みなさん。こんにちは。 明日は大みそか。年末年始相場で、今のところ為替市場も動意薄です。 一年間お付き合いいただきありがとうございました。いよいよ今年も終わりです。 海外では大みそか・正月は関係ないとはいえ、各国ともさすがに1月1日は休みですので、 市場の本格的な動き出しは、1月2日からです。 今日の午前は大納会で東証も開いていることもあり、一応の動きはありますが、 積極的に仕掛けるような日柄ではないことを認識して取引をしましょう。 さて、昨今の為替市場は、以前にも書いたように、アメリカ景気回復を軸として、 いわば“ユーロ>ドル>円”の円安相場が継続しています。先週の市場の動きも基本的には これを踏襲する流れとなり、ドル円、ユーロ円ともに年初来の高値水準で取引を終えています。 年末相場で、もはや積極的に入るような状況ではありませんので、今日はこのまま先週の 流れを引き継ぎ、現在の価格水準での横ばいが続く可能性が高いでしょう。 中期的な材料としては、2014年1月10日に予定されている、米国の12月の雇用統計が目下の 最大の関心事でしょうが、まだ日数があるので仕掛けていくような段階ではありません。 ドル円に関しては、今のところ、先週に引き続き、105円台前半での推移になっています。 短期で見るとやや先週末時点で過熱感も出てきていましたので、今日の横ばいは自然な動きです。 もっとも、今のドル円を日足チャートで見ると、上げの大相場型の配置が継続しており、 依然として上げトレンドが相当に強力です。 104円台の半ば程度に複数の下値サポートがありますので、当面は押してもその程度でしょう。 少し前と違って、今のドル円はテクニカル的な下支えがしっかりとしてきました。 ユーロ円については、今日は再度の145円を目指す展開です。海外市場の動き次第では、 本日時点での再達成もないとは言えません。需給的に、年内は底堅い動きを見せる可能性が 高いと思います。 ただし、ユーロ円は、1時間足チャート、2時間足チャートはもちろんのこと、 4時間足チャートですら過熱感が大きくなっています。過熱感からの調整は、いずれにせよ 必至ですので、今日段階での高値掴みは避けたいところですね。 また、ユーロドルに関しては、1.37台半ばの推移になっています。 先週後半は、一時的に1.39まで迫る場面もありましたが、今日は材料がない限りは そのレベルまでの上昇は考えにくいように思います。ひとまず、上限は1.38程度と みておけばいいでしょう。 一方、下方向に向かった場合には、1.37を割ったら、トレンドは再び軟調に転じます。 この勢いが維持できるか微妙なところですので、先行きに注目です。 今日は、これといった重要材料もありません。このところ、普段以上に注目が集まっている アメリカの景況という意味では米中古住宅販売保留指数に注目ですが、 それほど市場を動かすほどのインパクトはないかもしれません。 17:30 香港 11月貿易収支 17:00 スペイン小売売上高 19:00 外国為替平衡操作の実施状況(11月28日〜12月26日) 24:00 米中古住宅販売保留指数 その他材料は上記の通りです。 さて、本日は以上です。 2013年もいよいよ大詰め。年末年始は、どのように過ごされるでしょうか。 ちなみに、私は今日から海外のはずでしたが、一昨日、パスポートの有効期限不足に気づき、 あえなくフライトをキャンセルしました。それも人生です。 では皆様、よいお年をお迎えください!!
こんにちは、ダメおやじです。 今年も本日を含めて3営業日となりました。 今週は海外勢のクリスマス休暇から参加者が少なく値動きも乏しかったのですが、 クリスマスが終わって実質的に新年度入りした昨日は、年初も円安が進行するとの 見通しから、東京から円が売られドル円は104.84円と年初来の高値を更新しました。 本日は特に指標はないのですが日経平均が高く、NY株が6日連続高で 年初来高値を更新し続けるリスクオンの動きが続いている状況では、 本日にも105円を越える動きも十分考えられそうです。 昨年の年末年始も大きく円安が進行した記憶が鮮明に残っており、ドル円、 クロス円の売りポジションを持たれている投資家は一度ポジションを整理するか 買いを入れておこうという動きになりそうで、目先は押し目は買われそうですね。 本日、今の状況で終わればドル円の週足で8本連続陽線で、 この5年、6年を見てもないことです。 105円を越えて上に走ると107円付近までの上昇も考えられますが、年明け早々にも 一度大きな陰線をつけると見て今はじっくりと動きを見て売り場を探そうと思っています。 今週はポンド円の噴き値売り方針でしたが昨日の上昇で負けでした^^ 為替は資金管理さえ確りとしていれば、必ず取り戻せますので、 来年は巻き返したいと思います。 週明けに新年の方針も書きたいですが、波乱含みの年末相場に十分と注意して臨みましょう。
昨日はクリスマス休暇により東京市場しか開いておらず、 夕方以降は各業者レート配信が止まって完全休場モードでした。 本日も東京市場とNY市場しかオープンしないため、動きは鈍くなるでしょう。 ただ日経平均は昨日の引けで16,000円に乗せてきており、 株価は堅調となっています。 NISAの株式注文が始まり、2014年に向けて株価が堅調となると、 薄商いの東京市場でもドル円は底堅く推移して 105円を目指してじわじわと上昇するかも知れません。 とはいえすでに今年の相場はもう終わったも同然なので、 今週から来週にかけて、大きくポジションを傾けるつもりもありませんし、 やるならドル円を軽く押し目買いする程度かなと考えています。 10月末(あるいは10月上旬)から始まったドル円の上昇トレンド。 大きな調整なく105円近辺まで上がってきましたが、 来年も長期的にはドル買い、円安トレンドは変わらないと思われます。 願わくば調整したときにドル円買いを仕込んでいきたいですが、 動きのないときはどうしようもありません。 もしものときのためにある程度の押し目を想定して指値を設定しておき、 ヒットすれば良し。ヒットしなくても良し。 というスタンスで待ちたいと思います。 では皆さん良いお年を。
25日はクリスマスのため東京市場以外は休場となっております。 15時半以降は材料もなく閑散として大きな動きは無さそうです。 NYダウは連日の史上最高値更新、ドル円104円台、日経平均一時16,000円乗せと 年間を通しての高値圏で引けていきそうです。 ダウ、ドル円、日経平均は長期間200日線を割り込んでおらずこれを割り込むまでは 長期上昇トレンドを形成中と見て良さそうです。 投資戦略としては本日は様子見とします。 2014年は前半でどこまでダウ、ドル円、日経平均がリスクオン方向へ上値を伸ばせるか? がテーマになりそうでドル円押し目買い戦略です。 ドル円以外では、2014年中に利上げが実施されそうなNZドル円を買っていきます。 ※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。
本日はクリスマスイブ。 どこもかしこもクリスマスイベントだらけで、今日明日が佳境を迎えます。 一方の相場、東京市場は通常通りとなりますが、欧米市場は半分休場、 そして明日は休場とイレギュラーな相場が続きます。 例えば東京相場で発生したファンダメンタルの流れをロンドン、 ニューヨークと流れを引き継いで再び東京に戻るというのが常の流れなのですが、 こうイレギュラーに休場が多い相場ですと、この流れを断ち切ることによって更なる 複雑な動きを見せることは多々あります。 ここ最近は大きなファンダメンタル要因がなく、急激な変動を見せることは少ないのですが、 念のために注意が必要な相場が続きます。 【本日の指標】 本日は米国において住宅価格指数等の小粒指標がちらほら。 といっても相場はNY時間の13時に終了予定。一応時間内の発表となりますが、 サプライズがない限りは特に相場を動かす要因とはなりえないでしょう。 【本日の戦略】 前述のとおり本日はNY市場が半休場。そして東京市場が月曜日の休場明け。 昨晩の欧米市場は好調なファンダメンタルの波を受けて続伸。 東京市場はこの流れを受けての開始ですから、好況して続伸することが予想されます。 そうなると円はますます追い風を受けて安くなるか。 すでにドル円は104円に達し、レンジ相場の脱出は間違いなさそう。 先週水曜日に見せた急上昇の勢いは衰え、微小ながら切り下がりつつあり、 巻き戻しが気になるところですが、こちらも1,2円の急落はないものと見ております。 今週は水曜日の大幅続伸要因となったFOMCショックも和らぎつつあり、新たなニュースを探し 当ているようですが、なかなかそれに代わるファンダメンタル要因がないというのが現状か。 クリスマス相場もあって値動きが読めないというのが正直なところ。 今日は大人しく相場を見守るに限ります。
先週末20日は、東京時間〜欧州時間は全体的にドル買いの流れが継続するも、 NY時間は調整の流れとなりドルが売られドル円は一時104円を割り込み103.86円まで下落、 ユーロドルは1.3709ドル、オージードルも0.8933ドルまで反発しました。 今日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。 22:30:加・10月GDP 23:55:米・12月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値 先週末20日のドル円は、東京時間から欧州時間にかけては104円台前半で緩やかに下値を 切り上げる動き、NY序盤には104.64円の高値を付けるもその後は弱い動きとなり一時104円割れ、 その後は104円台前半での小動きで104.07円で引けました。 今日堅調な動きとなると104円付近を維持し104.30円台へ、強い動きとなると先週の高値 104.64円付近まで上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなり103円台後半を下抜けると103円台前半までの下落が考えられます。 先週末20日のユーロドルは、東京時間は軟調に推移し欧州序盤に1.3625ドルの安値をつけるも そこからは反発、NY時間は一時1.37ドル台を回復するも再び1.36ドル台へ反落、その後は 1.3660〜1.3680ドル台で推移し1.3672ドルで引けました。 今日堅調な動きとなると、まず1.37ドル台へしっかり戻し1.37ドル台中盤〜後半まで 上昇できるか見たいです。 一方、軟調に推移すると1.36ドル台中盤〜1.36ドル台前半への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、FOMCを終えた一服感から動意薄で、 高値安値、終値ベースともに変動率は低い状態となりましたね。 そのため短期トレンドも少し膠着感が出てきており、 攻めるには少しリスクが高い状況に変化しています。 このような中で今日は日銀金融政策決定会合最終日で、政策金利の発表、 黒田総裁の定例記者会見を控えているわけですが、来春に消費税増税を控え、 日銀の緩和姿勢がどう変化していくかを探る上で非常に重要なイベントとなります。 そのため黒田総裁会見以降の相場、特に欧州勢参入後には注目したいですし、 週末ということもあってポジション調整も入る可能性が高いですから、 FOMC後に大きく円安に動いた反動で戻しが入るかにも注意。 以上のことを踏まえて、今日も資金管理をいつも以上に万全にしておくことを前提に、 短期トレンドが明確な方向性を持つような場面では攻められるよう 上下両方にしっかりシミュレーションをしておくと良いでしょう。 ではまず水曜から木曜までの対円変動率で相場を見てみると、 CADが0.45%、AUDが0.12%、USDが0.01%、GBPが-0.02%、 EURが-0.12%、CHFが-0.40%、NZDが-0.46%となっていて 力関係は【CAD>AUD>USD>JPY>GBP>EUR>CHF>NZD】という形に。 水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【GBP>USD>NZD>AUD>EUR>CAD>CHF>JPY】でしたから 円が少し位置を戻したこと、ポンドやNZDが位置を落としたこと、 ドルが強い位置を、スイスが弱い位置をキープしていること、 カナダや豪ドルが位置を上げたことなどが見てとれます。 続いて11時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると スイスとNZDの短期はフラットとなっていますが、 その他は上向きで、下の抵抗帯に接している状態。 そのためここから円売りとなればロングには絶好のチャンスとなり、 この場合は力関係上最も強い通貨を買って円を売るのが低リスク、 ということになりますので、これを頭に入れておきたいところ。 逆にここから円が強い位置に変化して買われる展開となれば 短期は悪化して一旦フラット化しますし、勢いが強く出た場合には 明確な下向きになる可能性も出てきます。 そして明確な下向きになれば今度はショートのチャンスとなるので、 この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買うのが低リスク。 個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して 力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。 また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て 「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて最も低リスクなものを選択。 そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして 事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、 自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさんこんにちは、斉藤学です。 【昨日の概要】 NYダウが+129ドル上昇したことを受けて日本株も上昇、日経平均株価は+125円高の15278円で引けました。 一方ドル円は、朝方103.11円を付けたあとは103円を挟んでの推移、値幅20銭ほどでのレンジが 続いていたのですがNY時間に入ると下抜け、102.51円まで下落しています。 <昨日の終値(前日比)> ・ダウ平均 15875.26(-9.31 -0.06%) ・CME日経平均先物 15355(大証終比:+65 +0.43%) ・NY金先物12月限(COMEX) 1230.10(-14.30 -1.15%) ・NY原油先物11月限(WTI) 97.22(-0.26 -0.27%) 【経済指標】 ★★★ 18:30(英)11月CPIコア(前年比)前回:+1.7% 予想:+1.8% 結果:+1.8% ★★★ 19:00(欧)11月CPIコア<確報値>(前年比)前回:+1.0% 予想:+1.0% 結果:+0.9% ★★★ 19:00(独)12月ZEW景況感調査 前回:54.6 予想:55.0 結果:62.0 ★★★ 22:30(米)11月CPIコア(除食品・エネ)(前月比)前回:+0.1% 予想:+0.1% 結果:+0.2% ★★★ 22:30(米)Q3経常収支 前回:-989億ドル 予想:-1009億ドル 結果:-948億ドル 【本日の戦略】 <QE3緩和縮小の可能性は約34%> ブルームバーグがまとめたエコノミストへの調査によると、11月の段階で17%だった QE3縮小開始の可能性が、12月6日の調査で約34%まで上昇しています。 ただ、大半の市場関係者は来年1月もしくは3月まで決定は持ち越されると見ています。 雇用関連は改善してきているのですががインフレ圧力がやや弱いため、 もう少し様子を見る可能性が高いのですが、バーナンキFRB議長の最後の仕事として 小幅な緩和縮小を実行する見方もあります。 <フォワードガイダンス変更の可能性が高い> QE3縮小問題と同時に、ドルを利上げする基準となるフォワードガイダンスの変更が どこかの段階で行われる可能性が非常に高くなっています。これは、緩和縮小時に 米国債が大きく売られて米長期金利が急上昇してしまうのを抑えるためで、 (1)利上げ判断を行う失業率の水準を、現在の6.5%から6.0%へ下方修正する (2)先行き1〜2年後のインフレ見通しが1.5%を下回ったら、利上げは行わない。 (3)労働参加率定価が懸念されているため、雇用者数帯人口比率などの新たな 雇用指標を失業率指針に追加する などの変更が予想されています。 もしフォワードガイダンスが上記のような形で変更されれば、ドルの利上げは いっそう遠くなることになるのでドルは下落、円高となります。 緩和縮小自体はドル高要因なので円安になるとの見方が大半を占めているようですが、 フォワードガイダンスが変更されるとなるとドル安となってドル円は急落するので 要注意です。 【経済指標】 ★★★ 08:50(日)11月貿易収支(通関ベース) 前回:-1兆907億円 予想:-1兆3511億円 ★★★ 08:50(日)11月貿易収支(通関ベース)<季調済>前回:-1兆725億円 予想:-1兆1980億円 ★★★ 18:30 (英)11月失業率 前回:3.9% 予想:3.80% ★★★ 22:30 (米)11月住宅着工件数(季調済・年率)前回:95万件 予想:96.0万件 ★★★ 22:30 (米)11月建設許可件数(季調済・年率)前回:103.4万件 予想:97.8万件 ★★★★★ 28:00 (米)FOMC・政策金利発表 前回:0.25% 予想:0.25% 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 101.50〜103.50 ↓ ・ユーロ円 140.00〜142.50 ↓ ・ポンド円 164.00〜167.50 ↓ ・豪ドル円 90.50〜92.50 ↓ ・ユーロドル 1.3600〜1.3850 → ・ポンドドル 1.6050〜1.6400 ↓ ・ドルスイス 0.8700〜0.9000 ↓ 【通貨の強さ】 ユーロ>ポンド>ドル>豪ドル 【注目通貨ペア】 ・ドル(FOMC後にどう反応するか)
みなさん。こんにちは。 師走の今月、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。 いよいよ今年も大詰めですね。 さて、先週の為替市場ですが、基本的にはアメリカの量的緩和解除と景気回復を当て込んだ、 いわば“ユーロ>ドル>円”の円安相場が継続しましたが、金曜にはこの流れがやや 足踏みする場面もありました。 今の円安には、株式市場はもはやついて行っておらず、全面的なリスクオン相場というよりは、 今の円安はアメリカにおける量的緩和の解除を睨んだ思惑相場の印象が強まっています。 このところの堅調な指標を背景に、FRBが早ければ年内に量的緩和解除に動いてくるのでは ないかという見方は根強く、クロス円の円安傾向を下支えしているからです。 もっとも、週の半ばにはドル円、ユーロ円ともにやや弱含む場面もあり、 今週のFOMCを控えて売り買いどちらかに極端に傾いたポジションは取りにくくなっています。 この先しばらくは、様子見基調が継続する可能性が高く、今日段階では円買いが強まっている 感すらあり、無理に買いに入っていくような雰囲気ではありません。 もちろん、中長期で見れば、ドル円は日足でローソク足の上昇に雲が連動して上げ始めており、 過熱感が緩やかに低下してきています。まだ上げる余地も十分ありそうです。 しかしながら、今のドル円は、短期的にはしっかりしていながらも、テクニカル的な下支えが 弱い気がするのがやや気にかかります。材料的、心理的には底堅いでしょうが、チャート的には 多少不安があります。あえて拾うような状況ではなさそうです。 今日のところは、103円割れからせいぜい103円台前半の推移が継続する可能性が 高いのだと思います。104円越えに挑戦するのはFOMCが近づいてこないと難しいでしょう。 なお、海外市場では重要指標が複数控えているので、今夜はボラティリティーが高まる可能性も あります。その内容に注目しましょう。 ユーロ円についても、今週は先週の後半を引き継いで、やや上昇基調がトーンダウンとしており、 比較的安定した水準からのスタートになっています。 先週までの上昇ペースがあまりに早かったので、多少の足踏みは仕方ないでしょう。 FOMCまでは、小さい上げ下げにあまり深刻に考えることもありません。 今日のところは横ばいを予想します。 ユーロドルに関しては、今日も先週と同じく足踏み感が強いです。 短期的には、1.37から1.38台前半が値動きレンジとみればいいでしょう。 個人的には、FOMCで量的緩和解除開始となっても、ユーロドルでは、意外に反応は限定的に なるのではないかと見ています。 一方で、FOMCで量的緩和縮小が打ち出されることがあれば、その他の通貨ペアは相当の動きを 見せることになるでしょう。とりわけクロス円でその効果が顕著になることが予想され、 ドル円やユーロ円は一段の高値トライもありそうです。 なお、今日の景気指標は、FOMCを控えて量的緩和解除の有無を占う材料に位置づけられる こととなりますので、相対的に重要性が高いでしょう。ニューヨーク連銀製造業景気指数や、 米鉱工業生産などは特に注視する必要があります。 17:30 独12月PMI製造業 17:30 独12月PMIサービス業 18:00 ユーロ圏12月PMI製造業 18:00 ユーロ圏12月PMIサービス業 19:00 ユーロ圏10月貿易収支- 22:30 米12月ニューヨーク連銀製造業景気指数 23:00 米10月対米証券投資 23:00ドラギECB総裁講演 23:15 米11月鉱工業生産
こんにちは、ダメおやじです。 昨日のドル円は米小売が良かったことや来週のFOMCでQE縮小観測の強まりから米金利が 上昇しドル円は103.30円台まで上昇する反面、NY株価は3日連続安となりユーロドルなど ドルストレートは下落しドルの全面高となりました。 今週はドル円の噴き値売りで臨みましたが噴く場面はなく世界的な株安からのリスク回避の 動きで102.16円まで下落しましたが102円でサポートされ押し目買いの動きとなりました。 本日は5月22日の103.73円を取れるか注目です。 下値は103円割れは買われると見ています。 来週は今年最後の大きなイベントのFOMCです。 緩和縮小観測が強まってますが私は春まで今の緩和が継続ではないかと思っています。 FOMCが終わると海外勢はクリスマス休暇に入りますし、ヘッジファンドの決算も有り ドル円の調整場面は有ると見てるのですが。 週末の終値を見て来週の方針を考えたいと思ってます。 今はユーロドルの1.38越えから動きが重くなっているのでユーロドルの戻り売りが良さそうです。
週末、頑張りましょう。
昨日は日経平均が一時200円ほど安くなりましたが、 後場は戻して15,500円台で引けました。 NYダウも下落し株安に連られる形でドル円も下落。 対円通貨は軒並み軟調となり、調整相場の様相を呈してきました。 そんな中でスイスフランが強いというのを最近聞くのですが、 スイス円は日足雲の下限でサポートされて以来ぐいぐい上昇して 10円ほど上昇しています。 一昔前は、スイスフランと円は避難通貨としてリスク回避時に買われていましたが、 今はどちらかといえばリスクオン相場であったのにここまでスイスフランが買われるのは 何か裏があるのでは?と勘ぐってしまいます。 何かが起こることを見越して避難通貨を買っているのかも? などと考え出すと、目の前のチャンスにびびってエントリできなくなってしまうので、 妄想はほどほどにしておきますが、万が一のことは常に気をつけておきたいものです。 さて、本日は午前中に豪雇用統計があります。 昨日はオージーは陰線となりましたが、リスクオンでも買われなかった豪ドルが、 先週の米雇用統計後にやたらと勢いよく買われ、戻り売りのタイミングを逸していました。 昨日はようやく売りチャンスがやってきましたが、 今日の指標では上方向に跳ねるより、さらなる下落を可能性に期待したいところ。 RBAのバイアスと同方向でのトレードを安心してできる状況になってほしいと思います。 また17時30分からスイスの金利発表があります。 前述の通りスイスは異様な動きをしていますので、 SNBの動きには要注意かも知れません。 ユーロスイスは1.20を死守するのは変わらないでしょうが、 場合によってはスイスに流れていた資金がドルや円に逆流して、 それをきっかけに円高へ、といったシナリオも考えられなくはありません。 いずれにせよ株価の動向によると思いますので、 昨夜のダウ軟調を受けた日経平均が垂れてくると、 本日のドル円やクロス円も軟調推移となるのかも知れません。
10日のドル円相場は103.50を上抜けることができずに反落、オプションの防戦売りと 円ショートの傾きによって上昇を阻まれています。 ドル円は6日米雇用統計前の下押し101.50から103.50のレンジに入ったと見るべきでしょう。 これをどちらに抜けるかですが、高値追いも売り突っ込みも季節的に禁物、順張り不利の 相場環境と見ています。 豪ドル円は6日の足以降は強い動き、200日線トライとなっていますが、こちらは底堅い 足型になっており上昇期待を出来そうです。 NZドル円は明け方にRBNZオフィシャルキャッシュレート、利上げ示唆あるか?に注目。 市場に材料がないだけに明け方に金融政策を受けてNZドル円が急騰か急落しそうです。 投資戦略としては欧米時間に材料がないことから、予期せぬ悪材料で大きく円高に 振れる場面があれば戻りを狙って買いを入れます。 何も起きなければ基本的にはクリスマス休暇への閑散期となり休むも相場となりそうです。 ※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。
先週末6日に発表された注目の米雇用統計は、11月非農業部門雇用者数が市場予想+18.5万人に 対し結果+20.3万人、11月民間部門雇用者数が市場予想+18.0万人に対し結果+19.6万人、 11月失業率が市場予想7.2%に対し結果7.0%といずれも予想を上回る強い結果となりました。 ドル円は米雇用統計の強い結果を受け102円台後半まで反発、ユーロドルも株価の上昇等受け 1.37ドル台へ乗せる堅調な動きに、クロス円もユーロ円が141円台へ乗せるなど大幅上昇しました。 今日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。 20:00:独・10月鉱工業生産 今日は米国経済指標の発表はありません。 先週末6日のドル円は、東京午後に102円台へ上昇、欧州時間は102円台前半で小動き、 NY時間米雇用統計の発表後102円台後半へ大幅上昇も103円台へ乗せることはできず102.89円で 引けました。 今日も堅調な動きとなると103円台へしっかりと乗せ先週の高値103.38円付近へ、 まだ強い動きとなると5月22日の高値103.73円付近まで上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると102円台中盤〜前半への下落が考えられます。 先週末6日のユーロドルは、米雇用統計までは1.3660ドル付近での小動き、米雇用統計直後は 1.3620ドルの安値を付けたもののその後大幅反発し1.36ドル台後半へ、NY終盤には1.37ドル台へ 乗せる動きとなり1.3704ドルで引けました。 今日も堅調な動きとなると1.37ドル付近を維持しながら10月31日の高値1.3738ドル付近へ、 上抜ければ10月30日の高値1.3785ドル付近まで上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると1.36ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、注目のBOE、ECB政策金利はそれぞれ据え置きで、 ドラギ総裁会見でも特に目立つ発言はありませんでしたが、 ECBのスタッフ予測では2014年の成長率見通しを前回より引き上げており ユーロは買い戻しが入る格好となりました。 また今週中盤以降の、円が力関係上強い位置で推移する動きは変わらず 雇用統計前のポジション調整も入って難易度の高い相場だったかなと思います。 特にドル円は101円台まで下落して上昇分を打ち消す動きとなっていますし、 今日は米雇用統計のほかにも個人所得、個人支出、PCEデフレータ?・コアデフレーター、 ミシガン大消費者信頼感指数速報などの重要イベントを控えていますから 雇用統計発表前後からNY市場中盤にかけては大きく動きが出る可能性も十分。 そのため今日も資金管理をいつも以上に万全にしておくことを前提に、 短期トレンドが明確な方向性を持つような場面では攻められるよう 上下両方にしっかりシミュレーションをしておくと良いでしょう。 ではまず水曜から木曜までの対円変動率で相場を見てみると、 CHFが0.09%、EURが-0.02%、AUDが-0.15%、CADが-0.25%、 NZDが-0.29%、USDが-0.55%、GBPが-0.86%となっていて 力関係は【CHF>JPY>EUR>AUD>CAD>NZD>USD>GBP】という形に。 水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【CHF>JPY>EUR>USD>GBP>CAD>NZD>AUD】でしたから スイス、円、ユーロが強い位置をキープしていること、 ポンドやドルが位置を落としたこと、豪ドルが位置を上げたこと、 終値ベースの変動率が低めであることなどが見てとれます。 続いて9時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると ユーロとスイスの短期はフラットですが、その他は弱いながらも下向き。 そのためここから円買いが加速すればショートには絶好のチャンスとなり、 この場合は力関係上最も弱い通貨を売って円を買うのが低リスク、 ということになりますので、これを頭に入れておきたいところ。 逆にここから円が弱い位置に変化して売られる展開となれば 短期は一旦改善してフラット化しますし、勢いが強く出た場合には
明確な上向きになる可能性も出てきます。 そして明確な上向きになれば今度はロングのチャンスとなるので、 力関係上強い通貨を買って円を売るのが低リスク。 個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して 力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。 また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て 「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて最も低リスクなものを選択。 そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして 事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、 自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさんこんにちは、斉藤学です。 【昨日の概要】 日本株は円安の影響で一段高、一時15794円まで上昇しました。 ドル円も買いが集まって急騰、103.38円まで上昇しています。ただ、欧州株が1%超下落、 NYダウも一時100ドル超下落したことからドルは売られ、ドル円は一時101.99円まで下落、 その後は102.40円へ戻しました。 <昨日の終値(前日比)> ・ダウ平均 15914.62(-94.15 -0.59%) ・CME日経平均先物 15560(大証終比:-170 -1.10%) ・NY金先物12月限(COMEX) 1220.80(-1.10 -0.09%) ・NY原油先物11月限(WTI) 96.04(+2.22 +2.37%) 【経済指標】 ★★★★★ 12:30 (豪)RBA・政策金利発表 前回:2.50% 予想:2.50% 結果:2.50% 【本日の戦略】 <本日は売り先行で調整と予想> 昨晩の米国株は一時100ドル超の下落、3日連続の下落で16000ドルの節目を割れました。 年末商戦が不調との見方で利食い売りが広がったためですが、さすがに高値圏のため 上値追いは難しいでしょう。 一方、日本株も2兆8千億円の買い残をはじめ、騰落レシオ105.6%、移動平均線乖離率5.2%、 NT倍率12.5倍と、とても買えるような環境ではありません。ドル円の円ショートも5月23日を 大きく超えて2007年7月以来の高水準まで積み上がっているため、急落する危険性があります。 ドル円は、一度102.20円のサポートを割れたので再度下落すると予想していますが、 102円台を維持できるかどうか注目。ユーロドルが上昇してきているので、ユーロ高に押されて ドル安が継続しそうな雰囲気になっています。 <米指標での反応に注目> 週末の米雇用統計を控え神経質な値動きになってきましたが、今晩はその前哨戦の ADP雇用統計が発表されます。 結果が良ければドル高なのですが、12月17日〜18日のFOMCでQE3緩和縮小の時期が早まるのでは ないかとの思惑が出てきた場合は、株が売られてリスク回避の円買いとなるので難しいところです。 【経済指標】★★★★ 09:30 (豪)Q3GDP(前期比) 前回:+0.6% 予想:+0.7% ★★★ 10:45 (中)11月HSBCサービス業PMI 前回:52.6 予想:- ★★★ 22:15 (米)11月ADP雇用統計(前月比) 前回:+13.0万人 予想:+17.5万人 ★★★★ 24:00 (米)11月ISM非製造業総合景況指数 前回:55.4 予想:55.0 ★★★ 24:00 (米)10月新築住宅販売件数(季調済・年率) 前回:- 予想:+43.0万件 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 101.50〜102.80 ↓ ・ユーロ円 137.50〜140.00 ↓ ・ポンド円 165.00〜168.00 ↓ ・豪ドル円 92.80〜94.00 → ・ユーロドル 1.3500〜1.3650 ↑ ・ポンドドル 1.6250〜1.6450 → ・ドルスイス 0.8900〜0.9150 ↓ 【通貨の強さ】 豪ドル>ユーロ>ポンド>ドル 【注目通貨ペア】 ・ユーロドル(底堅く推移)
みなさんこんにちは。 列島は、いよいよ冬の訪れを感じる気候になってきましたね。 先週の後半は、感謝祭とその翌日の短縮取引とかで、ニューヨークの動きは乏しい相場でした。 取引が活発でなく、アメリカ関係では重要指標も特になかったので、木曜、金曜と週後半には、 リスクオン相場も、やや一服した感があります。 今週は、株式市場は、いよいよ本格的な高値挑戦の局面です。 今日は続落ですが、明日以降、日経平均では、5月23日のザラバ高値である15942円 及びその先の心理的な節目となる16000円が意識されます。 先週後半には、ドル円は102円台の後半まで上値を伸ばしました。 ここからは、いよいよ年初来高値となる103.74円達成が視野に入ってきます。 今日時点で、一気にこれをクリアするのは難しいと思いますが、特に今週の水曜以降、断続的に 重要イベントが継続しますので、展開によってはこれを達成する可能性は十分にあります。 すでに、先週末の時点でドル円は5月23日以来の高値になっています。 ここまで、心理的な節目も次々にクリアしてきた展開ですので、明瞭な上値抵抗もありません。 2時間足チャート、4時間足チャートなどの中期の足では、順調に上昇局面を維持できそうな 雰囲気があります。 先日も書きましたが、円は世界的にリスク回避のための安全資産と位置付けられていますので、 株式市場や商品市場でリスクオン、すなわち上昇が継続する場面では、円はどうしても 下落することとなります。 そのため、円は、ドルに対してだけではなく、ユーロに対しても下落が止まりません。 雇用統計を控えて、今の地合いがどこまで継続できるかは微妙になってきていますので、 手控え気分は今週、徐々に強まってくるでしょう。 円安傾向から脱却するのは難しいでしょうが、既存の上昇が足踏みする可能性はありそうです。 今日のところ、1時間足チャートで102円前後が1円余りにわたって、支えられているほか、 月曜の様子見も加わりますので、ドル円の下値は下がっても102円付近までが目途だと思います。 一方で、目先については、上値は重い展開が予想されます。 本格的なドル円の上積みがあるとすれば、ISM製造業景況指数でしょう。 それまでは、本格的に買っていくような感じではありません。 ユーロ円についても、過熱感は否めませんが、リスクオンの大きな流れの中で、 直ちに大崩れするような雰囲気ではありません。 今週、もし一段の上昇があるとすれば、断続的な高値トライの中で140円の水準を明確に 上抜けすることができるかどうかが相場の焦点でしょう。 なお、今日は、ISM製造業景況指数が重要です。月曜から、わりと重要な局面が来ます。 雇用統計ウィークですので、景気指標はいつも以上に注目しましょう。 ここまで続いてきたリスクオンの展開は、金曜に予定されている雇用統計を控えて、 徐々に様子見に転じ始める可能性があります。先週の後半には、チャート的に踊り場、 天井感が漂い始めていたことを考えても、一方的な上昇には困難があります。今日段階では、 逆らわないまでも慎重に取引したほうがいいでしょう。 17:30 コンスタンシオECB副総裁講演 17:55 ドイツ11月製造業PMI 18:00 欧州圏11月製造業PMI 24:00 11月ISM製造業景況指数、米建設支出
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