兵ブロガーバックナンバー(2017年07月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2017年07月

2017/07/31

為替太郎さん

インフレ期待の低下で、ドル売り相場継続中

みなさんこんにちは。
7月も今日で最終日。
夏真っ盛りの今日この頃です。

さて、このところ、ドルは主要通貨に対して目立って下落してきていますね。
先週発表されたアメリカの各種経済指標も、これといって目立ったものはなく、
市場予想を下回る指標がでるたびにドルが売られる連鎖が継続している感があります。

今週は雇用統計が予定されており、週後半はこれを意識した相場展開になる
可能性が非常に高いものと思われます。
経済指標の軟調と米国の政治的な混乱に起因して、ドル売り、ユーロ買いの流れが
ますます強まっており、中長期のトレンドとして明瞭になっています。

共和党の一部議員の造反に起因した医療保険制度改革(オバマケア)廃止法案の
否決により、トランプ政権の経済政策の実施がますます難しくなったことで、
先行きの不透明感が強まっています。

週内のイベントとしては、雇用統計のほかに、明日に4-6月のユーロ圏GDP、
7月の米ISM製造業景況指数が予定されているほか、2日に7月の米ADP民間雇用統計などの
重要指標が予定されています。

7月の雇用統計は非農業部門雇用者数・賃金上昇率は、それぞれ伸びの減速が
予想されています。そうなると、雇用統計で流れが変わる展開というのも現段階では
想定しづらく、週内は今の延長線上の推移で動く可能性が高そうに思えます。

先週の金曜の東京市場は週末要因で上値が重い展開でしたが、
週明けの今日も基本的には同様の動きが継続する可能性が高そうに思えます。
株式市場も、夏枯れ要素が手伝って、こう着状態となっています。

週明けの日経平均も、マイナス圏の推移になっており、
ドル円も一段と円高方向に沈み込んでいる感があります。

現状では、110円の付近のサポートがかなり強く、現状では110円をすぐに
割り込むような雰囲気ではありませんが、今後の流れによっては、
何らかの材料などで、あっさり割ることもありそうな印象です。

15:00	独6月小売売上高指数
17:30	英6月消費者信用残高
17:30	英6月 マネーサプライM4
18:00	ユーロ圏6月失業率
18:00	ユーロ圏7月消費者物価指数(HICP)
22:45	米7月シカゴ購買部協会景気指数
23:00	米6月中古住宅販売保留件数指数

2017/07/28

ダメおやじさん

ドル円は戻り売り有利か!

こんにちは、ダメおやじです。

FOMC声明でのインフレ率の低下懸念から利上げ観測の不透明感が強まりドル円は
110.78円まで下落しましたが昨日の海外ではショートカバーや欧州通貨に対する
ドルの買い戻しで111.71円まで上昇しました。

しかし、株価を押し上げてきたナスダックが大きく下落した事や米財務長官が
「為替操作国に対し介入も含め多くの手段を検討」と発言すると円高の動きとなり
ドル円は110.95円まで下落と伸びきれないですね。

前日、大きく上昇したユーロドルも一時1.1650まで下げ前日の上げを消し、
今週売り推奨したポンド円も上がらず、下がらずで一進一退状況です。

流れを見るとドル円、ポンド円とも戻り売り有利とは思ってますが、
目先はトレンドが出そうもないので大きく動いている通貨の噴き値は売り、
突っ込みは買って取っていくのが良さそうです。

本日は米GDPに注目です。
後は米金利動向と昨日下落したナスダックの動きですね。

本日はドル円は戻しても111.50円。111.70円台は売られそうです。
下値は110.80円、110.50円と見ています。

ポンド円は145.70円台、146円では売られそうですね。
下値は144.50円と見ています。

週末、頑張りましょう。

2017/07/27

しーさん

ユーロは盤石、ドルは不安定

先週の序盤、オバマケア法案が可決困難と伝わると、
トランプ大統領の政策執行能力に疑問がついてドル売りとなりました。

今週は僅差で可決したと伝わると、ドルが盛り返してきました。
そして昨夜27:00に発表のあったFOMCでは「比較的早期にバランスシートの縮小を開始」
とあったものの「低位でのインフレ動向を注視」との内容が弱気と受け止められて、
再びドル売りとなりました。

ヘッドラインやイベントに振り回されて方向感を欠いているように見えますが、
確実に言えるのはいまだ米債利回りとの相関性が強いことです。

ドル円でトレードするのであれば、米債チャートを見て方向性を確認してから
ドル円をエントリするのでも十分間に合うようです。

10:30 豪・4-6月期輸入物価指数
15:00 独・8月GfK消費者信頼感
21:30 米・6月耐久財受注
21:30 米・新規失業保険申請件数
21:30 米・6月卸売在庫(速報値)
21:30 米・6月シカゴ連銀全米活動指数

本日は米耐久財受注の指標に注目です。前回は-0.8%と悪い結果でしたが、
今回は+1.9%と反発予想となっています。

予想通りの結果がでれば、ここ最近のドル軟調なセンチメントの払拭にもつながる
可能性があり、再上昇を期待したいところです。結果がぶれやすい指標のため、
悪い結果に振れると110円台もあり得ることは念頭においておきましょう。

テクニカル的には、米債利回りやドル円は二番底をつけにいく形となっていますが、
ユーロドルの日足を見てみると上昇トレンドに変更なしと言えます。

ユーロ買いやドル売りイベントがあったときは、150〜180pipsの上昇幅で一旦落ち着く
ことが続いているため、今回は1.1750〜1.1800付近まで上昇を期待しておきます。

1.1800は200週移動平均線のある位置でもあるので、
このラインが一つの節目となるのではないでしょうか。

先日のECB理事会でのドラギ総裁の発言でもあったように、ユーロはテーパリングに
向けて着々と進んでおり、ユーロ買いの地合いに変化はありません。

一方ドルのほうがオバマケア法案であったりFOMCの弱気見通しであったりと、
強くなったり弱くなったりしています。ユーロは盤石、ドルは状況次第という
ことであれば、ユーロ買いを軸にトレード機会を探すのが良いでしょう。

今夜の米指標が良ければドル円の買いにつながると思いますが、
加えてクロス円のユーロ円の買いを狙うのもよいと思います。

2017/07/26

ZEROさん

オバマケア改廃法案が審議入り

昨日は米10年債利回りが急反発→ドル高となりました。

ダウはマクドナルド、キャタピラーなどの決算を受け、反発しました。
また、昨日発表された米7月消費者信頼感指数は121.1と、極めて強い結果になりました。

市場の懸念材料だったオバマケア改廃法案が審議入りしたという報道を受け、
ドル円は一段高で112円台を回復しました。

本日は豪4-6月期消費者物価指数、英4-6月期GDP速報値、FOMC声明が発表されます。
秋に向け金融政策絡みの材料に注目しています。

投資戦略は10月半ばまでは、ドル円戻り売りを考えています。
最新のIMM円ショートが12万枚超となっており、ドル円の大幅上昇は期待薄かと思います。

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2017/07/25

とあるエンジニアKさん

FOMCを待つ相場

7月も終盤を迎え、いよいよ夏本番。小中学校は既に夏休みに入ったとかで、
子供向けの施設は平日から大混雑しているのを見かけます。

既に20年以上昔の思い出で、具体的になにをしていたのかは思い出せませんが、
子供の無邪気な姿を見ているとなにかほっとします。
  
【本日の指標】
 
本日は東京時間において、日銀による金融政策決定会合の議事録の発表。

これは先日20日まで開催された会合の議事録発表で、既に黒田日銀総裁による
記者会見も完了しており、サプライズの可能性は低い模様。

先日の記者会見では物価目標達成時期先送りを発表しており、
なかなか厳しい舵取りと、厳しい評価にさらされている日銀。
レンジ相場でうろうろするクロス円の要因の一つとも言えるかもしれません。

他には大きな指標はなく、後述するFOMC待ちの相場となりそうです。

【本日の戦略】
 
サプライズなき相場というのがここ最近のトレンドであると週の戦略において述べました。
ファンダメンタルの発表によって一喜一憂するような相場ではなく、
テクニカルで行く末をある程度判断できるのが今の相場です。

とは言えファンダメンタルは無視できないものであり、市場の関心は明日発表される
予定のFOMCに移り、「FOMCを見極めて」というのが今の相場状況か。

既に据え置かれることが予想されており、今回よりも次回以降、
将来の金利動向を見極めて相場が動く形です。

サプライズが続かない相場は、相場参加者がサプライズを望み始めるということもあり、
徐々に膨らむ風船のようなもので、今まさに風船が膨れ始めている最中と形容できそうです。

ということで、今日の値動きもさほどは期待できず、明日の指標発表を待つ
相場というのが今言えることです。

2017/07/24

しましまさん

ドル安基調継続、ドル円は111円付近まで下落

先週21日はドルが弱い流れが継続し、ドル円はNY時間に111.01円の安値を、
ユーロドルは1.1683ドルの高値を付けました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

23:00:米・6月中古住宅販売件数

先週21日のドル円は、欧州・NY時間にじりじり値を下げ111.01円の安値を付け111.13円で引けました。
今日も軟調な動きとなると110円台中盤への下落が考えられます。

一方、反発の動きとなると111円台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。

先週21日のユーロドルは底堅い動きが継続し、1.1683ドルの高値を付け1.1662ドルで引けました。
今日も堅調な動きとなると2015年8月の高値1.1713ドルを目指す動きとなるか見たいです。

一方、反落の動きとなると1.16ドル台前半への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2017/07/21

為替見習さん

ドラギ総裁会見を受けたユーロ動向とトランプリスクを受けたドル動向に注目

昨日の為替相場は、注目されたECB理事会で金融政策の据え置きとともに、
フォワードガイダンスも据え置かれてややユーロ売り気味でしたが、
その後のドラギ総裁会見を受けてユーロ買いが再燃。

ドラギ総裁の会見では、秋の会合で金融緩和の縮小計画を発表する可能性が示されており
今後秋にかけてユーロが強い状態を維持するかには特に注目したいところです。

一方でドルは日銀会合後に買われる場面もありましたがその後は失速しており、
トランプ政権のロシアゲート疑惑や、その捜査がトランプ大統領のビジネスにも
範囲を拡大して行われているという情報も出ていますので、売り要因が強いですね。

このような中で今日のイベントとしては、カナダの小売売上高や消費者物価指数、
GEの決算発表などが予定されているものの、週末で調整が入りやすいということや
昨日のドラギ総裁会見を受けたユーロ買いの影響がどこまで出るかという点が
相場の焦点になってくると思うので、そのあたりを意識して取引チャンスを探りたいですね。

ではまず木曜オープンからクローズまでの力関係変化を対円変動率で見てみると、
EURが1.01%、NZDが0.55%、CHFが0.40%、AUDが0.11%、
CADが0.06%、USDが-0.03%、GBPが-0.38%となっていて、
力関係は【EUR>NZD>CHF>AUD>CAD>JPY>USD>GBP】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【AUD>CAD>JPY>NZD>USD>CHF>GBP>EUR】でしたから
ユーロが強い位置に変化したこと、円、ドルが弱い位置に変化したこと、
オセアニアが強い位置を、ポンドが弱い位置を維持していることがわかります。

続いて10時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、
ユーロ、NZDが上向き、ポンドが下向き、その他はフラットとなっており、
通貨ペアによってリスクが低い方向が違います。

そのため今後は円を軸とした力関係変化がポイントで、
ここから円売りが進めば各通貨の短期トレンドは改善し、
上向きになるものが出てきてロングのチャンスとなります。
この場合は強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

逆にここから円買いの動きが出た場合は各通貨の短期トレンドが悪化し、
明確な下向きになるものが出てきてショートのチャンスになりますので、
この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスクとなります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2017/07/20

斉藤学さん

ドル安の地合いが継続と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは-54ドル安、日経平均株価は+20円高の20020円で引けました。
一方、ドル円は一時111.56円まで下落、クロス円も豪ドル円以外上値が重いです。

【前日の結果】
・ダウ平均   21640.75(+66.02 +0.31%)
・日経平均   20040(+30 +0.15%)
・NY金先物   1242.00(+0.10 +0.01%)
・NY原油先物  47.12(+0.72 +1.55%)

【経済指標】
★★★
21:30 (米) 6月住宅着工件数 前回:109.2万件 予想:116.0万件 結果:121.5万件

【本日の戦略】

<米国株高だが、ドル円は上値が重い>

昨晩のNYダウは、モルガンスタンレーなどの決算を好感し、+66ドル高と反発しました。
しかし、ドル円は調整が続き一時111.56円まで下落、米国株高により111.80円付近まで
戻しましたが、上値は重いです。

先週半ばのイエレンFRB議長の議会証言以降、米利上げペースの鈍化が意識されており、
ドル円は下値模索の地合いが続くと予想します。ドル円の下落によりクロス円もやや軟調、
通貨別には原油に連れ高の豪ドル以外売られています。

本日は、昼ごろに日銀会合の結果が公表されます。大方の予想は特に変更なく
現状維持なのですが、「日銀内でETF買い入れの持続可能性について懸念の声が
上がっている」と一部報道が出ており、マーケットも若干意識しているようです。

実際には、今回の日銀会合で修正することはほぼないと思われますが、
15時30分からの黒田日銀総裁の記者会見ではそれに準じた質問が出る可能性があり、
今後の動向には注意が必要でしょう。

将来的には、株価水準が高く一部の銘柄に影響を受けやすい日経平均連動型ETFの買い入れを
減らし、TOPIX連動型を増やすような感じで意見がまとまるのではないかと思われます。

<米主要企業決算発表が続く>

米主要企業決算は、強弱混じっているものの比較的堅調な結果が続いています。
しかし、昨晩は決算を受けIBMが-4.2%安になるなど極端に悪いものも出ているので、
注意は必要でしょう。

<米主要企業決算発表予定>

7/20(木)
アメリカン航空
マイクロソフト
ビザ

7/21(金)
GE
ハネウェル

【経済指標】
★★★
21:30 (米) 新規失業保険申請件数  前回:24.7万件  予想:24.5万人

【本日の予想レンジ】
・ドル円	111.00〜112.30	↓
・ユーロ円	128.00〜129.50	↓
・ポンド円	144.00〜146.50	↓
・豪ドル円	88.00〜89.50	↓
・ユーロドル	1.1450〜1.1650	↑
・ポンドドル	1.2950〜1.3100	↑
・ドルスイス	0.9450〜0.9600	↓

【通貨の強さ】
豪ドル>ユーロ>ポンド>ドル

【注目通貨】
・ユーロ(緩和縮小期待による買戻しが継続中)

2017/07/18

為替太郎さん

主要通貨に対してドルの下落が続く

みなさんこんにちは。
関東は連日の夏日。
いよいよ夏本番の季節です。

さて、昨日のニューヨーク市場では、既存の流れを引き継ぎ、またもドル安方向になりました。

先週末に、米消費者物価指数が予想を下回るなど、アメリカの指標がさえないもので、
年内追加利上げ観測はますます後退したことに加え、中国の第2四半期のGDPが、
前年同期比6.9%増となるなど中国の経済指標が強かったことも手伝って、
ドルは主要通貨に対して、10カ月ぶりの安値水準まで下落しています。

また、中国のGDPが市場の予想を上回る水準であったことで、新興国通貨もまた、
ドルに対して堅調に推移する展開でした。

FRBは、年内に追加利上げをするものと考えるのが市場の大方の見方でしたが、
ここに来て状況が変化しています。

市場参加者の間では年内利上げは難しいかと見るほうがむしろ優勢になりつつあります。

連休明けの東京市場ですが、先週末から昨夜にかけての欧米市場の流れを受けて、
朝方から弱含みになっています。

日経平均は寄り付きから下げて始まり、前場の取引時間中もじりじりと下げて
1万9943円14銭まで下落。結局2万円を割り込んで前場を終えています。

これを受けてドル円も円高方向にじりじり進んでいます。
ドル円は、112円前半まで円高が進み、112円割れも視野に入る水準に達しています。

これにより輸出関連銘柄を中心に株価が下落し、リスクオフから円高の流れが展開されています。

一方、ユーロドルが昨年5月以来となる水準まで上昇してくるなど、依然として
ユーロ上昇の流れは継続しています。

現時点では、ユーロ優位のトレンドは明らかです。また、豪ドルに関しても、
RBA議事録要旨をきっかけに非常に強い推移になっています。

もっとも、先週金曜日にはダウ平均とS&P500が高値を更新するなど、依然としてアメリカ経済は
底堅い状況にあり、短期で一定を超えて激しい円高に向かう可能性は低いものとみられます。

日経平均が頭打ちの現状では円安方向に進んでいく材料は乏しいですが、
ひとまずドル安基調は、徐々に膠着状態に進んでいきそうな気もします。

17:30	英6月消費者物価指数
17:30	英6月小売物価指数
17:30 英6月生産者物価指数
18:00	独7月ZEW景気期待指数
18:00	ユーロ圏7月ZEW景気期待指数
21:30	米6月輸入物価指数
23:00	米7月NAHB住宅市場指数
29:00	米5月対米証券投資

2017/07/17

ダメおやじさん

本日は目先を睨んだ展開か!

こんにちは、ダメおやじです。

先週末の米消費者物価の結果で米利上げ観測が後退しドル円は大きく下げましたが、
本日は東京が祭日のため国内実需の買いも出そうもなく海外待ちとなりそうです。

NYではNY連銀製造業景況指数が有りますが、先週末の指標や動きを見ての
米金利を睨んだ展開となりそうですね。

注目は先週末に大きく上昇したポンド円、ポンドドルの動きですね。
本日も何時ものように欧州序盤から動きそうです。

ポンド円は目先、7月11日の147.77円を越えて直近高値の148.10円を越えれるかですね、
越えてストップを巻き込むようなら売りたいとは思っています。
下値は本日は146.50〜146.70円は買われそうです。

ポンドドルは1.1310台は1年来の高値です。
ここから大きく買われる動きではないと思っており、欧州で噴けばポンド円同様に
売りも考えてますが明日の英消費者物価を見極めるのが良さそうで、
本日は目先狙いで動きたいです。

頑張りましょう。

2017/07/14

しーさん

押し目買い狙いを継続

ハト派色の強いイエレンFRB議長の議会証言を受けて米債利回りが下落し、
その影響でドル円は一時112円台まで下落していましたが、
昨日は下落は一段落して113円台前半での推移となりました。

ユーロドルはやや下落、ポンドドルは上昇と、ドルストレートはまちまちとなっており、
ドル売りというわけではなく、米債利回りと相関の高い状態となっています。

イエレン議長の上院での議会証言は、前日と内容はほぼ同じであったころから
大きな反応はなく通過しました。本日は以下のイベントが予定されています。

18:00 欧・ユーロ圏5月貿易収支
21:30 米・6月消費者物価指数
21:30 米・6月小売売上高
22:15 米・6月鉱工業生産
23:00 米・7月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
23:00 米・5月企業在庫

注目はNYタイムの米CPIと小売売上高。CPIは先月はー0.1%となり物価は下落に転じていました。
一時的なものとしてイエレン議長はノイズと言い切っていましたが、2ヶ月連続での
マイナス値となった場合はFRBの見通しに綻びが生まれるため一気にドル売りとなるでしょう。

予想値+0.1%に対して上振れした場合は、先日の下落分を取り戻すように
再上昇となるのではないでしょうか。

今週はドル円やクロス円も含めて上昇が一服し、一時調整的な下落局面となっていますが、
中期的な目線としてはドル買い、ユーロ買いで変わっていないという考えでいます。

FRBは今後バランスシート縮小に向けて準備を進めるでしょうし、ECBは9月の理事会で
テーパリングを発表との報道がでています。

また、日銀は無制限指値オペをしたのは記憶に新しいところで、JGBの利回り上昇を
阻止する姿勢をとっていますので、円売り地合いに変わりはありません。

よってドル円やユーロ円については、押し目があれば買い狙いで問題なしと見て、
下落時にはポジション構築をしていきたいと思います。

ただ、本日は3連休前の金曜日でもあるので、大きく動くことは期待薄かも知れません。
エントリについてもポジションを持った後についても、焦らずじっくりと育てていく
気持ちで見ておくとよいかもしれません。

2017/07/13

ZEROさん

カナダ中銀が利上げ実施

12日はイエレンFRB議長議会証言に注目が集まりました。
証言は23時〜でしたが、証言原稿が伝わってきた21時半に動きが出ました。

全体的に見て「利上げが加速しそうにない」内容でした。

市場もややハト派的との判断からドル円は下落しました。
ただし、バランスシート縮小に関して「比較的早期に開始」を維持しており、
タカ派的な証言も混じっていたと思います。

結局「ドル売り+米株買い」という反応になりました。

カナダ中銀は利上げを実施(0.50%→0.75%へ)主要国では米国に次ぐ
2番目の利上げサイクル入りとなりました。

為替市場は、ポンド・ユーロ・カナダ・豪ドルが強く、
利上げ加速は無さそうな米ドルが5番手、円が最後方となっています。

基本的には強い(タカ派)通貨が買われ、買われ過ぎたりリスク要因が
浮上すると巻き戻すという環境かと思います。

米国株が崩れると本格的な円高になると考えられます。
まずは2015年同様、夏枯れの8月に崩れるかどうか注目です。

投資戦略は、買い持ちしていたユーロドルを全て利食い。
最大でも10月までを見て、ドル円戻り売りとします。

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2017/07/12

とあるエンジニアKさん

クロス円の胸突き八丁

7月に入り、いよいよ暑さも本格的なものとなってきました。
この時期になると高校野球の地方予選のニュースが入ってきており、
全国4000校とも言われる頂点を目指して各地で熱戦を繰り広げています。

テレビで見る甲子園も非常にアツいものですが、地方大会の方が等身大で
かつての自分を思い出させてくれます。今では考えられないほどに毎日練習して
汗をかいていましたが、15年も経つと全て良い思い出に昇華するものです。

【本日の指標】
 
本日はイエレン氏による下院証言が予定されています。
事前の予想は目立つものはありませんが、様子を見るという観点から
それまでは大きく相場が動かないのではと予想しています。

雇用面で非常に好調な米国であることは間違いなく、
注目されるのは今後の政策金利の動向でしょう。

その後、NY時間においてはFRBによるベージュブックの公表が予定されており、
こちらも注目すべき本日の指標群です。

【本日の戦略】
 
じわじわと伸び続けたクロス円でしたが、ここにきて上値の限界を迎えております。
ドル円では114円で長い上ヒゲを出して昨日と変わらない水準に、
ポンド円でも同様に146円を越えたあたりで上昇が鈍くなってきました。

週の戦略でも述べましたが、このあたりはクロス円にとっての胸突き八丁で、
レンジ相場であると考えるのであれば、これ以上の伸びは期待できず、
ここから下落相場が始まるポイントを迎えようとしております。

ファンダメンタルの後押しがほしい場面でありますが、先週の雇用統計の結果が
大変よかったのにも関わらずある程度のところで頭が抑えられる展開。

株価も上値が重く、ここは厳しい局面か。売りに入るのは早計ではありますが、
途転の可能性も頭に入れつつ取引を心がけたいところ場面です。

2017/07/11

しましまさん

小動きも円安基調は継続

昨日は全体的に小動きも円安基調は継続し、ドル円は113.90円台〜114.30円で推移、
ユーロ円も130.40円の高値を付けました。

今日は主な経済指標の発表はありませんが、引き続き円安基調が続くか見ていきたいです。

昨日のドル円は、113.90円〜114.30円での小幅な値動きでした。
今日堅調な動きとなると114.50円〜114.80円付近まで上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると113円台後半〜113.50円付近への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは1.13ドル台後半〜1.14ドル台前半での小幅な値動きでした。
今日堅調に推移すると1.1450ドル付近まで上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.1350ドル付近への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2017/07/10

為替見習さん

雇用統計の結果を受けた欧州市場動向(株式・商品含む)に注目

先週金曜の為替相場は、米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大きく上回り、
前回値も上方修正されるなど強い内容でドル買いとともに円売りの動きが加速。
そのため週明けの今日は、この雇用統計の結果を受けて欧州市場がどう動くか、
というところが最大のポイントとなりそうです。

またここ最近の流れとしては、ドラギECB総裁発言やECB議事録によって
欧州系通貨の強さがある程度強いということ、円が弱い状態で推移し続けていることなど
ある程度地域間の傾向がはっきり出ているので攻めやすい状況と言えますから、
大きな流れを常に頭にいれておくと良さそうです。

このような中で今日のイベントとしては、ドイツの貿易収支やユーロ圏財務相会合がありますが、
それほど重要度は高くないので、欧州市場動向や株式、商品市場と為替の連動に注目し、
欧州系通貨、北米通貨、円といった切り口から見ていきたいところです。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントはオセアニアや北米が強く、
欧州系と円が弱いということ。つまりこれまでの大きな流れのなかにおいて
雇用統計によって欧州系が少し弱くなる変化が出たというところがポイントですね。

また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは上記の力関係の影響で、
全体的に上向きで円売りが進めばロングのチャンスとなる状態であること。

そのため今後円安が加速すれば力関係上強い通貨を買って、
円を売るという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

逆にここから円が強い位置に変化して円買いとなれば、
各通貨の短期トレンドは悪化してフラット化しますし、
勢いが強く出れば下向きに変化することとなります。

そうなると今度は逆にショートのチャンスとなりますし、
力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが最も低リスク。

また今週は水曜、木曜にイエレンFRB議長の半期議会証言が予定されていますから、
取引をする際には極力当日決済としてリスクを抑えるのも重要ですね。

翌日に持ち越すことで夜中寝ている間の変動によるリスクが増えますし、
イエレン議長の証言までに調整が入ったりしても対応しやすいと思います。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2017/07/07

斉藤学さん

米6月雇用統計を控え、様子見ムードと予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは-1ドル安とほぼ変わらず、日経平均株価は-87円安の19994円で引けました。
ドル円は一時112.90円まで下落したものの、ロンドン時間以降は113円台を回復しています。

【前日の結果】
・ダウ平均   21320.04(-158.13 -0.74%)
・日経平均   19930(-40 -0.20%)
・NY金先物   1223.30(+1.60 +0.13%)
・NY原油先物  45.52(+0.39 +0.86%)

【経済指標】
★★★★
23:00	(米) 6月ISM非製造業景況指数  前回:56.9  予想:56.5  結果:57.4

【本日の戦略】

<ドルは堅調に推移、ユーロが一段高に>

ドル円は、株安の地合いにより売られる場面はあるものの、113円台を底堅く維持しています。
米10年債利回りが2.368%へ上昇していることもあって、ドル買いがサポートされました。

一方、昨晩公表されたECB議事録では、「資産購入拡大の用意」という文言の削除が
議論されていたことが明らかになりました。市場ではむしろ、QE縮小への期待も
持ち上がってきており、ユーロへの買いが続いています。

今まで、債券の買い入れがユーロの利回りを下げてユーロ売りを誘発してきていたので、
それがなくなればユーロの買戻しも強まっていくことになるでしょう。

逆に、これまでユーロ安の恩恵を受けてきた欧州株は売られることになるため、
株式市場低迷による円高には注意が必要です。

<21時30分に米6月雇用統計が発表>

今晩、21時30分に米6月雇用統計が発表されます。前哨戦となる米6月ADP全国雇用者数は、
予想+18.8万人に対し結果+15.8万人、前回値が+25.3万人から+23.0万人へ下方修正されており、
内容はよくありませんでした。

先日のFOMC議事録では、「足元のインフレ下押しは一時的」との判断がなされていたため、
その認識が正しいのかどうか確認したいところ。予想地付近であれば問題ないのですが、
再び下振れした場合は米利上げペースの鈍化が懸念され、ドルが大きく売られることになります。

【経済指標】
★★★★★21:30	(米) 6月非農業部門雇用者数  前回:+13.8万人  予想:+17.7万人
★★★
21:30	(米) 6月平均時給 (前月比)   前回:+0.2%   予想:+0.3%

【本日の予想レンジ】
・ドル円	112.00〜114.00	→
・ユーロ円	128.50〜130.50	→
・ポンド円	145.00〜147.50	→
・豪ドル円	85.00〜86.50	↓
・ユーロドル	1.1300〜1.1500	↑
・ポンドドル	1.2900〜1.3050	↑
・ドルスイス	0.9500〜0.9700	↓

【通貨の強さ】
ユーロ>ポンド>ドル>豪ドル

【注目通貨】
・ユーロ(QE縮小への期待感も)

2017/07/05

為替太郎さん

北朝鮮の弾道ミサイル発射に起因するリスクの高まりで円高相場

為替相場は、韓国の韓民求国防相が、議会において、北朝鮮が6度目の核実験を
実施する可能性が高いと明らかにしたことで、やや円高方向に振れています。

これを受け今日のドル円は、113円台の前半から、112円80銭付近まで下落しています。

朝鮮半島情勢の緊迫化で、地政学的なリスクが一段と高まっており、
目先では市場関係者によるリスク回避的な円買いがますます強まる傾向です。

また地政学リスクによるリスクオフ基調を受けて、今日の株式相場も軟調に推移しています。
日経平均株価も下落して始まり、その後も下げ幅を拡大し、節目となっている2万円を
割れる水準になっています。

昨日4日には、北朝鮮は日本海に向けて弾道ミサイルを発射しましたが、
これは、北朝鮮の主張している通り、大陸間弾道ミサイル、いわゆるICBMだったと
メディアで報じられています。

従来、アメリカ本土を直接核攻撃可能となる大陸間弾道ミサイルの配備に関しては、
アメリカ政府がレッドラインとみていると指摘されてきました。

核実験、ICBMといわゆるレッドラインの事象が続くことで、ここにきてアメリカによる
武力攻撃の可能性すら無視できないステージになっています。
ひとまず、為替も株もリスクを取っていきにくい場面といえそうです。

一方の欧州通貨ですが、先週は、欧州をはじめとする複数の国の中央銀行関係者から、
タカ派的な発言があったことで、とりわけECBが金融引き締めに動くのではないかとの
観測が強まって、ユーロ高相場でした。

ただ、目先ではECBが行き過ぎたユーロ高に対して懸念を表明するなど、
昨日から、ひとまず踊り場に入りそうな雰囲気です。

昨日はニューヨークが休場だったので、欧州市場はリスクオフ基調のほかは大きな動き
だったわけではないですが、今日の欧米時間からは再びトレンドの方向性が出てきそうです。

ひとまず、欧米時間までは様子見でしょう。
実際に朝鮮半島情勢がエスカレートしていく可能性は高くないと思われますが、
今の地合いでは円が買われ、株式が売られるのはやむを得ないでしょう。

16:50	仏6月サービス業PMI
16:55	独6月サービス業PMI
17:30	英6月サービス業PMI
18:00	ユーロ圏5月小売売上高
23:00	米5月製造業受注指数
27:00	米FOMC議事録(6月13・14日分)

2017/07/04

ダメおやじさん

ドル円は目先は押し目を買われる展開!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日のドル円は都議選で自民党が大敗したことを受けて112.03円と
窓を下に空けてスタートしましたが根強い国内実需の買いや米金利の上昇で
欧州序盤には112.94円まで上昇しました。

その後は少し揉みあいましたが欧州通貨に対するドル買いや
ISM製造業景況指数が良く113.40円台まで上昇しました。

昨日はNY市場は短縮取引、本日は休場のため東京から米大手投資会社による米債券の
手仕舞い売りで米金利が上昇、更に自民党大敗で安倍政権が再び景気押し上げに動く
予想で日銀は当面、出口戦略は描けないとの観測で円売りとなりました。

本日は東京では日経平均の動向、海外ではNYが休場のため欧州通貨主導の
動きとなりそうです。

ポンド円はポンドドル安から弱含みでしたがドル円高で一時146.93円まで
上昇し日足では9日連続陽線ですが上げ幅は限定的でした。

本日のドル円は上値は113.80円付近まででしょうね。
下値は113円割れは買われそうです。
昨日113円を越えてきたため目先的には押し目買いが有利のようです。

ポンド円はポンドドルが下げればドル円高で相殺され下げませんね。 上値は147.30円付近と見ています。 下値は146.20円、145.80円でしょうね。 148.10円狙いの可能性も強そうですが噴き値は売りたいです。 本日も頑張りましょう。

2017/07/03

しーさん

クロス円の買い時到来

すでに2017年も半分が経過し、今週から7月相場が始まります。

上半期はトランポノミクスの期待感後退や、フランス大統領選挙に向けた
リスク回避などで円高傾向となりました。
ですが株価については世界的に大崩れはせずに堅調だったとの印象です。

原油価格が底を打った後に戻すに連れて、物価上昇や金利上昇の期待感が増して
リスク選好となるのか、下半期の相場は上げ相場となることを期待したいと思います。

本日は以下のイベントが予定されています。

08:50 日・6月日銀短観
10:30 豪・5月住宅建設許可
10:45 中・6月財新製造業PMI
16:50 仏・6月製造業PMI(確報値)
16:55 独・6月製造業PMI(確報値)
17:00 欧・ユーロ圏6月製造業PMI(確報値)
17:30 英・6月製造業PMI
18:00 欧・ユーロ圏5月失業率
22:45 米・6月マークイット製造業PMI(確報値)
23:00 米・6月ISM製造業景況指数
23:00 米・5月建設支出

先週はユーロやポンドが急伸し、クロス円の上昇が著しい週となりました。
今週も基本的にはこの流れが継続すると考え、ユーロ円やポンド円の買いを 狙いたいと思いますが、もし買い遅れている人がいる場合は少しでも良い水準で 買いたいと考えていると思います。 本日の英欧指標イベントは押し目を提供してくれる材料となるかという 視点で見ていきたいと思います。 とはいえ各指標の注目度はそれほど高くありません。 あまり指標による押し目は期待せずに欧州タイムからの相場自体の流れを見て エントリしていきたいところです。 ポンド円については148円が直近高値として意識されますが、 他の通貨ペアが高値越えをしている中で、利上げ期待が高まるポンドも 高値を越える公算が高いのではないでしょうか。 先週の終わり方からしても、まだまだ上昇意欲は高そうなので、 150円を目指してポンド買いを仕込んでおきたいと思います。 またユーロ円についても買い推奨と考えていますが、こちらはすでに 高値越えを達成しており、節目などで利確が出やすい形となっています。 130円をターゲットとして押し目買いのチャンスがあれば積極的に 狙っていきたいと思います。

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