兵ブロガーバックナンバー(2017年12月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2017年12月

2017/12/28

為替太郎さん

年末相場で材料も動意も希薄。レンジ相場か。

みなさんこんにちは。
いよいよ今年も相場も大詰めになりましたね。

年内の取引も今日と明日の大納会を残すだけになりました。
ほんとうに、一年はあっという間ですね。

さて、昨夜のニューヨーク市場は、年末相場の様相でした。

休暇シーズンの中でのポジション調整色が強く、総じて薄商いのなかで、
アメリカ国債が上昇しています。一方、ドルは主要通貨に対して軟調となりました。

個別にみていくと、資源価格の上昇により、資源国通貨が上昇したほか、
ユーロの高値が目立っています。

ユーロは、円に対しても堅調。ユーロ円は134円台後半をつけています。
もっとも、ドルは主要通貨に対して軟調だった中で、ドル円だけはドルが上昇しています。

今日も、昨日に引き続き、月末要因によりアメリカ国債が買われやすい状況です。
今日明日の段階では引き続き、本格的なドル買いは生じにくいように思います。

とはいえ、この先のドルが軟調といえるのかというとそれも微妙。チャート的には、
今の為替相場には、明確な動意がない状況ともいえますので、下値は限定的でしょう。

実際、今日の東京市場では、ドル円は113円台前半での動きになっており、
昨日からあまり動いていません。

日経平均株価はやや上昇して始まりましたが、取引時間中に一時マイナスに転じるなど、
株式市場もまた。明瞭な動意がない状況になっています。

今後の指標・イベントに目を転じても、もう年末大詰めということもあり、
直近ではこれといった材料がない状態です。

ドル円は、113円から下は、テクニカル的にサポートが強めとみられており、
割り込んでいきそうな雰囲気ではありません。

しばらくは現在の水準での取引が継続する可能性が高いでしょう。
年内は今のレンジを脱する可能性は高くないと思います。

材料としては、今日はニューヨーク時間に米新規失業保険申請件数及び
12月シカゴ地区購買部協会景気指数などの発表が予定されています。

今の状態だと、これらの指標に多少の強弱があっても、
反応して大きく動く可能性は高くないでしょう。

現段階では積極的に行く局面ではないと思います。
戦略としては、年明けの本格的な動き出しを待って、
次のトレンドを見極めるのが賢いと思います。

18:00	ECB月報
22:30	米新規失業保険申請件数
22:30	米11月卸売在庫
23:45	米12月シカゴ購買部協会景気指数

2017/12/27

ダメおやじさん

全市場が正常化、動き待ち!

こんにちは、ダメおやじです。

今年も本日を含めて3営業日となりました。
全精力を込めて踏ん張りたい所ですが、動きがなければ手も足もでないですね。

今週に入りドル円は113.30円付近で膠着状態です。
週明けは東京以外の全市場、昨日は欧州が休場となれば仕方もないですが。

本日から全市場が正常化します。
動きが有れば良いのですが、まだ休暇中の投資家も多い感じで
特段の材料にも乏しいので果たしてですね。

ドル円は戻しても113.63円越えは難しく113.50円付近まででしょうね。
下値は113円、112.80円と見ています。

指標は米消費者信頼感が有りますが、米金利動向、株価動向でしょう。

今の様な動きの時はジックリと構えてチャンスを待つ、
なければ見送りが良いでしょう。
中途半端なエントリーは避けたいですね。

頑張りましょう。

2017/12/26

しーさん

動かなければ始まらない

昨日はクリスマス休暇で東京市場以外は休場でした。東京タイムもほとんど動きがなく
開店休業状態であったため、トレードできる状況ではありませんでした。

本日もシドニーやロンドン市場は休場となっています。
米市場はオープンしており、昨日に続き動意の少ない相場となる可能性が高いですが、
昨日よりは参加者がいるため急な値飛びには注意しておきましょう。

ドル円の日足チャートを見てみると、113.60〜113.70円でダブルトップとなっています。
今週このゾーンを上抜けることができれば、値幅的に115円付近までの上昇が
期待できる形となりますが、ファンダメンタル的にはそこまでドルが買われる
要因がないためかなり期待薄となります。

IMMポジションを見ても、ドル円ポジションは9週間ほど高止まり状態です。
この12月にFOMCが利上げをして、今後半年以内にはさらに利上げする見込みのため、
スワップに焦点が行く方もいることでしょう。
税制改革法案も無事成立し、10年間の1兆5000億ドルの減税によってGDPへの貢献が期待できます。

長期スパンで見ればドル買いなのでしょうが、足元ではポジションが
最高水準に達している中で、さらにドル買いが進行するとは考えにくいです。

ビットコインが高値圏から暴落し、現金化して為替に戻ってくると考えても、
為替トレーダーが仮想通貨に手を出している率はわずか数%。
規模的に見てもドルの押し上げ効果は低いと思います。

というわけで、相場の動かない中で徒然的にアレコレ考えていますが、
何はともあれレートが出てボラティリティがあがってくれないと話になりません。
動かない日はおとなしくしておいて、動きがでるまで待つことにしましょう。

2017/12/25

ZEROさん

東京市場以外はクリスマス休場

本日は東京市場以外はクリスマスのため休場となっています。
基本的には閑散小動きが予想されます。
クリスマス休暇明けからの値動きに注目したいと思います。

26日には日11月全国消費者物価指数が発表されます。

来年は引き締め(テーパリング)や利上げペースの強弱感が、
為替市場のトレンドを決めると思われます。
賃金含めたインフレ関連指標に注目しましょう。

米国、英国、カナダが利上げ、欧州のテーパリングへ向かう中、
日本だけが緩和解除が見えていません。
金融政策の違いから通常は円安になりそうです。

リスク要因が浮上すれば、ポジションを閉じる動きから円高に振れ、
リスクが解消すれば円安に振れるという繰り返しになりそうです。

投資家らは円ショートを積み上げてくると思われます。
IMMポジションから円売りの限界点を探りつつ、トレードしていく事になりそうです。

最新のIMM円ショートは11万枚台で高止まり。
直近最大の135,999枚が近く、どの程度余力があるかが鍵になりそうです。

投資戦略は中期(3か月)でドル円戻り売りとします。

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2017/12/22

とあるエンジニアKさん

もうひと伸びほしいドル円、打開は年明けか

2017年もあと1週間とちょっと。この時期になると頭のなかに「雪が降る町」が流れ出すのは
来年年男を迎える年齢だからでしょうか。このクリスマス直前から年末に向けての雰囲気が
一年間で最も年を感じさせる時期です。

【本日の指標】
 
本日はNY時間において個人消費支出や住宅関連の指標がちらほら。
しかしながらクリスマスシーズンとあってロンドン、NY時間の値動きが極めて少ない
今の相場は指標による相場への影響はほとんどないものと見て間違いなさそうです。

【本日の戦略】
 
クリスマス相場ですね。欧州から米国時間における値動きが極端に少ない日々です。
つい先日、米国議会においてトランプ大統領就任後初めてとなる大規模な税制改革が承認され、
相場に対して好影響を与えるものと思いきや、反応したのは株式相場のみで、
為替相場に対しては影響を与えることはありませんでした。

今回の税制改革は法人税の大幅な引き下げが目玉となり、実に30年ぶりという
記録的な出来事。企業の業績、雇用の回復等々、様々な恩恵がもたらされると大統領自ら喧伝中。

今回の政策によって財政赤字が膨らむという懸念もあるものの、
株式相場はそれをポジティブインパクトとして捉えた模様です。

日本の株式相場もほぼほぼ頭が抑えられている状況にあり、これ以上の伸びは
今年一年間随所に見られた米国の株式相場頼みといったところなのでしょうが、
今回のファンダメンタル要因でもなかなかブレイクしない株式相場では、
今年のニュースは打ち止めといった感があります。

当然株式相場に大きく依存している為替相場も動きが少なく、
ドル円もごく狭い範囲でのレンジ相場を形成中。113円半ばに到達し、
レンジ上端である114円を目指す場面なのかもしれませんが、勢いにかける状況。

おそらくこのままどちらともつかない状況はクリスマス中継続し、
新たなトレンドを期待できるのは年明け以降となるでしょう。

2017/12/21

しましまさん

円安の流れに、ドル円113円台維持できるか

昨日はクリスマス前で薄商いの中、米長期債利回りが上昇したこと等を受け
ドルが買われドル円は113.47円まで上昇しました。
クロス円も堅調な動きとなり、円は全面的に弱い動きとなりました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

 - :日銀金融政策決定会合
22:30:米・新規失業保険申請件数
22:30:米・12月フィラデルフィア連銀製造業指数
22:30:米・第3四半期GDP・確報値
22:30:加・11月消費者物価指数
22:30:加・10月小売売上高

昨日のドル円は、東京時間は112円台後半〜113円台前半、欧州・NY時間は113円台を
維持しながら緩やかに上昇し113.47円の高値を付けました。
今日堅調な動きとなると113円台後半〜114円付近まで上昇できるか見たいです。
一方、反落の動きとなると113円付近、まだ下へ行くと112.50円付近への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京・欧州時間は1.1830ドル〜1.1850ドル台、NY時間は
一時1.19ドル台を付ける上昇となりました。
今日も堅調に推移すると1.19ドル台中盤まで上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.18ドル台中盤〜前半までの下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2017/12/20

為替見習さん

英党首討論、米中古住宅販売件数に注目。そろそろ年明け相場の準備を

昨日の為替相場は、全体的に欧州系通貨の強さが継続するとともに、
円が弱い位置で推移して円安傾向となったものの、終値ベースの変動率は低めで、
だんだん年末相場らしい状況となってきましたね。

今日も一応イベントとしては英党首討論や米中古住宅販売件数などが予定されていますが、
クリスマス&冬休み前で各国市場ともに市場参加者が減ってきている状況です。

このように市場参加者が少なくなってくると、例年飛ぶような値動きが出ることも多く、
相場が読みにくくなりますから、各通貨の力関係変化をチェックする程度にしておき、
あまり過度な動きに期待せず、年明けの相場に意識を向けていきたいところ。

特に年明けは日本が正月気分のなか海外勢はいきなり本格的に動いてきますし、
変動も大きくなって最初の大きなトレンドが出来やすいのが毎年のパターンなので
そこに向けて戦略を練っていくのが良さそうです。

ではまず火曜オープンからクローズまでの力関係変化を対円変動率で見てみると、
EURが0.80%、CHFが0.38%、GBPが0.32%、USDが0.30%、
AUDが0.27%、CADが0.18%、NZDが-0.02%となっていて、
力関係は【EUR>CHF>GBP>USD>AUD>CAD>JPY>NZD】という形に。

月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【GBP>CHF>EUR>AUD>JPY>CAD>NZD>USD】でしたから
欧州系通貨が強い位置を維持していること、円が弱い位置に変化したこと、
ドルがやや位置を上げたこと、終値ベースの変動率が低めであることなどがわかります。

続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、全体的に上向き気味で、
円売りの動きが出ればロングのチャンスになる状況。

そのため今後は円を軸とした動きが最大のポイントで、
ここから円売られる展開になれば各通貨の短期トレンドは改善し、
明確な上向きとなってロングのチャンスになる通貨ペアが出てきます。

この場合は力関係上強い通貨かつ値幅が出やすい通貨を買って
円を売るという形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円買いの動きが出た場合には各通貨の短期トレンドが悪化し、
勢い次第で明確な下向きのものが出てきて、ショートのチャンスに。

この場合には力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが
最も低リスクかつ高リターンを狙える方法となりますね。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張りましょう!

2017/12/19

斉藤学さん

株高円安の地合いと予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは+143ドル高の24651ドルと史上最高値を更新、日経平均株価も+348円高の22901円と
上昇して引けました。ドル円は、112円台半ばで底堅く推移、クロス円も買い優勢です。

【前日の結果】
・ダウ平均  24792.48(+140.74 +0.57%)
・日経平均  22930(+245 +1.08%)
・NY金先物  1265.50(+8.00 +0.64%)
・NY原油先物 57.16(-0.14 -0.24%)

【経済指標】
★★★
19:00 (ユーロ圏) 11月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) 前回:+1.5% 予想:+1.5% 結果:+1.5%

【本日の戦略】

<株高のなか、為替は底堅く推移>

昨日のドル円は112円台半ばで底堅く推移、一時112.83円まで上値を伸ばす場面もありました。
ドルストレートが上昇したことで、クロス円も買い優勢です。
米10年債利回りは2.391%へ上昇、2.400%台を回復できればドル円も113円台が見えてきます。

NYダウが、+140ドル高の24792ドルと史上最高値を更新して引けていることもあって、
米税制改革の年内成立への期待感からリスクオンムードが続くと予想します。

日経平均先物も、時間外で+70円高の22972円と続伸、23000円の節目を試せればもう少し
円安が進むでしょう。ドル円の上値は112.80円や113.00円がレジスタンスライン、
下値は112.10円がサポートラインです。

<南アフリカランドが+2.5%超の急騰>

通貨別には、南アフリカ与党ANCの新議長を選出する党大会で、
汚職や経済の立て直しを主張し実業界出身のラマポーザ副大統領が勝利したことで、
南アフリカランドの急騰が目立っています。
+2.5%超と3月27日以来の高値を付けており、本日も買いが継続中。


【経済指標】
★★★
22:30 (米) 11月住宅着工件数  前回:129.0万件  予想:125.0万件

【本日の予想レンジ】
・ドル円	112.00〜113.50	↑
・ユーロ円	132.00〜133.50	↑
・ポンド円	150.00〜152.00	↑
・豪ドル円	85.80〜87.00	↑
・ユーロドル	1.1720〜1.1900	→
・ポンドドル	1.3300〜1.3480	→
・ドルスイス	0.9800〜0.9950	↑

【通貨の強さ】
ポンド>豪ドル>ユーロ>ドル

【注目通貨】
・円(株高による円売りに期待)

2017/12/15

為替太郎さん

方向性の明瞭でない相場。今夜の指標待ち。

みなさんこんにちは。
今年も残すところあと少しになってきました。
引き続き頑張っていきましょう。

さて、今日の為替市場は、ポジション調整の色彩が強い株式市場の動向の影響を受け、
ややリスクオフ方向への雰囲気が強まっています。

株式市場は、朝方から売り先行の展開になっています。
前場の引け値でも、日経平均は約1週間ぶりに節目となる2万2500円を下回っています。

もっとも今日の下落は大型株が主導するもので、機関投資家による利益確定が
その要因となっているとの見方もあり、今後も継続して下げていきそうな雰囲気はありません。
下げ幅も限定的です。

今日の株式市場の動きは、基本的にはテクニカルな要因と需給要因による動きとみるべきでしょう。
そして、それを受けた為替市場も、円高に明瞭な方向感というわけではありません。

今のところ、ドル円は、112円前半を中心に動いています。株価の軟調も円高材料になっており、
上値が伸びていきそうな感じではありませんが、かといって112円を割りそうな感じも弱いです。

株価が大きく下げてこない限りは、今日は、海外時間には12月ニューヨーク
連銀製造業景気指数や11月鉱工業生産などが予定されていることからも、
ドル円はそれを前にして大きくトレンドを伴って動くような状況ではないと思います。

なお、昨夜は、ドルが112円付近まで下落する局面もありました。

株式市場が冴えない中で、税制改革法案の審議に関し、共和党の上院議員の発言に関連して、
審議の難航、法案成立に関する見通しが一段と不透明化したことが材料です。

また、ECB理事会の理事会も開催されました。ECBでは、政策金利の据え置きとなりましたが、
域内のインフレ見通しが引き上げられたことで、一時的にユーロが上昇する場面もありました。

しかしながら、ドラギ総裁が、金融緩和の継続に関して、その必要性を改めて示したことで、
再びユーロ売りに傾きました。

いずれにせよ、今のところ、各通貨ペアともに一進一退の状況であり、
今晩のニューヨーク市場の各種指標までは、動きを決めにくい雰囲気ですね。

16:00	トルコ9月失業率
19:00	ユーロ圏10月貿易収支
22:30	米12月NY連銀製造業景況指数
22:30	カナダ10月製造業出荷
23:15	米11月鉱工業生産
23:15	米11月設備稼働率
30:00	米10月対米証券投資

2017/12/14

ダメおやじさん

昨日はドルの全面安、本日はECBに注目!

こんにちは、ダメおやじです。

今週に入り113.50円中心に動きがなかったドル円ですが昨日はFOMCでは予想通り
0.25%の利上げをしましたが既に織り込みで来年の利上げペースが市場が
期待した4回ではなく3回だった事や2人の委員が今回の利上げに反対したため
米金利が低下し112.49円まで下落しました。

ポンドドル、ユーロドル、豪ドルドルなどドルストレートは
大きく上昇しておりドルの全面安でしたね。

本日はBOE、ECBが有り昨日以上に動きが有りそうです。
BOEは金融政策に変更はないと思いますが市場では英のインフレ動向から
利上げ期待も有るようです。

注目はECBとドラギさんの発言ですね。
金融政策に変更はないと思いますがドラギさんの発言内容がタカ派的になるか
ユーロ高阻止でハト派的な発言になるか注目です。

NYでは米小売りやNY株価、米金利動向で動きそうです。

後は米税制改革期待も有るようですが既に織り込んでいるようで
寧ろ昨日の上院補欠選挙で民主党候補が当選とかエルサレム問題とか
政権運営の危うさが出てくるかもしれないです。

ドル円は未だレンジ内の動きですが少し戻り売り有利になったのではないでしょうか。

本日は上値は112.80円、113円までで下値は112.20円台、
112円とは思っていますがユーロドルの動き次第でしょうね。

頑張りましょう。

2017/12/13

しーさん

FOMC待ち

今週のドル円は2日間でわずか40銭しか動いておらず、
相場的には面白くない展開となっています。
本日28時に発表のあるFOMCを前に積極的な動きはないものと見られますが、
もう一点はアラバマ州の選挙待ちというのもあるようです。

現在米国議会では税制改革法案の一本化に向けて調整中ですが、
上院の議席数100名に対し、共和党員は52名。アラバマ州の共和党候補である
ムーア氏は、未成年に対するわいせつ行為を糾弾されて当確が危ぶまれています。

ただでさえ拮抗している議席がさらに差が縮まるため、税制改革の行方にも影響が
あるかも知れないとなると、ますますポジションを積むわけにはいかない状況となります。

今夜のFOMCでは利上げが実施された後のドル円は反落と考えていますが、
アラバマ州の選挙の行方はどちらに転んでも反落につながると考えています。

ムーア氏が敗北した場合は前述の懸念からドルの頭は重くなりますし、
勝利した場合は法案通過の不安は解消されるものの、法案成立により
Sell the factが発生して反落との考えを持っています。

トレーダー業界では12月は利益を取りこぼさないようにリスクをなるべく
取らなくなりますが、その点もリスク選好にはなりにくい要因の一つでしょう。

FOMC以外では、22時30分に発表となる米CPIの結果にも注目です。
物価上昇に伴い、次回の利上げ時期と今後のFOMCのスタンスに変更がなければ、
反落したときの押しは大きなものにはならないでしょう。

ともあれ日中はFOMC待ちで動きが少ないでしょうから、本日は無理せず
様子見推奨としておきますが、反落の可能性が高いと考えるならば
ショートポジションを仕込んで明日の朝を迎えるのもよいでしょう。
個人的にはショートを仕込んで翌朝を待ちたいと思います。

2017/12/12

ZEROさん

FOMC、米税制改革法案に注目

11日のNY市場は、マンハッタンで爆発があったものの、史上最高値を更新。
ドル円は113円台で落ち着いた値動き。
今晩から始まるFOMCや、米税制改革法案の発表を待つ格好です。

2017年相場は世界的に株高が続き、○○ショック0回という1年でした。

円相場は堅調な株価と日銀以外の中銀が引き締めに向かう中、基本的には円安方向。
しかしながら、IMM円ショートが
足元12万枚程度溜まっていると見られ、ドル円の上昇余地も限られそうです。

米税制改革法案がドル高の材料になる可能性がありますが、
年内どこまで高値があるのかを見極めたいところです。
12月に上がったところは、2月末に向け中期で売っておきます。

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2017/12/11

とあるエンジニアKさん

ドル円114円を目指す相場もファンダメンタルが足りない相場

12月も半ばに入り、寒さも本格的なものとなってきました。
今年は暖冬が続いたここ最近の年に比較して、普通の寒さの年だという長期予報。
いつも以上に寒さを感じる冬と言えそうです。

【本日の指標】
 
本日の指標はほぼなし。特に指標を気にするべき一日ではありません。

【本日の戦略】
 
本日は雇用統計の明けの月曜日。
雇用統計の結果は事前の予想よりも良い値が発表された結果、
一時的ではありますがドル円相場が跳ねる場面もあったものの、
特段大きなインパクトを与えることなく一週間の取り引きを終えました。

今週はFOMCが予定されており、雇用統計においても今後の利上げ戦略に向けた
相場の期待感を感じていた場面ではありますが、結果としては静かに推移する相場です。

一方でダウ平均は雇用統計の結果に素直に反応し、上昇局面を迎えております。
これは日本にも波及し、週明けの本日はいよいよ日経平均も23,000円を伺う場面がありそうです。
ドル円もそれに乗じる上昇を期待したい場面ではありますが、何度も阻まれているだけあり、
更なるファンダメンタルがない限り、突破は難しそう。

気になるのは先週突如として発言されたイスラエルを首都と認定する米国の行動。
この発言をきっかけにして相場が大き切り崩される場面がありました。

結果的にはすぐに急落した株価は復活をしたものの、波紋は世界中に広がっており、
北朝鮮問題に加えて今後の相場波乱要因の一つと数えられそうです。

2017/12/08

しましまさん

今日は米雇用統計に注目、ドル円113円台維持できるか

昨日は株価の反発や米税制改革の期待感等からドルが買われ、ドル円は113.10円台まで上昇、
ユーロドルは1.1770ドル台まで下落しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

18:30:英・10月鉱工業生産
22:30:米・11月非農業部門雇用者数/11月失業率
24:00:米・12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

米雇用統計の市場予想は11月非農業部門雇用者数が+19.5万人、11月失業率が4.1%です。

昨日のドル円は、東京時間は112円台前半〜中盤、欧州時間は112円台中盤〜後半と底堅く推移し、
NY時間は終盤113.16円まで大幅上昇しました。
今日堅調な動きとなると113円台後半まで上昇できるか見たいです。

一方、反落の動きとなると112円台後半〜中盤への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは1.17ドル台後半〜1.18ドル台前半で上値重く推移し、
NY終盤に1.1770ドル付近まで下落しました。

今日も軟調な動きとなると、1.17ドル台前半〜1.17ドル付近への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると1.18ドル台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2017/12/07

為替見習さん

明日の雇用統計に向けて、リスク回避の円高が続くかに注目

昨日の為替相場は、全体的に円が強くリスク回避気味の相場に。
なかでもカナダは弱く、カナダ中銀の金融政策発表において、
声明内容が慎重姿勢だったことが影響したようですね。

力関係で見てみても、火曜はオセアニアや北米が強く、欧州系が弱かったものが、
円、ドル、スイスが強く、資源国通貨が弱いという典型的リスク回避型になっており、
この状況が明日の雇用統計に向けて加速するか、調整が入るかに注目したい1日です。

このような中で今日のイベントとしては、スイスの失業率やドイツの鉱工業生産、
ユーロ圏GDP確報、米国の新規失業保険申請件数などが予定されていますが、
各指標にそれほどインパクトが強いものがありませんので、各国の株式市場や
商品市場と為替の連動を意識して相場を見ていくと良さそうですね。

また明日の雇用統計に向けてポジション調整も入ってくると思いますので、
トレンドに沿わない動きに安易についていくことのないように注意しておくとともに、
取引する際には早めの決済を心がけておくと良いと思います。

ではまず水曜オープンからクローズまでの力関係変化を対円変動率で見てみると、
NZDが-0.21%、USDが-0.25%、CHFが-0.51%、EURが-0.52%、
GBPが-0.60%、AUDが-0.81%、CADが-0.99%となっていて、
力関係は【JPY>NZD>USD>CHF>EUR>GBP>AUD>CAD】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【NZD>AUD>USD>CAD>JPY>CHF>GBP>EUR】でしたから
円、ドル、スイスが強い位置に変化したこと、豪ドル、カナダが位置を落としたこと、
NZDが強い位置を、ポンドが弱い位置を維持していることなどがわかります。

続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、
ドル円とNZドル円がフラットで、その他は下向きとなっていますので、
どちらかといえば円買いの動きが出ればショートのチャンスになりやすい状況。

そのため今後は円を軸とした動きが最大のポイントで、
ここから円が買われる展開になれば各通貨の短期トレンドは悪化し、
ショートのチャンスになる通貨ペアが出てきます。

この場合は力関係上弱い通貨かつ値幅が出やすい通貨を売って
円を買うという形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円売りの動きが出た場合には各通貨の短期トレンドが改善し、
上向きに変化してロングのチャンスになる通貨ペアが出てきます。

この場合には力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが
最も低リスクかつ高リターンを狙える方法となりますね。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2017/12/06

斉藤学さん

株安により円高で推移と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは+58ドル高でしたが、日経平均株価は-84円安の22622円と続落して引けました。
ドル円は112円台半ばで推移、ドルストレートの下落により、クロス円は徐々に上値が
重くなってきています。

【前日の結果】
・ダウ平均  24179.33(-110.72 -0.46%)
・日経平均  22480(0 0.00%)
・NY金先物  1264.90(-12.80 -1.00%)
・NY原油先物 57.62(+0.15 +0.26%)

【経済指標】
★★★★
24:00 (米) 11月ISM非製造業景況指数  前回:60.1  予想:59.0  結果:57.4

【本日の戦略】

<日米株安により、為替は円高と予想>

ドル円は、112円台前半から半ばで底堅く推移しているものの、徐々に上値が重くなってきました。
昨晩のNYダウが、-110ドル安と利食い売りに押され反落しており、日本株も連れ安となれば
次第に円買い優勢になると思われます。

ドルストレートが売られたことで、クロス円はすでに売り優勢です。
ドル円の下値は112.40円がサポートラインですが、下抜けした場合は112.00円が次の
サポートとなります。

米税制改革やロシアゲートに加え、週末に米雇用統計の発表を控えているので、
神経質な値動きが続くと思われます。

<金価格が下げ止まるか注目>

昨晩の金は-1%安の1264ドルと続落、8月8日以来の安値を付けました。
米税制改革や暫定予算案の進展で、金に見切り売りが出た様子。

一方で、株安と米利回りの低下が続いていることから、売り一巡後に買戻しが入るか
期待したいところ。金が反発すれば、ドル円の下落に拍車がかかることになるでしょう。

【経済指標】
★★★
22:15 (米) 11月ADP全国雇用者数  前回:+23.5万人  予想:+19.0万人

【本日の予想レンジ】
・ドル円	111.50〜112.80	↓
・ユーロ円	132.00〜134.00	↓
・ポンド円	150.00〜152.00	↓
・豪ドル円	84.80〜86.00	↓
・ユーロドル	1.1750〜1.1950	↑
・ポンドドル	1.3400〜1.3550	↑
・ドルスイス	0.9750〜0.9950	↓

【通貨の強さ】
豪ドル>ドル>ポンド>ユーロ

【注目通貨】
・ドル(米利回りの低下や株安の地合い)

2017/12/04

為替太郎さん

ゆるやかにドルが戻していきそうな雰囲気

みなさんこんにちは。
いよいよ師走ですね。1年の速さにはびっくりします。

さて、週明けのドル円は、このところのリスクオン及びドルの戻し傾向も手伝って、
先月半ば以来のドル高水準となる113円台まで上昇する場面も見せています。

もっとも、オセアニア市場で一時、113円台に到達した後は、
再び112円台後半まで戻しています。

目先のドルの堅調は、先週の株式市場の堅調に加えて、税制改革の進展も材料になっています。
このところ、税制改革を巡っての米議会の審議状況が、市場の関心を集め続けていましたが、
上院でも法人税を20%へ引き下げることで合意に至ったことにより、
アメリカ経済の先行きに期待感が強まっています。

今後、引き下げの実施時期をめぐって政治協議が続きますが、
ひとまず大きな政策課題がクリアされた状況とみていいでしょう。

指標の堅調による早期利上げ観測とあわせて、ドルの先行きに強気の見方もできる
雰囲気になってきました。

もっとも、まだまだ安定には程遠く、先週後半のドル円の値動きはかなり荒っぽいものでした。
上記の税制改革だけではなく、トランプ大統領をめぐるロシア疑惑も市場の関心事になっています。

とりわけ先週金曜のニューヨーク時間には、ドル円が乱高下する場面もありました。
前大統領補佐官のフリン氏が、捜査に協力する姿勢を見せたことで、
政治的混乱の拡大が嫌気された格好です。

これを受け、ドル円が111円台の半ばに沈んだ場面もあり、非常に不安定でした。

ひとまず、先週は上院での税制改革法案の進展により、株式市場の上昇とともに
ドルが買い戻されて終わっていますが、今週の為替相場も、状況次第では
先週の再現になりかねないといえます。

また、今日の東京時間は、米韓合同軍事演習に対する北朝鮮の反発及び緊張の高まりによる
地政学リスクから、株もドルも冴えない状況になっています。

早朝の113円台から、軟調な動きに転じており、定着できるかは微妙でしょう。
久々の113円台ではありますが、上値を追うような展開にはなりにくいでしょう。

14:00 11月消費者態度指数
16:00 トルコ11月消費者物価指数
18:30 英11月建設業PMI
19:00 ユーロ圏10月生産者物価指数
24:00 米10月製造業受注指数

2017/12/01

ダメおやじさん

ドル円は押し目買い!

こんにちは、ダメおやじです。

本日から12月、年末相場です。
為替全般も動いてきたのでチャンスをものにしましょう。

昨日のドル円は月末要因のFixでの欧州通貨買い、ドル売りで111.78円まで
下落しましたが米税制改革法案に対して明るい見通しや株の大幅高、米金利高から
112.53円まで上昇して終わりました。

株が連日上昇しておりリスクオンの動きとなってますね。

本日も株価や米金利を睨んだ展開となりそうです。
注目指標はISM製造業景況指数ですね。

本日は上値は113円、113.50円でしょうね。
下値は112.20円台では買われそうです。

今週に入り下値水準を切り上げており押し目買いが有利と思っています。

後はEU離脱に関して楽観的な見通しから連日、値を上げている、ポンド円、
ポンドドルの動き、独の連立政権構想の行方など材料は多いです。

頑張りましょう。

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