兵ブロガーバックナンバー(2016年04月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2016年04月

2016/04/29

ダメおやじさん

ドル円は戻り売り有利に変化!

こんにちは、ダメおやじです。

本日からGW突入ですね。
今年は長い休暇と思いますので楽しんでくださいね。
天気が良ければ良いのですが。

昨日は日銀が追加緩和を見送ったことで失望売りからドル円は急落し一時107.86円まで下落しました。

先週末の「銀行貸し出しにマイナス金利」で上昇してから追加緩和期待が強まり買いムードが
強まっていただけに失望も大きかったのでしょうね。

追加緩和は相当、織り込んでおりサプライズはないとは思って上げれば売りと待ってましたが、
何も無いとは意外でした。
日銀も手詰まり状態なのでしょう。

昨日の下落で22日からの上げ期待は消え戻り売り有利になったと思います。

4月7日の107.66円、4月11日の107.64円、4月12日の107.84円でサポートされ
111.80円台まで反発しました。
107.60円を割り込めば105円台までの下げも考えられます。

GW中は国内実需の買い支えが出難い状況なのでGW中の動きがポイントになりそうですね。

本日はシカゴの景気指数が有りますが、株価や米金利動向で動きそうです。

上値は108.70円、109円までで、下値は107円前後と見ています。

頑張りましょう。

2016/04/28

しーさん

日銀による追加緩和

昨日はFOMC前ということで全般的に模様眺めの展開となりました。
ドル円は狭いレンジ内での推移となり、上値は111.40円が精一杯。
このような展開の場合は手を出せないのは仕方がありません。

昨夜未明に発表されたFOMCでは政策金利の変更はありませんでした。
声明では利上げは急がない姿勢を示したものの、6月の利上げの可能性を残し、
ドル買いの反応となりましたが、その後行って来いとなりました。

緩やかなペースで利上げを進めるスタンスに変更はないようなので、
引き続きドルは大きなトレンドは形成しにくい状況になるのかも知れません。

本日のイベントは以下の様なものがあります。

08:30 日・3月全国消費者物価指数
08:30 日・4月東京都区部消費者物価指数
13:00 日・日銀金融政策決定会合結果公表
13:00 日・日銀展望レポート公表
15:30 日・黒田日銀総裁記者会見
16:55 独・4月失業者数、失業率
21:00 独・4月消費者物価指数(速報値)
21:30 米・1-3月期GDP(速報値)
21:30 米・1-3月期コアPCEデフレーター(速報値)

本日はなんといっても日銀イベントでしょう。
すでに追加緩和をするかしないかではなく、何をしてくるかに注目が移っており、
追加緩和実施については織り込み済みのようです。

そのような状況の中で、期待以上の金融政策を出してくることができるのか?
不評のマイナス金利はどうするのか?など、なかなか難しい判断が要求されます。

万が一追加緩和が見送られると、市場の期待を裏切ることになり、ドル円は108円台に
向けて急落することになるでしょう。追加緩和が実施されたとしても、ここに来て
期待以上の策を出すのは難しいでしょうから、いずれにせよ発表後のドル円は下落
する可能性が高いのではないかと考えています。

期待以上の結果となった場合でも、112.60円付近の雲の下限や113.80円付近の抵抗
ラインなど、いくつかのポイントがあるため続伸するのも考えづらいです。
東京タイムから夕方以降の欧州タイムにかけては、ドル円の戻り売りを狙っておき
たいと思います。

NYタイムには米GDPの発表があります。こちらも前期比ではだいぶ落ち込む予想と
なっており、弱い米指標に伴うドル売りにつながる可能性が高いかも知れません。 FRBは様子見姿勢を示してきたことで、米指標結果が利上げ時期に影響を及ぼす度合いが 高まりつつあります。インパクトのある数字がでたときの急激な動きには注意して おきたいと思います。

2016/04/27

ZEROさん

FOMC声明と日銀会合に注目

昨日の為替市場は円安+ドル安となりました。

米3月耐久財受注が市場予想を大幅に下回ったものの、原油価格の上昇が下支えとなり、
米国株は小幅上昇しています。

今晩夜中にはFOMC声明が発表されます。

4月の追加利上げは考えにくく、投資家らは声明文から年2回の利上げがありそうか、
それとも年1回になりそうかを読み取ることになりそうです。

仮に年2回と受け取れる強い(タカ派)声明の場合にはドル高、年1回ならドル安で反応しそうです。

明日は日銀会合の結果も発表される予定です。
追加緩和ありそうな雰囲気になっており、その内容と値動きに関心が向かっています。

直近は108円台や109円台のドル円を買っていたものを段階的に利食っています。
残りの買いポジションも、日銀会合で追加緩和があっても無くても決済したいと考えております。

29日から国内がGWに入るため、リスクオン方向のポジションは閉じておきます。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/04/26

とあるエンジニアKさん

会合を控えて様子見相場

まだまだヨーロッパ某国にいます。
当初は桜を日本で見る予定でしたが、なかなか思い通りにはいかないのが仕事…いや人生でしょうか。

こちらの人たちと仕事をしていると、定時にはきちんと帰るし、有給もしっかり取る。
人生観まったく異なります。一方で仕事がきちんとやっているかと言えばそうでもない。
「明日やる」で帰ってしまいます。

我々日本人の目から見ると「なぜ仕事を完遂しないのか?」と思ってしまいますが、
彼らは周りがみんなそうだから気にする必要がないのと理解。
もちろん給与体系は異なりますが。上にいけばいくと、きっちり「コミットメント」という形で
守るのですが、私と接する末端兵士はそうでもない様子。
ヨーロッパ人との接し方、勉強になりました。

【本日の指標】
 
本日は米国発の指標がちらほら。
NY時間AM中に数点ありますが、さほど相場を動かすものとはならないでしょう。

気になるのは今日明日に開催されるFOMC。明日が最終日なのですが、それに向けてなんらかの
メッセージを相場に向けて発信する可能性も低くはありません。材料待ちの相場としては、
利上げの方向性という米国のみならず世界を動かすニュースに関心が集まる場面。
年内利上げは確実とされていますが、その時期と回数が注目される場面です。

【本日の戦略】
 
大きく動いた金曜日に比較し、月曜日は若干巻き戻し気味も静かなスタート。
今週はFOMCに続いて日銀による政策金融会合が予定されており、週の半ば以降の波乱相場が
想定されており、それを意識して最初は静かに動く相場なのでしょう。まずは様子を見る相場か。
前述の通り何らかのメッセージも期待される場面でもあります。まずは待ちの相場。

一方で早々に動き出したのがポンド。米国のオバマ大統領が訪英中なのですが、EU離脱に対して
警告とも取れる一言を発信。その結果として世論調査の結果が動いています。諸意見あるのでしょうが、
やはり声の大きい、影響力のある発言は英国人の心に響いたことでしょう。

EU各国や米国としては離脱を望んでいないのは確実であり、実際に離脱となった場合の影響の大きさや
経済の混乱を懸念していることは間違いありません。離脱賛成派の反論も気になるところですが、
まずは相場の動きはポンド上昇に傾くものかと。
 
もうすぐ日本はGWを迎えることもあり、大きな取引を避けがちな局面でもありますが、
先週金曜日のインパクトも覚めやらぬ昨今の相場では急変の可能性も高く、
流れを掴みたいというのも本音。
クロス円ショートのポジションを意識しつつ、今日の相場を迎えたいと思います。

2016/04/25

しましまさん

日銀追加緩和期待の円安進むか

先週22日は、「日銀が金融機関への貸し出しにもマイナス金利を検討」との報道を受け
円安が進みドル円は111.81円の高値を付け、クロス円も軒並み上昇しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

17:00:独・4月IFO企業景況感指数
23:00:米・3月新築住宅販売件数

先週22日のドル円は、東京午前は109.30〜109.40円台で小動きでしたが午後に
110円台へ急伸、欧州時間は110円台前半〜中盤で推移、NY時間も堅調な動きで111.81円の
高値を付け111.77円で引けました。

今日も堅調な動きとなると112円〜112円台中盤まで上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると111円〜110円台後半への下落が考えられます。

先週22日のユーロドルは、東京時間1.12ドル台後半〜1.13ドル台前半で推移も
欧州時間は1.12ドル台中盤〜後半で上値重く推移、NY時間は1.12ドル台前半まで下落し
1.1224ドルで引けました。

今日も軟調な動きとなると1.12ドル〜1.11ドル台中盤への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると1.12ドル台後半〜1.13ドル付近へ上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2016/04/22

為替見習さん

週末の調整に注意。原油動向と欧州系イベント、円軸の動きに注目

昨日の為替相場は、ECB政策金利発表とドラギ総裁会見前後で
それまでの上昇の動きが一気に反転して円高方向へと向きを変え、
力関係でもオセアニアやカナダが弱く、円、ドルが強いという
典型的「リスク回避型」となって引けましたね。

またこの1週間は原油動向に左右される相場が続いていますし、
今日は週末ということもあり調整が入りやすいですから、
無理な取引はなるべく避けるようにしておきたいところ。

このような中で今日はフランス、ドイツ、ユーロ圏の製造業PMI、
サービス業PMI、カナダの小売売上高、消費者物価指数、
ユーロ圏財務相会合、EU財務相非公式会合などが予定されており
昨日と同じくユーロ圏のイベントで大きな動きが出る可能性も。

そのため今日もまずは資金管理を万全にしておくとともに、
取引は当日決済を心がけるなど、自分で消せるリスクは消したうえで
リスクが下がれば攻めるという姿勢で相場を見ていきたいところです。

ではまず水曜から木曜の対円変動率で相場を見てみると、
USDが-0.31%、EURが-0.40%、GBPが-0.41%、CHFが-0.58%、
CADが-0.91%、AUDが-1.04%、NZDが-1.22%となっていて、
力関係は【JPY>USD>EUR>GBP>CHF>CAD>AUD>NZD】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【CAD>USD>AUD>GBP>JPY>EUR>NZD>CHF】でしたから
円が強い位置に変化したこと、ドルが強い位置で加速したこと、
豪ドル、カナダが弱い位置に変化したこと、NZDが弱い位置で加速したこと、
ユーロ、スイスがやや位置を上げたことが見てとれます。

続いて9時時点の各通貨トレンドをおさらいすると
NZDとスイスが下向きに変化していますが、その他はフラットで、
このまま円買いが進めば明確な下向きのものが出てくるので、
ショートのチャンスとなる状況。

この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う、
という形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円が売られる展開となれば、各通貨の短期トレンドは改善し、
上向きになるものが出てきますので、この場合はロングのチャンスに変わり、
力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスクとなります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/04/21

斉藤学さん

原油高と株高を受けリスクオンムード、ドル円は上昇と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは+49ドル高と続伸、
日経平均株価も+32円高の16906円と小幅に続伸しました。

原油高や良好な米住宅関連指標を受け、
ドル円は109円台後半へ上昇しています。

【前日の結果】
・ダウ平均          18096.27(+42.67 +0.24%)
・CME日経平均先物       17275(大証終比:+405 +2.34%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1254.40(+0.10 +0.01%)
・NY原油先物11月限(WTI)   42.63(+1.55 +3.77%)

【経済指標】
★★★
23:00	(米) 3月中古住宅販売件数  前回:508万件  予想:527万件  結果:533万件

【本日の戦略】

<NYダウが続伸、ドル円は109円台後半へ上昇>

昨晩のNYダウは、原油高を背景に+42ドル高と小幅に続伸して引けました。
米住宅関連指標が予想を上回ったことでドルが買われ、ドル円は一時109.88円まで上昇しています。

米10年債利回りが1.847%へ上昇しドルストレートが下落したため、クロス円はまちまちですが
比較的堅調な推移となっています。原油高により、資源国通貨は底堅い展開が予想されます。

<原油価格が急騰、年初来高値を更新>

昨晩発表された米週間石油在庫統計は増加していたのですが、生産量が日量895万バレルと
2014年10月以来の低水準に落ち込んでいたため、原油価格は+3.5%超上昇し一時44ドル台を
付けました。年初来高値を更新しており、資源国通貨を中心に買いが入ると思われます。

一方、先週から本格的に発表が続されている米主要企業決算は弱い内容が見られるものの、
悲観的な雰囲気までは出ていない様子。ただ、NYダウの上値を重くしているため、
引き続き米主要企業決算発表にも注意が必要です。

<米主要企業決算発表>
GE
マイクロソフト
アルファベット
アマゾン ドット コム
スターバックス

【経済指標】
★★★★★
20:45	(ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表  前回:0.00%    予想:-
★★★
21:30	(米) 新規失業保険申請件数     前回:25.3万件   予想:26.5万件

【本日の予想レンジ】
・ドル円    109.50〜110.30	↑
・ユーロ円   123.00〜125.20	→
・ポンド円   156.00〜159.00	→
・豪ドル円   85.00〜86.50  ↑
・ユーロドル  1.1200〜1.1350	↓
・ポンドドル  1.4250〜1.4400	↑
・ドルスイス  0.9600〜0.9850	↑

【通貨の強さ】
ドル>豪ドル>ポンド>ユーロ

【注目通貨ペア】
・ドル(米利回りが上昇中)

2016/04/19

為替太郎さん

過度の円高進行には一息つく。市場の流れはドル安基調へ

昨日のニューヨーク市場は、ドル安基調でしたが、ドル円だけは円も弱く、行き過ぎた円高の反動か、
堅調に推移しました。OPECの増産凍結協議がまとまらなかったことで、週明けに108円台前半の円高水準で
始まった今週の取引ですが、昨夜の欧米市場ではその影響も薄れ、改めてアメリカの経済の先行きに
市場の焦点が集まる格好になっています。

経済指標が冴えないこともあり、アメリカの金利の先高観が足元でやや緩和しています。
さらにこれに加えて、アメリカの企業決算への期待感も広がり、昨夜の株式市場は堅調に推移しました。
豪ドルをはじめとする資源国通貨も買われるなど、基本的にはリスクオンの展開になっていると
考えるべきでしょう。もっとも、ニューヨーク原油は、先週末のどうにか40ドルをクリアしていた水準を
割り込んで、1バレル30ドル台で推移し、さえない値動きになるなど、マーケットは決してリスクオン
一色ではありません。

このところ、ジワジワ上昇を続けているユーロドルに関しては、1.13台の前半まで上昇してきました。
21日に控えるECB理事会でも、ユーロ安をもたらす実効的な措置を取るのは難しいと見られており、
政策に手詰まり感があることに加え、FRBによるアメリカの利上げも当面は想定しにくい現状がユーロを
押し上げています。ニューヨーク連銀のダドリー総裁も、昨日、利上げに対する慎重な姿勢を示したことで、
この見方を裏付けています。

翻って今日の東京市場ですが、午前の株式相場は大幅高となっています。
日経平均の上げ幅は一時600円を超えるなど、リスクオンムードが強い推移です。欧米市場での株高と、
円安基調の為替相場、さらに熊本地震に関連した一部銘柄に対するリスク回避売りも収まってきたことで、
株式市場のムードは昨日よりも改善しています。

ドル円相場も、今日は一時109円20銭台に達し、現在も109円付近の推移になるなど、堅調な展開になっています。
とはいえ、目先の推移はもみあいの雰囲気で、ここから110円台を早々に回復しそうな感じではありません。
今のところは、先週の行き過ぎた円高に対する自律的反発の範囲内でしょう。

17:00 ユーロ圏2月 経常収支 
18:00 独4月ZEW景気期待指数
18:00 ユーロ圏4月ZEW景気期待指数
18:00 ユーロ圏2月建設支出
21:30 米3月住宅着工件数
21:30 米3月建設許可件数

2016/04/18

ダメおやじさん

円買い有利の展開か!

こんにちは、ダメおやじです。

本日は週末の産油国会合で減産合意が出来なかった事やG20で米ルー財務長官が
日本の為替介入に否定的な発言をしたため円の全面高でスタートしました。

ドル円は東京では、窓埋め狙いの買いや実需のドル円買い、要人の円高牽制発言などで
戻す可能性は有りますが戻せば売られる展開となりそうです。

本日は海外では特に重要指標はなく株価や原油価格を睨んだ動きとなりそうです。

本日のドル円は窓埋めの108.70円台まで戻せれるかですね。

下値は11日の107.62円でサポートされるかですが割り込むと107.20円台までの
下げも考えられます。

ポンド円は戻しても154.50円、下値は153円、152.50円と見ています。

ポンド円もドル円同様に戻り売り有利とは思っています。

2016/04/15

しーさん

週末リスクに備えておく

今週は先週のセンチメントがガラリと変わり、日経平均株価は連日の上昇となりました。

要因はすでにご存知の通り、17日に開催されるドーハでの産油国会合で増産凍結が
合意されるかも知れないという思惑から原油価格が上昇したためです。

2016年に入り、いきなり株安となったのは記憶に新しいですが、引き金は原油価格の
下落でした。ここにきてようやく原油価格がネックラインを越えて上昇してきたため、
株価の巻き戻しが発生し、ドル円も回復してきたことになります。

ただし17日の会合でもし増産継続となれば、原油の供給過多の状況が継続し、
価格は再び下落。当然ながら株価もドル円も反落することになるでしょう。
週末リスクが控えていることになるため、今夜のポジション持ち越しは注意が必要でしょう。

本日の指標イベントとしては以下のものがあります。

11:00 中・3月鉱工業生産
11:00 中・1-3月期GDP
11:00 中・3月小売売上高
21:30 米・4月NY連銀製造業景況指数
22:15 米・3月鉱工業生産
23:00 米・4月ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)

午前中には中国GDPの発表があります。やや減速する結果が予想されているため、
株価の動向には注意しておいたほうがよいでしょう。

NYタイムには米指標がありますが、いずれの結果でも一過性の動きにしか
ならないのではないかと思います。ドル円は110円の節目の手前に位置しており、
日経平均株価も17,000円の壁に阻まれやすいことでしょう。

本日はドル円の続伸はあまり期待できないため、
週末を控えてのポジション調整を警戒しておきたいと思います。

戦略としては、日中の株価の動きが少ないようであれば様子見しておいたほうがよいかも
知れません。積極的にいくなら、ドル円を119.50円付近からショート狙いか、ユーロドル
で1.1250〜80付近で短期ロング狙いと、ドル売り方向での勝負を狙いたいと思います。

いずれにしても来週への持ち越しはしたくないため、スキャルピングに近い
短い時間での勝負に徹したほうがよいと思います。

2016/04/14

ZEROさん

ドル円ショートカバー継続

最新のIMM円ロングが6万枚と、売りが溜まっていたドル円相場は、107.67→107.63と
2回107円60銭台をやった後は、買い戻しが優勢となっています。

4/1短観ショックから大幅安となっていた日経平均も、ほぼ下げ幅を埋めています。

ドーハ会合での増産凍結期待による原油高など、きっかけとなる材料はあったものの、
基本的にはポジションが売りに傾き過ぎたため巻き戻していると見ています。

ショートカバー後は、向こう1か月程度で、また円高方向への下押しがあるかもしれません。

ドル円は110〜111円程度までは、戻りがありそうなイメージで見ておきます。

その後は4/28日銀会合で、追加緩和があるかどうかが、大きなポイントになりそうです。
何もないとGW中は円高に警戒、GWが明ければ伊勢志摩サミットへ向け、政府の財政出動など
政策期待が高まりそうです。

これらのイベントを見ながら下げ過ぎた場合には買い、大きく戻れば売りで丁寧にやって
いきたいと考えています。

ドル円はGW中に急激な円高があれば少し買い、4/28追加緩和があった場合には
円安に振れたところで、ポンド円を少し売ってみたいと考えています。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/04/13

とあるエンジニアKさん

円高の流れは変わらず

某ヨーロッパ国内に駐在を開始して2ヶ月ほど経過。
気がつけばこちらにも春の気配がちらほら。風が暖かくなり、花が咲く。
高緯度もあって太陽がなかなか沈まない等々。

その中に日本人として感じるのは太陽があると途端にローカルは服を脱ぎ始めます。
こちらは寒くてコートを着ているのにもかかわらず、太陽さえさえあれば暖かいとばかりに
気がつけば周りは脱いでいる人ばかり。太陽への信仰と内側に持つ断熱材の違いを感じました。

【本日の指標】
 
東京時間には日本の国内企業物価指数発表。
普段は相場を動かす事がないような指標ですが、株式相場、クロス円相場が
大分過敏になっているだけに念のため注意が必要か。

NY時間には米国より小売り関係の指標がちらほらありますが、
こちらはさほど気にする必要はなさそうです。

【本日の戦略】
 
週末にG20を控え、クロス円の動向が気になるところですが、先週吹き荒れた嵐は
まずは一服といった形で落ち着きを取り戻したかのように見える相場。
ただし相場の雰囲気は円安から円高に傾いてきており、中長期的には円高の流れとなりそう。
日本開催のサミットと米国の利上げが不明確な今の相場はそう簡単には以前の120円の 相場を取り戻すのは難しいか。短期的にも今週末開催予定のG20で、自国通貨安導入に対して 各国に自制を求めるというのが今の流れからすると、政府日銀も介入を考えにくいところ。 一方で財務大臣発言である、「G20の合意内容に沿って必要な措置を行う」というのも相場に くさびを打つ形となり、その合意内容次第では一気に円安の流れにもっていきやすくなる、 あるいは流れが止まらないという両方面の作戦が考えられます。 すなわち、ファンダメンタルに左右されるのが今の相場ということです。 なかなか難しい相場が続きます。   下落はしたものの、まだ下値は狙えるか、一服した後の2番底を狙っての 円高方面を狙うべく、ドル円の売りを狙います。

2016/04/12

しましまさん

ドル円下値模索の動き続く

昨日はポンドが買戻しの動きで堅調に推移、原油価格の上昇等から
資源国通貨も底堅い動きでした。

ドル円は東京午前に今月7日の安値107.67円を下抜け107.63円まで下落しましたが
その後は107円台後半〜108円台前半で比較的落ち着いた値動き、ユーロドルは
1.13ドル台後半〜1.1450ドルで推移しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

17:30:英・3月消費者物価指数

昨日のドル円は東京午前に今月7日の安値107.67円を下抜け107.63円まで下落もそれ以上に
円高は進まず107円台後半〜108円で推移、欧州時間は小幅上昇し108円台前半で推移、
NY時間は序盤108.44円まで上昇もその後は107円台後半〜108円台前半で上値重い動きでした。

今日上昇すると108.50円付近、まだ強い動きとなると109円付近まで上昇できるか見たいです。
一方、弱い動きとなると昨日の安値107.63円付近では止まることができるか、
下抜けると107円付近への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京・欧州時間は1.13ドル台後半〜1.14ドル台前半で推移、
NY時間は序盤1.1448ドルまで上昇もその後は1.14ドル台前半で小幅な値動きとなりました。

今日堅調に推移すると1.14ドル台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.13ドル台後半〜中盤への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/04/11

為替見習さん

円高再開となるか。戻しても再下落注意。円軸の動きと欧州勢参入後に注目

先週の為替相場は、前半から円が力関係上強い位置で推移し続け、
典型的な「リスク回避型」が進んだ1週間となったわけですが、
この流れは年始に見られた円高とほぼ同じ位置関係でもあり、
1月、2月と進んだ円高に対し、3月に戻しが入り、それが4月になって
もう一度再開といった流れになりつつあります。

また週末金曜には戻しが入りましたので、油断してしまいがちですが、
円高時はスピードが速いだけに、戻しが入ってもすぐ再下落しやすいですし、
逆に準備が出来ていればこれほど狙いやすい相場はないと言えるので、
事前に上下にシミュレーションをしておき、強い動きが出た場合には
すぐに乗っていけるようにしておきたいですね。

特に動きが出やすい欧州勢参入後は取引のチャンスも多くなりますし
円軸の動きを見ておけば相場全体が把握しやすいという点では、
3月よりも状況把握がしやすく、資金管理とシミュレーションが万全なら
取引のチャンスは増えると思います。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは円、ドル、スイスが
一旦弱い位置に戻され、オセアニア、カナダ、ポンドが強い位置に戻り、
先週木曜の位置関係が逆転して引けた金曜だったということ。

また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは上記の力関係の影響で、
カナダのみフラットでその他は下向きとなっていることで、
再び円買いとなればショートのチャンスとなる状況。

そのためここからは円を軸とした動き次第で、リスクが低い方向、
通貨が変化しますので、再び円買い再開となるようなら、
各通貨の短期トレンドは下向きで明確な方向性を持つことになり、
ショートのチャンスとなりますので、力関係上弱い通貨を売って、
円を買うという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

逆に円が売られる展開となれば、各通貨の短期トレンドは回復しますが
よほど強い動きが出ない限りはフラット止まりとなるでしょう。
仮に強い動きが出れば短期トレンドも上向きとなり、ロングのチャンス、
となる可能性はあるものの、そこは慎重に見ていきたいところです。

また今日は週明けということもあり、先週末の力関係、短期トレンドが
どのように変化していくかを見ておくことで、週後半にかけて、
チャンスも増えてきますので、しっかり分析と情報収集をしたいところ。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定ですが、
以前から書いているように、基本は円高狙いで。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/04/08

斉藤学さん

リスク回避の円買いが続くと予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは+112ドル高と反発、日経平均株価も+34円高の15749円と小幅に反発しました。
しかし、為替は海外勢からの売りポジションが拡大、ドル円は一時107.69円まで下落しています。

【前日の結果】
・ダウ平均          17541.96(-174.09 -0.98%)
・CME日経平均先物       15495(大証終比:-235 -1.53%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1237.50(+13.70 +1.12%)
・NY原油先物11月限(WTI)   37.26(-0.49 -1.30%)

【経済指標】
★★★
21:30	(米) 新規失業保険申請件数 前回:27.6万件 予想:27.0万件 結果:26.7万件

【本日の戦略】

<欧米株が下落、リスク回避の動きに>

昨晩公表されたECB議事要旨で、必要な場合には追加利下げも排除しない考えが示されて
いたため、欧州銀行株を中心に株安となりました。
NYダウは-174ドル安と反落、円高が進んだことでドル円は一時107.69円の安値を付けています。

ユーロに追加利下げ懸念が浮上したことでユーロドルも上値が重く、クロス円はぜんめんやすと
なりました。米10年債利回りは1.687%へ低下、リスク回避の動きが出てきており、
円高の地合いが続くと予想します。

<海外勢の売りポジションが拡大>

ドル円は昨日の東京市場から円高が続いていますが、伊勢志摩サミットを控え円安誘導的な
措置はとりにくいとの読みから海外勢が売りポジションを拡大しているようです。

日本のGDPがマイナス成長のうえ、ファーストリテイリングをはじめ日本主要企業の
下方修正決算が続くなか、昨日公表された日銀さくらリポート(日銀地域経済報告)では
「基調としては緩やかな回復を続けている」とやや見当違いな内容となっており、
大本営的な発表に海外勢は呆れているのかもしれません。

日銀による追加緩和期待により下げ渋る場面も出てくると思われますが、
上値は限定的と予想します。

【経済指標】
★★★
23:00	(英) 英国立経済研究所(NIESR)GDP  前回:+0.3%  予想:-

【本日の予想レンジ】
・ドル円        107.50〜108.50  ↓
・ユーロ円      122.50〜124.00  ↓
・ポンド円      150.00〜153.00  ↓
・豪ドル円      80.50〜81.80    ↓
・ユーロドル    1.1300〜1.1450  →
・ポンドドル    1.3900〜1.4100  ↓
・ドルスイス    0.9450〜0.9620  ↓

【通貨の強さ】
ユーロ>豪ドル>ドル>ポンド

【注目通貨ペア】
・ドル(米利回りが低下)

2016/04/06

為替太郎さん

株安・円高の進行でリスクオフ相場の色彩強まる

昨日のドル円は、海外市場で一時109円台まで円高が進みました。
世界経済の先行き不安を受けた欧米での株安の進行を受け、日経平均株価は連日の株安で
1万5千円台まで下落してきています。

今日の株式市場の前場は、値頃感からの自律的な反発で小幅高になっていますが、
市場全体の流れは明らかに軟調になっています。

これを受けドル円は、昨日から要人発言に反応する状況になっています。
欧州時間は、菅官房長官の進行する円高に対して適切な対応をとる体制を維持するとの
発言を受け、潜在的な介入警戒感から、一時的に円高進行が収まる形になりました。

しかしながら、この踊り場は全体的なリスクオフの中で長続きせず、欧州、米国での
株安と資源安の進行、さらには米金利低下で、アメリカ時間にはドル円は110円を
割れるところまで下げる場面もありました。

ドル円がこの水準まで下げるのは、2014年10月以来です。
安倍首相が、通貨安競争への懸念と為替市場への介入への慎重な認識を示したことも、
介入警戒感の後退を通じて円高を下支えしています。

今日の東京市場でも、ドル円相場は110円台の前半で推移するなど、基本的には昨日の
流れを引き継いでリスクオフ基調の展開になっています。ひとまず現在の世界的な株安が
落ち着くまでは、ドル円は上値の重い展開となる可能性が高いでしょう。

とはいえ、今の円の水準にはやや過熱感もあります。
昨日の110円割れは、米国の早期利上げ観測の後退を材料にしたドル安、株安の流れに乗って
過度にドルが売り込まれた結果という色彩が強く、日米の経済格差を正確に反映したもの
ではないと見るべきでしょう。

先週の金曜日に発表された米雇用統計は引き続き強かったことから、アメリカの金利の終局的な
先高観は変わらず、109円台を超えてさらに円高が進んでいくような展開には違和感があります。

今日段階では、110円台の半ばまで戻しつつあり、110円ちょうどが再び下値の目途として
心理的な節目になっています。

今後、欧米市場で株安に主導されるリスクオフがさらに進み、ドル円が短期的に109円台に
定着しない限りは、ひとまず今の水準が下値の節目となる可能性が高いと見ます。

14:00 2月景気一致指数
15:00独2月鉱工業生産
20:00 アメリカMBA住宅ローン申請指数
23:00 加3月Ivey購買部景況指数
27:00 米FOMC議事録(3月15・16日分)

2016/04/05

ダメおやじさん

円高継続も値動きは限定的か!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日のドル円は東京では日経平均安から111.32円まで下落し、欧州では欧州株高で
東京の下げを埋めましたがNYでは原油安、株安から111.10円まで下落も111円割れは
避けられ111.30円まで戻して終りました。

ドル円安は継続ですが材料不足で値動きは限定的でしたね。

本日は東京では日経平均の動向、海外では米貿易収支、ISM非製造業景況指数が有ります。
特にISMには注目ですが最近は指標に対しての反応は鈍く原油価格や株価、
米金利動向を睨んだ展開となりそうです。

ドル円は上げても111.80円で売られそうです。
下値は111円付近では国内実需の買いでサポートされるかがポイントですが割り込めば
3月17日の110.66円狙いとなりそうです。

ポンド円は上げても159.50円、160円まででしょうね。
下値は158円までと見ていますが割り込むと157.50円でしょうね。

ユーロドルは昨日、ドル安で東京、NYで1.14越えは有りましたが週末の1.1437を
越える勢いは有りませんでした。

しかし、下げもなく週末値付近の1.1392で終わりました。
本日も1.1437越えは難しいと見ています。
今週の方針通り本日も1.1437ストップでユーロドルの売りで臨みたいです。

ただ、今のドルの重さを考えると本日は下値も1.1330、1.13までと思われます。

本日も頑張りましょう。

2016/04/04

しーさん

難しい相場

先週金曜日の日経平均株価は大幅な続落となり、終値は16,164円でした。
イエレンFRB議長のハト派スタンスによるドル売り、原油価格の下落など、
海外の要因もありますが、国内の電機メーカーの業績見通しの悪化による
連鎖的な下落だったとの要因もありました。

年度始まりが金曜日だったというのも多少影響していたのかも知れませんが、
本日も株価が続落するようであれば、ドル円の上値は重いままでしょう。

一方下げ過ぎ感から日経平均が戻すようであれば、ドル円はレンジ相場継続となり、
レンジ下限での買いチャンスとなります。まずは前場の株価の動向を見ながら、
ドル円のエントリチャンスを探していきたいところです。

本日の指標イベントは次のようなものがあります。

10:30 豪2月小売売上高
10:30 豪2月住宅建設許可
17:30 英3月建設業PMI
18:00 ユーロ圏2月生産者物価指数
18:00 ユーロ圏2月失業率
23:00 米2月製造業受注指数
23:00 米3月労働市場情勢指数

本日はそれほど注目すべき指標はありませんので、前述のとおり株価と原油価格を
見ながらトレードすることになると思いますが、現在の為替市場の主要テーマの1つが
FRBの利上げ見通しであることと、4月利上げ期待が後退したことを踏まえると、
ドル売り目線で見ていたほうがよいかも知れません。

もし東京タイムに株価が反騰し、ドル円が111円台から112円台に戻してきた場合は、
欧州タイムからNYタイムにかけては戻り売りを狙っていくのがよいかも知れません。

ただし、現在はトレンド相場ではないため、短期勝負に徹しておいたほうが無難でしょう。
材料1つで短期的な流れががらりと変わる可能性を考慮しておき、チャンスを確実に
とっていけるようにしたいと思います。

2016/04/01

ZEROさん

日銀短観、米雇用統計

本日8:50日銀短観が発表されました。

大企業製造業業況判断DI6(予想8)
非製造業業況判断DI22(予想24)
設備投資-0.9%(予想-0.7%)
大企業製造業想定為替レート117.46(前回119.40)

DIや設備投資は、悪化予想をさらに下回る結果となりました。
個人的に気なったのは大企業製造業想定為替レートで、前回12月の119.40から
117.46へ2円しか修正されておらず、目先112円台であることを考えると、
後々の企業業績が心配になります。

今晩が米雇用統計で積極的に買えない事や、想定為替レートの甘過ぎる設定から
日経平均は大幅安となっています。

政府の財政出動は確実視されており、日銀が4/28追加緩和に踏み切るかどうかが
円相場にとってポイントになりそうです。

投資戦略としては、4/28日銀会合へ向けドル円が110円を割るような場面があれば、
買ってみたいと考えております。
上海G20以降はドル高が止まった印象、ユーロドルは押し目買いとします。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

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