兵ブロガーバックナンバー(2016年02月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2016年02月

2016/02/29

為替太郎さん

堅調な指標を受けて堅調も、持続性には疑問符

先週の金曜のニューヨーク市場では、アメリカ第4四半期GDP改定値が、前期比で
1%増となり、速報の0.7%から上方修正されたことをはじめとして、市場の事前予想を
上回る経済指標が続いたことにより、ドルが久々の本格上昇となりました。

ドル指数にして2カ月来の大幅高となるなど、年明けからのリスクオフの流れに
一端のストップがかかる格好になっています。

ドル円も、114円付近まで上昇し、ユーロドルでは1.1を割り込むなど、
金曜日はドルの強さが目立ちました。

昨年から燻る中国の株安に加え、資源安の進行でアメリカ経済の先行きへの懸念、
ひいては年内の追加利上げについて不安視する声が広がっていましたが、
指標が強かったことで、ひとまず懸念が緩和された格好です。

さらに、27日閉幕したG20財務相・中央銀行総裁会議で、昨今の混乱する市場を踏まえ、
市場の安定化に向けてすべての政策を総合的に用いるとの共同声明が採択されました。

各国が金融市場の安定化に向けて対応にあたる姿勢を示したことがポジティブに受け取られ、
週明けの東京市場も堅調な始まりになっています。

もっとも、これが欧米市場でも引き続き相場を支えるほどの材料かといえば、
微妙なところでしょう。東京市場も伸び悩んでいます。

なにより、昨年来の中国経済の減速や資源安が根本的に環境として横たわっており、
リスクオフ地合い、すなわち株安円高の流れが容易に反転するような地合いではありません。

日銀の先月のマイナス金利導入も、効果は限定的で、年明けからの円高幅、
株価の下落幅ともに非常に大きなものであることは変わりません。

今日も、ひとまずG20の市場安定化へ向けた合意を受け、株高で進んでいますが、
円はむしろ高くなっており、問題解消に向かうと考えるのは甘いでしょう。

ドル円も113円近くまで下げてきており、長期的にトレンドが円安に転換するような
様子はありません。ひとまずは金曜日の雇用統計に向けて慎重に様子を伺うのが
現段階ではベストの戦略であるように思います。

16:00 独1月小売売上高指数
18:30 英1月消費者信用残高
18:30 英1月 マネーサプライM4 
19:00 ユーロ圏ECB月報
19:00 ユーロ圏 2月消費者物価指数
22:30 加10-12月期経常収支
23:45 米2月シカゴ購買部協会景気指数
24:00 米1月中古住宅販売保留指数

2016/02/26

ダメおやじさん

本日も株価、原油価格動向次第の動き!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日も上下に振れましたが米耐久財受注が予想外に良かったことや株高、
原油高から円が全面安となりドル円は113.01円、英のEU離脱懸念で
連日下げていたポンド円も157.90円まで上昇しました。

本日も円売りの動きが続くかは株価、原油価格の動向次第と思われます。
リスク回避で円が大きく買われてましたので円売りのポジション調整が出る
可能性は強そうですが大きな流れは円高の動きに変化はないと思っています。

株、原油以外の本日の材料は米GDP改定値、ミシガンの確報が有りますが、
特に注意は本日から開催されるG20関連のニュースや要人発言でしょうね。

ドル円は上値は113.20円、113.40円と見ています。
下値は112.50円では買われそうで割り込んでも112.20円と見ています。

ポンド円は158.20円、158.70円では売られそうです。
下値は156.70円、156.20円でしょうね。

ユーロドルは今週は値動きは少なくなっています。
本日は上値は1.1050、下値は1.0960でしょうね。

週末、頑張りましょう。

2016/02/25

しーさん

ポンド安継続

毎年この季節になると花粉症に悩まされるわけですが、通勤中のマスクと
メガネとの関係にもどかしさを感じています。
マスクでしっかり鼻をガードすると、メガネが曇ってしまいますし、
メガネをしないと目がとんでもないことになります。
曇り止めを塗っても効果はなく、他の方はどのように曇らないような
対策をしているのか興味津々です。

さて、昨日はNYタイムの米指標が悪くドル安が進行。
ドル円は110円付近まで下落しました。ドル以上に売られているのがポンド。

ポンドドルは1.4000割れの水準まで下落し、EU離脱懸念が色濃く現れています。
2014年のポンドドルの上下の値幅を2500pipsとすると1.3400程度まで下落する
可能性がでてくるため、まだまだポンドは下落余地がありそうなので、
ショーターの出番はもう少しあるのかも知れません。

本日の指標イベントは以下のものがあります。

16:00 独3月GfK消費者信頼感
18:30 英10-12月期GDP(改定値)
18:30 南ア1月生産者物価指数(前年比)
19:00 ユーロ圏1月消費者物価指数(HICP)(確報値)
22:30 米1月耐久財受注
22:30 米新規失業保険申請件数 
23:00 米12月住宅価格指数

ポンド関連としては、欧州タイムに英GDP(確報値)の発表があります。
英国内の経済状況は原油安を除けば順調なはずですが、今のテーマはEUを離脱するか
どうかにかかっているため、あまり指標結果がどうこうという影響は少なそうです。

逆にいえば、指標がどうであれテーマが払拭されそうになければ流れが継続するという
ことになるため、今しばらくポンド安は継続するのではないかと考えます。

ドル関連ではNYタイムに耐久財受注の指標があります。
ドルはNYダウなどの株価連動を見ておき、株価の行方に合わせてトレードすれば
まず負けないという状況だと思います。

ドル円的には上値が重く、下値を切り下げているため、戻り売りがやりやすい
相場ですので、本日も戻りがあればきっちり売っていきたいと思います。

2016/02/24

ZEROさん

欧州通貨軟調、ユーロ円は異次元緩和以来安値

今週は英国のEU離脱懸念を材料にポンドが全面安となっています。

リスク回避や積み上がったユーロショートポジションの巻き戻しにより
底堅かったユーロも崩れています。

英国のEU離脱が英国にもEUにも打撃と見られており、ポンドとユーロが
下げ円とドルが買われる展開。

ポンドは今後も6/23国民投票へ向け、離脱懸念が高まれば売り、
残留期待が高まれば買いで反応しそうです。
世論調査や要人発言で動きそうです。

国民投票で残留となれば英国経済が相対的に弱いとも思えず、
ポンドも買い戻しに入りそうです。

ドル円は112円割れでは、実需か年金か底堅さを見せています。
方向感も値幅も無くなってきており参加しずらい相場です。

投資戦略としては中期的に4/28日銀会合を目標に2〜3月に110円割れという
場面があれば少しづつ買っていきます。

クロス円は戻れば売りたいですし、下げ過ぎたらドル円で買いたいと考えています。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/02/23

とあるエンジニアKさん

英国ユーロ離脱報道によるポンド動乱の行方

2月も残すところあと一週間。
寒さはまだまだ続くものの、日が沈むタイミングが少しづつ伸び、春一番、
というより春の嵐でしたが突然暖かい日も来るなどし、春が近づくのを感じます。

今年はニュースで報道されている通り暖冬傾向でした。横浜はつい今日まで地面が
凍るのを見ることなく、このまま冬を終えてしまいそうな気がします。

寒さが苦手な自分にとっては嬉しい事なのですが、一方で暖冬による原油使用量低下が
今の原油供給過多に拍車がかかってしまうのではと余計な心配をしてしまう毎日です。

【本日の指標】

本日は米国発の指標が多数。
住宅価格指数、消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数等々、
小粒な指標がちらほら。すべてがNY時間の午前中に予定されております。
特に相場動向に影響を与える指標ではないでしょう。

【本日の戦略】

週の戦略でも述べましたが、英国のEU離脱を巡る議論が白熱し始めました。
以前からEU離脱は取り沙汰されていたことは間違いないのですが、その国民投票が
具体的に6月実施となるまでは相場に影響を与えるようなニュースではありませんでした。

先週金曜日のEUサミットとその後の騒動において公然となってからは、英国内での
各層著名人の発言が活発化しているようで、その一言が相場を動かしています。

昨日大きく相場を動かすことになったのがロンドン五輪以来有名人のロンドン市長である
ジョンソン氏発言。彼がEU離脱派である旨を述べ、その結果がポンドの全面的な下落。

ポンド円は2円近く、ポンドルで150PIPS近く下げるなどその影響力の大きさが目立ちました。
ポンド円の160円台割り込みは前回安値を大きく割り込む形で、実に2013年11月以来。

ポンド円に引っ張られるようにしてユーロ円も下落中。欧州全体に影響を与える
ニュースだけに、ポンドだけではなく、ユーロにも影響を与えました。

クロス円は二番底でなんとかサポートされるチャート概形を想像していたものの、
まだまだ予断の許さない状況か。

こういった国民投票のニュースで思い出すのがギリシャでの国民投票。
結局国民の回答は1:2の割合で国際債券団による金融支援受け入れを拒否する
形で終わりましたが、ユーロ離脱も示唆しているだけあって大変な混乱を選挙前に
発生させていました。

今回はインパクトとしてはそれ以上で、歴史もあり、発言権も強い英国のユーロ離脱が
現実的なものになるとそれだけEU自体に与える影響というのは計り知れません。

改革案などのなんらかの形で英国を慰留させようと努力するEU側と、
国民感情でどう動くかがわからない英国との駆け引き。

相場を大きく巻き込んでの動乱相場の始まりと考えています。
ポンド取引はしばらく控えた方が懸命なのかもしれません。

2016/02/22

しましまさん

円買い基調継続、ドル円は112円台へ下落

先週19日は、原油先物や株価の下落を受けリスク回避の円買いが優勢となり、
ドル円は1週間ぶりに113円を割り込み112.31円の安値を付けました。

ドルは円以外の通貨に対しても弱い動きでした。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

17:30:独・2月製造業PMI・速報値
17:30:独・2月サービス業PMI・速報値
18:00:欧州・2月製造業PMI・速報値
18:00:欧州・2月サービス業PMI・速報値

先週19日のドル円は、東京・欧州時間は112円台後半〜113円台前半で推移、
NY時間は午後112.30円付近まで下落する軟調な動きで112.57円で引けました。
今日も軟調な動きとなると112円台前半〜111円台後半への下落が考えられます。

一方、反発の動きとなると113円〜113円台前半へ上昇できるか見たいです。

先週19日のユーロドルは東京時間1.11ドル台前半で推移、欧州時間はやや軟調で
1.10ドル台後半へ下落、NY時間は1.1130ドル台まで反発し1.1130ドルで引けました。
今日堅調な動きとなると1.11ドル台後半〜1.12ドル付近へ上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると1.10ドル台後半〜中盤への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/02/19

為替見習さん

原油、株式市場動向と英小売売上高、米・加消費者物価指数に注目

昨日の為替相場は、NY市場から全体的に円買いの動きが強まり
再び「リスク回避型」に近い状態となって引けましたね。

原油に戻り売りが入ったことがキッカケとなった格好ですが
昨年12月からの大きな円高の流れは現在も続いたままで、
そこから時折戻しが入っても再下落という流れが続いていますし、
ユーロ円は2015年4月や2013年6月の安値水準を割り込んで
テクニカル的にも面白い状況になっています。

そのため今後も円安に戻したとしても、再下落の可能性を考えて
ショートで攻められるようにしておくとチャンスが広がりそうですね。

また今日は週末ということもあり調整が入る可能性もあるなかで
英小売売上高や米・加消費者物価指数の発表が予定されていますし、
各国の株式市場動向や原油動向で大きく動く可能性も十分。

そのため今日もまずは資金管理を万全にすることを大前提に、
取引は当日決済を心がけるなど、自分で消せるリスクは消したうえで
リスクが下がれば積極的に攻めたいところです。

ではまず水曜から木曜の対円変動率で相場を見てみると、
GBPが-0.39%、NZDが-0.57%、USDが-0.70%、CHFが-0.73%、
EURが-0.88%、AUDが-1.09%、CADが-1.11%となっていて、
力関係は【JPY>GBP>NZD>USD>CHF>EUR>AUD>CAD】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【CAD>AUD>NZD>USD>JPY>GBP>EUR>CHF】でしたから
強い位置にあった豪ドル、カナダが弱い位置に変化したことや、
弱い位置にあった円、ポンドが強い位置に変化したこと、
NZDが強めの位置を維持し、ユーロ、スイスが弱めの位置を維持、
といったところが見てとれます。

続いて金曜10時時点の各通貨トレンドをおさらいすると
各通貨とも昨日の動きを受けて下向きとなっていますので、
今後も円買いに戻ればショートのチャンスとなる状況。

そのため今後は円を軸とした力関係変化がポイントとなり、
円が買われる展開となれば、各通貨の短期トレンドは悪化し、
明確な下向きのものが出てくるためショートのチャンス。

この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う、
という形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円が売られる展開となれば、各通貨の短期トレンドは改善し、
明確な上向きになるものが出てきますので、ロングのチャンスに変わり、
この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/02/18

斉藤学さん

株高により円安と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
NYダウは+222ドル高となったものの、日経平均株価は昼ごろから売りに押され、
-218円安の15836円と反落して引けました。株安によりドル円も一時113.38円まで
下押ししましたが、その後は欧米株の上昇により114円台を回復しています。

【昨日の結果】
・ダウ平均          16453.83(257.42 +1.59%)
・CME日経平均先物       16045(+115 +0.72%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1211.40(+3.20 +0.26%)
・NY原油先物11月限(WTI)   30.66(+1.62 +5.58%)

【経済指標】
★★★
22:30 (米) 1月生産者物価指数(コア:前年比)前回:+0.3% 予想:+0.4% 結果:+0.6%

【本日の戦略】

<NYダウは続伸、ドル円は114円付近で推移>

昨日は、欧州株が軒並み+2%超上昇したことで、NYダウも+257ドル高と続伸しました。
しかし、早朝に公表されたFOMC議事録に、「多くのメンバーが下振れリスクが
高まったと認識」とあったことで、ドル円は113.80円付近へ下落しています。

一方、「見通しへの評価を大きく変えるのは時期尚早、安定が崩れたという
十分な根拠はない」と追加利上げの方針を維持する内容もあったため、
米10年債利回りは1.812%へ上昇しました。

ドル円は113円台へ下落してしまったものの、株高や米利回りの上昇により
底堅い推移になると予想します。

<原油高によりオセアニア通貨が買われる>

原油価格への注目が続いていますが、イランのザンギャネ石油相が「ドーハ協議の
原油生産量維持の提案を支持」と発言、最大の障害だったイランが減産の可能性に
つながる態度を示したことで、原油価格は+5%超上昇し30ドル台を回復しました。

イランは、アメリカによる経済制裁が解除されたばかりなので、
当面は原油の輸出量を増やしていくのではないかと見られていましたが、
今回の発言は原油価格にとってプラス材料となっています。

原油高を受けオセアニア通貨も上昇、午前中に発表された豪1月雇用統計は
やや弱い数値となってしまいましたが、中国CPI・PPIは予想値付近であったため、
比較的堅調な推移が続くと予想します。

【経済指標】
★★★
22:30	(米) 新規失業保険申請件数  前回:26.9万件 予想:27.5万件

【通貨の強さ】
ドル>豪ドル>ポンド>ユーロ

【注目通貨ペア】
・ドル(株高により円売り優勢)

2016/02/16

為替太郎さん

昨日の日経は1000円超の大幅上昇。過度のリスクオフへの自律反発。

みなさんこんにちは。
このところ、値動きが激しい相場が続いていますね。
十分に注意して取引に臨みたいところです。

さて、昨日の日経平均は、大幅に反発しました。先週の末の欧米市場で、
アメリカの消費統計が堅調に加えて、ドイツ銀行が無担保優先債の買戻し
計画を発表したことで、金融株を中心に上昇する動きが見られました。
これに伴い、円も一気に円安方向にシフトしています。

週明けの昨日の東京も、この反発のリスクオンが波及し、大幅な株高、円安に。
15年10-12月期GDPは2期ぶりのマイナスになるなど、市場の事前予測も下回る
数字でしたが、市場の反応は冷静でした。

日経平均の終値では、昨日は実に1000円超の上昇を記録しています。
さらに、流れを引き継いで今日の株式市場も、日経平均は続伸の流れになっており、
このところの行き過ぎた安値から順調に戻してきました。

先週は、資源安、株安、欧州の信用不安等を材料に、先行き不透明感が強まり、
市場全体でリスクオフが進行、11日には110円台を付ける場面もありました。

しかしながら、週明けは、円が主要通貨に対して全面安となり、
ドル円は今日時点で、114円台後半まで戻すことに成功しています。

このところの世界的なリスクオフの高まりを背景として、主要通貨に対して、
かなりの水準まで円高が進んでいましたので、まだ円安に振れたというよりは、
行き過ぎた円高に自律的な反落が生じた程度ととらえるべきでしょう。

昨夜はアメリカが休場だったこともあり、本格的なトレンドを伴っての
リスクオンとは考えにくいです。年明け以来の、世界的な投資家の警戒感が
後退したとみることができる状況ではありません。

とはいえ、ひとまず114円台とドル円の水準も上昇してきましたし、
今日時点では基本的に、昨日の流れを引き継ぎ、クロス円は安定した動きになる
可能性が高いと思います。
今日の戦略としては、ひとまず無理をせずに流れの先行きを見極めましょう。

18:30 英1月消費者物価指数
18:30 英1月小売物価指数
18:30 英1月生産者物価指数
19:00 独2月ZEW景気期待指数
19:00 ユーロ圏2月ZEW景気期待指数
22:30 米2月NY連銀製造業景況指数22:30 加12月製造業出荷
24:00 米2月NAHB住宅市場指数
30:00 米12月対米証券投資

2016/02/15

ダメおやじさん

ドル円は目先はショートカバー主導の動き!

こんにちは、ダメおやじです。

ドル円が11日の安値の110.96円からジリジリと戻していますね。

先週始めの117円から株安、原油、米金利安から値を下げ市場では
110円割れとの声が大勢を占め節目の115円を割りこむと売りが加速し
11日の下げで相当な投げ売りが出たと思っています。

特に11日の17時からの1時間で2円近くの強烈の下げで買ってる方は
我慢の限界ではなかったでしょうか。

その後は国内は介入観測や日銀の追加緩和観測などで下げ渋り、
NYでは米小売が良かった事で米景気に対する安心感からの株高で
週末には113円半ばまで戻しました。

私は111円台で売られ過ぎで反発有りと買いましたが、大きな要因は
今回の下げを演出した原油が陰の局に来たと思ったからで、
日本の金融政策に期待した訳では有りません。

日本の当局は小手先で株高や円安にしようと思わず自然にしておいて欲しいです。

戻り売り圧力は強いと思いますが目先は111.50円以下は用なしと見て
押し目買いが有利とは思っています。
戻りは116.50円、117円付近ではないでしょうか。
111円前半の売りが買い戻しに出る辺りがポイントですね。

本日は東京では日経平均の動き、国慶節明けの中国動向で動きそうです。
NYが休場なので欧州序盤に値が振れた後は静かな動きになるかも知れないですね。

頑張りましょう。

2016/02/12

しーさん

決壊総崩れ

昨日はイエレンFRB議長のハト派な議会証言を受け、
東京市場が休場の中で円高が進行。
欧州タイムには一気に崩れてドル円は一時110.99円をつけるまで下落しました。

クロス円も同様に下落していますが、強烈なのはポンド円。
1日で4円以上下落する場面もあり、かつてのじゃじゃ馬通貨っぷりが復活しています。
流れに逆らうポジションを持つと一瞬で狩られてしまい、神経を使う相場では
あるものの、流れに乗ることができればこれほどおいしい相場はありません。

またNYダウが重要サポートラインまで下げています。本丸であるダウの決壊が、
世界的にさらなる株安を誘発する可能性が高いため、本日も株価の動向には
十分注意が必要です。

指標イベントとしては以下のイベントがあります。

07:30 豪・スティーブンスRBA総裁議会証言
09:30 豪・12月住宅ローン貸出
16:00 独・1月消費者物価指数(確報値)
16:00 独・10-12月期GDP(速報値)
18:00 伊・10-12月期GDP(速報値)
19:00 欧・ユーロ圏12月鉱工業生産
19:00 欧・ユーロ圏10-12月期GDP(速報値)
19:00 ギリシャ10-12月期GDP(速報値)
22:30 米・1月輸入物価指数
22:30 米・1月小売売上高
24:00 米・2月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
24:00 米・12月企業在庫

指標イベントで気になるのはドイツのGDP。
ドイツ銀行は大きすぎて潰せないと言われていますし、昨今のドイツ銀行
株下落がGDPの数字に現れるわけではありませんが、フォルクスワーゲンの
決算発表が延期され、もしかするとVWは潰れるのか?と憶測も飛び交う中、
GDPの落ち込みはメルケル首相の退任へとつながり兼ねません。

シェンゲン協定を守る考えのメルケル首相ですが、退任となると思わぬ方向に
ユーロが進み、ユーロの価値下落というシナリオもでるかも知れません。
今回のGDP発表からそこまで想定するのは飛躍しすぎですが、
予想外の落ち込みには注意したいところです。

NYタイムは小売売上高の発表があります。
FRBが利上げペースを落とすのは世界情勢も考慮した上でのことだと思いますが、
米国内として力強い経済活動が継続すれば、自ずと利上げして当然という
状況になるかも知れません。

ここまでドルが売られているため、良い数字ではドル回復の助けとなるでしょうが、
逆に悪い数字となるとドル回復へは結構な時間を要するかも知れません。

基本的には株価の行方がドル円の行方のため、株が下落すればドル円を
売るだけでそれなりに利益は出せるでしょう。

ただ、気になるのは昨夜介入の噂がでてドル円が急上昇する場面がありました。
そのことが本日の東京タイムの値動きに影響を及ぼし、売り方が
及び腰となって買い方有利となるかも知れません。

急な値動きには十分注意し、戻り売りを狙っていきたいと思います。

2016/02/11

ZEROさん

イエレン発言受けドル安の流れ継続

10日NY時間にはイエレンFRB議長が下院にて議会証言を行いました。

昨年12月に利上げ開始に踏み切ったばかりであり、自らの政策を否定するような
発言も考えにくいなか、当たり障りのない回答に終始しています。

それでも3月に2度目の利上げは難しいという雰囲気です。
利上げペースに関してはマーケットの味方が正しかったという事に今後なりそうです。

市場ではドル安が進んでおり、米利上げサイクル入りや日欧との金融政策との
方向性の違いをテーマに買ってきたドルが巻き戻しています。

ドル円は11日112円台に突入しており、株価下落も円買いを支えています。

本日は建国記念日で東京市場が休場、本邦勢(鬼)の居ぬ間に下攻めとなっています。
今晩もイエレンFRB議長の議会証言を控えていますが、昨日と変わらぬ内容と
見られています。

明日、米1月小売売上高の発表待ちです。
投資戦略はドル戻り売りとします。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/02/10

とあるエンジニアKさん

クロス円ロングはまだまだ我慢の相場

日本だと旧正月というのはさほど意識しないものですが、アジア圏にとって
正月というのは今迎えている春節。

韓国や中国を始め、休み真っ最中なのが今の時期です。
心なしか街を行く観光客のアジア人の顔が増えてきたように思えます。

【本日の指標】

本日の指標としては、イエレンFRB議長による発言が注目されます。
日本や欧州がこと金利に関しては下げる方向性にあるのに対し、
米国は昨年12月の利上げから更なる利上げを狙いたいところなのですが、
3月に予定されている次なる利上げはほぼないというのが相場参加者の見方。

それを確認する目的もあっての本日のイエレン議長発言を注視するという
形になりそうです。様々なプロセスを経てようやく利上げに踏み切った
米国ではありましたが、外的要因があったにせよ、自らの方向性を
否定するとは考えにくいもの。

具体的な数値ではなく、発言という形での発表は、我々個人投資家としては
発言内容で判断するのは難しく、発言後の周りの値動きを見続ける他なさそうです。

【本日の戦略】
 
原油安、中国経済の混乱ときて、大荒れとなった1月相場その後、嵐は過ぎて
ようやく巻き戻しを始めた相場と思いきや、今度は欧州発の相場危機が発生しました。

ドイツ銀行による株価下落。
原因としてはドイツ銀が過去に発行した債権利払にあるとのことですが、
そのインパクトは大きなものであり、昨日の日経平均の1000円近い下落など、
第2のリーマン・ショック発生かと勘ぐってしまうほど相場に対して大きな
影響を与えている模様です。

この流れに隠れておりますが、原油も再び下落傾向であり、
再びリスクオフの相場が続きます。

幸いなのか、中国は春節休場中で、今週いっぱいは彼らは見守るのみ。
混乱が長引いて週末までかかるようであれば、中国の動向も傍らに見つつになりそう。

いずれにせよ混乱相場は続きます。
前回本欄ではクロス円の買いを仕掛けたいところとしましたが、逆張り甚だしく、
週の戦略で述べたポンド円の買いは誤りであったと感じています。

ただし日経平均が16000円を割り込もうかというタイミングでは
安値感からの買いが発生するタイミング。
相場の自律的な反転を期待したいところです。

2016/02/09

しましまさん

ドル売り加速、ドル円は2014年11月以来の安値付ける

昨日は株価や原油価格の大幅下落等を受けリスク回避の動きが加速し、
ドル円は115.18円と2014年11月以来の安値を付けました。
ユーロドルは欧州時間は軟調な動きでしたがNY時間1.1210ドル台まで
大幅上昇しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

16:00:独・12月鉱工業生産

昨日のドル円は116.89円でオープンし東京時間は117.50円付近まで上昇も
欧州時間は116円台中盤まで下落、NY時間も軟調な動きで116円を割り込み
115.18円の安値を付けました。

今日も軟調な動きとなると115円付近で止まることができるか、
まだ弱い動きとなると114円台中盤への下落が考えられます。

一方、反発の動きとなると116円付近、まだ強い動きとなると116円台中盤〜
後半へ上昇できるか見たいです。

昨日のユーロドルは1.1143ドルでオープンし東京時間は1.11ドル台前半で小動き、
欧州時間は1.1180ドル台まで上昇後1.11ドル付近まで下落、NY時間は序盤
1.10ドル台後半まで下落もその後は堅調な動きで1.1210ドル台まで上昇しました。

今日堅調な動きとなると1.12ドル台中盤〜後半、まだ上へ行くと1.13ドル〜
1.13ドル台前半へ上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると1.11ドル台中盤、まだ下へ行くと1.11ドル付近への
下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/02/08

為替見習さん

戻しても再下落注意。雇用統計を受けた欧州、ロンドン市場の動きに注目

先週の為替相場は、前週の日銀会合のマイナス金利導入による円安が
早々と円高トレンドへと切り替わり、年始からの流れに戻った週となり、
雇用統計では円とともにドルが買われ、スイスも強く資源国が弱いなど
典型的「リスク回避型」となって引けた1週間となりました。

また今日は午前中円安の動きが出てドル円は117円を回復するなど
先週の円高に対して戻しが入っている格好ではありますが、
雇用統計の結果を受けて今日の欧州、ロンドン市場がどう動くか、
というところは注目が集まりますし、年始からの大きな円高の流れが
完全に反転したわけではないので、戻しても再下落には注意したいところ。

また今日は米労働市場情勢指数やレーンBOC副総裁講演が予定されており、
イベントの数としては少ないものの、原油や株式市場動向次第で
大きく動く可能性もありますので注意したいですね。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは円、ドル、スイスが強く、
オセアニア、カナダが弱い位置となって金曜は引けていたということ。

また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、 詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは上記の力関係の影響で、 スイスのみフラットでその他は下向きとなっていることで、 再び円買いとなればショートのチャンスとなる状況。 そのためここからは円を軸とした動き次第で、リスクが低い方向、 通貨が変化しますので、午前中の円売りがそのまま続くようであれば、 スイスをはじめとして、他の通貨も短期トレンドが上向きとなり、 ロングのチャンスに変わる可能性が出てきますので、そうなった場合は、 力関係上強い通貨を買って円を売るという形で攻めるのが最も低リスクとなります。 逆にここから再び円買いへと回帰していくような形となれば、 オセアニアやカナダをはじめとして、他の通貨の短期トレンドも悪化し、 ショートのチャンスとなりますので、力関係上弱い通貨を売って、 円を買うという形で攻めるのが最も低リスクとなります。 また今日は週明けということもあり、先週末の力関係、短期トレンドが どのように変化していくかを見ておくことで、週後半にかけて、 チャンスも増えてきますので、しっかり分析と情報収集をしたいところ。 個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して 力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。 また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て 「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて最も低リスクなものを選択。 そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして 事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、 自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/02/05

斉藤学さん

米雇用統計を控え、ドルは上値が重いと予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
NYダウが+183ドル高となったものの、円高の影響で日経平均株価は
-149円安の17042円で引けました。その後ドル安が進み、
ドル円は一時116.53円まで下落しています。

【昨日の結果】
・ダウ平均         16416.58(+79.92 +0.49%)
・CME日経平均先物      16820(-180 -1.06%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1157.50(+16.20 +1.42%)
・NY原油先物11月限(WTI)  31.72(-0.56 -1.73%)

【経済指標】
★★★
22:30 (米) 新規失業保険申請件数    前回:27.8万件 予想:28.0万件 結果:28.5万件
★★★
24:00 (米) 12月製造業受注指数 (前月比) 前回:-0.2%  予想:-2.8%  結果:-2.9%

【本日の戦略】

<ドル安の地合い、米国株や資源価格は堅調>

月曜日に発表された米1月ISM製造業景況指数が、48.2と景気判断の分岐点である
50を4か月連続で下回ったことで、週初から米追加利上げ観測が弱まっていました。

そんな中、昨晩24時に発表された米12月製造業受注指数が前回-0.2%に対し
結果-2.9%と1年ぶりの低水準となり、ドル売りに拍車がかかってドル円は
一時116.53円まで下落、クロス円も連れ安となりました。

一方、ドル安によりユーロドルは1.1239まで上昇、資源価格の上昇を受け
豪ドルドルも0.7243まで上昇しており、株安によるリスク回避の動きではなく
単純にドル売りとなっています。

そのため、米追加利上げのペースが落ちるとの期待で米国株は上昇が続いており、
原油や金などの資源価格が上昇していることもドル以外の通貨への買いを
後押しすることになるでしょう。

<22時30分に米1月雇用統計が発表>

今晩22時30分に発表される米1月非農業部門雇用者数は、前回+29.2万人に対し
予想+19.0万人と減少予想になっています。しかし、水曜日発表された米1月
ADP全国雇用者数は、前回値+25.7万人が+26.7万人に上方修正され、
予想+19.3万人に対し結果+20.5万人と+20.0万人を上回っていました。

これを受け米1月非農業部門雇用者数も好結果になる可能性があり、
+20.0万人を上回るようであればドル安は一服すると思われます。

ただ、結果が出るまでは積極的な買いが入りづらく、発表されるまでドル売り
優勢の地合いが続くと予想します。

【経済指標】
★★★★★
22:30	(米) 1月非農業部門雇用者数 前回:+29.2万人 予想:+19.0万人
★★★★★
22:30	(米) 1月失業率       前回:5.0%   予想:5.0%

【本日の予想レンジ】
・ドル円        116.00〜118.00	↓
・ユーロ円      130.00〜131.50	↑
・ポンド円      169.00〜171.00	↓
・豪ドル円      83.50〜84.50    →
・ユーロドル    1.1150〜1.1280	↑
・ポンドドル    1.4500〜1.4650	↓
・ドルスイス    0.9850〜0.9990	↓

【通貨の強さ】
ユーロ>豪ドル>ポンド>ドル

【注目通貨ペア】
・ユーロ(上昇が継続)

2016/02/03

為替太郎さん

株安、原油安でリスク回避が強まる巻き戻し相場

みなさんこんにちは。

本日のマーケットは、このところの流れの巻き戻しで軟調な展開になっています。
日銀の奇策、マイナス金利を受けて、市場は一時的に株高、円安に振れましたが、
今日は昨夜のニューヨークの流れを引き継ぎ、ドル円が再び120円割れと、
節目となる水準をあっさり割り込みました。

既に、日銀がマイナス金利政策の導入を発表して以来の円高水準まで、
円買いが進行しています。

マイナス金利効果も長続きせず、節目を簡単に割り込むあたり、
現在の為替市場の長期的なリスクオフムードが印象付けられます。

まだ断ずるには早いとはいえ、マイナス金利を契機に円高の流れの反転が
生じるという展開にはならなかった可能性が強いでしょう。

さらに、昨夜のニューヨークでは株安に加えて原油価格も下落し、
再度WTIが30ドルを割り込んでしまっています。

 現在のリスクオフ基調は根強いものがあり、アメリカの金利の先高感も
すっかり後退してしまった感があります。

年明けからの一段の株安・資源安で、FRBの追加利上げも容易ではない状況にあると
思いますので、なかなかグイグイとドルが上がるような地合いにはなってきません。

今週も、引き続き積極的なリスクテイクをしていくような流れにはならないでしょう。
とりわけ、雇用統計を控えて金曜日までは手控えムードもあります。

仮に雇用統計が強い内容でも、現在のムードを転換させるような材料には
ならないと予想される一方で、弱い内容であれば一段のドル売り円買いを亢進させる
可能性があり、先行きの円高要素として織り込んでおく必要がありそうです。

また、雇用統計待ちだけではなく、今夜にはADP雇用者数とISM非製造業景況指数が
控えていますので、今日はこうした重要指標を受けて、多少のトレンドを伴った
動きが生じてくる可能性もあります。

とはいえ、基本的には、週の前半の今日段階では様子見基調の相場が継続することが
予想されます。特に、ドル円は、現在の水準での値動きが継続する可能性が高いと見ます。

今日の戦略としては、ひとまず無理をせずに流れの先行きを見極めましょう。

17:50 仏1月 サービス業PMI  
17:55 独1月 サービス業PMI
18:30 英1月サービス業PMI
19:00 ユーロ圏12月小売売上高
21:00 MBA住宅ローン申請指数
22:15 米1月ADP全国雇用者数
24:00 米1月ISM非製造業景況指数

2016/02/02

ダメおやじさん

日銀効果も限定的、ドル円は戻り売り有利か!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日のドル円は朝こそ週末の日銀のマイナス金利導入や日経平均高から
121.48円まで上昇も上には伸びきれずNYでは株安、原油安、冴えない
ISM製造業景気指数を受けて120.68円まで下落もNY株の下げ幅縮小で
121円まで戻して終りましたが動意薄の展開でしたね。

日銀の緩和も東京以外は余り材料視されず、中国の景気低迷観測や
米の景気動向が材料視されたようです。

今はグローバルな時代ですから日銀に拘らず寧ろ世界の景気動向を
見ながらトレードするのが良さそうですね。

本日は欧州で英建設業PMI、ユーロ圏雇用統計は有りますが
NYでは特に指標はないです。

原油価格や株価動向を睨んでの動きとなりそうです。

ドル円は上値は121.50円台では売られそうですね。
下値は120.70円、120.50円と見てはいますが昨日のようにドル売り、欧州、
資源国通貨の買戻しが続くようなら120.30円付近までの下げも考えられそうです。

昨日、175円まで急伸したポンド円は188.80円から163.98円まで下げの
半値戻し付近の176円付近からは売っても良いかも知れないですね。
売られ過ぎも解消に向かっていると思われます。

本日も頑張りましょう。

2016/02/01

しーさん

押したら買いたい人たち

先週金曜日の日銀金融政策決定会合にてマイナス金利導入のインパクトにより、
ドル円を筆頭に対円通貨は大きく円安に振れました。

発表直後こそ効果に懐疑的な思惑がでたためか行って来いとなりかけましたが、
その後は円安優勢となり大相場となりました。

本日は2月開始とともにマイナス金利の効果を消化していく中で、持続的な
円安となるかを見極めつつ、押し目のチャンスを待ちたいと思います。

本日は以下のようなイベントがあります。

10:00 中国1月製造業PMI
10:00 中国1月非製造業PMI
17:50 仏1月製造業PMI(確報値)
17:55 独1月製造業PMI(確報値)
18:00 ユーロ圏1月製造業PMI(確報値)
18:30 英1月製造業PMI
18:30 英12月消費者信用残高
22:30 米12月個人所得
22:30 米12月個人消費支出
22:30 米12月コアPCEデフレーター
23:45 米1月マークイット製造業PMI(確報値)
24:00 米1月ISM製造業景況指数
24:00 米12月建設支出

まずは先週のNYダウの反発を受け、日経平均の初動を確認してから日中の値動きを
占いたいと思いますが、午前中には中国指標があります。中国株価も反発し始めており、
中国指標が大コケしなければドル円の足がすくわれることはないでしょう。

株価が暴落しなければドル円が下がる要素はさほどなく、円安行き過ぎ感が
出たとしても押したところを拾いたいと考えている人は多数いると思います。

それほど押しは深くならずにじわじわと上昇することになるかも知れませんので、
良いところでポジションを構築できた場合はじっくり育てたいところです。

NYタイムにはISM製造業景況指数の指標があります。
昨今ISMはあまりよい数値がでていませんが、前回よりも多少良い数字が
予想されています。いずれの指標も押し目を作ってくれれば待ってましたと
買いポジションを構築していきたいと思います。

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