兵ブロガーバックナンバー(2019年11月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2019年11月

2019/11/29

しましまさん

昨日は米感謝祭で動かず、今日も動意乏しい展開か

昨日は米国市場が感謝祭で休場だったことから、ドル円は109.30円台〜109.50円台、ユーロドルは1.10ドル〜1.1020ドルでの小幅な値動きが続きました。今日もブラックフライデーのため米株式・債権市場は短縮取引となり、動意に乏しい展開が予想されます。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

16:00:独・10月小売売上高指数
19:00:欧州・11月消費者物価指数
22:30:加・第3四半期GDP
22:30:加・9月GDP

また、今日はブラックフライデーのため米株式・債権市場は短縮取引です。

今週のドル円は25日は108円台後半、26日は108.90円付近〜109.20円付近で推移、27日はNY時間109円台中盤へ上昇し109.61円の高値を付ける動きに、昨日は東京時間109.30円台まで下落し東京・欧州時間は109.30円台〜109.50円付近で推移、NY時間は109.50円台で小動きでした。今日堅調な動きとなると109.50円付近をサポートに110円を目指す流れとなるか見たいです。一方、軟調な動きとなると109円台前半〜109円付近への下落が考えられます。

今週のユーロドルは概ね1.10ドル台前半での上値重い値動きで、昨日も1.10ドル〜1.1020ドルでの小幅な値動きでした。今日軟調な動きとなると1.09ドル台後半への下落が考えられます。一方、堅調な動きとなると1.1050ドル付近へ上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2019/11/28

為替見習さん

米市場休場の中、年末特有の強い動きに要注意

昨日の為替相場は、夕方以降のポンドやドルの強さが目立ちましたが、ポンドは総選挙での与党の勝利を見込んでの期待からの買いであったりドルは米中協議の進展を見込んでの期待だったりと、いずれの場合も期待で買われるという展開となりましたね。

こうなると期待で買われて事実で売られるというパターンもケアしつつこの先さらに伸びていくかを見ていくことになるわけですが、今日は米国が感謝祭で休場となり、いよいよ年末相場が本格化します。

そうなると市場参加者が減って日々の値動きもこれまでとは変わり急激に上昇、下落するような飛ぶ動きが発生しやすくなりますし、取引する際にはなるべく早い決済を心がけたいところ。

このような中で今日はスイスの第3四半期GDPやユーロ圏の業況判断指数、消費者信頼感確報、ドイツの消費者物価指数速報と一応イベントはありますがアメリカが感謝祭休暇で休場でいよいよ年末相場に入るということを考えると、基本は各国株式市場と為替の連動に注目すると良さそうです。

ではまず火曜から水曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、水曜はGBPが0.74%、EURが0.48%、USDが0.45%、CADが0.39%、NZDが0.32%、AUDが0.25%、CHFが0.22%となっていて力関係は【GBP>EUR>USD>CAD>NZD>AUD>CHF>JPY】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【NZD>CAD>AUD>USD>CHF>JPY>EUR>GBP】でしたから円が弱い位置で加速したこと、ポンドやユーロが強い位置に変化したこと、オセアニアが位置を落としたこと、スイスが弱い位置を維持していること、北米通貨が強い位置を維持していることなどが見てとれます。

続いて9時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日の動きを受けて全て上向きとなっていますので、現状は円売りの動きが出ればロングのチャンスになりやすい状態。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形が低リスクとなります。

逆にここから円買いの動きが出た場合には各通貨の短期トレンドが悪化し、一旦フラット化しますし、勢いが強くなれば下向きに変化するものが出てきます。こうなると今度はショートのチャンスに変わることになりますので、力関係上弱い通貨を売って円を買うのが低リスクですね。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものをリスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2019/11/27

斉藤学さん

ポンド以外上昇と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
昨晩のNYダウは+190ドル高、日経平均株価も+80円高の23373円で引けました。ドル円は一時109.19円まで上昇、クロス円もポンド円以外連れ高となっています。

【前日の結果】
・ダウ平均  28121.68(+55.21 +0.20%)
・日経平均  23415.00(-10.00 -0.04%)
・NY金先物  1467.40(+3.60 +0.25%)
・NY原油先物 58.41(+0.40 +0.69%)

【経済指標】
★★★
24:00 (米) 11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 前回:125.9 予想:127.0 結果:125.5

【本日の戦略】

<ポンドが独歩安>
週明けの円相場は円安継続、米中貿易協議への期待が続いています。昨日は、中国の劉副首相とムニューシン米財務長官およびライトハイザーUSTR代表が電話会談を実施、中国商務省が「米中は第1段階の合意に向け対話継続で同意し、重要問題を適切に解決することで意見が一致した」と発表しました。ドル円は一時109.19円まで上昇、クロス円もポンド円以外連れ高となっています。

ポンドに関しては、12月に行われる英総選挙に関する最新世論調査で、保守党の支持率が43%と前回から2ポイント減、対して労働党が32%と前回から5ポイント増になったことが嫌気され、急反落しました。まだ余裕はあるものの、保守党が過半数を確保するのには黄色信号が点灯した可能性があるとの分析が出たことで、買いは入りづらいでしょう。とはいえ、その他通貨には影響がなく、ポンド以外の通貨は買い継続と予想します。

【経済指標】
★★★★
22:30 (米) 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率) 前回:1.9% 予想:1.9%

【本日の予想レンジ】
・ドル円	108.70〜109.60	↑
・ユーロ円	119.60〜121.00	↑
・ポンド円	139.00〜140.60	↓
・豪ドル円	73.70〜74.60	↑
・ユーロドル	1.0970〜1.1100	↓
・ポンドドル	1.2780〜1.2900	↓
・ドルスイス	0.9900〜1.0030	↑

【通貨の強さ】ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド

【注目通貨】
・ポンド(英総選挙への警戒)

2019/11/26

為替研究所さん

米中合意はどうなるか?

今週はまだ始まったばかりですが、今のところ円安・株高となっており、それについて「米中合意期待」から緩やかなリスクオンになっている、と説明する記事が多くあります。

ただ、株価はともかくとして、為替についてはドル円は109.2円以上には依然売りの注文が多そうで、また、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソといった新興国通貨はクロス円でも下げており、さらに、米中合意期待というのであれば上がりそうな豪ドルもあまり上がっていない点を見ると、必ずしもそこまで米中合意を楽観視していないような印象も受けております。

米中合意については、昨日も「関連筋からの合意が近いとの情報」がまた流れておりましたが、これについてもそこまで市場も大きく反応せず、ただ単にトレンドとして円安だったので、それが続いた、みたいな状態でした。

ただ、とはいえ全体としては米中合意への期待はいまだ強そうですが、個人的には懐疑的で、「どちらにも転びうる」と考えてます。

米中合意については、トランプさんとしてはまとめたい意欲が非常に強そうな一方(ほぼ全会一致で上がってきた香港人権法案について、「中国との交渉に悪影響を与えるかもしれないから迷っている」とわざわざ取材で答えるレベル。これまでであれば、即刻サインして、中国批判ツイートを流していたでしょうに!)、中国側はそうした何としても合意を取り付けようとしているアメリカの足元を見ている感じで、かなり読みづらい展開です。

これについては、

・中国も景気悪化しているが、米中合意をどこまで望んでいるか(米側と違って、大統領選のようなアキレス腱はない)
・次の大統領選をどうしたいか(トランプさんに勝たせたいのか否か。トランプさんは強硬的ではあるものの、ビジネスを最重視する人でもあるため、下手に「人権派」な大統領より御しやすいと判断している可能性も全然ありえる)

という要因が大きく、外部からではなかなか見えづらい点もあり、予想を難しくしております。

もし米中合意に期待する場合、安値圏にあり、IMMポジションでも売られすぎで、年内は利下げがないNZドルか、またもし来週利下げや強いハト派発言でもなければ豪ドルを仕込むのがいいかと思ってます。

一方、米中合意に期待しない場合、109.3-5をバックにドル円を売っていくのがいいのかなと思います。

2019/11/25

為替太郎さん

米中協議が関心事項。政治色の強い相場が継続しそう

為替市場は、引き続き政治材料が市場の関心の中心の読みにくいレンジ相場になっています。

他方、株式市場は、目先でやや弱含みになっており、リスクオンムードはだいぶ後退してきました。ドル円も上値が伸びにくい展開になっています。

週明けは、米中交渉の進展期待により株式・ドル円ともに堅調ですが、とりわけドル円は、108円台に収まる限り、あくまで既存値動きレンジの範囲内でしょう。

米中貿易協議における第1段階合意をめぐって先行きに不透明感が増してきており、今週も、米中貿易協議と香港情勢が引き続き市場の主要な関心を集めそうです。

アメリカの上下両院が香港人権・民主主義法案を可決したことも、米中協議への影響が懸念されています。米中協議の進展には疑問が広がっています。また、報じられている通商協議の第1段合意に関しても、署名が来年になるのではないかとの見方もあります。

今の状況では、ドルは主要通貨に対し、今日も含めしばらくの間は、様子見による方向感のはっきりしない流れが継続する可能性が高いように思えます。

なお、FRBの金融政策を巡る思惑は、為替市場の材料として後退してきています。20日に公表されたFOMC議事要旨でも、目先の金融政策は、政策金利据え置きで一致しているとされています。

12月10日、11日のFOMC会合でも、追加利下げはないものとみられています。ただし、先週、パウエル議長とトランプ大統領の会談で利下げ要請があったのではないかとの見方はあります。

先週のドル・円はレンジ内の伸び悩みでしたが、今週も基本的には同じ流れになる可能性が高そうです。

金曜日のニューヨーク市場では、11月米PMI速報値が市場予想を上回ったこと、11月のミシガン大学消費者信頼感指数確報値が上方修正されたことなどが好感され、ドル円が、108円50銭付近から、108円70銭台まで上昇する流れでしたが、今日の為替市場ではここから大きな動意を見せてくる可能性は低いように思います。

先週の週初には109円台に上昇まで上昇していますが、このあたりが目先の値動きの上限になっています。現在のレンジを超えて110円台に乗せていくには、米中通商協議のさらなる進展を要すると思われます。

14:00 シンガポール10月消費者物価指数
18:00 独11月FO企業景況感指数
21:00 メキシコ7-9月期GDP
22:30 カナダ9月卸売売上高

2019/11/22

ダメおやじさん

ドル円はレンジから抜け出せず!

こんにちは、ダメおやじです。

今週に入り、ドル円は米中の要人発言の米中貿易交渉の進展具合で値は動きましたが、ほぼ108.50円中心で動き、スキャルピング以外はなかなか取れない状況でした。

昨日こそ下げていたNY株が、下げ幅の縮小や米金利の上昇で、欧州通貨売りドル買いの動きも出たようで、ドル円は108.60円まで小幅に値を上げました。

本日も特に重要指標もなく、米中貿易交渉の行方や株価、米金利動向で動きそうです。国内機関投資家が連日、ドル円を買ってるのは不気味ですが上値は108.90円、下値は108.20〜108.30円と見ています。

ポンド円は欧州で材料もない中、欧州勢のストップ狩りで140.91円まで上昇しました。

NY勢に売られて一時140.03円まで下げましたが、欧州勢は国内投資家のポジションやストップ値を良く見てるのでストップを狙いに来るので注意です。昨日も140.50円から出ているストップを狙いにきたようです。

ただ東京で下げると、欧州で買われ、欧州で上げると、NYで下げるという状況は、変化がなさそうなので、売るなら噴き値、買うなら突っ込みが良さそうです。

本日は上値は140.50円台、下値は139.70円とみています。

最終日、頑張りましょう。

2019/11/21

しーさん

株価の崩れに注目

昨日のドル円は108.34円から切り替えしてNYタイムにかけて108.73円まで上昇しましたが、NYダウの下落とともに反落しました。しかしレンジブレイクとまではいかず、引き続き狭いレンジ内での値動きとなっています。

10月のFOMC議事要旨の発表では、経済見通しに対する下振れリスクが高いとの認識により3度目の予防的利下げを実施しましたが、今後は当面金利を維持することに賛成した人が大半だったとのこと。据え置きを支持した参加者が一部いたのと、利下げすることで金融安定リスクが高まるとの見解を示した人も数名いたようです。

当時のパウエル議長の声明にて、今後は利下げは行わずに金利を据え置く方針を示唆していましたが、議事要旨の内容としてはサプライズはなく、事前の想定通りということで大きな値動きにはつながっていません。

株価について、米中貿易協議の合意が遠のいた可能性があるとのニュースにより軟調となっているようです。NYダウは28,000ドルを越えた後に2日連続で陰線をつけ、やや上ヒゲのある陰線により一時的なトップアウトを示唆しています。

日経平均株価の日足チャートでは、高値圏にて上値が切り下がるトライアングルの形となっており、23,000円を割り込むと下落が加速しそうです。

株価の下落によりドル円やクロス円も軟調な展開となることが予想されますので、本日は戻り売りをベースとしたトレードが狙い目だと思われます。

本日のイベントとしては、欧州タイムにECB理事会の議事要旨の発表があります。ECBの金融政策については、10月以前にすべてやり尽くした感があったので、今回の議事要旨にてサプライズがあるとは考えにくいですが、ドラギ元総裁の最後の理事会でしたので、お疲れ様でしたと言いたくなる内容なのかも知れません。

2019/11/20

ZEROさん

米中第1段階合意、英総選挙待ちか

19日の米国株はまちまち、NYダウ102ドル安(-0.36%)、ナスダック20ポイント高(+0.24%)でした。為替市場は概ね円高。

米住宅用品大手ホームデポが5.4%安、米百貨店コールズが19.5%安、業績見通し引き下げなどを受け軟調でした。

米中通商交渉「第1段階の合意」は、駆け引きが続いており進展なし。市場は米中第1段階の合意と英総選挙を待っている状態。

どちらも波乱なく決着すれば緩やかな株高が継続しそうです。株高に追従できていないドル円・クロス円は方向感なく横這いか。

2018年はクリスマスから年末年始にかけ極端なリスクオフとなりました。昨年ほど環境が悪くなっていないものの、マーケットが薄くなる同時期に警戒しておきます。

投資戦略は、12月に円買い。年末に株安+円高方向への調整が入ると予想しています。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2019/11/19

とあるエンジニアKさん

株価は伸びるがドルは伸びず。ファンダメンタル待ち相場

11月も後半に入り、めっきり寒くなってきました。関東地方は朝晩においてぼちぼち暖房が必要かなと思える時期です。周りには多くの風邪っぴきが散見されますが、頑丈な私は相変わらず風邪には無縁で過ごす日々。丈夫な身体に感謝するものの、念のための予防策を怠らないようにはしたい日々です。

【本日の指標】
本日の指標は特に大きなものはなく、指標の発表によって振れる相場ではなさそうです。

【本日の戦略】 
まさに連騰という言葉がふさわしい米国株式相場。米中貿易問題の終わりが見えてきたとあっての先行的な買い相場が続いているようです。過熱感も否めなく、時には下落を見せることがありますが、それでも1か月前と比較しても1000ドル以上の上昇が続き、順調としか言いようがない株価高騰です。

その一方でドルは振るわず、ここ最近の108円前後の動きは春前に110円を割ってからずっと継続した動きです。肝心の日米貿易協定は連日のようになんらかの報道があり、進んでいるようにも思われますが、実態は我々にはあずかり知らないところか。事実として米中間の貿易金額の減少と中国側の景気減速が数値として示されている今、中国側からの譲歩が取りざたされることが多いように見受けられます。

いずれにせよ為替相場は一連の貿易戦争によって受ける影響は直接的ではなく間接的にとどまり、やはり影響が大きいのが米国の金利の模様。しかし最近は金融緩和についての出口が強調されるようになってきており、これ以上の利下げはないとの報道。ならばドルが反応して買われてもよさそうな流れですが、そう簡単にはいかない今の相場。

今週半ばにはFOMC議事録の発表がされ、相場が動かされるきっかけとなることに期待したい指標ですが、今のドル円相場の停滞感を脱出させるほどのインパクトはなさそう。やはり期待はトランプ大統領の発言や行動か。次なるインパクトを探す相場が続いております。戦略は変わらずドル円の買い継続です。

2019/11/18

しましまさん

クドロー米NEC委員長の発言受けリスク選好の流れ、NYダウは史上最高値更新

週末15日はクドロー米NEC委員長の「第1段階の合意に関し取りまとめが近づいている」との発言を受け米中貿易協議進展への不透明感が後退、NYダウは史上最高値を更新しドル円は108.86円まで上昇、クロス円も反発の動きとなりました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

30:00:米・9月対米証券投資

先週15日のドル円は、東京時間108.60円台まで上昇し欧州時間は108円台中盤で推移、NY時間は108.86円の高値を付け108.80円で引けました。今日堅調な動きとなると109円〜109円台前半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると108円台中盤への下落が考えられます。

先週15日のユーロドルは、東京・欧州時間は1.10ドル台前半で推移、NY時間1.1057ドルまで上昇し1.1052ドルで引けました。今日堅調な動きとなると1.10ドル台後半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.10ドル台前半への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2019/11/15

為替見習さん

円軸の力関係変化と米中貿易協議・各国株式市場と為替の連動に注目

昨日の為替相場は、雇用統計の結果が弱かった豪ドルの売りが目立った他、前日強い位置に来ていた円が加速。逆に前日強い位置にあったNZドルが弱い位置に変化するなど、力関係がしっかりと変化しましたね。

また円が強い位置に来たため各通貨の短期トレンドは下向きですが、まだ力関係や勢いからして完全な「リスク回避型」にはなっておらず、週末である今日の動きをしっかり見ていきたいところです。

さらに米中貿易協議の行方には市場も神経質になっているように見られ、各通貨ともに上値が重い印象を受けますので、安易な上値追いは避けポジションの整理を中心にしていく1日にするのが良いでしょう。

以前から書いているように、大きな流れとしてはここ数ヶ月円高傾向であり、その中で戻しが入っても再び下落するというパターンが続いていますので、その点はしっかり頭に入れて日々のリスク管理を意識したいところです。

このような中で今日は日本の鉱工業生産やユーロ圏消費者物価指数確報、貿易収支、メルシュECB理事講演、米小売売上高、NY連銀製造業景況指数、鉱工業生産、レーンBOC副総裁講演、バイトマン独連銀総裁講演などそこそこのイベントが予定されていますので、これらの発表前後の動きや各国株式市場と為替の連動に注目すると良さそうです。

ではまず水曜から木曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、木曜はGBPが-0.13%、CHFが-0.19%、EURが-0.24%、CADが-0.35%、USDが-0.36%、NZDが-0.82%、AUDが-1.11%となっていて力関係は【JPY>GBP>CHF>EUR>CAD>USD>NZD>AUD】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【NZD>CHF>JPY>USD>GBP>AUD>EUR>CAD】でしたから円が強い位置で加速したこと、スイスが強い位置を維持していること、NZドルやドルが弱い位置に変化したことなどが見てとれます。

続いて9時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日の動きを受けて全て下向きとなっていますので、現状は円買いの動きが出ればショートのチャンスになりやすい状態。この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形が低リスクとなります。

逆にここから円売りの動きが出た場合には各通貨の短期トレンドが改善し、一旦フラット化しますし、勢いが強くなれば上向きに変化するものが出てきます。こうなると今度はロングのチャンスに変わることになりますので、力関係上強い通貨を買って円を売るのが低リスクですね。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものをリスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2019/11/14

斉藤学さん

NZドル以外は弱いと予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは変わらず、日経平均株価は-200円安の23319円で引けました。ドル円は108.66円まで下押し、クロス円も全体的に売られています。

【前日の結果】
・ダウ平均  27784.36(+92.87 +0.34%)
・日経平均  23290.00(-180.00 -0.77%)
・NY金先物  1463.30(+9.60 +0.66%)
・NY原油先物 57.05(+0.25 +0.44%)

【経済指標】
★★★
22:30 (米) 10月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)  前回:2.4% 予想:2.4% 結果:2.3%

【本日の戦略】

<高値では利食い売りに押される>

昨日は利食い売りが先行、全体的に下落しました。デモの悪化で香港株が-2%安となったほか、WSJ紙が米中貿易協議に関し「米中貿易協議が障害にぶつかっている、農産物の購入巡り協議が難航」と伝えたことも売り材料に。ドル円は108.66円まで下押し、クロス円も全体的に売られています。

そんな中、予想外の政策金利据え置きとなったNZドルに買いが集まりました。もともと、インフレ見通しの引き下げにより利下げ濃厚と見られていたのですが、結果は1.00%とサプライズ感のある据え置きで、まとまった買いが入ったほか、豪ドルも若干連れ高に。今後の動向に注目ですが、直近の雇用統計やインフレ見通しは悪いので、再度利下げ懸念が出るようであれば要注意。原油が続伸し57ドル台へ乗せていることで、しばらくは資源国通貨に買いの入りやすい流れが続くと予想します。

【経済指標】
★★★
22:30 (米) 10月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比) 前回:2.0% 予想:1.5%

【本日の予想レンジ】
・ドル円	108.30〜109.20	↓
・ユーロ円	119.00〜120.20	↓
・ポンド円	139.00〜140.30	↓
・豪ドル円	73.80〜74.80	→
・ユーロドル	1.1080〜1.0970	↑
・ポンドドル	1.2800〜1.2900	↓
・ドルスイス	0.99850〜0.9950	↓

【通貨の強さ】
ポンド>豪ドル>ドル>ユーロ

【注目通貨】
・NZドル(予想外の政策金利据え置き)

2019/11/13

為替研究所さん

相場の流れは変わるか?本日重めの材料が複数

今週は、週明けは日経平均CFDが200円以上下落したかと思えば、翌日は戻し、さらに本日また下げるというように、単なる押し目なのか、流れが変わる前兆なのかという、少し読みづらい状態になっております。

チャートを振り返ってみても、「この時間にこの材料があったから動いた」という感じでもなく、その背景には、

・米中通商協議への見通し
・最近の急速な株高への調整
・香港での緊張の高まり

等、様々な要因があると考えられ、その中で、もしこれまであまり大きな反応を見せなかった香港情勢に反応し始めているのだとすると、流れが変わる可能性もあるかもしれないと見ております。(今まで騒がれてはいたものの、相場が動かなかった材料に対して相場が反応しだした時は、相場の変わり目になりやすいです)

ここで株価が下げてくると、為替もリスクオフからの円売りの流れが変わる可能性もあり、為替トレーダーにとっても、今の株価指数の状況は確認しておくと良いかと思います。

今週のホットカレンシーとしてあげたNZドルについては、まさかのRBNZが金利据え置きということで、100pips近く上げるという展開になりました。

以前から言っているように、RBNZは比較的サプライズの多い中銀で、ここで大きく動くことはままあるのですが、さすがに雇用統計もインフレ見通しも悪化していて、また年内最後の金融政策会合で据え置きという選択肢を取るのは、正直想定外でした。

NZドルについては、これで年内利下げなしは確定、また、IMM通貨先物でも明らかに売られすぎの水準にあったので、基本的には年内は底堅く推移する可能性が高いのではないかと思っております。(ただし、クロス円については円高に向かった場合、それに引っ張られて落ちる可能性はあります)

今週は、

・本日からトランプ大統領のウクライナ疑惑をめぐる公聴会
・本日からパウエル議長の議会証言
・本日米消費者物価指数
・本日トランプ・エルドアン会談
・明日メキシコ政策金利発表

と、特に本日に重めのイベントが集まっており、上でも書いた香港情勢の他にも、例えばウクライナ疑惑関係で下げてきたり、あるいは今年に入って異常な底堅さを見せていたトルコリラがトランプ・エルドアン会談の結果で下がったりした場合には、「リスクオンの流れが変わる」可能性はあるので、ご注意ください。

2019/11/12

為替太郎さん

ドル円弱含むも、先週の急速なリスクオンの踊り場か

昨日の週明けの東京市場では、ドル円が、一時108円台後半まで下落するなど、先週末にくらべて軟化しています。

手掛かり材料難もありましたが、なにより先週の上昇ペースに対する調整的な色彩が強い動きだったものと言えます。

さらに、トランプ大統領の発言などを受けて、先週の後半と比べ、米中貿易協議の進展に対する期待感が後退したことも、ドル売りの材料になっています。

米中協議に関して、トランプ大統領は、うまく進んでいるものの、アメリカにとって適切な場合しか合意しない旨を示しています。

さらに、昨日の東京時間の後半には、香港でのデモ隊への実弾発砲が報じられるなど、国際情勢に対する懸念が強まり、リスク回避ムードが再燃。

香港のハンセン指数は2%超の下落となり、8月以来の下げを記録しています。それを受け、日経平均株価が下落に転ずるとともに、円高方向の展開に転じました。

思惑的に市場を支える材料としては、米中の貿易協議の合意期待は、限界に近づいている感があります。ここからは、より本格的な進展がないと、ドル円のさらなる上値を支えるには心もとない雰囲気でしょう。

こうしたアジア時間の流れを受けたニューヨークでも、ドルは主要通貨に対して軟調に推移。ドル円では、引き続き109円付近の動きになりました。アメリカの株式市場では、S&Pとナスダックも下落しています。

とはいえ、昨日の株安・円高は材料というよりは調整的な色彩が強かった感があるのは事実です。株式は、利益確定売り、ドル円は、踊り場要素に押されたのが主要因とみるのが自然です。

実際、目先の経済指標やFRBの要人発言に対する市場の反応はそれほどでもありません。昨日には米ボストン地区連銀総裁が、FRBによる追加利下げは不要という考えを示していますが、市場はさほど反応しませんでした。

指標の目先の安定で、12月のFOMCの金利据え置きが既定路線になりつつあり、市場参加者の関心は、米中協議と香港情勢に向かっています。ひとまず、この先しばらくは今の雰囲気が継続する可能性が高いように思います。

09:30 豪10月NAB企業景況感指数
16:00 トルコ9月 経常収支
18:30 英10月失業保険申請件数
18:30 英10月失業率
19:00 独11月ZEW景況感調査
19:00 ユーロ圏11月ZEW景況感調査

2019/11/11

ダメおやじさん

ポンドは下に放れるか?!

こんにちは、ダメおやじです。

最近、ドル円の動きがなく、動く通貨としてポンドが脚光を浴びています。

私は長年、ポンド一筋でトレードしてきましたが、先々週からのポンド円は、材料が無い中、139.50円から140.50円のレンジ内の動きが続いています。

それも欧州序盤と夜のFIXに動きが集中しており、突然と動きが変化するため、動きに翻弄される方が多いようです。ストップを確り入れて、動きに翻弄されないことが大切ですね。

今週も特にポンドを動かず材料もなさそうですが、総選挙に絡んだ情報分析で動くかもですね。

英国民や市場は、ジョンソンさんの早期離脱を望んでいるのか、野党が主張する離脱延期、或いは離脱について再度の国民投票が良いのか私には理解出来ないです。

上値は140.50円、下値は139.50円付近まで動く可能性も有りますが、139.50円を明確に割り込むと137円までの下げは期待出来ると思ってます。

その根拠は、今まで売り越しの強かったポンドが先週からは買われて買い越しになっています。

9月半ばまで5万強売り越しだったのが、買い越しに転じたのです。相当にポジションの整理が出来たのでしょうね。という事で私は戻り売りで臨みます。

頑張りましょう。

2019/11/08

しーさん

下落に備える

11月になり今年も残り2ヶ月となりますが、今週はテクニカル的な観点からドル円やクロス円は崩れるのではないかと予想していました。

しかし、NYダウは史上最高値を更新し、日経平均株価も23,000円を突破して株価が堅調に推移することで、リスク選好的な雰囲気が広がっており、週初の予想とは全く異なる展開となっています。

ドル円は109円台を回復しており、110円を突破するほど勢いはないものの株価を横目に堅調な展開です。米中が段階的関税撤廃で合意とのニュースがでており、テクニカルを無視して崩れることなく高値圏を維持しています。

クロス円は横ばいが続き、次の展開を待っているような状況ですが、株高でもリスク選好というわけではないため、株が崩れれば大きな下落につながるのではないでしょうか。

英国は12月の総選挙に向けて解散となり、選挙戦に突入しています。ブレグジット党の存在が不安要素として取り沙汰されていますが、ポンド円の日足チャートを見るとボリンジャーバンドが収束しており、パラボリックが反落を示唆して下落が近いことを示しています。

週末を前にして大きなトレードは控えておきたいところですが、少額でもショートポジションを持っておき、いずれやってくるであろう下落に備えておきたいと思います。

2019/11/07

ZEROさん

基本的には緩やかなリスクオン相場か

6日の米国株は前日比ほぼ変わらず、NYダウ0ドル安(-0.00%)、ナスダック24ポイント安(-0.29%)でした。為替市場はドル円・クロス円が小幅安。

米中通商交渉「第1段階」合意が12月にずれ込む可能性との報道が重し。他に目立った材料なく、米国株も円相場も小動きが続いています。

東京市場引け後に発表されたソフトバンクGの決算・会見が話題になりました。

直近の米国株は3指数揃って過去最高値を更新しており、基本的には緩やかなリスクオン相場となっています。

投資戦略は、様子見。為替市場は膠着状態が続いており、次の動きを待ちたいところです。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2019/11/06

とあるエンジニアKさん

大きなイベントも終わり、静かに推移するであろうドル円

熱戦を繰り広げたラグビーワールドカップも終わり、その盛り上がりを強く感じた日々でした。国際マッチやプロ化など、チームの強化に向けての方策が打ち出されているようですが、今後の少子化の流れでサッカーや野球と選手を取り合いになる将来が目に浮かびます。それでも良い環境を整えれば自然と強くなるのが過去の事例。もしかすると10年後にはラグビーボールがもう少し生活圏内で見られるようになるのかもしれません。

【本日の指標】
先日日銀による金融政策決定会合が行われましたが、今の路線に変更はなく、相場に与えるインパクトは特になし。その日銀の政策如何に左右される日本市場は米国に引っ張られるで株高で盛り上がっておりますが、為替相場はその株高による影響はさほどないものとみております。

【本日の戦略】
先週にラッシュを迎えた米国の金利動向に関するニュースは相場に対して特に大きな影響を与えずに終わりを見せ、指標や会合などのイベントがない日々を迎えます。クリスマスの足音も近づいてきており、2019年の締めの相場まであと少し。この時期、日米ともに株高のニュースが著しく、米国ダウ平均は史上最高値を更新というニュース。日本の企業も上半期決算のラッシュを迎えており、悲喜こもごもではありますが、安全策からをとる相場から、リスクをとる相場への変遷期間を迎えているようです。

ここ最近の好調株価、諸々の要因はあるようですが、なんといっても米中貿易問題の合意に向けての機運は相場に対してよい影響を与えている模様。すでに今月1日には閣僚級電話会談において合意に向けた前進があったことが報道されております。実際の合意は遠くとも、その見込みで動くのが相場。1年後に迫った米国大統領選挙に向け、成果を誇示したいトランプ大統領は、首脳合意として習主席を招いて米国で行いたいという意向が報道されております。ここ最近は大統領選挙1年前ということで、これらの行動が目立つようになりましたが、今後もこの流れは変わらないでしょう。この進展によって株高であったことは前述の通りなのですが、株式相場に比較すると静かな為替相場。特にドル円は円安方向に振れるというのが今までの経験則でありますが、時間差があってこの法則が成り立つのは大いに可能性として考えられ、気にせずに今のドル円買い戦略を続けます。特に動きなくニュースの行く末を見守る日々です。

2019/11/05

しましまさん

NYダウ史上最高値更新、今日はRBA政策金利発表や米・10月ISM非製造業景況指数等に注目

昨日は米中貿易協議進展への期待感からNYダウは続伸し史上最高値を更新、ドルも買われNY時間にドル円は108.65円の高値を、ユーロドルは1.1125ドルの安値を付けました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

12:30:RBA政策金利発表
22:30:米・9月貿易収支
24:00:米・10月ISM非製造業景況指数

今日の政策金利関連は、RBA政策金利発表が予定されています。米・9月貿易収支は-525億ドル、米・10月ISM非製造業景況指数は53.5の市場予想です。

昨日のドル円は東京時間は108.20円台でほぼ動きはなかったものの、欧州時間は108.40円台へ上昇、NY時間は108.60円台へ上昇と底堅く推移しました。今日堅調な動きとなると109円付近〜109円台前半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると108円台前半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間は1.1160ドル〜1.1170ドル台で小動き、欧州時間は1.1150ドル付近〜1.1170ドル台で上値重い動き、NY時間は軟調で終盤1.1125ドルの安値を付けました。今日軟調な動きとなると1.11ドル付近〜1.10ドル台後半への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると1.1170ドル台まで上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2019/11/04

為替見習さん

週明けの各国市場初動に注目。円軸の動きとリスク回避or選好に注目

先週金曜の為替相場は、雇用統計を前にした日本時間の段階で
ドル円が107円台をつけるなど前日安値を下回る展開でしたが、
ロンドン時間からは108円台でもみ合い、雇用統計後もやや上昇。

ただ全体的に先週木曜の強い円高の勢いを戻すまでには至らず
今年に入ってから続いている中長期的円高トレンドへの回帰が
再び意識されるような相場となりましたね。

現状短期トレンドはまだフラットからやや下といった程度ですが、
以前から書いているようにここ数ヶ月は円高トレンドが形成され、
戻しが入っても再下落するような相場が続いていますので、
まずは週明けの円軸の動きを抑えておくことが重要。

イベントとしてはラガルドECB総裁講演や米製造業新規受注、
サンフランシスコ連銀総裁講演等が予定されていますが、
基本は週明けの株式市場や為替相場の連動した動きを見ると良さそうです。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントはオセアニアやカナダが強く、
円が弱い、いわゆる「リスク選好型」になっていること。ただしこれは前日の「リスク回避型」に対する戻しでなっているだけで、
円安トレンドになっているわけではないので注意が必要です。

また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは北米が下向き、
その他はフラットで、どちらかというと円買いの動きが出た場合に
ショートのチャンスになりやすい状況であること。

そのため今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、
ここから円買い動きが出れば各通貨の短期トレンドは悪化して
ショートのチャンスとなりますので、力関係上弱い通貨を売って
円を買うという形で攻めるのが低リスクとなります。

逆に円売りの動きが出てきた場合には各通貨の短期トレンドが改善し、
一旦フラット化することになりますし、勢いが強くなった場合には
明確な上向きのものが出てきてロングのチャンスに変わります。

この場合には力関係上強い通貨かつ値幅が出やすい通貨を買って
円を売る形で攻めるのが最も低リスクかつ高リターンを狙える方法となりますね。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2019/11/01

斉藤学さん

21時30分に米10月雇用統計が発表

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは+115ドル高、日経平均株価も+83円高の22927円と上昇して引けました。ただ、ドル円は一時108円台割れ、クロス円も全面安となっています。

【前日の結果】
・ダウ平均  27046.23(-140.47 -0.52%)
・日経平均  22715.00(-215.00 -0.94%)
・NY金先物  1514.80(+18.10 +1.21%)
・NY原油先物 54.18(-0.88 -1.60%)

【経済指標】
★★★
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 前回:21.2万件 予想:21.5万件 結果:21.8万件

【本日の戦略】

<米中貿易協議への懸念で円高に>
昨日は、序盤堅調に推移していたものの、ロンドン時間に入るとブルームバーグが「中国がトランプ大統領との長期的な通商合意について疑問視」と報じたことで、円高株安の地合いとなりました。米中協議は長期的な問題で、すぐに全面解決とはいかない様子。ドル円は一時107.93円まで下押し、クロス円も全面安となっています。リスク回避の動きにより、金が+14ドル高と続伸し1500ドルの節目を回復、米利回りが低下するなか再びドル売り圧力となってきました。さらに、原油が3日続落し54ドル台へ低下したこともあって、通貨別には資源国通貨への売りが強まると予想します。

<21時30分の米雇用統計に注目>
本日は、21時30分に米10月雇用統計が発表されます。前哨戦となる10月ADP雇用統計は、予想12.0万人に対し結果12.5万人と予想を上回っていました。今晩発表の米10月非農業部門雇用者数は、前回13.6万人に対し予想8.9万人と大きく減少予想。ある程度織り込んでいると思われますが、地合いがあまり良くないため予想値と乖離した場合はいつも以上にボラティリティが高まる可能性があり、注意が必要でしょう。

<米主要企業決算発表予定>
11/1(金)
シェプロン
エクソンモービル
アリババグループ

【経済指標】
★★★★★
21:30 (米) 10月非農業部門雇用者数変化(前月比) 前回:13.6万人 予想:8.9万人
★★★★★
21:30 (米) 10月失業率 前回:3.5% 予想:3.6%

【本日の予想レンジ】
・ドル円 	107.50〜108.50	↓
・ユーロ円	119.50〜121.00	↓
・ポンド円	138.80〜140.30	↓
・豪ドル円	73.50〜75.00	↓
・ユーロドル	1.1080〜1.1200	↑
・ポンドドル	1.2900〜1.3000	↑
・ドルスイス	0.6850〜0.6950	↓

【通貨の強さ】
ポンド>ユーロ>豪ドル>ドル

【注目通貨】
・ドル(米10月雇用統計が発表)

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