兵ブロガーバックナンバー(2020年05月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2020年05月

2020/05/29

しーさん

豪ドルに動きあり?

中国の全人代にて香港に対する国家安全法の導入が決定されました。これに関して米中関係の悪化が懸念されていた割には、日経平均株価やNYダウが続伸しています。日経平均株価は22,000円近くまで上昇しており、リスク回避はどこ吹く風といった印象です。

本邦では政府の支持率が急落していることに注目が集まっています。これまでの新型コロナ対策について色々な意見があるようですが、海外からは客観的な数字を見れば成功では?との声も上がっています。支持率急落の回復策の1つとして消費税の減税の噂がでており、これらの推測が株価の上昇につながっているようです。

噂の真偽は不明ですが、このまま支持率が下がり続ければ何らかの手を打ってくる可能性は高まりますので、その期待感から株価が上昇する動きには納得がいきます。しかし為替としてはほとんど動きがない状態が続いています。ドル円は107円台の後半で狭いレンジでの推移となっており、これではトレードしようにも難しい状況となります。

一方で、渦中の香港に関連して米中貿易協議の合意が崩れ、新たな制裁が加えられる可能性がでてきます。中国への締め付けが厳しくなることで、関連通貨として豪ドルの下落に注意が必要になってくるかも知れません。豪ドル円は200日移動平均線の手前で反落の可能性があるテクニカルサインが出ており、本日以降下落に警戒しておいたほうがよいでしょう。

本日で5月の営業日が終了となります。今年はSell in Mayとはなっておらず、例年とは雰囲気の異なる5月相場だったように思えます。動きのない通貨はとりあえずさておいて、次に来る材料で動く通貨はどれかを考え、少ないチャンスをものにしたいと思います。

2020/05/28

ZEROさん

中国に対する制裁の強弱感に注目

27日の米国株は上昇、NYダウ553ドル高(+2.21%)、ナスダック72ポイント高(+0.77%)でした。為替市場はユーロ高。

日本政府は第2次補正予算を閣議決定。欧州委員会7,500億ユーロの復興基金を発表しました。

各国中央銀行の緩和マネーと政府の財政出動が、経済活動再開やワクチン開発をきっかけに株価を押し上げています。

本日は中国全人代にて香港に対する国家安全法が導入されるか?に関心が集まっています。トランプ政権は週末までに制裁措置を発表するとしています。

市場は中国政府高官に対するビザ発給停止や資産凍結など、大きく踏み込んだ制裁はないというのがコンセンサスです。

予想以上の制裁措置が出てくるか?それともこれまでと大差ない制裁措置に止まるのか?制裁の強弱感に注目しています。

投資戦略は中期(向こう1回月程度)でポンド円戻り売りとします。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2020/05/27

とあるエンジニアKさん

中国にて全人代開催中

いよいよ日本においても緊急事態宣言の解除がなされ、本格的な経済活動の再開がなされることとなります。とは言え以前のような生活に戻るわけではなく、様々な場面で制限を加えられる中での生活。特にマスクの着用は半ば義務化しており、新たな生活様式の一つとして常に身体の一部となりそうです。

【本日の指標】
本日の指標は米国において小粒な指標がちらほらありますが、相場を動かすほどのものではない見込みです。

【本日の戦略】
週明けより緊急事態宣言の解除を見越して、東京株式市場では株価の上昇があり、リスクオンモード。日経平均株価で二万一千円台を回復。一方で為替相場は特段目立った動きはなく、今までと変わらず静かに推移しています。

ここしばらくは材料を探す相場が続いていますが、今週もまた同様であり、ごくごく限られた中での値動きで推移しています。気になるニュースはやはり米中対立で、中国が香港において進めようとしている統制強化に対して、米国から中国に対する制裁が示唆されている模様。

この流れは止めようがなく、実体経済に影響を与えた段階で両首脳がどこかで手打ちをするというのが今までの図式です。実際に米国が米国内の中国共産党関係者の資産凍結などの具体的な制裁措置に入れば、ここ最近なかった相場を動かす大きな要因となり、株・ドル安の引き金をひくことになるかもしれません。これらは現在中国において開催されている全人代での議題の一つであり、明日以降はっきりしてくるものと推測されます。

そういったニュース以外では相変わらず相場を動かす要因に欠けており、なんとも言いがたい状況が続きます。こんな時は方針維持とし、ドル円の売りを継続します。

2020/05/26

しましまさん

米・英休場で動意薄、今日は米5月消費者信頼感指数等に注目

昨日は米国がメモリアルデー、英国がスプリング・バンクホリデーで休場だったことから動意に乏しく、ドル円は終日107円台中盤での小動き、ユーロドルは1.0870ドル〜1.0915ドルで推移しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

22:00:米・3月ケース・シラー米住宅価格指数
23:00:米・5月消費者信頼感指数
23:00:米・4月新築住宅販売件数

先週のドル円は前半堅調な動きで19日に108.09円まで上昇しましたが、後半は107円台中盤〜107円台後半での小動きが継続し107.59円で引けました。昨日は107円台中盤での小動きでした。今日堅調な動きとなると108円付近まで上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると107.30円付近への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間軟調に推移し欧州序盤に1.0870ドルまで下落しましたがその後は1.0910ドル台まで反発、NY時間は概ね1.0890ドル台での小動きでした。今日堅調な動きとなると1.0930ドル〜1.0940ドル付近へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.0870ドル付近への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2020/05/25

為替見習さん

英米休場のため無理は禁物。週明けの力関係変化、短期トレンドの行方に注目

先週金曜の為替相場は、円やドル、そしてスイスが力関係上強い位置に来て、先週前半の円売りに対する戻しといえる格好で引けましたね。

この力関係だけ見ると「リスク回避型」に近い状態となっていますが、変動率が低く、通貨ごとの差も小さいため実質的に横並びに近く、今週前半はまずこの力関係やそれに伴う短期トレンドがどのように変化していくか、という点に注目して相場を見ていくと良さそうです。

以前に比べるとコロナ関連の報道や要人発言に対する反応は小さくなっていますが、また次に大きな動きが来ても良いように資金管理や戦略を見直すには良い期間であり、今後再び大きく動く相場が来た時にしっかり利益が取れるような準備をしておきたいところ。

個人的には過去18年間取引してきた中でも、ここ2,3カ月の動きは利益が出しやすかったですし、取引するうえでは好都合という認識に変わりはありません。ですのでしばらく動きが小さくても次の大きな動きに備えて対応できるように準備しています。

現時点では目先の短期トレンドは戻しているものの中長期トレンドは円高方向であり、先週前半のように戻した場面ではそれが短期的な動きで終わるのか、中長期的なトレンドまで影響を及ぼすのかというところを見ておくと良いでしょう。

また今日のイベントとしては、独GDP改定値やIFO景況感指数指標程度ですし英国、米国市場が休場なので無理な取引な禁物です。

ではまず先週木曜から金曜にかけての力関係ですが、詳細は週間予想を見ていただくとして、ポイントはスイスが強い位置に来て円、ドル、スイスが強くなっており、リスク回避型に近いこと、ただし変動率が低く各通貨の差が小さいこと。

さらに短期トレンドはドル円がフラットでその他は下向き気味であり、どちらかというと円買いの動きが出た時にショートで攻めやすい状態という点。

この状態を頭に入れて置き、今後円買いが進めば力関係上弱い通貨を売って円を買い、逆に円が売られれば力関係上強い通貨を買って円を売るのがベストですね。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものをリスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2020/05/22

斉藤学さん

売りに押されると予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは+369ドル高、日経平均株価は-42円安の20552円で引けました。ドル円は107円台半ばで推移、クロス円は小幅に下落しています。

【前日の結果】
・ダウ平均  24474.12(-101.78 -0.41%)
・日経平均  20465.00(-260.00 -1.25%)
・NY金先物  1721.90(-30.20 -1.72%)
・NY原油先物 33.92(+0.43 +1.28%)

【経済指標】
★★★
23:00 (米) 4月中古住宅販売件数(年率換算件数) 前回:527万件 予想:430万件 結果:433万件

【本日の戦略】

<全体的に利食い売り優勢>
一部の地域で経済活動の再開が始まったものの、新型コロナウイルスの感染拡大は続いています。米国の患者数が157万人に達したほか、ロシアが31万人、ブラジルが29万人と先週あたりから急増中。アジアや欧州で落ち着きを見せてきた半面、第2波が警戒されてきています。日米株とも急落分の半値程度戻していて、株式市場の伸び悩みが為替全体の上値を重くすると予想します。

また、昨日米上院が中国企業の米国上場廃止につながり得る法案を全会一致で可決しており、再び米中対立のリスクが出てきたことも懸念材料。再びトランプ発言でマーケットが乱高下する可能性もあるため、しばらくは要人発言にも注意が必要です。

【経済指標】
★★★
15:00 (英) 4月小売売上高(前年同月比) 前回:-5.8% 予想:-21.2%

【本日の予想レンジ】
・ドル円   107.00〜108.00 ↓
・ユーロ円  117.00〜118.50 ↓
・ポンド円  130.50〜132.50 ↓
・豪ドル円  70.00〜71.20  ↓
・ユーロドル 1.0900〜1.1050 ↑
・ポンドドル 1.2150〜1.2300 →
・ドルスイス 0.9620〜0.9780 ↓

【通貨の強さ】
豪ドル>ユーロ>ドル>ポンド

【注目通貨】
・ドル(米利回りの低下と株安)

2020/05/21

為替研究所さん

コロナ相場の今後の展望を考える

今週は、週明け早々に

・パウエル議長が「弾切れはない」と発言
・中国の石油需要がコロナ前の水準に戻ったという報道
・モデルナのワクチンの治験参加者全員に抗体ができて、回復者の水準以上であったという報道

が続き、NYダウは1日で1,000ドル弱上げるという、久しぶりに大きく上げる展開からスタートしましたが、それでも25,000を突破することは難しく、24,700程度で反落し、今時点ではまだレンジが継続しております。

ワクチンについては、現時点での治験は少人数を対象としたものであり、かつ、抗体ができたと言っても、この抗体が本当に有効なのか(むしろ抗体があることでリスクが上がるような病原体も世の中には存在し、その中の一つにネココロナウィルスがある)、どのくらい維持できるのか、大規模に投与しても本当に副作用がないのか等、まだ超えるべきハードルは多く、今時点では「悪い話ではないが、楽観的にはなれない」くらいのニュースだと思っております。

また、治療薬として期待されていたアビガンについても、臨床研究の中間解析結果で「有効性が確認されなかった」という報道も出ており、これについては藤田医科大が誤解だという見解を示しておりますが、少なくとも「明確に有効性が示された」状態ではないことは間違いないと思われます。レムデシビルについても、米中で臨床試験の結果が異なる&米のデータでも死亡率が偽薬11.6%、レムデシビル投与8%というくらいであり、「効くとしてもそこまでクリティカルな治療薬ではない」というものだと考えられます。

このように、治療薬もワクチンも現時点では有効な解決策が出ていないなあというのが正直な印象ですが、ただし、世界的に経済再開の「建前」を欲しがっている現状を考えると、効果がそこまで明確でなくても、経済再開の「大義名分」として使われる可能性があること、及び、FRBは何が何でも緩和姿勢を維持しづけるであろうことを考えると、リスクオフ展開に全力賭けするのもそれはそれでリスクは高いと考えており、スイングトレードは相当難しい局面だと考えております。

こういう状況下では、やはりきちんとロスカットを入れてのトレードや、短期トレードに専念した方が良く、その点で言うと、今時点では週明けにいきなり「好材料三連発」があったように、どちらかと言えば市場がリスクオンに傾きたがっていそうなので、今この瞬間で言うと、その流れに乗って、リスクオン寄りのポジションを取っておくほうがベターなのかなとは思っております。

2020/05/20

為替太郎さん

思惑相場が継続。株もドル円も流れは上向きか

市場では、株式・為替ともに、依然として、堅調な動きが継続しており、世界恐慌以来とも言われる経済情勢下ではやや違和感がある高い水準に踏みとどまっています。

このところ継続的に円売りドル買い基調が続いています。 昨夜もドル円は続伸となり、ニューヨーク時間には一時108円台に達しています。このところ106円台と107円台が長かったので、今のレベルは約1カ月ぶりの高値水準です。

もっとも、その後はアメリカの株式の反落や米長期金利の低下に押されて、今朝は再び107円台に戻ってしまっています。

昨夜のダウ平均は、390ドル超下落して取引を終えています。

ここまでの大幅上昇を受けた利益確定売りに加え、一昨日のダウの急騰をもたらした、モデルナの新型コロナウイルス向けワクチンの臨床試験に関して、昨日は一転して懐疑的な報道が出たことで、モデルナ株の急落とともに、株式相場全体の反落にもつながりました。

他方、ユーロドルでは、目下、ユーロが堅調な動きが継続しています。ドイツとフランスが、欧州経済再建のための基金創設の設立を共同提案したことなどが、各国での経済活動の再開と併せて材料になっています。1.09ドル台に乗せ、直近では上昇傾向が強く出ています。

当面の市場の不安材料としては、WHOなどを巡る米中対立の先鋭化があります。米中対立の激化でさらに世界経済の先行きに不透明性が高まれば、市場心理の重しになります。

さらに、新型コロナウイルスの感染拡大が収まりつつありますが、ブラジルのように拡大中の国もありますのでまだまだ気を抜けません。

いずれにせよ、昨夜のアメリカ株式の下落などもありますので、今日の東京市場は、慎重にならざるを得ないと思います。

株はやや高く始まっていますが、株も為替も大きく上値を追っていくような地合いではないと思います。とはいえ逆に張るよりは流れに乗ったほうがいい印象です。

ドル円は、引き続き107円台後半の今の水準が軸になりそうですが、昨夜既に超えている108円台には、大きな抵抗を受けることなく再トライする流れも想定可能です。

15:00 英4月消費者物価指数
15:00 英4月小売物価指数
15:00 英4月卸売物価指数
17:00 ユーロ圏3月経常収支
18:00 ユーロ圏4月消費者物価指数20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:30 カナダ3月卸売売上高
21:30 カナダ4月消費者物価指数
22:30 英中銀総裁発言
23:00 ユーロ圏5月消費者信頼感
27:00 FOMC議事要旨

2020/05/19

ダメおやじさん

ポンド円はリスクオンの動きで大きく上昇も流れは変わらず!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日のポンド円は東京では値は上げなかったですが買い戻しで確りした動きでした。欧州ではワクチンの開発観測からダウ先が大幅高となりリスクオンの動きとなり131.27円まで大きく上昇しました。その後は戻りを売られましたが強い動きでした。

昨日の週予想でも書きましたが、ポンド円は売り込まれると材料が無くても3円程度は反発するので注意ですが、週末からの予想を見ると売り、売り、売りで売り予想が強かったようです。それが逆の動きになりましたね。

BOEのマイナス金利導入観測やEUとの離脱交渉の難航など売り要因はそのまま残っており、売りの流れは変わらないと見ています。本日は高値は131.30円、安値は130円ではないでしょうか。

ドル円は107.50円まで上昇もリスクオンの動きで欧州、オセアニア通貨に対して売られ107.30円台で動きなしです。どうもリスクオンでは余り動かずリスク回避では買われる感じですね。本日も107円〜107.50円のレンジになる可能性が強そうです。

本日は欧州で英雇用統計、NYでは住宅指標がありますが、動くとすれば株価動向、パウエルさんやトランプさんなどの要人発言になりそうです。

2020/05/18

しーさん

できる範囲でコツコツと

この週末は39県の緊急事態宣言が解除された最初の週末となりました。自分は2週間以上感染者が増えていない県に在住のため、近場には感染者がいないのでは?と考えると今すぐお出かけしたいと思いましたが、この状況で怖いのは感染者がいる地域からの県をまたいだ移動による感染リスクです。解除はされたものの、完全封じ込めまでは予断を許さずに考えておきたいと思います。

日経平均株価は緊急事態宣言が一部解除されたことで多少は上昇するのかと思っていましたが、NYダウの影響の方が大きかったようで、買い地合いとはなっていません。この週末もコロナ前ほどの人出は戻っておらず、中小企業や小売店にとっては厳しい状況が続きそうです。今期の企業の業績は悪くなる見通しが多いと予想されるため、株を買う状況ではないのは当たり前といえば当たり前ですが、個人としてはお金を使って少しでも経済を回したいと思っています。

為替として、ドル円やユーロドルはレンジ相場中のため大きくポジションを傾けられない状況と考えています。EUR/JPY、GBP/JPYはやや下向きのトレンドに見えますし、AUD/JPYも一旦調整してもおかしくないチャートに見えます。クロス円は戻り売りを狙い、ドル円やユーロドルはタイミングに合わせて買いと売りを織り交ぜて勝負するのが良さそうです。

本日は本邦Q1GDPの速報値の発表があります。予想値は前回の-1.8%からやや改善した-1.2%となっていますが、消費税増税とコロナショックのダブルパンチの状況で少々楽観的すぎではないか心配です。もし結果が悪ければ株安円売りとなるかも知れません。午前中の流れを踏まえて、欧州タイム以降の流れを見極めたいと思います。

2020/05/15

ZEROさん

値幅大きいがレンジ相場か

14日の米国株は上昇、NYダウ377ドル高(+1.62%)、ナスダック80ポイント高(+0.91%)でした。為替市場はクロス円が反発、ドルは堅調でした。

トランプ大統領は中国との断行を示唆し、断行なら5,000億ドル節約できると発言しています。米政権は引き続き企業の国内回帰を促しています。

米新規失業保険申請件数は298.1万件(予想250万件)、過去8週間で3,650万件に達しました。

NYダウは大幅安となる場面があったものの、結局23,000ドルをサポートしました。株価に合わせてドル円・クロス円も反発しています。

ポンド円は130-135、ポンドドル1.2150-1.2650の500ポイントレンジに入って来ました。本日は米4月小売売上高の発表を予定しています。

投資戦略はレンジを意識しつつポンド円戻り売りとします。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2020/05/14

とあるエンジニアKさん

材料を探す状況が続く

5月も半ば、新緑のまぶしい季節となりしたが、緊急事態宣言の中での生活を余儀なくされており、このさわやかな季節をいたずらに消費していくのがもったいないと思ってしまいます。特に私が住む首都圏は宣言の解除はまだまだ先のことになりそうで、元通りの生活となるのはまだまだ先のことでしょう。

【本日の指標】
本日の指標はいくつかありますが、特段相場を動かすような大きなものはなく、指標によって動くような相場とはならない見込みです。

【本日の戦略】
注目すべきはコロナウィルス状況にあることは変わりませんが、米国をはじめとしていよいよ本格的な経済活動への道が開けてきたようです。特に日本は本日大半の県において緊急事態宣言解除の決定がなされる見込み。今のところそのニュースは相場に対して大きな影響を与えてはいないのですが、明るいニュースとして素直に歓迎したいところ。

しかし改めて思い知らされたのは、やはり相場に対して影響を及ぼすのは米国の潮流。昨晩はFRB議長によるオンライン講演。ここのところ好調さを見せていた株式市場でしたが、FRBパウエル議長が景気に対する厳しい認識と警戒感を示したことでダウ平均は大きく下落を見せております。確かにこのコロナショックは戦後発生したどの不況よりも悪い。という言葉が当てはまるものと感じます。

FRBは他先進国が既に突入したマイナス金利状態にすることは否定的であり、トランプ大統領と対立し続けています。今後も様々な政策で落ち込んだ景気を刺激し続けるのでしょうが、これらの対立が相場に悪影響を及ぼさないことを祈る限りです。株価は多少の動きがあったものの、為替相場はさほど動きはなし。方向性に欠ける状況が続いております。ここいつも通り相場が流れるまで待つのみです。

2020/05/13

しましまさん

ドル軟調、今日はパウエルFRB議長の講演や米4月生産者物価指数等に注目

昨日はNYダウの大幅続落や米長期金利の低下等を受けドルが軟調に推移し、ドル円は107.12円の安値を付けユーロドルは1.0885ドルまで上昇しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

11:00:RBNZ政策金利発表
15:00:英・3月GDP
15:00:英・第1四半期GDP
15:00:英・3月鉱工業生産指数
21:30:米・4月生産者物価指数

米・4月生産者物価指数の市場予想は前月比-0.5%です。今日の政策金利関連はRBNZ政策金利発表が予定されています。また、今日はパウエルFRB議長の講演が予定されています。

昨日のドル円は東京時間は107円台中盤で推移し欧州時間は107.30円台まで下落、NY時間は107.10円台〜107.40円台で上値重く推移しました。今日も軟調な動きとなると106円台後半〜中盤への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると107円台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。

昨日のユーロドルは東京時間は1.08ドルを割り込む動きとなるも欧州時間は1.0850ドル付近まで上昇、NY時間は1.0880ドル台まで上昇し午後は1.08ドル台中盤で推移しました。今日堅調な動きとなると1.08ドル台後半〜1.09ドル付近へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.08ドル付近への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2020/05/12

為替見習さん

米消費者物価指数と円軸の力関係変化に注目

昨日の為替相場は、先週後半に形成された「リスク選好型」が加速するか、という意味で重要な1日でしたが、資源国通貨が位置を落とす展開となっており、早速その形が崩れ始めてのスタートとなりましたね。

円は弱い位置にあるためドル円クロス円全体としては上昇気味であり、一見するとリスク選好型が続いているように見えるわけですが、こういった値動きの裏で変化している力関係には注意したいところ。

後述するようにドルやスイスは強い位置に来ており、あとは円が強い位置に来て、豪ドルやカナダドルがさらに弱くなれば完全な「リスク回避型」となるわけで、今日は各国市場オープン前後の円軸の動きには注意したいところです。

このような中で今日のイベントとしては、NY市場で米消費者物価指数や、米国の各地区連銀総裁発言、クオールズFRB副議長の議会証言等が予定されており、特にNY市場における力関係変化に注意しておくとよさそうです。

個人的には過去18年間取引してきた中でも、今は取引しやすい相場と思っていて、最悪も含めて複数の変動パターンをあらかじめ想定しておけば、それに対する行動も考えておけるので、いかに準備に時間をかけるかがポイント。逆に準備さえできていれば取引は単なる作業です。

準備が出来ている場合であっても、大きな変動の際は自分が想定しているよりも必ず「相場は行き過ぎるものである」ということを頭に入れて置き、その動きでさえも想定内とできるよう、資金管理を万全にしたうえで、取引後に極力無駄なポジションが残らないようにしておきたいですね。

では、まず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、月曜はUSDが0.96%、CHFが0.95%、EURが0.78%、AUDが0.51%、CADが0.39%、GBPが0.37%、NZDが-0.06%となっていて、力関係は【USD>CHF>EUR>AUD>CAD>GBP>JPY>NZD】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【NZD>AUD>GBP>CAD>CHF>EUR>USD>JPY】でしたから、NZドルやポンドが強い位置から弱い位置に変化したこと、ドル、ユーロ、スイスが強い位置に変化したこと、豪ドルやカナダがやや位置を落としたことなどが見てとれます。

続いて10時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日の動きを受けてNZドル円がフラットでその他は上向きとなっていて、現状は円売りの動きが出ればロングのチャンスになりやすい状態。そうなった場合には力関係上強い通貨を買って円を売る形が低リスクな攻め方です。逆に円買いの動きが強く出ると各通貨の短期トレンドは悪化し、勢いが強ければ下向きに変化してショートのチャンスとなる通貨ペアが増えてきます。

この場合は力関係上弱い通貨、かつ値幅が出やすい通貨を売って円を買う、という形で攻めるのが低リスクといえますね。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものをリスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2020/05/11

斉藤学さん

全体的に小幅高と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは+211ドル高、日経平均株価も+504円高の20179円と上昇しました。ドル円は106円台半ばへ上昇、クロス円も連れ高となっています。

【前日の結果】
・ダウ平均  24331.32(+455.43 +1.91%)
・日経平均  20245(+105 +0.52%)
・NY金先物  1713.90(-11.90 -0.69%)
・NY原油先物 24.74(+1.19 +5.05%)

【経済指標】
★★★★★
21:30 (米) 4月非農業部門雇用者数変化(前月比) 前回:-70.1万人 予想:-2100.0万人 結果:-2050万人
★★★★★
21:30 (米) 4月失業率 前回:4.4% 予想:16.0% 結果:14.7%

【本日の戦略】

<株・為替とも上昇>
先週末の米4月非農業部門雇用者数は、予想-2100.0万人に対し結果-2050万人と予想を下回りました。マーケットはある程度織り込み済みだったため、ドル円は106円台半ばへ上昇、クロス円も連れ高となっています。NYダウは+455ドル高と大幅続伸、原油も24ドル台へ上昇していて、過度なリスク回避の動きはほぼ収まっています。米10年債利回りは0.685%へ上昇、為替は全体的に小幅高と予想します。

<今後の動向には注意が必要>
ただ、非農業部門雇用者数は、過去10年間の景気拡大で増加した分がほぼ帳消しになるという非常に悪い結果で、失業率も前月の3倍となる14.7%でした。新型コロナウイルスによる経済活動の制限に関し、イタリアやスペイン、米カリフォルニア州などで一部制限が緩和されたものの、感染拡大のリスクは残っており、今後の動向には注意が必要でしょう。

【経済指標】
特になし


【本日の予想レンジ】
・ドル円   106.00〜107.50↑
・ユーロ円  115.00〜116.50↑
・ポンド円  131.50〜133.50↑
・豪ドル円  69.20〜70.50 ↑
・ユーロドル 1.0750〜1.0900→
・ポンドドル 1.2300〜1.2500↑
・ドルスイス 0.9650〜0.9800↑

【通貨の強さ】
豪ドル>ドル>ポンド>ユーロ

【注目通貨】
・豪ドル(株と原油の上昇)

2020/05/08

為替研究所さん

トルコリラがなかなか大変なことに

タイトルの通りですが、トルコリラがなかなか大変な状況になっているので、今回はそれについて解説したいと思います。

トルコリラは、先日とうとう2018年の「トルコショック」の時ですら破れなかった15円の下値・USD/TRY7.2を超えて下落し、執筆時現在も14円台後半でウロウロしております。

これについてはいくつか要因があるのですが、

・インフレ見通し>政策金利というように、実質金利がマイナスになっている
・これまで為替介入で支えるなどした結果、外貨準備高が底を尽きかけている
・国内でコロナ感染者数も世界7位まで上げており、中国やイランを超えている

等々の要因が重なっております。

通常時であれば、さすがに今のような相場環境では利上げを行ったり(実際2018年のトルコショックの時はそうした)、あるいは諸外国も救いの手を差し伸べたりする(2018年のトルコショックの当期も同様)のですが、コロナウィルスのせいで金融は緩和してお金を市場にまかざるを得ない&他国もそれどころではないという状況で、今回はもしかしたら本格的にまずいかもなあというのが正直な印象です。トルコという国は、元々中東とヨーロッパを繋ぐ地理的な要所であり、そのため

・アメリカやロシアにとっては、中東戦略の上で不可欠(だからこそどちらも相手国に近づくと怒り出すが、本気でつぶすこともできない)
・ヨーロッパにとっては、難民の防波堤

というように、実は非常に世界情勢的にも重要な国なので、どこかでは助けざるを得なくなると思っており、悪材料が出尽くし、いわゆる「セリクラ」も起こったら、リスクはあるものの買っても良いのかなとは個人的には思ってます。

ただし、今の時点での下げ方は、「ジリジリと下げている」「重要節目で多少は足踏みするも、最終的に素通りしたような形で節目を次々超えている」「世界情勢的にも今はトルコどころではない」ということから、「ここで止まるだろう」というのが見えづらく、また、世界が経済再開に向けて動き出す=コロナの第二波リスクも高まっているという状況の中で買っていくのはかなり厳しいと見ており、個人的には買いで持っていたポジションは一旦全部ロスカットしました。

2020/05/07

為替太郎さん

雇用統計を控えて様子見か。足元は小動き想定

今日の午後の東京市場のドル円は106円30銭台の推移になっており、小幅に上昇をしています。

GWをはさんだ日経平均株価は、比較的小動きになっており、寄り付きの下落から戻して、先週末の水準とほぼ変わらずになっています。

こうした株式市場の堅調により、ドル円もまた堅調になっているという見方もできますが、実際にはこの程度の動きであれば、トレンドを伴っての動きというよりは、実需による上下動の範囲内のような気がします。

このところの為替相場の先行きを巡る重要な材料として、アメリカを中心とする世界経済の急激な悪化に加え、新型コロナウイルスの蔓延を巡る中国責任論の台頭に伴う米中対立が先鋭化も、市場の関心事になっています。

武漢ウイルス研究所からのウイルス漏洩の可能性を指摘したアメリカに対し、中国は強く反発。アメリカが制裁を持ち出しかねない事態になっています。

仮にそうなった場合には、米中貿易戦争の再燃となり、ますます世界的な経済の混乱に拍車がかかりかねません。

とはいえ、昨夜の米国株はADP雇用者数を始めとする経済指標の弱さにもかかわらず、必ずしもリスクオフ一色ではありませんでした。ダウとS&P500は下落したものの、ナスダックは堅調であるなど、比較的踏みとどまっています。

もっとも、基調を見る限り、5月に入ってから、米国株は軟調になりつつあります。あす発表されるアメリカの4月雇用統計次第では、本格的なリスクオフ局面が再来する可能性も感じます。

アメリカ株式の第二段下落局面になった場合には、リスクオフの株安・円高が強まる展開が予想されます。それを警戒し、今日は様子見気分が強まりそうに思えます。

それゆえ、今夜の欧米市場でも、雇用統計に先立って基本的に神経質で小動きな展開となりそうな雰囲気です。

イギリスBOEの金融政策や、フランス、ドイツの鉱工業生産指数など、足下の欧州経済を巡るイベントや指標を踏まえての取引になっていきそうです。

15:00 独3月 鉱工業生産
15:00 英中銀金融政策発表
15:00 英中銀議事要旨
15:45 仏3月鉱工業生産指数
15:45 仏3月貿易収支
15:45 仏3月経常収支
18:00 英ベイリー総裁発言
20:30 米4月 チャレンジャー人員削減数
21:30 米1-3月期 四半期非農業部門労働生産性
21:30 米1-3月期 四半期単位労働コスト
21:30 米週次新規失業保険申請件数
28:00 米3月消費者信用残高

2020/05/06

ダメおやじさん

買える通貨探し!

買える通貨探し!

こんにちは、ダメおやじです。

今週に入りドル円は週明けこそ107円にタッチ、昨日はユーロに対するドル買いで106.89円まで上昇も米中関係の悪化懸念も有り上には抜けず106.40円〜107円の狭い範囲の動きとなっています。

暫くは106〜107円の動きとなりそうです。

今までは引かされてもスワップを楽しみに保持し上がるのを待つ投資家が多かったですが、今は妙味もないですね。

今週、売り推奨したポンド円も週明けこそ下げましたが、ポンドドルの反発で昨日は下げ渋っていましたがNYで下げて続落です。今の状況なら上値は133.30円、下値は132円付近の動きで、ポンドらしくない動きです。
明日のBOEで動きが出るかですね。

ユーロドルは週明けから下げだし、昨日はECBの金融政策が独の裁判で憲法違反との結果で値を下げています。上値は1.0880台、下値は1.0820と見ています。sell in Mayという相場格言が有り、今年も今の所は格言通りの動きですね。

ドル円、ポンド円、ポンドドル、ユーロドルとも4月末の高値が目先の高値と思っており戻せば売りたいです。買いは突っ込んだ時に目先狙いで買う程度でしょう。株や原油は結構動いてますが為替には反応が少なく、指標にも反応がほとんど有りません。

GW中でも有り商いが細っている面も有り、今は我慢の時と思っています。ただ、何時までもこういう動きではなく何処かから動きだしますので待ちましょう。

来週からの動きを期待はしています。

2020/05/05

しーさん

緊急事態宣言の延長

昨日の夕方、安倍総理から正式に緊急事態宣言が5月末まで延長されることが説明されました。状況次第では期限前に解除もあり得るとのことでしたが、今しばらくの自粛の継続を行いましょう。

改めてコロナが収束した後の生活を考えると、以前とは異なる社会になることが色々とありそうな気がしています。まずは働き方について、テレワークが浸透したことで毎日満員電車で苦労をして出社する状況は変わるのではないでしょうか。また数時間の打ち合わせのために出張することも少なくなり、遠隔でのミーティングが継続することになると予想します。

もしそうなった場合、移動する人が減少し、交通機関や道中の食事、かばんなどの旅行グッズなどの販売が以前と同じ水準には戻らないと推測します。交通関連の株価は伸び悩む一方で、通信系の株価は今後も堅調となることが予想されます。最近はどこの電気屋でもヘッドセットが売り切れ続出となっており、今後もテレワークが継続となると、Webミーティング関連の雑貨は売れ続けることになるでしょう。

人の移動が減る一方で、物の移動は増えることになり、航空業界では減便により物流が限定されているため、物の運賃が高騰しています。この流れは日本だけでなく世界的な流れと言えるため、バフェット氏は航空業界の株を手放しましたが、人ではなく物を運ぶ航空会社なら逆に儲かっただろうに、と個人的には考えていました。

今回は主に株価に関係する話でしたが、ゴールデンウィークでステイホームしながら、世の中のニュースや情報をつなぎ合わせて次に何が起こるかを予測して時間を潰すのもたまにはよいのではないでしょうか。

為替に関することとしては、本日はRBA政策金利の発表と米4月ISM非製造業指数の発表があります。RBA政策金利は据え置き予想となっていますが、豪州は中国とコロナ関連で対立し始めており、やや売り優勢となっています。今後の下落に注意しておいたほうがよいかも知れません。

また、ISM非製造業指数は予想値44.0と50.0より大幅に悪い結果が予想されているため、ドルにとってはネガティブとなりやすいでしょう。NYタイムにはドル売りで見ておいたほうがよいかも知れません。

2020/05/04

ZEROさん

【バフェットが航空株売却、米中対立が重し】

・1日の米国株は下落、NYダウ622ドル安(-2.56%)、ナスダック284ポイント安(-3.20%)でした。為替市場はリスク回避の円高。

COVID-19感染拡大の責任問題を受け、米中関係が悪化するとの懸念が高まりました。4/30→5/1の「月代わり」で一旦方向が変わったとも考えられます。

今週は米4月ISM非製造業景況指数、米4月ADP全国雇用者数、米4月雇用統計が発表されます。米失業率は16%になるとの予想も出ています。

COVID-19に絡み、最も深刻な被害を受けたのは、米国・イタリア・スペイン・英国・フランス・ドイツ・ロシア・トルコ・ブラジルの9カ国。

この9カ国の感染者数は、当初流行した中国やイランを上回っています。経済活動再開と共に、中国への責任追及が強まりそうです。

トランプ政権は、中国に対して強く出過ぎれば株価が下落してしまいます。どこまで制裁や追及を行うのか注目しています。

本日は日本や中国が休場、米企業決算とCOVID-19関連に注目しています。

その他、週末にバフェットが航空株を売却したとの報道が話題になっており、米航空株の動向にも注目しています。

株安となれば円やドルの買い圧力になるでしょう。

投資戦略はドル円戻り売りとします。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2020/05/01

とあるエンジニアKさん

5月相場が始まる

本日は5/1。昨年の今頃は新しく始まる令和という時代に思いをはせつつ、長いお休みをエンジョイしていたのですが、まさかその1年後にこんなGWを迎えようとは誰が予想したことでしょうか。季節は1年んで最も良い時期を迎えたのですが、なんとなく心が晴れない日々。一生に一度の経験としたいところです。

【本日の指標】
本日は5月最初の日ということでメーデーです。中国・欧州など主要国の市場は休場となりますが、日本は通常通り。米国は休場ではありません。米国時間において製造業景気指数などが発表されますが、既にコロナ後の数値が盛り込まれていると予想され、当然のこととして悪い数値がでるものと推測されます。市場は織り込み済みであることが推測されますが、相場が動くきっかけとなる可能性も否定できないことから念のため注意が必要な状況です。

【本日の戦略】
各国において株価の上昇が目立ちます。「経済活動再開への期待感から」というなんとも言えない観測ですが、それでもコロナで急落した分を取り戻すべく上昇が見られます。中でもダウ平均は4月中に11%上昇との報道もあり、底がまだ見えない実体経済とは別次元で展開される株式相場です。同様の流れは世界の主要国で進行中で、中国では実体経済の方も復活を遂げるべく、主要自動車メーカーが通常稼働に向けて動き出すなど、全人代開催の決定も合わせて、コロナ封じ込めを内外にアピールしております。

一方の日本は昨日緊急事態宣言の延長が表明され、ゴールデンウィーク明けも経済活動の自粛は継続するものとなりました。新規感染者の増数鈍化が絶対条件ではありますが、その達成はまだまだ先のこととなりそうです。

そんな中で為替相場は静かに推移しており、上下同どちらとも言いがたい状況が続いております。週の戦略で述べたドル円の売りは継続とし、相場の行く末を見守りたいと思います。コロナショックで大きな混乱が続いた3月、その反動で静かな相場を向かえた4月。果たして5月はどのような相場になるか。

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。