兵ブロガーバックナンバー(2015年12月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2015年12月

2015/12/31

しましまさん

小動きの相場、今日も基本様子見で

昨日は商い薄い中、原油の下落を受け資源国通貨がやや弱い動きとなったものの
全体的に小動きでした。
今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

22:30:米・新規失業保険申請件数
23:45:米・12月シカゴ購買部協会景気指数

昨日のドル円は120.30円台〜120.60円台での小動きが続きました。

今日上昇すると120円台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると120.20円〜120円付近への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは1.09ドル〜1.0940ドル台での小幅な値動きでした。

今日強い動きとなると1.09ドル台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.09ドル付近への下落が考えられます。

今年も残すところ本日のみとなりました。皆様には今年も大変お世話になりました。
どうぞよいお年をお迎えください。

2015/12/30

為替見習さん

原油、株式市場に注目。年末特有の値が飛びやすい相場に注意

昨日の為替相場は、原油相場が再び上昇したこともあり、
オセアニアやカナダが力関係上強い位置に来たことに加え、
欧州系通貨が弱い位置に来る動きが見られましたね。

欧州系の弱さに関しては、英国のEU離脱に関する国民投票や
利上げ観測の後退あたりが材料視されたのかなというところですが、
原油上昇で資源国が買われた分売り対象になった印象。

また今日は東証大納会ということで日経平均の終値が注目されますし、
1万9千円の節目を超えて引けるか、ドル円は120円を維持できるか、
など、明日も一応一部市場がオープンしているものの、
今年の締めとしてどの位置で引けるかは注目したいところ。

また今日は特に重要な指標、イベントは予定されていませんが、
年末特有の値が飛びやすい相場と言えますから、その点には注意して
無理な取引は避け、相場の分析や情報把握に力を入れたいですね。

ではまず月曜から火曜の対円変動率で相場を見てみると、
AUDが0.70%、CADが0.50%、NZDが0.47%、USDが0.06%、
EURが-0.34%、GBPが-0.36%、CHFが-0.41%となっていて、
力関係は【AUD>CAD>NZD>USD>JPY>EUR>GBP>CHF】という形に。

月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【NZD>EUR>USD>CHF>JPY>GBP>AUD>CAD】でしたから
豪ドル、カナダが強い位置に変化し、NZDが強い位置を維持していること、
ユーロ、スイスが位置を落とし、ポンドが弱い位置を維持していること、
変動率が低く、膠着気味であることなどが見てとれます。

また各通貨の短期トレンドはオセアニアやカナダが弱いながらも上向き、
欧州系とドルが弱いながらも下向きとなっていて、通貨によって
リスクが低い方向が違う状況。

そのため今後は円を軸とした力関係変化が焦点で、
円が買われる展開となれば、各通貨の短期トレンドは悪化し、
明確な下向きとなるためショートのチャンス。

この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う、
という形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円が売られる展開となれば、各通貨の短期トレンドは改善し、
上向きになるものが出てきますので、その通貨はロングのチャンスとなり、
力関係上強いものを買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日もがんばりましょう!

2015/12/29

斉藤学さん

原油安の影響が響く

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
NZと豪市場が休場のなか、直近で売られていた日経平均株価は買い戻し優勢となり、
+104円高の18873円と反発して引けました。ドル円は下げ渋る動きとなって、
120円台前半での推移が続いています。

【昨日の結果】
・ダウ平均          17528.47(-23.70 -0.14%)
・CME日経平均先物      18865(+65 +0.35%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1068.30(-7.60 -0.71%)
・NY原油先物11月限(WTI)  36.81(-1.29 -3.39%)

【経済指標】
★★
08:50 (日) 11月鉱工業生産・速報 (前月比) 前回:-1.4% 予想:- 結果:-1.0%

【本日の戦略】

<年末を前に、小動き継続と予想>

昨晩、連休明けのNYダウは小幅に調整が入り、-23ドル安で引けました。
ドル円は120.50円台から120.30円台へ下落し、行って来いとなっています。

全体には、先週からクリスマス休暇で年末ムードが広がっていて、
ボラティリティの低い状態が続いています。

今年のマーケットも、今日・明日くらいでほぼ終了となっているため、
このあとも小幅な値動きが続くと予想します。

<原油安によりポンドや豪ドルが下落>

先週末まで、原油価格の反発により、株・為替とも買戻しの動きが見られていました。
しかし、昨晩はイランが制裁解除後に原油輸出を拡大させる方針を改めて示したため、
原油価格が-3%超下落して売りが再開してしまいました。これを受けポンド売りも再開、
豪ドルは小幅に下落した反面、ユーロは小幅高となっています。

特にポンドは、来年6〜7月にEU離脱の是非を問う国民投票が行われる可能性が高まっており、
上値の重い状態が続くでしょう。原油安の影響は徐々に織り込んできているものの、
各通貨とも利上げが遠のいてしまうため、しばらくはマイナス面での影響が続きそうです。

ドル円は昨日と同じ水準へ戻しており、上値の重い状態が続きそうですが、
引き続き120.00円が強いサポートラインになると予想します。

【経済指標】
★★★
24:00	(米) 12月消費者信頼感指数  前回:90.4  予想:93.8

【本日の予想レンジ】
・ドル円	        120.00〜120.80	→
・ユーロ円	131.50〜133.00	↑
・ポンド円	178.50〜179.80	↓
・豪ドル円	86.80〜87.70	↓
・ユーロドル	1.0930〜1.1000	↑
・ポンドドル	1.4800〜1.4920	↓
・ドルスイス	0.9800〜0.9950	↓

【通貨の強さ】
ユーロ>ドル>ポンド>豪ドル

【注目通貨ペア】
・ユーロ(ショートカバーが継続)

2015/12/24

為替太郎さん

ドルもユーロも勢いを欠く展開。クリスマス相場で動意薄か。

みなさん、今日はメリー・クリスマスということになるでしょうか。

いよいよ年末になり、今年も残すところあとわずか。
今日も頑張っていきましょう。

さて、昨日の為替市場ですが、このところドルに対して大幅上昇を見せていた
ユーロが、対ドルで久々の下落となりました。

これは、指標で確認されたアメリカ経済の堅調と、通貨当局の金融政策をめぐるスタンスの
格差もありますが、それ以上に、このところドルが今までの行き過ぎたドル高の反動か、
売り込まれていたので、それに対するテクニカル的な調整の色彩が強いように思います。

そもそも、今週はクリスマス前で取引が細っていますので、
小さな動きでも増幅されやすい地合いです。

調整で、ユーロは全面安になりましたが、これは後を引く値崩れの雰囲気ではありません。
むしろ、ここまでユーロ買いの流れが強まったことが昨日の調整の原因であって、むしろ
中短期の基調はドル安にあると見るべきだと感じます。

実際、一昨日の為替市場では、流れは明らかにユーロが優勢であり、
ドルは主要通貨に対して下落しました。

11月の米中古住宅販売戸数が大幅な減少になったこともネガティブな材料になり、
また先週までは利上げの実施を受けてドルが持ち上がっていたところですので、
今週からはチャート的な反落も加わり、本格的に流れが下に向かいかけた格好です。

現在のところは踏みとどまっていますが、まだ底打ちかは微妙と感じます。

根本的には、FOMCを経て、アメリカの利上げペースが市場の期待するほどには
ならなそうだということが今のドルの弱含みの原因であり、今後は追加利上げが市場の
関心の中心となることが予想されます。 

というのも、FOMCは約10年ぶりの利上げに踏み切ったわけですが、
ECBは依然緩和策の追加を打ち出しています。

しかしながら、FOMCの利上げが緩やかなものになるのではないかという
見方が市場では支配的になりつつあり、むしろ利上げをきっかけに失望感すら
感じる相場の流れも見えています。

このところの資源安は、昨夜はひと段落でしたが、相変わらず資源国通貨は弱含みです。
豪ドル、NZドル加ドルも、とりわけ対円では中期円高傾向が鮮明であり、
今の相場は非常に難しい状況にあります。

今週は、クリスマス相場で動意もはっきりしないことが予想されますので、
あえて勝負に行きたい雰囲気ではないですね、

8:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(11月18-19日開催分)
13:00 黒田日銀総裁発言
22:30 米新規失業保険申請件数

2015/12/23

ダメおやじさん

ポジション調整の円買い、ユーロ買い!

こんにちは、ダメおやじです。

クリスマスウィークで参加者が少なくなって商いも薄そうで、ポジション調整主体の円買い、
ユーロ買い、ドル売り、ポンド売りの動きとなっています。

ドル円はユーロドル安から121円を割り込んでもNY株高も有り、下げ切れず下げ幅は
小幅ですが、ポンド円はユーロに対するポンドの下げが厳しく昨日も179.03円まで
下落するなど先週から弱い動きが続いています。

ユーロドルはFixに向けてのユーロポンド買い主導で値を上げてます。

本日は東京は祭日、海外は通常取引ですが明日がクリスマスイブの半日取引、
明後日はクリスマスで海外市場は全て休場のため益々、参加者は少なくなり本日も
ポジション調整主体の動きかも知れないですね。

本日は英経常収支、GDP確報値、米耐久財受注、新築住宅販売件数が有るので
トレードするとすれば指標で動いた時に目先的に狙うしかないかもしれません。

後はFixでユーロ買いが本日も出るかですがFixでユーロドルが上げれば
売って目先的には取れる可能性は有るかも知れないです。

ドル円は上値は121.30円では売られ越えても120150円台でしょうね。
下値は120.70円では買われそうですが割りこむと120.50円と見ています。

ポンド円は戻しても179.80円、180円では売られそうです。
下値は178.50円、178.30円付近までと見ています。

ユーロドルは1.10では売られると見ています。
下値は1.09、1.0860台まででしょうね。

今週の予想通りドル円、ポンド円とも戻り売り有利とは思ってますが、
納得がいく動きにならなければ無理をせず、様子見が無難と思います。

チャンスが有れば良いですね。

2015/12/22

しーさん

株価の方向性と合わせて

昨日は株安の影響でドル円が120.85円まで下落しましたが、
その後株価の回復に合わせて121円台に戻してきました。

とはいえ全体的に小動きとなっており、クリスマス休暇を控えて
積極的なトレードをするにはチャンスが少ない状況でした。

本日の主な指標は以下の通りです。

09:05 英・12月GfK消費者信頼感
16:00 独・1月GfK消費者信頼感
22:30 米・Q3GDP(確報値)
23:00 米・10月住宅価格指数
24:00 米・11月中古住宅販売件数
24:00 米・12月リッチモンド連銀製造業指数

本日も株価主導ながらも動意薄の展開となるのではと思いますが、
唯一NYタイムの米GDPの発表ではワンチャンスがあるかも知れませんが、
あまり期待はしておかないようにします。

ドル円は短期で入るならショート狙いでもよいかもしれませんが、
120円台後半からの押し目買いを本日のメイン戦略としておきたいです。

ユーロドルは1.09台まで戻してきたものの、その後は小動きに留まっており
なかなか入りにくい展開です。戻り売りベースで見るなら1.0950付近、
押し目買いベースで見るなら1.0850付近でのエントリチャンスを待って
勝負していくのがよいのではないでしょうか。

アグレッシブにいくなら、1.0910を下抜けたところで
短期ショート勝負というのもよいでしょう。

いずれにしても株価の方向性を見ながら軟調か堅調かを判断したうえで
エントリをするのが無難だと思います。

株価も為替も動かないようであれば、
きっぱり諦めて様子見してたいと思います。

2015/12/21

ZEROさん

日銀の政策変更で大混乱

18日の東京市場は、日銀による「量的・質的金融緩和」を補完するための
諸措置の導入を受け大混乱となりました。

ETF増額3,000億円や長期国債7-10年程度を来年から7-12年程度とする事を
発表しており、内容は追加緩和であるにも関わらず、日銀内部では
補完措置との発表で黒田バズーカ第3弾ではないとの認識。

黒田総裁は2013年4月異次元緩和を実施した直後の会見で「戦力の逐次投入はしない」と
明言していただけに信認を失う結果となっています。

週末のNYダウは367ドル安と大幅続落しており、週明けの東京市場も軟調なまま
スタートしそうです。
それでも投資家はクリスマス休暇に入るため週末に向け落ち着いていきそうな1週間です。

投資戦略としては、2016年以降を見据えた長期戦略になりますが、
ドル円が上昇したところは売り続ける方針。
結局1、3、4月会合で日銀は黒田バズーカ第3弾に追い込まれると見ています。

これを受けて大幅円安になった後が、クロス円は一番の売り場と考えています。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2015/12/18

とあるエンジニアKさん

FOMC後のどちらとも取れる相場

寒さが本番。
私が住む横浜も朝晩の気温が一桁前半まで落ちるほどの寒さ本番を迎える時期となりました。
ただし乾燥した天気は景色が良く、遠くまで見渡せるのが冬のちょっとした嬉しいポイントです。

今年も残すところ2週間で毎日忙しい日々が続きますが体調をしっかりと整えて
年末年始を迎えたいものです。

【本日の指標】

年末発表にして今年最大のイベントであるFOMCの利上げをこなし、相場はいくらか
変動を見せることとなりましたが、今週は最後に日銀による政策決定会合が待っています。

既に大きなイベントを通過した後というのもあり、今更感がただよいますが、
念のため注意が必要な指標となります。

米国が利上げによって景気にブレーキをかけようとしている段階ですが、
日本の場合は物価上昇を睨みつつ、追加緩和のタイミングをいつにすべきかに
議論を集中させている場面です。

遅かれ早かれ日本も金融緩和から引き締めに入るわけですが、この温度差が
相場に対して何らかの影響、というよりねじれを起こすものと見ております。

それが円高・円安いずれかはそのうち判断がなされるものとして、
一般投資家はその流れに乗るのみです。

【本日の戦略】

前述のとおり、米国での利上げが発表されて24時間とちょっとが経過。
各国の相場が一回りしたわけですが、その反応はドル高、そして先進国においては
株価上昇という結果をもたらし、新興国では通過下落や株価の下落が目立ちました。

もちろんこれはFOMCによる金利の決定だけではなく、今まさに真っ最中である資源安の
影響も大きいもので、この流れはそう簡単に変わるものではないと見ております。

ここまでFOMC後のはっきりとした流れは予想しておりませんでしたが、その前週に
大きな下落があったことからその反転と見ると自然の流れなのかもしれません。

気になる今後の流れは上下動どちらともとれるもので、クリスマス前の
欧米勢参加者が少なくなる今の時期の取引は極力避けたいもの。

年明けぐらいまではしばし様子を見る相場です。

2015/12/17

しましまさん

FOMC後ドル上昇、NYダウ大幅続伸

昨日注目されたFOMCは予想通り2006年以来の利上げが発表され、その後相場は上下に
振れるもNYダウが大幅続伸となったこと等を受けドル買いが優勢となりました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

18:00:独・12月IFO景況感指数
18:30:英・11月小売売上高
22:30:米・新規失業保険申請件数
22:30:米・12月フィラデルフィア連銀製造業指数
24:00:米・景気先行指数

昨日のドル円は、東京時間は121円台中盤〜後半、欧州時間は121円台後半〜
122円台前半で推移、NY時間はFOMC後122.40円台まで上昇しました。

今日堅調な動きとなると122円台後半〜123円台前半へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると122円〜121円台後半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは、東京・欧州時間は1.09ドル台前半〜中盤で推移、
NY時間はFOMC後上下に大きく振れた後1.09ドル付近へ下落しました。

今日軟調な動きとなると1.08ドル台前半〜1.08ドル付近への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると1.09ドル台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。

2015/12/16

為替見習さん

FOMC政策金利・声明発表、イエレンFRB議長会見に注目

昨日の為替相場は、原油相場が下げ止まったこともあって、
NZDやカナダ、そしてドルが買い戻される形となった反面、
欧州系通貨と豪ドルが力関係上弱い位置で引ける結果となりました。

ただ終値ベースでの変動率はそれほど高く無いですし、
FOMCを前に調整も入ったような印象を受けますので、
今日のFOMC政策金利・声明発表やイエレンFRB議長会見で、
これまでの流れが変化するかどうかに注目したいところ。

特に今回は利上げが確実視されているという見方が強いですが、
そのあたりは既に織り込まれている印象を受けますし、
来年にかけての利上げペースがどうなるかが焦点。

そのためFOMC前後では大きな動きが出る可能性も高いですから、
今日もまずは資金管理を万全にしたうえで、取引は当日決済を意識するなど、
自分で消せるリスクは徹底的に消しておきたいですね。

ではまず月曜から火曜の対円変動率で相場を見てみると、
NZDが0.65%、USDが0.52%、CADが0.45%、EURが-0.05%、
CHFが-0.06%、GBPが-0.19%、AUDが-0.20%となっていて、
力関係は【NZD>USD>CAD>JPY>EUR>CHF>GBP>AUD】という形に。

月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【NZD>AUD>JPY>EUR>USD>CAD>CHF>GBP】でしたから
北米通貨が位置を上げたことやNZDが強い位置を維持していること
円や豪ドルが位置を下げたことや欧州系通貨が弱い位置を維持していることなど
変動率は高く無いものの位置関係には一応の動きが見られます。

そのため今後は円を軸とした力関係変化が焦点で、
円が買われる展開となれば、各通貨の短期トレンドは悪化し、
明確な下向きとなるためショートのチャンス。

この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う、
という形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円が売られる展開となれば、各通貨の短期トレンドは改善し、
上向きになるものが出てきますので、その通貨はロングのチャンスとなり、
力関係上強いものを買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日もがんばりましょう!

2015/12/15

斉藤学さん

原油価格が下げ止まり、株・為替とも一時的に反発と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
先週末のNYダウが-309ドル安となったことを受け、日経平均株価も-347円安の18883円と
続落して引けました。ドル円は軟調な地合いが継続、120.90円前後での推移が続いています。

【昨日の結果】
・ダウ平均          17368.50(+103.29 +0.60%)
・CME日経平均先物       18800(+120 +0.64%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1063.40(-12.30 -1.14%)
・NY原油先物11月限(WTI)   36.31(+0.69 +1.94%)

【経済指標】
★★★
08:50	(日) 日銀短観大企業製造業業況判断DI  前回:12  予想:11  結果:12

【本日の戦略】

<原油価格が反発し、株と為替も上昇>

原油価格が34ドル台まで下落し市場心理を悪化させていましたが、昨晩は+1%超上昇し
326ドル台を回復、NYダウもこれを好感し+103ドルと反発して引けました。

米国株の下げ渋りにより、一時120.35円まで下落していたドル円も、昨日始値付近の
120.90円台へ再び戻しています。米10年債利回りも2.227%へ上昇し再びドル買いの
地合いとなっており、しばらくはドル円も買戻しが続くと予想します。

<ポンド売りが目立つ>

ドル高となったことでユーロは再び売られ始めましたが、それ以上に対ユーロで
ポンドが下落したため下げ渋りました。

シャフィック英中銀副総裁が講演で、賃金の伸びがインフレの目標回帰と整合する
水準で持続すると確信できるまで、利上げへの支持は見送ると述べたことで、
ポンドドルは1.5108、ポンド円も182.13円まで下落しています。

一方、オセアニア通貨は原油の反発により上昇、堅調な推移が続いています。
ただ、原油はまだ自律反発程度の上昇に過ぎないため、今後の動向をチェックする
必要があるでしょう。

なお、明後日早朝のFOMCでは、小幅な米利上げがほぼ確実視されています。
発表直後はドル高になると思われますが、今後の米利上げペースが緩やかなものになると
予想されており、ドルはいったん天井を付ける可能性も指摘されているため注意が必要でしょう。

【経済指標】
★★★
22:30	(米) 11月消費者物価指数 (コア:前年比) 前回:+1.9%  予想:+2.0%

【本日の予想レンジ】
・ドル円        120.80〜121.50  ↑
・ユーロ円      132.00〜134.00  →
・ポンド円      182.00〜184.50  →
・豪ドル円      87.00〜88.00    ↑
・ユーロドル    1.0900〜1.1050  →
・ポンドドル    1.5050〜1.5250  ↓
・ドルスイス    0.9750〜0.9950  ↑

【通貨の強さ】
ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド

【注目通貨ペア】
・ドル(明後日のFOMCでは、利上げがほぼ確実視)

2015/12/11

為替太郎さん

やはり生じたドル高崩れ。トレンド転換か、踊り場か

みなさんこんにちは。
3日のECBを契機にして、ドル高相場の流れが転換しそうになってきました。

今週はとりわけ、従来のユーロの一方的な下落に歯止めがかかり、
ユーロドルではユーロの戻しが顕著でした。

これは、オーストリア中央銀行総裁であるECBのノボトニー理事が、
9日にECBとFRBの金融政策の方向性の違いについて市場は過剰な期待を
持ち過ぎていたとの見解を示し、ECBの緩和策が正しいものだったことを改めて
強調したことが原因になっています。

市場では、もともと3日の緩和策への失望感が広がっていたところですので、
ノボトニー発言でECBの緩和姿勢に対する不透明感がますます高まったことは、
一段のユーロ高・ドル安へのダメ押しとなりました。

これを受け、週半ばのユーロは急騰を見せ、一時は約1か月ぶり高値に到達。
ユーロドルは一時1.1台を回復することに成功しました。これを契機として、
相対的に下落したドルに対して、ポジション調整の売り波及が生じ、対円でも
大幅に円高に傾くなど、市場はドル売り一色となりました。

もともとテクニカル的な流れは、3日のECBの緩和策以降、
明らかに行き過ぎたドル高相場の是正に動いている状況でしたので、
ノボトニー発言に市場が大きく反応した形になりました。

今のところ、FRBは来週のFOMCで利上げに踏み切るというのが
既定路線になっているため、ドルの下値はある程度のところで維持されていますが、
これにサプライズがあった場合や、今後の追加利上げにネガティブな要人発言があれば、
一段のドル安があっても何ら不思議はありません。

もっとも、昨夜時点では、FOMCへの期待感もあり、ドルはユーロなどに対する
下げ幅を縮小する展開になり、今日の東京市場も基本的にはその流れを引き継いでいます。
現在のドル円は、122円付近となっており、週内の底からはかなり値を戻してきました。

昨日のアメリカの株式相場の上昇を受け、株式市場も高値推移となっていることから、
リスクオフの円買いも弱まってきています。
ここからFOMCまでは、手控え感が広がりそうです。

16:00 ドイツ11月消費者物価指数
16:00 ドイツ11月生産者物価指数
16:45 フランス 10月 経常収支
22:30 米11月小売売上高
22:30 米11月生産者物価指数
24:00 米12月ミシガン大消費者信頼感指数
24:00 米10月企業在庫

2015/12/10

ダメおやじさん

ドル円は戻り売り有利の動きに変化か!

こんにちは、ダメおやじです。

今週に入り原油価格の下落が市場に不安心理を与え、株安も続いたことでリスク回避の
円キャリー、ユーロキャリーの巻き戻しの動きとなりました。

昨日のドル円は終日弱含みでNYで最近のレンジの下限の122.20円台を割り込むと
122円では少し抵抗しましたがストップを巻き込み一気に121.07円まで下落しました。

逆にユーロドルはECB時の高値の1.0980を越える1.1042まで上昇しました。
ポンド円はポンドドルが上昇もドル円安から一時183.71円まで下落と今週に入っての
戻り売り有利の展開が継続しています。

本日は東京で実需のドル円買い、日経平均買いが出るかですが東京で大きく戻せば
海外で戻りを売られそうですね。

欧州ではBOEの金融政策が発表されますが据え置きと思っています。
注目は声明文ですが最近の原油安などからインフレ期待は相当に弱くなっており
利上げ賛成委員の人数は減っていると思われ弱材料かなと思っています。

後は世界の株価や原油価格を睨んだ動きになりそうですが米利上げ期待でドル買いが
増えているため、買い方には少し厳しい展開も予想されます。

ドル円は122.20〜123.70円のレンジを下抜けたので戻り売り有利の流れに変化と思ってます。
本日は121.80円、122円では売られ越えても122.20円と見ています。
下値は121円では買われる可能性は有りますが割りこむと120.50円と見ています。

ポンド円ですが戻りは185円までと見ています。
下値は183.70円を割りこむと183.30円、更にBOE次第では183円割れも考えられそうです。

ユーロドルですが上げても1.1090台と見ています。
下値は1.0950付近までかも知れないですね。

本日も動きそうです。頑張りましょう。

2015/12/09

しーさん

調整相場

昨日は日経平均は下落。原油も大きく下落して商品市場も低迷していました。
全般的にリスクオンとはとても言い難い状況であり、かといってリスクオフでもなく、
16日(水)のFOMCまでの調整相場といったところでしょう。

そんな中でNYタイムにはユーロドルがじわじわと上昇し、1.09000手前まで戻りました。
さすが調整相場といった感じですが、ユーロは大きく買い戻されるわけでもなく、
かといって大きく売り込まれるわけでもなく、方向感のない状態となっています。

本日もこれといった大きな指標イベントはないため、昨日と同様の相場展開に
なるのではないかと考えます。

本日の主な指標は以下の通りです。

08:50 日・10月機械受注
09:30 豪・10月住宅ローン貸出
10:30 中・11月消費者物価指数
10:30 中・11月生産者物価指数
15:45 スイス・11月失業率
16:00 独・10月貿易収支
24:00 米・10月卸売在庫
29:00 新・RBNZ政策金利発表

主な指標として取り上げたものの、これといって注目すべき指標は本日中にはなく、
個人的には明日の早朝に発表されるRBNZ政策金利を気にしています。

今回は0.25%の利下げが予想されており、利下げされると年4回もの利下げとなります。
そしてこの利下げを持って、緩和政策を据え置くこととなり、利下げサイクルの終わり
となると、キウイ売り目線が買い目線に変化してくることになります。

これまでECBの追加緩和期待によりユーロが売られていましたが、実際には
ドラギ総裁からでてきた金融政策は市場の期待には達しないものでした。

しかし見方を変えれば、ドラギ総裁は市場の期待によって行動するのではなく、
自分の役割に応じた仕事をしたともとれ、市場期待に踊らされることなく自分の
判断基準によって行動したことになります。

それにより一時的にユーロの買い戻しが発生したとしても、今後のユーロ安目線が
変わらないのであれば、利下げサイクルが終了したオセアニア通貨でユーロの
キャリートレードが活性化する可能性は少なくないと考えます。

ユーロが売り目線継続という前提条件はありますが、RBNZの利下げ打ち止めに
よってオセアニア通貨に注目が集まり、ユーロ売りオセアニア通貨買いの構図が
できあがるかも知れませんので、EUR/NZDやEUR/AUDのショートを視野にいれて
チャンスを探したいところです。

私も含め、普段慣れていない通貨でいきなりの大勝負はリスクが高いため、
まずは少なめの建玉からでもエントリしてみると面白いかも知れません。

主要通貨としては、ドル円の押し目買いを狙うのが無難かと思います。
昨日は日経平均株価安によるドル円下落がありましたが、今週はメジャーSQもあり、
日経平均が暴落する状況にはなりにくいでしょう。その意味でもドル円の底堅さは
既定路線であるため、122円台は押し目狙いのチャンスと言えるでしょう。

時間帯によって買える水準は異なるかも知れませんが、各自のトレードできる
時間帯に合わせて、押し目買いのチャンスを探していくと良いのではないでしょうか。

2015/12/08

ZEROさん

ドル高が原油安の要因か

昨日は4日OPEC減産見送りを受けWTI原油が37.65ドルへ急落、豪ドルや
カナダドルなど資源国通貨が軟調でした。米ドルは小幅続伸しています。

原油価格を取り巻く需給環境の悪さは以前から変わっておらず、
今後も原油は下落を続けるように見えますが、ドル高が終われば
商品価格は全般的に上昇へ転じると見ておくべきです。

米ドル相場は、3日ECBが中途半端な追加緩和となり後の
緩和余地を残した格好になりました。

日銀も来春に追加緩和をする余地があり、引き続き日米欧金融政策スタンスが
為替市場の方向を決めそうです。

来週FOMCで利上げ開始が確実視されていますが、利上げ後どこまで
ドルが上昇しピークアウトするかを見極めることになりそうです。

来春あたり長く続いたドル高やユーロ安トレンドが変わってくるかもしれません。

本日は目立った材料はなく海外勢も徐々にクリスマス休暇に入って
来ることからトレードは様子を見ます。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2015/12/07

とあるエンジニアKさん

今年も残すところあと1ヶ月

12月の雇用統計も終わり、いよいよ今年も残すところあと1ヶ月を切りました。
別れの挨拶が「来年もまたよろしくお願いします。」と言われるあたりが
師走感を感じます。

仕事でも欧州人を相手にしているのですが、クリスマス直前とあって
かなり動きが悪く、どうやって彼らを動かそうか日々奮闘しているのですが、
結局のところは文化的な違いで片付けられてしまう様子。

我々が正月働くに働けないのと同様ですね。仕事もプライベートも忙しさ満点の
12月ですが、なんとか気合を入れて乗り切りたいと思います。

【本日の指標】

 本日の指標はほぼゼロ。特に指標によって動く相場とはならないでしょう。
一方で気になるのは日曜日に言及された日本の第3四半期のGDP伸びがマイナスの
値から0%への改善。意外とこういったニュースでも動くことがあるので、
東京相場へのポジティブ要因の一つになるのではと考えています。

【本日の戦略】

週の戦略でも述べましたが、今日は雇用統計の結果を受けて東京市場が
どう動くがポイントとなります。雇用統計の結果はポジティブ・サプライズとなり、
2015年中の利上げに大きく前進することとなりました。 来週にはFOMCでFRBによる最終判断が下されるわけですが、ここまで来ると 間違いないというのが各種の報道です。 金曜日のNY相場では為替相場はさほど動いていない印象を受けましたが、 株式相場は大幅続伸。この2日前に発生した欧州発景気不透明による下落からの反動も あったものの、長期的に見るならば金利上昇は株価下落に傾くもので、この反応は意外。 本日もまずは株価上昇、それに伴う円安に傾くというのがポイントと見ております。

2015/12/04

しましまさん

ECB政策金利発表後ユーロ急騰、今日は米雇用統計に注目

昨日はECBの追加緩和策が市場の期待より小規模だったことを受け、
ユーロの買戻しが進みました。

ユーロは対米ドルで1.0980ドル、対円で134.49円の高値を付けるなど急騰、
一方米ドルは全体的に弱い動きとなりました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

22:30:米・11月非農業部門雇用者数/11月失業率
22:30:米・10月貿易収支
22:30:加・11月就業者数/11月失業率

注目の米雇用統計は、11月非農業部門雇用者数が+20.0万人、
11月失業率が5.0%の市場予想です。

前回は、10月非農業部門雇用者数が市場予想+18.5万人に対し結果+27.1万人、
10月失業率が市場予想5.1%に対し結果5.0%といずれも予想より強い結果と
なりましたが、今回も非農業部門雇用者数が予想以上の結果となれるか注目されます。

昨日のドル円は東京・欧州時間は123円台前半で底堅く推移も、
NY時間大幅下落し終盤122.29円の安値を付けました。

今日強い動きとなると123円付近、まだ強い動きとなると123円台中盤へと
上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると122円台前半で止まることができるか、
下抜けると121円台後半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京・欧州時間は上値重く1.05ドル台中盤まで下落しましたが、
ECB政策金利発表後1.0970ドル台まで急騰しました。
今日堅調に推移すると1.09ドル台後半〜1.10ドル付近、まだ上へ行くと
1.10ドル台中盤まで上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると1.09ドル付近で止まることができるか、
下抜けると1.08ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2015/12/03

為替見習さん

ECB理事会、ドラギ総裁会見、イエレンFRB議長講演に注目

昨日の為替相場は、建設業PMIの悪化を受けたポンド売り、
さらにユーロ圏消費者物価指数を受けたユーロ売りが加わり、
米ADP全国雇用者数の好結果を受けてドル買いが入り、
最後はイエレンFRB議長講演でドル売りが入るという形に。

終値ベースではそれほど差がつきませんでしたが、
日中はしっかりと動きが出た1日となりましたね。

また今日はECB理事会にドラギECB総裁会見が予定されていますし、
その後はイエレンFRB議長講演、そして明日には雇用統計と、
これまで以上に大きな動きが出る可能性が高いですし、
特にドル軸、ユーロ軸の動きには注目したいところ。

そのためまずは資金管理を万全にしたうえで、取引は当日決済を意識するなど、
自分で消せるリスクは徹底的に消しておきたいですね。

ではまず火曜から水曜の対円変動率で相場を見てみると、
CHFが0.97%、CADが0.40%、USDが0.27%、EURが0.08%、
AUDが0.04%、NZDが-0.23%、GBPが-0.61%となっていて、
力関係は【CHF>CAD>USD>EUR>AUD>JPY>NZD>GBP】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【AUD>NZD>EUR>CHF>JPY>GBP>USD>CAD】でしたから
スイス、ドル、カナダが強い位置に変化したこと、
オセアニアが弱い位置に変化したことなどが見てとれます。

続いて今日11時時点の各通貨トレンドをおさらいすると
ポンドのみ下向きで、その他は上向きという状態となっていて、
通貨によってリスクが低い方向が違います。

そのため今後は円を軸とした力関係変化が焦点で、
円が売られる展開となれば、各通貨の短期トレンドは回復し、
明確な上向きとなるためロングのチャンス。

この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る、
という形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円が買われる展開となれば、各通貨の短期トレンドは悪化し、
下向きになるものが出てきますので、その通貨はショートのチャンスとなり、
力関係上弱いものを売って円を買う形で攻めるのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日もがんばりましょう!

2015/12/02

斉藤学さん

ややドル安、ドルストレートのショートカバー継続と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
朝方、ドル円が123円台を回復していたことから、日経平均株価は+264円高の
20012円で引けました。その後のドル円は、123円前後でのレンジ相場が続いています。

【昨日の結果】
・ダウ平均         17888.35(+168.43 +0.95%)
・CME日経平均先物      19995(+205 +1.04%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1063.50(-1.80 -0.17%)
・NY原油先物11月限(WTI)  41.85(+0.20 +0.48%)

【経済指標】
★★★★
24:00	(米) 11月ISM製造業景況指数  前回:50.1 予想:50.5 結果:48.6

【本日の戦略】

<株高だが、ドル売りが強まる>

昨晩のNYダウは+168ドル高と続伸、堅調な推移が続きました。
しかし、ドル円は24時に発表された米11月ISM製造業景況指数が予想50.5に対し
結果48.6と予想を下回ってしまったことで、122円台後半へ下落してしまいました。
米11月ISM製造業景況指数の内容は、雇用以外の数値が弱く受注や生産も前回値を 下回ったことから、米10年債利回りは2.152%へ低下しドル安となっています。 今晩22時15分に発表される米11月ADP全国雇用者数は、前回+18.2万人に対し 予想+19.0万人と前回値を上回る予想になっているため、結果が+19.0万人付近で あれば再びドルが買われることになると予想します。 <ドルストレートが上昇> ドル安となったことで、ユーロやポンド、豪ドルが対ドル中心に買い戻されました。 ユーロドルは1.0637、ポンドドルは1.5126、豪ドルドルも0.7336まで反発しています。 ユーロに関しては、明日のECB理事会を控えマクロ系やモデル系など ファンド勢からのショートカバーが活発に出ました。 ユーロの売り越しが今年5月以来の高水準となっているため、 しばらくはショートカバーが継続しそうです。 豪ドルは+100pips上昇しましたが、本日9時30分に豪7-9月期GDPが発表、 予想が前回値を上回っており注目です。 【経済指標】 ★★★ 22:15 (米) 11月ADP全国雇用者数 前回:+18.2万人 予想:+19.0万人 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 122.50〜123.20 → ・ユーロ円 128.80〜131.50 ↑ ・ポンド円 184.50〜186.00 → ・豪ドル円 98.50〜90.50 ↑ ・ユーロドル 1.0580〜1.0660 ↑ ・ポンドドル 1.5000〜1.5150 ↑ ・ドルスイス 1.0200〜1.0300 ↓ 【通貨の強さ】 豪ドル>ユーロ>ポンド>ドル 【注目通貨ペア】 ・ユーロ(ショートカバーが継続)

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