兵ブロガーバックナンバー(2011年11月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2011年11月

2011/11/29

とあるエンジニアKさん

相場に一時期逆の風が吹いた

本日(11/29)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

先日日曜日に行われた大阪ダブル選挙。
市長選挙と知事選挙が同時に行われ、橋下前大阪府知事が率いる大阪維新の会と
既存政党の対決という構図が話題を呼びました。
開票の結果はまさに世論を反映した形で維新の会が勝利を収めました。
これってすごいことだと思います。

大阪は様々な問題が同時多発的に発生し、それが財政を圧迫。
それをなんとか変えなくてはいけないのは全員がわかっているはずなのですが、
なかなか変えられないのが人間の性。
そこである人が現れ、自分のやることを拡大しようとして府知事から市長に鞍替えする。
なかなかありえないことなのですが、結局民意はそれを後押しする形になりました。

やはり誰かがやってくれる。
といったヒーローを待ち望んでいたのでしょうか。
大阪都を目指して政治を動かしていくようですが、
日本が元気になるのであればそれは大歓迎です。

【本日の注目指標策】
本日の指標はいくつか。
ロンドンタイムにて欧州業況判断指数、鉱工業信頼感などが発表される予定です。
絶対に注目すべきというわけではありませんが、念のため注意が必要な指標。 同じくアメリカ時間には消費者信頼感指数などが予定されておりますが、 事前の予想値から大きく外れない限りはさほど大きな動きとはならないでしょう。 【本日の戦略】 相場の一休みか、イタリア発の経済危機が継続するかと思いきや、新たな一週間と共に ダウ平均の上昇、そして日経平均の上昇と、幾分和らいだように見受けられます。 為替相場においてもドルが買われるなど、先週とは逆の風が吹いております。 原因としてあげらえるのはイタリア、およびフランスで売り出されている国債の 売れ行きが”堅調”であること。 特にイタリアではBTBデーなる、国債等イタリアの債権を購入する際に手数料は 無料となるような対策を打ち出し、国民に広く理解を求めています。 非常にユニークな作戦ではありますが、こうして効果が出て、更には相場を動かす力と なっていることは評価できることでしょう。 このような動きが見えなかったギリシャよりはだいぶ評価ができる事かと思われます。 残念ながらこの逆の風向きは長く続くことはないでしょう。 心配の種は尽きないところですが、昨日昨日経済協力開発機構(OECD)が発信した ニュースは思っていたほど深刻な経済状況を伝えております。 昨日発表されたOECDの2012年の経済見通し。 異例ともいえる「悲観シナリオ」を発表。 悲観シナリオのレールに各国の経済が乗った場合、日米欧はそれぞれマイナス成長。 日本はそうでもないのですが、欧米は‐2%かそれ以上に悪い経済成長率を見込んで おります。 必要なのは悲観論に陥らないような対策。 ですが、各国の利害が一致せず、なかなか一枚岩にはなれないようです。 さて、今後のポジション。 週の戦略ではユーロ円の売りを推奨しましたが、ぼちぼち下限のサポートラインが 見えてきたところ。101.50円という前回11月最初につけた安値を意識してか、 前述の相場の逆風を読んで徐々に下落スピードを落としております。 このままファンダメンタルの追い風が吹くならば売られすぎた感があるユーロが 買い戻され、ユーロ円の売りは一服させたいところと考えております。 今後狙うべきは豪ドル米国ドルの買い。 こちらは単純にテクニカルを狙ったポジションです。 欧州の影に隠れて静かな米国と、更に静かな豪ドルは、 個人投資家には難しい今のファンダメンタル重視相場でリスクを取りやすいペアと 考えております。 それでは本日一日頑張りましょう。

2011/11/28

しましまさん

ユーロ反発なるか

先週末25日も、ユーロは欧州債務危機拡大への懸念から売られユーロドルは
1.3212ドルと10月4日以来の安値を付けました。ドル円は上昇の流れとなり
一時77.78円の高値をつけ77.71円と強い流れのまま引けました。

週明けの今日は、IMFがイタリアに対して6000億ユーロの支援を準備との
報道を好感する動きなどからリスク回避の巻き戻しの流れとなっていますが、
ここからもこの動きが継続するか慎重に見ていきたいです。

本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

24:00:米・10月新築住宅販売件数
未定 :独・11月消費者物価指数・速報 
 
米・10月新築住宅販売件数の市場予想は31.3万件となっています。
先週末のドル円は、ドル買いの流れに乗り堅調に推移、NY時間にはついに
77.50円をしっかりと越え77.50円をサポートとする流れとなり77.78円まで
上昇し77.71円で引けました。 

週明けの今日も、今のところ77.50円付近でサポートされる動きとなっていますが、
ここからも77.50円付近を維持しながら堅調な流れとなれば、週末25日の高値
77.78円付近をしっかりと超え78円付近へと上昇する動きとなるか見たいです。

一方、77円台半ばを割りこむ軟調な流れとなると、
50日線も走る77円台前半〜77円付近への下落が考えられます。

先週末のユーロドルも、ユーロ売り・ドル買いが進む動きとなり、NY時間には
一時1.3212ドルと10月4日以来の安値を付け、1.3237ドルで引けました。

週明けの今日はIMFのイタリア支援準備報道等から1.33ドル台を回復、上窓を
開ける強いスタートとなり、現在も1.33ドル台前半で底堅く推移しています。
ここからも反発の流れが継続すると、先週末25日の高値1.3332ドルを越え
1.34ドル付近まで上昇できるかを見ていきたいです。

一方、ここからまた軟調な流れとなり1.33ドル台を割りこんでしまうと、
10月6日の安値1.3241ドル付近まで、まだ下へ行くと先週25日の
安値1.3212ドル付近への下落も考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2011/11/25

為替見習さん

引き続きリスク回避からの円高に注意。感謝祭相場で材料難の中無理な取引は禁物

昨日の為替相場は、独仏伊首脳会談が行われましたが、
いわゆる「ユーロ共同債構想」にドイツが反対を表明。
その他にもフィッチがポルトガル国債をジャンク級に引き下げ。

米国市場は感謝祭で値動きが乏しかったものの
材料としてはリスク回避方向のものが出てきています。

ドイツはやはり一番財政状態が良く、経済の牽引役でもあるので
「ユーロ共同債構想」は国内でも反対意見が強いのだと思われますが
このようなユーロの不安定感こそがリスク回避要因ですから
今後も力関係は「リスク回避型」になるかどうかを見ておけば
攻めやすい場面、攻めにくい場面が明確に判別できそうですね。

ただ今日に限っては感謝祭からの連休で動きが出ない可能性も考えたうえで
まず資金管理を万全にして、無理しないよう心がけたいところです。

ではまず水曜から木曜にかけての対円変動率で相場をおさらいすると
AUDが0.11%、NZDが-0.05%、CADが-0.24%、CHFが-0.25%、
USDが-0.27%、EURが-0.29%、GBPが-0.51%となっていて
力関係は【AUD>JPY>NZD>CAD>CHF>USD>EUR>GBP】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【USD>JPY>CHF>GBP>CAD>NZD>EUR>AUD】でしたから
ドル、ポンドが少し位置を落としたこと、オセアニアが位置を上げていること、
円が強い位置をキープしていること、ユーロが弱い位置をキープしていること、
全体的に変動率が低く差が小さいことなどが見てとれます。

続いて11時時点のテクニカル状況ですが、ドル円、スイス円の短期はフラット。
その他のクロス円は下向きとなっていますが、上記の様に変動率が低かったため
全体的にやや膠着気味で攻めるにもリスクが高い状況となっています。

今後のポイントは円を軸とした力関係・テクニカル変化で
ここから円が買われる展開に変化していった場合には
全体的に短期トレンドが悪化することになりますし、
順張りショートのチャンスとなります。

ただここから円高になった場合は、介入を意識した警戒の動きや
日銀による口先・実弾・覆面介入の可能性も十分ありますので
ショートで攻める場合はなるべく早く手仕舞いすることを念頭に置くとともに
同時に持つポジションを少なくして高回転で回すなどの工夫をしたいところ。

逆に円が売られる展開となった場合には各通貨の短期は回復して
フラットに戻しますし、勢い次第では上向きになるものも出てきますので
明確な上向きになった通貨が出た場合は順張りロングのチャンス。

ちなみに上記の「円」の部分を「ドル」に置き換えると
ドルストレートでも同様なので、幅広く通貨を見ておいて
同じ1取引するなら最もリスクが低い通貨を取引する意識を持ちたいところです。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択します。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2011/11/23

ダメおやじさん

レンジで動き難いがポンド円の戻り売り!

こんにちはダメおやじです。
最近の為替相場は全般にレンジ内の動きになっており動き難く取れても
小幅狙いしかなさそうです。

ドル円は77円中心で膠着していますし、最も人気の有るユーロドルも
1.34〜1.3650の逆張り有利の展開となっているようです。

イタリア、スペイン国債の信用不安やフランスの格下げ懸念、更に
ベルギーやオランダの利回りも上昇と欧州不安は拡大しているようですが
中東の買いやECBのイタリア、スペイン国債の買い支えで安値を売れば
ストップを取られやすい状態です。

上げる時間帯は欧州序盤とロンドンFixでその後は朝まで値を下げる
パターンで欧州勢の買い、NY勢の売りでしょうか。
エントリーの時間帯を考えれば小幅でも旨く取れそうですが。

ただ1.34を割り込めば1.32まで下げそうで売り有利とは見ています。
全般に動きのない中でポンド円や豪ドル円、NZドル円は弱そうです。

私は今はポンド円の戻り売りが良いと思っています。
10月31の介入時の高値が127.26円、その後も介入期待で124円越えで
相当買われていると思われます。

今は120円割れには大きな抵抗が有りそうですが割り込めば118円を
狙う動きになり玉整理を促す動きになると見ています。
上値は121円前後は戻りを売られそうで越えても精々122円までと思っています。

ポンドはドルやユーロに対しても売られておりポンドドルも戻りは
1.58では売られそうで下値は1.54割れは充分有ると見ています。

ユーロドルのように上下に振れず動きは地味になってますがユーロドルよりも
分かりやすく年末に向けて中期的に狙いたいですね。

明日は米が感謝祭で休みで明後日も米の投資家の大半は休むと思われますので
本日はポジション調整の動きで海外は上下に振れるかもしれませんね。

本日は欧米で指標も多いですが今は株価や要人発言で動くことが多いです。
今は確実に利益を取りコツコツと積み重ねるのが良いかも知れないですね。

2011/11/22

しーさん

状況にあったトレード

本日は11月22日、いい夫婦の日です。

私は嫁さんと良い関係でいる方だと思っていますが、
嫁さんのほうはどう思っているかは実はわからないんですよね。

よく愛妻家と言いますが、自分ではそうだと思っていても、
実際に旦那は愛妻家だと嫁さんが感じていないと自己満足となってしまいます。

仕事でも友達でも夫婦でもコミュニケーションが大事だと思いますが、
お互いのことをよく知って日々の変化を感じ取ってお互いが良い相手と
巡り会えたと思える関係を作っていきたいものです。

さて欧州ではドイツとフランスが悪い関係になりそうな状況となってきましたが、
債権市場は上がったり下がったりのようでユーロはやはり売られる運命か
という感じです。

昨日は午前中からユーロを除くクロス円が下落し、
リスクオフの中でAUD/USDやEUR/USDなどでドル買い中心の相場となりました。

毎日でてくる欧州の債務問題にもうお腹いっぱいと思いながら、
ユーロに振り回される日々が続いていますが、
買い戻されそうと思い買うと下落し、ならば売りで入ると踏まれるという
がっくりくるパターンだけにははまらないようにしたいです。

感謝祭を控えて基本はリスクをとらない状態なので、
上がったら買う、下がったら売るというよりは
レンジで逆張りを狙うほうが今の相場にあっているのかも知れません。

逆張りを狙うリスクすらとらないほうがよいとも思えますが、
今は欧州債券利回りと株価を見ながらついていくのが利益につながりやすいので、
それらの情報をチェックしながらチャンスがあれば反転狙いをしていきたいと思います。

2011/11/21

ZEROさん

ECBがIMFを経由してユーロ圏中核国支援か

先週末のユーロドル相場は、前日にも少し出ていた
「ECBがIMF経由でユーロ圏中核国を支援」との報道で
一時上昇1.3615まで上げる場面がありました。

上昇したところでは上値重く1.36台は1時間もキープできず1.35台前半へ
押し戻されて引けています。ユーロドル日足チャートからは、
一旦一目均衡表の雲に入ったものの上髭で下限を割り込んでいます。

本日も注目材料は欧州債務問題絡み、イタリア・スペインなどの
国債利回りが上昇すれば株安+ユーロ安となりそうですし、
利回り低下すれば株高+ユーロ高となりそうです。

経済指標では米10月中古住宅販売件数が発表されますが、
個別の指標ではトレンドを作るほどのパワーはないと思われます。

ユーロは今週も戻り売り戦略でいきたいと考えています。
※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2011/11/17

とあるエンジニアKさん

イタリア発の危機、まだまだ読めない相場が続く

本日(11/17)は、とあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

NHKの国際放送を見ていると、時々北海道の様子が映ることがあるのですが、
もはや11月の半ばということで雪が舞っている地方もあるようですね。
季節の移り替わるのははやいもので、2011年も残り50日もないようです。
今年は本当にいろいろなことがありましたが、やはり大きかったのは地震。
国民ひとりひとりの生活を変えるような、そんなインパクトのある災害でした。
まだこの言葉を言うのは早いのかもしれませんが、2012年は良い年であることを祈ります。

【本日の注目指標策】
英国で小売売上、米国で住宅着工件数などが発表される予定ですが、
それらによって相場が動く可能性は低いでしょう。

【本日の戦略】
介入以来、ドル円の動きは少し収まったように見受けられましたが、
ここ数日ドル円は円高方向に傾き、ついに76円台の水準まで円高が進みました。
79円20銭が介入の目標値ですから、それから2円以上円高が進んだこととなります。

昨日は日銀による政策金融会合、そして白川総裁による会見がありました。
その中では円高については強く触れられなかった模様です。
一方で強調されたのは欧州問題。
ギリシャから端を発したこの問題ですが、問題が解決されないままにイタリアに飛び火、
国際の利回りが6,7%台となるなどし、首相が辞任するなど混乱が生じている
イタリアです。

新たな首相として経済学者であったモッティ氏が就任することとなりましたが、
その閣僚の中には政治家が一人もいないという事態。
これはイタリアが世界に向けた強烈なメッセージなのか、
今後のイタリア動向に注目したいところです。

この国債利回り上昇、6%台というのは、利回りが高すぎて国債そのものを
返せなくなる水準にあるとか。既に足が速いファンド、グローバルソブリンでは
イタリア国債を全額売り払いました。その額は800億円に上ると見られ、国債を
所持し続けることで発生するリスクを減らしたものと思われます。

イタリア経済は現在高い失業率にあえぐ。。。ようではなく、実は8.4%の失業率。
欧州連合平均が9.6%ですから、さほど悪くはないように見受けられますが、
問題は20代の失業率。
なんと27.8%と、4人に1人以上は失業している計算となり、その反発エネルギーが
首相を降ろす形となったのかと。
いずれにせよ、泥沼はまだまだ抜け出せそうにはないようです。

さて、話を戻して日本の話。
こう長く続く円高ですと、厳しくなってくるのは輸出企業。
各社収益を下方修正するなど、その影響がじわじわと日本経済に広がっているように
見受けられます。

円高に加えてタイで発生した洪水は、工業団地を直撃したこともあり、
自動車メーカーを中心としてダメージを受けているようです。

といっても景気回復は穏やかに続く、として現在の経済政策を変えることなく
継続する模様。
すなわち低金利でお金をどんどん供給し続けることには変更はありません。
なんとかしてこの円高をどうにかしてほしい気持ちがありますが、
やはりその流れは世界的なもの。まだまだ円高傾向は続き、ドル円の底をにらむ
展開が続くことは間違いないでしょう。

さて、ファンダメンタルに左右される相場ですが、やはりここは「待ちの相場」
としていしばしポジションを強く持たずに相場に取り組むことを推奨します。
正直今の相場、クロス円、明日は下落、今日は上昇の丁半相場と見ております。 それでは本日一日頑張りましょう。

2011/11/16

しましまさん

欧州債務危機拡大への懸念高まり、リスク回避の流れ進む

昨日は、イタリア10年債利回りが再び危険水域の7%台へ上昇、
スペイン・ベルギー・フランス債の利回りも上昇したことなど、
多くのネガティブな材料から欧州債務危機拡大への懸念が高まり、
リスク回避の流れが継続しました。

ユーロは今週軟調な流れが続いており、ユーロドルは高値1.38ドル台前半から
1.35ドル付近まで下落、ユーロ円も105円のサポートを割り込み104円付近まで
下落し、更なる下落が懸念されます。
本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

  -  :日銀政策金利発表
18:30:英・10月失業率/10月失業保険申請件数
19:30:BOE四半期インフレレポート
22:30:米・10月消費者物価指数
23:00:米・9月対米証券投資
23:15:米・10月鉱工業生産
米・10月消費者物価指数は、市場予想前月比±0.0%となっています。 

昨日のドル円は、東京午前に一時77.49円へ急騰する場面もありましたが、
概ね76円台後半〜77円台前半での小幅な動きとなりました。
今日軟調な流れとなると、まず76円台後半では止まれるか、
まだ下へ行くと76.50円付近への下落が考えられます。
一方、77円付近では支えられ堅調な流れとなってくると、
77円台半ばまで上昇していけるかを見たいです。

昨日のユーロドルは、東京時間は1.36ドル台を維持していましたが、
欧州時間には明確に1.36ドルを割り込み1.35ドル台前半へと下落、NY時間も
1.35ドル台前半で軟調に推移し一時1.35ドルを割り込む場面もありました。

今日は1.35ドル付近を維持できるかに注目、弱い動きが続くと1.34ドル付近への
下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると、1.35ドル台半ばを越え1.36ドル付近まで上昇できるか、
まだ強い動きとなると昨日の高値1.3640ドルまで戻せるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2011/11/15

為替見習さん

円高加速なるか。力関係は典型的「リスク回避型」に変化

昨日の為替相場は、夕方頃から全体的に「リスク回避型」の典型的力関係となり
円、ドルが強く、オセアニアやユーロが売られて短期トレンドも明確な状態となって
久しぶりに力関係・テクニカル両面でショートには攻めやすい相場になりましたね。

また注目の欧州財政問題では、イタリア国債の他にもスペイン国債、フランス国債が
いずれも売られて利回りが上昇するなど、まだまだ懸念は払拭できていない状況ですし
EFSFのレバレッジ計画が年内に間に合わない可能性が出てくるなど悪材料が多いです。

そのため今後も急な変動が出ても良いように資金管理を万全にして
リスクが低い場面では攻め、高い場面では無理せず様子見するなど
自分の精神面もコントロールするようにしたいですね。

ではまず先週金曜から月曜にかけての対円変動率で相場をおさらいすると
USDが-0.21%、CADが-0.91%、CHFが-1.23%、GBPが-1.26%、
AUDが-1.45%、EURが-1.46%、NZDが-1.70%となっていて
力関係は【JPY>USD>CAD>CHF>GBP>AUD>EUR>NZD】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【AUD>NZD>EUR>GBP>CHF>JPY>CAD>USD】でしたから
円、ドルが弱い位置から強い位置に、オセアニアやユーロが弱い位置に変化し
典型的「リスク回避型」の力関係変化が出ていることが見てとれます。

続いて11時時点のテクニカル状況ですが、ドル円、クロス円ともに
短期は全て下向きとなっていて、力関係変化がテクニカルにも出ている状況。

今後のポイントは円、ドルを軸とした力関係・テクニカル変化で
ここから円が買われる展開がさらに加速した場合には、
全体的に短期トレンドが悪化することになりますし、
全体的にショートのチャンスとなります。

ただここからさらに円高になった場合は、介入を意識した警戒の動きや
日銀による口先・実弾・覆面介入の可能性も十分ありますので
ショートで攻める場合はなるべく早く手仕舞いすることを念頭に置くとともに
同時に持つポジションを少なくして高回転で回すなどの工夫をしたいところ。

逆に円が売られる展開となった場合には各通貨の短期は回復して
一旦フラットに戻しますし、勢い次第では上向きになるものも出てきますので
明確な上向きになった通貨が出た場合は順張りロングのチャンス。

ちなみに上記の「円」の部分を「ドル」に置き換えると
ドルストレートでも同様なので、幅広く通貨を見ておいて
同じ1取引するなら最もリスクが低い通貨を取引する意識を持ちたいところです。

今日は夕方以降独・欧GDP速報、独ZEW景況感調査、
米生産者物価指数、小売売上高、NY連銀製造業景気指数と
重要イベントも多く控えますので、特にこの時間帯は注意ですね。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択します。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2011/11/11

ダメおやじさん

ユーロドルの戻り売り!

こんにちは、ダメおやじです。
すっかり冷え込んできましたが風邪に注意してくださいね。
本日で今週も終わりですが今週もユーロ主導の展開でしたね。

ユーロはギリシャ絡みからイタリアの信用不安に材料が移り10日には
イタリア国債の金利がユーロ導入来の7%越えとなり資金調達が困難になるとの
観測から株や商品相場も大幅下落となりユーロドルは1.3522まで下落しました。

しかし昨日は1.35を割れてストップを巻き込んで1.3483まで下落した後は
イタリア国債の金利が少し低下したことや株高、原油高からショートカバーで
切り返し1.3652まで反発するなど上下に振れています。

本日も株価動向や要人発言で上下に振れそうですがイタリアの問題は
ギリシャの比ではなく欧州で助けられるものではなく、フランスの銀行の
信用不安も有り大局は売り有利の展開と見ています。

目先的には昨日高値の1.3652を越えると1.37、或いは1.3760台までの反発は
有るかもしれません。
下値は1.35割れには大きな抵抗が有りそうで戻りを売り1.35付近は
利食い優先と見ていますが1.3483を割り込むと1.3350、10月4日の
1.3144までの下げも考えています。

ドル円は10月31日の介入以来78円で覆面介入をしていたと思われますが
米財務省高官発言の批判で介入を止めたとか77.50円阻止で買いオーダーを
だしてるとかの噂が有ります。

米ではQE3観測が根強く介入だけがドル円の支えと思いますが、
介入観測が薄れれば再び76円前後までの下げも考えられますね。

2011/11/10

しーさん

ユーロ下落開始

立冬を過ぎてみるみる寒くなってきました。

今年は暖冬かと思われましたが、寒いときはやはり寒いのですね。
体調を崩さないように注意して、季節の変わり目を乗り越えましょう。

さて、今週の注目材料はギリシャからイタリアに移ってきましたが、
ベルルスコーニ首相が予算案が可決次第辞任することになり、
それにより(?)イタリア財政健全化へ向けた第一歩が踏める
といったような論調でドルよりユーロのほうが堅調に推移していました。

ところが昨日の欧州タイム序盤にイタリアへの金融支援が必要という懸念が高まり、
10年債が7%を越えてユーロを筆頭にクロス円も軟調な展開へと一変。
EUR/USDはレンジ下限を越えて1.3500付近まで下落しました。

これまでユーロのショートカバーが優勢でしたが、
さすがにイタリアやフランスまでも危ない状況が迫ってくると、
楽観論も後退せざるを得ない状態となってきます。

本日は午前中には豪雇用統計、21時からは英中銀MPCがあります。

中国の影響を色濃く受ける豪州ですが、
先日は中国のCPIの発表を受けて追加緩和はないとの見方に落ち着き、
豪ドルにとってはややネガティブな状態でした。

今月のRBA政策金利では利下げをしてきましたが、
継続的に利下げをするかどうかの1つの材料として、
本日の豪雇用統計の数字は注目されるところです。

前回が良い数字がでていただけに今回はあまり期待できませんが、
欧州のソブリンリスクが落ち着けば真っ先に買われる通貨であることに
変わりはありませんので、ある程度落ち着いてきたら買い向かいたいと思いつつ、
落ち着くのはいつなんだろうとやきもきする日が続くのかも知れません。

一方、英中銀の出してくる政策金利は据置き予想となっていますが、
資産買い入れ規模の拡大について一部では今月からするのでは?
という金融機関もあるようです。

いずれにせよポンドも積極的に買える状況ではなさそうなので、
本日は昨日の大幅下落を受けて全般的に戻り売りを狙うのがよさそうです。

2011/11/09

ZEROさん

ベルルスコーニ首相辞任表明、イタリア財政関連法案

8日の欧米時間では、事実上ベルルスコーニ首相の信任投票となる
「イタリア財政関連法案採決」に注目が集まりました。

日本時間0時過ぎには法案可決に反応してユーロ売りとなりましたが、
内容は308票で定数630の過半数は取れておらず「可決も辞任濃厚」となり、
ユーロドル相場は60ポイント程度の下げで反応しています。
その後は3:45頃、ベルルスコーニ首相辞任表明を受け
株高+ユーロ買いとなってクローズしています。

またユーロドル相場は月曜も火曜も欧州時間午前中には
中東かアジア中銀か買い手がいるようです。
全体的には株高+ドル安も進んでいます。

本日は中国でCPIが発表される以外に主だった経済指標の発表がなく、
株価とギリシャ・イタリア情勢を見ながらとなりそうです。

昨日の動きから株高であればユーロは買われやすく、
ドルは売られやすい展開となりそう。
株安であればその逆の動きになりそうです。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2011/11/07

とあるエンジニアKさん

G20終わるもまたも煮え切らない終わり方

本日(11/7)は、とあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

11月となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
10月よりアフリカ大国某国に来ておりますが、毎日朝晩暖房に昼間は
冷房という特異な状況に悩まされつつもなんとかやっております。
テレビでは主に欧州系の番組ばかりなのですが、それを言葉もわからずに
眺めていると、ニュース番組で映るのはG20の話題ばかり。

ギリシャに翻弄されてるといわんばかりに画面はG20参加陣の険しい顔と
ギリシャのデモの様子が繰り返し報道されておりました。
またしてもとりあえずの結論を出してこの場を乗り切ったようですが、
まだまだ欧州とギリシャに翻弄される日々は続くことになりそうです。

【本日の注目指標策】
本日の指標は小粒。
スイスで物価指数の発表などを控えておりますが、
そらによる相場を動かす力というのは非常に少ないものとなるでしょう。

【本日の戦略】
先週一週間、介入、欧州問題にG20の開催、そして雇用統計という大きな山場を
乗り越え、しばし落ち着きを取り戻すかのように見える相場です。
雇用統計のポジティブインパクトはおそらく月曜日の東京市場に現れることかも
しれませんが、さほど相場にインパクトを与えることはないと思います。
本日は材料出尽くし感があり、なかなか動きを見せることがない相場ではないかと
予想します

それにしても今回もまた残念に思えたのがG20の結果。様々な議論が必要である今、
結局のところ会合の7,8割はギリシャ問題に費やされたとの話。
また、ギリシャ国内での政治混乱もあり、それがリアルタイムに会議場にもたらされる
ものですから、各国首脳もギリシャがどうなるかで気が気でなかったことでしょう。

結局救済される側のギリシャもプライドと維持が残っているというのが私の主観です。

そしてもう一つ残念なことが円相場の行方。
あれだけ国際社会に「介入はいかん」と言われ続けて我慢に我慢を重ね、
ついに満を持しての8兆円もの過去最高額の大規模資金投入により、
ようやくギリギリの線で踏みとどまることができたドル円相場ですが、
理解を得られた得られないの話以前に議論のネタにさえならなかったこと。
野田首相が「理解を求めた」のに対してなにもコメントがないわけですから、
大国の割に少ない発言権、そして置いてけぼり感が大変残念に思います。

いずれにせよ、火種はくすぶりつづけ、いつかまた爆発炎上の危険性をはらんだ
相場が続きそうです。今の相場はやはりとりつきにくい相場。
休むも相場ということで、週半ばぐらいまでは様子を見たいと思います。

それでは本日一日頑張りましょう。

2011/11/04

しましまさん

ユーロ、ギリシャ国民投票回避への動きから反発

昨日は、ECBによる0.25%の利下げと、ドラギECB新総裁の会見で景気見通しについて
弱い見解が示されたことからユーロ売りが進み全体的にもリスク回避的な流れと
なりましたが、その後ギリシャ国内でのギリシャ国民投票回避の動きから相場は反転し、
ユーロ買い、リスク選好の流れとなりました。

本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

20:00:加・10月失業率/10月雇用ネット変化
21:30:米・10月非農業部門雇用者数/10月失業率
今日注目の米雇用統計ですが、10月非農業部門雇用者数が+9.5万人、
民間部門雇用者数が+12.5万人、10月失業率が9.1%の市場予想となっています。

先月は失業率は予想通りの結果、9月非農業部門雇用者数が市場予想
+5.5万人に対し結果+10.3万人、民間部門雇用者数が市場予想+9.0万人に対し
結果+13.7万人と予想より強い結果が発表され、リスク選好の動きとなりました。

一昨日の10月ADP全国雇用者数、昨日の新規失業保険申請件数は共に予想より
強い結果となっており、今回の雇用統計も先月に続き市場予想を上回る結果となるか注目です。

昨日のドル円は、終日78円付近での横ばいでした。

今日は米雇用統計という大きく動く材料はあるものの、雇用統計で予想に近い
数字が出れば小動きが継続しそうです。

今日もまずは78円付近を維持できるかに注目、上昇の流れとなるとまず
78.30円付近を上抜けできるか、強い動きとなれば78円台半ばを上抜け、
今月1日の高値78.98円付近を狙う動きとなるか見ていきたいです。

一方、78円を大きく割りこみ軟調な流れとなると、77.50円〜50日線77.13円付近
への下落が考えられます。
昨日のユーロドルは、ギリシャ問題やECBの利下げ、要人発言等を受け
1.36ドル台後半から1.38ドル台半ばのレンジ内を上下する神経質な動きとなりました。

今日は1.38ドル台前半で推移していますが、ここから上昇となると
50日線1.3840ドルを越えて1.39ドル台へ、そして200日線も位置する1.3950ドル付近
を目指し上昇できるかを見たいです。

一方、軟調な流れとなり1.38ドルを大きく割り込むと、1.37ドル付近で止まれるか、
まだ下へ進むと1.3650ドル、今月1日の安値1.3608ドル付近への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2011/11/03

為替見習さん

明日に雇用統計を控え、ECB政策金利発表、ドラギECB新総裁記者会見に注目

昨日の為替相場は、朝から全体的にドルや円が弱い位置で推移し
夕方以降は円が戻す展開に変化。その後NY市場ではユーロが下げましたが
これまでのような「リスク選好」や「リスク回避」の形ではなく
少し迷いが見られるような相場に変化しましたね。

また注目のFOMCとバーナンキFRB議長会見で目立った動きはなし。
ギリシャ問題についてはギリシャの国民投票の内容が、
「第2次支援の是非を問うもので、ユーロ加盟維持についてではない」
と判明したことでユーロ売りの原因になったようです。※

※ギリシャ国民は第2次支援に関しては賛同しないという意見が多いものの、
 ユーロからドラクマに通貨を戻すことについては反対が多いため。
 つまりユーロ加盟の意思も同時に問う国民投票なら承認の可能性が高いが、
 支援だけなら否決の可能性も高まり、金融不安を引き起こす可能性があるため。

ではまず火曜から水曜にかけての対円変動率で相場をおさらいすると
CADが0.13%、CHFが-0.01%、EURが-0.04%、AUDが-0.27%、
USDが-0.32%、GBPが-0.38%、NZDが-0.92%となっていて
力関係は【CAD>JPY>CHF>EUR>AUD>USD>GBP>NZD】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【USD>JPY>GBP>EUR>CHF>NZD>AUD>CAD】でしたから
ドルやポンドが強い位置から弱い位置に変化したことに加えて、
カナダやスイスが弱い位置から強い位置に変化したこと、
さらに「リスク回避型」や「リスク選好型」に当てはまらない形で
少し相場に迷いが見られることが見てとれます。

続いて11時時点のテクニカル状況ですが、ドル円の短期はフラット。
クロス円ではポンドがフラットでそれ以外は全て下向きとなっていて
早くも日銀介入後の上昇トレンドが収束していることがわかります。

今後のポイントは円、ドルを軸とした力関係・テクニカル変化で
ここから円が買われる展開がさらに加速した場合には、
全体的に短期トレンドが悪化することになりますし、
短期が明確な下向きになればショートのチャンスとなります。

ただ先日介入があっただけに、相場全体として売り続けにくい可能性もあるので
ショートで攻める場合はなるべく早く手仕舞いすることを念頭に置くとともに
同時に持つポジションを少なくして高回転で回すなどの工夫をしたいところ。

逆に円が売られる展開となった場合には各通貨の短期は回復して
明確な上向きになるものが出てくることになりますので
明確な上向きになった通貨は順張りロングのチャンス。

またどちらの場合も力関係を見た上で、最も弱い通貨、最も強い通貨を見れば
ロング、ショートの際に何を買って何を売るかが判別しやすいため
その点を意識していくと良いですね。

特に今日はECB政策金利発表と新しく総裁に就任したドラギ総裁の記者会見を
控えますしギリシャの国民投票に関する報道にも注意しながら、円、ドル、
ユーロ軸を見ると良いでしょう。

また明日には雇用統計を控えていますから、無駄なポジションを残さず
想定以上の動きが出ることも考えて、資金管理はいつも以上に万全にして
低リスクな状態であれば攻め、そうでなければ無理せず様子見するなど
精神面のコントロールも万全にしておきたいですね。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択します。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2011/11/01

ダメおやじさん

ユーロドルの戻り売り!

こんにちはダメおやじです。

昨日は朝日新聞によると10兆円規模の大規模介入でドル円は79.53円まで急伸しました。
海外では若干下落しましたが本日も連続介入観測も有るため大きな下げには
繋がりませんでした。

ただ外為市場は1日で300兆円近くの取引量が有ると見られており介入を止めた瞬間、
ドル円は下げるとの観測が有り政府、日銀の姿勢が試されてる感じがしますね。

一方、ユーロドルはドル高から株や商品相場の大幅安、更にギリシャの財政削減案を
国民投票を行うとの報道やイタリア懸念から1.3827まで大幅下落となりました。

私は10月27日に1.40、1.41、1.42とでストップを連発して大幅上昇したことで
高値取組みになったことで目先、1.4246は抜けないと戻り売り有利とブログでは
書いてきました。
昨日の下落でより一層その気持ちは強まりました。

勿論、、明日のFOMCでQE3或いは一層の金融緩和が行なわれれば株高、
商品高から反発の可能性は有りますが、私は今回はQE3はないと見ており
ユーロドルに失望売りがでると見ています。

戻りは1.40では売られそうで下値は1.3750、1.37は強力なサポートラインで
戻す可能性も有りそうですが噴き値は1.35割れ期待で売りたいですね。

今週はECBも有り利下げが有るかどうか、週末は米雇用統計、
更にG20と重要イベントが続きます。

本日から11月ですが今週を旨く乗り切れば良い月になりそうですね、頑張りましょう。

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