兵ブロガーバックナンバー(2018年01月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2018年01月

2018/01/31

とあるエンジニアKさん

FOMCと雇用統計の二大イベントを控えた相場

先週月曜日には関東でも雪が降りました。
それから10日ほど経過した今日になってもあちこち雪が残っています。

普段ならばもう少し溶けているイメージでしたが、ここ毎日続いている低い気温が
その現象を防いでいるのだとか。子供は喜ばしい限りでしょうが、
我々大人にとっては転倒の可能性を考えると危険きわまりない限りです。

【本日の指標】
 
本日は1月31日の月末。
最近は月末要因というのはとんと聞きませんが、こういうのは大きく動いた後に後付理由として
「月末要因」が叫ばれること多々あるので、念のため頭には入れておきたい程度。
今週金曜日の雇用統計前哨戦としてADP雇用統計が発表される予定。

その後はFOMC会合後の声明文の発表。
今日はこれが分水嶺となって相場が動くことが想定されます。

期待されるのは今後の利上げスピードを推測するに至る発表内容で、既に
「楽観的な声明発表」という報道があり、相場にとってポジティブなインパクトが
想定されております。

株価の下落もこの流れを肯定しそうな雰囲気で、相場参加者は昨日の下落を踊り場として
一気に買いを狙ってくるのかもしれません。
株価だけではなく、ここ最近下落が続いたドルに対する反応も見極めたいポイントです。

【本日の戦略】
 
しばらくの間ドル下落一人旅が続いておりましたが、108円前半である程度底を
着いたようにも思えます。

金曜日から3日連続での108円前半でのリターンを見せ、底値を固めているようにも見て取れます。
買いのタイミングとしては少し早く、もう少し底固めと、各種テクニカル指標において
上昇の兆しが見えたところでレンジ相場を見込んだ取り引きを仕掛けたいところです。

今週のFOMCや雇用統計などの一連のイベントをこなした後が適当なタイミングと見ております。
それにしても最近の相場の株価と為替相場の相関性がほぼほぼ失われてきたというのは
周知の事実です。昨晩のNY相場において300ドル以上下落したダウ平均株価ですが、
むしろドル円は東京時間の円高を打ち消す方向で上昇しました。

今まではある程度相関性があった故に予想できましたが、今後もこの傾向が続くのであれば
予想が難しい相場となるのかもしれません。しばし傍観の相場です。

2018/01/30

しましまさん

米長期金利の上昇受けドル買われる

昨日は米長期金利の上昇を受けドルが反発し、ドル円は109.20円の高値を、
ユーロドルは1.2337ドルの安値を付けました。
NYダウは利益確定の売りや米長期金利の上昇を受け大幅反落しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

19:00:欧州・第4四半期GDP・速報値
22:00:独・1月消費者物価指数・速報値
24:00:米・1月消費者信頼感指数

また、日本時間31日午前にトランプ米大統領の一般教書演説が予定されています。

昨日のドル円は、東京・欧州時間は108円台中盤〜109円付近を底堅く推移、
NY時間は109.20円まで上昇するも109円台をしっかり維持できない動きでした。
今日堅調な動きとなると109円台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調に推移すると108円台中盤〜前半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京・欧州時間は1.23ドル台後半〜1.24ドル台前半で推移、
NY時間は1.2337ドルまで下落も終盤は1.23ドル台後半まで反発しました。
今日軟調な動きとなると1.23ドル台中盤、まだ下に行くと1.23ドル付近への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると1.24ドル台前半、まだ上へ行くと1.24ドル台後半へ
上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2018/01/29

為替見習さん

週明けの各国初動と雇用統計を見据えたドル売りの行方に注目

先週金曜の為替相場は、前日にやや買い戻されていたドルが再び売られるとともに、
円が強い位置に来てドル円がしっかり下落し、昨年末から続くドル売りの流れが
ある程度強いトレンドとなっていることが印象的でした。

この流れは年始に戻しが入ったり、その後も何度か小さな戻しが入っていますが、
それでも再び下落するところを見ると、今後も戻しが入ったとしても、
それが単なる戻しで終わるのか、本格的なトレンド転換に繋がるかを見極め、
単なる戻しだと判断できれば順張りで攻める良い狙い目になりそうです。

そういった点を考えると、今週も各国の週明けの初動をしっかり見るとともに、
ドル売り、特に週末に控える雇用統計に向けてどのような動きが出るか、
という点を見ていくと、今週の取引機会が見つけやすくなりそうですね。

特に雇用統計に向けてはポジション調整による戻しも入ると思われますし、
雇用統計単発で昨年末からのドル売りの流れに変化が出るかという点も意識すると良いでしょう。

このような中で今日のイベントとしては、夜に米個人所得、個人支出、
PCEコアデフレーター等の発表がありますが、それほど重要度は高くないので、
基本は欧州勢参入後の相場と株式市場や商品市場との連動を見ていきたいところです。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは豪ドルや円が強く、
ドルやポンドが弱いということ。

また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは全体的にフラットから下向きで、
どちらかというと円買いの動きが出ればショートで攻めやすくなるという点。

そのため今後は円を軸とした力関係、短期トレンド変化がポイントで、
今後円買いの動きが出ればショートのチャンスとなりやすいため、
その場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが最も低リスクとなります。

逆にここから円が弱い位置に変化して円売りとなれば各通貨の短期トレンドは改善し、
上向きのものが出てきてロングのチャンスになりやすくなります。
そうなると今度は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが最も低リスク。

また今週は水曜にFOMC、金曜に雇用統計と米国の重要イベントが重なるため、
取引する場合は極力当日決済としてリスクを抑えるのも重要ですね。

翌日に持ち越すことで夜中寝ている間の変動によるリスクが増えますし、
重要イベントに帯する調整が入ったりしても対応しやすいと思いますので、
現在のような相場では早い決済を心がけると良いと思います。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2018/01/26

斉藤学さん

ドルの買戻しに期待

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
昨晩のNYダウは+41ドル高でしたが、円高が進んでいたため日経平均株価は-271円安の
23669円と続落して引けました。ドル円は一時108.50円まで下落したものの、
NY時間後半に買戻しが入っています。

【前日の結果】
・ダウ平均  26392.79(+140.57 +0.54%)
・日経平均  23570(-150 -0.63%)
・NY金先物  1368.00(+6.60 +0.48%)
・NY原油先物 65.51(-0.10 -0.15%)

【経済指標】
★★★
24:00 (米) 12月新築住宅販売件数 前回:73.3万件 予想:67.5万件 結果:62.5万件

【本日の戦略】

<ドルが買い戻され109円台へ戻す>

一昨日、ムニューシン米財務長官がドル安容認発言を行って以降ドル売りが止まらず、
ドル円は一時108.50円まで下押ししました。

しかし、NY時間後半にトランプ大統領が「最終的には強いドルが望ましい」と発言したことで、
一気に109.70円まで買い戻されています。ドルストレートが高値圏で急反落、
今度はクロス円の上値が重くなったものの、流れが変わってドルが買い戻されると予想します。

昨晩のNYダウは好調な米主要企業決算発表で続伸、+140ドル高の26392ドルと
史上最高値を更新して引けるなど、全体的に地合いは良いです。

<ユーロの年内利上げの可能性は小さい>

昨晩のドラギECB総裁の記者会見では、年内利上げに関し「可能性は非常に小さい」と、
直近のユーロ高をけん制するような発言を行いました。
ユーロドルは、2014年12月以来となる1.2536まで上値を伸ばしていたものの、
買い一巡後は伸び悩み、トランプ大統領の「強いドル」を望む発言で急落しています。

他ドルストレートも急反落、このところ進んでいたドル売りの流れを断ち切ることができるか、
今後の値動きに注目です。

今晩は、22時30分に米10-12月期GDPや米10-12月期個人消費の速報値など重要な米経済指標が発表、
いずれも予想が前回値を上回っているので、ドルの一段高に期待したいところ。

<主な米主要企業決算発表>1/26(金)
アメリカン航空
シェプロン
ハネウェル

【経済指標】

★★★★
22:30 (米) 10-12月期GDP・速報 (前期比年率)  前回:+3.2% 予想:+3.0%

【本日の予想レンジ】
・ドル円	108.80〜109.80	↑
・ユーロ円	134.80〜136.50	→
・ポンド円	153.50〜155.50	→
・豪ドル円	87.00〜88.50	→
・ユーロドル	1.2330〜1.2450	↓
・ポンドドル	1.4050〜1.4200	↓
・ドルスイス	0.9350〜0.9500	↑

【通貨の強さ】
ドル>ユーロ>豪ドル>ポンド

【注目通貨】
・ドル(トランプ大統領の「強いドル」を望む発言)

2018/01/25

為替研究所さん

現在は「円高・ドル安トレンド」なのか?

1/24には円が一時110円を割り約4カ月ぶりの円高・ドル安水準となりました。

今週はアメリカでつなぎ予算が成立し、日銀の黒田総裁が「金融緩和の縮小は検討する
局面には至っていない」と発言する等、本来であればドル高・円安となってもおかしくない
材料がありながらも、執筆時現在、今週は「円高トレンド」が継続しております。

本来であれば、ドルは今後利上げが予想され、FRBのバランスシート縮小も
継続される一方で、日本では金融緩和が継続され、日米の金利差・通貨供給量の差から
緩やかにドル円は上昇するというのが筋なのですが、為替相場では今年に入ってから逆に
「円高トレンド」となっております。

そこで、「この「円高トレンド」は続くのか?」とよく聞かれるのですが、
個人的には、「そもそも今は円高トレンドなのか?」と疑問に思っております。
(先ほどから「円高トレンド」と鍵括弧をつけていたのもそのためです)

110円を割っても、2017年はほとんどの時期で108円から114円の間でのレンジで、
109円台というのはそのレンジの範囲内であること、週足・月足等の長め時間軸で見ると
ほとんど値動きしておらず、自動売買で取引している人にとっては、「あまり動いてないなあ」
くらいの感覚であり、まだ円高トレンドと呼べるほどのものではないと考えており、
レンジの中で小さく値動きしているなあというのが正直な印象です。

確かに、今日明日、今週来週という時間軸では、
・ユーロドルが上昇トレンドで、ドル売りされている(ユーロドルは明確にトレンドで、
ユーロドルは世界で一番取引されている通貨ペアのため、ユーロ高は円以上にドル安を招く)
・IMM先物でも円売りが溜まっており、市場が解消材料を探していることから、
「円高トレンド」が続くと思い、次のターゲットはレンジの下限の108円と考えております
(なので今週の為替予想は円高予想でした)

しかし、その一方で、ドルと円の通貨としての強さを考えると、月単位、年単位で
考えた時には、ドル円であれば買いポジションを持つ方が良いと考え、
私はレンジを広めにとってのドル買いを継続しております。

このように、「円安、円高」というのは、「どのくらいの時間軸で考えるか」によっても
違うので、この記事や、新聞等で見通しを見る時は、「どのくらいの時間軸なのか」
ということを意識して見てもらうと良いと思っております。

2018/01/24

為替太郎さん

株高と円高トレンドは継続中。

みなさんこんにちは。
先日は関東でも大雪でしたね。
寒い天気が続きますが、頑張っていきましょう。

さて、このところ市場の懸念材料になっているアメリカの政府機関閉鎖問題ですが、
昨日、アメリカの上下両院がつなぎ予算案を可決して、トランプ大統領が署名したことで、
ひとまず、つなぎ予算は成立しました。

しかしながら、現在の政治的混乱に対する市場の警戒が解けていません。

つなぎ予算で政府機関の閉鎖が一部解除されたものの、市場の反応は薄く、
引き続き先行きには、不透明感が強い状態です。

もっとも、こうした状況下でも昨日の株式市場は引き続き強気に推移しました。
一昨日の米国株の上昇にあわせて、昨日の東京市場では日経平均がまたしても上昇しています。

昨日は、バブル崩壊後の最高値を更新して取引を終えており、いよいよ日経平均の
25000円台が視野に入ってきました。

とはいえ、今日の東京市場では日経平均は、反落で始まっています。

昨日の高値のテクニカル的な調整に加えて、ドル円でも再び110円台まで
円高に進んだことが嫌気されています。

もっとも世界的に、このところ株式市場が非常に強い状態が継続しており、
今のリスクオンムードは非常に強固ですので、今日の下落は調整色が強いとみていいと思います。

あまり気にする必要はなく、上げ相場の中の反落局面であるととらえるべきでしょう。

一方、ドル円ですが、昨日は一時的に111円台に乗せる場面もありました。

昨日、日銀の黒田総裁が、現在の緩和政策の早期の正常化に否定的な見解を示したことで、
このところ円高基調だったドル円に一時的な巻き戻しが生じた格好です。

しかし、円売り局面は長く続きませんでした。

今日のドル円は、またも110円台前半での推移となり、昨日の材料も円高基調から
脱却するには至りませんでした。

今日は、いよいよ110円割れも見える水準といっていいでしょう。
もし、これを割り込めば、テクニカル的にはドル円の値動きレンジが
一段切り下がる可能性を感じます。

17:00	仏1月製造業PMI
17:00	仏1月サービス業PMI
17:30	独1月製造業PMI
17:30	独1月サービス業PMI
18:00	ユーロ圏1月製造業PMI
18:00	ユーロ圏1月サービス業PMI
18:30	英12月失業者数
18:30	英12月失業率
21:00	MBA住宅ローン申請指数
23:00	米11月住宅価格指数
24:00	米12月中古住宅販売件数

2018/01/23

ダメおやじさん

黒田発言に注目!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日のドル円は朝こそ110.33円と下窓を空けてスタートしましたが、
国内実需の買いオーダーや海外勢の買戻しのオーダーで110.91円まで値を上げました。

欧州で110.66円まで下落も、NY株の最高値更新や米金利高から111.22円まで上昇しました。
政府系機関に対するつなぎ予算が可決したことが大きな要因でした。

しかし、リスクオンで欧州資源国通貨買いドル売りの動きもあり、110.96円で終わり、
上昇幅は限定でした。

本日は、日銀の金融会合の結果がでますが、金融政策は変更なしでしょう。
注目は黒田さんの会見内容でしょう。黒田発言で長期国債に対するスタンスで
円がらみは動きそうです。名目金利の上昇を容認するのではないかと思っています。

ただ、今までの発言内容と大きな変化はないかもしれません。

ドル円は、上値は111.20円台、超えると111.50円、下値は110.70円までと思います。
ドル円は少し反発力も出てきており、押し目買いで良いと思っています。

2018/01/22

しーさん

米国とドイツの両議会の為替への影響

20日(土)の米国時間、上院にて期限となっていた暫定予算案を可決させることができず、
政府機関の一部閉鎖が確定しました。これにより本日早朝のオープンはギャップダウンで始まり、
ドル安スタートとなっています。

審議し直しの予算案は下院から通過させないとならないため、閉鎖はすぐには解消されない模様。
クリティカルな業務は継続となりますが、国税庁や厚生省など数十万人の職員が自宅待機を
余儀なくされます。為替への影響は大きなものとはならないと見る向きもありますが、
センチメントとしてはドルを積極的には買いにくい状況となるため、ドル軟調の展開が
しばらく続くと思われます。

また、ドイツ議会では先週SPDとの連立を拒否との報道がありましたが、
週末の党大会が行われ賛成多数で承認されました。

これを受けてユーロは不安が払拭され、ユーロドルはギャップアップでのスタートと
なっています。先週までのユーロドルの日足チャートは一旦調整入りを示唆する形に
なりつつありましたが、その形を払拭し1.2500へ大きく近づいたのではないでしょうか。

本日は日銀金融政策決定会合が開始されますが、
今日の見どころとしては小さなイベントでしょう。

その他IMFの世界経済見通しが発表されますが、
こちらも大勢に影響を与えるほどではないでしょう。

ドル円は110円がサポートラインとして機能していますが、
まずはここを下抜けるのかどうかに注目し、本邦勢の買い支えがあれば
反発上昇を狙いたいところ。

もしドル安地合いにより110円を想定レートとしている企業が買い指値を外してきた場合は、
110円割れが必至となるため、途転して売りに回りたいと思います。

2018/01/19

ZEROさん

来週の日銀会合とECB理事会に注目集まる

18日は米政府閉鎖懸念などからドルが軟調に推移しました。
ドルとは対照的に米10年債利回りは2.6%台へ上昇しています。
引き続き米長期金利の上昇に米ドルがついていけない展開となりました。

ドル円は111.48まで上昇後は110円台後半まで反落、
ユーロドルは1.2165まで下落後は1.22台前半へ値を戻しています。
ドル円は目先200日線がレジスタンス、ユーロドルは目先1.21がサポートラインか。

来週は日銀金融政策決定会合とECB理事会が予定されています。
日銀は過去に早期利上げに踏み切った事がデフレを加速させてしまった経緯があります。

テーパリングの議論が出てくる可能性はあるものの、
今回の景気拡大局面中に利上げをすることは無いでしょう。
円相場は長期では他の主要中銀の政策に左右されそうです。

投資戦略は、ドル円とユーロドル・ポンドドルにてドル戻り売りとします。

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2018/01/18

とあるエンジニアKさん

賑わう株式相場と静かな為替相場

昨日はビットコイン暴落のニュースが朝から発信されておりましたが、
本日はその傾向はない模様。
お隣韓国では仮想通貨の全面停止を巡って一時期政治が混乱した場面がありましたが、
その停止を宣言された元凶はそのボラティリティの高さとも言われています。

一晩で30%も40%も価値が下がったのであれば投機とも言えない、
ギャンブルに近いような気がしてなりません。
一般的なニュースで取り上げられるぐらいですからブームはまだまだ続くことでしょう。

【本日の戦略】
 
連日のダウ平均上昇、日経平均上昇です。上昇しては一旦一服。
その後また上昇といった具合に、好調時の相場そのもので、昨年の相場の流れ
そのままに株価上昇が継続中。その一方で、株式相場の逆をいっていたドル円の下落、
というよりはドルの全面安も一服したようで、今朝方には111円まで戻してきました。

111円を割った際にはレンジブレイクの下落かと思いきや、その勢いは110円を
割ることなく下ヒゲを出して終わった昨日のドル円相場です。

まだまだ上昇開始とは言い切れず、追加のドル円購入はもう少し待ちたい場面であります。
まずは底固めをしてほしいところか。特段相場を動かすニュースがあるわけではなく、
静かに見守りたい相場です。
 
気になるのは原油市場。
1バレルあたり60ドルの壁を越えられずにいた原油価格でしたが、株価と共に上昇を続け、
ついには64ドルまで上り詰めました。こちらは株式相場より先に一服感がありますが、
2014年の12月にこの水準を割って以来の60ドル以上の到達。

月足でも昨年夏以降の上昇が継続しております。原油が高くなれば再び米国の
シェールオイルに注目が集まり、ドルの復権というシナリオが期待され、
株価はそれを辿っている様にも見えてしまいますが、ドルに関しては蚊帳の外か。

こちらも相場に影響を与えやすいものだけに、頭の片隅には入れておきたいものです。

2018/01/17

しましまさん

ドル軟調推移継続、ドル円110円台維持できるか

昨日は東京時間はドル円が反発し110円台後半まで上昇も111円台へ戻すことはできず、
NY午後はNYダウの反落等を受け110.25円まで下落しました。
ユーロドルは欧州時間からNY時間軟調でしたが、NY午後に1.22ドル台後半まで反発しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

23:15:米・12月鉱工業生産
24:00:BOC政策金利発表
28:00:ベージュブック

昨日のドル円は、東京時間は110円台後半まで上昇、欧州時間は110.60〜110.70円台での小動き、
NY時間は午後軟調な動きとなり110.25円まで下落しました。
今日軟調に推移すると110円付近、まだ下へ行くと109.50円付近への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると110円台後半まで上昇できるか見たいです。

昨日のユーロドルは、欧州・NY時間に1.22ドル付近まで下落しましたがNY午後には
1.22ドル台後半へ反発しました。
今日堅調に推移すると1.23ドル台へしっかりと乗せていくことができるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.22ドル付近への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2018/01/16

為替見習さん

英消費者物価指数、米NY連銀製造業景況指数と休場明けのNY市場に注目

昨日の為替相場は、目立った指標がなかったうえにNY市場が休場ということもあり、
全体的に値動きが小さい1日でしたが、ドル売りの流れはある程度継続しましたね。

また今日は朝から株高と円売りのリスク選好的な動きが若干見られているものの、
ドル円の111円付近を前に上値が重くなっていますので、昨年後半から続くドル売りの流れは
ある程度強いトレンドとなっているのかなという印象を受けます。

この流れに対しての戻しは年始にも見られましたが、本格的なトレンド転換には至らず、
再び昨年後半の流れに戻ったというのが現在の状態なので、今後も戻す場面があったとしても
それが本格的なトレンド転換に繋がるのか、ただの戻しで終わるのかを見ておくと良さそうです。

このような中で今日は夕方に英国の消費者物価指数、小売物価指数、生産者物価指数、
夜に米NY連銀製造業景況指数、シティグループの決算発表などが予定されていますので、
休場明けとなるNY勢の動向次第では大きく動く可能性も。

そのため今日もまずは資金管理を万全にしたうえで、取引は当日決済を意識するなど
自分で消せるリスクは徹底して消した上で、上記のイベントに絡んだ流れの変化があれば
ついていけるような準備をしておきたいところです。

ではまず月曜オープンからクローズまでの力関係変化を対円変動率で見てみると、
NZDが0.41%、AUDが0.31%、EURが0.10%、CHFが0.08%、
GBPが-0.01%、CADが-0.17%、USDが-0.48%となっていて、
力関係は【NZD>AUD>EUR>CHF>JPY>GBP>CAD>USD】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【GBP>EUR>CHF>CAD>AUD>JPY>USD>NZD】でしたから
オセアニアが位置を上げたこと、ポンドが位置を落としたこと、
ドルが弱い位置を維持していることなどがわかります。

続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、
ドル円のみ下向きで、その他は上向きとなっていますので、
ドル円以外は円売りの動きが加速すればロングのチャンスになりやすい状況。

この場合は力関係上強い通貨かつ値幅が出やすい通貨を買って
円を売るという形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円買いの動きが出た場合には各通貨の短期トレンドが悪化し、
既に下向きのドル円を筆頭に、勢い次第で明確な下向きのものが出てきて、
ショートのチャンスに変わってきます。

この場合には力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが
最も低リスクかつ高リターンを狙える方法となりますね。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2018/01/15

斉藤学さん

日本株高で円安と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは+205ドル高でしたが、日経平均株価は利食い売りに押され-56円安の23652円で引けました。
ドル円は一時110.91円まで下落、ドルストレートの上昇によりクロス円には買戻しが入っています。

【前日の結果】
・ダウ平均  25803.19(+228.46 +0.89%)
・日経平均  23845(+205 +0.86%)
・NY金先物  1334.90(+12.40 +0.94%) 
・NY原油先物 64.30(+0.50 +0.78%)

【経済指標】
★★★
22:30 (米) 12月消費者物価指数 (コア:前月比)  前回:+0.1% 予想:+0.2% 結果:+0.3%
★★★★
22:30 (米) 12月小売売上高 (前月比:除自動車)  前回:+1.0% 予想:+0.4% 結果:+0.4%

【本日の戦略】

<株高の地合い、クロス円は買い戻し優勢>

先週末のNYダウは、+228ドル高の25803ドルと史上最高値を更新して引けました。
ドル円は一時110.91円まで下落した一方で、ドルストレートの上昇によりクロス円には
買戻しが入っています。

ユーロドルは1.2218、ポンドドルが1.3744といずれも年初来高値を更新しており、
欧州通貨への買いが目立ちました。米10年債利回りは2.550%へ上昇、
リスクオンムードが続いており、株高による円売りでドル円の上昇にも期待したいところ。
日経平均先物は、時間外で+181円高の23835円と反発しています。

<米主要企業決算発表が本格化>

先週末から、米主要企業決算発表が本格化しています。
今晩のNY市場は、キング牧師誕生日で休場なので発表はありませんが、
火曜日以降再開されるので注目です。

<主な米主要企業決算発表>

1/16(火)
シティグループ

1/17(水)
アルコア
バンク オブ アメリカ
ゴールドマンサックス

1/18(木)
アメリカン エキスプレス
アルコア
モルガンスタンレー

1/19(金)
IBM
ゼロックス

【本日の予想レンジ】
・ドル円	110.70〜112.00	↑
・ユーロ円	135.00〜136.50	↑
・ポンド円	151.80〜153.50	↑
・豪ドル円	87.30〜88.70	↑
・ユーロドル	1.2050〜1.2300	→
・ポンドドル	1.3650〜1.3800	→
・ドルスイス	0.9600〜0.9750	→

【通貨の強さ】
ユーロ>ポンド>豪ドル>ドル

【注目通貨】
・ドル(株高や米利回りの上昇)

2018/01/12

為替研究所さん

南アフリカのズマ大統領の動向が注目

今週の週間予想では、南アフリカのズマ大統領の動向が注目されると予想し、
南アランドをホットカレンシーに選びました。

実際には、衛星のズマが行方不明というニュースが出た時にズマ大統領のことと勘違いされ、
それによって1%余り急伸したこともありましたが、それが勘違いだと分かるとすぐ元の
水準に戻し、1/10のANC(南アフリカの与党)の会合でも結局ズマ大統領の進退についての
議論は出ることもなく終わり、今のところ南アフリカランドはほぼ動かずとなっております。
(南アランド円での下落は円高による影響で、対ドルではほぼ動かず)

今後も引き続きズマ大統領の早期退任を求める声もある一方で、ANC党首のラマポーザ氏も
党内掌握のため主要閣僚の半数にズマ派を任命している等もあり、実際にどこまで脱ズマ路線が
できるのかということは要注目です(ラマポーザ氏は脱ズマ路線で市場から期待されており、
それが昨年末の南アランドの急上昇の理由でした)

南アフリカについては、来月に発表される予算がどの程度財政再建に前向きかということと、
それを前回格付け据え置きにしたムーディーズがどう判断するか等が大きな論点とになると
考えられます(もしムーディーズまでジャンクに下がると、シティグループの世界国債
インデックスから除外され、それによって南アフリカへの資金流入が減少し、その影響額は
100億ドル規模になると予想するエコノミストもおります)

今週の相場では、日銀の動向が注目されており、買いオペ減額によって日銀が引き締め
路線に転換するのではという予想から円高が進行しました。

これについては、政府や日銀が最重視する物価目標達成の見通しがまだ立っていないことから、
引き締めへの転換はしばらくないと考えておりますが、IMM通貨先物で円売りポジションが
溜まっていてその反動で円買いする材料を探していること、また、市場に明確な材料が
出そうな様子すらなく、市場が短期的に売り買いする材料を探している面もあるため、
こうしたことで上下することは今後もあるかと思っております。

このような状況では、逆指値を入れた上で短期的に逆張りを行うことが王道と考えているので、
今のところドル円や豪ドル円の買いポジションを増やしております(本当にトレンドが
変わる事件や政策の変更が起これば取引の方向性を変えますが、その際は皆様にもお伝えします)

2018/01/11

為替太郎さん

やや意外な円高局面。しばらくはムード見極めか。

みなさんこんにちは。
正月ボケも抜けてきて、いよいよ本格的に新年が動き出した感がありますね。
今年もがんばっていきましょう。

さて、直近の市場では、少し前のムードと打って変わり、リスクオフムードが徐々に
強まってきました。今日の東京株式も、昨日のアメリカの株安と円高が嫌気されて、
日経平均株価が続落して始まっています。

昨夜のニューヨークでは、Yダウ、ナスダック指数ともに下落した一方で、
米長期金利が急上昇したことが、市場心理を冷やしています。

これを受け、外国為替市場でも、リスクオフムードが優勢。
ドル円は一時111円台前半まで下落するなど。かなり円高が進んできました。

もっとも、今日の午前の東京市場では、111円50銭台での動きになっており、
ややドル買い円売りの動きも見えています。決定的にトレンドが株安・円高に
傾くほどではないということでしょう。

とはいえ、いずれにせよドル円は111円前半から半ばまでの値動きレンジになっており、
円高ムードは否めません。

目先では既存の値動きから抜けていくような雰囲気は弱いとはいえ、
材料次第で日経平均をはじめとする株式市場の調整が長引くようであれば、
現在の下限を超えて、さらに円高方向に進んでいく展開もあり得ます。

目下のところ、ドルは対円で11月以来の、約6週間ぶりのドル安水準になっていますが、
さらなる下落余地もありそうな雰囲気を感じています。

ここまでのドル安の要因として、中国が外貨準備において、アメリカの国債の購入を
減額することや停止する用意があることが報じられたことも材料になっています。

これには、米中貿易の緊張も背景にあるとされ、北朝鮮情勢等もにらみつつ、
先行きが注目されます。

また、その他の材料として、トランプ大統領が北米自由貿易協定離脱を表明するのでは
ないかとの観測が広まっています。

北米自由貿易協定離脱となれば企業業績への影響は避けられません。
市場では先行きに懸念が広がっています。

今週の相場は、政治関連材料のウエイトが高くなってきました。
引き続き報道や要人発言に注意して取引をする必要があるでしょう。

14:00	11月景気先行指数
19:00	ユーロ圏11月鉱工業生産
21:30  ECB理事会議事要旨
22:30	米12月生産者物価指数
22:30	米新規失業保険申請件数
22:30	加11月新築住宅価格指数
22:30	米12月卸売物価指数

2018/01/10

ダメおやじさん

ドル円の押し目買い、ユーロドル売りに変更なし

こんにちは、ダメおやじです。

今週はドル円の押し目買いを推奨していましたが、逆に少し下げています。
昨日は日銀の買いオペ減額から日本の金利上昇で円が買われました。
NYでも日銀が出口戦略に向かうのではとの観測で円が買われましたが、
米金利も上昇し株や資源も相変わらず高い状況ですので、下げは限定でした。

日銀が早急に出口に向かうことは考えられず、ドル円の押し目買い方針に変更はありません。

今週はユーロドルの売りも推奨していましたが、こちらは順調に下げています。
年末から年始に買われていたポンドユーロは調整場面と見ています。

本日も特に重要な指標はありませんが、日米の株価、日米の金状況で動きそうです。

ドル円ですが、113円タッチで売られそうですね。
下値は112.20円と見ています。

ユーロドルですが、上値は1.196、下値は1.188と見ています。

本日も頑張りましょう。

2018/01/09

しーさん

ユーロ円押し目買いの狙い目

昨日は成人の日で東京タイムは休場でした。
最近は成人式は成人の日ではなく1日前の日曜日に行うのが主流なのですね。
実家から離れて暮らしている人が参加しやすいようにするための配慮だそうですが、
次の日が休みのほうが色々と都合が良さそうですね。

為替相場的にはクロス円が軟調な展開となりました。
今週はユーロ円に注目していますが、ユーロドルと共に下落し135円台で下げ止まっています。
この水準を押し目として、反発するかどうかを見ていきたいと思います。

本日は指標イベントは19時のユーロ圏11月失業率の発表があるくらいで、
他には特にこれといったものはありません。よってテクニカル中心に考えていきたいと思います。

まずはユーロドルについてですが、日足チャートでは高値圏から反落する形となっています。
長期的なユーロ買いを揺るがす要因はでてきていないため、ユーロについては押し目買いを
継続したいところですが、61.8%押しの水準は1.1945となります。
この水準をユーロ円に換算してみると、1.1945 * 113.00 = 134.98となります。
つまり135円が押し目買いの狙い目となります。

年初からの株価が反落したり、円高が進行するような要因がない限りは押し目買い狙いを
継続として、ユーロ円の135円台での買いポジションを構築していきたいと思います。

2018/01/08

ZEROさん

円安・ドル安続くのか?

2018年最初の週は「株高+円安+ドル安」のリスクオンでスタートしました。

昨年の流れを引き継ぎ、世界的に好調な経済環境を受け、株価は上昇。
為替は日銀以外の主要中銀が出口へ向かうため、
円が売られユーロ中心に円以外の通貨が堅調。

円安・ドル安という流れはハッキリしている一方で、IMMポジションを見ると
円ショートとユーロロングが高水準に達しています。

1/2付けIMM円ショート121,766枚、ユーロロング127,868枚まで膨らんでおり、
個人的には「溜まり過ぎ」と見ています。

特にドル円の上値は限られそうとの予想から、ドル円戻り売りを継続する方針です。
ユーロはIMMポジションが減少するのを待って、買い場を探りたいと考えています。

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2018/01/05

とあるエンジニアKさん

株式相場の伸びに乗っかることを期待

 2018年も無事に始まりました。今年は戌年。犬を飼っている方はさぞかし
今年はうちの子が主役とばかりに張り切っているのではないでしょうか。
自宅近くに大きな公園があり、そこに散歩に出ると心なしか戌年をアピールする
服を着ているのをよく見かけるようになりました。
今年一年間も無病息災、そして為替相場での利益を願うのみです。

【本日の指標】
 本日は米国時間において雇用統計を迎えます。
昨日発表されたADP雇用統計は予想よりも大分ポジティブな値。ダウ平均もそれにともなって
大きく伸びている状況ですので、本番の本日の雇用統計の結果がポジティブな数値となれば
更なる株価続伸が期待できるかもしれません。

【本日の戦略】
 心配されていた北朝鮮によるミサイル発射傾向も単なる「傾向」だけで終わりました。
北朝鮮と米国間によるツイッターの応酬があったようですが、それ以外は特に大きな
政治が絡むニュースもなく、平和な正月となりました。
今年も北朝鮮動向と米国の対応に左右されることは間違いなさそうです。

 さて、ファンダメンタルにおいてニュースがないとなると、期待できるのは
更なる株式相場の伸び。大発会となった昨日の東京市場は歴史的な株価上昇で幕を明け、
幸先の良さを見せつける形になりました。昨晩のダウ平均も伸びに伸びており、
本日の東京市場も期待できる展開です。
一方の為替相場はドルが弱い分、円が売られている状況にも関わらずドル円の伸びは鈍く、
113円に到達はしないというのが昨晩の状況でした。
本日も雇用統計があり、ドルの取り引きは手控えする動きが予想されます。
その反面、これだけ株式相場が動くとなれば、雇用統計の結果次第ではドル円の
伸びができるかもしれません。
株式相場は今回の伸びでレンジ相場からの脱却が期待される場面であり、
この勢いにのって114円という壁を打ち破ってほしい展開です。

2018/01/04

しましまさん

ドル反発、今日は米12月ADP全国雇用者数等に注目

昨日は米12月ISM製造業景況指数の強い結果やFOMC議事録の内容等を受けドルが反発し、
ドル円は112.61円まで上昇、ユーロドルは1.20ドル付近まで下落しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

22:15:米・12月ADP全国雇用者数
22:30:米・新規失業保険申請件数

米・12月ADP全国雇用者数は+19.0万人、米・新規失業保険申請件数は24.1万件の市場予想です。

昨日のドル円は東京・欧州時間は112円台前半で小動き、NY時間112.61円まで小幅反発しました。
今日堅調な動きとなると113円〜113円台前半へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると112円付近への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは、欧州・NY時間に軟調な値動きとなり1.20ドル台前半で上値重く推移しました。
今日も軟調な動きとなると1.19ドル台中盤への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると1.20ドル台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2018/01/03

為替見習さん

米国勢の初動と、独雇用統計、米ISM製造業景況指数、FOMC議事録に注目

昨日の為替相場は、年明けの相場としては比較的変動が低めの1日で、
ドルとNZドル売り、欧州系通貨買いがやや目立った程度となりましたね。
終値ベースの対円変動率も0.5%未満であり、荒れやすい年始としては
かなり落ち着いたスタートだなという印象を受けました。

ただ今日は米国が休場明けでNY市場が本格的に動いて来ますし、
東京市場を除き世界の市場も本格的に動きが出てくるとともに、
イベントとしても独雇用統計、米ISM製造業景況指数、FOMC議事録と
そこそこインパクトがあるものも発表されますので、米国勢の初動と
このあたりのイベント前後の動きには特に注目していきたいところ。

また大きな動きが出ても良いように、今日もまずは資金管理を万全にしておき、
取引も当日決済にするなど自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで、
相場のリスクが下がればすぐに取引できるように準備しておきたいところです。

ではまず1月2日の相場を対円変動率で振り返ると、
GBPが0.29%、EURが0.11%、CHFが0.10%、CADが0.00%、
AUDが-0.01%、USDが-0.29%、NZDが-0.35%となっていて
力関係は【GBP>EUR>CHF>CAD≒JPY>AUD>USD>NZD】という形に。

前述したように欧州系通貨がやや買われていることや、
ドル、NZドルが売られていること、変動率が低いことなどがわかります。

続いて12時時点の各通貨トレンドをおさらいすると
昨日の動きをうけてドルがやや下向き、欧州系がやや上向きといった程度で、
全体的にフラットに近い状態ですので、円を軸とした動きが出れば
まだ簡単に変化しうる状態となっています。

そのため今日もまずは円を軸とした動きを見ておくと相場が把握しやすく、
円買いの動きが出た場合は各通貨の短期トレンドが悪化して
ショートのチャンスになる通貨が出てきますので、この場合は力関係上弱い通貨を売って
円を買う形で攻めるのが低リスクとなりますね。

逆にここから円が売られる展開となった場合は、各通貨の短期トレンドが改善し、
欧州系をはじめとして、その他の通貨ペアも勢い次第では上向きに変化することになります。

この場合はロングのチャンスに変わりますので、力関係上強い通貨を買って、
円を売るという形で攻めるのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定で、
力関係、短期トレンド両面でリスクが低くなっている通貨ペアを
リスクが低い方向に攻めるという姿勢で。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2018/01/02

斉藤学さん

クロス円中心に上昇と予想

みなさん、明けましておめでとうございます。
斉藤学です。2018年度も、どうぞよろしくお願いいたします。

【前日の概要】
NYダウは+28ドル高でしたが、日経平均株価は-19円安の22764円と小幅に続落しました。
ドル円は一時112.47円と113円台割れ、ドルストレートが上昇したことでクロス円は買い優勢です。

【前日の結果】
・ダウ平均   24719.22(-118.29 -0.48%)
・日経平均   22715(-35 -0.15%)
・NY金先物   1309.30(+12.10 +0.93%)
・NY原油先物  60.42(+0.58 +0.97%)

【経済指標】
★★★
22:00 (独) 12月消費者物価指数・速報 (前年比) 前回:+1.8% 予想:+1.5% 結果:+1.7%

【本日の戦略】

<東京市場は休場、夕方以降の値動きに期待>

先週末のNYダウは、-118ドル安と反落して引けました。しかし、特に悪材料は出ておらず、
年末で利益確定の売りに押された様子。
先週序盤に2.500%を付けていた米10年債利回りは2.405%へ低下、ドル円も一時112.47円まで下落しています。
一方、ドルストレートが上昇したことでクロス円は買い優勢となっており、薄商いのなか
序盤はドル安の流れが続くと予想します。
東京市場は明日まで正月で休場ですが、他国はすでに休み明けとなっており、夕方以降の値動きに注目したいところ。

<円ショートが続伸するも伸びは限定的>

IMM通貨先物ポジションは円ショートが続伸したものの、すでに高値水準のため伸びは限定的でした。
ユーロのロングが増加した一方で、ポンドと豪ドルはショートが増加しています。
豪ドルの売り越しが続いていますが、原油価格が60ドル台を回復しているので、今後はロングが
増えるのではないかと予想します。

【経済指標】
★★★
18:30	(英) 12月製造業PMI 前回:58.2 予想:57.9
東京市場 休場(正月)

【本日の予想レンジ】
・ドル円	112.00〜113.50	→
・ユーロ円	134.50〜136.20	↑
・ポンド円	151.50〜153.50	↑
・豪ドル円	87.50〜88.50	↑・ユーロドル	1.1950〜1.2100	↑
・ポンドドル	1.3450〜1.3600	↑
・ドルスイス	0.9650〜0.9800	→

【通貨の強さ】
ユーロ>ポンド>豪ドル>ドル

【注目通貨】
・ユーロ(対ドル・対円ともに上昇トレンドが継続中)

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