兵ブロガーバックナンバー(2018年02月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2018年02月

2018/02/28

しーさん

方向感がわかりにくい展開

昨夜はパウエルFRB議長の議会証言に注目が集まっていました。
事前に原稿が公開されたときには一時的にドル買いとなりましたが、段階的な
利上げ実施を続けることを示したのみで、大きなサプライズはありませんでした。
パウエル氏は「Mr.Ordinary」と呼ばれる方でもありますが、
まさに普通で無難な内容といったところでしょうか。

この議会証言を受けて、今年の米利上げの実施予測は3回のまま変わらず、
3月、6月、12月が有力となっています。米債利回りは2.860%から2.920%まで上昇。
NYダウは約300ドルの下落となり、金利と株価も教科書通りの反応となりました。

為替的にはそれほど大きな動きとはなっていませんが、全般的にドル買い
方向での値動きとなっています。ドル円はじわじわと107円台で値固めしつつ、
トレンドライン突破を狙う位置につけている状況です。

本日は午前中には中国PMI、欧州タイムにはフランスGDP改定値、
ドイツ雇用統計、NYタイムに入り米GDP改定値などの指標発表があります。
各時間帯でそれなりの指標が発表されるので、結果発表時の値動きに
翻弄されないようにしたいと思います。

今週のドル円はレンジ相場を予想していますが、上値は108円台の先週高値程度と想定しています。
前述のパウエル議長の証言によりFRBの利上げ路線は変わりありませんが、
すでに知れわたっている未来であるため新たなドル買い材料とはなりません。
そろそろ2月上旬のVIX指数上昇に寄るクラッシュから立ち直ってくる頃だとは思いますが、
安定感としてはまだ足りない状況だと思われます。

金利面では長期的にはドル買いですが、政治面ではトランプ大統領が通商政策を掲げて
ドル安方向に持っていこうとしています。短期的にはまだリスク選好とはなりにくく、
もう一度下げたら買いたいという心理が勝っている状況と考えると、じわじわと
上昇するかも知れませんが手を出しにくい展開が続くのではと予想します。

指標発表などで値動きがあった場合は、行って来い狙いの短期勝負でチャンスを
探したいと思います。

2018/02/27

ZEROさん

パウエルFRB新議長の議会証言に注目

26日のNYダウは399ドル高、25,709ドルでクローズしました。
今月5日パウエルFRB議長就任時に1,000ドル超の暴落を起こしたNYダウは、
今晩24時〜予定されている下院での議会証言を前に、暴落の下げをほぼ埋めてきています。

ドル円とユーロドルは106-108円、1.22-1.24の狭いレンジに入り込んで、
イベント結果待ちとなっています。

26日のドル相場は米10年債利回りの上げ下げに合わせた動きと、
ロンドンフィキシングでの売買があった程度でした。

まずはパウエルFRB新議長の議会証言と、証言を受けたドル相場の動きを確認しない事には、
投資家らも動きようが無さそうです。本日も24時までは様子見姿勢が強まりそうです。

投資戦略は、パウエル議長の証言とドルの値動きを確認してから考えたいと思っております。
現時点では、少し長いスパンでドル戻り売りを考えています。

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2018/02/26

とあるエンジニアKさん

大相場後の様子を見る相場

二週間の期間で行われていたオリンピックが無事に終わりました。
日本は過去最高のメダル獲得数に終わり、大変盛り上がったウィンタースポーツの祭典でした。
やはり何度見てもメダルを取った人の笑顔と涙はいいもので、こちらまで元気をもらえます。

【本日の指標】
 本日の指標は特に大きなものはなく、指標で動かされる一日とはならない見込みです。

【本日の戦略】
ここ最近大きく動く株式相場が続いていましたが、徐々に落ち着きを取り戻してきた
感があります。ダウ平均はトップとダウンのちょうど中間地点まで戻してきました。
上下動どちらも考えられるチャート概形を示しており、今後の展開は予想しにくい状況。
為替相場もドル円の下落が一段落を見せ、107円半ばまで回復してきました。

既に金曜日夜の日経平均先物は22000円を回復するなど、ダウ平均に釣られるようにして
値を戻しつつありますが、この22000円で一度跳ね返された経緯もあり、今後の上昇を期待。

今日一日ではこのラインを突破できるほどのファンダメンタル要因はなく、
まずは東京市場での上昇後の相場を見極めたい展開です。
当然為替相場も読みにくい相場が続いておりますので、こちらも様子を見る相場と
させていただきます。

2018/02/23

しましまさん

ドル安の流れ再び、ドル円は106.60円付近まで下落

昨日は東京時間に日経平均の大幅下落を受けドル円は107円台前半まで下落、 
NY時間には米長期金利の低下を受けドル円は107円を割り込み106.60円まで下落し、
ユーロドルは1.2352ドルまで反発しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

22:30:加・1月消費者物価指数

昨日のドル円は東京・欧州時間は107円台前半〜中盤で推移したものの、
NY時間は107円を割り込み106.60円付近まで下落しました。
今日軟調な動きとなると106円台前半〜106円付近への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると107円台前半〜中盤に上昇できるか見たいです。

昨日のユーロドルは、東京・欧州時間は1.22ドル台後半中心の小動きも、
NY時間1.23ドル台へ乗せ1.2352ドルの高値を付け、その後も1.23ドル台を維持する
底堅い動きでした。

今日堅調な動きとなると1.23ドル台後半〜1.24ドル付近まで上昇できるか見たいです。
一方、反落の動きとなると1.22ドル台後半〜中盤への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2018/02/22

為替見習さん

FOMC議事録と米株式市場を受けた各国株式市場とリスク回避の円買いに注目

昨日の為替相場は、前日に続いてドルの買い戻しが目立った1日に。
FOMC議事録発表後に一旦はドルが売られる場面も見られましたが、
議事録の中身は今後の経済への見通しや成長見通しとともに
追加利上げの必要性が確認できるものであったことから
ドル単体での買い要因はある程度確認できたかなというところですね。

ただここ数週間は世界同時株安によるリスク回避の円買いの動きがあり、
その影響でドル円をはじめとしてクロス円の短期トレンドは下向きですし、
昨日もFOMC議事録の後に米国株は一旦上昇した後下落する動きも出ています。
(つまり発表後ドル安株高からドル高株安になって引けた形)

元々の円高の流れは昨年末あたりから出来ていたものですし、
株式市場と連動する動きが出やすいことから再び株安となれば円買いとなるので、
戻したとしても安易に買いポジションを持ちすぎないように注意したいところ。

また今日の重要イベントとしては、スイスの鉱工業生産、香港の失業率、消費者物価指数、
ドイツのIFO景況感指数、英国のGDP改定値、カナダの小売売上高、米国の景気先行指数、
さらに米国のFRBや地区連銀総裁の発言などが予定されていますので、これらに反応した際に これまでの大きな流れに影響が出るのかどうかを見ておくと良さそうです。 さらに今日もまずは資金管理を万全にしたうえで、取引は当日決済を意識するなど 自分で消せるリスクは徹底して消した上で、上記のイベントに絡んだ流れの変化があれば ついていけるような準備をしておきたいところです。 ではまず水曜オープンからクローズまでの力関係変化を対円変動率で見てみると、 USDが0.41%、CHFが0.12%、NZDが0.01%、CADが-0.02%、 EURが-0.03%、GBPが0.14%、AUDが-0.59%となっていて、 力関係は【USD>CHF>NZD>JPY>CAD>EUR>GBP>AUD】という形に。 火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【USD>GBP>NZD>AUD>EUR>CAD≒JPY>CHF】でしたから スイスが強い位置に変化したこと、円が強い位置を維持していること、 豪ドルが弱い位置に変化したこと、NZDが弱い位置を維持していることがわかります。 続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、 各通貨ともに下向きとなっていますので、円買いの動きが出れば ショートのチャンスになりやすい状況となっています。 この場合は力関係上弱い通貨かつ値幅が出やすい通貨を売って 円を買うという形で攻めるのが低リスクとなります。 逆にここから円売りの動きが出た場合には各通貨の短期トレンドが改善し、 一旦フラット化することになりますし、勢い次第で明確な上向きのものが出てきて、 ロングのチャンスに変わることもあり得ます。 この場合には力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが 最も低リスクかつ高リターンを狙える方法となりますね。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、 短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして 事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、 自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2018/02/21

斉藤学さん

アベノミクスの果実を味わっていただきたい(笑)

【本日の戦略】

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

約1か月ほど前の1月23日に、日経平均株価は2万4129円34銭まで上昇、
「26年ぶりにバブル崩壊後の高値を回復!」と市場や証券アナリストは大はしゃぎでしたが、
そんなインチキ相場が長続きするわけがなく、今月に入りあっという間に年初からの
上昇分を失いました。ドル円も、110円台から一時105円台半ばへ下落しています。

その後は、いつものように「押し目買い!」だとか「割安株を買え!!」と買い煽り、
昨日までの上昇相場を演出しましたが、もうそろそろ反動でまとまった売りが出てくると
予想します。しかも、米国株が自力で6連騰する一方、日本株の反発に関しては
「日銀によるETF買い」に期待するなど、情けない有様でした。

昨晩のドル円は、一時107.38円まで上昇し、「最悪期は脱した、しばらくは買いだ!」
などという楽観的な声も聞かれましたが、ちょうど下落分の3分の1程度戻した水準なので、
「戻り売りに警戒」と注意を促すべき水準なのではないかと思っています。

株式市場同様に反発していた原油も61ドル台半ばへ急反落、米シェールオイル増産見通しが
重しとなりました。このタイミングで豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨が売られ始めており、
軟調な商品相場を背景に下値模索となっています。

全体的にも、ここ数日の買戻しは買い方の「ぬか喜び」で終わると予想します。

【経済指標】

★★★
24:00 (米) 1月中古住宅販売件数 (前月比)  前回:-3.6% 予想:+0.9%
★★★★★
28:00 (米) FOMC議事録 (1月30・31日分)

【本日の予想レンジ】
・ドル円	106.50〜108.00	↓
・ユーロ円	130.00〜133.00	↓
・ポンド円	148.00〜152.00	↓
・豪ドル円	83.50〜85.50	↓
・ユーロドル	1.2100〜1.2430	↓
・ポンドドル	1.3700〜1.4050	↓
・ドルスイス	0.9280〜0.9450	↑

【通貨の強さ】
ドル>ポンド>豪ドル>ユーロ

【注目通貨】
・ユーロ(対ドルの1.2500が強いレジスタンスライン)

2018/02/20

為替研究所さん

「円高トレンド」はいつまで続くか?

先月末時点では、「円高トレンドと言えるかかなり懐疑的」と書いておりましたが、
NYダウの下落を受けての前回の記事では「この株安トレンドは、これが続くようであれば、
為替のトレンドを短期から中期的に変えうる」と書き、今現在、この予想は現実的になってきて、
「数か月単位で円高トレンドが続くかもしれない」と考えております。

何故このように見通しが変化したかというと、

・昨月時点の「円高」はあくまでレンジ相場の中での動きにすぎず、相場の中でも
 あまり大した材料もなかったため、短期的にもレンジの下限に達したら戻すと考えた

・その一方で、「リスクオフ」というのは円相場にとってトレンド形成要因となるもので、
 NYダウの大幅下落というのは、こうした空気を醸成しうる(現在NYダウの価格は
 少しずつ戻しつつありますが、高値と比べると1,000ドル以上下落しており、
 今も警戒感の強い値動きとなっております)

・昨年のレンジ下限を超えて円高が進んでいる一方で、IMM先物でも円売りが
 いまだに溜まっており、もう一段階の下落の可能性がある

・政治的にもトランプ大統領の通商政策についての言及が増えており、
 麻生大臣も「特別に介入しなければならないほどの円高ではない」と発言するなど、
 日米の政治的に「ドル安・円高」の方向に向いている

・105円を超えて下落すると、100円までは支持材料が薄い

というのが主な理由です。(逆に100円を超えて下落するかはかなり懐疑的です)

逆に「円安・ドル高」になる材料としては、

・しばらく相関が薄れているが、経済理論的にも過去の値動き的にも、
 為替相場は金利差によって動くものであり、日米の金利差は拡大すると考えられる

・アメリカ経済や世界経済の見通しは特に悪化しておらず、
 現在の円高トレンドは短期的なものにすぎない

・エコノミストの多くがドル売りを推奨しており、このように見通しが一致した時は
 意外と逆に動くという経験則

等があります。

「エコノミストの見解が一致した時は逆張りした方が良い」という経験則が意外と当たるのが
怖いところですが、個人的には短期的なトレンドとしては円高で見た方がよいと思っており、
その一方で、長期的には「金利差」「実体経済面」の影響がやはり大きいと考えているため、
「長期での買い、短期での売り」が今時点の見通しです。
(ロスカット、資金管理等のリスク管理は必須です)

2018/02/19

為替太郎さん

調整局面の終了を見極めたい日

みなさんこんにちは。

アメリカの雇用統計の上振れにより、直近で大きく崩れていた市場ですが、
心なしか落ち着きが戻ってきました。

ドル円は先週には、一時105円台の1年3カ月ぶり円高水準まで円高が進みましたが、
金曜のニューヨークでは、どうにか106円台を回復。週明けも106円台で堅調です。

また、金曜にはクロス円以外でも、従来の行き過ぎたドル売りの反動か、
ドルが反発する動きがみられました。

実際、ユーロドルは1.24台までドルが戻しています。

ひとまず、テクニカル的な自律反発要因もあいまって、先々週、先週前半のような、
一方的なドル売りの動きは沈静化しつつあります。

また、ドル円の材料として、政府は黒田日銀総裁の留任と、日銀副総裁に
若田部昌澄氏を充てる人事案を提示しました。

リフレ派学者と目される若田部氏の起用は、政府が当面の現在の金融政策の維持を
表明したものと受け止められており、為替市場に安心感は与えているものの、
それゆえに、値動きの材料にはなっていません。

雇用統計以降、ドル円は円高基調で推移していました。
その他の主要通貨に対してはドル円ほどの上昇は見せておらず、
ここまでの流れは純粋なドル売り局面だったと理解すべきでしょう。

一方、ユーロドルは、とりわけドルに対してユーロの上昇傾向が継続していましたが、
ここにきて先行きが不透明になってきました。ドラギECB総裁もユーロ高に警戒感を示しています。

また、ユーロ圏では政局も混迷しており、ドイツの大連立は合意に達したとはいえ、
国民の支持が得られていません。

3月のイタリア総選挙についても有力政党がユーロ離脱の可能性を示しています。
これらは懸念材料としてユーロ売りを誘発する場面もありそうです。

大暴落から徐々に落ち着きを見せつつある市場ですが、いずれにせよ、
まだまだ先行きは予断を許しません。

先週の金曜日の日経平均は、円高の逆風の中で一時前日比401円高、
週明けも上げて始まっていますが、テクニカル的なリバウンドによる上昇もが
どこまで続くかは微妙です。

今日段階では、日経平均の上昇幅と、ドル円がこのまま円高方向に傾かず、
現在の106円に乗せた水準を維持できるかどうかが注目されます。
18:00 ユーロ圏12月 経常収支 19:00 ユーロ圏12月 建設支出 30:45 NZ 10-12月期生産者物価指数

2018/02/16

ダメおやじさん

ドル安が止まらない、本日は106円の攻防か!

こんにちは、ダメおやじです。

今週に入り、ドル円は戻りなしに下げています。
株の大幅安からリスク回避の円高や春節を控えた中国ファンドの日経平均売り、
さらに麻生財務相の円高容認発言があります。
NY株は今週に入り堅調に推移していますが、株価に反応はありません。

麻生さんが円高を容認するということは、米の貿易赤字に絡んで米側から相当に
プレッシャーをかけられていると思われます。

本日は、ミシガン景気指数がありますが、大きな材料にはならず、
株価や米金利で動向で動きそうです。
今後、問題になりそうなのは、米のインフレが加速しており、
年4回の利上げになるかとか、大きく膨らみそうな米財政赤字と思っています。

本日のドル円は、106円でサポートされるかですね。
割り込めば105.50円でしょう。
ただ、チャートでは104円狙いとなります。
上値は106.80円とみています。

1か月、2か月前はドル円は動かず投資家もソッポを向いていましたが、
動きが出て、今はまた人気が出ています。
問題は、長い揉みあい時間での買いが相当膨らんだことですね。
今は、そのポジション調整も出ているようです。 本日も頑張りましょう。

2018/02/15

しーさん

流れは下向きですが、そろそろ反発の芽も。

昨日はNYタイムに発表のあった米CPIが強い結果となり、米債利回りは高値圏で
下ヒゲを示現してさらなる上昇を示唆しました。
日経平均はやや軟調、NYダウは250ドルほどのプラスで4日連続の陽線。
為替はドル買い色が強く、クロス円は戻しましたが、ドル円だけは
下落するというやや不思議な展開となりました。

ドル円は2017年9月の安値107.30円が安値ラインとして意識されていましたが、
そのラインを突き抜けたことでストップをつけて一気に下落。
さすがにオーバーシュート感がありましたが、戻りは弱くNYタイムのドル円は軟調な展開でした。

本日は午前中に豪雇用統計があり、NYタイムにはNY連銀製造業景況指数、
フィラデルフィア連銀製造業指数と米指標が続きます。

現在のテーマは株価となるため、株価が安定しない限りリスク回避相場が続くでしょう。
株価を動かす要因の1つである金利動向も確認しつつ、東京タイムであれば日経平均、
NYタイムであればダウを見ながら短期戦略で勝負したいと思います。

ドル円の戻りが出遅れているようなので、政府系や機関投資家が前向きな姿勢になれば
上昇が期待できます。ただし本日から春節となり、中国市場の参加者が減ることには
注意が必要です。中長期的には米金利上昇はドル高へとつながり、
いずれドル円は上昇するだろうということが予測されるので、ショート目線では
あるもののロングを仕込むタイミングも見つけていきたいところ。

ドル円の1時間足で上昇を示唆するダイバージェンスがでていますし、
日柄的にもそろそろ底固めをして反発するという芽もあります。

この視点を重視したとしてもいきなり全力勝負で買い向かうのはリスキーであるため、
分割ポジションを構築して上昇に備え、下向きの流れが継続した場合の損失は
最小限となるよう留意したいと思います。

2018/02/14

ZEROさん

春節明ければ流れ変わるか?

・13日のドル円は107.40まで下落しました。仮に昨年9月安値107.32を下抜けると
2016年11月トランプラリー以来の安値となります。

先週の米国株暴落に反応薄だったドル円は、春節前のポジション調整、
根強い日銀テーパリング観測、金融庁レバレッジ規制報道などが重なり、
今週に入って上値が重くなっています。

2月末〜3月1週目くらいには、株式市場のボラティリティが落ち着き、
春節前に閉じたポジションを戻してくるかもしれません。

昨日まで108円がサポートになっていました。今後レジスタンスになるかもしれませんが、
108円までの戻りは十分に期待できそうです。

2月末〜3月1週目くらいを目標に、ドル円105円前後までは、
下がったところを少しづつ買っておきたいと考えております。

106円台は中途半端なイメージがあります。107円台と105円台で買っておきたいと思います。

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2018/02/13

とあるエンジニアKさん

108円前半を底と見るドル円

2月も半ば。寒い毎日が続きます。ここ最近は暖冬傾向と言われている中で、
今年は大雪や東京などの都心で氷点下を連日のように記録するなど、
普段より寒い冬を迎えているようにも感じられます。

インフルエンザも大流行を迎えているようで、一度もその辛さを体験したことない
我が身とあっては、極力体調を崩さないよう、気をつけて生活するのみです。

【本日の指標】
 
本日の指標は小粒。特に相場を動かすものではなさそうです。

【本日の戦略】
 
月初めの雇用統計を端に発した株式相場の混乱はまだまだ収束が続かなそうな展開。
昨日もNYダウ平均は410ドル高を達成するなど、先週の下落を取り戻すべく上に向いている模様。

とはいえ先週末には再び大きく下落した相場で、そう簡単には手を出しにくい相場が続きます。
為替相場もボラティリティが高い傾向が続いていますが、ドル円のチャートは108円半ばまで
落ちてきたものの、二度目の底固めをしているようにも見受けられます。

108円前半はいずれも下ヒゲを残しての上昇反転が見られることから、
素直にこのラインを底とみることができるか。
早めの買いを既に入れ、虎視眈々と上昇を待ち続ける戦略を取りたいと思います。

「円が弱い」という展開ならばこの戦略を楽観視できるのですが、
ここ最近はクロス円は各通貨ペア毎に大きく異なり、金利の思惑を横目に上下動が
激しいポンドやドルの弱い展開の中で一人値を伸ばすユーロなど、一筋縄ではいかない相場か。
ドル円を買って待つ相場です。

2018/02/12

しましまさん

引き続き株価の乱高下に注意

先週9日はNYダウの下落を受けリスク回避の動きとなりドル円は108.05円まで下落しましたが、
その後NYダウが前日比+330.44ドルと大幅反発したこと等から持ち直し108.79円で引けました。

今日は主な経済指標の発表はありませんが、引き続き株価の推移には十分に注意しておきたいです。

先週9日のドル円は東京時間は109円付近へ上昇、欧州時間は109.31円まで上昇も上値重く、
NY時間は軟調に推移し108円付近まで下落も終盤大幅反発し108.79円で引けました。

今日堅調に推移すると109円台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると108円台前半への下落が考えられます。

先週9日のユーロドルは、1.22ドル台前半〜後半で推移し1.2252ドルで引けました。
今日堅調な動きとなると1.22ドル台後半〜1.23ドル付近へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調に推移すると1.22ドル付近への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2018/02/09

為替見習さん

各国株式市場動向とリスク回避の円買いに注目

昨日の為替相場は、若干戻す場面が見られたものの円高傾向は変わらず、
NY市場では株式市場の下落とともに再び円買いの動きが強まりましたね。

世界同時株安に関しては若干戻しが入るものの不安定な状態が続いており、
リスク回避の動きが出たことでトレンドも完全に下向きになっていますので、
今日は週末の調整も意識しつつ、株式市場との連動に注目したいところ。

特に今日の午前中も東京市場は勿論、上海株や香港株も大きく下落しているので
株式市場との連動を見ていけば、ショートで狙いやすい相場と言えますね。

また重要イベントとしては、スイスの失業率、英国の鉱工業生産、
カナダの雇用統計などそれなりのインパクトを持つ指標が予定されていますので、
リスク回避の円買いという大きな流れのなかで個別の指標に反応した場合は、
比較的短い時間の取引を狙うのも良いでしょう。

さらに今日もまずは資金管理を万全にしたうえで、取引は当日決済を意識するなど
自分で消せるリスクは徹底して消した上で、上記のイベントに絡んだ流れの変化があれば
ついていけるような準備をしておきたいところです。
ではまず木曜オープンからクローズまでの力関係変化を対円変動率で見てみると、 CHFが0.45%、GBPが-0.31%、USDが-0.53%、EURが-0.67%、 NZDが-0.77%、CADが-0.80%、AUDが-1.07%となっていて、 力関係は【CHF>JPY>GBP>USD>EUR>NZD>CAD>AUD】という形に。 水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【JPY>AUD>USD>GBP>CAD>EUR>CHF>NZD】でしたから スイスが強い位置に変化したこと、円が強い位置を維持していること、 豪ドルが弱い位置に変化したこと、NZDが弱い位置を維持していることがわかります。 続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、 各通貨ともに下向きとなっていますので、円買いの動きが出れば ショートのチャンスになりやすい状況となっています。 この場合は力関係上弱い通貨かつ値幅が出やすい通貨を売って 円を買うという形で攻めるのが低リスクとなります。 逆にここから円売りの動きが出た場合には各通貨の短期トレンドが改善し、
一旦フラット化することになりますし、勢い次第で明確な上向きのものが出てきて、 ロングのチャンスに変わることもあり得ます。 この場合には力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが 最も低リスクかつ高リターンを狙える方法となりますね。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、 短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして 事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、 自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2018/02/08

斉藤学さん

買い一辺倒の大先生に要注意(何度も警告していますが)

【本日の戦略】

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

昨年末から年初にかけ、証券アナリストたちは「日経平均株価は2018年末に3万円、
2020年で4万円になる!」と声高に叫んでいました。
中には、「白いブラックスワンが飛翔した!」などという珍説も出る始末でしたが、
先週から今週にかけての大暴落で目が覚めたのではないかと思われます。

ビットコインなどの仮想通貨宜しく、本来であれば「上値追いが続き過熱感は高いから、
そろそろ調整に気を付けよう!」と警告すべき時に「早く買わないと乗り遅れるぞ!!」
と買い煽った輩が多く、それが週明けの大暴落と東証マザーズ先物の
サーキット・ブレーカー発動につながったのは明々白々でしょう。

以前も書きましたが、証券会社は株価が上がっている時は「乗り遅れるな!」と買い煽り、
株が下がってきたら「押し目買い!!」、さらに下がってくると「割安株を狙え!!!」と
年がら年中買い一辺倒の大先生なので、あまり真に受けない方が良いです。

そしてそれは、株高円安・株安円高で連動する為替にも同じことが言えます。
特に、「損切りしないで楽して儲かる」、「スワップポイントで不労所得!」
といった類(たぐい)の話には注意すべきで、昨年末からのロングでトルコリラや
メキシコペソにやられたトレーダーも多くいるのではないでしょうか。

ところで、今後のマーケットの展開ですが、いったん大暴落で調整が入ったため
今度は大きなリバウンドが入る可能性も出てきており、追撃売りには注意が必要です。
とはいえ、上がったところではしばらく戻り売り圧力が続くはずなので、
数日から1週間程度調整後、徐々に買い戻されていく展開を予想します。

【経済指標】
★★★
22:30 (米) 新規失業保険申請件数 前回:23.0万件 予想:23.5万件

【本日の予想レンジ】
・ドル円	107.50〜109.00	↓
・ユーロ円	131.50〜136.00	↓
・ポンド円	148.00〜152.50	↓
・豪ドル円	84.50〜86.00	↓↓
・ユーロドル	1.2100〜1.2300	↓
・ポンドドル	1.3700〜1.3950	↓
・ドルスイス	0.9350〜0.9550	↑

【通貨の強さ】
ドル>ユーロ>ポンド>豪ドル

【注目通貨】
・豪ドル(将来的に、米ドルと金利逆転の可能性)

2018/02/07

為替研究所さん

NYダウの暴落はどこまで続くのか

NYダウは、一日の下落額として史上最大となる1175ドル安となり、
このNYダウの下落によって、2/6には日経225も一時1,600円超下落する等、
世界的に株安が進みました。

NYダウの下落理由については、

・最近の上昇相場で上がりすぎた部分の調整
・機械による自動売買で「売りが売りを生む」状態になった
・世界的にリスクオフが進行した
・世界の金融緩和が終わるという見通し

等、様々な説が出ておりますが、個人的には、一番上の
「相場が行き過ぎたことの調整」だと考えております。

その理由としては、

・NYダウのPERが一時期28倍を超え、明らかに割高水準であった

・機械による自動売買が原因であれば、ある程度下がった後に買戻しがあるはずで、
 仮にはじめに下落したのが自動売買が原因だとしても、その後人為的に「買い戻さない」
 という判断があったはずで、機械だけのせいとは考えづらい

・株式以外で見ると、為替は「若干円高が進んだ」程度であり、また安全資産の
 金価格も上がっておらず、リスクオフだけでは説明しづらい

・金融緩和の終了は以前から言われていることであり、その一方で
「今すぐに引き締めに入るか」というとそうでもないという状況が変わっていない

と、株価が上がりすぎたことへの調整以外では、値動きの説明が難しいと考えているためです。

今後としては、あくまで「一時的な調整」にすぎず、すぐに戻す可能性がある一方で、
NYダウのPERは執筆時現在25倍と、まだ割高な水準ではあるため、調整局面がしばらく続く
可能性もあり、短期的な予想は難しい印象があります。(本日少し戻しておりますが、
このまま戻すかは不透明です)

現在、為替への影響はそこまで大きなものとなっておりませんが、
今後も株安局面が続く場合、リスクオフから円高が進行する可能性があり、要注意です。

今年に入ってからほとんどの材料について「あくまで短期的な材料にすぎない」
と言っておりましたが、この株安トレンドは、これが続くようであれば、
為替のトレンドを短期から中期的に変えうるものだと思っております。

(逆に、数年単位で考えると、ここ数十年の値動ききを見てもNYダウが低迷を
続けることは考えづらいため、長期的なトレンドへの影響はあまりないと考えております)

2018/02/06

為替太郎さん

アメリカ株式大暴落の衝撃。トレンド転換点か。

みなさんこんにちは。

雇用統計の上振れをきっかけに、急激に世界の株式市場が崩れてきました。

これが、大規模なテクニカル調整なのか、それともこれらかの相場全体の
変調につながっていくのか注目される局面です。

先週のアメリカの雇用統計で、賃金上昇率が高水準になったことで、
インフレ観測が強まりました。

FRBの利上げペースが早まることが、市場全体で懸念材料になっています。

これを受け、世界的な金余りの環境下で伸びてきた株式市場は先週末から下落に転じています。

先週のダウの週間の下落幅は1000ドルを超え、リーマンショック以来の下げ幅を
記録していたようです。これは長期金利の上昇とあわせて市場にインパクトを与えました。

市場の雰囲気は、これまでの上値を追う展開から、週明け時点でかなり
クールダウンした感があります。

さらには、昨夜のダウは、一段の下げを記録し1175ドル安となりました。
この下げ幅はリーマンショックの2008年9月29日の下げを上回る史上最悪の暴落でした。

ここにきて、マーケットはパニック的な株安の様相を呈してきました。

昨日のアジア時間の時点そこ、株高、ドル安に伴う円高進行も目先で止まった状況にあり、
週明けの為替市場は、株式市場を見ながらのもみ合いに転じていましたが、
昨夜のアメリカの株高で再び円高方向にトレンドが向いてきています。

今日の東京市場でもドル円は、リスクオフのための円買いが進んでいます。
昨日も109円を割り込む場面はありましたが、きょうも引き続き109円を挟んで
軟調になりそうです。

なお、リスクオフの流れが強まっているなかで、円の強さは際立っており、
ユーロ円は2円以上、ポンド円も3円以上の円高へと進んでいます。

世界的に先行きが急激に不透明になる中で、円に買いが集まっている格好です。

今日は、日経平均株価も、暴落。2万2千円割れとなり、アメリカの暴落の流れを受けて
激しく売られています。

ドル円は、引き続き軟調な地合いが継続することが予想されます。
このまま株式市場が下落していけば、今日中に108円台の深いところまで円高が
進んでも何ら不思議はありません。

12:30	豪準備銀行政策金利発表	
16:00	独12月製造業受注
16:45	仏12月 財政収支
22:30	米12月貿易収支
22:30	カナダ12月貿易収支
24:00	カナダ1月Ivey購買部景況指数

2018/02/05

ダメおやじさん

金利重視か、株価重視か!

こんにちは、ダメおやじです。

週明けはドル円は確り、ユーロドルはドル高や独の政情不安から小安くスタートですね。
週末のNY株の急落で、市場は激震が走りましたが、米金利の大幅上昇で利上げの加速観測から、
株の下落は有る程度正当です。
また、株は大幅上昇していたため調整は当然で週末の株安は特に材料にならないかもしれないです。

市場は、米金利高からのドル買い、株安からのリスク回避のドル売りのいづれに傾くかですが、
108円台、109円台で底固めして、値を上げたドル円は押し目買い有利とみています。

また、欧州通貨買いドル売りが進行しており、米金利が上がれば、ドルの買い戻しが強まりそうで、
ユーロドル、ポンドドルは戻り売り有利と思っています。

本日は、よく動くISM非製造業景況指数がありますが、動きは米金利や株価を睨んだ
動きとなりそうです。

ドル円は、110.50円では売られそうですが、越えると110.70円台、下値は109.70円とみています。

今週も、がんばりましょう。

2018/02/02

しーさん

ドル円は一旦底打ち。戻り売りか買い転換か?

昨日はFOMCの声明文がややタカ派であったことからドル円が上昇。
米債利回りは2.80%近くまで上昇し、ようやくドル円の動きが債権に
おいつこうとしているかという動きとなりました。

日経平均株価はこれまでに1000円ほど下落していましたが、
ようやく下げが一服して387円高となりました。

まだ米債利回りとの相関は戻っていないものの、
利回り上昇はドル円にとっては上昇要因の一つとなります。
株価の下落不安が改善されることでドル円は底堅くなるでしょう。

次回3月のFOMCの利上げがすでにほぼ織り込まれていることから、
今後の米利上げ路線は安泰となっています。
ドル円は108円中盤で一旦底をつけたことで、新たなレンジを模索する
動きとなるのか、戻り高値に注目しておきたいと思います。

本日は米雇用統計の発表があります。
先日のADP雇用統計では予想以上の好結果がでたため、本日の結果も期待が
高まっていることでややハードルが上がっていると思われます。

前回の結果は+14.8万人、平均時給は+0.3%。今回の予想は中央値+17.5万人、
平均時給+0.3%となっています。
雇用者増が20万人を越えればドル買いで反応するでしょう。

また時給上昇率が予想値以下であれば肩透かしとなって
ドル売りで反応するのではと考えれます。

NYタイムの指標発表までは様子見相場となるかもしれませんが、
昨夜の動きを見ているとドル円は110円の大台が戻り高値として意識されると思われます。
まずは指標結果に従ったエントリを行い、もし下落した場合は108円台で
底固めした後の買いチャンスを探していきたいと思います。

上は109.60円には下落トレンドラインが位置しており、
ここを抜けられるかがポイントですが、強い結果がでて110円台まで
乗せてきた場合は戻り売りはやめて買いでついていくのがよいと考えます。

2018/02/01

ZEROさん

FOMCインフレ今年は上昇との見方

・31日はトランプ大統領一般教書演説、夜中にはFOMC結果が発表されました。

FOMCは「インフレは低水準だが、ここ数か月は上向き」、
インフレは今年上昇していくことを示唆。

ドルインデックスは前日比ほぼ変わらずでした。

今後は週末に発表される米1月雇用統計の平均時給や、
PCEコアデフレーターが上がってくるかどうかに注目しています。

米株式市場はボーイングが牽引し72ドル高。
指標は米1月ADP全国雇用者数23.4万人増(予想18.5万人増)、
米1月シカゴ購買部協会景気指数65.7(予想64.0)でした。

本日は米1月ISM製造業景況指数、明日は米1月雇用統計が発表されます。
投資戦略は、ユーロドル・ポンドドルの押し目買いとします。

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

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