今週は、トルコの緊急利上げによるトルコリラの上昇や、イタリアの政局混乱に伴う大幅なリスクオフ等、 今年に入ってからは珍しく、アメリカとそこまで関係のない材料で大きく動きました。 その結果、クロス円でほとんどの通貨が下げる中、トルコリラだけプラスになるという、 非常に珍しい事態も発生しました。 トルコでは、トルコ中銀が貸出金利を引き上げたのに続き、政策金利も8.0%→16.5%と大幅に 引き上げることで、エルドアン大領領(トルコは大幅なインフレ・通貨安に苦しんでいる中で、 利下げを主張している大統領)の利下げ圧力に屈さない姿勢を見せると同時に、 利上げ自体が好感されたこともあり、久しぶりにトルコリラ高になりました。 イタリアでは、大統領が財務相候補のサボナ氏の任命を拒否し、連立政権VS大統領という構図が出ており、 再選挙や、イタリアのEU離脱の可能性まで論じられるようになるなど、政局が大きく混乱しております。 イタリアの状況を簡単に整理すると、イタリアは大統領と首相が別に存在しており、 大統領には首相や閣僚の任命権があります。その中で、イタリアは前回総選挙でトップの議席であった 「五つ星運動(ポピュリスト政党と呼ばれております)」と「同盟(極右政党と呼ばれております)」 という真逆の二党が連立政権の樹立を目指していたのですが、その中で、上でも書いたように 財務相候補の任命を大統領が拒否し、組閣が困難になっております。 この財務相の任命を拒否した背景には、候補のサボナ氏が脱EUを主張していたからだとも言われており、 また、連立政権を目指す二党とも反EUの姿勢を示していることから、その中で総選挙が行われると、 イタリアの中で「EU派」VS「反EU派」の対立となり、その結果によっては、イタリアでEU離脱の 機運も高まりうることから、市場が警戒しております。 また、「五つ星運動」と「同盟」の両党は、「反緊縮」で一致しているのも市場が懸念している点です。 再選挙が行われた場合、「五つ星運動」と「同盟」が協調を強め、過半数議席を確保する可能性があり、 そうなった場合、EU離脱の機運だけでなく、イタリアの債務問題も再発するの危険もあります。 イタリアの再選挙については、早ければ7月に実施される可能性もあり、
今後もイタリアの動向には注目が必要です。
昨日の為替市場は、リスクオフムードが広まり、東京時間は株安円高の展開でした。 さらに、これを引き継ぐ欧米市場でも株安が続き、ドル円は108円台まで下落しています。 イタリアでは、次期首相候補が組閣を断念し、大統領が暫定首相を指名。再選挙実施の情勢となりました。 ユーロ圏の政治の先行きが不透明になったことで、為替市場はリスク回避に傾き、 対ユーロ、対ドルで円高が進行しています。 ドル円は、こうした政情に加えて、一時は3%を超えていたアメリカの長期金利の低下も手伝って、 109円台を割り込み、今日は108円台前半での動きになっています。 ユーロ円に至っては、125円台と年初来の水準までユーロ安が進みました。 週明けの時点では、アメリカの経済指標の強さ、また週後半に雇用統計等の重要指標を控えていることから、 リスク回避で大きく円高に振れるような地合いではないとみていましたが、目先は予想外に強い円高の 流れになっている感があります。 昨日の欧州時間は、イタリア債・イタリア株式の大暴落により、クロスユーロは一気にユーロ安が進みました。 これを受けた欧州株の下落も作用して、ユーロドル・ユーロ円ともに東京から欧米市場にかけて 水準を切り下げる展開でした。 もっとも、ユーロ安はともかくとして、ドル円に関してはここから底なしの リスクオフの円高に向かうかは疑問です。 雇用統計も控えていますし、北朝鮮情勢に関しても各種報道によれば、当初予定通りの 米朝首脳会談が開催される可能性をいまだ十分に感じさせる状況が継続しています。 今日のところは、雇用統計に向けた前哨戦になるADP全国雇用者数や、 米1-3月期GDPの改定値などの経済指標が重要になります。 これら指標次第では、少し前までのドル高の流れが再度意識され、 リスクオフムードがいったん後退する可能性もあります。 ひとまずは、指標を見ながら慎重に取引をしたい場面です。 15:00 独4月小売売上高指数 16:55 独5月雇用統計 18:00 ユーロ圏5月経済信頼感 18:00 ユーロ圏5月消費者信頼感 20:00 MBA住宅ローン申請指数 21:00 独5月消費者物価指数 21:15 米5月ADP全国雇用者数 21:30 米1-3月期GDP 21:30 米1-3月期個人消費 21:30 米1-3月期GDPデフレーター 21:30 米1-3月期コアPCEデフレーター 21:30 米4月卸売在庫 23:00 カナダ中銀政策金利 27:00 米ベージュブック
こんにちは、ダメおやじです。 昨日は東京では米中首脳会談開催期待でドル円は109.82円、ポンド円で146.16円まで 上昇しましたが海外ではドル円は109.23円、ポンド円で145.31円まで下落しました。 ドル円は上下に振れただけで下げ幅は限定的でしたがユーロドルは伊の政情懸念で一時11607、 ポンド円は英利上げ観測の後退やEU離脱交渉の不透145明感からポンド円で14531円、 ポンドドルで1.3295まで大きく下落しました。 本日は英米が休場明けとなりますが特に重要指標はなく昨日と同じく欧州通貨主導の動きとなりそうです。 ドルが動くなら米金利動向やトランプさん絡みのニュースが出た時でしょうね。 後はブラジルやアルゼンチン、トルコなど新興国通貨懸念がもっと大きくなれば動く可能性も有りそうです。 ドル円は上値は109.80円、下値は109円、108.80円でしょうね。 ポンド円は上値は146.30円、下値は145円でしょうね。 ユーロドルは上値は1.1670、下値は1.1580と見ています。 昨日はドル円は突っ込みは買われると書き、今も変わりはないですが1日でも結構値が振れるので 変な相場観は持たず、目先狙いでコツコツと取り次の展開を待つのが良いかもしれないですね。 今週も頑張りましょう。
先週は個人的には待ちに待った円高となり、ようやく思惑と値動きが一致したので ほっとすることができました。 円高要因の一つである米朝首脳会談の中止については、引き続き話合いが行われているため、 6/12に復活する方向で調整中とのこと。この報道を受けて、今朝は円安方向にギャップアップで 始まりましたが、米朝のそれぞれの立場としては米国の方が圧倒的に上から目線であり、 北朝鮮がどこまで本気で下手に出ることができるのか、プライドの高い国にとっては難しい 選択となるのかも知れません。 本日は欧州市場がスプリングバンクホリデーのため休場、NY市場はメモリアルデーのため休場となり、 欧米市場がお休みのために夕方以降の値動きはほとんど期待できません。 本日は為替トレーダーとしてもお休みをとっておき、明日以降の戦略を練るなど 英気を養っておきたいところです。 今週の流れとしては、先週の円高を受けて一旦は戻したところで再下落を狙いたいところです。 一時的な買い戻しがあれば少額短期で買ってもよいかも知れませんが、ロングでエントリする場合は、 建値を割り込んだらすぐに逃げるか途転する気持ちでエントリし、放置したら大変なことに なりかねないということを肝に命じておきましょう。 日足チャート上はまだ下落が始まったばかりなので、まだ下落余地は残されていると考えています。 明日以降の値動きをシミュレートして、こう動いたらこうする、 といったようにイメージトレーディングをするのも為替トレードの醍醐味の一つです。 いくつかの材料に応じた値動きを予想しておき、どれかのパターンに該当したら「ここだ!」 というところでエントリできるよう準備をしておきましょう。
24日は「トランプ大統領、輸入自動車・自動車部品に最高25%の追加関税」との報道を受け、 リスク回避(円高+株安)で反応しました。 すでに雲行きが怪しくなっていた、6/12シンガポールで開催予定の米朝首脳会談は中止。 これにも市場はリスク回避リスク回避(円高+株安)反応しています。 NYダウは大幅安となる場面があったものの、終盤に値を戻しNYダウ75ドル安(-0.30%)、 ナスダックは1.53ポイント安(-0.02%)で引けました。 市場はトランプ劇場に振り回されていますが、先の米中貿易戦争でも大きな成果を上げられておらず、 最初に過激な方針を打ち出して交渉に入っていく「いつものパターン」という見方も。 引き続き米通商問題、米朝首脳会談、新興国通貨安の行方に注目。 本日は17:00独5月Ifo景況感指数、21:30米4月耐久財受注、23:00米5月ミシガン大消費者信頼感指数 ・確報値が発表されます。 今週はトルコ・リラの乱高下や、久しぶりの円全面高など、やや荒れた1週間になりました。 マーケットも投資家も疲れているでしょうし、今日のところは、大きな動きは無さそうです。 トレードでは、売っていたドル円・ポンド円を利食ったばかり。 BOEカーニー総裁からハト派発言が出ており、ポンドの上値は当面重そうな雰囲気です。 戻れば売りたいところですが、大きく戻すことも無さそうです。 本日は様子を見て、次の投資戦略をじっくり考えたいと思います。 ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
もうすぐ6月。既に衣替えもはじまりつつあり、爽やかな天気から少し暑いぐらいの日々です。 このまま夏に入ると思いきや、当然ながら梅雨の季節が巡ってきます。 今年はふっと買い物中気に入った判の傘と長靴を買って日々の通勤に備えることとしました。 【本日の指標】 本日は米国時間において住宅関連の小粒な指標が少々。 しかしながら相場を動かすものとはならない見込みです。 【本日の戦略】 110円に到達したドル円はその値を固めるべく110円、そして111円と順調に値を伸ばしていたものの、 トルコリラの急落を発端とする円買いが発生。背景はトルコ大統領による中央銀行への介入強化表明とのこと。 対円では個人投資家がトルコリラ円の買いを持つのが多かったようで、下落によるロスカットが更に その下落に拍車をかけるという流れを読んでいるようです。マイナー通貨故に普段はチャートを 見ることはしないのですが、その下落幅はいつぞやのポンド円の下落を彷彿とさせます。 さてこの円買いは当然ドル円にも波及しているものの、昨晩後半からはなんとか持ち直して110円に。 ここ最近相場の急変動を発生させるようなニュースはなかっただけに、相場にインパクトを与えた 今回のトルコリラ騒動でした。当然ながら株式相場においてもその問題は波及しており、 日経平均株価は順調に伸ばしていた中で冷水を浴びせる形となりました。 さて、気になるのは今後の動きとなりますが、当然ながら今回の騒動が一日で収束するとも思えず、 しばらくはニュースと相場をいったりきたりする日々が続きそう。 せっかく買いとしたドル円も週明け水準に戻ってきましたが、ここはこのままキープとします。 週の戦略に変更はありません。
昨日は小幅ながらもドルが軟調に推移しドル円は110.80円付近まで下落、 ユーロドルは欧州時間に1.1830ドル付近まで上昇しました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 17:30:英・4月消費者物価指数 23:00:米・4月新築住宅販売件数 27:00:FOMC議事録公表 昨日のドル円は110円台後半〜111円台前半での小幅ながら上値の重い動きでした。 今日軟調な動きとなると110円台中盤への下落が考えられます。 一方、堅調な動きとなると111円台前半へ上昇できるか見たいです。 昨日のユーロドルは欧州時間1.1830ドルまで上昇するも、NY時間は1.17ドル台後半へ反落しました。 今日堅調な動きとなると1.18ドル台前半へ上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると1.17ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、先週のドル買いの動きが一服する形となったほか、 ユーロがイタリア新政権への懸念からからやや売られるなかで、 資源国通貨であるオセアニアやカナダが買われる動きが目立ちましたね。 ドル円に関しては節目としての110円を超えた状態を維持していますので 次のターゲットとなる113円を目指す動きが出てくるか、再び110円を割り込むか、 というところが今後の重要なポイントになっています。 今回のように調整を交えながら再上昇していく強い動きになるかどうかは、 米長期債利回りの変化も影響してくると思いますので、金利差は今後も注目したいところ。 資源国通貨の上昇については、原油の上昇による影響が大きいとみていますが、 金など他の商品市場はそれほど強い動きは出ていませんので、 原油との連動に注目しておくと良さそうですね。 このような中で今日のイベントとしては、英国の財政収支、カナダの卸売り売上高、 米国のリッチモンド連銀製造業指数、2年債入札などが予定されていますが、 各イベントともそれほどインパクトは強くないので、金利情勢や商品市場、 株式市場との連動を見ていき、チャンスがあれば狙いたいところ。 また今日もまずは資金管理を万全にしたうえで、取引は当日決済を意識するなど 自分で消せるリスクは徹底して消した上で、強い動きが出た場合には ついていけるような準備をしておきたいところです。 ではまず月曜オープンからクローズまでの力関係変化を対円変動率で見てみると、 AUDが0.94%、CADが0.86%、NZDが0.40%、CHFが0.19%、 USDが0.15%、EURが-0.07%、GBPが-0.17%となっていて、 力関係は【AUD>CAD>NZD>CHF>USD>JPY>EUR>GBP】という形に。 先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【NZD>CHF>JPY>AUD>USD>EUR>GBP>CAD】でしたから オセアニアが強い位置で加速したこと、カナダが弱い位置から強い位置に変化したこと、 円が弱い位置に変化したこと、ユーロやポンドが弱い位置を維持していることがわかります。 続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、 昨日の動きを受けてユーロ、ポンドがフラット、その他は上向きですので、 どちらかというと円売りの動きが出ればロングのチャンスになりやすい状況。 そのため今後の注目ポイントは円を軸とした力関係変化で、 ここから円売りの動きが出れば各通貨の短期トレンドは改善して 明確な上向きのものが出てきてロングのチャンスとなります。 この場合は力関係上強い通貨かつ値幅が出やすい通貨を買って、 円を売るという形で攻めるのが低リスクとなります。 逆に円買いの動きが出てきた場合には各通貨の短期トレンドが悪化し、 ユーロやポンド、カナダは早い段階で下向きとなりますし、 その他も勢い次第では簡単に明確な下向きになり得ます。 この場合には力関係上弱い通貨かつ値幅が出やすい通貨を売って、 円を買う形で攻めるのが最も低リスクかつ高リターンを狙える方法となりますね。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、 短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして 事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、 自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【前日の概要】 NYダウは-54ドル安、日経平均株価は+91円高の22930円で引けました。 ドル円は一時111.08円まで上昇しましたが、ドルストレートの下落によりクロス円は小幅安です。 【前日の結果】 ・ダウ平均 24715.09(+1.11 +0.00%) ・日経平均 22845(-85 -0.37%) ・NY金先物 1291.30(+1.90 +0.15%) ・NY原油先物 71.28(-0.21 -0.29%) 【経済指標】 ★★★ 08:30 (日) 4月全国消費者物価指数 (前年比) 前回:+1.1% 予想:+0.7% 結果:+0.6% 【本日の戦略】 <ポンドへの売りが目立つ> 先週末のNYダウはほぼ変わらずの+1ドル高でしたが、ナスダックとS&Pは小幅に反落、 一時111.08円まで上昇していたドル円も、110.70円台へ戻し週末を迎えました。 ドルストレートの下落によりクロス円もやや軟調、全体的に小幅調整となっています。 通貨別には、直近でGDPやインフレ見通しが下方修正されたポンドへの売りが強め、 早期利上げ期待が後退したことで、今週も売り優勢の地合いが続くと予想します。 <イランや中国、北朝鮮の動向に注目> 米朝首脳会談にやや暗雲が立ち込める一方、週末の間に米国がイランとの新合意に向けた 意欲を示したことや、米中貿易協議で前向きな共同声明が行われたことは買い材料、 これらを受けた序盤の値動きを確認したいところ。 【経済指標】 ★★★ 08:50 (日) 4月貿易収支 前回:+7973億円(+7970億円) 予想:+4400億円 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 110.00〜111.50 ↓ ・ユーロ円 129.00〜131.00 ↓ ・ポンド円 147.50〜150.00 ↓ ・豪ドル円 82.00〜84.00 ↓ ・ユーロドル 1.1720〜1.1820 ↑ ・ポンドドル 1.3400〜1.3450 ↑ ・ドルスイス 0.9900〜1.0050 ↓ 【通貨の強さ】 ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド 【注目通貨】 ・ポンド(早期利上げ期待の後退)
今週の週間予想では、「110円の上値が重い」「ダブルトップが形成されている」という理由から、 110円超えは難しいのではないかと予想しておりましたが、その予想に反し、「3度目の正直」とばかりに、 ドル円は110円を超え、執筆時現在、110円台後半をつけております。 しかし、ではこのまますんなり上昇トレンドや、あるいはそこまで行かずとも昨年のレンジであった 114円程度まで戻すかというと、正直疑問に思っております。 その理由としては、 ・アメリカは今年11月の中間選挙に向け、通商政策や対外政策で有権者に「アピール」したいと考えており、 それがリスクオフを招きうる(政権内でのタカ派人材の登用、鉄鋼への関税、中国との貿易戦争問題、 イラン核合意の離脱等が、これまでの具体例です) ・また、通商問題との絡みから、アメリカは最近ではドル安志向を隠そうともしておらず、 ドル高トレンドを許容しないと考えられる ・日本国内でも、遅くとも今年9月の自民党総裁選挙までに安部首相が退任すると考えられ、 「異次元緩和」が続かなくなる可能性が高い といったことがあげられます。 こうしたことから、2018年の間は、そこまで大きなドル高・円安にはならないのではないかと考えております。 実を言うと、年初には、「米国長期金利上昇と、FRBの引き締めで、ドル高円安トレンドに入る」と 予想していたのですが、この予想は、2018年に以下のことが発生したことにより、現在は保留にしております。 ・ペンシルベニア州の補欠選で共和党が負けるなど、トランプ政権の支持基盤が予想外に脆弱で、 トランプ大統領が対外強攻策等で活路を見出そうとしたこと ・森友学園問題で安部政権に激震が走り、「自民党総裁選で三選は既定路線」といった状況が覆された こうした問題が一つずつ解決していけば、米国経済の好調さや、金利高等から、長期的にはドル円は 上げていくと思いますが、その上がる時期は2018年ではないのではないかというのが、最近の見通しです。
今週のドル円は、110円台に乗せて推移しており、依然としてこのところのドルの堅調が継続しています。 昨日の東京時間の株式市場は、北朝鮮が米韓合同の空軍演習を理由に韓国との閣僚級会談を中止した ことにより、北朝鮮関連の地政学リスクが再度意識されたことや、米中通商会議が開始されたことによる 米中貿易摩擦の先行きへの懸念などもあり、日経平均株価が前日比100円79銭安と続落する展開でした。 さらに、昨夜のダウも小幅高に留まるなど、株式は上値が重い展開になっています。 しかしながら、アメリカの長期金利の高止まりなどにも支えられて、ドルが値を崩す展開にはならず、 ドル円は、底堅く110円を維持。米4月鉱工業生産の堅調と金利の高止まりにも支えられて、 ニューヨーク時間の引けにかけては、110円台半ば近くまで上昇しました。 昨日の日経平均の続落は、4月小売売上高の好調を背景にアメリカの国債利回りがついに 2011年以来の水準まで上昇してきたことや、昨日内閣府から発表された1-3月期の日本のGDPも、 予想外のマイナス成長になったことで、国内の経済の先行きも不透明になったことが材料になっています。 GDPのマイナスは、内需の失速による9四半期ぶりのものであり、安倍政権が目指すデフレ脱却が いまだ遠いことを示しました。かといって、金利差を見ればこれ以上円高には進みにくい状態であり、 売りにも買いにも動きにくいです。 米朝首脳会談が開催されるかの雲行きも怪しくなってくるなど、目先で地政学リスクが 高まってきたこともあり、雰囲気的にはドル円をこれ以上買い上げていこうという動きが 継続するかはかなり微妙なところです。 為替市場は、ドル高基調ながらも天井が重い感があり、当面のドル円の値動きは 110円台が軸になりそうな印象です。6月12日と13日に開催されるFOMCに向け、 アメリカの長期金利には注目が集まりやすいと思います。 一方、イタリアで連立協議中の2党が、ECBに債務免除を要請するとの報道がなされたことで、 ユーロドルは昨年12月以来の水準まで下落しています。 10:30 豪4月就業者数 10:30 豪4月失業率 18:00 ユーロ圏3月建設支出 21:30 米新規失業保険申請件数 21:30 米5月フィラデルフィア連銀製造業指数 21:30 カナダ3月国際証券取引高 23:00 米4月景気先行指標総合指数
こんにちは、ダメおやじです。 昨日のドル円は米指標から米金利が上昇すると110.45円まで上昇し110.30円台で終わりました。 110円の壁に阻まれNY引け値ベース(終値ベース)での110円越えは2月以来ですので 通常なら押し目は買われる展開となりそうです。 ただ、ドル高は日、中、欧との貿易摩擦問題も有り、ドル高による新興国の債務問題も 深刻になりそうで、まだ安心してドルを買える状況ではなさそうです。 また米朝首脳会談が中止になる可能性も有るのも懸念材料ですね。 本日は国内では日経平均の動向や輸出の売りが出るか、海外でも利食い売りが出るかでしょう。 米指標は特に重要ではなく米金利が3%を維持できるかでしょうね。 ドル円は110.50円を越えて一段と上昇して終われるか、下げても110円は維持できるか、 110円を再度割り込むかが本日の注目材料と思われます。 動くのは良いことですが、まだ少し盛り上がりに欠けてるようです。 商いも活発になれば良いですね。
昨日は米大使館がエルサレムに移転されたことで暴動が発生していましたが、 為替的にはほとんど影響はありませんでした。ドル円は109円台中盤をうろうろしており、 中東リスクがあるような値動きには見えませんでした。 またクロス円ではユーロ円とポンド円が反発。ユーロ円は半値戻しの手前の131.30円付近まで 上昇しましたが、ここからは連動するユーロドルが1.2000の壁に頭を抑えられることで、 ユーロ円も上値が重い状態となるかどうかという水準にさしかかってきました。 今週はクロス円は戻り売り狙いとしているため、ここから反落してくれると イメージしやすい展開となりそうです。 本日は午前中のRBA議事録を皮切りに、中国の小売売上高、ドイツQ1GDP速報値、英失業率、 ユーロ圏GDP改定値、米NY連銀製造業景況指数、米小売売上高と多方面の指標の発表が相次ぎます。 それぞれの指標結果により大きなトレンドが発生するような材料ではありませんが、 結果次第では一時的な値動きが発生し、昨日のクロス円のようにボラティリティを 提供してくれるのであれば好悪いずれの結果でも歓迎したいと思います。 事前の見方として円安、円高のいずれにも偏った見方はしておかずに、 結果に従って素直な反応についていきたいところです。 米国、本邦ともに株価は堅調推移となっており、米債利回りは3.000%直前の水準に張り付いています。 円高要因が見当たらない中で、ドル円のチャートの形状的に調整下落がやってきそうという 状況だと思われますので、売り勝負は短期決戦に留めておき、その後の押し目買いを本命と 考えておくとよいかも知れません。 まずはテクニカル通り一旦調整を期待しておき、指標結果がテクニカルと 同一方向になったときに勝負していきたいと思います。
先週は武田薬品によるシャイアー買収が決まったものの、 ポンド円の反応は小さく残念ながら大相場にはなりませんでした。 リクルートによるGlassdoor買収なども報道され、ドル円・クロス円を 押し上げる材料になったという見方もありました。 米インフレ指標は強まらず、ドル高も一服しています。 本日は主だった指標の発表もなく、明日発表される米4月小売売上高を待つ展開になりそうです。 為替市場では、ドル金利上昇に伴う新興国からの資金流出懸念が高まっており、 アルゼンチンペソやトルコリラが売られています。 アルゼンチン当局は、緊急利上げやIMFに支援を要請するなど、対応に苦慮しています。 トルコ当局も対策に乗り出しているものの、効いてくるには時間がかかりそうです。 投資戦略は様子見とします。新たな材料が出ない限り、あまり大きな動きが無さそうな1日です。 ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
最近デスクトップパソコンの画面を4Kに更新しました。今までにない解像度で、 普段画面とにらめっこしている時間が長い分、疲れ具合が違うようにも感じてしまいました。 この調子で相場に対する成績も向上したいものです。 【本日の指標】 本日は相場を動かすような指標はありませんが、昨日は消費者物価指数(CPI)という 普段相場に影響を与えない指標がきっかけで動きが見られた点から、 相場はなんらかのきっかけを探しているようにも見受けられ、念のためニュースには注意が必要です。 【本日の戦略】 いよいよドル円が110円まで回復しました。 ここ4月下旬から続くドル独歩高に対してついに節目を達成した形となります。 といっても昨日の相場は一瞬110円をタッチしたのみで、その後は109円台前半まで下げるなど、 長い上ヒゲを残しての昨日の取引を終えた形となります。ユーロドルやポンドルのチャートを 見てもいったん落ち着いたように見えるこのドルの独歩高。 相変わらず米国株価は好調さを維持し、イラン問題や北朝鮮にも目もくれずに値動きを 続けていることから、ドルを今後動かすのはFOMCによる利上げに関連するニュースか。 その観点から見るとしばらくは直結するイベントも見えないこと、既に109円に達してもうすぐで 一ヶ月経過しようとしている点などから、いよいよ下落方面を期待してしまいますが、 今しばらく様子を見る相場とします。
昨日は、米長期金利の上昇や原油高等からのNYダウの上昇を受けドル円は109.80円台まで上昇しました。 クロス円も反発し、ユーロ円は130.49円、ポンド円は149.20円の高値を付けました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 17:30:英・3月鉱工業生産 20:00:BOE政策金利発表 20:00:BOE議事録公表 20:00:BOE四半期インフレレポート 21:30:米・4月消費者物価指数 21:30:米・新規失業保険申請件数 昨日のドル円は東京時間109.60円台、欧州時間は109.81円まで上昇、NY時間は概ね 109.60円〜109.80円で底堅く推移しました。 今日堅調な動きとなると110円台へ乗せ110.50円付近を目指し上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると109円台中盤〜前半への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは東京時間1.18ドル台前半へ下落も欧州時間からNY序盤は1.18ドル台後半まで反発、 NY時間は1.18ドル台中盤へ反落しました。 今日軟調な動きとなると1.18ドル付近への下落が考えられます。 一方、反発の動きとなると1.19ドル付近へ上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、イラン核合意問題に関する動きが読みにくいこともあり 全体的に動きは小さいながらも、先週からの円買いが続く展開となりましたね。 ただドル円が108円をつけにいくような積極的な動きは出ていませんし、 ドルも対欧州通貨では強めの位置にあるなど、ドルの強さはある程度見られ、 その分クロス円の下げが相対的に目立つような格好となっています。 イランの核合意に関しては、結局米国が合意を離脱する方針を発表。 制裁の再開や追加制裁を行うことなどが発表されたわけですが、 それよりもイタリアの政局懸念のほうがインパクトが強い印象ですし、 イランの問題も原油など商品市場に影響が出そうな雰囲気ですから、 今日もそのあたりには注意して相場を見ていきたいところ。 このような中で今日のイベントとしては日中韓首脳会談や米生産者物価指数、 アトランタ連銀総裁講演などが予定されていますし、翌朝にはRBNZ政策金利発表と 一応それなりにインパクトのあるものが予定されています。 そのため今日もまずは資金管理を万全にしたうえで、取引は当日決済を意識するなど 自分で消せるリスクは徹底して消した上で、上記のイベントに絡んだ流れの変化があれば ついていけるような準備をしておきたいところです。 ではまず火曜オープンからクローズまでの力関係変化を対円変動率で見てみると、 CHFが0.13%、USDが0.05%、GBPが-0.01%、EURが-0.44%、 CADが-0.45%、NZDが-0.63%、AUDが-0.79%となっていて、 力関係は【CHF>USD>JPY>GBP>EUR>CAD>NZD>AUD】という形に。 月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【GBP>NZD>USD>JPY>CHF>AUD>CAD>EUR】でしたから スイスが強い位置に変化したこと、オセアニアが弱い位置に変化したこと、 ドルや円が強めの位置を、ユーロやカナダが弱めの位置を維持していることがわかります。 続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、 昨日の動きを受けて各通貨ともに弱いながらも下向きとなっていますので、 どちらかというと円買いの動きが出ればショートのチャンスになりやすい状況。 この場合は各通貨の短期トレンドは明確な下向きとなりますので、 力関係上弱い通貨かつ値幅が出やすい通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。 逆にここから円売りの動きが出た場合には各通貨の短期トレンドが改善し、 一旦フラット化することになりますし、勢いが強くなった場合には、 上向きのものが出てきてロングのチャンスに変わることになります。 この場合には力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが 最も低リスクかつ高リターンを狙える方法となりますね。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、 短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして 事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、 自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【前日の概要】 先週末のNYダウは+332ドル高、日経平均株価は-5円安の22467円で引けました。 ドル円は109円付近でのレンジ相場、ドルストレートの下落によりクロス円は軟調です。 【前日の結果】 ・ダウ平均 24357.32(+94.81 +0.39%) ・日経平均 22470(+20 +0.09%) ・NY金先物 1314.10(-0.60 -0.05%) ・NY原油先物 70.62(+0.90 +1.29%) 【経済指標】 ★★★ 15:00 (独) 3月製造業受注 (前月比) 前回:+0.3% 予想:+0.5% 結果:-0.9% 【本日の戦略】 <NYダウが3日続伸するも、ドル円は上値が重い> ドル円は、下がったところで買いが入っているものの、109円台半ばから後半が重くやや売り優勢。 先週、一時110円台を回復した時にはわずか10秒ほどで109円台へ戻していて、 戻り売りの強さがうかがえます。 昨晩のNYダウは3日続伸し+94ドル高となりましたが、トランプ大統領が 「9日午前3時(日本時間)にイラン核合意に関して判断を下すと述べた」ことで 上値を縮めて引けたことも、ドル円の上値を重くしました。 <地政学的リスクの高まりによるドル売りに注意> 先月末あたりから、イラン核合意に対するアメリカの対応が警戒されていて、 原油は一時4年ぶりとなる70ドル台へ乗せました。警戒感の高まりにより金も小幅に続伸し、 1300ドル台の維持が続いています。 ある程度織り込み済みと思われますが、金や原油が買われればドル安が進むため、 中東情勢の悪化に注意が必要でしょう。 5/14(月)には、米国の在イスラエル大使館を現在のテルアビブからエルサレムに移転する 予定になっていて、地政学的リスクの高まりが懸念されています。 【経済指標】 ★★★ 未定 (中国) 4月貿易収支 前回:-49.8億USD 予想:+275.0億USD 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 108.50〜109.40 ↓ ・ユーロ円 128.50〜131.00 ↓ ・ポンド円 146.50〜148.50 ↓ ・豪ドル円 81.20〜82.50↓ ・ユーロドル 1.1880〜1.1980 ↑ ・ポンドドル 1.3500〜1.3650 ↑ ・ドルスイス 0.9900〜1.0100 ↓ 【通貨の強さ】 ポンド>ドル>豪ドル>ユーロ 【注目通貨】 ・ドル(地政学的リスクの高まりに注意)
普段、デイリー記事は週間見通し記事からのフォローで、米ドル円について書くことが多いのですが、 今回は同日なので、デイリー記事では別の豪ドル・NZドルにも焦点をあててみたいと思います。 豪ドル・NZドルは、基本的には「高金利通貨」として人気の高い通貨であり、その政策金利は、 豪ドル1.5%、NZドル1.75%と、先進国の中でトップレベルの水準となっております。 また、高金利通貨としては珍しく、オーストラリアもニュージーランドも経済成長を 安定して続けており、公的債務残高も低く、国債格付けは高いいというように、 「安定感」を求める投資家からも人気が高いです。 このように、「安定感のある高金利通貨」として人気の高い豪ドルやNZドルですが、 2018年に入ってからは、豪ドルは対円でも、対米ドルでも弱くなっております。 これには、 ・対円については、2018年に入ってからは全体的にリスクオフで円高傾向にあった ・対米ドルでは、米ドルも利上げを行ったことによって、豪ドルやNZドルと並ぶレベルの 高金利通貨となってきており、米ドルに流れる動きが出てきている
・また、米ドルについては、基本的に利上げ傾向にある一方、豪ドルやNZドルは 少なくとも年内の利上げはそこまで期待できず、金利差はむしろ逆転すると予想されている ・オーストラリア、ニュージーランドともに、中国が主要な貿易相手国であり、 中国経済の影響を大きく受けやすい中、中国は米国との貿易摩擦問題などもあり、 そのことが中国とのつながりも強い豪ドルやNZドルにも悪影響を及ぼしている といったことがあげられます。 こうしたことから、短期的に見ると、高金利を目当てに取引する場合、豪ドルやNZドルよりも、 米ドルの方がパフォーマンスが良いと見ております。 ただし、アメリカは、対外債務が多く、予算の度に債務問題がクローズアップされる一方、 オーストラリアやNZは公的債務残高が低く、安定的であるという点はいまだ残っており、 こうした「安定感」が長期的に好まれる可能性も高いと思っております。 また、「金利が上がる可能性は高くない」とはいえ、今でも十分なスワップをもらうことはできるため、 長期保有でのスワップ益は狙いやすい通貨です。 そのため、長期での分散投資の投資先の一つとしては、豪ドルやNZドルは今でも十分にも 魅力的な投資先だと考えております。
本日は、アメリカ時間に米商務省から発表される予定のアメリカの雇用統計を控えて、 アジア時間、欧州時間とも、いまのところ小動きが継続しています。 今日の東京はGWシーズンで休日ということもあり、ドルは弱含みながらも基本的には 動意が薄い展開でした。 現在までドル円は109円代前半から108円台の後半付近での推移が延々と継続しています。 個人的には週明け時点では110円定着の可能性もあると見ていました。 しかしながら、市場全体では様子見気分も強く、ドルが本格的に上がるような状況には至らず、 いまいち上値が伸びきれない動きになっています。 今日の日中に一時的に108円台に入る場面もあるなど、ドルの上値は、引き続き 今一歩伸びきれない状況と見ていいでしょう。 ただし、先日のFOMCもサプライズなしで通過し、目先でのアメリカの長期金利の上昇傾向も あってドル円の動きは中長期のトレンドとしては上向きになっていると見て良いと思います。 とはいえ、今日の雇用統計を前にして、ここからドルを買い上げていくような雰囲気は希薄です。 いずれにせよ、雇用統計を見極めないと先行きの不透明感が強く、動けないということでしょう。 今日は、雇用統計まで様子見が継続する可能性が高いでしょう。雇用統計の結果待ち相場と言えます。 実際、欧州時間にはいっても動意が薄い雰囲気が継続しています。 小動きはドル円などのクロス円に留まらず、ユーロドルは1.19ドル後半での動きで小動きです。 今日は欧州の経済指標の発表予定がいくつかありますが、地合い的にさほど大きな反応は 出て来なそうな雰囲気です。 このところ3%を超えるか超えないかの水準で関心の的になっているアメリカの10年債利回りも、 今のところ昨日の終値2.946%付近で小動きになっています。 今日の関心事は何はともあれ雇用統計だと思います。 このところのドルの上昇基調を支持するような強めの数字が出てくれば、 週明け以降の110円台へのクリア、定着も見込めます。 16:50 仏サービス業PMI 16:55 独サービス業PMI 17:00 ユーロ圏サービス業PMI 18:00 ユーロ圏小売売上高 21:30 米雇用統計
こんにちは、ダメおやじです。 昨日のドル円は利食い売りで小安い場面も有りましたがNYで110.03円まで上昇もFOMCは予想通りで 米金利の低下で109.59円まで下落も金利の低下幅縮小で109.90円で終わりましたが終日小動きでした。 FOMCは予想通りで反応は鈍かったですね。 ドル円は110円の攻防とみていますが越えても110.30円、下値は109.50円でしょうね。 押し目買い有利とは思いますが今の状況では高値を買う気にはならないです。 ポンド円、ポンドドルは続落となりました。 今週に入っての下げ幅拡大でポジション整理が相当に進行したと思われ少し戻しても良さそうですが ポンドドル、ユーロドルはドルが下げないと難しいですね。 英指標、ユーロ圏消費者物価指数で欧州通貨が反発できるかですね。 ポンドドルは上値は1.37、下値は1.35割れと見ています。 今週はドル円買い、ポンドドル売りの二本立てで臨んでいますが上手くいっています。 ドル円は押し目、ポンドドルは根気よく戻りを待ちたい場面になってきてますが頑張りましょう。
昨日のドル円は堅調に推移し、先週末の時点で4時間足に下落のサインが でていたのを払拭する値動きとなり109.70円付近まで上昇しました。 ゴールデンウィークに突入してからも円高になることはなく、 ユーロやポンドを中心にドル買いが進行しており、ドル全面高の状態となっていました。 昨夜の米指標ISM製造業景況指数が予想58.4に対し57.3と悪化。 依然として高水準ではありますが、前回からマイナス2.0ポイントとなり一時的に ドル円は売り優勢となりました。 しかしこの指標一つでトレンドが変わるわけでもなく、一旦買いポジションの手仕舞いが 発生した程度でした。その後引けにかけて上値を伸ばし、109.88円まで上昇しています。 本日の注目イベントとしてはADP雇用統計がありますが、深夜のFOMCの声明に注目が集まります。 FOMCでは政策金利は据え置きがコンセンサスとなっており、大きな動きはないと思われますが、 今後の利上げペースを上げるのかどうか、年内残りの利上げを2回行うのか3回なのか、 といった点が注目ポイントとなります。 米債利回りは3.000%の大台に乗せたあとに足踏み状態ですが、利上げペースの変化に 従って再浮上する可能性があります。利回り上昇に伴い、株価下落を誘発し、 為替にも影響を与えるという連鎖的な動きにつながるかも知れませんので、 明日の朝以降の反応に注意しておきたいと思います。 また、FOMCによって事前の値動きは停滞することが予想されるので、 本日のNYタイムは積極的なトレードは控えたほうがよいかも知れません。 EUR/USDの下落、GBP/USDの下落に伴い、EUR/JPY、GBP/JPYも同様に下落しています。 クロス円は下落しており、ドル円は上昇するというドル高が鮮明な状態となっているため、 トレードをする場合はドル買いを軸に見ておくとわかりやすいでしょう。
30日の米国株は下落。米携帯3位Tモバイルと4位スプリントの買収合意が重しとなりました。 FRBが物価の目安としている米3月コアPCEデフレーターは前年比+1.9%となり、 ほぼ2%に到達しています。 5/1-2に開催されるFOMCで「6月利上げ示唆」があるか注目されています。 今回は議長会見のないFOMCであり、サプライズで利上げという事も無いでしょう。 本日は豪RBAキャッシュターゲット、米4月ISM製造業景況指数の発表があります。 また来週8日までには、武田薬品によるシャイアー巨額買収が決まるかもしれません。 もし決まれば、ソフトバンクによるARM買収を超える約7兆円規模の買収となり、 ポンド円へのインパクトは大きいでしょう。5月はこの巨額買収案件にも注目しておきます。 投資戦略は豪ドル円ショートを考えています。 武田薬品によるシャイアー巨額買収が決まれば、ポンド円を取引したいところです。 ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
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