みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【前日の概要】 NYダウは-11ドル安でしたが、日経平均株価は+251円高の21338円と上昇して引けました。ドル円は一時108.16円まで上昇、クロス円もポンド以外買われています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 26526.58(-10.24 -0.04%) ・日経平均 21225(-35 -0.17%) ・NY金先物 1412.00(-3.40 -0.24%) ・NY原油先物 59.43(+0.05 +0.08%) 【経済指標】 ★★★★ 21:30 (米) 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率) 前回:3.1% 予想:3.1% 結果:3.1% 【本日の戦略】 <米中首脳会談に期待> 本日から明日にかけ、大阪でG20が行われます。トランプ大統領は、安倍首相や中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領ら各国首脳と会談を予定しており、その言動に注目。特に、米中首脳会談への注目度は高く、貿易戦争緩和への道が開けるかどうか確認したいところ。 今週に入り、G20への期待感でドル円は一時108.16円まで上昇、クロス円もオセアニア通貨中心に買戻しが入りました。株式市場も比較的堅調、NYダウは年初来高値付近まで戻しています。ドルに関しては、米利回りの低下により伸び悩んでいるものの、米10年債利回りはひとまず2.000%付近で下げ渋っているため、どちらかというと買戻し優勢と予想します。 【経済指標】 ★★★ 23:00 (米) 6月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 前回:97.9 予想:97.9 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 123.50〜108.30 ↑ ・ユーロ円 122.00〜123.50 ↑ ・ポンド円 135.80〜137.50 → ・豪ドル円 75.00〜76.30 ↑ ・ユーロドル 1.1280〜1.1400 ↓ ・ポンドドル 1.2600〜1.2750 → ・ドルスイス 0.9720〜0.9820 ↑ 【通貨の強さ】 ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド 【注目通貨】 ・ドル(買戻し継続に期待)
今週は、週明けは107.25〜107.5円で方向感なく動いていたのが、トランプ大統領が「日米安保条約の破棄の考えを側近に伝えた」という報道があると、一気にリスクオフからの円買いが進行し、一時107円を割り、106.77まで下落することもありましたが、そこから下にトライしようとすると今度は買いが入って少しずつ上がりました。 そんな中で、昨日ムニューシン米財務長官が「米中通商交渉は90%完了している」と発言したことにより、G20前のショートの買戻しもあって一気に107.75円近辺まで噴き上げるなど、全体的に動きの多い週となっております。 ただ、個人的には、 ・ムニューシン財務長官の「米中交渉がうまくいっている」はこれまでも言われ続けてきた割に実際に進展しておらず、正直本当かどうかかなり疑わしい ・米中対立は、知的財産権の問題や、ファーウェイの問題等、非常に根深い問題を含んでおり、そう簡単に解決するようなものではなさそう ・NYダウも一時史上最高値を更新し、その上米中関係がうまくいくということになれば、来月利下げする「大義名分」が失われると考えられ、仮に何か米中関係改善の材料があるにしても、今この時点でそのカードを切ると考えづらい ということから、この流れを鵜呑みにしてロングで入ろうという気にはなれません。 おそらく、今回のG20で中国への関税引き上げの一時凍結くらいはあると考えておりますが(今検討されている第四弾は、中国からの輸入品のほぼ全てに追加関税を課すというもので、かなりえげつないものです)、それで一時的に上げるにしても、やはり米中の合意には遠いとなって落としてきて、7月利下げを正当化するために「何かの理由」でリスクオフが進展するというシナリオが、現時点では一番考えやすいかと思っております。 ただし、G20の前に一度ショートを買い戻したいという動きはある程度想定され、G20を経て対立が深まるという程の事になる可能性はあまり高くないと思っているので、今週中や来週の前半まではある程度クロス円も株価も値を維持しやすいのかなとは思っております。 ドル円については、このまま下がって105円の節目を目指すか、レンジ相場に戻すかの正念場であると思っておりますが、ある程度長い目で見ると、やはり下落の可能性の方が高いのかなと、今時点では思っております。
昨日のニューヨーク市場は、ダウが反落し、ナスダックが3日続落するなど、株式市場が冴えない展開でした。米長期金利も再び2%を割り込むなど伸び悩んでいます。こうした動きを受けて、東京市場でも朝から株式市場で売りが先行しています。 今週末に首脳会談が予定されている米中貿易問題や、アメリカがイランの最高指導者らに追加制裁を発動するなどの中東情勢の先行き不安で、市場全体でリスク回避傾向が強まっています。東京市場でのドル円は107円前半での動きになっています。株式市場の軟調が継続する限りは、ドル円もしばらくは上値を追うような展開にはなりにくいでしょう。 そもそも、アメリカの金利が低下していく情勢にあって、黒田総裁は追加緩和の可能性を示唆はしているもののすでに日本の追加緩和の余地は限られています。現在は日米金利差の縮小による構造的円高の局面にあるといってもいいでしょう。むしろ、107円台を維持できるかも今後の流れ次第の面があります。実際、昨日は日経平均が反落し、アジア株式市場も全面安とリスクオフ傾向のなかで、一段と円買いが進みました。ドル円は、107円を下抜けし、106円台後半まで下落。今年1月3日以来の5カ月半ぶり安値水準まで円高が進む場面もありました。昨日の軟調の材料もまた、中東情勢の地政学リスクの高まりが材料でした。 さらにこれに加え、トランプ大統領の日米安保条約の破棄する可能性に関する発言が報じられると、さらにリスク回避傾向が強まり、株式市場の下げ幅を拡大する場面がありました。もっとも、日米安保条約の破棄に関しては、具体的な措置を伴うものではなく、また同時にありそうもないことである旨が報じられており、為替市場の材料として今後も継続するようなインパクトはないものとみられます。G20と米中首脳会談が今週の為替市場の最大のテーマでしょう。そこまでは、現在の市場の雰囲気が大きく変わるような地合いではないように思います。 今日の段階では、リスクオフ局面が継続するものと思われますので、ドル円で本格的な反発を見込むのは難しいものがあります。 15:00 独7月GFK消費者信頼感調査 15:45 仏6月消費者信頼感指数 18:15 カーニーBOE総裁発言 20:00 MBA住宅ローン申請指数 21:30 米5月耐久財受注
こんにちは、ダメおやじです。 昨日は材料も少なかったのですがドル円は107.30円台中心で膠着し動きなしでした。原油の上昇は嫌ですがNY株も動意なしでした。本日は米消費者信頼感、パウエル発言が有りますが動きはなさそうで、本日にも発表されるイラン制裁強化で動くかですが市場は週末の米中首脳会談待ちな感じです。ドル円は上値は107.50円、下値は107円と見ています。 ポンド円も値は上下には動きましたが終わりは136.70円台で週末値と動きなしです。本日もファンド勢の動き次第ですが今の所は特に材料はなく上値は137.20円、下値は136円でしょうね。 ユーロドルは昨日も上昇しましたが1.1390台で膠着したためデイトレには不向きでした。上値は1.1420、下値は1.1360、1.1330でしょう。 慌てる必要は有りません。じっくりと構えてチャンスを待ちましょう。
ドル円を中心にチャートを見ていると、4月後半の112.50円付近をピークに5月〜6月は右肩下がりの下落トレンドの最中となっています。きっかけはゴールデンウィーク前までは楽観視されていた米中貿易協議が突如大規模な関税をかける状況に変化したことが大きな要因でした。 第4弾の関税引き上げにより米中貿易戦争が激化。その後中国のファーウェイを米国市場から排除する動きが強まり、米中を中心に世界経済を揺るがす事態となり、リスク回避的に円買いが進行してきました。この頃から米債利回りが下落を始め、2.550%から2.000%割れまで急落していることもドル円を下落させている要因の一つです。 一方株価は高値圏を維持しています。NYダウは一時は25,000ドルを割り込みましたが、その後はV字回復しており、米国債に変わる投資先として株式が選好されて上昇しています。金利が下がれば株が買われるという典型的な関連であり、株安を伴うセリングクライマックス的なリスク回避の状況ではないということが言えるでしょう。 米債利回りの下落は政策金利の利下げにも関係しています。トランプ米大統領は再三に渡り利下げの必要性を主張してきましたが、市場は2019年内に最大4回(0.25%*4回=1.00%)の利下げを期待するまでになっています。先週のFOMCではようやくFRBも利下げの想定をしていることを明確にする声明を発表し、次回会合では利下げが実施されることになるでしょう。ただし年4回はやりすぎであり、調整幅を持たせておくために年内は2回の利下げが妥当なのではと個人的には考えます。 ここまででドル円が下落トレンドになっている要因として、米中貿易戦争の激化、米債利回りの下落、FRBの利下げ期待の3つをあげました。他にもユーロ圏のユーロ買いに伴うドル売りや、日銀による追加緩和の示唆、中東リスクの台頭などもあげればキリがありませんが、とりあえず主要な要因としてはこれらの3つが大きく影響していると思われます。 これらの3つの要因が落ち着くか実際に実施されるまでは、下落トレンドが逆転することは難しいでしょう。今週は週末にG20があり、そこで米中首脳会談が実施される予定です。その会談にて何かが決まるわけではないと言われていますが、米中貿易協議に一石を投じることになると思いますので、決裂か合意かどちらに転ぶかわからないにせよ警戒が必要になるでしょう。 今週は下落トレンドの中で戻りを試す場面もあるとは思いますが、直近は安値ラインを割り込んだ後の戻しに失敗した上ヒゲの長い十字線を示現した後なので、本日の狙いとしては下方向に行きやすいと見て売り狙いで見ていきたいと思います。
20日の米国株は上昇、NYダウ249ドル高(+0.94%)、ナスダック64ポイント高(+0.80%)でした。為替市場はドル安。米10年債利回り一時2%割れ、米大統領選以降で最も低い水準へ下落しました。前日FOMCの早期利下げ示唆を消化する1日でした。 トランプ大統領はイランによる米軍ドローン撃墜に対し「誤って撃ち落としてしまったのだろう」とコメントしています。米国内部にイランとの軍事衝突を仕掛けている勢力があるのかもしれません。 FRBが利下げへ向かう中、緩和余地が限られている日銀は「緩和負け」の様相。ドル円はジリジリ下落しています。今秋に消費増税を控えて追加緩和に踏み切るか?本日発表されるコアCPIにも注目です。 投資戦略は、ドル戻り売りです。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
おどろおどろしいという言葉がぴったりなテレビの緊急地震速報ですが、先日の地震では久々にその音を聞きました。聞いた瞬間に身構えてしまう音。震度6強という非常に大きな地震が発生し、津波に関するニュースが流れるとかつての東日本大震災が連想されるのは皆さんも共通化と思います。今回の地震は幸いにして死者がなかったようですが、いつか来るであろう南海トラフ地震にしっかり準備をしての生活を心がけたいという気持ちにさせてくれます。 【本日の指標】 本日は日英両国での政策金利発表。米国と異なり利下げ云々の話はありませんが、いずれも自国の経済政策についての言及が期待される場面。相場に対しての影響力はさほどない模様ですが、今後の図式を頭に入れる上で見てはおきたい指標です。 【本日の戦略】 注目されていたFOMCでしたが、やはり利下げに関する言及。ここ最近の米国の各種統計結果は悪い数値が続いており、利下げ圧力が徐々に高まってくる中で、期待感からの株価上昇、そしてドルの下落という図式が成り立ち、今回のFOMCにおいてもその流れが加速すると見られておりました。 今回のFOMCはまさに相場が予想していた通りの回答、すなわち利下げに関する言及が見られたのですが、相場の反応は既に織り込み済みのようで、ドル円の若干の急落はあったものの、株式相場はさほど跳ねない相場でした。特にドル円は108円の底まで落ちているものの、なかなか底堅い展開を見せております。金利というのは短期でも長期でも相場を動かすエネルギーを持っており、ここが底値である確証は持てないのですが、ここ2,3週間の108円台でくすぶるドル円を見ていると底固めの動きではないかと期待してしまいます。 週の戦略で続けているドル円の買いはこの底が破られない限りは安泰と考えており、まだまだ継続を考えております。具体的な利下げには「年内」程度の言及であったようですが、次なるポイントはその時期ににありそう。経済好調の米国ではありますが、難しい経済の舵取りが求められる場面が続きます。
昨日は東京・欧州時間はリスク回避的な流れとなりドル円は108.20円付近まで下落、NY時間は新潟県で最大震度6強などの地震が起こったことを受け108.06円の安値を付けるも、その後トランプ大統領が「習主席ととても良い電話会談をした。G20に合わせ、習主席とは時間をかけて会談する」等ツイートしたことからドル円は108.68円まで上昇し、NYダウは前日比+353.01ドルと大幅高で引けました。ユーロはドラギECB総裁の「見通しが改善しなければ、追加緩和が必要に」などの発言から欧州時間に急落しNY時間も軟調な値動きでした。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 17:30:英・5月消費者物価指数 21:30:加・5月消費者物価指数 27:00:FOMC政策金利発表 今日の政策金利関連はFOMC政策金利発表が予定されています。 昨日のドル円は東京時間に108円台前半へ下落、欧州時間は108円台前半で軟調な値動き、NY時間は108.68円まで反発し午後は概ね108.40円台で推移しました。今日堅調な動きとなると108円台後半〜109円台前半へ上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると108円台前半〜107円台後半への下落が考えられます。昨日のユーロドルは、東京時間は1.1240ドル付近まで上昇も欧州時間1.1180ドル台まで下落、NY時間は1.11ドル台後半での軟調な値動きとなりました。今日も軟調な動きとなると1.1150ドル付近への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると1.1250ドル付近へ上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、ポンドや豪ドルの下げが他より目立ちましたがその他は小動きで全体的にFOMC待ちといった雰囲気でしたね。FOMCまでは動きが出にくいというのは過去にも良く見られるパターンでこういった相場では無理して取引しないのも手だと思います。 またFOMCにおいては、利下げ期待がある程度出てきているので年内に複数回利下げに向けた動きが出てくるかどうか。FOMCの結果によっては大きく動きが加速したり、流れが変わったりということもありますので、ポジション調整に重点を置いて軽い状態にしておくのが良さそうです。 今日のイベントとしてはECBフォーラムがあり、ドラギECB総裁の講演やカーニーBOE総裁の講演が予定されていますし、独ZEW景況感指数、英保守党党首選、米住宅着工件数などのイベントが予定されていますので欧州勢参入後は特に注意してポジション調整などを行いたいところ。 さらに大きな流れを見ると、ここ数ヶ月リスク回避の動きが中心ですし、戻しても本格的に流れを変えるには至っていませんので、下がっても上がるだろう、といった希望的観測はせず日々の力関係を見て極力無駄なポジションを無くしたいところです。 ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、月曜はEURが0.07%、NZDが0.00%、USDが-0.02%、CHFが-0.04%、CADが-0.05%、AUDが-0.31%、GBPが-0.45%となっていて力関係は【EUR>NZD≒JPY>USD>CHF>CAD>AUD>GBP】という形に。 先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【USD>JPY>CHF>EUR>AUD>CAD>GBP>NZD】でしたからユーロとNZドルが位置を上げ、ポンドと豪ドルが弱い位置で加速。その他は円との差が小さく膠着感が出ていることがわかります。 続いて10時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、ドル円のみフラットでその他は下向きとなっていますので、現状では円買いの動きが出ればショートのチャンスになりやすい状態。 そのため今後は円を軸とした力関係変化が最大のポイントで、ここから円買いの動きが続けば各通貨の短期トレンドは悪化し、ショートのチャンスとなりますので、この場合は力関係上弱い通貨を売って、円を買うという形で攻めるのが低リスクですね。 一方で円売りの動きが再び出た場合は各通貨の短期トレンドが改善して勢い次第では上向きに変化するものが出てきます。こうなった場合はロングのチャンスへと変わりますので、力関係上強い通貨を買って、円を売るという形で攻めるのが最も低リスクかつ高リターンですね。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものをリスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。斉藤学です。 【前日の概要】 NYダウは+101ドル高、日経平均株価も+84円高の21116円で引けました。ドル円は108円台半ばへ上昇した一方、ドルストレードの下落でクロス円は売られています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 26089.61(-17.16 -0.07%) ・日経平均 20980.00(-30 -0.14%) ・NY金先物 1345.35(+0.85 +0.06%) ・NY原油先物 52.28(+1.14 +0.04%) 【経済指標】 ★★★★ 21:30 (米) 5月小売売上高(除自動車)(前月比) 前回:0.1% 予想:0.4% 結果:0.5% 【本日の戦略】 <ドル以外売られる> 先週末のNYダウは小幅に調整、-17ドル安と反落しました。ドル円は108円台半ばへ小幅に上昇しましたが、金が再び1350ドル近くまで買われていて、ドルの上値を重くしています。 ホルムズ海峡沖のタンカー攻撃に関しては、リムペット・マインと呼ばれる遠隔操作の機雷が使われていますが、これは特殊部隊やテロリストが使う武器なので、単なる妨害ではなく組織的な関与が疑われています。 その後、米国は不発だった機雷をイランの革命防衛隊が取り外している映像を公開したため、緊張感が高まりました。今回、米国は船に不発の機雷が残っていたことを知っており、それを犯行グループが取りに来るはずだとし、米第五艦隊が空から超望遠で監視していたとのこと。犯行グループ側は撮られているとは思っておらず、こっそり証拠隠滅を図りに来たところが今回公開された映像なので、事態は悪化する一方です。 米10年債利回りは2.084%へ低下、伸び悩む状態が続いているものの、ドル以外の通貨がかなり弱いため、ドルに関しては下がったところで買い支えが入ると予想します。 【経済指標】 ★★★ 21:30 (米) 6月ニューヨーク連銀製造業景気指数 前回:17.8 予想:12.0 ★★★★★ 26:00 (ユーロ) ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 108.00〜109.00 ↑ ・ユーロ円 121.00〜122.50 → ・ポンド円 135.80〜137.50 → ・豪ドル円 74.00〜75.30 → ・ユーロドル 1.1140〜1.1300 ↓ ・ポンドドル 1.2500〜1.2660 ↓ ・ドルスイス 0.9900〜1.0050 ↑ 【通貨の強さ】 ドル>ポンド>ユーロ>豪ドル 【注目通貨】 ・ドル(他通貨よりも強く週末を迎える)
今週のドル円は、先週末のメキシコへの関税の無期限延期を好感して窓開けで寄り付き、その後先週の上値として機能していた108.4円をサポートに上下し、最大で108.8円近くまで上昇したものの、米CPIが予想より悪く、利下げの可能性がより高まったと見られて108.4円を割り、108.2円近辺まで下がりました。 ただ、そこまで下がると今度は買いが入って上がり、昨日も108.2円を下抜けたかと思えばまた戻し・・・というように、全体的に方向感も少なく、一時的に動くことはあっても、全体としての値動きが小さい週となっております。 個人的には、今週は押し目買いを狙っており、具体的には108.2円を割った水準でロングエントリーして、108.5円の手前でチャートも見ながら利確、107.9円割れでロスカットくらいの戦略で考えていたのですが、この戦略通りにトレードできたのが昨日にたった1回しかなく、まさに「押し目買いに押し目なし」という格言の重みを感じておりました。 108円近辺というのは、2017年からのトランプ相場のコアレンジの下限水準であり、ここを明確に割るかどうかはかなり注目していたのですが、先週から「利下げ観測の高まり」「悪い雇用統計の結果」「予想より悪いCPI」と、これだけ続いてもこの辺りの買いの厚みにはじき返されているのを見ると、ここからさらにもう一段階悪材料でも出てこなければ、今回も反発して、またレンジ相場に戻るのではないかと思っております。 反対に、何か悪材料が出て、前回安値の107.8円、節目の107.5円、そこから20銭くらいオーバーシュートした107.3円(最近のドル円は節目から20銭くらいオーバーシュートして反転することが多い印象です)といったあたりを一気に抜けてくれば、しばらくはこれといったサポートがないのでショート目線となり、さらにこれまでの下値であった108円が抵抗線となるのであれば、戻り売りがやりやすい環境になるのではないかと思っておりますが、今時点の材料だけではまだ売りとは言いづらいのかなという印象はあります。 逆に上値としては、これまでも書いてきたように21日移動平均線が最近ではトレンドラインの代わりに機能することが多く、そこを抜けられるかがまず目安となると思います。
昨日のニューヨーク市場では、株式相場が利益確定売りに押されて小幅続落となりました。先週から続いた株高局面は、FRBの早期利下げへの期待が主導したものでしたが、ここにきて一巡の感があります。利下げ期待の高まりは、直接的にはFRBのパウエル議長が、景気下振れリスクに関連して、利下げをためらわない姿勢を表明したことに端を発しています。これによる利下げ観測の強まりと長期金利低下により、世界的に株式市場は上昇が続いていました。 一方で、アメリカの5月の消費者物価指数は、前月比0.1%上昇と市場の事前予想通りの小幅な伸びにとどまりました。インフレ率の落ち着きからも、引き続き、早期の利下げが期待される状況ではあります。そのため、次のテーマとして、18日及び19日に開催されるFOMCが市場の関心を集めています。FOMCで年内利下げに対して積極的な動きがあれば、さらなる株高局面も想定可能です。 こうした中、為替市場では、とりわけドル円に関して、膠着感が強まっています。実際、昨日の東京時間も、材料難のなかで小動きになりました。日経平均株価こそ軟調でしたが、4営業日ぶりの反落とはいえ、終値での下げ幅は限定的でしたので、為替市場には、さほどの影響はありません。このところ、ドル円は総じて108円台半ばでの推移が続いています。昨日の海外時間は、株式の続落を材料にして、円買い・ドル売りが多少進む場面もありましたが、108円台前半までがせいぜい。今朝も108円40銭台とさほど昨日と変わらない水準での動きになっています。利下げ期待と株式の堅調がドル円の方向性を見えにくいものにしており、明瞭な方向感はありません。 なお、一昨日には、トランプ米大統領のユーロ安に対するけん制発言が注目され、一時的にユーロ高に傾く場面もありましたが、材料として継続的な影響を与えるには至っていません。また、米中貿易問題をめぐっては、G20での米中首相会談に期待する向きもありますが、今のところ先行きへの懸念は依然として根深いものがあります。 今日も、為替市場は明瞭な方向性が出てくるというよりは、既存の値動きレンジ内での動きが継続していきそうな雰囲気です。 15:00 独5月消費者物価指数 15:30 スイス5月生産者輸入価格 18:00 ユーロ圏4月鉱工業生産 21:30 カナダ4月新築住宅価格指数 21:30 米5月輸入物価指数 21:30 米週次新規失業保険申請件数
こんにちは、ダメおやじです。 昨日もドル円は小幅な動きで110円が近くて遠い状況です。生産者物価指数や特に材料はなく日経平均の動き、トランプさんがFRBに対して金利が高すぎると圧力をかけた事も要因ですね。ドル円主導でトレードしている投資家は売りも買いも出来ずストレスが溜まりますが辛抱強く動くまで待つのが大切でしょう。儲けようと変なところで焦ってポジを持つのは避けたいですね。 本日は米CPIが有ります。金利に直結する指標ですので動いても良さそうですが、次回のFOMCでの利下げ観測は相当に織り込んできていると見ています。上値は108.80円台、下値は108.20円で大きな動きはなさそうです。 ポンド円も方向感のない動きですね。英首相選挙まで時間は長いので今は英が利上げ出来るのか、後退するかで動いているようです。今週の初めにデイトレで値の振れに上手く対処と書きましたが私も今は欧州序盤高で売り、毎日取っています。 本日は上値は138.50円、下値は137.50円でしょうね。 無理をせず頑張りましょう。
昨日は先週末にトランプ大統領の発言にあったメキシコの段階的関税の発動回避を受けてドル円は上方向への窓を明けてスタートしました。1日経過しても窓埋めを達成せず、比較的底堅い印象で推移しています。 また週末に福岡で開催されていたG20の後、黒田日銀総裁はブルームバーグのインタビューにて「必要であれば大規模な追加緩和を行う」と発言しました。この発言を受けてなのかははっきりしませんが、ドル円は108.70円付近まで反発上昇しました。しかし黒田総裁から出た緩和策としては、既存のありきたりの対策であり、これまでにその対策で2%の物価上昇は達成できていないため、果たして成果が得られるかについては疑問符がつきます。 先月から始まったドル円の下落トレンドは、米中貿易戦争の再燃と米金利の低下、さらに株安となりリスク回避により避難通貨である円が買われてきました。多くはトランプ大統領の行動や発言がリスク要因となって株式市場や為替市場に影響を与えていますが、ここに来てNYダウは6連続陽線を示現し、日経平均もリスク回避前の水準まで回復しており、弱いセンチメントが回復してきています。 先週は米雇用関連の経済指標が弱い結果となり、FRBに対して利下げの理由を与える結果となっていましたが、本日は市場に大きなインパクトを与える経済指標はなく、直近の反発志向の流れが継続するかどうかに注目しながらトレードをすることになりそうです。 ドル円としてはまずは109円台に乗せられるかどうかですが、110円の大台手前では利食いや戻り待ちを狙っている人がいると思われるので、適度な利幅で決済をしていくのが良いでしょう。 今週はポンド円の動向にも注目していますが、ポンド円は136円台の底値をバックに押し目買いを狙うのが良さそうです。ストップを置きやすい水準にあるので、137円台前半から136円台後半は買いの好機として見ておき、上に跳ねることを期待しておきたいと思います。
7日の米国株は上昇、NYダウ263ドル高(+1.02%)、ナスダック126ポイント高(+1.66%)でした。米5月雇用統計が予想を下回り、利下げ観測が高まったことが株価を押し上げました。米5月雇用統計は、非農業部門雇用者数7.5万人増(予想18.5万人増)、失業率3.6%(予想3.6%)、平均時給0.2%(予想0.3%)でした。米雇用統計に関しては、単発の結果よりも3週4週平均で悪化が続くか注目。 10日から予定されていた対メキシコ関税は、一転して無期限停止となりました。週明けの為替市場は窓開け円安スタート。5月もトランプ大統領の発言で動く相場でしたが、今回の対メキシコ関税でもこれに振り回される結果になりました。 本日は本邦貿易収支、GDP改定値、景気ウォッチャー調査が発表されますが、結果に関わらず予定通り消費増税を実施するようです。残り時間を考えても撤回は無さそうです。そうなれば追加の景気対策や日銀追加緩和に期待が高まります。投資戦略は、ドル円は短期では動きにくいと思われますが、下げ過ぎれば買い、追加の景気対策や日銀追加緩和が出て大きく円安に振れたところは売りと考えています。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
夏にはちょっと早い30℃超えの日々が続くかと思いきや、来週一週間の天気予報に晴れマークがないなど、さわやかな季節から夏に向けての季節の移り目を感じる今日この頃です。 【本日の指標】 本日は月初めの金曜日ということで、米国時間朝に雇用統計を迎えます。その前哨戦とも言えるADP雇用統計では、予想が20万人弱雇用増だったのに対してその15%程度にとどまる3万人弱と、非常に弱い数値。ADP雇用統計が大幅に外れるということも可能性として否定はできませんが、ある程度の相関性があるものであり、本日の雇用統計におけるネガティブインパクトが気になる場面です。 【本日の戦略】 ある程度下値が支えられていることから、そう簡単には底を抜けないだろうとたかをくくっていましたが、やはりそのサポートを破るのは米国の金利政策なのか。 今週は各種米国指標の悪化から、米国内景気鈍化と早期の利下げの可能性をFRB高官から発言されるなど、ドル安要因となるニュースが飛び出しました。各種ニュースでは105円だ106円だと大騒ぎになりましたが、結局のところは今週ほとんどの期間を108円のレンジ内での動きで押さえることができ、本日の雇用統計を迎えることとなります。 株式相場はこのニュースで息を吹き返し、連日のように株高が続いておりますが、為替相場はこれから雇用統計を控えての動きといったところでしょうか。 本日発表される数値が悪いようならば、利下げの実現が想像される場面であり、そうなれば容易にドルが売られるという自体が想定されます。107円半ばといのは年明けのドル円急落を除いた場合のサポートライン。そのラインまで0.5円ならば、雇用統計の結果次第では一発で抜けてくる可能性もゼロではなく、ある意味舞台は整ったともとれます。運命の雇用統計を待つのみです。
昨日は、米5月ADP雇用統計の予想を大幅に下回る弱い結果を受けドル売りが優勢となりドル円は107.80円付近まで下落しましたが、その後発表された米5月ISM非製造業景況指数の予想より強い結果や、ナバロNTC委員長やグラスリー米上院議員の発言からメキシコへの間税発動懸念が後退したことを受けドルは反発しドル円は108.49円の高値を付け、ユーロドルは1.1220ドルまで下落しました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 10:30:豪・4月貿易収支 20:45:ECB政策金利発表 21:30:米・4月貿易収支 21:30:米・新規失業保険申請件数 今日の政策金利関連はECB政策金利発表が予定されています。 昨日のドル円は東京・欧州時間は108円台前半での小動き、NY時間は序盤107.82円まで急落するもその後は反発し午後は108.49円の高値を付けました。 今日堅調な動きとなると108円台後半〜109円付近まで上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると108円〜107円台後半への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは東京時間は1.12ドル台中盤で小動き、欧州時間は1.1290ドル手前まで上昇後1.1250ドル台まで下落、NY時間は序盤1.13ドル付近まで急伸もその後は反落し午後は1.1220ドル付近まで下落しました。 今日軟調な動きとなると1.11ドル台後半〜1.1160ドル付近への下落が考えられます。 一方、反発の動きとなると1.12ドル台後半へ上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、先週後半のリスク回避に対する戻しが継続。円が力関係上弱い位置で推移し続けましたし、ドルやスイスも弱く、ユーロやポンドが位置を上げるなどの動きが見られましたね。 ただ水曜ともなると週末金曜に予定されている米雇用統計を見据えポジション調整なども入ってくる可能性が高くなってきますし、ここから安易に円安方向に追いかけるのは避けておきたいところ。 また今夜には米国のADP雇用者数やISM非製造業景況指数、ベージュブックと重要イベントが予定されていることもあり、円を軸とした動きに加えてこれらのイベントで相場の流れがどのように変わるかをしっかり見たいですね。 ここ数ヶ月の流れの中で直近1週間を見てみても、リスク回避の大きな流れのなかで一旦戻した程度にすぎませんので、希望的観測はせず日々の力関係を見て極力無駄なポジションを無くしながら取引していきたいところです。 ではまず月曜から火曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、火曜はEURが0.74%、CADが0.43%、GBPが0.34%、AUDが0.29%、NZDが0.26%、CHFが0.12%、USDが0.07%となっていて力関係は【EUR>CAD>GBP>AUD>NZD>CHF>USD>JPY】という形に。 月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【NZD>CHF>AUD>CAD>GBP>JPY>EUR>USD】でしたからユーロやポンドが強い位置に変化したこと、スイスが位置を落としたこと、円、ドルが弱い位置を維持していることなどが見てとれます。 続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、ドル円のみフラットでその他は上向きとなっていますので、現状では円売りの動きが出ればロングのチャンスになりやすい状態。 そのため今後は円を軸とした力関係変化が最大のポイントで、ここから円売りの動きが続けば各通貨の短期トレンドは改善し、ロングのチャンスとなりますので、この場合は力関係上強い通貨を買って円を売るという形で攻めるのが低リスクですね。 一方で円買いの動きが再び出た場合は各通貨の短期トレンドが悪化して勢い次第では下向きに変化するものが出てきます。こうなった場合はショートのチャンスへと変わりますので、力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが最も低リスクかつ高リターンですね。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものをリスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。斉藤学です。 【前日の概要】 NYダウは-354ドル安、日経平均株価も-190円安の20410円と下落して引けました。ドル円は一時108円を割れた一方、クロス円は小幅に反発しています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 24819.78(+4.74 +0.02%) ・日経平均 20465(+105 +0.51%) ・NY金先物 1327.90(+16.80 +1.28%) ・NY原油先物 53.25(-0.25 -0.47%) 【経済指標】 ★★★★ 23:00 (米) 5月ISM製造業景況指数 前回:52.8 予想:53.0 結果:52.1 【本日の戦略】 <ナスダック以外下げ渋る> 先週から続いている貿易戦争悪化懸念により、昨日も円高株安の地合いとなりました。しかし、昨晩のNYダウは買戻しが入り+4ドル高と小幅に反発、いったん下げ渋ったことでドル円も108円台へ戻しました。米10年債利回りが2.075%へ低下しているのでドルの上値は重いものの、ドルストレートの上昇によりクロス円はやや買い優勢。通貨別には、金に連れ高となったユーロへの買いが目立っています。昨晩の金価格は大幅続伸し1320ドル台へ乗せていて、ドルの重しとなりました。 一方、米当局がグーグルやアマゾン、フェイスブックなど大手IT会社に対し、独占禁止法違反の調査を準備しているとの報道でナスダックが3か月半ぶりの安値を付けているので、全体的に上値は限定的でしょう。米利回り低下の影響で、クロス円の買戻しと予想します。 【経済指標】 ★★★★★ 22:45 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 107.50〜108.50 → ・ユーロ円 121.00〜122.50 ↑ ・ポンド円 135.500〜137.50 ↑ ・豪ドル円 74.80〜76.00 ↑ ・ユーロドル 1.1200〜1.1300 ↑ ・ポンドドル 1.2600〜1.2750 ↑ ・ドルスイス 0.9850〜0.9980 ↓ 【通貨の強さ】 ユーロ>豪ドル>ポンド>ドル 【注目通貨】 ・ユーロ(米利回りや金の急騰がサポート)
週間見通しの方ではドル円について書いたので、こちらでは先週大きな話題になったメキシコペソと、今週大きなイベントを控える豪ドルについて書きたいと思います。 先週の一番のサプライズは、やはり金曜日のトランプ大統領の「メキシコからの輸入品に5%の関税をかける」という発言だと思いますが、この関税は10月には25%まで引き上げられるというように、段階的な引き上げも予定されたものであり、今後も「実際に引き上げはあるのか」といった点は大きなテーマとなると考えられます。 この関税引き上げはかなりのサプライズでしたが、その裏側では、トランプ大統領が保守的なラジオの解説を聞いて激怒したことが原因で、ムニューシン財務長官とライトハイザー通商代表は反対していたというCNBCの報道もあり、正直「さもありなん」という感想です。 メキシコペソは、2019年に入ってかなり強い動きをしており、4月中旬にはあわや6円という場面もありましたが、4月下旬くらいからドルストレートで見ても緩やかな下落基調にあり、「そろそろ買う準備するかなあ」と思っていたところの急落で、驚きながらも少しだけ買いを入れました。ただし、メキシコペソについてまだ「全力買いする水準」では全くないと考えており、個人的には4円くらいまで落ちても大丈夫な範囲で、ゆっくりと買い下がって付いていこうと思っております。 なお、メキシコペソのドルストレートでのレートの下値の参考値としては、ここ数年だと ・トランプ大統領就任直後に22 ・NAFTA交渉不透明で、大統領選でオブラドール氏(現大統領)が勝ちそうで、氏がまだ危ない反米ポピュリストと思われていた時で21 といったあたりがあり、これはドル円110円なら5円と5.2円、100円なら4.5円と4.76円なので、そのあたりは一つの目安となるのかなと思っております。 もう一つの豪ドルについては、 ・火曜日の10:30に豪小売売上高 ・火曜日の13:30からのRBA政策金利・声明 ・火曜日の18:30からのロウ総裁発言 ・水曜日の10:30に豪第一四半期GDP と、重要イベントが並び、要注目です。 特に、今月は利下げの可能性がかなり高いと予想されており、実際に利下げはあるか、声明で今後の見通しはどうなるか、ロウ総裁はどう発言するかといったあたりには注意が必要です(反対に、小売売上高はそんな超重要イベントが控えているので、多少のことがあったところで小動きになる可能性が高そうだと考えておりますが、一応入れておきました)
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