兵ブロガーバックナンバー(2016年10月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2016年10月

2016/10/31

しましまさん

クリントン候補のメール問題再調査、ドル円105円台維持できず

先週28日の東京・欧州時間ではドル円は105円台前半で底堅く推移していましたが、
NY時間にFBIがクリントン候補の私用メール問題の調査を再開したことが伝わると
104円台中盤まで急落し104.71円で引けました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

16:00:独・9月小売売上高
19:00:欧州・第3四半期GDP・速報値
19:00:欧州・10月消費者物価指数
21:30:米・9月個人所得/9月個人消費支出
22:45:米・10月シカゴ購買部協会景気指数

先週28日のドル円は東京・欧州時間ではドル円は105円台前半で底堅く推移、
NY時間は105.53円まで上昇も午後104円台中盤まで急落し104.71円で引けました。

今日堅調に推移すると105円台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調に推移すると104円台前半〜104円付近への下落が考えられます。

先週28日のユーロドルは東京・欧州時間は1.09ドル台前半で推移、NY時間は
午後1.0992ドルまで急伸し1.0985ドルで引けました。

今日堅調に推移すると1.10ドル台前半〜1.1050ドル付近へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な流れとなると1.09ドル台前半〜1.09ドル付近への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/10/28

為替見習さん

ドル円105円固めてさらに上昇できるか。米GDP速報、欧州金融機関決算に注目

昨日の為替相場は、ドル、ユーロ、スイス、カナダが強い位置に来るとともに
円が弱い位置に変化したことで、ドル円はこれまで何度も上値を抑えられてきた
104円後半を抜けてようやく105円台に乗せる展開となりましたね。

一方でオセアニアやポンドはそれほど伸びずもたついている状態となっており、
ここからドル円が105円を固めてさらにもう一段上昇できるかどうか、
さらに昨日弱かったオセアニアやポンドも上向きの動きが出るかどうか、
もしくはここでまた頭を抑えられて下落するか重要な局面に。

このような中で今日は米国のGDP速報や欧州の金融機関決算が予定されており、
特に米GDP速報は注目度が高いですし、ドル円の値動きに直接影響が出るため
NY市場における値動きには注目したいところです。

ではまず水曜から木曜の対円変動率で相場を見てみると、
USDが0.79%、CHFが0.76%、CADが0.69%、EURが0.68%、
NZDが0.35%、GBPが0.10%、AUDが-0.02%となっていて、
力関係は【USD>CHF>CAD>EUR>NZD>GBP>JPY>AUD】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【GBP>EUR>CHF>AUD>USD>NZD>CAD>JPY】でしたから、
ドル、カナダが強い位置に変化し、ユーロ、スイスが強い位置を維持、
そしてポンド、豪ドルが位置を下げ、円が弱い位置を維持していることがわかります。

続いて11時時点の各通貨トレンドをおさらいすると
昨日の動きを受けて各通貨ともに上向きとなっていますので、
円売りが続けばロングのチャンスになりやすい状況で、
力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

逆にここから円が買われる展開に変化した場合は、各通貨の短期トレンドが悪化し、
一旦フラット化することになりますし、勢いが強ければ下向きになるものが出てきて、
この場合はショートのチャンスに変わりますので、力関係上弱い通貨を売って、
円を買うという形で攻めるのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定で、
力関係、短期トレンド両面でリスクが低くなっている通貨ペアを
リスクが低い方向に攻めるという姿勢で。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/10/27

斉藤学さん

米利回り上昇でドル高の地合いと予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは-53ドル安、日経平均株価は売り一巡後に反発し、+26円高の17391円と小幅続伸して引けました。
ドル円は、NY時間に入ると一段高となって、104.62円まで上昇しています。

【前日の結果】
・ダウ平均      18199.33(+30.06 +0.17%)
・CME日経平均先物   17395(大証終比:+35 +0.20%)
・NY金先物(COMEX)  1266.6 (-7.0 -0.55%)
・NY原油先物(WTI)  49.18(-0.78 -1.56%)

【経済指標】
★★★
23:00	(米) 9月新築住宅販売件数 (前月比) 前回:-7.6% 予想:-1.2% 結果:+3.1%

【本日の戦略】

<NYダウが-100ドル安から反発、ドル円も上昇>

昨晩のNYダウは、予想を下回った米アップルの決算を受け、-100ドル安でスタートしました。
しかし、その後発表されたボーイングの好決算で買戻しが入り、+30ドル高と反発して引けています。
今週が米主要企業決算発表のピークですが、決算予想はあえて低めに見積もられており、
結果として予想を上回り株高となることが多いため、引き続き堅調な地合いが期待できそうです。

NYダウの反発を受けドル円は一時104.62円まで上昇、クロス円も全体的に買いが入りました。
米10年債利回りは1.793%へ上昇しており、再度1.800%台を目指すと予想、
ドル高の地合いが続くでしょう。

<原油安だが米主要企業決算が下支え>

昨晩発表された米原油在庫増減(EIA)は、前回-5.200mln、予想1.699mlnに対し
結果-0.553mlnと予想外に原油在庫が減少していました。原油価格は一時上昇したものの、
その後はOPECによる減産への懐疑的な見方が再燃し、50ドル台を維持できずに引けました。

しかし、代わりに米主要企業決算が下支えとなっており、ひとまず安心感が広がっています。
7-9月期は原油価格が堅調だったことで、明日発表されるシェブロンとエクソンモービルの
決算にも期待が持てそうです。

<米主要企業決算発表予定>

27日(木)
フォード モーター
リンクトイン
アルファベット

28日(金)
シェブロン
エクソン モービル

【経済指標】
★★★
21:30	(米) 9月耐久財受注 (前月比:除輸送用機器) 前回:-0.2% 予想:+0.2%
★★★
21:30	(米) 新規失業保険申請件数 前回:26.0万件 予想:25.5万件

【本日の予想レンジ】
・ドル円  	104.00〜105.00	↑
・ユーロ円	113.50〜115.00	↑
・ポンド円	126.80〜128.80	↑
・豪ドル円	79.20〜80.50	→
・ユーロドル	1.0850〜1.0980	→
・ポンドドル	1.2150〜1.2350	→
・ドルスイス	0.9880〜1.0050	↑

【通貨の強さ】
ドル>ポンド>ユーロ>豪ドル

【注目通貨】
・ドル(米利回りが上昇)

2016/10/25

為替太郎さん

株式市場も上昇で、アジア時間もドルの堅調続く

みなさんこんにちは。
朝夕に寒さを感じる季節となりましたが、引き続き頑張っていきましょう。

さて、本日のドル・円は、104円台半ばでの堅調な推移になっています。
昨夜のアメリカの株高と金利の上昇もあり、ドルは底堅い展開です。
24日の10月米PMI速報値は、1年来の高水準となるなど、最近のアメリカの
経済指標は堅調が続いています。
これは、このところ盛り上がってきた早期利上げを後押しする動きであり、
ドルの堅調さを支えています。

昨日には、シカゴ地区連銀のエバンズ総裁が、インフレ見通しと労働市場の改善が
継続する限り、2017年末までに3度の利上げを適切とする発言をしたことをはじめとして、
要人のタカ派的な発言が継続しています。
これを受け、今日の東京市場では、ドル円104円台の半ばまで上昇してきました。

今日は、株式市場も上昇しており、前場の日経平均株価は、前日に比べて106円73銭高の
1万7341円15銭となりました。場中には、半年ぶりの高値水準に達しています。
為替相場が円安基調ということもあり、輸出関連が上昇しています。
ひとまず、株も為替も落ち着いた状態といえそうです。

価格水準的に見て、現在の状況では105円にすぐトライするような状況になるかはやや疑問です。
イベントを見通すと、来週には雇用統計、再来週にはアメリカ大統領選が控えており、
市場も様子見基調になる可能性が高いです。
今の状況では、直近高値の104円台60銭を超えない限り、103円台から
104円台前半のレンジでの推移が、目先のところは継続する可能性が高いものとみられます。

海外時間には、独10月IFO企業景況感指数、アメリカ関連では、
消費者信頼感指数とリッチモンド連銀製造業指数が発表されるほか、ECBの
ドラギ総裁の講演が予定されています。
ECB関連では量的緩和政策の維持拡大をめぐって、発言が注目されるところです。

15:45 仏10月企業景況感指数
17:00 独10月Ifo景況感指数
22:00 米8月住宅価格指数
22:00 米8月S&P/ケースシラー住宅価格指数
23:00 米10月消費者信頼感指数
23:00 米10月リッチモンド連銀製造業指数
23:00 米10月IBD/TIPP景気楽観度指数
24:30 欧ドラギECB総裁発言

2016/10/24

ダメおやじさん

材料不足もユーロドルの戻り売り!

こんにちは、ダメおやじです。

週明けは予想通りですが静かな動きですね。

本日の指標はユーロ圏のPMI程度でNY市場が休場のため大きな動きはなさそうです。

ドル円は20日間、小幅なレンジが続いており本日も上値は104.20円台、下値も103.50円、
103.30円のレンジ内の動きになりそうです。
目先は突っ込み買い、噴き値売りでコツコツと利益優先で臨むしかなさそうですね。

唯一、動く可能性が有るのは先週弱い動きをしたユーロで、欧州時間のユーロドル、
ユーロポンドの動きですね。

NYが休場の時は欧州ファンドが張り切る事が多く流動性の少ない中で
予想以上に動く可能性が有ります。

ユーロドルがショートカバーで1.09を越えて更に上げ幅を拡大する場面が有れば
売っても良さそうです。

2016/10/21

しーさん

残念なユーロ。楽しみなドル

昨日のECBでは大方の予想通り金利は据え置き、資産買い入れ額も現状維持となりました。
ドラギ総裁の記者会見では、「QEの延長は議論されなかった」との発言を受けてユーロが
上昇しましたが、その後「QE終了はありえない」発言により反落。

ユーロドルは今年6月の英EU離脱ショック時の水準である1.0910付近まで下落しました。
個人的には今回のECBでテーパリング開始を匂わす発言をしてユーロの上昇を期待して
いたのですが、ドラギ総裁の記者会見直後の反応としては思惑通りか?とほくそ笑んだ
ものの、その後は肩透かしをくらった恰好となりがっかりです。

17:00 欧・ECB専門家予測調査
17:30 英・9月財政収支
18:00 欧・ユーロ圏2015年政府債務
21:30 加・8月小売売上高
21:30 加・9月消費者物価指数
23:00 欧・ユーロ圏10月消費者信頼感(速報値)

さて、本日は指標イベントとしてはめだったものはありません。
ECB関連のクロス円狙いがうまくいかなかったため、ドル円の押し目買い戦略に主軸を
移したいと思っています。

ただドル円は底堅さは感じるものの、上値続伸となる地合いではなく、102.80〜104.60円
程度の狭いレンジ内での推移になると思われます。米大統領選挙第3回討論会も無事(?)
終わりました(中身はひどいものでしたが)。年内利上げ観測は高確率をキープしており
ドル買い目線でいればまず安泰でしょう。

新興国方面ではブラジルで4年ぶりに利下げが行われたとのニュースがありました。
こうした動きはリスクオンの現れとも受け取ることができるようなので、ドル円だけで
なくクロス円にとっても上昇の機運が高まりつつあると思われます。

本日は週末ですし、今すぐに上抜けるわけではないでしょうが、まずは11月8日の
米大統領選挙が一つの節目でしょう。リスク回避的なポジションが、Buy the factと
して買い戻されるのを見越して、押し目チャンスがあれば積極的にエントリしていき
たいと思います。

2016/10/20

ZEROさん

第3回テレビ討論会とECBドラギ総裁会見に注目

今週は米国で企業決算の発表が本格化しています。
米金融機関は債券部門が好調なようで、好決算が相次いで発表されています。

また、原油価格が堅調でWTI原油は51.60ドル、こちらも株高の材料になっています。

本日は、東京時間に米大統領選第3回テレビ討論会が予定されています。
ヒラリー勝利を織り込む動きになれば、株価じり高の材料になりそうです。

良好な米企業決算、堅調な原油価格、米大統領選への不透明感の後退など
米国株を買う材料が多い中、投資家がどこまで上値を追えるのか注目しています。

その他では、ECBが金融政策を発表します。債券購入の期間延長か
テーパリングに軸足を移すか注目が集まっています。

このあたりをドラギ総裁会見から探り、期間延長ならユーロ売り、
テーパリングを匂わせばユーロ買いで反応するでしょう。

為替市場はややドル高で推移しているものの、非常に動きの鈍い相場です。
トレンドや値幅が出てくるまでは様子を見たいと思います。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/10/19

とあるエンジニアKさん

ドル円ボックス相場、下落はじめの追撃売りを狙う

我がベイスターズは残念ながらセ・リーグクライマックスのファイナルステージで
敗退してしまいましたが、パ・リーグのファイナルステージは面白かった。

9回の日本最高球速の更新連発が注目されがちですが、そこに至る試合内容も逆転の
連続で面白い野球を見させてもらえました。残念ながら今年の野球シーズンもあと少し。
一野球ファンとして、今年最後の楽しい時間を過ごしたいと思います。

【本日の指標】
 
本日はNY時間において住宅関連の指標がちらほら。
微妙なところではカナダ中央銀行による政策金利発表がありますが、
さほど動きはなさそう。

明日のECB政策金利発表と定例記者会見に相場の関心が集まっている為、
値動きとしてはさほどないものと考えています。

【本日の戦略】
 
ドル円の壁がなかなか厚いようです。
104円台もつかの間、再び103円台に戻した今週前半の相場です。

日経平均株価7000円の壁を突破しようとしたところで再び下落を見せる。
いわゆる、104円、17000円の壁が目の前に立ちはだかっています。

これを突破するためには強力なファンダメンタルが必要であり、米国による利上げ、
日銀による追加金融緩和、原油価格の上昇、あるいは英国のEU離脱の進展などが考えられ、
いずれにせよ簡単には進まなそうな雰囲気です。

逆に言えばドルの底もしっかりしているわけであり、絶好のボックス相場とも言えます。
100-104円のボックス、しっかりとストップを入れてのドル円の売りも今の相場では
おもしろいかもしれません。

ここ最近は株、為替、そして原油それぞれボックス相場の高値。
下に傾いてきたところで売りを狙いたい相場です。

2016/10/18

しましまさん

ドル反落、今日は米9月消費者物価指数等に注目

昨日は全体的に小動きでしたが、NY時間は米経済指標の弱い結果等からドルは
他通貨に対し軟調に推移しドル円は103.79円まで下落しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

06:45:NZ・第3四半期消費者物価指数
09:30:RBA議事録公表
17:30:英・9月消費者物価指数
21:30:米・9月消費者物価指数
29:00:米・8月対米証券投資

昨日のドル円は東京・欧州時間は104円〜104円台前半での小動き、
NY時間は軟調で午後は103円台後半で推移しました。

今日も軟調な動きとなると103円台中盤〜前半への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると104円台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。

昨日のユーロドルは緩やかに反発しNY時間は1.1008ドルまで上昇しました。
今日堅調に推移すると1.10ドル台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.09ドル台後半〜1.0950ドル付近への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/10/17

為替見習さん

ドル円の105円超えなるか。米NY連銀製造業景況指数、鉱工業生産に注目

先週の為替相場は、米利上げ期待によるドル買い支えによって
ドル円が105円に到達するかというところで引けたわけですが、
ここ最近何度も上値を抑えられている104円台中盤以降を抜けて
105円台に乗せるかどうかというところが一つ重要なポイントとなりそうです。

特に今週は米指標や地区連銀総裁他要人発言、企業決算が多数予定されていますし、
今日も夜に米NY連銀製造業景況指数や鉱工業生産、フィッシャーFRB副議長講演、
さらにバンクオブアメリカ、IBMの決算発表などが予定されていますので、
NY市場で大きな動きが出るかどうかに注目したいですね。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントはオセアニアや北米が強く、
欧州系と円が弱いということ。つまり資源国通貨が原油高により買われており、
ドルは利上げ期待で買われる一方で、欧州系と円が下げているという状況ですね。

また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは上記の力関係の影響で、
全体的にフラットから上向きで、円売りが進めばロングのチャンスとなる状態であること。 そのため今後円安が加速すれば力関係上強い通貨を買って、 円を売るという形で攻めるのが最も低リスクとなります。 逆にここから円が強い位置に変化して円買いとなれば、 各通貨の短期トレンドは悪化してフラット化しますし、 勢いが強く出れば下向きに変化することとなります。 そうなると今度は逆にショートのチャンスとなりますし、 力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが最も低リスク。 また今週は木曜にECB理事会、ドラギ総裁会見が予定されていますから、 取引をする際には極力当日決済としてリスクを抑えるのも重要ですね。 翌日に持ち越すことで夜中寝ている間の変動によるリスクが増えますし、 ECB理事会では今のところ大きな措置が行われる可能性は低いとの見方ですが、 事前に思惑などで動いてユーロドルあたりに変化が出ることもありますので そこは注意しておくと良いと思います。 個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して 力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。 また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て 「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて最も低リスクなものを選択。 そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして 事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、 自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/10/14

斉藤学さん

売り一巡後の買戻しに期待

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは+15ドル高でしたが、日経平均株価は-65円安の16774円と反落しました。
中国貿易収支の悪化によりドル円は103.34円まで下押ししたものの、
売り一巡後は103円台半ばへ戻しています。

【前日の結果】
・ダウ平均      18098.94(-45.26 -0.25%)
・CME日経平均先物   16805(大証終比:+15 +0.09%)
・NY金先物(COMEX)  1257.6 (+3.8 +0.30%)
・NY原油先物(WTI)  50.44(+0.26 +0.52%)

【経済指標】
★★★
11:22	(中国) 9月貿易収支 前回:+520.5億USD  予想:+530.0億USD 結果:+419.9億USD
★★★
11:22	(中国) 9月輸出   前回:-2.8%     予想:-3.0%    結果:-10.0%
★★★
11:22	(中国) 9月輸入   前回:1.5%     予想:1.0%     結果:-1.9%

【本日の戦略】

<NYダウが安値から反発、ドル円も買い戻される>

昨日発表された中国9月貿易収支は前回より悪化、輸出・輸入とも減っており中国経済の
鈍化を示していました。これを受け、NYダウは-200ドル安でスタート、全体的にやや
リスク回避の動きが続いたものの、原油価格が減産期待により50ドル台を回復すると、
米国株も反発し-45ドル安まで戻して引けています。

ドル円は103.34円の安値から103円台半ばから後半へ反発、クロス円も全体的に下げ渋りました。
米10年債利回りは、1.748%と小幅に低下したものの、1.700%台を維持しているうちは
ドル高の地合いが続くと予想します。

<米9月小売売上高や米大手銀行決算に注目>

昨晩発表された米原油在庫増減(EIA)は、前回-2.976mln、予想0.650mlnに対し結果4.9mlnと
予想を下回っていました。原油在庫が6週間ぶりの増加となったことで、原油価格は
一時49.36ドルまで下落ししたものの、その後は減産期待により50ドル台を回復しています。

今晩は、米9月小売売上高や米9月生産者物価指数、米10月ミシガン大消費者
信頼感指数・速報が発表されるほか米大手銀行決算もあるため、
ドルは結果次第で大きく動くことになるでしょう。

【経済指標】
★★★★
21:30	(米) 9月小売売上高 (前月比:除自動車)  前回:-0.1% 予想:+0.4%
★★★★
23:00	(米) 10月ミシガン大消費者信頼感指数・速報 前回:91.2  予想:92.0

【本日の予想レンジ】
・ドル円	103.20〜104.30	→
・ユーロ円	113.50〜115.50	→
・ポンド円	126.00〜128.00	→
・豪ドル円	77.50〜79.00	→
・ユーロドル	1.0980〜1.1120	→
・ポンドドル	1.2180〜1.2320	→
・ドルスイス	0.9750〜0.9950	→

【通貨の強さ】
ユーロ>ポンド>豪ドル>ドル

【注目通貨】
・ドル(米9月小売売上高や米大手銀行決算に注目)

2016/10/12

為替太郎さん

利上げ観測の高まりでドル高傾向が続く展開

みなさんこんにちは。
秋深まるこの頃、引き続き頑張っていきましょう。

さて、ドルが強い流れが継続しています。
先週の雇用統計は、事前の市場予想を下回るものではありましたが、
ドルは主要通貨に対しては、7カ月来の水準まで上昇してきています。

雇用統計以外にも指標は総じて堅調を維持しており、徐々に12月にFRBが
追加利上げをするのではないかという見方が主流になってきています。

とりわけ、今日発表される9月のFOMCの議事録は重要です。
このところ、当局者からも早期の利上げを肯定する発言が続いていることもあり、
12月利上げの有無を巡って示唆が得られる内容であった場合には、目先のドル高の
流れをサポートする材料になります。

さらに、今週の金曜日には、アメリカの小売売上高、生産者物価指数、
消費者物価指数、ミシガン大消費者信頼感指数が予定されており、
これらの一連の経済指標次第ではドルの一段の高値余地は十分にあると見られ、
今日段階の目先のドルの堅調さに繋がっています。

もっとも、今日の東京時間の為替市場は、ドル円で103円台の前半から
半ばの推移となっています。昨日の104円付近の水準に比べれば、やや円高方向に
なっていますが、これは原油安、利上げ観測やドル高による企業収益悪化への
懸念などを受けた、昨日のアメリカの株安によるリスクオフ傾向が影響しています。

株式市場でもリスクオフ傾向が顕著になっており、前場の日経平均株価は
100円超の下落から始まっており、徐々に持ち直しては来ていますが、
節目となる17000円を割り込んだ水準です。

ひとまず今日の東京時間は、大きく値を戻すような雰囲気ではありませんね。
今日のところは、ドル円も現状で大きく動きにくいかもしれません。

一方で、このところイギリスのEU離脱に向けての混乱を嫌気され、
対ドルで継続的に下落していたポンドは、戻しを見せています。

メイ首相がEU離脱のプロセスを巡って強硬手段をとるのではないかとの懸念が
くすぶっていましたが、首相が議会に対して譲歩をしたことが材料になっています。

とはいえ、これにこのところの欧州通貨の弱さを脱却する材料になるかような
インパクトがあるわけではありません。弱含みが続きそうです。
08:50 8月機械受注 15:00 9月卸売物価指数 15:45 9月消費者物価指数 18:00 ユーロ圏8月鉱工業生産 20:00 MBA住宅ローン申請指数 27:00 米FOMC議事録(9月20・21日分)

2016/10/11

ダメおやじさん

リスクオンの動きが継続するか!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日は東京が祭日、NY債券市場が休場で参加者は少なかったようですが
ドル円はロシアのプーチン大統領が原油の減産を示唆した事からの原油高、
また株価も高く、米大統領選でクリントンさんの優勢観測拡大でリスクを
取りやすい動きとなり一時103.78円まで上昇しました。

豪ドルなど資源国通貨も高い反面、ユーロドル、ポンドドル安から
欧州通貨は冴えない動きでしたね。

本日も重要指標はなく原油、株価動向や米金利動向で動きそうです。

昨日に続いてリスクオンの動きが継続するかですね。

ドル円は先週末の米雇用統計の結果を受けても12月利上げ観測は変わらないと
思いますが既に50%以上は織り込み、日銀の追加緩和観測が遠のいた現状では
大きな上昇は難しく噴けば売りと今週の予想に変化は有りません。

本日は104円では売られそうですが越えても104.20円、下値は103.20円まででしょうね。

ポンド円は上値が129円、下値が127円と見ています。

ポンドドルの下げが止まりませんが安値売りが貯まると近々、
逆襲が有るとは思っています。

本日も頑張りましょう。

2016/10/10

しーさん

日米3連休

本日は体育の日で東京市場は休場。NY市場はコロンブスデーで同じく休場のため、
市場参加者が少なく、先週のポンド関連のように薄商いの中で急激な値動きは注意が
必要です。先週のアレは完全に事故のようなものなので、事故には遭わないに越した
ことはありません。ポンドについてはブレグジットの影響がある程度固まるまでは、
積極的に手を出すことは控えたほうがよいでしょう。

さて、先週金曜日は予想より悪い結果となった米雇用統計を受けてドル売り優勢の展開
となりました。順調に上値を伸ばしてきていたドル円ですが、この連休を前に利益確定
が持ち込まれたものと思われます。

微妙な数字ではありましたが、FRBの年内利上げ確率は低くなってはいません。
もし12月に利上げがなかったとしても、年明けから年度内にかけてタイミングを見て
利上げをすることになるでしょう。よってドル円が上方ブレイクして買いの流れが
終わったわけではなく、あくまで一時的な調整と捉えたほうがよいでしょう。

本日は上方に窓明けして始まりましたが、朝のうちに窓を埋めて再浮上を期待できそ
うです。ただ東京勢とNY勢がいないのであまり値動きは期待できませんが、明日以降、
先週までの買いの調整が一段落した後は再び上昇することを期待して、押し目買い狙い
の準備をしておきたいと思います。

2016/10/07

ZEROさん

持ち合い煮詰まる米株式市場、雇用統計で動くか

今週はドル円が今年初めて日足雲を上抜けており、しばらくの間は押し目買い圧力
がかかりそうです。

それでも溜まっていた投機円ロングの巻き戻しがドル円上昇の主因と思われる事から、
2週間程度でポジションの整理が終われば、再度じりじり円高方向へ向かうと見ています。

今朝はポンドが急落。ハードブレグジット懸念を材料に仕掛けてきなポンド売りが出た模様。

米株式市場は持ち合いが煮詰まりつつあり、そろそろ動き出しても良い頃です。
今晩雇用統計をきっかけに、上下どちらかに動きが出てくるかもしれません。

投資戦略は10月半ばあたりから中期(3か月程度)で、ドル円戻り売りをしていきたいと
考えております。

全体的に方向感の出にくい相場環境です。逆張りが有利なのかもしれません。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/10/06

とあるエンジニアKさん

ポンドの歴史的な安値もポンド円買いを狙う

10月に入り、めっきり涼しくなりました。
日中太陽が出ている限りは半袖で十分な気候ですが、朝晩は長袖が必須な季節の到来です。
太陽が沈むのが早いのですが、スポーツにしても出かけるにしても春についで最も良い季節の
到来であると考えています。

【本日の指標】
本日はECB理事会の議事要旨が発表される予定です。
金利発表ではなく、議事要旨の発表なのでさほど大きな動きはないものと予想しております。

【本日の戦略】
ポンドの歴史的な安値状況が続いています。
ポンド円では130円でなんとか踏みとどまっているのでどうしても値動きが限定的と見られていますが、
ポンドドルでは1.27と1985年以来の安値。それは某有名ポータルサイトのトップページに掲載される
ほどで、そのインパクトの大きさを物語っています。

原因としてはウィークリーコメントでも述べた通り、英国によるEUからの正式離脱手続き、
そして交渉プロセスの具体化によるもの。英国はいよいよ本格的なEUとの交渉に入りますが、
その交渉は過去のEUの歴史において初めてのことであり、如何にして自分の国の利益を守るかが
注目される点。そしてその結果はポンドの価値に直結します。

中長期的には英国の経済的なデメリットやポンド安が報道されておりますが、5年10年後は誰もが
予想できないのではないでしょうか。いずれにせよポンドルは歴史的安値をつけた後も反転する
でもなしにじわじわと値が下がっている状況。その動向は週末の雇用統計によるドルの急変に
身を委ねる形となりそう。

ポンド円の現在の水準はまさに絶好の買い時で、雇用統計結果による円高ショックがない限りは
今の130円サポートを守るものと期待しています。

2016/10/05

しましまさん

ドル高進む、ドル円103円台乗せなるか

昨日は米利上げ期待を受けドルは堅調でドル円は102.97円まで上昇、
ポンドドルは1985年以来の安値を付けました。ユーロもドルに対し弱い動きでしたが、
NY時間にECBは量的緩和プログラムの規模縮小の必要性でコンセンサスの形成に
近づいているとの報道を受け急反発しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

09:30:豪・8月小売売上高
21:15:米・9月ADP全国雇用者数
21:30:米・8月貿易収支
23:00:米・9月ISM非製造業景況指数

昨日のドル円は底堅く推移し東京時間に102円台前半へ、欧州時間は102.50円台まで上昇し、
NY時間は102.97円の高値を付けその後も102円台後半で推移しました。
今日も堅調な動きとなると103円台前半、まだ強い動きとなると103.80円付近まで
上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると102円台前半〜101円台後半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間に1.12ドルを割り込み欧州時間は1.1150ドルまで下落、
NY時間は1.1140ドル付近まで下落後1.1239ドルまで大幅反発しその後は1.11ドル台後半〜
1.12ドル台前半で推移しました。

今日堅調な動きとなると1.1250ドル〜1.12ドル台後半へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.11ドル台後半、まだ下へ行くと1.1150ドル〜1.11ドル台前半
への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/10/04

為替見習さん

RBA政策金利発表と円軸の力関係・短期トレンド変化に注目

昨日の為替相場は、夕方にポンドが強く下落する場面がありましたが、
それ以外は概ね高値安値、終値ベースともに変動率が低めで推移し、
先週に続いて明確な方向性が出ない状態が続きましたね。

ただ今日は朝から円売りの動きが出てドル円クロス円ともに上昇しており、
昼にRBA政策金利発表をこなした後もこの円売りが続くのかに注目したいところ。

特に11時時点で各通貨の短期トレンドはポンドを除いて上向きになりつつあり、
これが明確な上向きになればロングのチャンスとなりやすくなるため、
ヨーロッパ勢参入後からNY市場にかけての動きには期待したいですね。

また今日昼に予定されているRBA政策金利発表の市場予想は据え置きですが、
先月就任して今回初の理事会となるローRBA総裁の会見には注目ですし、
その後も英国の建設業PMIやユーロ圏生産者物価指数、ポルトガル中銀総裁講演、
オランダ中銀総裁金融安定報告書公表、リッチモンド連銀総裁講演など
重要イベントが多く予定されていますので、午後から大きな動きが出る可能性も。

そのため今日もまずは資金管理を万全にしておき、取引も当日決済にするなど
自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで、相場のリスクが下がれば
すぐに取引できるよう、上下両方にシミュレーションしておきたいところです。

ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
AUDが0.53%、CADが0.42%、USDが0.32%、NZDが0.21%、
CHFが0.14%、EURが0.06%、GBPが-0.66%となっていて
力関係は【AUD>CAD>USD>NZD>CHF>EUR>JPY>GBP】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【NZD>AUD>EUR>CAD>GBP>USD>JPY>CHF】でしたから
オセアニア、カナダが強い位置を維持していること、ドルが位置を上げたこと、
ユーロ、ポンドが位置を下げたことなどが見てとれます。

続いて火曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると
今日午前中の上昇を受けてポンドがフラット、その他は弱いながらも上向きで
このまま円売りが続けばロングのチャンスとなりやすい状況となっていて、
この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

逆にここから再び円が買われる展開となれば、各通貨の短期トレンドは悪化し、
明確な下向きとなってショートのチャンスとなりますので、
この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/10/03

斉藤学さん

ドイツ銀行懸念が和らぎ、全体的に買戻しと予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは-195ドル安と急落、日経平均株価243円安と下落しました。
しかし、ロンドン時間以降はドイツ銀行に関する信用不安が和らいだため、
ドル円は101円台を維持して週末を迎えています。

【前日の結果】

・ダウ平均      18308.15(+164.70 +0.90%)
・CME日経平均先物   16600(大証終比:+150 +0.91%)
・NY金先物(COMEX)  1317.1 ( -8.9 -0.67%)
・NY原油先物(WTI)  48.24(+0.41 +0.86%)

【経済指標】
★★★★
23:00 (米) 9月ミシガン大消費者信頼感指数・確報 前回:89.8 予想:90.1 結果:91.2

【本日の戦略】

<ドイツ銀行懸念は一服、株高円安に>

先週末のNYダウは、ドイツ銀行に対する信用不安が和らいだことで+164ドル高と反発して
引けました。当初140億ドルと見られていた米司法省によるドイツ銀行に対する和解金ですが、
その半分以下の54億ドルで合意に近づいているとAFP通信が伝えています。

これを受けドイツ銀行株は+13.85%と急反発、リスク回避の動きはいったん収まっています。
ドル円は101.30円台へ戻しクロス円も反発、ドルストレートもユーロドルを中心に買い
戻されました。米10年債利回りは1.598%へ上昇しており、今後の焦点は米利上げや
大統領選挙となるでしょう。

<原油価格の上昇に注目>

先週半ばに行われたOPEC非公式会合では、原油減産が決定されました。
小幅な減産に加えあくまで非公式なのですが、原油相場は急騰後も底堅く推移しています。
原油高は米エネルギー株高につながり、株高が円売りを促すため、原油価格の上昇が続けば
株高円安も続くことになります。

掘削装置(リグ)稼動数が425基と先週から7基増加しているものの原油在庫は
まだ減少傾向にあるため、これまで貯まってきたショートポジションの買戻しが入り、
しばらくは堅調な推移が期待できそうです。

【経済指標】
★★★★
23:00	(米) 9月ISM製造業景況指数  前回:49.4  予想:50.5

【本日の予想レンジ】
・ドル円	100.80〜102.00	↑
・ユーロ円	133.00〜115.00	↑
・ポンド円	189.80〜191.50	↑
・豪ドル円	76.80〜78.20	↑
・ユーロドル	1.1180〜1.1300	→
・ポンドドル	1.2900〜1.3080	↑
・ドルスイス	0.9650〜0.9800	↑

【通貨の強さ】
ドル>ユーロ>豪ドル>ポンド

【注目通貨】
・ドル(週末に米9月雇用統計が発表)

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