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FXを知り尽くした兵(つわもの)ブロガーたちが今週の円相場を大胆予想!

2024/12/02〜2024/12/06の週間予想

円高ドル安 円安ドル高
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今日の相場予想

2024/12/06

斉藤学

米雇用統計の発表を前に様子見ムードと予想

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【前日の結果】
・ダウ平均    44765.71(-248.33 -0.55%)
・日経平均(CFD)39420.00(+24 +0.06%)
・金・ゴールド  2631.24(-18.55 -0.70%)
・原油・WTI   68.54(0.00 0.00%)

【前日発表の経済指標】
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数 前回:21.3万件 予想:21.5万件 結果:22.4万件

【本日の戦略】

<やや円高ドル安の地合いに>

昨日のドル円は上値が重く、150円台を割れる場面がありました。一時150円台後半まで買われる場面もあったのですが、NY時間に入ると軟調になり、早朝にカリフォルニア州北部でマグニチュード7の地震が起きたことで円高優勢に。

米10年債利回りは4.175%へ低下、今晩発表の米雇用統計を前にドルはやや上値の重い状態が続くと見ます。

<ユーロが堅調と予想>

一方、ドル円以外のドルストレートが買われたことで、クロス円はまちまちの動きとなりました。

通貨別にはユーロが強く、来週のECB理事会で大幅利下げの見通しが後退したことが買い材料に。悪材料出尽くし感もあって、しばらくはユーロへの買いが入りやすいと予想します。

<22時30分の米雇用統計に注目>

今晩は、22時30分に米11月雇用統計が発表されます。

前哨戦となる米11月ADP雇用統計は、結果14.6万人と予想15.0万人を下回っていましたが、今晩発表の米11月非農業部門雇用者数は前回1.2万人に対し予想20.0万人と急増する予想。

前回の米10月雇用統計は、結果1.2万人と2020年12月以来となる最小の伸びに終わったのですが、大型ハリケーンによる混乱や航空機大手ボーイングのストライキが影響していたため、今回は反動で急増すると思われます。米雇用がしっかり回復していることが確認されれば、ドル高の地合いとなるでしょう。

【経済指標】
★★★★★
22:30(米)11月非農業部門雇用者数変化(前月比) 前回:1.2万人 予想:20.0万人
★★★★★
22:30(米)11月失業率 前回:4.1% 予想:4.2%
★★★★
24:00(米)12月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 前回:71.8 予想:73.0

【本日の予想レンジ】
・ドル円   149.20〜150.60↓
・ユーロ円  158.20〜159.50→
・ポンド円  190.50〜192.00↓
・豪ドル円  96.00〜97.30 ↓
・ユーロドル 1.0530〜1.0680↑
・ポンドドル 1.2700〜1.2850↑
・ドルスイス 0.8700〜0.8850↓

【通貨の強さ】
ユーロ>ポンド>豪ドル>ドル

【注目通貨】
・ドル(米11月雇用統計の発表)

週間相場予想

2024/12/02〜2024/12/06

とあるエンジニアK

HOT CURRENCY ドル円売り 146.00〜153.00
先日の米国大統領選挙以降、長らく円買いのタイミングを探していましたが、このタイミングで途転を行うとしたのは先週の本欄。急落に対する巻き戻しは若干見え隠れするものの、トレンドとしては円買い方面にあると期待してドル円売りを仕掛けます。

キーとなるのは12月17、18日に開催される金融政策決定会合ですが、日銀総裁が利上げに対して肯定的な発言がこの1週間で目立ってきており、相場参加者もそれに対して過敏に反応するなど噂で買って(円を)事実で売るを地で行くような状況と考える事ができそう。

足下では数値としても、個人の実感としても物価高が意識されており、実際に利上げが発動するまでの残り2週間ほどの値動きに注意を払いたい場面です。日本側の動向だけではなく、今週は米国においても雇用統計の発表が予定されており、こちらは米国の利下げ速度を和らげる意味合いで着目される指標です。

為替見習

HOT CURRENCY スイス円 ロング
先週の為替相場は週末の強い円買い方向への調整が目立つ結果となりましたが、その中でも3週続けて強い位置にあったドルが弱い位置に来て引けたのが印象的でしたね。

円買いになったことでリスク回避型のように見えそうな力関係も、オセアニアやポンドは強めであり、北米通貨の弱さと円の強さが目立っているぐらいなので、12月の年末特有の相場の動きを見ていく上で、まずは冷静に力関係を把握して落ち着いて相場を見ていきたいところです。

このような中で今週のイベントとしては豪小売売上高、米PMI改定値・ISM製造業景況指数、豪GDP、ベイリーBOE総裁発言、米ADP雇用者数・ISM非製造業景況指数・パウエルFRB議長発言・ベージュブック、ユーロ圏小売売上高、米貿易収支・新規失業保険申請件数、ユーロ圏GDP、カナダ雇用統計、米雇用統計・ミシガン大消費者信頼感指数速報など、重要度が高いイベントが多く予定されており、特に米雇用統計では強い動きが出る可能性も。

そのため今週もまずは資金管理を万全にしたうえで上下両方にシミュレーションし、取引する際には早い決済を心がけるなど、自分で消せるリスクは徹底して消しておきたいですね。

続いて先週金曜オープンからクローズまでの対円変動率で相場を見てみると、金曜はNZDが-0.63%、GBPが-0.82%、AUDが-0.97%、EURが-0.98%、CHFが-1.01%、CADが-1.18%、USDが-1.24%となっていて、力関係は【JPY>NZD>GBP>AUD>EUR>CHF>CAD>USD】という形に。

先週木曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【CAD>GBP>AUD>USD>NZD>EUR>CHF>JPY】でしたから、円が弱い位置から強い位置に変化したこと、北米通貨が弱い位置に変化したこと、
NZドルがやや位置を上げたことなどが見てとれます。

続いて金曜NY終値時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、週末の動きを受けてドル円クロス円ともに下向きとなっていますので、現状は円買いの動きが出ればショートのチャンスになりやすい状態。この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。

逆にここから円が売られる展開へと変化して対円変動率が1%を超えてくれば短期トレンドが上向きになるものが出てきます。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

取引するうえでのポイントとしては、12月に入ったことでだんだん市場参加者が減ってきますので、値動きが予測しにくくなるということを頭に入れて相場に臨みたいところ。

12月前半はある程度まだ通常の値動きに近い変動が見られたとしても、後半になれば全く動かなくなったり、突然飛ぶような動きが出ることもあるので、そこを考慮したうえで日々の力関係変化をチェックし、低リスクな状態の時のみ取引するという方針にするのが良いかと思います。

それでは、今週もがんばりましょう!

しましま

HOT CURRENCY ドル円(148.00〜152.00)
先週は感謝祭前の調整の動きや日米金利差縮小が意識され、円高ドル安の動きとなりました。

ドル円は27日に153円台前半から150円台中盤まで大幅下落、週末29日は151円台中盤から149円台中盤まで下落し149.78円で引けました。ユーロドル、ポンドドルは反発、クロス円は軒並み下落しユーロ円は158.04円、ポンド円は190.16円、豪ドル円は97.45円の安値を付けました。

今週の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

2日:豪・10月住宅建設許可件数
2日:豪・10月小売売上高
2日:米・11月ISM製造業景況指数

3日:米・10月JOLTS求人件数

4日:豪・第3四半期GDP
4日:米・11月ADP雇用統計
4日:米・11月ISM非製造業景況指数
4日:米・10月製造業新規受注
4日:ベージュブック

5日:英・11月建設業購買担当者景気指数
5日:米・10月貿易収支
5日:米・新規失業保険申請件数

6日:欧州・第3四半期GDP・確定値
6日:加・11月新規雇用者数/11月失業率
6日:米雇用統計
6日:米・12月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

先週のドル円は25日は153円台中盤〜154円台後半、26日は153円付近〜154円台中盤で上値重く推移、27日は大幅下落しNY時間151円を割り込み150.46円の安値を付ける動きに、28日は150.90円台〜151.90円台で小幅反発の動きも、週末29日は150円を割り込む大幅下落となり149.47円の安値を付け149.78円で引けました。今週も軟調な動きとなると149円付近、まだ下へ行くと148円付近への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると150円台後半〜151円台前半、まだ上へ行くと152円付近へ上昇できるか見たいです。

先週のユーロドルは25日は1.0450ドル付近〜1.0530ドル、26日は1.0420ドル台〜1.0540ドル台で推移、27日は堅調な動きとなり1.0588ドルまで上昇、28日は1.05ドル台中盤で小動き、週末29日は1.05ドル台中盤〜後半で推移し1.0577ドルで引けました。今週堅調な動きとなると1.06ドル台前半、まだ上へ行くと1.06ドル台後半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.05ドル付近、まだ下へ行くと1.04ドル台中盤への下落が考えられます。

では、今週も頑張りましょう!

ZERO

HOT CURRENCY ドル円 149.00〜153.00
【ドル円難解、ユーロ戻り売り】

29日の米国株は上昇。S&P500種33ポイント高(+0.56%)、ナスダック総合157ポイント高(+0.83%)でした。為替市場は円高。

11月東京都区部コアCPIは2.2%(予想2.1%、前回1.8%)と、予想・前回ともに上回りました。日銀植田総裁は「データが想定通り推移しているという意味では近づいている」と発言。

米感謝祭前後で商いが薄いなか、12月利上げ観測が高まり、円買いが加速しました。ドル円は日足21日線→200日線→50日線をすべて割り込み、雲上限の攻防となっています。

今週は一連の米重要指標に注目。特に米雇用統計は重要で、FRBの利下げペースを左右しそうです。その他、日銀関連やトランプ次期政権関連が材料となりそうです。

投資戦略はユーロ円、ユーロドルの戻り売りとします。

それでは今週も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

斉藤学

HOT CURRENCY ドル円 売り 146.00〜152.00
【円高優勢の地合いと予想】

<感謝祭前から円高ドル安が進む>

先週のドル円はまとまった売りに押され、150円の節目を割れて週末を迎えました。米感謝祭前にドル売りが強まったほか、日銀が12月か来年1月に追加利上げを行うのではないかとの見通しが売り材料に。

植田日銀総裁は日本経済新聞のインタビューで「一段の円安はリスクが大きい」との認識を示したほか、場合によっては政策変更で「対応しないといけなくなる」と強調したことも円高が進む要因となっています。

米10年債利回りは先週末の4.4%台から4.1%台へ低下しており、今週のドル円も調整の地合いが続くと予想します。しばらくは、150円の節目がレジスタンスラインとなるでしょう。

一方、クロス円も連れ安となって全面安となりました。ドル円以外のドルストレートは買われたものの、急速な円高が重しに。ドル円同様、クロス円も調整の動きが続くと見ます。

<金曜日の米雇用統計に注目>

今週は、週末金曜日に米雇用統計が発表されます。前哨戦となる水曜日発表の米11月ADP雇用統計は、前回23.3万人に対し予想16.5万人と減少予想。一方、米11月非農業部門雇用者数は、前回1.2万人と予想外に悪かった反動で予想20.0万人と急増する予想に。

直近で米利回りが低下しドルは弱くなっているため、米雇用統計の結果を受け反発できるか注目です。

【最低限チェックすべき経済指標】

12/4(水)
★★★
22:15(米)11月ADP雇用統計(前月比) 前回:23.3万人 予想:16.5万人
★★★★★
27:45(米)パウエルFRB議長の発言
★★★★★
28:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)

12/6(金)
★★★★★
22:30(米)11月非農業部門雇用者数変化(前月比)  前回:1.2万人 予想:20.0万人
★★★★★
22:30(米)11月失業率 前回:4.1% 予想:4.2%

【各通貨予想レンジ】
・ドル円   146.00〜152.00 ↓
・ユーロ円  155.00〜160.00 ↓
・ポンド円  186.00〜193.00 ↓
・豪ドル円  95.00〜99.00  ↓
・ユーロドル 1.0400〜1.0800 ↑
・ポンドドル 1.2500〜1.3000 ↑
・ドルスイス 0.8500〜0.9000 ↓

為替太郎

HOT CURRENCY ドル円 一時150円割れ。日米金利差縮小期待広がる
先週は、ドル円では円高方向への巻き戻しが強く生じました。

とりわけ金曜日には、ニューヨーク市場がブラックフライデーで閑散となった中でドル売りが強まったことで、市場は大きく円高ドル安に進みました。

ドル円は一時149円台半ばまで値を下げています。

アメリカの長期金利が低下傾向を示したことも、この動きを後押ししています。10年債利回りは、ニューヨーク市場で4.1台まで下げています。

いわゆるトランプトレードでのドル高が、内外金利差の縮小期待の高まりにより、急激に巻き戻っている感があります。

先週発表された東京都消費者物価指数の上昇も材料になりました。コアCPIで2.2%と市場の予想を上回ったほか、総合も2.6%も上昇となっています。

長引く円安による輸入物価の上昇もインフレ傾向に拍車をかけており、この結果を踏まえて日銀は12月の会合で利上げを行うのではないかとの観測が強まりました。

同じく12月はFOMCでFRBが利下げするではないかとの期待も持続しており、円が買われドルが売られやすい地合いになっています。

こうした流れのなかでは、今週の雇用統計は非常に重要です。先月の反動で11月は大幅増加が見込まれますが、内容次第ではかなり為替が大きく動くことが想定されます。

11月2日 月曜日 中11月Caixin製造業PMI、仏11月製造業PMI、独11月製造業PMI、ユーロ圏11月製造業PMI、ユーロ圏10月失業率、米11月製造業PMI、米11月ISM製造業景況指数、米10月建設支出
11月3日 火曜日 米10月雇用動態調査求人件数
11月4日 水曜日 中11月CaixinサービスPMI、仏11月サービス業PMI、独11月サービス業PMI、ユーロ圏11月サービス業PMI、ユーロ圏10月卸売物価指数、米MBA住宅ローン申請指数、米11月ADP雇用統計、米11月サービス業PMI、米11月総合PMI、米11月ISM非製造業景況指数、米10月製造業新規受注、パウエル議長発言、米ベージュブック
11月5日 木曜日 独10月製造業新規受注、仏10月鉱工業生産、ユーロ圏10月小売売上高、米11月チャレンジャー人員削減数、米10月貿易収支、米週次新規失業保険申請件数
11月6日 金曜日  独10月鉱工業生産、独10月貿易収支、仏10月貿易収支、仏10月経常収支、ユーロ圏7-9月期 四半期GDP、米11月雇用統計、米12月ミシガン大学消費者態度指数、米10月消費者信用残高

為替研究所

HOT CURRENCY ドル円(今年最後の雇用統計に注目)
今年も早いもので、ついに12月になりました。12月の相場は師走相場とも呼ばれ、「市場参加者がどんどん減っていって、基本的に動きづらいが、動く時は流動性の低さから急に変な動きをすることもあり、分かりづらい」とされております。

12月のアノマリーとしては、欧州通貨とオセアニア通貨が強い傾向があり、個人的にメインでやっている豪ドル/NZドルだと下がりやすい傾向にありますが、実際にどうなるのかと個人的にも注目しています。

さて、先週のドル円は154円台でスタートしましたが、基本的には下落基調にあり、一時150円割れまで行き、今も150.6円辺りにおり、この背景にはトランプ次期大統領による「中国に関税10%、メキシコ・カナダに対して25%」という発言を受けてのリスクオフや、今月の日銀会合で利上げを織り込む動きが出てきたことが背景としてあります。

個人的には「本当に今月利上げなんてできるのか?」という気持ちはかなりありますが、今の流れとしてはそうなっている以上、短期トレードではそこに逆らっても意味はなさそうで、とはいえ売りたいとも思えないので、一旦クロス円の裁量は様子見しています。

今週は

・12/2(月):豪小売売上高(執筆時点で発表済み、前月比予想+0.4%に対して0.6%と若干良かったもののほぼ無反応)、ISM製造業景況指数
・12/3(火):JOLTS求人
・12/4(水):豪第3四半期GDP、ベイリーBOE総裁発言、ADP雇用統計、ラガルドECB総裁発言、ISM非製造業景況指数、パウエル議長発言、ベージュブック
・12/5(木):中村日銀審議委員会見、米新規失業保険申請件数
・12/6(金):カナダ雇用統計、米雇用統計、ミシガン大学消費者信頼感指数

という感じで、早くも今年最後の雇用統計の週となりました。

昨年は「雇用はどうでもいい、問題はインフレだ」というような風潮だったのが、最近ではインフレより雇用の方がまた重要視されており、その点で今週も色々と値動きがありそうだなと思いながら見ています。
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今後の為替の見通しについて、主にファンダメンタルズ分析を中心に予想します。政治・経済面も含めて、「何故そうなるのか」の理由をきちんと書くことで、これまでの為替の推移や、今後の為替予想を分かりやすく解説します。

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