でしょう。

【経済指標】
★★★
17:00 (独) 4月Ifo景況感指数 前回:112.3 予想:112.4

【本日の予想レンジ】
・ドル円	109.00〜111.00	↑
・ユーロ円	119.00〜121.00	↑
・ポンド円	140.50〜142.50	↑
・豪ドル円	82.80〜84.20	↑
・ユーロドル	1.0800〜1.1000	↑
・ポンドドル	1.2750〜1.2900	→
・ドルスイス	0.9800〜1.0000	↓

【通貨の強さ】
ユーロ>豪ドル>ドル>ポンド

【注目通貨】
・ユーロ(仏大統領選挙の懸念が一服)

2017/04/20

為替太郎さん

混迷する国際情勢を受けて、先行き不透明感が広がる

みなさんこんにちは。

昨日の為替市場は、やや行き過ぎたドル安に多少歯止めがかかった展開でした。
昨日の東京時間の終盤からドル円は、108円後半を軸に取引され、
欧米時間には一時109円に到達しました。

もちろん、水準的には、いまだ円高感のある水準とはいえ、アメリカの
国債利回りの上昇や、日経平均株価の堅調等もあり、極端なリスクオフからは
距離が出てきた印象です。また、今日の日経平均もプラスで始まっています。

もっとも、混迷する国際情勢の中にありつつも、為替市場は目先の手掛かり不足で、
上にも下にも、今のところ大きなトレンドを伴った動きにはなっていない状況です。
それゆえ、ドル買い円売りのわずかな動きが継続的なものとして続くかは微妙でしょう。

一方、シリア・北朝鮮情勢も緊迫していますが、やや国際情勢によるリスクオフは
後退してきた印象もあります。アメリカ海軍の空母カールビンソンの朝鮮半島付近
への到着も来週になると報じられ、一触即発の雰囲気はやや後退してきました。

もっとも、一昨日には、イギリスのメイ首相による総選挙の早期実施報道を受けて、
ポンドが対ドルで大きく上昇するなど、依然として為替市場は政情から大きな 影響を受けやすい地合いです。 実際、一昨日時点では、アメリカの経済指標の下振れに加え、フランス大統領 選挙への不安感もあり、ドルはリスクオフから売られていました。 さらに、リスクオフ地合いで円買いが強まるいつものパターンが展開されたことを思えば、 昨日の戻しも、材料というよりはテクニカル的な自律反発の要素が強いように感じます。 なお、本日、財務省が発表した3月貿易収支の黒字額は、市場の事前予測を 上回りましたが、これといって反応は出てきていません。 今日のイベントとしては、アメリカの4月のフィラデルフィア連銀製造業指数と 新規失業保険申請件数の発表が予定されています。 G20財務相・中央銀行総裁会議も21日まで行われますので、 為替政策に関してどのような議論が展開されるかも注目が集まります。 15:00 独3月生産者物価指数 18:00 ユーロ圏2月建設支出 21:30 米新規失業保険申請件数 21:30 米4月フィラデルフィア連銀製造業指数 23:00  ユーロ圏4月消費者信頼感 23:00 米3月景気先行指標総合指数

2017/04/19

ダメおやじさん

ドル売り、欧州通貨買いが進行!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日は東京では小幅に上下しただけですが海外ではドル売り、
欧州通貨買いが大きく進行しました。

ドルは欧州通貨に対して売られた他にゴールドマンサックスの決算の悪化が
嫌気され米金利低下、株安からドル円で108.32円まで下落しました。

週始め、米財務長官のドル高容認発言や株価の大幅高で109円台まで
戻しましたが直ぐに戻りを売られるとは弱いですね。

ポンド円はメイ首相の体調不安説の噂や6月総選挙前倒し発言で136.14円まで
急落もメイ首相の支持率が上昇しているため勝利を織り込む形でポンド円、
ポンドドルは急伸しNYでポンド円は140.04円まで上昇しストップを巻き込みました。
ユーロドルも中道派マクロンさんが優勢との世論調査で1.0735までNYで上昇しました。

目先的にドルが反発するのは欧州通貨が下げる事が条件でしょうが
昨日急伸したため欧州通貨の下げは近いとは見ています。

本日のドル円は週始めの108.13円を割り込み108円割れを試すかです。
108円を割り込むと107.80円、107.50円でしょうね。

上値は108.80円109円と見ています。

ドル円は売られ過ぎ感も有りそうで売るなら戻りを待って安値売りは避けたいですね。

本日もポンドドル、ユーロドル主導の動きとなりそうです。
頑張りましょう。

2017/04/18

しーさん

戻しの兆し

昨日は北朝鮮と米国の地政学リスクが低下し、日経平均はマイナス圏から
プラス圏に浮上し、微増の+19円で引けました。しかし、米金利は一時2.200%を
割り込み軟調な展開。米金利と相関関係が強いドル円は、108円台の前半で横ばい
推移となりました。

米ペンス副大統領が韓国ソウルで会談を行い、その後明日には麻生財務相と
会談を控え、米軍が先制攻撃を行う可能性はかなり低いと思われますが、
地政学リスクだけでなくドルを買い進む材料が乏しい状況のため、
ドル円はしばらく軟調な展開となりそうです。

10:30 豪・RBA金融政策決定理事会議事録公表(4/4)
19:45 バンク・オブ・アメリカ、1-3月期決算発表
20:30 ゴールドマン・サックス、1-3月期決算発表
21:30 米3月住宅着工件数
21:30 米3月建設許可件数
22:00 ジョージ米カンザスティ連銀総裁講演
22:15 米3月鉱工業生産
22:15 米3月設備稼働率

本日はイースター・マンデー明けの欧州勢が戻ってきます。
テクニカル的には売られすぎ感もでているため、きっかけさえあればショート
カバーが入る状況でしょう。

ムニューシン米財務長官が、トランプ大統領の「ドルは強すぎ」発言を否定とも
受け取れる「強いドルは長期的に良いこと」と発言し、ドル安要因が1つ解消した
ことがきっかけとなるかも知れません。

本日のNYタイムには米金融機関の決算発表が相次ぎます。NYダウは21,000ドルから
ピークアウトした後、ここ数日は軟調な状況でしたが、昨夜は+183ドルと反発。
本日の決算発表で良い数字を好感すれば、株価安定の安心感からリスク回避の
後退となる可能性が高まります。

今朝の時点でドル円は108円後半まで戻しており、4時間足の短期トレンドラインを
上抜けています。リスク回避後退に伴うショートカバーにより、110円付近までの
戻しを期待したいところですが、戻り売りを待っている人もいるでしょうから、
戻しは109円台までと見て、その後は戻り売りチャンスを探したいと思います。

2017/04/17

ZEROさん

北朝鮮情勢受けドル円上値重い

緊迫する北朝鮮情勢を背景とした、リスク回避の円買いが続いています。
ドル円は118円台前半、ユーロ円は114円台、ポンド円は135円台まで、それぞれ下落。

北朝鮮の地政学的リスクは、少し長引きそうな雰囲気です。
4月後半でも収まらず、GW中も警戒が必要になりそうです。

一方でトランプ大統領は中国に対し、為替操作国に認定しない、ドルは強すぎると
発言し、元の先安観を受けた資金流出に苦しむ中国を援護しています。

代わりに北朝鮮への経済政策で協力を仰いでいると思われます。
このような環境を考えると、大幅な円安や日経平均の上昇は見込みにくいでしょう。

今週は北朝鮮情勢と週末の仏大統領選第1回投票に注目。
投資戦略はクロス円の戻り売りとします。

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2017/04/14

とあるエンジニアKさん

クロス円、軒並みサポートを割り込む

桜が咲いて、満開になったと思いきや週末に集中する雨と風。
年明けから3月ぐらいまでは「土日に雨が降っていません」というNHKの
ニュースを見たのですが、4月に入ってからというもの関東地方は土日に雨続きです。

桜が早めに散ってしまって残念極まりないここ最近の日々です。
残り少ない桜の季節を楽しみたいと思います。

【本日の指標】
 
本日は米国関連の指標がちらほら。21:30に消費者物価指数が発表されますが、
さほど相場に対して影響を与えるものではにでしょう。

【本日の戦略】
 
レンジ相場を期待し、ドル円の買いをしかけて早2週間。残念ながら下の
ブレイクとなってしまったようで、ドル円の下落が著しい今週一週間。

ドル円はついに109円を切る水準まで低下し、なんとかNY時間の
終値ベースでは109円を保っている状況にあります。

シリアへのミサイル攻撃による急激なショックをなんとか乗り切ったので
ここは上昇を期待できるというファンダメンタルからの期待感もありましたが、
結果は散々なものとなりました。じわじわと下がり続ける円で、
ここは途転の売りを狙うべきタイミングかもしれません。

個人的には追いかけ相場は非常に苦手な場面でありますが、
サポートを割った今のタイミングは売りのチャンスかもしれません。

シリア情勢に加え、金曜日朝にはアフガニスタンに大規模爆弾を使用したという
ニュースもあり、NY相場は総じて下落して閉じました。

為替相場には微妙な与えたのみですが、今後東京市場での株価下落による
為替相場への影響は避けられなさそう。クロス円下落の動向を見極める相場です。

2017/04/13

しましまさん

トランプ米大統領の発言受けドル円109円を割り込む

昨日は地政学的リスクへの警戒感は続くものの比較的落ち着いた値動きでしたが、
NY時間にトランプ米大統領の「ドルは強すぎる」などのWSJ紙での発言が伝わると
ドル売りの動きが強まりドル円は109円を割り込む下落に、ユーロドルは
1.0670ドル台まで上昇しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

10:30:豪・3月就業者数/3月失業率
21:30:米・3月生産者物価指数
21:30:米・新規失業保険申請件数
23:00:米・4月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

昨日のドル円は、東京・欧州時間は109円台中盤中心の小幅な値動きでしたが
NY終盤に大幅下落し109円を割り込む動きとなりました。
今日も軟調な動きとなると108円台中盤〜108円付近への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると109円台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。

昨日のユーロドルは、東京・欧州時間は1.06ドル台前半で小幅に推移していましたが、
NY終盤1.0670ドル台まで上昇しました。

今日も堅調に推移すると1.07ドル台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。
一方、反落の動きとなると1.06ドル台前半〜1.05ドル台後半への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2017/04/12

為替見習さん

円高がさらに進むか、北朝鮮、シリア動向など地政学的リスクに注目

昨日の為替相場は、NY市場で円高が加速する展開となりドル円が110円割れ。
北朝鮮、シリア情勢の深刻化で地政学的リスクの増大を警戒したもので
ようやく重要節目である110円を割る展開となりましたね。

長期トレンドという点では昨年末の時点で円高トレンドに転換して現在も戻していない、
ということはブログで書いていましたが、110円の節目で粘るかどうかがポイントだったので
まずはそこを割ったということで今後の為替予想に役立ちそうな動きだったかと思います。

目先は110円を再び回復するか、もしくは戻しても跳ね返されるかに注目で、
戻しても110円で跳ね返されて再下落するようなら今後も円高狙いがしやすくなりますね。

このような中で今日は英国の雇用統計やカーニーBOE総裁公演、カナダ中銀政策金利発表、
ボロズカナダ中銀総裁記者会見などが予定されていますが、ポイントは地政学的リスクなので
北朝鮮、シリア動向で新しい動きが出るかどうかに注目するとともに、大きな変動に注意。

また今日もまずは資金管理を万全にしておき、取引も当日決済にするなど
自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで、相場のリスクが下がれば
すぐに取引できるよう、上下両方にシミュレーションしておきたいところです。

ではまず月曜から火曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
GBPが-0.50%、CHFが-0.98%、EURが-1.04%、CADが-1.15%、
USDが-1.18%、AUDが-1.20%、NZDが-1.22%となっていて
力関係は【JPY>GBP>CHF>EUR>CAD>USD>AUD>NZD】という形に。

月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【CAD>NZD>GBP>JPY>CHF>EUR>AUD>USD】でしたから
円が強い位置に変化して単独で買われていること、カナダ、NZDが位置を落とし、
豪ドル、ドルが弱い位置を維持していること、ポンド、スイスがやや位置を上げるなど
全体に「リスク回避型」の典型的パターンとなっていることがわかります。

続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、各通貨ペアともに下向きで、
円買いとなればショートのチャンスになりやすい状況となっています。

そのため円買いが続くようならショートのチャンスになりますので、
この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。

逆にここから円が売られる展開となれば、各通貨の短期トレンドは改善し、
一旦フラット化しますのでフラットなときは攻めるのをやめて上下に方向が出るのを待ち、
そのまま円売りが続けばロングで、再び円買いとなればショートで狙うのがよいですね。
円売りの場合は力関係上強い通貨を売って円を売る形で攻めるのが低リスクとなります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2017/04/11

斉藤学さん

全体的に小動き、やや売り優勢と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは-6ドル安でしたが、日経平均株価はドル高により+133円高の18797円と
続伸して引けました。ドル円は111.00円付近で推移、クロス円は方向感がありません。

【前日の結果】
・ダウ平均    20658.02(+1.92 +0.01%)
・CME日経平均   18740(-45 -0.24%)
・NY金先物    1253.9(-3.4 -0.27%)
・NY原油先物   53.08(+0.84 +1.61%)

【経済指標】
★★★
08:50 (日) 2月国際収支-貿易収支 前回:-8534億円 予想:+9817億円 結果:+1兆768億円

【本日の戦略】

<全体的に方向感なし>

昨晩のNYダウは+1ドル高とほぼ変わらず、一時+100ドル上昇したものの徐々に
戻り売りに押されてしまいました。ドル円も、米国株が下落するにつれ上値が重くなり、
朝方には110円台後半へ下落しています。米10年債利回りは2.366%へ低下、
引き続きじり安が続くと予想します。<原油価格が続伸>

株や為替が伸び悩む中、原油価格の反発が続いています。
リビアで再び供給障害が発生していたことや、ロシアが協調減産の延長を
支持する可能性を受け、再び53ドル台へ上昇しました。原油高は好材料ですが、
米国株の伸び悩みにより、全体的にはやや売り優勢と予想します。

<仏大統領選世論調査(仏IFOP調査)>

4/23(日)
1回目投票(前日比)
ルペン氏    24.0% (-0.5%)
マクロン氏   23.0% (-0.5%)
フィリョン氏  18.5% (変わらず)
メランション氏 18.0% (+1.0%)

5/07(日)
決選投票
マクロン氏 58%
ルペン氏  42%

【経済指標】
★★★
17:30	(英) 3月消費者物価指数 (前年比) 前回:+2.3% 予想:+2.3%

★★★
17:30	(英) 3月小売物価指数 (前月比)  前回:+1.1% 予想:+0.4%

【本日の予想レンジ】
・ドル円	110.20〜111.50	↓
・ユーロ円	116.50〜118.50	↓
・ポンド円	136.50〜138.50	↓
・豪ドル円	82.50〜84.00	↓
・ユーロドル	1.0530〜1.0700	↑
・ポンドドル	1.2350〜1.2550	↑
・ドルスイス	1.0000〜1.0150	↓

【通貨の強さ】
ポンド>ユーロ>豪ドル>ドル

【注目通貨】
・ドル(米利回り低下で上値が重い)

2017/04/07

為替太郎さん

シリア攻撃始まる。リスクオフ相場に

みなさんこんにちは。

いよいよ米中首脳会談が始まりましたね。
さきほど、シリアへの米軍の攻撃も始まったと報じられており、
今まさに国際情勢が大きく変動しているさなかです。

トランプ大統領と習近平国家主席は、フロリダ州パームビーチで会談に入っており、
シリア・北朝鮮情勢や貿易不均衡問題に関して討議されることとなっています。

市場では、アメリカ国内の雇用の確保というトランプ大統領の公約に伴う中国への
強硬姿勢と、北朝鮮への対応のためには中国に協力を仰ぐ必要があるという矛盾も
意識されており、会談結果が建設的なものになるか、不透明感が広がっています。

マーケットでは、全体的にリスクオフのムードが強く、さらに始まった
シリア攻撃も嫌気され、日経平均は下落。さらに有事の円買いか、ドル円では
110円近くまで円高が進んでいます。

もっとも、今日の夜には、3月のアメリカ雇用統計が予定されています。
FRBによる利上げペースが速まることを支持できるだけの強い数字が出るかどうか、
数字の強弱に注目が集まっており、大きく攻めにくい相場であることもまた事実です。

一方、昨日のユーロドルは、ECBのドラギ総裁の現状の政策を維持する方針を
示したこときっかけとして、一時3週間ぶりの安値まで下落する場面がありました。
少し前は、ECBが大規模緩和を縮小して、利上げ方向に政策を転じるのでは
ないかとの観測でユーロが堅調でしたが、その流れが逆回転した格好です。

いずれにせよ、本日段階では、米中首脳会談と米雇用統計待ちと、シリア攻撃による
リスクオフのせめぎあいの感があり、リスクオフの中でも円高進行はある程度まで
限定的となることが予想されます。

海外市場でも、今の流れが継続する可能性が高そうに思います。
首脳会談・雇用統計を受けてどのように市場が反応するか見極めるまでは、
本格的に取引をするのは難しいですね。

15:00 独2月鉱工業生産
15:00 独2月貿易収支
15:00 独2月経常収支
15:45 仏2月貿易収支
15:45 仏2月経常収支
15:45 仏2月財政収支
15:45 仏2月鉱工業生産指数
17:30 英2月鉱工業生産
17:30 英2月製造業生産
17:30 英2月貿易収支21:30 米3月雇用統計
21:30 加3月雇用統計
23:00 米2月卸売売上高
23:00 加3月Ivey購買部景況指数
28:00 米2月消費者信用残高

2017/04/06

ダメおやじさん

ドル円は110円が攻防のポイント!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日のドル円は良好なADP雇用統計から買戻し主導の動きとなり
FOMC議事録前後には111.45円まで上昇しました。

しかし、FOMC議事録でバランスシートの縮小が示唆されたことや株価に対する
懸念が表明された事で上昇していた米金利が低下しNY株が下落すると110.56円まで
一気に下落しました。

ドル円は相変わらず上げきれない、下げきれない状況が続いており
110円〜112.50円までのレンジ内の逆張りでトレードするか今週110円を
割り込むかがポイントでしょうね。

今の為替市場は短期投機筋が主流で目先の売り買いばかりなのでトレンドが出難いですね。

何れはトレンドを作る大手投資家も出るでしょうが今は我々も目先狙いで
日銭を稼ぐのが良いのかもしれないです。

本日は注目の米中首脳会談が有りますが北朝鮮を中心に軍事面の話題が
多くなりそうなので為替への影響は少ない可能性が強そうです。

本日は懸念を表明された株価動向主導で動きそうです。

本日のドル円は戻しても111円では売られそうで、下値は110円では
サポートされそうですが分厚い110円の買いを消化して割り込むと週末に向けて
下げが加速する可能性も有りそうです。

本日も頑張りましょう。

2017/04/05

しーさん

ネガティブ材料は一過性

今週から新年度入りとなっていますが、週初からネガティブな材料が目立っています。
S&Pは南アフリカの格付けをジャンク級に格下げし、見通しもネガティブとしました。
またロシアの地下鉄でテロが発生し、こちらもリスクオフの材料となっていました。

日経平均株価は19,000円割れとなりましたが、18,600円のサポートラインを下抜けると
さらに株安が進行しそうです。救いなのはNYダウが大崩れしていないことでしょう。
リスク回避といってもプチ下落に留まっており、ドル円は110円台で二番底をつけて
再浮上を伺っています。本日から7日(金)にかけて米指標が並んでいますが、
良い結果に伴い反発を期待したいところです。

16:50 仏・3月サービス業PMI(確報値)
16:55 独・3月サービス業PMI(確報値)
17:00 欧・ユーロ圏3月総合PMI(確報値)
17:00 欧・ユーロ圏3月サービス業PMI(確報値)
17:30 英・3月サービス業PMI
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数
21:15 米・3月ADP全国雇用者数
22:45 米・3月マークイット総合PMI(確報値)
22:45 米・3月マークイットサービス業PMI(確報値)
23:00 米・3月ISM非製造業景況指数
23:30 米・週間原油在庫
27:00 米・FOMC議事録公表(3/14〜15)

ADP雇用統計について、先月は約30万人と大幅な増加となっていました。
今回は+19.4万人の予想となっていますが、予想以下だったとしてもFRBの
年内利上げ予想にはあまり影響は与えないでしょう。

NYタイムの時点で二番底を固める形が顕著となっていれば、下げたところで
買いを狙ってもよいのではないでしょうか。

FOMC議事録は3月の利上げ時の議論の詳細となるため内容に注目です。
特にバランスシートの縮小について、具体的な時期や規模についての話があれば
ドルが反応するのではないかと思います。

ポンド円については依然として200日移動平均線を下抜けることなく、
陰線ながらも比較的長い下ヒゲをつけた形となっています。チャートの形状としては
今すぐ上昇反転というわけではありませんが、再び139円台を伺うようであれば、
トレンドライン越えをトライすることになります。

ファンダメンタル的に予期せぬネガティブ材料がでてきたため下落となっていますが、
これらのネガティブ材料は一時的なものであるため、再上昇を期待して買い狙いを
継続したいと思います。

2017/04/04

ZEROさん

今週は米指標、来週は米決算

昨日は月初の重要指標である米3月ISM製造業景況指数が発表され、
結果は57.2と市場予想と一致したものの、前回57.7からは鈍化しました。

それでも極めて高い水準を維持しています。

ロシア・サンクトペテルブルク地下鉄で爆発があり、テロの可能性。
米3月自動車販売台数予想を大きく下回り、GM株は3.4%安。

その他、連邦最高裁判事に指名されているゴーサッチ氏の議会承認を巡る懸念が高まり、
またトランプ政権の政策実行能力に疑問符がついています。

これらの材料を受けダウは一時大幅安で推移する場面がありましたが、引けでは
13ドル安まで切り返しており、買い上げないものの、下がれば買いたい参加者が
まだ居たことを示す値動きでした。

今週は残りの米重要指標の発表、来週以降は米企業決算が材料になりそうです。
他にも米為替報告書や日米経済対話など、材料の多い1か月になります。

投資戦略は中期(3か月)スパンでポンドドルを買いたいと考えております。

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2017/04/03

とあるエンジニアKさん

クロス円、レンジ下限からの脱出相場

 各地から桜の便りが届いています。
近所の桜も咲き始め、今週はどこかのタイミングで花見をしようと考えています。
桜はいつ見てもいいものです。

【本日の指標】
 週の戦略でも述べている通りで日本の会計年度の始まりです。
年度末は実需筋による円の買い戻しが若干ながらあったようですが、
その巻き戻しが期待される一日。なんらかの相場の流れとは逆行して
円安の流れが期待される今日の相場です。
また、朝一では日銀短観の発表も予定されており、ポジティブな数値が
発表されれば巻き戻しの流れに拍車がかかるものと見ております。

【本日の戦略】
 なんといっても本日は年度の始まり。
東京市場においては相場が活発に動いてくれることを期待します。
前回、本欄においてはクロス円はレンジ下端に向かって進んでいる相場であると述べました。
それから2週間程度経過し、一度は底を打ったようにも見えるクロス円相場で、
レンジ下端からの反転上昇を素直に期待できるチャート概形を示しています。
波乱がありそうなクロス円相場ではありますが、ここは買いのチャンスとして
ドル円の買いを仕掛けたいと考えています。
気になるのは今回のレンジ下端への接触は下落幅が大きく、一時は110円を割ろうとする
水準まで落ちてきました。相場の流れ全体が下落に進むのであれば、今のタイミングは
売りを仕掛けるタイミングとなってしまいますが、この110円はストップとして再び
レンジ相場に戻ってくれることを期待しています。

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。