兵ブロガーバックナンバー(2014年08月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2014年08月

2014/08/28

斉藤学さん

米利回り低下でややドル安に

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】
円安に支援され日経平均株価は小幅に続伸、+13円高の15534円で引けました。
ドル円は、一時103.79円まで下落する場面がありましたがすぐに戻し、
全体的には小動きとなっています。

【昨日の結果】
・ダウ平均            17122.01(+15.31 +0.09%)
・CME日経平均先物         15485(大証終比:-35 -0.23%)
・NY金先物12月限(COMEX)     1283.40(-1.80 -0.14%)
・NY原油先物11月限(WTI)     93.88(+0.02 +0.02%)

【経済指標】
★★★
15:00 (独)9月GFK消費者信頼感調査  前回:9.0 予想:8.9  結果:8.6

【本日の戦略】

<ややドル売りが優勢>

NYダウは+15ドル高と小幅に上昇しましたが、米10年債利回りが2.361%へ下落したことで
ややドル売りが優勢になり、ドル円は104円を割れています。

直近でユーロドルは1年ぶりの安値を付けており、売られすぎから買い戻されたことも
ドル円の上値を抑えました。ただ、ユーロに材料に買い材料が出たわけではないため、
あくまで自律反発の範囲内と思われます。

ユーロに関しては、ロンドン時間以降、独雇用統計や8月CPI、欧8月消費者信頼感指数が
発表されるため、これらの結果を受けての推移となるでしょう。

21時30分以降は、米Q2GDPや個人消費の改定値、新規失業保険申請件数や
7月中古住宅販売保留が発表されるため、ドルの値動きが活発になることが予想されますが、
それまでは特に材料がないため、小動きが続くと予想します。

<地政学的リスクは一段落だが、注意は必要>

一昨日行われたプーチン大統領とポロシェンコ大統領のミンスク会合では、
和平や武力衝突の解除には触れておらずほとんど進展がありませんでしたが、
協議継続への期待から失望売りは免れました。

また、イスラエルとパレスチナは長期的な停戦に合意しており、
こちらも安心材料となっています。

とはいえ、昨日はウクライナ軍からロシアへの砲撃があったと伝わったり、
イスラエル軍がシリアに対して砲撃を行ったとの情報も入っているため、
引き続き地政学的リスクには注意した方が良いでしょう。

【経済指標】
★★★★
21:30 (米)Q2GDP<改定値>(前期比年率)   前回:+4.0%   予想:+3.9%
★★★★
21:30 (米)Q2個人消費<改定値>(前期比年率)前回:+2.5%   予想:+2.4%
★★★
21:30 (米)新規失業保険申請件数       前回:+29.8万件 予想:30.0万件
★★★
23:00 (米)7月中古住宅販売保留(前年比)    前回:-4.5%   予想:-3.9%

【本日の予想レンジ】
・ドル円        103.40〜104.20	→
・ユーロ円      136.00〜137.80	→
・ポンド円      171.00〜173.00	→
・豪ドル円      96.30〜97.50	↑
・ユーロドル    1.3150〜1.3230	↑
・ポンドドル    1.6450〜1.6650	→
・ドルスイス    0.9050〜0.9200	↓

【通貨の強さ】
豪ドル・ユーロ>ポンド>ドル

【注目通貨ペア】
・ユーロドル(独雇用統計とCPIが発表)

2014/08/26

為替太郎さん

ジャクソンホール後のドル高もそろそろ息切れか

みなさんこんにちは。

為替市場が久々に動いていますね。

今週のドル円は、久々の104円台で始まるなど、一進一退だった今までの流れに、
にわかに変化が出てくるのではないかという雰囲気が出てきました。

もっとも、今日のアジア時間は、円が多少反発し、ドル円が再度の104円割れ水準まで下落
しています。FRBの早期利上げ観測が、先週からのドル高の流れを主導しているわけですが、
この流れの持続性自体はもともと限定的と考えるべきでしょう。

直近の円安は、値幅的にインパクトがあったので、しばらくドル高トレンドが続いても
おかしくないチャート配置のように感じてしまいますが、FRB議長の発言や、やや強い程度の
米指標を強気に解釈してのドル高の流れですので、あくまで観測主導の高値局面に過ぎません。

ドルをこれ以上、本格的なトレンドに乗って継続的に上げていくほどの力がある
流れかどうかは、悲観的にならざるをえません。

もっとも、昨日のニューヨーク市場までは、ドルは総じて堅調でした。
ECBの追加緩和観測もくすぶるなか、8月独IFO業況指数の悪化をはじめとして、
ユーロ圏の材料が軟調だったことにも助けられ、昨日のボトムでは、ユーロドルでは
1.32割れ、久々の1.31台まで弱含みました。

もっとも、今日のユーロドルは多少値を戻しています。株式市場が下げで始まる中で、
今までの値動きの反動もありドルを売る動きが強まっているためです。

ECBの追加緩和観測が根強く材料視される雰囲気の中ですので、今後も基本的には
ドル買いが進みやすい地合いなのだとは思いますが、利上げを織り込んでドルがさらに
グイグイ上げていくような局面はまだ先と想定されます。

現段階で、ドルストレートでドル買い主体の短期で入っても妙味は薄いように思います。
ひとまず、ドル円にして104円、ユーロドルにして1.32と、当面の目安となる
価格帯をクリアしてしまいましたので、今日から、少なくとも今週中は、自律反発又は
レンジ相場の推移に転じる可能性のほうが高いでしょう。

ドル円に関しては、とりわけ今日の小幅な下げで短期的な上昇ムードは一服して
しまった感があります。中長期では、依然として上向きの流れには載っていますが、
短期的に買いに妙味がある段階は終わっています。
今日はひとまず様子見戦略で行きたいところですね。

今晩以降、アメリカの指標に冴えないものが続けば、場合よっては103円付近程度までの
調整の深さ十分想定されますので、ここからは無理に買いに行かないことが重要です。

ユーロ円は、相変わらず市場の関心の中心からは外れていますが、今日は137円台前半、
場合によっては137円付近まで、ジワジワとユーロ安が進んできました。

8月独IFO業況指数の不振や、ジャクソンホールでのドラギ総裁の会見内容が
ユーロ安材料として作用した結果でしょう。テクニカル的には、まだ本格的な下げに
転ずるには多少猶予はありますので、売りに入るよりは、まずは137円を継続的に
割れるかどうか様子見でしょう。

ユーロドルについては、前述のように昨日は弱含みでしたが、今日は多少の戻しも見せています。
ここからは、大きく下げるよりは、下げの足踏み状態になる可能性が高いように思います。

21:30 米7月耐久財受注
21:30 米7月製造業受注
22:00 米6月住宅価格指数
22:00 米6月ケース・シラー住宅価格指数
23:00 米8月消費者信頼感指数
23:00 米8月リッチモンド連銀製造業指数

2014/08/25

ダメおやじさん

目先的に噴き値売りか!

こんにちは、ダメおやじです。
 
週明けは、先週の勢いを継続してドル円は先週末の高値を越え、
窓を上に空けてのスタートです。
 
約半年間小幅なレンジで低迷したためエネルギーが貯まっていたのか、
先週からエネルギーを放出しています。
 
ドル円は、今の動きを見る限り押し目は買われそうですが、移動線と値段との
乖離幅が広がってきており目先的には噴き値では売っても良いと見ています。
 
値段的には104.50円越え辺りと見ています。
ただ、下値も103.70〜103.80円付近は買われそうですね。
 
私は本日はポンド円の噴き値売りで臨みたいです。
ドル円は高いですがポンドドルが弱い動きです。
 
先週はドル円高が勝っていたため上昇しましたが、172.50円を越えて買われた
172.80円付近は売りも考えています。
 勿論ストップは確りと入れてですが。
 
本日はロンドンが休場で、NYでは新築住宅販売件数が有ります。
最近の米住宅指標は良く本日も指標で買われるかですね。
後は米金利と株価動向で動きそうです。
 
週始め良いスタートで今週の弾みをつけたいですね。

2014/08/22

しーさん

ジャクソンホール

今週はMPC議事録の公開で数年来全会一致で現状維持だった票が利上げに2票入り、
利上げ期待が再浮上。水曜日以降ポンドが巻き返してきました。

そしてFOMC議事録では、出口戦略の開始時期が早まるかも知れないという内容を示し、
リスク選好となりました。ただしこちらは利上げが早まるというわけではなく、あくまで
出口の話。利上げの入り口はまだ時期尚早ということで、このまま急上昇というわけには
いかないでしょう。

しかしながらドル円は押し目もなく上昇を続け、気付けば104円付近まできました。
この水準は4/4の高値104円12銭が意識されます。確かこのときは米雇用統計を受けて
高値圏から反落し、次の週にかけて101円まで一気に下落しましたね。
104円付近は大半の人が意識するポイントでしょうから、ここからの買いは及び腰です。

本日は経済指標としてはカナダ関連の指標があるのみですが、23時にジャクソンホール
でのイエレン議長の講演、27時30分にはドラギ総裁の講演があります。

まずはイエレン議長のお話で、向こう1年程度の金融政策がよりはっきりするとは
思いますが、恐らく指標結果を見極めながら行動に移す的な内容になるのでは。

FOMC議事録と同程度の内容であれば、新味に欠けてドル円は一旦頭打ちとなる
かも知れません。23時までにドル円のロングポジションは整理しておき、
その後の展開を待ちたいと思います。

ただし、もしSell the fact的に反落したとしても、方向としては円安、ドル高に
変わりはありません。103円台前半には買いが並んでいるとの観測もありますので、
それほど深い押し目を待たずとも、買いポジションを再構築していきたいと思います。

個人的にはドラギ総裁の講演時間まで起きておくつもりは全くなく、
ドラギ総裁が何をしゃべろうがユーロが弱い状況は変わりはしないと考えており、
ユーロに関しては戻り売りの姿勢は継続したいと思います。

後はポンド。ここ数週間のカーニー総裁の発言は一貫性がなく、年内に利上げが
あるのかないのかよくわからなくなっていますが、前述のMPC議事録にあるように
利上げ票が入りだし、金利正常化への地均しを明示的に開始し始めました。

といっても来月、再来月に利上げ票が過半数を勝ちとるわけではないでしょうから
短絡的に考えるわけにはいきませんが、ポンドの売り材料は1つ減ったのかな
という印象です。ポンドについてもドル円同様、押し目があれば積極的に買って
いきたいと思います。

2014/08/21

ZEROさん

ドル円101-103円レンジ上抜け

20日のドル円相場は上昇、全体的なドル買いのなか103円台後半まで値を伸ばしています。

ドル円は101-103円のレンジを完全に上抜けたことで売り手の
ストップロスを巻き込み上昇に弾みがつきました。

国内外からの長期資金が下値を支える中、発表されたタカ派FOMC議事録受け
一気に上抜けました。米10年債利回りも2.44%へ上昇しています。

今後は明日のジャクソンホール講演でイエレンFRB議長がどのような
発言をするかに関心が高まります。

イエレンFRB議長は労働市場に関しては強気(タカ派)な発言をしてくる可能性は低く、
再度ドル安で反応した場合はどの程度下押しがあるのか確認することになるでしょう。

103円割れあたりではまた買いが強まるイメージで103円より上での推移が
9月前半まで続くとみています。

上値目途は4月高値104.10-15、年末年始105.50ですが9月前半で一旦高値、
年末にまた高いというイメージでトレードをします。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2014/08/19

しましまさん

ドル堅調、ダウ大幅反発

昨日はウクライナ情勢への懸念が和らいだこと等から株価が大幅上昇、また、
米NAHB住宅市場指数の強い結果や米長期金利の上昇を受けドルが堅調に推移しました。

ポンドはカーニーBOE総裁が「利上げは実質賃金が上向くのを待つ必要はない」との
見解を示したことから強い動きとなりました。
 
今日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

17:30:英・7月消費者物価指数
21:30:米・7月消費者物価指数
21:30:米・7月住宅着工件数/7月建設許可件数
 
昨日のドル円は小幅に上昇し、東京時間は102円台前半、欧州時間は102.40円台、
NY時間は102.50円台で推移しました。

今日堅調に推移すると102円台後半〜103円まで上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると102円台前半への下落が考えられます。
 
昨日のユーロドルは、東京時間・欧州時間は1.33ドル台後半で推移するも、
NY時間に1.33ドル台中盤へ下落しました。

今日も軟調な動きとなると1.3330ドル付近〜1.33ドル付近への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると1.33ドル台後半〜1.3410ドル付近へ上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!

2014/08/18

為替見習さん

ウクライナ情勢緊迫化を受けた各国市場オープン前後の動向に注目

先週の為替相場は、夏休みで市場参加者が減る中で、前半はやや円安気味で推移し、
オバマ大統領によるイラクへの限定的空爆承認によってリスク回避に傾いた相場が
戻るかに見えましたが、金曜にはウクライナ情勢が再び緊迫化してリスク回避の円高に。

また土日にもウクライナ関連の報道が続いており、ウクライナ東部が市街戦状態とか、
親ロシア派がウクライナ軍機を撃墜したという情報が出てきたりという形で、
今週前半はウクライナ情勢によるリスク回避の動きがどこまで出るかがポイント。

また8月は円高アノマリーで有名であり、市場参加者が戻ってくるこれからは、
さらに値動きが出やすくなるだけに、資金管理には十分注意しておきたいところです。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントはユーロ、スイスが強い位置に変化し、
ユーロ、スイスが強い位置に変化したことや、オセアニアが位置を落としたこと、
円、ドル、ポンドが弱い位置をキープしていることなど。

また短期トレンドはこちらも週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントはユーロ、スイス、
そしてオセアニアが上向きですが方向性は弱め。北米通貨がフラット、
ポンドは下向きで上の抵抗帯に入っており、通貨によって向きが違うこと。

そのためここからは円を軸とした動き次第で、リスクが低い方向、通貨が変化しますので、
リスク回避の動きが加速して円買いとなればショートで攻めやすい状況となりますし、
この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

逆にここから早い段階で戻しが入って円安が進むようであれば、
各通貨の短期トレンドが回復して、上向きになるものが出ますので、
その場合にはロングのチャンスに変わり、力関係上強い通貨を買って円を売る、
という形で攻めるのが最も低リスクとなります。

また今日の重要イベントとしては特に重要なモノは予定されていませんが、
今週は米CPI、FOMC議事録、イエレンFRB議長講演なども予定されており、
週後半にはまた地政学的リスクとは違った目線からの動きが出てくる可能性もあり、
変動材料は十分と言えますから、各通貨力関係、短期トレンド変化には注目ですね。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2014/08/14

斉藤学さん

利上げ期待が遠のき、ポンドが急落

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】
日本のGDP悪化を受けて序盤は売りに押されましたが、ある程度織り込み済みの部分もあり
日経平均株価は+52円高の15213円で引けました。

株高に支援されてドル円も上昇、ロンドン時間以降には一段高となり一時102.54円まで上昇しています。


【昨日の結果】
・ダウ平均       16651.80(+91.26 +0.55%)
・CME日経平均先物      15310(大証終比:+90 +0.59%)
・NY金先物12月限(COMEX)1314.50(+3.90 +0.30%)
・NY原油先物11月限(WTI) 97.59(+0.22 +0.23%)

【経済指標】
★★★
08:50 (日)Q2GDP<1次速報値>(前期比年率) 前回:+6.7% 予想:-7.0% 結果:-6.8%
★★★★
21:30 (米)7月小売売上高(前月比)     前回:+0.2% 予想:+0.3% 結果:±0.0%

【本日の戦略】

<ドル円はいったん横ばいと予想>
昨日は102.50円を回復したドル円ですが、米7月小売売上高が予想を下回ってしまったことから
米利回りが2.418%へ低下しており、ここから一気に103円突破とは行きそうにありません。

ただ、日本株は買い先行で始まると予想されるため、102.30〜102.50円を中心に底堅く推移すると
予想します。本日の米経済指標は新規失業保険申請件数しかないため、ユーロやポンドの値動きの方が
活発になるのではないかと思います。

<ポンドの下げがきつい>
昨日発表された英雇用統計は悪い内容ではなかったのですが、平均賃金が減少していたことでポンドが
売られました。

その後発表された英中銀インフレレポートでは「2年後のインフレ率見通しを従来の1.9%から1.8%に修正」、
「2014年10-12月期の賃金成長見通しを2.5%から1.25%へ引き下げ」とあり、さらにカーニー英中銀総裁が
「今は金利を引き上げる時期ではない」と述べたため、ポンドの下落が止まらなくなりました。

先月半ばまで強い地合いが続いていたポンドですが、それも利上げ期待による上昇だったため、
それを否定されたとなるとダメージが大きく、しばらく調整が続くことになるでしょう。

<ユーロと豪ドルは反発>
逆に反発したのがユーロと豪ドルで、どちらもポンドが急落したあたりでショートカバーが入って
反発しました。特に、ユーロドルは3か月以上下落が続いてきたため、これをきっかけに反発が継続
する可能性が出てきました。

本日は、午後に欧州各国のGDPと消費者物価指数が発表予定となっていますが、好結果となれば流れが
変わるかもしれません。

【経済指標】
★★★
14:30 (仏)Q2GDP<速報値>(前期比) 前回:±0.0%  予想:+0.1%
★★★
15:00 (独)Q2GDP<速報値>(前期比) 前回:+0.8%  予想:-0.1%
★★★★
18:00 (欧)7月CPI<確報値>(前年比)前回:+0.4%  予想:+0.4%
★★★
18:00 (欧)Q2GDP<速報値> (前期比)前回:+0.2%  予想:+0.1%
★★★
21:30 (米)新規失業保険申請件数   前回:+28.9万件 予想:+29.5万件

【本日の予想レンジ】
・ドル円	102.20〜102.70	→
・ユーロ円	136.20〜137.50	→
・ポンド円	169.00〜171.50	↓
・豪ドル円	94.50〜95.50	→
・ユーロドル	1.3330〜1.3420	→
・ポンドドル	1.6850〜1.6980	↓↓
・ドルスイス	0.9000〜0.9150	→

【通貨の強さ】ドル>ユーロ>豪ドル>>ポンド

【注目通貨ペア】ユーロドル(GDPとCPIが発表)

2014/08/12

為替太郎さん

リスクオフの巻き戻しでドル高、株高。どこまで継続するかは不透明。

みなさんこんにちは。

台風一過の暑さが続いています。
夏休みシーズンのけだるい毎日ですが、がんばっていきましょう。

さて、今週の為替市場は、先週の行き過ぎたリスクオフの流れを巻き戻すような
展開になっています。今日の東京市場でも、ドル円は102円台前半で手堅く推移しています。

先週は、イラク空爆やウクライナ情勢などをめぐり、やや円高が行き過ぎた感も
ありましたので、現在はその下落分を埋める動きになっていると考えればいいでしょう。

先週大きく下落した株式市場が、目先で反発を見せているのも材料になっています。
昨日は、米国株式市場が続伸となったほか、欧州も東京も堅調でした。
これを受け、先週の行き過ぎた円高が是正され、ドル買いが優勢になっていると見れば
いいでしょう。実際、ドル円に限らず、ドルは週明けから堅調な動きになっています。

とはいえ、今週は13日に米7月小売売上高と日本GDP、15日に米7月鉱工業生産、
米生産者物価指数の発表が予定されています。
これらの材料を睨み、今日時点ではまだ攻めにくい状況です。

とりわけ、GDPは、消費税増税の影響で大幅なマイナスが見込まれています。
先週と比べて、やや地政学リスクが後退していますので、明日以降は、
これら指標に対してそれなりの反応が出てくる可能性は十分にあるでしょう。

さて、各通貨ペアを個別に見ていきましょう。

ドル円については、4時間足チャートで見ると、先週の底から緩やかながら戻していく
流れであることは確認できます。目下、上値を妨げているのは102円台半ばにある
雲ですが、これを上に抜くことができれば、さらなる上値も達成することは可能です。

そもそも、日足チャートではほぼ一貫して雲の上に付けていますので、
動き出せば103円の回復程度までなら十分に達成できるでしょう。

もっとも、4時間足チャートを見ると、現在ローソク足が雲の下限を這うような動きに
なっており、なかなか上値抵抗を上に抜けない状態ですので、何らかの材料は必要そうです。

今日段階では、本格的な上昇の軌道に乗るよりは、明日以降の材料に備えて、
102円台前半での推移が継続する可能性が高いように思えます。
ひとまず、目先は強気でいいと思いますが、上値を追うのは避けましょう。

ユーロ円は、週明けの株式市場及びドルの戻しの影響はあまり受けておらず、
中短期ではやや下向きの状態で中立の配置です。先週からの136円台後半の動きが
だんだん長くなってきました。こちらは、4時間足チャート、日足チャートともに
上値が重い状態ということもあり、短期でもショート主体のほうが、妙味がありそうです。

ユーロドルについては、1.34付近から再度の下落がはじまり、現在は1.33台の
後半まで切り下がってきました。そもそもユーロドルについては、日足チャートでみると、
7月又は大きく見れば5月の天井から、継続的にゆるやかな値下がりになっています。

今週も、1.33台定着からさらなる下落という展開も十分にありえます。
中短期で見ても、4時間足チャートに1.34弱でしっかりと上値を抑えられているので、
早い段階で1.34を回復するかどうかは予断を許しません。
基本的には下向きとみるべきでしょう。

13:30  日本6月鉱工業生産
18:00  独8月ZEW景況感調査
18:00  ユーロ圏8月ZEW景況感調査
27:00  米7月財政収支

2014/08/11

ダメおやじさん

ポンド円の戻り売り!

こんにちは、ダメおやじです。
 
先週末は、オバマ大統領のイラク空爆報道で東京ではリスク回避で
大幅に円高となり日経平均も大幅安となりました。
しかし、NYではウクライナの緊張緩和観測で円安に動き、
NY株も大幅高になり東京の下げ幅を埋める動きとなりました。
 
地政学リスク常に状況は変化しますので、調子に乗って安値で売ったり
高値で買うのもリスクは有るので程ほどにしたいですね。
 
しかし、ドル円が下げ幅を埋めるなか、ポンド円は170.70円の下げから
戻しても171.20円台までで続落しています。
ポンドドルの動きが弱いですね。

ポンド円、ポンドドルとも早期利上げ観測で175円台、1.72付近とドルと比較しても
相当割高に買われてましたので、もう少し調整局面が有っても良さそうです。
 
本日は、東京では日経平均も結構上げそうで、ドル円高に連れポンド円も
上げれば欧州でのポンドドル安期待で売りを考えています。
 
戻りは171.50円台か越えても171.80円台までと見てはいます。
下値は週末安値の170.70円を割るかは微妙ですが、割り込めば
170.30円付近までの下げも考えています。
 
本日は海外で重要指標はなく、世界の株価動向と米金利動向で動きそうですね。
勿論、ウクライナや中東情勢のヘッドラインニュースに注意は必要と思います。
 
週始め、頑張りましょう。

2014/08/08

しーさん

ユーロ売り狙い

台風が徐々に近づいてきており、タイミング的にはかなりよろしくない時期に
やってきてしまいました。来週から夏期休暇をとられる方も多いと思いますが、
通り過ぎた後も地盤が緩んでいることがあるかも知れませんので、
二次災害には十分お気を付け下さい。

昨日はMPC、ECBとありましたが金融政策の結果的には大きな動きはなかったため、
発表直後は大した動きにつながらずイベント通過となりました。

しかしポンドはやや下落。今回から3名の理事が入れ替わっており、
これまで継続していた全会一致の決定が票割れしてくると予想されています。
表向きは変化なしという結果だったため、幾分失望売りとなっていたのかも
知れませんが、議事録がでるころには詳細が判明して違った動きになるかも知れません。

さて本日のイベントはお昼前後に日銀金融政策決定会合の結果と、
15時30分から黒田総裁の記者会見があります。

一応注目イベントではあるものの、特にこれといった動きはないでしょうから、
結局は株価や米金利に沿った相場展開になるのではないでしょうか。

日経平均株価は15,000円を割り込んでくると、弱気となってドル円の下落につながる
可能性があります。しかし、年金勢など厚い買いにサポートされ大きく円高が進む
ということもなさそうですので、引き続きドル円は押し目買いを狙いたいと思います。

ユーロについてはロシアとの制裁合戦やドイツの経済見通し下方修正を受け、
こちらも頭が重い状態が続きそうです。昨日のドラギ総裁の記者会見では
QEを強化する発言を繰り返し、米国との金融政策の違いを強調。
ファンダメンタル的にもECBのバイアス的にもユーロはショート方向であるため、
戻りがあれば積極的に売っていきたい状況です。

来週からは休暇のため参加者が減り、円買いになりやすいという通例があります。
週末越えのポジションはなるべく持たないようにして、台風一過で清々しい一週間に
できるようにしていきましょう。

2014/08/07

ZEROさん

ドル円101円台へ一時急落!

6日のドル円相場は日本時間夜中1時過ぎに突然の急落、
一時101.76まで下げる場面がありました。
何があったか良く分かっていないこともあり戻り鈍く102円台前半で推移しています。

東京時間には長期資金の買いなどが出て来る可能性もありますが、
基本的に101-103円の狭いレンジに戻ってしまったと考えて良さそうです。

米10年債利回りは2.48%→2.47%へ小幅低下しています。

今後はドル円101-103円で再度方向感のないレンジ相場、その他クロス円も
ユーロ相場も方向感なく難解な値動きが続くイメージでみています。

今晩は英・欧金融政策に注目が集まりますが、直近ウクライナ情勢の悪化もあり
株式市場も欧州通貨も荒れ気味です。

金融政策を受けポンドやユーロが乱高下しても方向感を見出すのは難しそうです。
そのため投資戦略は様子見とします。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2014/08/06

とあるエンジニアKさん

クロス円、後押しを待つ相場

連日のように猛暑が続きます。
一年で最も暑い時期を迎えているのですが、ここ5年ぐらいは35度以上の気温と
50mmを超えるようなゲリラ豪雨が多くなってきたような気がすると話すと
皆さん共感してくれるのですね。

今日も東京周辺は軒並み35℃を超える暑さのようで、厳しい暑さと
クーラーが効いた室内の往復で体調を崩さないようにしたいと思います。

【本日の指標】

本日の指標は小粒。米国での貿易収支等が発表されますが、
特に相場を動かすものとはならないでしょう。

【本日の戦略】

ここ最近おもしろいチャートを描いているのがドル円。
103円に到達するあたりで長い上ヒゲを出しており、
これ以上上昇を見せるにはなんらかの後押しが必要な模様。

その後押しはファンダメンタルなのですが、事件・事故ではなく、
米国・日本いずれかによる金融政策による後押しが期待されるところ。

ユーロドルで徐々にドルが優勢になりつつあるのは事実ですが、
やはりイスラエル情勢、ウクライナ情勢がいくら緊迫したとしても
ドルを買う動きは限定的なようです。
そう考えると103円の突破はまだまだ先の話なのかもしれません。

また、クロス円の動向には日経平均株価が密接に関わってくるのですが、
こちらも15500円を一時は大幅に上回り、16000円台に到達する勢いでしたが、
15000円台前半に落ち、15000?15500円をレンジとした相場に逆戻りしました。

こちらもなんらかのショックが必要ですが、夏休みシーズンまっただ中とあっては
動きが鈍いところか。

今週の推奨通貨として推しているのはポンド円の買いですが、
先週金曜日のPMIショックによる下落から徐々に切り上げているように見受けられます。
相場全体が円安というわけではなく、ポンド下落からの復帰なのでしょう。

いずれにせよクロス円はわからない状況が継続中です。
無理に取引を仕掛けずにじっと待つことが求められる相場と言えそうです。

2014/08/05

しましまさん

全体的に小動きの週明け

昨日は全体的に静かな値動きで、ドル円は102.40〜102.70円台、
ユーロドルは1.3410〜1.3430ドル台の狭いレンジ内を推移しました。
 
今日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

10:30:豪・6月貿易収支
13:30:RBA政策金利発表
18:00:欧州・6月小売売上高
23:00:米・7月ISM非製造業景況指数
 
昨日のドル円は東京時間は小幅に上昇し102.73円の高値を付け、欧州時間は102.60円
付近で小動き、NY時間はやや軟調な値動きで102.40〜102.50円台で推移しました。

今日堅調に推移すると102円台後半〜103円付近まで上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると102円台前半〜102円付近への下落が考えられます。 

昨日のユーロドルは1.3430ドルでオープンし、終日1.3410ドル〜1.3430ドルの
狭いレンジ内での推移でした。

今日上昇の動きとなると1.3450ドル〜1.34ドル台後半まで上昇できるか見たいです。

一方、軟調な流れとなると昨日の安値1.3409ドル〜1.34ドル付近、
下抜けると1.33ドル台後半ドルへの下落が考えられます。
  
では、今日も頑張りましょう!

2014/08/04

為替見習さん

雇用統計を受けた各国市場オープン前後の動きに注目

先週の為替相場は、それまでの膠着感が高かった相場から、
米GDPや雇用統計によって少しずつ相場の動きが出てきたことで、
1週間の間に短期トレンドが上下に変化する現象も出てくるなど、
これまでとは少し違った様相となってきました。

また8月は円高アノマリーで有名ですが、市場の値動きも急になることが多く、
夏休みで相場から意識が離れやすいだけに注意しておきたいところ。

特に先週金曜の雇用統計後には、円が買われる動きも出ていますから、
8月の円高アノマリーが今年も来るかという点も踏まえたうえで、
今日は各国市場が雇用統計の結果を受けてどう動くかという点に注目したいですね。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントはユーロ、スイスが強い位置に変化し、
北米通貨が弱い位置に変化したこと。さらに円が強めの位置をキープしていることや、
ポンドが弱い位置で加速していることなど。

また短期トレンドはこちらも週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントはユーロ、スイスが上向きですが
下の抵抗帯に入っていてそれほど方向性が強くないこと、ドル、NZDがフラットであること、
その他は下向きとなっていて、雇用統計後の影響が出ていることなど。

そのためここから円買いが加速すればショートで攻めやすい状況となりますし、
この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

逆にここから早い段階で戻しが入って円安が進むようであれば、
各通貨の短期トレンドが回復して、勢い次第では上向きになるものが出ますので、
その場合にはロングのチャンスに変わり、力関係上強い通貨を買って円を売る、
という形で攻めるのが最も低リスクとなります。

また今日の重要イベントでは豪小売売上高、ユーロ圏生産者物価、
HSBCホールディングス、AIGの決算発表などが予定されていますし、
雇用統計後という点も考えると、変動材料は十分と言えますから、
各通貨力関係、短期トレンド変化には注目ですね。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。
また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て 「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて最も低リスクなものを選択。 そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして 事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、 自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。