兵ブロガーバックナンバー(2014年11月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2014年11月

2014/11/28

しーさん

スイスの国民投票待ち

昨日は感謝祭により米市場が休場でした。欧州タイム序盤にはドル円が117円前半まで
下落しましたが、その後は117円後半まで戻し、大きな底割れはなさそうという印象を
持つ形となり、全体的に落ち着いた相場展開でした。

本日は9時前に本邦指標の10月失業率やCPIの発表があります。
CPIは東京だけでなく京都も発表されるようになっていたのですね。
西日本のCPIを見るのに大阪ではなく京都というのに何か意味があるのでしょうか。

余談はさておき、物価指数は日銀が気にしている指標ではありますが、
さほど上昇が見られないという結果になったとしても、
粛々とバズーカ2を実施し、新たな手をうつといったことは今は必要ないため、
あまり注目度は高くなさそうです。

他の指標イベントは、欧州CPIやカナダのQ3GDPくらいで、これといった大きな指標発表はありません。
週末のイベントに向けて、本日も様子見ベースの展開になるのではないでしょうか。

週末の11/30(日)にスイスの国民投票があります。
既報の通り、金準備積み増しを義務づける提案に対する投票となります。

先週の時点では、反対派のほうが多く、否決の可能性が高そうな状況となっていました。 もし可決すると現在8%の金保有率を20%まで増やす必要が発生し、 金購入に伴い、外貨準備金のユーロやドルを売ることになり、 EUR/CHFのフロアー1.2000を死守するのが困難になる、かも知れないという状況です。 マーケットのほとんどがロングになっており、1.2000の下には大量にストップがあるので、 ここを下抜けたらどこまで下がるかわからないと言われていますが、否決されて杞憂に終わる 可能性が高いと考えています。ただ万が一を考えると怖いのは怖いですね。 本日は月末でもありますし、特にユーロに関連する通貨は思わぬ動きに注意が必要かも知れません。 中途半端なところでは手を出さずに、じっくりと押し目や戻り売りを狙いたいと思います。

2014/11/27

ZEROさん

米感謝祭でNY休場

26日のNY市場は翌日に感謝祭を控えて閑散取引となりました。
ダウは連日の小動きも12ドル高、17,827ドルまで上昇しています。

NY市場は明日も短縮取引となりマーケットが薄い中での売り仕掛けには警戒すべきでしょう。

円相場は一時的な円高(円買い)に注意。

投資戦略は売りポジション(円買い)があれば万一急落があれば利食いで良さそうです。
直近はドル円を短期調整狙いで売っていましたが昨日までで利食いました。

新規のポジションは来週以降に作る予定です。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2014/11/26

とあるエンジニアKさん

OPEC総会直前。原油価格が相場を占う。

12月もあと少しで始まるところで、近頃はめっきり寒くなり、
いよいよ本格的な冬到来の兆しが見え始めました。

急激な気温の変動によって風邪をひく人達が私の周りにも増えてきており、
電車の中でもマスクをしている人が多数。
この忙しい時期に風邪だけはひきたくないものです。

【本日の指標】

本日は米国発の発表指数が多数。個人消費や各種の景気指数が発表される予定です。

これらの数値一つ一つが相場にダイレクトに影響を与えるとは考えにくいのですが、
イレギュラーな数値が出た場合にはそれを基に変化が発生する可能性もありますので注意。

特に今の相場のように材料出尽くし感があり、停滞気味の相場ではなおさらかと考えています。

【本日の戦略】

前述のように、材料出尽くし感か若干停滞感が漂う相場です。

中長期的な円安・株高の流れには間違いはないのでしょうが、
これ以上の変化を与えるには材料がないように見受けられます。

急激な円安にも関わらず日本政府は容認、株高も歓迎ということで、大きな反転もなく
じわじわと上昇を続けておりますが、今後はクリスマス休暇も相まって相場の
ボラティリティが少しずつ減少することが見込まれ、なんらかの値動きが期待される相場です。

ニュースと言えば明日はOPECの総会が行われます。

現在の1バレルあたり75ドル以下の水準まで下がった原油高は、アメリカでのシェールオイル
機運が高まったことによるものと、それに対して特に減産などの供給を絞る政策を
行わなかったOPECの盟主であるサウジアラビアの施策によるものと言われております。

原油国としては石油供給を絞ることで原油高を誘導し、自国の利益につなげたいところ。
特にベネズエラやイランなどの採算ラインが比較的高い水準にある
国々にとっては切実な問題。

米国のシェールオイル再三基準を下回れば新たな設備投資が滞るとされており、
それを狙って減産をしないとの見方もあります。

いずれにせよ総会は明日に迫っているものの、事前協議では解決の見通しが立っておらず、
今後の石油価格が不透明な状況が続いております。

ただし日本のように安い石油を輸入することによって国益となって株価に跳ね返る
事情も忘れてはいけません。

総会を睨んでの相場動向が予想され、さほど動きがない相場が予想される本日一日です。

2014/11/25

しましまさん

ドル円底堅さ維持、ユーロ反発

昨日は目立った材料のない中、ドル円は118円台へ反発し底堅く推移、ユーロドルも
バイトマン独連銀総裁の発言等を受け反発しました。

一方、先週末上昇したオセアニア通貨は軟調に推移しました。
 
今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。
 
22:30:加・9月小売売上高
22:30:米・第3四半期GDP・改定値
24:00:米・11月消費者信頼感指数
 
米・第3四半期GDP・改定値は前期比年率+3.3%、
米・11月消費者信頼感指数は96.0の市場予想です。

昨日のドル円は117.88円と先週終値より10銭ほど上でスタートし、
東京時間は117円台後半で推移、欧州時間に118円台へ乗せ118円台前半で底堅く推移、
NY時間も118円台前半で小動きでした。

今日堅調な動きとなると、118円台中盤〜先週21日の高値118.98円へと
上昇できるか見たいです。

一方、軟調な流れとなると118円〜昨日の安値117.58円付近への下落が考えられます。
 
昨日のユーロドルは1.2362ドルと下へ窓を空けてのスタートとなったものの東京時間
緩やかに下値を切り上げ1.24ドルまで上昇、欧州時間は1.23ドル台後半〜1.24ドル台
前半で推移し、NY時間は1.24ドルをサポートに1.2440ドル台まで上昇しました。

今日堅調な動きとなると、1.24ドル台後半〜1.25ドル付近へ上昇できるか見たいです。

一方、ここから軟調な動きとなると1.24ドル〜昨日の安値1.2360ドル付近への
下落が考えられます。
 
では、今日も頑張りましょう!

2014/11/24

為替見習さん

先週金曜のドラギ総裁発言を受けた各国市場オープン前後の動きに注目

先週の為替相場は、日本のGDP2期連続マイナスにるサプライズや、
麻生財務相発言によって円高に振れる場面がでるなど、これまでの円安基調の中で
少し頭を抑えるようなチャートの様子が何度か出てきた1週間となりました。

またこれまでの円やドルを軸とした動きの他にも、ドラギECB総裁発言で、
追加緩和に前向きな姿勢が確認されたことでユーロやスイスが売られたり、
中国人民銀行の利下げによって資源国通貨軸の動きが出たりということもあり、
これまでの相場の流れが変わりそうな要因がいくつか出てきています。

そのため今週の相場では、この変化が短期的なもので終わるのか、
それとも年末年始を挟んで来年にかけての中長期的な変化となるのか、
という点を見極める上でも重要な週となりますので、日々の値動きのなかで、
主軸となる通貨や、これまでの円売り基調に変化が出るかという点には
特に注目しておきたいですね。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは円が強い位置に変化したこと、
カナダ・オセアニアが強い位置をキープしていること、ポンドが弱い位置に変化したこと、
ユーロ、スイスが弱い位置で加速していることなど。

また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは上記の力関係の影響で、
ユーロ、スイスが下向き、オセアニア、カナダは上向き、それ以外はフラットであり、
通貨ごとにリスクの強弱や方向性が違ってきているということ。

そのため今日は円が弱い位置に変化していくような形となれば、
各通貨の短期トレンドも再び上向きに戻ってくることになりますので、
ロングのチャンスとなり、この場合は力関係上強い通貨を買って、
円を売るという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

逆にここから円が強い位置に変化して円買いとなれば、
各通貨の短期トレンドは悪化して下向きとなりますので、
そうなると今度は逆にショートのチャンスとなりますし、
力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが最も低リスク。

また今日は日本市場が休場ですが、夕方の欧州勢参入後からは
先週のドラギ総裁発言の影響を受けた動きが出る可能性もありますし、
指標としてもドイツのIFO景況指数を控えていることから、
欧州市場、ロンドン市場からNY市場前半にかけての動きには特に注目。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2014/11/20

斉藤学さん

過熱感が高すぎ、調整売りに注意

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】
消費増税先送りと衆院解散を材料に序盤は買いが先行したのですが、買い一巡後は
利食い売りに押され、日経平均株価は-55円安の17288円で引けました。ただ、ドル円は
117円台で底堅く推移、FOMC議事録通過後に一段高となって118円台へ乗せています。

【昨日の結果】
・ダウ平均         17685.73(-2.09 -0.01%)
・CME日経平均先物      17450(+30 +0.17%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1193.90(-3.20 -0.27%)
・NY原油先物11月限(WTI)  74.58(-0.03 -0.04%)

【経済指標】
★★★
22:30(米)10月住宅着工件数(季調済) 前回:101.7万件  予想:102.5万件 結果:100.9万件
★★★
22:30(米)10月建設許可件数(季調済) 前回:103.1万件↑ 予想:104.0万件 結果:108.0万件

【本日の戦略】

<ドル円は118円台へ乗せるも、過熱感が高い>

今朝早朝4時に発表されたFOMC議事録では、インフレ期待の低下を警戒する必要と
あったものの、景気見通しはほぼ均衡との判断を示しており、ドル円は議事録通過後に
118.06円の高値を付けました。

特に早期利上げに関して期待の持てる内容ではなかったのですが、通過した安心感からか、
ドル円は一段高となっています。

しかし、1か月ほどで10円近く上昇しており、過熱感が高く近いうちに調整局面が
訪れると思われ、注意が必要でしょう。ドル円が上昇した影響で豪ドルが売られているものの、
その他の通貨は比較的堅調に推移しています。

<経済指標発表が続く>

本日は多くの経済指標が発表予定となっており、引き続きボラティリティの高い状態が続く
ことになるでしょう。

10時45分には中国11月HSBC製造業PMIが発表、50.4に対し予想50.2と景況判断の節目となる
50.0に近づいてきているため要注意が必要です。

ロンドン時間は、欧州各国の11月製造業PMI11月製造業PMIやサービス業PMI、
18時30分に英10月小売売上高が発表されます。特に、昨日の英中銀MPC議事録を受けて
ポンドに買いが入っているため、ポンドの値動きに注目。

NY時間は、22時30分に米10月CPIや新規失業保険申請件数、24時に米10月中古住宅販売件数、
24時に米10月中古住宅販売件数や11月フィラデルフィア連銀製造業景況指数など、
多くの米経済指標発表を控えています。

【経済指標】
★★★
10:45 (中)11月HSBC製造業PMI<速報値>       前回:50.4    予想:50.2
★★★
22:30 (米)10月CPIコア(除食品・エネ)(前年比)  前回:+1.7%   予想:+1.7%
★★★
22:30 (米)新規失業保険申請件数          前回:+29.0万件  予想:+28.4万件
★★★
24:00 (米)10月中古住宅販売件数          前回:+517万件  予想:+515万件
★★★
24:00 (米)11月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 前回:20.7    予想:18.5

【本日の予想レンジ】
・ドル円	117.30〜118.40	→
・ユーロ円	147.00〜186.20	→
・ポンド円	184.50〜185.00	→
・豪ドル円	101.00〜101.90	↓
・ユーロドル	1.2480〜1.2620	↑
・ポンドドル	1.5600〜1.5750	↑
・ドルスイス	0.9450〜0.9620	↓

【通貨の強さ】
ドル>ポンド>ユーロ>豪ドル

【注目通貨ペア】
・ドル円(過熱感が高い)

2014/11/18

為替太郎さん

GDPショックもひと段落。ドル円は一段の円安をにらむ展開へ。

みなさんこんにちは。
 
昨日発表の7-9月期の日本のGDPが市場の事前予想を下回る結果になったことで、
昨日の東京株式市場は大幅に下落し、今後の先行きが懸念される展開になっていました。

しかしながら、本日午前の東京株式市場は、力強い反発を見せ、日経平均株価も
300円を超える上げ幅になる場面もありました。
 
現在の日本株は、為替、テクニカル、衆院の解散・総選挙等の複数の要因が作用する、
複雑な相場になっています。まあ、昨日の下げは、GDPショックが主導ではありましたが、
もともと日経平均が日銀の追加緩和以降やや高値圏にありましたので、テクニカル的にも
遠からず調整は必至だったといえるでしょう。
 
本日は、これを受けて、ドル円が現在116円台後半となっており、基本的には円安基調の
流れが強い状態が継続しています。昨日、一時的に117円台まで乗せていますので、
上値に対するテクニカル的な抵抗感は薄いと思います。

昨日は、リスクオフによる円買いもあり、一時的に115円台の半ばまで下げるなど混乱する
場面もありましたが、今日になってほぼ円安基調で落ち着いてきました。
 
一方で、昨日はECBのドラギ総裁が、非伝統的な手法による追加緩和措置について
言及したことで、ユーロも再び売り込まれる状況となりました。
現時点では、ユーロドルにして、再び1.24台の半ばまで下落しています。
 
このところ数か月は、もともと、ファンダメンタルズ及びテクニカルの両面から、
ドルの独歩高の状況が続いてきた局面です。足元の状況を踏まえれば、対ユーロ、
対円では、引き続きドル高が続く可能性が高いと見るのが自然でしょう。
 
さて、個別に見ていきます。
ドル円に関しては、昨日の急落と急騰の影響は既に中短期のチャートでは解消しており、
1時間足チャート、4時間足チャートでは、ローソク足が雲の上に安定して位置する状況です。
 
ひとまず今日は堅調に推移する可能性が高いでしょう。
もっとも、日足チャートをみれば、依然として高値感があるので、過熱感は解消していません。
数日単位では引き続き急な調整に注意する必要があります。
 
一方、ユーロ円については、146円に乗せてくる場面もありましたが、
現在は145円台の前半での動きになっています。
1時間足のチャートでは、ローソク足が雲の中に入っており、足踏み感があります。
 
長期で見れば相応に過熱感もありますので、先行きはやや心配です。
4時間足チャートをはじめとして、まだ継続的に上げていける余地は残っていますが、
強気一辺倒では危ない場面です。
どちらかといえば円安が見込まれますが、慎重にいきましょう。
 
ユーロドルについては、目先のテーマは1.25の回復になると思います。
既に、アジア時間に入って戻しが顕著になっており、今の状況であれば早々に回復して
足踏みに転ずる可能性が高そうに思います。ただ、上値が重い日足チャートからも
明らかなように、大幅な上値は見込みにくいです。
 
なお、日銀の金融政策決定会合が今日明日と開催されます。前回の会合ではサプライズ
緩和が行われ、大幅な株高と円安の要因になりましたが、今回はさすがに現状維持でしょう。
おそらくは、積極的な材料にはならないはずです。
 
18:30 英10月消費者物価指数
18:30 英10月生産者物価指数
19:00 独11月ZEW景況感調査
19:00 ユーロ圏11月ZEW景況感調査
22:30 米10月生産者物価指数
24:00 米11月NAHB住宅市場指数

2014/11/17

ダメおやじさん

明日まではドル円は押し目買い有利か!

こんにちは、ダメおやじです。
 
先週から、解散、消費増税延期観測、更に選挙対策としての景気対策期待やGPIF、
日銀の日経平均買いで円安の流れが続いています。
 
本日、外遊から帰国する安倍首相は明日にでも消費税増税延期を発表し
解散に言及と思われます。
 
政局に絡んだ円安は先週の円安で相当に織り込んでいると思われますが、
押し目を買えば利が乗るという動きで買い方は回転も利いてますので流れには逆らえません。
 
少し上げのペースが速すぎ円安の弊害も相当あり円安牽制発言も出て、
今週は下げる場面は有ると思いますが、明日の安倍首相の会見までは押し目が有れば
買い有利かもしれないです。
 
ただ、本日発表の国内GDPがマイナス成長と予想外に悪くドル円で117円越えまで上昇しました。
その後は大きく売られてますので目先はGDPの高値を越えられるかがポイントになりそうですね。
 
海外で日本のGDPをどのように見るかも注目です。
 
本日はNYではNY連銀製造業景気指数、米鉱工業生産が有り、東京も海外も動きそうです。
 
株価動向や政局に絡んだ要人発言に注意し頑張りましょう。

2014/11/14

しーさん

解散総選挙と欧米指標

昨日はETF購入もあり株価が堅調に推移したことで、ドル円も底堅くじわじわと上昇。
一旦調整があるかも知れないと考えていましたが、その思惑は外れたので
再びドル円は上目線に切り替えています。

急速に解散ムードが高まってきた永田町ですが、解散総選挙により消費税増税が見送り
となると、株価には良い影響を与えるとのことで、為替的にも追い風となりそうです。
そうなると120円が現実的になってくるかも知れません。
はたして年内到達はあるのでしょうか。いや、それはないかな・・・。

さて、本日は欧米の経済指標が多数発表されます。

15:30 仏・Q3GDP速報値
16:00 独・Q3GDP速報値
18:00 伊・Q3GDP速報値
19:00 欧・Q3GDP速報値
16:00 欧・10月CPI
22:30 米・10月小売売上高
23:55 米・ミシガン大学消費者信頼感指数

イタリアはすでにリセッション入りしていますが、ドイツやフランスも危うい数値がでてきそうです。
当然ながら欧州全体でも成長率は芳しくなく、活気がない状況が見て取れます。
また欧州の物価指数(CPI)も予想値は+0.0%となっており、デフレ突入待ったなし
といった状況です。ドラギ総裁は引き続き頭を悩ましているのだと推測しますが、
我々としてはユーロは売れば良しと思っておけばよさそうです。

NYタイムの米指標はドル一強に一石を投じる、というほど大袈裟ではないでしょうが、
このままドル買いで良いのか、多少のガス抜きが必要なのか、1つの材料となりそうです。
基本的にはドル買い方向で問題ないと思いますが、一時的なショートカバーの動きには
注意しておきたいと思います。

本邦タイムでは政局の行方がどうなるか、それによる株価の動向がどうなるか
の点について各種報道による情報をキャッチしておく必要があるでしょう。

ドル円は多少の上下はあると思いますが、大局的には上方向は
変わらないでしょうから、押したら買っていきたいと思います。

2014/11/13

ZEROさん

ドル円落ち着く。消費増税判断が目先材料か

11日の為替市場では、衆院解散+増税延期観測報道を受けリスクオン。

ドル円は116円台に上昇する場面もありました。

その後は実際に増税決定か延期かの結果待ちとなり115円台を中心に落ち着きつつあります。
他では19:30BOE四半期インフレレポートで「今後6か月で1%を下回って推移」を受け
ポンド売りとなりました。

今日・明日は来週17日に日第3四半期GDP一次速報の発表を控えていることから
様子見姿勢も強まりそうです。

まずは増税決定か延期かの結果待ち、直近では延期=リスクオン、増税=リスク回避に
変わってきています。

投資戦略は様子見、消費増税の判断を待ちます。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2014/11/12

とあるエンジニアKさん

急上昇からの着地点を探す相場

消費税。日本に住むほとんどの人が気にする税金で、給料から天引きされる住民税等と違って
ダイレクトに財布の中から消えていくことから、その増税となれば誰もが気になるところ。

報道によれば来週発表される国内総生産速報値が重要なカギを握り、
それ次第で来年10月の消費税率10%が決定されると言われています。

増税することも大変なのですが、今回のタイミングで増税しないと厳しい日本の財政状況を
悲観しての国債の金利が上昇、巡り巡って我々の生活にダイレクトに影響を与えるという構図。

非常に厳しい判断をしなくてはいけないところですが、
将来を見据えた責任ある決断をしてもらいたいものです。

【本日の指標】

本日は英国発の指標がちらほら見られます。
失業率、物価報告等がありますが、いずれにせよ相場に影響を与えるものではないでしょう。

【本日の戦略】

天井を迎えてジリ貧となって徐々に切り下がるクロス円。
これを想定してのドル円売りを展開しておりましたが、昨日の日経平均上昇を
好感してクロス円は上昇して116円台に。

原因は日本の先行きを好感しての海外からの短期マネー流入にあるとのこと。
目論見が外れた結果となりましたが、現時点では前回天井と同じ値。

ここから上昇するのであれば今回の円安の勢いは本物ですが、
今週の指標なし一週間でこれ以上の上昇はどのニュースを材料とするのかが問題。

頼るは株価の上昇ですが、どちらかといえばこちらも円安効果を期待しての上昇で、いわゆる
卵が先か、鶏が先かの状況です。昨晩のNY相場は東京相場後半の流れを引き続くとはせずに
静かな展開となり、今後のドル円状況がどのようになるかは若干不透明感が漂っておりますが、
中長期的には円安方向に進むことで間違いはなさそうです。

今の相場は先々週の日銀による追加金融緩和政策後の急上昇からの着地点を探す相場。
トレンドから再びレンジ相場に戻ろうとするタイミングで、ポジション取りが
難しい局面でもありますが、ある程度逆張りは仕方がないものとしてクロス円の
ポジションを継続したいと考えております。

ドル円売りは継続し、117円をストップとして所持し続けたいと考えています。

2014/11/11

しましまさん

ドル底堅い、今日はベテランズデーで米債券市場休場

昨日は東京時間から欧州時間にかけてドルが弱い動きとなりドル円は113.86円の安値を、
ユーロドルは1.2509ドルの高値を付けましたが、NY時間は株価の底堅い動きや
米長期金利の上昇を受けドル買いが進みドル円は114.91円まで反発、
ユーロドルは1.2419ドルの安値を付けました。

今日はベテランズデーで米債券市場は休場、主な経済指標等の発表もありませんが、
ドル高基調は継続するかを見ていきたいです。
 	
昨日のドル円は114.51円でオープンした後軟調な動きで、欧州時間は一時
114円を割り込む動きとなり114円台前半で推移、NY時間は堅調に推移し午後には
114.91円の高値を付けました。
	
今日も堅調な動きとなると115円台へ乗せ先週の高値115.59円付近へ上昇できるか見たいです。
一方、弱い動きとなると114円台中盤〜前半への下落が考えられます。
 
昨日のユーロドルは1.2471ドルでオープンし東京時間は1.2450ドル台〜
1.2480ドル台で推移、欧州時間は1.2509ドルまで上昇も1.25ドル台は維持できず、
NY時間に1.24ドル台前半へと大幅下落しました。

今日も軟調な動きとなると1.24ドル〜先週7日の安値1.2358ドル付近への下落が考えられます。

一方、反発の動きとなると1.24ドル台後半〜昨日の高値1.2509ドル付近まで
上昇できるか見たいです。
 
では、今日も頑張りましょう!

2014/11/10

為替見習さん

雇用統計を受けた各国市場オープン前後の動きに注目

先週の為替相場は、先日の日銀によるサプライズ緩和の影響が残り、
円売りとドル買いの傾向が雇用統計前までは一定の強さで見られましたが、
雇用統計では予想を下回った非農業部門雇用者数に対し、好結果だった失業率と
良し悪しがあったため発表直後に乱高下、その後調整という形で下げており、
終値ベースではドルが弱い位置に変化して引ける結果となりました。

また円を軸とした動きに関しても、先週の前半は円が弱い位置にありましたが、
後半は力関係上やや戻す動きが増えてきており、その結果ドル円、クロス円ともに、
短期トレンドはほぼフラットに近い状態になっていて、リスクも高まっていますので、
今週は安易な取引は控え、次の展開がどうなるかに意識を集中したいところです。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントはドルが強い位置から
弱い位置に変化したこと、カナダやオセアニアが強い位置をキープしていること、
円が位置を落としたこと、欧州系通貨が弱い位置をキープしていることなど。

また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは上記の力関係の影響で、
カナダ円のみ弱いながらも上向きで、その他はフラットとなっており、
攻めるにもリスクが高い状態となっていること。

そのため今日は円が弱い位置に変化していくような形となれば、
各通貨の短期トレンドも再び上向きに戻ってくることになりますので、
ロングのチャンスとなり、この場合は力関係上強い通貨を買って、
円を売るという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

逆にここから円が強い位置に変化して円買いとなれば、
各通貨の短期トレンドは悪化して下向きとなりますので、
そうなると今度は逆にショートのチャンスとなりますし、
力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが最も低リスク。

また今日は中国の消費者物価指数、生産者物価指数の発表や
APEC首脳会議を控えていますが、先週金曜の雇用統計の結果を受けて、
オセアニアからロンドンまで、各国市場オープン前後にどう動くか、
というところが重要になりますから、その点を意識しながら、
各通貨の力関係、短期トレンド変化を見たいですね。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2014/11/06

斉藤学さん

ドル買いが継続と予想

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】

【昨日の結果】
・ダウ平均          17484(+100 +0.58%)
・CME日経平均先物       17050(+105 +0.62%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1145.70(-22.00 -1.88%)
・NY原油先物11月限(WTI)   78.68(+1.49 +1.93%)

【経済指標】
★★★
22:15(米)10月ADP雇用統計(前月比)前回:+21.3万人 予想:+22.0万人 結果:+23.0万人
★★★★
24:00(米)10月ISM非製造業景況指数 前回:58.6 予想:58.0 結果:57.1

【本日の戦略】

<株高円安が継続>

昨晩のNYダウは+100ドル高、ドル円も114円台後半へ上昇しました。
その反面、金や原油が大きく下落しており、ドル高地合いが続いています。

昨晩発表された米10月ADP雇用統計は、予想+22.0万人に対し結果+23.0万人と
予想を上回っており、明日の米雇用統計へも期待が持てる結果となりました。

<豪ドルが大きく売られる>

ドル円の上昇が続いていることで、相関係数が-0.69と負相関になっている豪ドルドルの
下げ幅が大きくなっています。豪ドルドルは0.8565まで下落、豪ドル円もドル円とは
逆行する動きとなっており、ドル円の上昇が続く限りこの傾向も続くでしょう。

そんな中、本日は9時30分に豪雇用統計が発表されます。

豪10月新規雇用者数は、前回値-2.97万人に対し予想+1.00万人と雇用者数が増える予想と
なっていますが、豪新規雇用者数は予想とのかい離が大きいことが多いので、注意が必要です。

今回は、前回がマイナスだったためその反動でプラスとなりそうですが、
ドル円は豪ドルの動きと正反対になりやすいので要チェック。

<英・欧政策金利発表やドラギECB総裁の記者会見も>

その他、ユーロドルは1.2458、ポンドドルも1.5869まで下落しており、
対ドルでは欧州通貨も売られる結果となりました。

今晩は、18時30分に英9月鉱工業生産指数と製造業生産高、21時に英政策金利発表、
21時45分に欧政策金利発表と重要イベントが続きます。22時30分からはドラギECB総裁の
記者会見も行われるため、引き続きボラティリティの高い状態が続くでしょう。

【経済指標】
★★★★★
21:00 (英)英中銀MPC・政策金利発表 前回:0.50%   予想:0.50%
★★★★★
21:45 (欧)ECB・政策金利発表    前回:0.050%   予想:0.050%
★★★
22:30 (米)新規失業保険申請件数   前回:+28.7万件  予想:+28.5万件

【本日の予想レンジ】
・ドル円	114.00〜115.00	↑
・ユーロ円	142.00〜144.00	↑
・ポンド円	181.50〜185.00	↑
・豪ドル円	97.50〜98.90	↓
・ユーロドル	1.2400〜1.2550	↓
・ポンドドル	1.5800〜1.6050	↓
・ドルスイス	0.9550〜0.9720	↑

【通貨の強さ】
ドル>ユーロ・ポンド>>豪ドル

【注目通貨ペア】
・ドル円(ドル買いが継続中)

2014/11/04

為替太郎さん

日銀のサプライズ緩和の影響続く。ドル円は一時、114円台に

みなさんこんにちは。

連休明けの今日、いかがお過ごしでしょうか。
晩秋を迎え、為替市場の動きが荒くなってきました。

昨夜のニューヨークでは、先週金曜日の流れをそのまま引き継いで、ドルが一段と上昇。
ドル円は、約7年ぶりの高値となりました。先週に、FOMCが緩和の終了を決めて、
早期利上げに向けて展望を示す中で、日本銀行が予想外の追加緩和を打ち出したことが、
引き続き円売り、ドル買いの材料になっています。

また、昨日の材料としても、昨夜の10月ISM製造業総合景況指数は、市場予想を上回る
数字となりました。10月ISM製造業景気指数は59.0を記録し、前月の56.6から上昇。
低下を見込んでいた市場の事前予想を、いい意味で裏切る結果になりました。

これを受け、ドルは円に限らず各通貨に対して値を上げており、ユーロドルについても、
相変わらずのドル高相場が続いています。そもそも、ユーロドルについては、初夏から、
テクニカル的には一本調子の継続的な下落になっており、もともと中長期での下げ圧力が
強いところに、材料的な下げも重なっている状態ですので、ドル高の流れは簡単には
反転しないでしょう。

ここまでのところ、ファンダメンタルズ的に見て、年末に向けてドルが一段の上昇を
見せるのではないかとみるのが主流になりつつあります。
既に過熱感のあるレベルでドル高になっているとはいえ、上値の目途がはっきりとしない
現状では、中短期で見る限りまだドル高の流れが続くものと判断せざるを得ないでしょう。

今日のアジア時間に入った段階では、ドル高相場に多少の一服感も出てきましたが、
これで予想外の追加金融緩和がもたらした円安、ドル高相場が踊り場を迎えると見るのは
早計です。
ユーロ円を見ても、いまだに142円を維持しており、円売りの流れは強固だといえます。

個別に見ていきましょう。
ドル円に関しては、4時間足チャート、日足チャートなどの中期で分析すると、現状は
明らかに過熱状態になっています。実際、日足では、108円付近に雲があり、
価格水準だけで見れば110円を超える水準は急騰感が強まります。今の円安ドル高は
材料主導ですし、1時間足チャートでは、すでに急騰から転じて、継続的な上昇を示す
チャートになっていますので、すぐに反落するような状態ではないですが、中長期では
下値の支えがなく、不安定です。
今日の戦略としては、ごく短期の買い以外は避けたいところです。

一方、ユーロ円については、142円台で始まっています。先週からの円安の流れで、
久々の大幅上昇になっているといえます。もっとも、トレント的に見れば、ユーロ円は
ドル円ほど、明瞭な円安相場ではありません。日銀の会合までは、むしろ中期で円高気味の
雰囲気すらありました。それゆえ、チャート的にも先週末からの円安にはドル円以上に
過熱感を感じるので、あえてここで円売りでは入りたくないと思います。

ユーロドルについては、1.25を割れて、断続的に1.24台に入る展開になっています。
もっとも、こちらはチャート的には無理のない下げになっていますので、クロス円ほど、
動きに対して身構える必要はありません。当面は現状の弱含みが続くと見ます。

18:00 メルケル独首相講演
18:30 英10月PMI建設業
19:00 ユーロ圏9月生産者物価指数
22:30 米9月貿易収支
24:00 米11月IBD/TIPP景気楽観指数
24:00 米9月製造業受注指数

2014/11/03

ダメおやじさん

ドル円、噴き値売り、突っ込み買い!

こんにちは、ダメおやじです。
 
本日から11月相場ですが、先週末の流れが止まらず週明けもドル円は窓を上に空けてスタートしました。
 
尚、本日から米も冬時間となりますので、指標は何時もより1時間遅れとなります。
 
先週末は、日銀の大幅追加緩和というサプライズでドル円は10月1日の110.08円を越え、押しらしい押しを
作らず3円上げの112.47円まで上昇しました。
日銀以外にもGPIFの日経買い拡大、外債、外国株買い拡大期待で世界株高となり、NY株は史上最高値
を更新するなどリスクオンの動きでした。
 
売ってた投資家は溜まらず、終日買い戻しを出すしかなかったでしょうね。
 
本日も米ISM製造業景気指数で動きそうです。
特に欧米の株価動向や米金利動向に注意をしながらのトレードとなりそうです。
 
ドル円は週末で相当に売り方の買戻しを取っており、本日は上げばかりではなく上下に振れると見ています。
また、移動線と値段との乖離幅も大きく開いているため、目先は押し目は買われても高値買いには注意と
思っています。
 
ドル円の上値は113.50円付近と見ていますが、下値は112円割れは買われそうですね。
 
本日は目先的に噴き値売り、突っ込み買いのスタンスで臨むのが良いと思っています。
頑張りましょう。

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