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外為経済アカデミー

初心者でもわかる!実戦チャート術 連載開始!

2019年7月16日(火) 「NY市場、株式は活況だが為替は停滞」

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は狭いレンジ内で小動き。方向感もなく107円台後半での取り引きに終始。
  • ユーロドルは1.12台半ばから後半で推移。1.1273まで買われる場面も。
  • 株式市場は決算発表を控え小動きながら主要3指数が揃って上昇し、最高値を更新。
  • 債券相場は小幅に下落し、長期金利は2.08%台へと上昇。
  • 金は続伸し、原油価格は反落。
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7月NY連銀製造業景況指数 → 4.3
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ドル/円 107.84 〜 107.99
ユーロ/ドル 1.1252 〜 1.1273
ユーロ/円 121.42 〜 121.66
NYダウ +27.13 → 27,359.16ドル
GOLD +1.30 → 1,413.50ドル
WTI −0.63 → 59.58
米10年国債 +0.033 → 2.089%

本日の注目イベント

  • 豪 RBA、金融政策会合議事要旨公表
  • 日 日銀金融政策決定会合、議事要旨(2019年1月−6月)
  • 独 独7月ZEW景況感指数
  • 欧 ユーロ圏5月貿易収支
  • 英 英失業率(3月ー5月)
  • 英 カーニー・BOE総裁講演
  • 米 6月輸入物価指数
  • 米 6月小売売上高
  • 米 6月鉱工業生産
  • 米 6月設備稼働率
  • 米 7月FHFA住宅価格指数
  • 米 ボスティック・アトランタ連銀総裁講演
  • 米 エバンス・シカゴ連銀総裁講演
  • 米 パウエル議長講演

ドル円は107円台での動きに終始し、しかもNY市場では値幅も15銭程度と、株式市場の盛り上がりに比べ、「停滞」しています。昨日のNY市場では、NY連銀製造業景況指数が予想を上回り、ドル円との相関が高い米長期金利が幾分上昇したものの、108円台に乗せることもできず小動きでした。

材料がない中、市場の注目は30−31日のFOMCでの利下げではなく、その後の利下げの回数を予想する上での手掛かりをコメントの中から探すといった状況です。先週のパウエル議長の議会証言では、米中貿易戦争のリスクがやや後退し、さらに6月の雇用統計では市場予想を大きく上回り、「米労働市場は思ったほど悪くはない」といった雰囲気にも傾きましたが、議長は「最近のイベントにもかかわらず、貿易や世界の製造業に関する不確実性が見通しを引き続き圧迫している」と述べ、依然として米景気の先行きに対する慎重な姿勢は崩しませんでした。そのため、このようなセンチメントがドルの上値を抑え、重苦しい展開をつくり出していると言えそうです。

昨日中国の4−6月期GDPが発表され、市場予想と同じ「6.2%」でしたが、四半期データが取れる1992年以降で最も低い伸びに留まりました。昨年から続いている景気後退が一旦は底入れしたとの観測もありましたが、後退局面は続いている可能性が高いと思われます。トランプ大統領はこの日ツイッターで、対中関税は予定通り中国経済を締め付けていると指摘しています。再開した米中通商協議を巡り、ムシューシン財務長官は、国側と今週電話協議を予定していることを明らかにし、それが生産的なものになれば、自分とライトハイザーUSTR代表が訪中する可能性があると述べています。(ブルームバーグ)

ドル円は108円台半ばから上が壁になりつつあります。上述のように、米利下げが年内何回になるのか不透明な部分がありますが、少なくとも利下げスタンスは年内続くと見られ、これがドルの重石となっています。ただ、6月下旬に106円78銭を記録した時のように、米長期金利が一方方向に下げ足を速める状況でもありません。一時は1.93%台まで低下した米10年債利回りは、足元では2.08%台で推移しています。また、好調な米株式市場が危ういとはいえ、連日最高値を更新する動きを見せており、株価の上昇がドル円の下落を抑制している部分もあります。目先は107円台を維持できるかどうかです。月末のFOMCまでは「107−109円のレンジが続く」というのが、筆者も含め多くの市場関係者の予想するところです。本日は107円50銭〜108円20銭程度を予想します。

What's going on?

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。為替はさまざま事が原因で動きます。その動いた要因を確認する意味で「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時     発言者     内容   市場への影響   
6/2 中国国防相 対話したいならドアは開いている。戦いたいなら戦う。準備はできている。 --------
6/2 王受分中国商務次官 米中貿易協議の中断について米国に全責任がある。今後いかなる議論も誠実さと相互尊重、平等を基礎におく必要がある。全てが合意されるまで、何も合意はない。 --------
6/3 ブラード・セントルイス連銀総裁 インフレ率とインフレ期待を目標に近づけるのを助け、予想より急激な景気減速に備えた保険を確保するためにも、政策金利に下方向の調整を加えることは近く正当化される可能性がある。貿易の抑制が米経済に直接及ぼす影響は比較的小さいが、世界の金融市場を通じて広がる影響はより大きくなる可能性がある。 ドル円108円台前半から107円台後半に。
6/4 パウエルFRB議長 これまでと同様、景気拡大を維持するためわれわれは適切な行動を取る。労働市場は力強く、インフレ率は当局の対称的な2%の目標付近にある。 NYダウが512ドル急騰するなど、米国株はほぼ前面高の展開に。
6/4 エバンス・シカゴ連銀総裁 インフレがやや低めのため必要に応じて政策を調整する余地はあるが、経済のファンダメンタルズは引き続き底堅い。個人消費も底堅い。これが実際に何を意味するのかわれわれは熟慮する必要がある。 --------
6/5 カプラン・ダラス連銀総裁 (政策金利を引き下げるという)その判断を下すには時期尚早だ。 --------
6/6 ドラギ・ECB総裁 最新の経済指標は世界的な向かい風がユーロ圏経済の見通しを圧迫していることを示している。理事会は不測の事態には行動し、あらゆる措置を取る準備ができている。 --------
6/10 トランプ大統領 中国の習近平国家主席がG20での会談に応じない場合、中国からの輸入品3000億ドル(約32兆5000億円)に対して直ちに25%の関税を課す可能性がある。 --------
6/10 トランプ大統領 当局は大きな誤りを犯し、私の言うことを聞かなかった。金利を大幅、かつ急速に上げすぎた。米国の金融当局はわれわれにとって、とても有害だ。 --------
6/13 クドロー国家経済会議委員長 トランプ大統領は会談への強い意欲を表明したが、会談はまだ正式に準備されてない。会談が実現しない場合には重大な結果に直面する可能性がある。しかし、大統領は会談をする方を好むだろう。 --------
6/14 ロス商務長官 G20では、よくても前向きに協議を再開するという合意にとどまりそうだ。 --------
6/18 ドラギECB総裁 見通しが改善せずインフレ圧力が強まらない場合は追加の刺激策が必要になるだろう。利下げは政策手段の一部であり、資産購入も選択肢だ。 ユーロドル小幅に下落。
6/19 FOMC声明文 「見通しを巡る不確実性が高まった」「これらの不確実性と落ち着いたインフレ圧力を考慮し、委員会は経済見通しに関する今後の情報が示唆するものを注視し、景気拡大や力強い労働市場、対称的な2%目標近くのインフレの維持に向けて適切に行動する」 ドル円は108円台半ばから108円割れまで下落。株高、債券高となり長期金利は2.02%台まで低下。
6/24 ロウ・RBA総裁 世界経済は減速しているが、なお、それほど悪くない状態にある。金融緩和が以前ほど有効でない可能性が高い。 豪ドルドル、0.6935近辺から20ポイント程上昇。
6/24 カプラン・ダラス連銀総裁 貿易を巡る緊張と不確実性がこの2カ月で大幅に高まり、見通しの下振れリスクが高まったが、それでも利下げの準備はまだ整っていない。米金融政策のスタンス変更が適切かどうか考える上で、より多くの時間をかけて状況の変化を見るのが賢明だろう --------
7/2 カーニー・BOE総裁 貿易を巡る緊張の高まりで、英国を含む世界の成長に対する下振れリスクが強まっている。(そのため)大規模な政策対応が必要になる可能性がある。 ポンドドル、1.12台半ばから1.12割れまで下落。
7/7 トランプ大統領 イランは気をつけた方がよい。良いことでは全くない。(イランがウラン濃縮度を引き上げたことで) --------
7/10 パウエルFRB議長 貿易問題での緊張を巡る不確実性と、世界経済の強さに対する懸念が引き続き重しとなっている。見通しに対する不確実性はここ数カ月で増してきている。海外の幾つかの主要国で経済の勢いが鈍化しているようだ。そうした弱さが米経済に影響を及ぼす可能性はある。通商を巡る動向や連邦債務上限、英国のEU離脱など、政府が扱う多くの政策課題がなお解決されていない。 ドルは売られ、株、債券、金などが買われる。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和

邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
通算20年以上、為替の世界に携わっている。

・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。


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2019年7月1日更新