兵ブロガーバックナンバー(2012年04月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2012年04月

2012/04/30

ダメおやじさん

ポンド円の戻り売り!

先週の為替相場はFOMCでバーナンキさんが追加の金融緩和を示唆したことや
米指標が概ね悪かったことでドル安が進行しました。

ドル円は週末安値で80.28円まで下落もクロス円は米金融緩和期待で株価が
連日高くユーロドル、ポンドドルなどドルストレートが高かったことも有り
欧州で下げてもNYで切り返すという動きで下げ幅は小幅でレンジ内の動きと
なりました。

注目された日銀の決定は追加の金融緩和は行いましたが期待が強く買われて
いたため織り込み済みで決定時には上下に振れましたが大きな動きには
繋がりませんでした。

今週ですが週末の米雇用統計を筆頭に米では重要指標が多くドル円の下げに
歯止めがかかるのか、下に抜けるのか注目ですね。ただドルはまだ円や
ユーロに対して相当買われているためポジション調整のドル売りが今週も続く
可能性は有るかも知れませんが先週買われたポンドドルも英GDPが悪化の中で
少し買われ過ぎ感も有りますし、ユーロドルにしても5月は政局不安が大きく
出そうで素直に買える通貨ではないと思っています。
買える通貨がない中、少しでも悪くない通貨を探す展開となりそうです。

ドル円ですが雇用統計までは下値は80円ではサポートされ上値は81.62円に有る
日足25日移動平均線に抑えられそうでレンジ内の動きと見ていますが80円を
割り込むと79.50円までの下げは考えられます。
様子見が無難でしょうが売りか買いかといえば戻り売りに分が有りそうです。
  
ポンド円ですがドル円、ポンドドルの綱引きで130.20円〜131.80円のレンジ内の
動きとなっています。
IMM通貨先物を見るとポンドは売りが解消して買い越しになりました。

5月になればポンドドルは調整は有ると見ています。 
130.20円、130円を割り込むとストップ売りもでそうで129円割れも考えられます。
上値は131.80円を越えるのは難しいと見ていますが越えても132.20〜132.30円では
売られそうです。
戻り売り有利で128.70円〜132円の動きと見ています。

2012/04/27

しーさん

追加緩和

明日からゴールデンウィークということで中には長い連休の方もいらっしゃる
かも知れません。私は暦通りのお休みとなりますが、年末年始に長い連休をとり、
かつあまり遠出をしない日が続いて逆に疲れてしまうというのがありました。

この時期はどこに行っても人だかりですので、出かけても疲労、出かけなくても
疲労、というあまり嬉しくないことになることも・・・。
それもこれも気の持ちよう。楽しく過ごせれば疲れも忘れます。
事故にだけは遭わないよう皆様お楽しみ下さいませ〜。

さて本日は大注目の日銀政策金利の発表があります。
資産買い入れ規模を5〜10兆円拡大するですとか、
買い入れの国債対象を2年物から5年物に拡大するという事前予想が織り込まれ
ており、実際に本日の発表が予想通りのものとなるとSell the factということで
円高となるのでは?というのが週初の予想でした。

しかしすでに昨日の時点から円高傾向になるなど、連休を前にして利益確定組
の動きもでているようですので、実際には発表直後にそれほど大きな下落は
ないのかも知れません。

また円安路線へ誘導したい日銀にとっては何かしらのサプライズを用意している
可能性もありますので、急騰する可能性もないわけではありません。

NYタイムにはアメリカの第1四半期GDP(速報値)などの発表があります。
先日のFOMCの声明文ではQE3の話は出てきませんでしたが、
6月にはQE3が実施されるという見方は変わっていません。

GDPの成長率が思ったほど良くなかった場合は、すぐにこの話題へとつなげて
ドル売りへということにもなりかねませんので、本日は東京タイム、NYタイム
ともにイベント前後の動きには注意が必要でしょう。

さらにその後は本邦勢は連休入りとなりますので、すでにドル円の81円台中盤
から後半にかけてドル円売りが並んでいると聞きました。

日銀発表後にもし円売り優勢となっても81円台からは上値が重くなってくる
と思われますので慎重にポジションをとったほうがよいかも知れません。

ユーロについては今朝S&Pがスペイン国債をBBB+に格下げしたことに伴い、
こちらも下目線の展開となりそうです。
週末前ということでショートカバーには注意が必要ですが、
新規で買いから入る人は少なそうなので、 こちらも上値は重くなるのではないでしょうか。 ここ数年はGW期間にヘッジファンド勢が狙ってくることもあるので、 週越えのポジションはなるべく控え、リスクは最小限にしておいたほうが 安心してお出かけできるでしょうね。 それでは皆様良い連休を♪

2012/04/26

ZEROさん

FOMC通過、企業決算と日銀金融政策決定会合

26日の欧米市場では、(英) 第1四半期GDP・速報値 [前期比]が-0.2%
(予想+1.0%)を受けて一時ポンドが売られています。

注目された米FOMCでは、「異例の低金利政策2014年末」を確認、
景気認識上方修正と市場の予想どおりの結果で通過しています。

変更があったのはFOMCメンバーの金利引き上げ時期見通しが前回1月の
12-16年3.3.5.4.2人から3.3.7.4.0人となりタカ派方向へ明確に移動しており
発表を受けてドル買いで反応しています。

直後のバーナンキFRB議長会見では「経済が悪化すれば躊躇なく金融政策実施」
とこれを打ち消しドル安、乱高下しています。

(米) 3月耐久財受注 [前月比]-4.2%(予想-1.7%)、(米) 3月耐久財受注
 [前月比:除輸送用機器]-1.1%(予想+0.5%)となっています。

突発的な悪材料で一時的な急落リスクは常に存在しますが、中長期で見て
ドル円は押し目買いスタンスを継続、今後のドル安は限定的と予想しています。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2012/04/23

しましまさん

日銀政策金利発表を控えての円売り基調継続か

先週末20日は、独・4月IFO景況指数や英・3月小売売上高指数の強い結果を受け
ユーロやポンドが上昇、IMF財源強化への期待感や株価の上昇、日銀政策金利発表を
控えての円売りの動き等から全体的にリスク選好的な流れとなりました。

本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

10:30:豪・第1四半期生産者物価指数
16:30:独・4月製造業PMI・速報値
16:30:独・4月サービス業PMI・速報値
17:00:欧州・4月製造業PMI・速報値
17:00:欧州・4月サービス業PMI・速報値

先週末のドル円は、高値81.77円・安値81.47円と終日小幅な動きで、
81.51円で引けました。
今日も今のところ81.50円付近と先週の引け値と同水準で推移していますが、
ここから先週の終値付近を維持し堅調な動きとなれば、先週の高値81.77円を越え
82円付近まで上昇できるか見たいです。
一方、軟調な流れとなると81円台前半〜81円付近への下落が考えられます。
 
先週末のユーロドルは、1.3130ドル台付近をサポートにし欧州時間には指標の
好結果等を受け1.31ドル台後半〜1.32ドル付近まで上昇、NY時間も底堅く推移し
NY午後には1.32ドル台前半をサポートととする小動きとなり1.3226ドルの
高値を付け1.3217ドルで引けました。 

今日は週末の仏大統領選挙の結果を受け1.3183ドルと下窓を開けてスタートして
いますが、このまま1.32ドル付近が重く軟調な動きとなると1.3150ドル付近〜
1.31ドル台前半への下落が考えられます。
一方、1.31ドル台後半では支えられ反発していけば1.32ドル台へ乗せ、
先週末の高値1.3226ドルを上抜け上昇していけるかを見たいです。
 
では、今日も頑張りましょう!

2012/04/20

為替見習さん

G20、IMF世界銀行春季総会に関連する要人発言と、円軸の力関係変化に注目

昨日の為替相場は、全体的に円が力関係上弱い位置で推移しましたが
後半は少し伸び悩む形で、高値安値、終値ベースともに変動率は低く
一旦相場が落ち着いたような格好となりましたね。

ただ今日はG20やIMF世界銀行春季総会が開かれる関係で
各国の要人発言で相場が変動する可能性も十分ありますし、
今週相場変動の中心となっている円を軸とした力関係変化と
短期トレンド変化を見て、リスクが低くなれば攻めるようにしたいところです。

ではまず水曜から木曜にかけての対円変動率で相場を見てみると
GBPが0.64%、EURが0.56%、CHFが0.54%、USDが0.46%、
AUDが0.21%、NZDが0.19%、CADが0.06%となっていて
力関係は【GBP>EUR>CHF>USD>AUD>NZD>CAD>JPY】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【GBP>USD>EUR>CAD>CHF>AUD>JPY>NZD】でしたから
円やオセアニアが弱い位置、ポンドが強い位置をキープしていることや
ユーロ、スイスが少し位置を上げたことなどが見て取れますが
終値ベースの変動率はやや落ちています。

続いて11時時点のテクニカル状況ですが、昨日も円が弱い位置をキープしたため
各通貨の短期トレンドはすべて上向きとなっていますが、変動率が低かったため
方向性は少し弱めで、一部は抵抗帯の中には行っている状態でややリスクは高め。

今後のポイントは円、ドルを軸とした力関係・テクニカル変化で
ここから円が売られる展開がさらに加速するような流れになれば
全体的に短期トレンドが明確な上向きに変化していきます。

そうなった場合は力関係上強い通貨を買って円を売る、
という形でロングで攻めるのが最も低リスクということになりますね。

逆に円が買われる展開へと戻った場合は各通貨の短期トレンドが悪化し
一旦フラット化してリスクが高まりますし、勢い次第では下向きになる可能性も。

そして下向きになれば一転して順張りショートには絶好のチャンスとなりますし
この場合も力関係上最も弱い通貨を売って円を買うのが低リスク。
また上記の円の部分をドルに置き換えると、ドルストレートでも同様です。

今日は週末ということもありますし、G20などの重要イベントを控えていますから
取引する場合は翌週に無駄なポジションを残さないように注意しておきたいところ。

また取引する場合には想定以上の動きが出ることも考えて、
資金管理はいつも以上に万全にして、低リスクな状態になったら攻めて、
そうでなければ無理せず様子見するなど精神面のコントロールも万全にして
おきたいですね。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択します。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2012/04/18

ダメおやじさん

ポンド円の戻り売り!

こんにちはダメおやじです。

昨日はスペイン国債の入札が良かったこと、米金融の決算が良かったこと、
更にIMFが世界経済見通しを上方修正したことなど好材料が揃いNY株の
大幅高や米金利高からドル円、クロス円とも値を上げました。

先週末から週始めにスペイン不安などからリスク回避の円高となりドル円、
クロス円とも安値で売られたことから投資家の買戻しが出たことも上げの
要因と思っています。

私は今週もポンド円の戻り売りが良いと思ってますが週始めの16日の
安値の127.10円は押し目で買いで有れば戻すポイントですね。
私は133.48円は目先の高値と思っており安値売りの買戻しが一巡すれば
戻りを売られると見てはいます。

戻りのポイントは129.60円か130.30円辺りと見ています。
下値は126円前後は捉えると見ているのですが。

ポイントは来週のFOMCと日銀の金融会合と思ってますが日銀の追加金融緩和
期待が強過ぎる感じがしており追加金融緩和をしても織り込み済みかも
知れないです。

127円を割り込めばストップを絡めて値を下げると思ってますが、
目先は噴き値売り主体で127円〜130円の逆張りで利食い優先で
臨むのが良いかもしれません。

本日の注目指標は英BOE議事録、英雇用統計で米は特には有りません。
NY株、米金利動向で動きそうですね。

値が上下に振れ市場毎に動きが変化しやすい状況でストップが取られやすい
状況となっています。
注意しながら頑張りましょう。

2012/04/17

しーさん

リスク回避相場

6週連続の陽線をつけたドル円は、さすがに調整するでしょうと言われて
下落してきましたが、いつの間にやら調整ムードを通りこしてリスク回避
ムードになってきています。

スペイン国債が赤信号の点滅状態まで達してきており、
ユーロドルは2/15、3/15に続き1ヶ月間隔で1.3000割れを試し、
3度目の正直ブレイクかという状態になってきました。

昨日は焦点のスペイン国債が買われる場面もあったようで、
下落も一服という見方もできる中で為替的にも買い向かってよいのか、
戻りを売ってよいのかなかなか見分けがつきにくい相場だったと思います。

昨日のような相場では乗り遅れてしまった後で無理についていくと、
丁度そこが大底だったということになりますので、
出だしで乗れなかった場合は潔く様子見しておきたいところです。

本日はRBA議事録から始まり、英CPI、スペインやギリシャなどの国債入札、
GSの決算発表など多方面での材料があるため、様々な要因で動きが翻弄される
リスクをはらんでいますが、中でも注目しておきたいのは英CPIと国債入札。

素直に結果に対しての反応を待ちたいと思いますが、
CDSが上昇している中で昨日に続き入札が順調に消化されれば、
ある程度安心感が戻り反発の芽がでてくるのではないでしょうか。

当然ながら消極的な結果に終われば戻り売りという形となりますが、
短期の国債となるのでそれほど波乱な展開にはならないかも知れません。

ユーロドルの下抜けと共にユーロ円をショートでというの狙いつつ、
英CPIを見ながらポンドで流動性を利用してさっくりいただく
というのも面白いかも知れません。

NYタイム後半はユーロが買い戻され、ダウも大幅高となりました。
本日も難しい相場となりそうですが、いずれにせよ自分のタイミングを
逃してしまった場合は無理せず次のチャンスを待ちたいと思います。

2012/04/16

ZEROさん

スペイン銀行資金繰り苦しいユーロ軟調

今週は日米ともに企業決算と経済指標を見ながら行ったり来たりとなりそうです。
FOMCを25日、日銀金融政策決定会合を27日に控え追加緩和期待も残るため
底割れは防がれそうです。

為替市場ではユーロの弱さが目立っており、投資戦略はユーロ戻り売りを
中心に考えています。

ユーロドル相場は日足雲の下限1.3050付近を下抜けてクローズすれば
久しぶりに1.3割れとなりそうです。ユーロ円は日足雲の下限103.50付近を
めどに見ています。

ドル円はユーロ円の円買い圧力とユーロドルのドル買い圧力に挟まれ
動きは鈍いと予想しています。

本日は米3月小売売上高とスペイン・イタリアの国債利回りが落ち着くか?
欧州要人発言などに注目しています。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2012/04/12

とあるエンジニアKさん

手を出しにくい下落相場

本日(4/12)は、とあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

桜の報がアフリカへも届きますが、いかんせん望郷の思いが強くなるだけです。
こんな時はイースターの話でもして日本を忘れるに限ります。

【本日の指標】
本日の指標は小粒。
相場に対してインパクトを与えることはないでしょう。

【本日の戦略】
巻き戻し相場が続いておりますね。
ドル円は80円台の円急騰。
日経平均株価、ダウ平均も軒並み下落。
ダウ平均に至っては昨晩は多少の持ち直しが見られましたが、一昨日は今年最大の
200ドル超の下落。原因として挙げられるのは南欧の国債価格の下落。
今度の要因はスペインが発端とのことで、再びリスクが高まってきているようです。

一方今週最初に行われた日銀の金融政策決定会合。
2月に日銀の資産買い入れ10兆円積み増しというニュースから始まったここ
1,2ヶ月の上昇で記憶に新たな方も多いかと思いますが、
今回は現状維持ということで決定されました。
2月に始まったこの上昇相場もここ最近落ち着きを取り戻しつつあり、
新たなカンフル剤として市場へ活力を与える。
そんな動きを期待していた市場の反応はどちらかと言えば失望売り。
ドルを売って円を買う動きに加速がついた形となりました。

とは言っても今の相場の流れは確実に下落方面。
織り込み済みとも言える今回の発表でした。
次回の会議は27日に行われる予定であり、
ここでの追加金融緩和政策は確実とも言われております。
もっとも、その前の24日前後にFOMC政策決定が行われるため、
その動向を見極めるのが今の相場でしょうか。

噂で買って、事実で売る。
そんな相場格言を地で行くような相場が続きます。
このような下落相場はなかなか手が出しにくく、様子を見る相場とします。

ダークホースとして挙げられるのが北朝鮮のミサイル発射実験。
こちらは発射が折込済みとも言えましょうが、やはり発射は発射でそれなりの
インパクトがあるもの。それを見越して仕掛ける筋の動きにも注目したいところです。
残念ながら個人投資家はその動きをあとからキャッチするのが関の山なのですがね。

ここは次なる相場の出方を待つべく、じっくり構えることとします。

2012/04/11

しましまさん

リスク回避の円買い進む、ドル円は80円台へ

昨日は、東京時間日銀が追加金融緩和の実施を見送ったことから円高に振れ、
欧州時間以降も欧州債務問題への懸念の高まりから欧米株価は大幅下落し、
為替もリスク回避の円買いの動きが更に進みました。

この円買いの動きからドル円は81円を割り込み一時80.62円まで下落、クロス円も
大幅に下落しユーロ円は105.47円、ポンド円は127.87円、オージー円は82.65円の
安値をつけました。


今日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

27:00:ベージュブック公表
 
また、今日は10年債210億ドルの米国債入札が予定されています。


昨日のドル円は、日銀政策発表後81円台中盤を割り込みじりじりと81円付近へ下落、
NY時間には81円を割り込み80円台後半で上値重く推移しました。

今日は今のところ80.70円付近で推移していますが、ここからも軟調な流れが継続し
80.62円〜3月6・7日の安値80.58円を大きく割り込むと2月24日以来の80円割れも
懸念され、80円台を維持できるかが注目されます。
一方、反発の流れとなれば81円台へ乗せ、81円台中盤まで戻していけるか見たいです。

昨日のユーロドルは上値を切り下げながらも下値は1.3060ドル付近で支えられ、
上値は重いものの明確な方向は見えづらい動きでした。

今日は1.3070ドル台で小動きですが、ここから堅調な動きとなるとまず
1.31ドル台へ乗せ、昨日の高値1.3144ドル付近へと上昇できるか、
そして1.31ドル台半ばを上抜ける動きとなってくるか見たいです。

一方、1.30ドル台中盤〜9日の安値1.3032ドルを下抜けると1.30ドル付近では
止まれるかに注目、1.30ドルを割り込んでしまうと1月25日の安値1.2930ドル付近への
下落も考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2012/04/10

為替見習さん

イースター明けの各国市場初動と円、ドル軸の力関係変化に注目

昨日の為替相場は、多くの市場がイースターで休場ということもあって
全体的に変動率が低い状態で推移する1日となりましたが、
NY市場では円が売られる力関係変化が見られましたね。

ただ今日はイースター明けで各国市場が通常通りに戻りますし
その影響でこれまでの力関係、短期トレンドが一変する可能性もあるため
特に欧州、ロンドン、NY市場における円、ドル軸の力関係変化に注意して
リスクが低くなれば攻めるようにしたいところです。

ではまず先週金曜から今週月曜にかけての対円変動率で相場を見てみると
NZDが0.37%、AUDが0.10%、EURが0.03%、CADが-0.04%、
GBPが-0.05%、USDが-0.06%、CHFが-0.08%となっていて
力関係は【NZD>AUD>EUR>JPY>CAD>GBP>USD>CHF】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【JPY>CHF>NZD>GBP>EUR>AUD>USD>CAD】でしたから
円が強い位置から弱い位置に変化していることや
オセアニアがやや強めで推移していること、 その他の差がほとんど無いことなどが見てとれます。 続いて11時時点のテクニカル状況ですが、昨日の動きで円が弱い位置に変化したため 各通貨の短期トレンドは少し回復して、現時点でも下向きで継続しているものの 上の抵抗帯半ばから上限にあり、フラットに近い状態になってきています。 今後のポイントは円、ドルを軸とした力関係・テクニカル変化で ここから円が売られる展開がさらに加速するような流れになれば 全体的に短期トレンドが回復することになりますし、 一旦短期トレンドはフラットになり、勢い次第で上向きます。 そして上向きになった場合は力関係上強い通貨を買って円を売る、 という形でロングで攻めるのが最も低リスクということになりますね。 逆に円が買われる展開へと戻った場合は各通貨の短期トレンドが悪化し 明確な下向きになるものが出てきますので、ショートのチャンス。 この場合も力関係上最も弱い通貨を売って円を買うのが低リスクですし 上記の円の部分をドルに置き換えると、ドルストレートでも同様です。 今日の重要イベントとしては日銀の政策金利発表、白川総裁記者会見、 フランス短期証券入札、米3年債入札といった程度ですから 基本はイベントよりも各国初動や夕方以降の円、ドル軸の動きを見ておくと リスクが高いか、低いかという判断がしやすいと思います。 また取引する場合には想定以上の動きが出ることも考えて、資金管理はいつも以上に 万全にして低リスクな状態であれば攻め、そうでなければ無理せず様子見するなど 精神面のコントロールも万全にしておきたいですね。 個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して 力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。 また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て 「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて最も低リスクなものを選択します。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2012/04/06

ダメおやじさん

ポンド円の戻り売り方針継続!

こんにちはダメおやじです。

今週はポンド円の売り方針で臨みましたが週明けに133.22円の高値をつけた後、
昨日は一時129.49円まで下落するなど良い感じで動いています。

週始めは、ドル円、クロス円の買いという言葉ばかりでしたが相場は
「人気の逆に動く」ですね。

ただドル円が下げきれないことと、今週は欧州で下げてもNYでショートカバーで
切り返すという不安要因は有りますが。

しかし130円を割れ75日移動平均線も下回ったことで戻りは売られる展開が
暫く続きそうです。
132円後半から133円台でストップを巻き込み相当買われていることから128円台、
或いは127円台に一度下げないと高値買い玉の振るい落としはないと見ており
来週にかけても戻り売りで臨みたいと思っています。

本日は米雇用統計です。昨日のNYでの反発はイースター前のショートカバーが
大きな要因と思われますが、ゴールドマン・サックスが雇用者数を上方修正した
ことも有り雇用統計に対して楽観的な見方も有るようです。

海外投資家が休みのため商いは閑散模様で雇用統計までは大きな動きはないと
思ってますが、雇用統計が予想と乖離すれば逆に値が大きく振れる可能性が
有るので注意したいですね。

値段が修練されるのは来週火曜日の海外からと思われますので本日は
無理することはないですが、若し火曜日の東京までに大きく値が跳ねる場面が
有れば売りたいとは思っています。

良い週末になればいいですね。

2012/04/05

しーさん

休場前

今年は桜前線が例年より遅いので、今週末に予定しているお花見会に
間に合うのかどうか不安でしたが、今週は爆弾低気圧がきてしまいました。

しかしすでに咲いていたら逆に吹き飛ばされてしまったかも知れないので、
まだ満開になってなくてよかったかも知れませんね。

さて昨日は豪州の貿易収支がマイナスとなるオージーを筆頭にクロス円が軟調。
日経平均の1万円割れ、欧州タイムにはスペインの入札がありましたが、
こちらは3年物などが目標額に遠く及ばない結果となりユーロが軟調。

一昨日のFOMC議事録以降、ドル買いとなっていましたが、
スペイン懸念再燃かということでより一層ドルに集中してきた感じです。

ECBでは政策金利は据え置きとなり、サプライズはありませんでした。
ドラギ総裁の記者会見では下振れリスクに触れたことでどちらかといえば弱気。
これを受けて株価が下落し、クロス円も下落してきました。
その後のNYタイムは下げきった後でどこでどちらに入ったらよいのか
わかりにくかった印象です。

明日から海外勢は連休となりますので、本日は休み前のポジション整理の動き
に注意したいと思います。昨日が下落(ユーロ売り)でしたので、 ショートポジションの整理により幾分の反発相場となるか見ていきたいと思います。 明日は東京市場以外は休場となり、その中での米雇用統計の発表となるので、 海外勢はなおさらリスクを取りに来るとは思えません。 本日は時間が進むに連れて徐々に落ち着いた動きになってくるのではないでしょうか。 そんな中で本日は20時からMPCがあります。 つい先日はポンドは原油価格高騰によりインフレ気味で強気相場でしたが、 GBP/USDの日足チャートを見るとダイバージェンスもでており、 オシレータ系も下落を示唆しています。 本日の前半は昨日の売りポジション整理の反発を狙っておき、 後半は上げ渋ったところでの戻り売りがよさそうな形なので まずは打診的な枚数で勝負していってみようと思います。

2012/04/04

ZEROさん

FOMC議事録受け緩和期待が後退ドル買い

3日東京時間にはRBAキャッシュターゲットで政策金利は4.25%に据え置きと
なったものの次回以降の利下げに含みを持たせる声明文の内容を受け豪ドルは
軟調に推移しました。

FOMC議事録で「経済が失速するか、もしくはインフレが長期にわたり低水準に
とどまった場合」1月に数名→3月に2-3人へ減少し完全にタカ派の内容で
大きく「ドル買い」で反応しています。

豪ドルは直近中国の景気減速や利下げ観測など売られやすい環境になっています。

円は引き続き弱いものの、豪ドル米ドルが日足の雲を下抜けており、
豪ドル円も他のクロス円に比べて弱い動きになっています。

本日は欧米で多くの経済指標が発表されます。米3月ADP全国雇用者数に
一番注目しています。

投資戦略は引き続きクロス円の押し目買いです。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2012/04/02

とあるエンジニアKさん

新年度相場の到来

本日(4/2)は、とあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

年度も明け、いよいよ本格的な春が到来したようです。
あちこちで桜の花が咲いた便りが届き、いよいよ本格的な春が到来したようですね。
が、当方がいるアフリカ大陸某所では既に毎日30℃を超える暑さ。
そういえばこちらには春なんていう気の利いた季節はなく、
寒いか暑いかの2つの季節しかない事を思い出しました。
桜から離れるとますます桜を見たくなるのが人間です。

【本日の指標】
本日は3月の日銀短観が発表されます。
日経平均が一年ぶりに1万円200円を回復するなど、
明るい要因が前面に出されている最近の相場。
おそらく明日もポジティブな短観が発表されることが予想され、
それを受けてますます株価は上昇するような、そんなシナリオが想像されます。

それ以外の指標は欧州失業率の発表などが予定されておりますが、
いずれの指標も小粒であり、相場を動かす要因となる可能性は低いでしょう。

【本日の戦略】
新年度要因から、多少は円相場への影響は見られることでしょう。
週の戦略でも述べましたが、円売りへの巻戻しが多少は見られるかもわかりません。
しかしその動きは限定的と見られております。

さて本日気になる動きとしては、先日発表されたユーロ圏財務相会合で発表された
合意策。現在50兆円近くある金融安全網を、30兆円近く上乗せし、機能の拡充を
図ろうとするもの。これは一度火がつくとギリシャ以上に危険視されているスペインや
ポルトガルの危機に対応してとのこと。

負担する国にとってはたまらないものなのでしょうが、我々のような蚊帳の
外にいる国にとってはユーロが安定する方向性は大歓迎。
どちらかといえばポジティブインパクトになる要因です。
本日の東京相場はその流れを組んで迎える初めての日であります。

一方でまたしても火種が挙がっているのはギリシャ。
ギリシャでは緊縮策をとった与党の支持率が急激に低下しており、
その流れは野党が盛り上がる形でカウンターとなっております。
今は国民に我慢をしてもらってなんとか国の破綻状態をなんとかする。

それが今のギリシャですが、その目先の痛みをとりたくないのが人間というもので
しょうか。いずれにせよ野党が躍進することになれば今の流れに逆行することになり、
最悪の場合はユーロ圏からの脱退などの過激な思想が再度独り歩きすることも。
これらを決する選挙はまだまだ先の話ではありますが、注意すべき要因です。

本日は特に動くことなく相場を眺めていようと思います。
それでは4月の新年度の思いを新たに頑張りましょう。

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