昨日の日経平均は4日続落となりました。 今週は欧米株が急落になっており、昨日も日経は250円近く下げて始まりました。とはいえ、最終的に23300円台まで戻して取引を終えるなど、比較的底堅い動きを見せています。 現状、欧米も含めてパニック的な先行きの悲観から売り込まれている感じはしません。 ダウ平均の650ドル安 、943ドル安からの流れで昨日の東京はある程度踏み止まりました。現状、本格的な下落局面というよりは、アメリカ主導の思惑相場色が強い感じです。 ドル円は、昨日の東京市場では104円50銭付近から、海外市場では104円03銭まで下落するなど、値幅を伴うリスクオフに傾きましたが、最終的には、104円後半まで戻して取引されています。アメリカの長期金利の上昇も円の高値を抑えており、今朝は安定しています。 昨夜の7-9月期のアメリカのGDP速報値は、実に前期比年率換算で33.1%を記録し、統計し以来最大の伸び率でした。これより、市場のリスクオフはいったん収まった格好です。 何はともあれ、今日は週末要因に加え、来週11月3日に、控えた米大統領選を控えて、一段と動きがとりにくい相場でしょう。 市場では、投票後もしばらく勝敗が決まらず、混乱が続く展開になるのではないかと危惧する声もあり、政治的な空白への懸念とともに、警戒感につながっています。 海外のコロナの感染拡大もあわせて、先行きの不透明感は強く、積極的にリスクを取りにくい地合いになりにくいのは明らかです。 クロスユーロでは、ユーロ円は仏独のロックダウンと、昨夜のECBの12月の追加対策示唆でついに121円台まで下落し、数か月ぶりの安値になっています。 他方、日銀は金融政策決定会合で現行の金融緩和政策の維持を賛成多数で決定しましたが、市場の関心は強まらず、これといった、材料にはなっていません。 今日は重要指標も複数あるので、指標と米大統領選情勢が海外市場の関心事だと思います。 15:30 仏7-9月期GDP 16:00 独9月小売売上高指数 16:00 独9月小売売上高指数 16:45 仏10月消費者物価指数 16:45 仏9月消費支出 17:30 香港7-9月期GDP 19:00 ユーロ圏9月失業率 19:00 ユーロ圏7-9月期四半期GDP 19:00 ユーロ圏10月消費者物価指数 21:30 カナダ8月月次GDP 21:30 米9月個人所得 21:30 米9月個人消費支出 22:45 米10月シカゴ購買部協会景気指数 23:00 米10月ミシガン大学消費者態度指数
こんにちは。ダメおやじです。 今週に入り、私はポンド円の戻り売り、そして密かにユーロドルの戻り売りを狙っていましたが、ポンド円は136.30円台、ユーロドルは1.18で何回もサポートされ、もどかしさ一杯でした。 コロナ感染拡大、米経済追加対策の不透明感などで株価が続落し、米金利も下げ、ドル円が月曜日高値105.05円から水曜日東京安値104.11円まで、株価や米金利安に連動して下げてくれたおかげで、ポンド円も134.88円まで下げてくれました。 リスク回避のドル高・円高の動きですね。 ユーロドルは、欧州全体でコロナ感染の異常事態発生で、火曜日の深夜にサポート1.18を割り込み、4時間足以下の短期足が高値安値切り下げの売りトレンドに入りました。これで週足日足の安値1.1612を割り込めば、全時間足で売りトレンド入りです。 本日のECB金融政策待ち、ラガルド総裁の発言でユーロ安を誘発してくれればです。 ただ、米FRBは2022年まで金融緩和とゼロ金利維持を固持してドル安(ドル売り)の流れなので、極端なドル高にもいけない状態です。 ドル円ですが、戻りは104.50円台でしょう、下値は104円が固そうです。噴き値売り、突っ込み買いがよさそうです。 ポンド円ですが、戻りは136円、下値は135円を割り込めば134.5円、134円ですね。 ユーロドルですが、戻しましたね。戻りは1.177、下値は1.1715を割り込めば1.169とみています。 *上記の上値と下値は、直近の高値と安値、またそれに値幅を加味して書いていますが、相場が急変した時は上値や下値通りにはならないのでご留意ください。 週後半、頑張りましょう。
今週は月曜日から株価の下落で始まりました。世界的に新型コロナウイルスの新規感染者数が増加しており、米国では1日当りの感染者数が過去最多を更新。再び経済活動への影響が不安視されたことで株式市場はリスク回避相場となりました。しかし為替市場ではさほどリスク回避の動きにはつながっていません。 ドル円は相変わらず方向感なく104円台中盤でまごついていますし、ユーロドルやポンドドルは直近高値圏から大きく下落することもなく、主要通貨ペアはいずれも小動きにとどまっています。 米国の追加経済対策は引き続き合意に至りそうな雰囲気もなく、このまま大統領選挙の投票に突入することになるのでしょう。米・民主党としては大統領選挙後に自分達の思惑通りに決められる状況になるのを待っている感があり、この要因での期待感や失望感による値動きはあまりなさそうです。 大統領選挙前という大きなイベント前なので、積極的にリスクをとるタイミングではないとは言え、大きな流れとしてドル安方向にあるのは変わらないでしょう。ポンドは英国とEUとの通商交渉でのヘッドラインリスクがあるので、トレードするならユーロドルを推奨したいと思います。ユーロは1.2000に近づくとユーロ高懸念の口先介入があったことが記憶に新しいため、1.2000をすぐに越えることは難しいでしょうが、押し目があれば買っていきたいと考えています。 株価の下押しが一服したあとが押し目買いのチャンスと見て、ユーロドルの1.1750付近での買い狙いをしておきたいと思います。
26日の米国株は大幅下落、NYダウ650ドル安(-2.29%)、ナスダック189ポイント安(-1.64%)でした。為替市場は小幅ドル高。 欧米では感染拡大によって、再び夜間外出禁止や営業時間短縮など、制限強化が行われています。 経済指標は、独10月IFO企業景況感指数92.7(予想93.0)、米9月新築住宅販売件数95.9万件(予想102.5万件)でした。 米国株が大きく下げVIX指数が30を上回って来たにも関わらず、為替市場でのリスク回避(ドル高+円高)は限定的でした。 株価が下落しても主要通貨でのドル買い+円買いは大きく進行しないのかもしれません。ドル高+円高に振れたら逆張りするのが良さそうです。 来週の米大統領選挙では、接戦になれば結果が確定するまでに時間がかかるかもしれません。11月前半に市場が混乱した場合には、クロス円が下がったところを買う予定です。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
ここのところ海外勢とは文字通りテレワークで直接的に行く機会がとんと減りましたが、欧州では夏時間から冬時間への移行となります。2021年にEU加盟国においてサマータイム廃止が既に決定されており、今回の夏から冬への切り替えが最後になるとも言われています。かつてたまたま冬→夏への移り変わりの際にいたのですが、夜中に切り替わるとはいえ普段より一時間少ない睡眠時間に微妙な感覚を覚えています。 【本日の指標】 本日の指標は米国において新築住宅販売件数の発表がありますが、これによって大きく動く相場とはならない見込み。静かな一日の相場となることでしょう。 【本日の戦略】 米国の大統領選挙ばかりに注目が集まっている印象を受けますが、欧州においてはコロナ第二波真っ最中とのことで、各国において夜間における外出規制、人の集まりの規制など具体的方策が次々と打ち出されている模様。かつてのように都市封鎖まで実施している国もあるなど、これから寒い冬に向けてインフルエンザなどの季節性感冒と共にその蔓延が懸念される状況にあります。 それらはPMIなどの各種指標によって観測されますが、春の流行第一波の時に迎えたどん底に再び迫る勢いで二番底という形で見せているようで、各国金融政策や財政出動など既に手を打った中で更なる追加の手を求められている状況のようです。 そんな中で今週は半ばにECB定例理事会、金利発表、そしてラガルド総裁による会見などが予定されているのですが、いずれも相場を形作るには難しいようで、やはり海の向こうの大統領選挙が相場を動かすこととなりそうです。 週の戦略で述べたように、ドル円売りの途転は今週から。しばらくは状況を注視するのみです。
昨日の為替相場は、朝から全体にドル売りの動きが出はじめていましたが、夕方の欧州勢参入後からは円買いの動きが加わりドル円が大きく下落しましたね。ただ円軸、ドル軸の力関係変化を見ていれば、これほど取引しやすい相場はない、という動き方だったので、チャンスを拾えた方も多かったのではと思います。 良く報道番組などでは「円安ドル高」とか「円高ドル安」などといった感じで、必ず円とドルの動きが逆になるような報道の仕方を安易にしているわけですが、実際は昨日のように「円安ドル安・ポンド&オセアニア通貨高」といったように、必ずしも円とドルは逆となるわけではありません。 今年は特に米大統領選でドル軸の動きがしっかり出ると思われます。そのため普段単独の通貨ペアだけ見ていて取引が上手くいかない方などは、今から複数の通貨ペアを見て他の通貨の値動きを想像したり、単独で相場を引っ張っているのはどの通貨か、という見方を練習すると今後の取引の精度が高まったり、幅が広がるでしょう。 方法としては最初ユーロドル、ドル円、ユーロ円あたりの3セットから見ていき、そこからオセアニアへ広げていくのがやりやすいかなと思います。 このような中で今日は夕方にベイリーBOE総裁講演、夜に米新規失業保険申請件数、景気先行指数、中古住宅販売件数の発表が予定されていますので、昨日も動いたポンド、そしてドル、円を軸とした動きに注目したいところ。 また強い動きが出た後だけにニュースサイトや報道を見たくなるかもしれませんが、人が語る相場は二次情報であり、後付けで何とでも言えます。ですので力関係変化を変動率で見たり、各時間軸のトレンド、節目など、人の感情が入らない一次情報を重要視したいですね。 ではまず火曜から水曜までの力関係を対円変動率で見てみると、水曜はGBPが0.75%、NZDが0.29%、AUDが0.17%、EURが-0.50%、CHFが-0.64%、USDが-0.80%、CADが-0.92%となっていて、力関係は【GBP>NZD>AUD>JPY>EUR>CHF>USD>CAD】という形に。 火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【CAD>EUR>CHF>GBP>USD>JPY>AUD>NZD】でしたから、北米通貨やスイスが弱い位置に変化したこと、ポンドや円、オセアニアが強い位置に変化したことなどが見てとれます。 続いて10時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、ポンド円が上向き、オセアニアはフラット、その他は下向きとなっていて、通貨ペアによってリスクが低い方向が違います。 そのため今後は円を軸とした動きが最大のポイントで、ここから円買いの動きが強く出ればポンド円以外はショートのチャンスとなり、力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。 逆にここから円売りの動きが出れば各通貨の短期トレンドは改善し、ポンド円や豪ドル円、NZドル円はロングのチャンスに。その他も変動率が大きくなれば短期トレンドが上向きとなりロングのチャンスに変わります。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売るのが低リスクとなりますね。 個人的にはここ数カ月採用している豪ドル/米ドルロング(短期トレンドが上向きの場合に順張りロング)を継続。0.70から0.72のレンジで弾幕を張るようにポジションを分割して、決済15pips程度で高回転させる形が機能しており、昨日も利益がしっかり出ました。 7月半ばに0.70を超えてから8月前半までと同じレンジですし、0.72を抜ければ0.74までを目処に変更する方針も変わらず。0.70を割り込めば一旦この方法は解除の予定であるものの、0.65から0.70にかけては同じような方法が有効と考えています。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【前日の概要】 NYダウは-410ドル安、日経平均株価も-104円安の23567円で引けました。ドル円は小幅高、クロス円も小幅に買われています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 28308.79(+113.37 +0.40%) ・日経平均 23610(+80 +0.34%) ・NY金先物 1915.40(+3.70 +0.19%) ・NY原油先物 41.46(+0.63 +1.54%) 【経済指標】 ★★★ 21:30 (米) 9月建設許可件数(前月比) 前回:-0.9%(-0.5%) 予想:3.0% 結果:5.2% 【本日の戦略】 <NYダウに買戻しが入り、為替は堅調に推移> ドル円は105円台半ばでのレンジ相場、昨晩のNYダウが+113ドル高と反発したことで、若干買い優勢に。NYダウに関しては、追加経済対策について、野党民主党の交渉役であるペロシ下院議長がホワイトハウスとの協議が進展していると述べたほか、今後についても楽観的であると語ったことが買い材料になっています。 ただ、引けにかけややポジション調整が入って伸び悩んだので、106円台を目指すには勢い不足、他に材料もないため本日は全体的に小動き値固めと予想します。米10年債利回りは0.789%へ上昇、先週から0.700%台を維持しているため、地合いは良好です。 【経済指標】 ★★★★★ 27:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック) 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 104.80〜106.20↑ ・ユーロ円 124.00〜126.00↑ ・ポンド円 135.80〜137.50→ ・豪ドル円 73.80〜75.00 → ・ユーロドル 1.1750〜1.1900↑ ・ポンドドル 1.2860〜1.3000→ ・ドルスイス 0.9000〜0.9150↑ 【通貨の強さ】 ユーロ>ドル>ポンド>豪ドル 【注目通貨】 ・ドル(米利回りの上昇)
大統領選挙もいよいよ近くなってきたので、今回はその大統領選挙の状況をまとめたいと思います。 今回はご存知の通りトランプ大統領VSバイデン氏の戦いですが、今時点での世論調査では、バイデン優勢というものが多く、また、激戦州においてもバイデン優勢という報道も見られます。ただ、2016年の時もヒラリー優勢という流れで、英語の予想サイトとかを見てもヒラリーの勝率は7割とされていたところからの大逆転であったことを考えると、今くらいのリードであれば「バイデン優勢ではあるものの、どちらが勝ってもおかしくはない」くらいの見方が妥当かなと思っております。 また、今回はコロナ拡大の影響で郵便投票もあり、開票に時間がかかることから開票日中に結果が出ない可能性や、仮に負けても「不正であった」と訴訟に発展する可能性もあり(実際トランプ大統領はそれを示唆するような発言もある)、さらにアメリカ国内でも全体的に対立構造が強まっていることを考えると、決まった後もすんなりとはいかない可能性もあります。 バイデン氏のトランプ大統領との政策の違いとしては、今時点では ・移民政策をトランプ大統領のやったことを元に戻す ・法人税増税・高額所得者への増税を公約 ・環境問題や公共医療保険拡大に積極的 という点で違いがあり、トランプ大統領よりは「大きな政府」を志向しております。 対外政策については、トランプ大統領は一見強硬派に見えながら、株価を相当意識していたことは有名で、「株価が上がれば強硬、下がれば穏健」という、ある意味分かりやすい動き方をした一方で、バイデン氏はトランプ大統領に比べれば株価への「忖度」も少なくなると考えられ(というよりあそこまで株価に忖度する大統領が他にいない)、さらにバイデン氏自体も「親中派」とは言われているものの、今時点では通商問題や知的財産問題、さらには人権問題で圧力をかける姿勢を示しており、どちらの方がより強硬的かは、正直なってみないと分からないという感じかなと見ております。 このように、どちらが勝つか、勝った時にすんなりと通るか、大統領就任後どうなるか等、かなり不確実性は高い状況であり、私も勉強がてら小さいポジションは持って入ろうとは思っているものの(こういう時にノーポジだと印象に残りにくく、折角の超重要イベントの経験値がもったいないので、小さくてもポジションは持っておくことをおすすめします)、「勝負!」というような状況ではないなと見ております。
先週は、為替市場も株式市場も、方向感を失ったような展開でした。 トランプ大統領の感染からリスクオフ、そしてその反動上昇という流れを消化した後では、選挙の結果を見るまで本格的には動きにくいという市場の雰囲気が蔓延しています。 さらに、アメリカでは、追加経済対策を巡る協議も長引いており、早期合意も難しそうな情勢にあります。こうした状況では、リスクオンが息切れするのも当然と言えるでしょう。 これから北半球では冬を迎えます。欧米、とりわけ欧州では新型コロナウイルスの感者数が再び増加しており、先行きへの心配も広がっています。イギリスやスペインでは、次々と市民生活への制限が強化されています。 こうした様子見と先行き不安による手詰まり感は株式市場にも波及しており、売買代金も低下しています。為替市場も値動きは小さくなっており、先週のドル円は105円台前半の水準で極めて小さいレンジでの取引になっています。 少し前にドル円が106円を割り込んだことで、リスクオンのムードになりにくい雰囲気が継続しています。 もっとも、先週の金曜日のニューヨーク市場では、アメリカの商務省が発表した9月の小売売上高は、前月比1.9%増となり、市場予想を上回って、5カ月連続のプラスを記録しました。10月米消費者態度指数も堅調で、ドル円は105.40円付近の動きになり底堅くなっています。 とはいえ、先行きの不透明感で、ここから本格的に動いていく動意には乏しく、週明けの東京時間のドル円も、明確なトレンドを伴っての推移にはなっていません。 大統領選挙を巡っては、22日の第2回米大統領候補討論会も関心材料であり、それまでは、本格的なトレンドを伴う動きは生じにくいでしょう。今日は、引き続き105円台前半の狭いレンジに留まる可能性が高いように思えます。 また、EUとイギリスの交渉も継続しており、ポンドは値動きが荒くなっています。 先週の金曜の欧州市場では、欧州株の堅調もあり、ポンド買いが先行したものの、英首相のEUとの交渉について、悲観的な見通しを示してEUを非難したことにより、ポンド売りが一気に強まる場面もありました。 11:00 中国7-9月期GDP 11:00 中国9月小売売上高 11:00 中国9月鉱工業生産 18:00 ユーロ圏8月建設支出 21:30 カナダ8月卸売売上高 21:45 ユーロ圏ラガルドECB総裁発言 23:00 米10月NAHB住宅市場指数
こんにちは。ダメおやじです。 ドル円は、高値106円台、安値104円台の高安値2円幅という面白くない動きとなりました。 日本とアメリカが同時に金融緩和とマイナス金利施策を取っているためですね。 要するに、中央銀行と政権による官製相場です。 高値と安値が決まってくるので、企業にとっては、高くなれば輸出の売り、安くなれば輸入の買いで、安定はしてくるでしょうが、私達にとっては儲けのない相場となりますね。 新型コロナでは、初めてのウイルスで、行き先の見えないパンデミックとなり、相場は大きく動きましたが、それにも人間は慣れてしまい、相場は次の材料探しとなっています。 米大統領選が話題となっていますが、コロナで討論会も中継、また郵便投票などで票の行方が見えないなど、年明けまでわからないという情報もあり、ドル円の動きは鈍くなりそうですが、もし、新大統領誕生となれば、高すぎるドル発言で、ドル円は100円が見えてきそうです。 今は、やはり、動くとすれば、ポンドしかないですね。 本日のブレグジット交渉の最終的な行方(落としどころ)、離脱後のイギリスの経済見通しなどを考えると、動くのはポンドでしょう。 ポンド円は、4時間足の直近安値135.86円を下抜けし、高値安値の上値更新が出来ず、全ての時間足で上昇トレンドが崩れかけてきています。 ポンドドルは、1.2891、1.2846を下抜けです。 そこで、私は、ポンドで勝負したいですね。頑張りましょう。
昨日のドル円はNYタイムが始まるまでの値動きは上下わずか20pipsと全く動きがなく、NYタイムに入ってからは20pipsほど円高になったものの、ほとんどトレードできる状態ではありませんでした。一方で動きがあったのがポンドドル(ポンド円)です。欧州タイムに入ってからNYタイムにかけて約100pipsの上昇となりました。 これまで英国はEUとの通商交渉の期限を10/15としていましたが、一部報道にて直ちに交渉を打ち切ることはしないことが示唆されたことで、ポンドの買い戻しへとつながったようです。しかしながらジョンソン首相が再び「交渉打ち切りだ!」と発言することがあれば、またポンド売りへと転じることでしょう。本日から始まるEU首脳会議にて大詰めの議論がされることとなり、ポンドは乱高下が必至なため十分な注意が必要でしょう。 米国では本日予定されていた第2回討論会は中止となっていますが、トランプ氏とバイデン氏以外でも民主党と共和党のバトルが繰り広げられています。新型コロナウイルスに対する追加景気対策では、民主党のペロシ下院議長が「全く不十分」と全否定をしており、ムニューシン財務長官との協議が暗礁に乗り上げつつあります。マーケットは追加景気対策については概ね株高で反応してきましたが、合意に至らなければ反落するリスクがあります。NYダウは29,000ドルを前にして頭打ちとなるか、米株の動向にも注目しておきたいと思います。 本日の為替への対応としては、英国とEUとの交渉の行方次第でポンドが大きく動く可能性が高く、ユーロもポンドに連れて値動きが激しくなることが予想されます。どちらに動くにせよ、短期トレードに徹しておいたほうがよさそうなので、各時間帯においてのエントリチャンスを見つけて短期回転させていくイメージで見ていきたいと思います。
13日の米国株は下落、NYダウ157ドル安(-0.55%)、ナスダック12ポイント安(-0.10%)でした。為替市場はドル高+円高、欧州通貨が軟調。 ジョンソン・エンド・ジョンソンが臨床試験中断、イーライ・リリーも治験中断となり、株式市場はこれらの報道を嫌気しました。 米追加景気対策に進展がないことや、英とEUの通商交渉に対する不安から、ポンドやユーロが売られ、ドルと円が買われました。 10月後半は米企業決算の本格化と米大統領選挙直前となります。そろそろ株高一辺倒から様子見姿勢の強い相場環境になりそうです。 10月中は為替市場でリスクオンに賭けるには早過ぎると見ています。買い材料が出て上昇したところは売りたいところです。 投資戦略は豪ドル円、ポンド円戻り売りとします。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
気がつけば10月も半ばを迎えましたが、今年はコロナの影響もあってかいつもと違う秋を迎えているように思われます。特にプロ野球は試合数減の割には日程過密で、現時点でも20試合以上残っている状況。大リーグでは既にポストシリーズが始まっているのとは対照的です。今年は最後まで球場に足を運ぶことがないまま過ぎてしまいましたが、来年はあの雰囲気を味わいたいものです。 【本日の指標】 本日は英国での失業率発表、そして米国時間において消費者物価指数などの小粒指標がちらほら。いずれも指標と言えば指標ではありますが、相場を動かすものとはならない見込みです 【本日の戦略】 方向感の乏しい相場。このキーワードは何度も繰り返しておりますが、本日もまた同様です。ドル円は105円半ばで上下動が非常に限られた状況。同様に株価も強弱含んだどちらとも言えない相場が継続しております。強いて言えば香港相場が本日は台風が接近した事によって取引中止になることが挙げられますが、相場全体で考えると限られた影響のみに留まることとなるでしょう。 気になる大統領選挙は残すところ三週間となり、一層過熱感が見られます。一時はコロナ陽性ですっかり活動数が減ってしまいましたが、隔離後の陰性診断もなされ、演説も行われるなど本格的に再始動を見せたトランプ陣営。 今週予定されていた討論会は中止となり、来週22日に行われる予定だった第3回目の討論会が事実上最後の討論会となる見込み。各種報道を見る限りはバイデン氏有利というのは変わりありませんが、前回の大統領選挙においてもその有利報道を跳ね除けてのトランプ氏勝利があっただけに、最後までわからないのが大統領選挙。 見事に米国を二分しているこの選挙ではありますが、直接選挙ではないものの、民主主義のプレセスを経て大統領が選ばれるわけですから、これが結果が民意と考えるのが自然です。特に新たな戦略なく、ドル円買い継続としております。
週末9日は、トランプ米政権が新型コロナウイルスを巡る追加経済対策案の規模を1.8兆ドルまで拡大するとの報道等を受けNYダウは前日比+161.39ドルと続伸、リスク選好のドル売りの流れが優勢となりドル円は105.58円まで下落、ユーロドルは1.1831ドルの高値を付け1.1830ドルで引けました。 今日は主な経済指標の発表はありません。また、今日はコロンブスデーのため米債券市場は休場です。 先週9日のドル円は東京時間106円付近から105.80円台へ下落するやや軟調な動きで欧州時間は105円台後半で小動き、NY時間は軟調な流れとなり105.58円の安値を付け105.62円で引けました。今日堅調な動きとなると105円台後半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると105円台前半への下落が考えられます。 先週9日のユーロドルは東京時間は1.1760ドル付近〜1.1780ドルで底堅く推移し欧州時間1.18ドル台へ上昇、NY時間も堅調で終盤1.1831ドルの高値を付け1.1830ドルで引けました。今日堅調な動きとなると1.18ドル台中盤へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.18ドル〜1.17ドル台後半への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、力関係において円が弱い位置を維持したものの、前日ほどの差はなく全体的に少し動きが落ち着いてきましたね。 ただ位置関係では資源国通貨が強い位置に来て円も弱い位置にありいわゆる「リスク選好型」に近い状態となって引けていることから、このままリスク選好気味で引けるかどうか、円軸の動きに注目したいところ。 今日は午後に英国、フランスの鉱工業生産、夜にはカナダの雇用統計を控えますし、発表時間前後の力関係変化に加えて、週末金曜ということを踏まえて手じまいの動き(調整)が入ることも意識しておくと良いでしょう。 また日々の取引に加えて、そろそろ年末への意識も持っておくべきだと思っていて、各国中銀の金融政策や要人発言の内容は、頭にいれておきたいところ。これらは中長期的な相場の方向性を読むうえでかなり重要なヒントとなります。 さらに為替相場は国と国の通貨の強弱が数字として出るものですから、先進国同士ではある程度乖離したらバランスをとる方向に戻りやすいなど、絶対的に価値が一方に偏るということがないということも頭に入れておくと資金管理を行う際にも資金効率を無駄にしすぎない程度にできると思います。 ではまず水曜から木曜までの力関係を対円変動率で見てみると、木曜はCADが0.59%、AUDが0.54%、GBPが0.24%、NZDが0.18%、USDが0.11%、CHFが0.10%、EURが0.05%となっていて、力関係は【CAD>AUD>GBP>NZD>USD>CHF>EUR>JPY】という形に。 水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【AUD>CAD>EUR>GBP>CHF>USD>NZD>JPY】でしたから、円が弱い位置を維持していること、NZドルが位置を上げたこと、ユーロ、スイスが位置を落としたことなどが見てとれます。 続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、各通貨ともに上向きで、現状はロングのチャンスになりやすい状態。そのため円売りの動きが加速すれば、力関係上強い通貨を買って円を売る、という形で攻めるのが低リスク。 逆にここから円買いの動きが出れば各通貨の短期トレンドは悪化し、変動率が大きくなれば短期トレンドが下向きとなってショートのチャンスに。この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形が低リスクとなりますね。 個人的にはここ数カ月採用している豪ドル/米ドルロング(短期トレンドが上向きの場合に順張りロング)は継続。0.70から0.72のレンジで弾幕を張るようにポジションを分割して、決済も15pips程度で高回転させる形がまた機能しています。 7月半ばに0.70を超えてから8月前半までと同じレンジですし、0.72を抜ければ0.74までを目処に変更する方針も変わらず。0.70を割り込めば一旦この方法は解除しますが、0.65から0.70にかけては同じような方法が有効と考えています。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【前日の概要】 NYダウは-328ドル安、日経平均株価は-10円安の23422円で引けました。ドル円は一時106.11円まで上昇、クロス円も連れ高となっています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 28303.46(+530.70 +1.91%) ・日経平均 23535(+125 +0.53%) ・NY金先物 1890.80(-18.00 -0.94%) ・NY原油先物 39.95(-0.72 -1.77%) 【経済指標】 ★★★★★ 27:00 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 【本日の戦略】 <株高でドル円が106円台へ乗せる> 前日のNYダウは、トランプ大統領が追加経済対策に関し野党共和党との協議を中止、引け前に-300ドル安超の急落となりました。しかし、引け後に米大統領選でどちらが当選しても追加で大規模な景気支援策が打ち出されるとの見方が出たことで、安心感が広がっています。NYダウは引け後の時間外でまとまった買戻しが入り、現物は+530ドル高とさらに大幅反発して引けました。 これを受け、米10年債利回りは0.787%へ上昇、ドル円が一時106.11円まで上値を伸ばすなどドル買いが強まりました。いったん105.90円台へ戻しましたが、本日も再度106円台を試すと予想します。リスクオンムードで円安の地合いになったことで、クロス円も上昇するでしょう。 【経済指標】 ★★★ 21:30 (米) 新規失業保険申請件数 前回:83.7万件 予想:82.0万件 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 105.50〜106.50↑ ・ユーロ円 124.00〜126.00↑ ・ポンド円 136.00〜138.00↑ ・豪ドル円 75.00〜76.50 ↑ ・ユーロドル 1.1700〜1.1850→ ・ポンドドル 1.2850〜1.3050↑ ・ドルスイス 0.9100〜0.9250↑ 【通貨の強さ】 ドル>豪ドル>ポンド>ユーロ 【注目通貨】 ・ドル(株高と米利回りの上昇)
今週は、容体が心配されたトランプ大統領の退院もあって相場も全体的にリスクオン方向に動いております。 今週のホットカレンシーに選んだユーロドルについては、週明けの時点では下がると思っていましたが、実際には1.18乗せすることもあったように、少しイメージが違ったので、短期での売りを切りました。IMMも相変わらず歴史的な買い越し超過の状態で、ECBもユーロ高牽制発言も増えてきた中で、買いたいかと言われるととても買いたいような状態ではないですが、かといって短期的には何かなければそこまで下がりそうな気配もなく、一旦ニュートラルに戻したいなと思いました。 また、もう一つ注目していたRBAがあった豪ドルについては、RBAでは予想通り政策金利は据え置きとなり、声明も「市場で追加緩和が意識されている」という文言があったものの、そこまで前月から大きな変更はありませんでした。 豪ドルについては、豪ドル/NZドルというほぼ豪とNZの金融政策で動く通貨ペアについて、今週のRBAで利下げ観測もあり(さすがにこれはないと思っていましたが)、仮に据え置きでも来月の利下げを示唆する等声明も軟化する可能性がある中で1.081と高値水準であり、仮に据え置きであっても上値余地は大きくないと考えて、軽く売っておりました。 発表直後は若干上がったものの、その後案の定すぐに落ちてきて、逆にこの声明でこういう反応するなら市場は一体何を考えて豪ドルを買っていたんだ・・・?というような結果になりました。 豪ドル/NZドルという通貨ペアは、リピート系自動売買では非常に人気が高い通貨ペアですが、このように裁量トレードでも結構勝ちやすいので、興味がある方は是非色々と研究してみてください。 今週この後は ・10/7(水):ラガルド総裁発言、FOMC議事録、米大統領選副大統領候補討論会 ・10/8(木):ベイリー総裁発言、ECB理事会議事要旨、米新規失業保険申請件数 といったあたりが続きます。 重要ではあるものの、結果が想像しづらい(orさすがに大きくは動きそうもない)ものが多く、発表時間を意識しながらトレードするのは重要だと思いますが、何か仮説を持ってトレードしたいような状況ではないかなと見ております。
週明け昨日の為替市場は、先週金曜から引き続き、トランプ大統領の新型コロナウイルスの感染の報道を受けて様子見気分が継続していました。 もっとも、昨日時点で、トランプ大統領の病状に関して、症状が改善に向かい、5日にも退院するとの楽観的な報道が報じられたことで、極端なリスクオフは後退しており、昨日の日経平均は上昇して取引を終えるとともに、ドル円は、105円台半ばでの推移となりました。 昨日の東京市場はどうあっても様子見ムードが強くならざるを得ない状況でしたが、先週金曜日の雇用統計も事前予想を下回った中で、昨日は日経平均株価の上昇とともに為替市場が落ち着いていたことは、安心材料です。 少し前の極端なリスクオフに振れていきそうな雰囲気は、後退してきていると見ていいと思います。 さらに、昨夜の欧米市場では、トランプ米大統領の病状改善と退院の報道を受けて欧米株式は上昇。リスクオンムードが強まりました。 ダウ平均は465ドル高で取引を終えており、さらに米長期金利が上昇したことも支援材料となり、為替市場では、ドル円が一時105円70銭台まで上昇する場面もありました。これを受け、今日の東京株式市場でも株式市場は買い優勢、ドル円も堅調で始まっています。 とはいえ、先行き不透明感が払しょくできない現在、ドル円でさらに上値を追うような動きは限定的で、105円台半ばから上では上値が重い展開になっています。 トランプ大統領はいまだ24時間ケアの隔離中とされ、体調を巡る報道と、その先にある追加経済対策や再選観測を巡って、まだまだもみ合うことが予想されますので、積極的に仕掛けていくような雰囲気ではないと思います。 当面は、11月の米大統領選までリスクオンに大きく振れていく可能性は高くないと思われます。流れが変わってくるとすれば選挙後でしょう。前回のトランプ大統領の選出後に、大方の予想に反して株式市場が高騰を続けたことが思い出されます。 材料主導の相場は、テクニカルやファンダメンタルズで読み切るのは不可能に近いので、今仕掛けていくのは、慎重にしたいところです。ひとまず、展開を注視しましょう。 12:30 豪準備銀行政策金利発表 15:00 独8月製造業新規受注 17:30 英9月建設業PMI 17:35 ラガルド総裁発言 21:30 カナダ8月貿易収支 21:30 米8月貿易収支 23:40 米パウエル議長発言
こんにちは、ダメおやじです。 週末に英とEUとの貿易交渉継続で収まりましたが、まだまだ交渉は難航しそうです。ポンド円は英、EUとの交渉の報告が入る毎に上下に大きく振れる状況です。 こういう時は落とし所を探る場面が多く結論が近いからかもしれないです。 分からないのは、あれだけ離脱だ、合意なき離脱も良いと言っていた英のジョンソンさんの変心ぶりです。今は何とか妥協点を探ろうと必死です。 やっと英経済の損失の大きさに気づいたのかな。 これだけ上下に振れて1時間後の動きが読めないポンドは動きが落ち着くまで様子見が一番ですが、ドル円の動きが少なく、ユーロドルも値動きが少なくなってる状況の今は動く通貨に走るのは投資家心理でしょうね。 ただ、先週の動きを見ても日々、上下に振れても136円中心で値動きは大きくはなかったです。 今の状況では安値を売らず戻りを売れば有る程度は取れそうな気がします。 今週も頑張りましょう。
昨日は東証が終日売買停止となり、日経平均株価は値がつかない事態となりました。東証の会見では機器の故障によりフェイルオーバーが機能しなかったとのことですが、二重三重の冗長化をしても完璧なシステムを実現するのは難しいものです。東証とは畑は違いますが、小生もとあるシステム運用に関係している者として、同じ状況になったら超がつくほど大変であることは身にしみて理解できるので、現場の担当者を含め対応された方に「お疲れ様でした」と言いたいと思います。 FXにおいても、各取引業者さんが安定したサーバー運用に尽力していただいていることで、我々個人投資家も日々のトレードを安心して行うことができます。FXの黎明期では、米雇用統計などの注目が集まる指標発表直後に取引画面が固まってしまい、数十秒後に表示されたレートを見て落ち込んだこともありました。最近はそのような事態は減っていると思いますが、今回の東証の障害を機に、当たり前のように瞬時にトレードできる環境があることに改めて感謝したいと思います。 さて、東証が止まっても為替の値動きが止まることはありません。ドル円は先週の104円からの謎の忖度買いの後、106円の手前で上昇が緩慢になってきました。ユーロドルを見てみると1.1700を下抜けから一旦底をつけた後の戻り売り局面にあるように見えます。本日のユーロドルは戻り売り狙いで考えておきます。 NYタイムには米雇用統計が発表されます。雇用者数の増減は前回が+137万人で今回の予想は+85万人にまで減少しています。それでもコロナ禍に入る前に比べれば十分多い数字ですが、昨今の状況としては数字そのものより雇用者数の戻りが減少してきたことに注目されやすいため、ドル単体では買われにくい状況であると考えます。 ユーロは売りたいがドルは積極的に買いたくないとなれば、ポンドに目がいきます。EUとの通商交渉が成立する期待上げによりポンドが戻していますが、はたしてどこまで楽観的になってよいのかわかりません。以前のBrexitが決まるまでの状況でも同じでしたが、どっちつかずの状況でポンドをスイング的に持つのはリスクが高いと思われるため、デイトレと割り切って短期トレードに徹しておいたほうがよさそうです。
30日の米国株は上昇、NYダウ329ドル高(+1.20%)、ナスダック82ポイント高(+0.74%)でした。為替市場は円安+ドル安。 米経済指標は、米9月ADP雇用統計74.9万件(予想64.8万人)、米4-6月期GDP確定値-31.4%(予想-31.7%)と予想を上回る結果。 その他の米経済指標も予想を上回りました。強い経済指標や追加景気対策法案への期待から米国株は上昇しました。 米株高を受け、為替市場では豪ドルや新興国通貨が堅調。インフレオーバーシュートを容認したユーロは上値の重い動きでした。 本日は米9月ISM製造業景況指数や米新規失業保険申請件数が発表されます。米重要指標をこなしがら新たな材料を待つ展開です。 投資戦略は豪ドル円戻り売りとします。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
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