兵ブロガーバックナンバー(2010年03月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2010年03月

2010/03/31

ダメおやじさん

売り場狙い

こんにちはダメおやじです。

昨日のポンド円は、欧州市場で3月17日の139.32円を越えたことや、
NY市場でドル円が93円をつけたことで140.47円まで上昇したため、
先高観測からの買いやストップ買いを巻き込んだようです。

本日も朝から昨日の海外の流れを引き継いだことや、
年度末の仲値での期待から140円を越えて買われました。

ただ、ポンド自体に取り立てて強い材料が出たわけではなく、
英財政の悪化から133円〜134円台で売り過ぎた反動や、NYでもポンドドルが異常に売り込まれたため、
買戻し主導の動きとなっているほか、欧州ではユーロがギリシャ問題がなかなか好転せず、
ポルトガル問題やアイスランドの格下げなどネガティブ要因が多く、
ユーロに対してポンドが急上昇しているため上げているだけで、大勢売りの流れは変らないと見ています。


今週に入り少し買われ過ぎと私自身は思っていますが、週末に米雇用統計を控え改善予想が強いことや、
押し目待ちの投資家が多いと思われ、突っ込みは買われると思われますので、
142.16円に有る75日移動平均線を捉える可能性も充分考えられます。

方針は売り場狙いで、週末にかけては138円〜142円の動きと見ています。

本日は米ADP雇用統計、シカゴ購買部協会景気指数に注目です。
相場は荒れ模様でストップを取られやすくなっています。
資産管理に注意して下さいね。

2010/03/30

しーさん

英GDP(確報値)

もうすぐ4月だと言うのに最低気温が2℃という真冬のような寒さが続いていますが、
その寒さも今日までのようです。

明日以降は徐々に暖かくなって桜の開花を後押ししてくれそうです。
今週日曜日には自治会主催のお花見の会があるのですが、今年は満開とはいかないかも知れません。
でも暖かくなってくれればそれでいいです。

昨日はロシアでテロがありましたが、ユーロ売りとはならずに円売り方向へ動きました。
相当ユーロショートのポジションがたまっており、
これ以上のショートポジションの積み増しはなかなか起きないのかも知れません。

しかし一枚岩になり得ないEUやIMFに依存する形となり、
ユーロについてはショートカバーこそあるものの、買い越しになるのはまだ先の話ですので、
戻り売りのタイミングも狙っていきたいところです。

本日の注目イベントとしては、17時30分の英4Q-GDP(確報値)をあげてみたいと思います。

英国は現在5月の総選挙に向けて政局がどちらに転ぶか微妙な状況ですが、
すでに発表した予算案では財政赤字への対策ではなく、
景気回復を優先して、増税には踏み切りませんでした。

2008年第1Q以来のプラス成長となったGDP速報値ですが、
これが下方修正されたとなると失望売りがでてくることになりそうです。

しかしポンド円はテクニカル的にみるとやや上向きに変化しており、
若干の上値余地がありそうです。もし下方修正されたとしても、
その後は買い戻しの動きとなり、押し目ポイントとなる可能性
もありますので、動きのあるイベント発表時間帯はきっちり抑えておきたいと思います。

ただ強い上昇トレンドの中にいるわけではないので、
長めのチャートで移動平均線などのトレンド指標が下向きに変わった場合は
ロングはすぐに撤退したほうがよいでしょう。

どっちにも転びそうで難しい状況かもしれませんが、
基本的には転んだほうについていき、その後落ち着きを取り戻したら逆張る。
というスタンスでいると獲りやすいかも知れません。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

2010/03/29

ZEROさん

【ドル円ようやくレンジ上抜け、週初は3月期末レパトリが上値を抑える】

先週のドル円相場は、3/5米2月雇用統計で上昇後90円台を中心とした
レンジ相場に入り込んでいましたがようやく上抜けしました。
米2月雇用統計後の高値91.09に注目が集まっていましたが、
24日のロンドン時間に上抜けし、NY時間にはドル円日足で
上値を押さえていた200日線があった91.58を上抜けると
一気に買いが優勢となり92.96まで上昇しています。


今週のドル円相場は、長かったレンジの上限91.09と直近機能していた200日線を
上抜けたことでテクニカル的には決定的に上昇トレンドに入った状況ですが、
未だ3月期末のレパトリや本邦実需の売りは引き続き上値を抑える要因になります。
従ってこのままどんどん年初来高値を追いに行くよりも、
上昇が一服して91.50-93.00の一段切りあがったレンジで
しばらく推移する可能性が高いと見ています。


今週末には4月に入りますので木曜日には米3月ISM製造業景況指数、
金曜日には米3月雇用統計が発表されます。
大きな経済指標であるため結果次第では93.78の年初来高値を狙う動きも
あるかもしれません。
今週はまとまると水曜までは91.50-93.00のレンジで推移、
週末は米経済指標の結果次第と予想しています。


もう少し長いスパンで見ますと4月以降しばらく世界的に株価が底堅く
推移すると考えていますので、クロス円も豪ドル円などを中心に底堅く
大きく円高に振れて行く展開にはなりにくいと予想しています。


ドル円は上抜けた200日線と91.09を背にしながらの押し目買いを中心に考えています。


それでは今週も頑張りましょう!


※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。


明日の担当はしー様です。お楽しみに。

2010/03/24

とあるエンジニアKさん

クロス円、二番底を目指して買いを狙いたい相場

本日(3/24)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。
 
横浜でも桜開花宣言がなされました。
お昼休み、食後にうろうろと歩いて春を探してみましたが、
会社近くの桜も花がほころび始めているのを見ることができました。
あと一週間もすれば満開な花の道があちこちにできます。
一年で一番いい季節、到来です。
 
【本日の注目指標と対策】
本日の指標発表はさほど大きなものは見られません。
強いて挙げるとすればロンドン時間にIFO景気動向、
NY時間の新築住宅販売件数ぐらいですが、
どちらも相場に与える影響は小さいものと予想されます。
 
一方で明日から二日間の日程でEU首脳会議が予想されており、
それに関連した報道がなされると「噂で売って…」の展開が見られるかもしれません。
昨今のギリシャ問題も合わせ、注目が集まる欧州市場です。
 

【本日の戦略】
年度末の相場を迎えようとしております。
 
3月末は日本の年度末。
ということでクロス円を中心にボラティリティが上昇するとも言われております。
特に3月31日は1年でもクロス円が最も動く日。
そんなことが言われていた時代がありましたが、
最近ではその言葉に??がつく年が続くようです。
 
そんな睨みをきかせつつの相場が続いておりますが、
前回、前々回の当コラム担当時と比較し、
テクニカル面においてクロス円は下落方面に傾きつつあります。
例えばポンド円。
前回133円を割ったラインで底とし、
その後140円を目指して持ち上がった相場でしたが、
二度目の下を目指す展開となっております。
下落はくるものとし、今度は二番底を狙った買いを仕掛けたいところ。
ファンダメンタルでクロス円急落の危険性が薄まりつつある今、
テクニカルに純粋に従った取引を心がけたいと考えております。
 
一方ユーロはファンダメンタルでの急落に期待がかかります。
冒頭に述べたようにギリシャ問題が顕在化しており、
既に解決策は示されつつあるとは言え、まだまだ爆弾を持っている状態。
なんらかの発表に投機家が飛びつけば急落のシナリオを描くことができます。
 
年度末、相場も仕事もがんばりましょう!

2010/03/23

しましまさん

ギリシャ問題に揺れる相場

昨日は、ギリシャ支援に消極的なドイツをギリシャ副首相が
「輸出支援となるユーロ安が独の一番の関心事」など批判したことなどで
先行き不透明感が増したユーロが売られ、ユーロドルは一時1.3462ドルの安値を付けました。
しかしその後はユーロ・グループのユンケル議長が「ギリシャにはEU、IMF双方による支援が可能」
と発言、トリシェECB総裁も「ギリシャの格付け、一段の引き下げはないとみている」など
発言したことやNYダウの上昇を受け、ユーロドルは1.3567ドルまで回復しました。

本日予定されている主な指標等は以下のとおりです。

18:30:英・2月消費者物価指数
23:00:米・2月中古住宅販売件数

米・2月中古住宅販売件数の今回の予想は500万件で、前月の結果505万件を若干下回る予想と
なっています。また、今日は2年債440億ドルの米国債入札が予定されており、
入札を受けての長期金利の推移にも注意しておきたいです。

昨日のドル円は90.50円でスタートし、欧州序盤に90.76円まで上昇するも、商品価格や株価の下落、
ユーロ円などクロス円の下落を受けNY序盤に90円を割れ89.82円まで下落、
しかしそれ以上の下げとはならずNY午後には90円台へ回復しました。

今日は90円〜昨日安値89.82円をサポートに、3月中旬から続いている90円台のレンジが
まだ維持されるかを見たいです。ドル円は持ち合いが長く続いています。
放たれればその動きは大きくなりそうで、いつどちらに放たれていくのか、引き続き注視しておきたいです。
 
ユーロドルは昨日1.3536ドルでオープン、その後1.35ドル台前半で揉み合っていましたが、
ギリシャがドイツを批判したことなどによりリスク回避の流れとなりユーロドルは1.35ドルを割れ、
一時1.3462ドルまでの下落となりました。
しかしその後は下落の流れも落ち着き、ユーロドルも1.35ドル台半ばへと回復しました。
まだまだユーロは不透明感の強いギリシャ問題等で売られそうで、1.36ドル台へ戻れても
そこから1.37ドル台をすぐ目指すのは難しそうです。
下はレンジ下限の1.3450ドル〜3月2日の安値1.3433ドルを今日も守れるかを注視したいです。
 
では、今日も一日頑張りましょう!

2010/03/22

為替見習さん

夕方から夜にかけての力関係・テクニカル変化に注目。

今日は日本市場が休場となっているためお休みの方も多いと思いますが
先週後半から各通貨の力関係やテクニカル面で変化が出てきていますので
その動きがさらに加速するかを見ていく上でも重要な一日。

特にテクニカル的に膠着状態に入っているドル円はブレイクの可能性もありますし
先週後半にかけてギリシャ問題やSNB関連報道で動いた欧州系通貨は
力関係にも変化が出ているため今週も注目したいところです。

ではまず先週金曜の引け方を見てみると、NY終値ベースの対円変動率は
最も強かったUSDが0.17%、続いて円、CHFが-0.07%、CADが-0.11%、
EURが-0.33%、AUDが-0.35%、NZDが-0.70%、GBPが-1.33%という状況で
力関係はUSD>JPY>CHF>CAD>EUR>AUD>NZD>GBPに変化。

木曜オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係が
NZD>USD>JPY>AUD>CAD≒CHF>GBP>EURでしたから
NZDが大きく位置を落としたことやユーロ、スイスが回復したこと
そしてドル、円がともに強い位置に来るなどの変化が見られます。

続いて金曜NY終値時点のドル円、クロス円のテクニカルをおさらいすると、
ドル円は短期が上向きで中期が下向きで上の抵抗帯下限に位置した状態、
そして長期はこれまで通り下向きで継続しています。

先週金曜のドル円は前半からドルと円に差がつかず
それぞれが力関係上強い位置で推移する展開で
一旦夜の相場でドルが強い位置に変化したものの
またその後は戻されて、という格好になっていて
結局力関係ではそれほど差がつかずに引けています。

このように円とドルがセットで動くことは良くあるのですが
ここ最近はずっとこの展開が続いていることで
抵抗帯の幅が狭くなったり消失したりという展開で
完全に膠着といえる相場状況になっています。

この影響もあって中期も上向き転換が見える位置にあるのですが
中期の抵抗帯も狭くなってきていることから、
上下どちらかに放たれれば一気に方向性がつく可能性も十分。

そのため今週の相場では膠着からのブレイクに備えるとともに
その際に短期が上下どちらに変化するのかという点と
中期が短期の動きによって変化するかを見ておくと良いですね。

一方クロス円のテクニカルはポンド円、ユーロ円、NZD円の短期が下向きで
その他は全てフラット。また中期はカナダ、豪ドルがフラットとなっていて
その他は下向きで継続している状況で変わりありません。

そのため現時点ではポンド円、ユーロ円、NZD円において
短期・中期が下向きで揃う状況となっていて順張りショートにはリスクが低い相場。

その他は短期中期とも方向性に欠けるので
攻めるには方向性が出るまで待ちたい場面ですから
今週の相場でもこのテクニカル状況が加速するのか
円軸の力関係変化に注目したいところです。

特に今週はトリシェECB総裁、ヒルデブランドSNB総裁、バーナンキFRB議長、
スティーブンスRBA総裁等要人発言を多数控えていますし、EU首脳会合も控え
現在の力関係に大きな変化が出る可能性も十分と言えますから、
事前のシミュレーションはしっかりと。

相場は誰に対しても同じように動いているわけですから、
今週の相場に備えた資金管理やポジションコントロールなど
早めに出来る準備は徹底的にしておきたいですね。

※個人的な取引戦略は「週間予想」で書きましたので省略します。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2010/03/17

ダメおやじさん

こんにちはダメおやじです。

昨日のポンド円は、東京安・海外高で週明けの下げを埋めました。
海外では格付け会社がギリシャの格下げ見通しを解消したことや、FOMCで
低金利を当面継続との声明文からユーロドル・ポンドドルが買い戻されました。

長く低迷していた欧州通貨に対して少し明るい兆しが見えてきたのかも知れないですが、
私は大勢売りの流れに変化はないと見ています。

ポンド円は134円〜138円までのレンジ相場の様相ですが、138円を越えれば目先的には
140円を目指す動きになるかもしれません。しかし、噴き値は売りと思っております。

本日は昼過ぎには、日銀の金融政策決定会合が有り、追加の金融緩和が有るのではないかと
観測されています。

日銀総裁の発言を聞くと消極的と思いますが、政府に要望され、市場も金融緩和ありきとの
状況となっているのため、日銀としても無視は出来ず、金融緩和は有ると見ておりますが、
申し訳程度なら逆に失望売りがでるかも知れませんね。

他の指標では、英BOE議事録、英失業率に注目しています。

本日も材料が多く、相場は動きそうですね。動きが変化しやすくストップを取られやすく
なっていますので、資金管理は確りして頑張りましょう。

2010/03/16

しーさん

ユーロに対する不安

ユーロ財務相会合が日本時間の昨夜から始まりました。

ギリシャ問題についての討議がされましたが、
ギリシャからの具体的な金融支援は求められておらず、
これまで通りの反応といった感じでしょうか。

本日はEU財務相会合がありますが、
新たな具体策がでてこない限りは反応薄となりそうです。

EUR/USDは上に抜けきらずに20日MAまで戻ってきてしまいました。
ユーロに対する不安はまだまだ根強いようです。

本日は9時30分からのRBA議事録があります。

3月は利上げがされたRBAですが、注目は引き続きの利上げが
どの程度のペースで行われるかという点でしょう。

4月にも追加利上げが行われるとも言われていますが、
そこまで先走らずにもう少々緩やかな利上げを望んでいる内容となると、
幾分買われすぎの豪ドルも調整が入りそうです。

また欧州タイムからNYタイムにかけて、
独ZEW景況感指数や、ユーロ圏CPI、米住宅着工件数とBクラスながらも
サプライズとなると相場を動かす指標が続きます。

事前予想との乖離しか結果には注意しておきましょう。そして夜中の3時過ぎにはFOMCがあります。

これ待ちで指標タイム以外は様子見相場となる可能性もあるので、
焦らずのんびり待ち構えておいたほうがいいかも知れません。

FOMCでは政策金利をいじってくるのはまだまだ先ですので、
声明の変化に注目が集まっています。

WSJでは利上げのシグナルをどのように送るかを議論する
といった内容のリークがあったことが報道されましたが、
細かい言葉選びに終始し、結局はそれほど変わらないのでは?
とも思えてしまいます。

極端に利上げ時期を前倒しにする可能性は低いので、
あまり高値追いはせずに引きつけてからの買いを狙っておきたいと思います。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

2010/03/15

ZEROさん

米経済指標の発表時間など夏時間へ移行

先週のドル円相場は前週の米2月雇用統計で上昇後、9日には89.60手前まで下押ししました。
下値では米2月雇用統計発表直前のレート89.55-60が意識され反発しました。

週末には米2月小売売上高が市場予想の-0.2%に対して+0.3%と強い数字。
除自動車も+0.8%と予想を大幅に上回りドル円は一時91.09へ上昇しましたが、
米3月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が72.5へ悪化すると売りが優勢、木曜・金曜と
日足チャートは十字線でクローズしています。

ドル円相場は引き続き高くなったところでは本邦実需の売りオーダーや3月期末の
レパトリ観測が頭を押さえ90円台での綱引き状態が継続しています。

本日からは米国が夏時間へ移行するため経済指標の発表時間などに注意したいところですね。
米3月ニューヨーク連銀製造業景気指数は21:30の予定、米2月鉱工業生産は22:15の発表予定と
なっています。月曜日はNY時間に参加者が揃ってからトレードしたいと考えています。

今週は各国の金融政策や議事録に注目が集まると考えています。
火曜日夜中に米FOMC、日銀金融政策決定会合、RBA議事録、BOE議事録などに注目をしておきます。

ドル円相場のイメージとしては火曜以降に米FOMCなど比較的重要度の高いイベントを控えて
いますので、週初は90円台での小動きからスタートすると考えています。

4月に入り3月期末のレパトリ観測などを通過していけば株価とともにゆっくり上昇して行くと
考えています。

それでは今週も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

明日の担当はしー様です。お楽しみに。

2010/03/09

しましまさん

流れは出ず

ドル円は昨日、指標などの材料がない中ほとんど動かず、90円台前半での小動きとなりました。
一方ユーロドルやポンドドルなどのドルストレートは、欧州時間まで堅調でしたがNY時間には下落、
ユーロドルは一時1.3605ドル、ポンドドルは一時1.5030ドルの安値をつけました。

本日予定されている主な指標等は以下のとおりです。

17:15:スイス・2月消費者物価指数
18:30:英・1月商品貿易収支

今日は米国経済指標は予定されておりません。
また、今日は3年債400億ドルの米国債入札が予定されており、入札を受けての長期金利の推移にも注意して
おきたいです。

昨日のドル円は90.45円でスタートし、東京午前に高値90.67円まで上昇するも、そこからは小幅下落し
ほぼ90.20〜90.40円の狭いレンジでの値動きとなりました。
今日もそう大きくは動かなそうですが、昨日の安値90.14円付近をサポートに90円台半ば〜90.67円をこなし、
91円付近まで上昇できるでしょうか。下は90円台を守り、堅調さを維持できるかに注目です。
昨日は上昇の勢いが止まってしまいましたが、まだ上昇する力はあるのかを慎重に見ていきたいです。
 
ユーロドルは昨日1.3631ドルでオープン、1.3704ドルまで上昇後1.3605ドルまで値を下げ、現在も1.36ドル
台前半で上値の重い動きをしています。ユーロドルは1.345〜1.37ドルのレンジ内の動きが続いており、下値は
切り上げつつあるも、流れのはっきりしない状況が続いています。
今日ここから上昇となれば、1.36ドル付近をサポートに1.366ドル台を超え1.37ドルを目指す流れとなるでしょうか。
一方1.36ドルを下抜けてしまうと1.3550ドル付近までの下落が考えられます。
 
では、今日も一日頑張りましょう!

2010/03/08

為替見習さん

各国オープン前後の力関係・テクニカル変化に注目。

今日は先週末の雇用統計後に発生した大きな円売りが
そのまま継続してトレンドとして定着するのか、
一時的な動きで終わるのかを見る上でも重要な一日です。

特にテクニカル的には先週末の雇用統計後の円売りによって
ドル円、クロス円とも短期が明確な上向きになっていますし
中期は下向きで継続しつつも一部はフラット化直前ですから
数ヶ月単位の中期的トレンドにも影響が出る可能性は十分。

そのためまずは今日も力関係とテクニカルの変化を見ておき
それが中期的トレンドに影響するような動きになるか
という点に注目していきたいですね。


ではまず先週金曜の引け方を見てみると、NY終値ベースの対円変動率は
最も強かったNZDが2.75%、続いてAUDが2.12%、GBPが1.97%、EURが1.59%、
CHFが1.58%、CADが1.47%、USDが1.32%という状況となっていて
力関係はNZD>AUD>GBP>EUR≒CHF>CAD>USD>JPYに変化。

木曜オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係が
USD>CAD>GBP>AUD>JPY>EUR>CHF>NZDでしたから
弱い位置にあったNZDが最も強い位置に変化していることや
円が最も弱い位置に変化していること、北米が位置を落としたこと
変わりに欧州系が上がり、地域ごとの傾向も見てとれる状況となっています。

続いて金曜NY終値時点のドル円、クロス円のテクニカルをおさらいすると、
ドル円は短期が上向きで中期・長期が下向き。

一方クロス円のテクニカルは短期が各通貨上向きで中期は下向きで継続。
ただカナダは上の抵抗帯を抜けてフラット化直前。
豪ドルも上の抵抗帯上限付近まで伸ばしていて
フラット化が見える位置に来ています。

つまり現時点では短期・中期が揃っているものがないので
ドル円、クロス円ともに攻めるにはリスクは高い状況。

後はここから円売りが継続するようであれば
ドル円、クロス円ともに中期がフラット化したり
勢い次第では上向きに変化する可能性が出てきます。

そうなれば短期・中期が上向きに揃う可能性もあり
今週の相場で達成できれば順張りロングにはリスクが低く
ロングで考えている方には絶好のチャンスとなりますね。

逆に早い段階で再び円が買われるような展開になれば
まず短期テクニカルがフラットや下向きになりますし
中期はせっかくフラットに近づいているものまで押し返され
再び短期・中期が下向きで揃う可能性が出てきます。

こうなると今度は順張りショートにリスクが低い相場になるわけで
今週は円軸の力関係次第で取引戦略も変える必要が出てくるような重要度の高い週と言えます。

個人的には短期・中期が揃うものがないので様子見ですが
今週ここから上下どちらかに揃うものが出てくれば
揃った方向に順張りという基本戦略を継続します。

短期・中期は日々変化が出ると思いますので
このあたりはまたブログで日々追っていく予定です。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2010/03/03

ダメおやじさん

こんにちはダメおやじです。

ポンド円の下げが止まりませんね。
英財政懸念や追加資金買取を懸念して売られており、全ての通貨に対し下げて
全面安となっています。

国内投資家のポンド円の買い越しも異常に増えており、一度玉整理が必要と見ていますが、
どうしても値頃が働くのか、戻りを期待して我慢しているようです。
更に今まで売り方だった投資家も売り玉を決済して戻りを待つも、戻らないため
目先の戻り期待で買うため、値が下げても買い越しが減らないのかもしれません。

確かに日足で陰線が昨日で9本続いており、移動平均線と値段との乖離幅も大きく広がっているため、
私自身も一度大きな反発が有っても不思議ではないと思っています。

ただ、相場は自分の都合で動くわけではなく、投売りが出て少し乱高下して
安値の売り玉が貯まって初めて反発すると思います。
今は売り玉はほとんどプラスで、買い玉はほとんどマイナスです。
力関係から見てもどちらが有利かは分かると思います。

その点では明日のBOE、週末の雇用統計で大きく売られれば反発も有りと見ています。
それがなければ戻り売りが続きそうです。

本日はADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、ベージュブックと米指標に注目です。
週末にかけて動くと思います。注意をしながらも頑張りましょう。

2010/03/02

しーさん

ポンド独歩安

昨日は欧州タイムからポンド売りが炸裂しました。

GBP/USDは1.5000の節目を割り込んでからストップを巻き込み、
一気に1.47820まで下落。

ポンド円も売り込まれ132円付近まで急落しました。

ギリシャ問題で揺れるユーロ売り以上のポンド売りの展開となっています。

このポンド売りの原因は英国の財政収支懸念のようですが、
ギリシャ以上にやばいとも言われている中で、
5月の総選挙で与党が過半数を獲得できないかも知れない
という政局不安のおまけ付き。

8月頃には利上げするかもと言われていた日は遠い過去のようです。

何かの通貨が売られれば全面的に連れ安となりやすいクロス円ですが、
昨日はポンド円のみが軟調となり、他のクロス円は比較的堅調だったと言えます。

本日はお昼にRBA政策金利の発表がある豪ドル円を中心に見ていきたいと思います。

本日12時30分に発表されるRBA政策金利は、
織り込み度は50〜60%ではありますが、
0.25%の利上げが有力とされています。

利上げされた場合まだ織り込んでいない上昇余力があることになりますが、
今後の金利の行方によっても大きく買いか利食い売りかの分かれ目となるため、
金利発表後の声明の内容に注意したいと思います。

もし利上げされなかった場合はどちらかというとネガティブサプライズとなり、
一時的な豪ドル売りとなりそうですが、次回以降の利上げへの期待が残るため、
逆にこちらのシナリオのほうが底堅く推移するかも知れません。

また本日のNYタイムにはカナダ中銀による政策金利発表もありますが、
こちらはほぼ据置き予想となっており、金利的な動きはなさそうです。

バンクーバーオリンピックも終わってしまい、カナダドルは少々蚊帳の外的な
印象があるのは私だけでしょうか。
(普段から注目していないだけなんですけどね)

ポンド売りのインパクトに押されて対ドルでのユーロ売りが目立ちませんでしたが、
引き続きユーロの下値模索も気になりますので、
再び1.34台に割り込んできた場合はユーロ売り加速についても
意識しておいたほうがよさそうです。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

2010/03/01

ZEROさん

米2月ISM製造業景況指数に注目

先週のドル円相場は、23日に発表された米2月消費者信頼感指数が46.0ポイントと
市場予想を大幅に下回ったことをきっかけに90.50を下抜けストップロスを誘発。

これがドル円相場の下落が決定的となったポイントと考えています。
再度90.50をしっかりと上に抜けてくるまでは、戻り売り圧力が強い展開が継続しそうです。

下方向では2/4に大幅下落したときの安値88.55が意識されている状態で88円台後半で
弱い反発を繰り返していますが、これを切れてくるとさらに下値を探る展開もありそうです。

本日はNY時間に発表される予定の米2月ISM製造業景況指数に注目をしています。
昨年8月に善し悪しの境目となる50ポイントを上回って以降は比較的堅調に推移してきた指標です。

今回も57.8ポイント程度の事前予想が出ておりますが、これを下回ればドル円は下落、
上回れば上昇しやすいでしょう。あとは市場予想との乖離がどのくらいになるのか?
ISM製造業景況指数を受けての米株式市場の反応次第となりそうです。

本日は米2月ISM製造業景況指数が発表される日本時間0時を中心にトレードをしたいと考えています。
今週は週末の米2月雇用統計に向かって、経済指標と各国の金融政策が相場の材料になりそうですね。

それでは今週も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

明日の担当はしー様です。お楽しみに。

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。