こんにちは。ダメおやじです。 4月新年度に明日から入り、慌ただしくなりそうです。特に輸出入関連企業は為替レートが気になり、新年度に向けて予約レートを決めていくことでしょう。昨年度はドル円106円〜108円でしたが、4月からは110円以上のレートになりそうです。 特に米国株が最高値更新を続け、また、バイデン政権が3〜4兆ドル(330兆円〜440兆円)の長期経済プログラムを計画しており、インフレ期待、イコール金利高になっています。背景には富裕層向けの減税の打ち切りで経済対策へ補填、また不足分は国債発行予定のようで、早くも国債が売却され米金利上昇を促しており、米金利2%に近づきつつあります。日本の銀行預金との差が明らかに違ってくるので、ドル円はますます買われますね。 ドル円ですが、今週の私の予想は上値110.3円でしたが、早くも突破しております。次のターゲットは111.2円、111.85円、そして週足レベルで113.2円となっています。やはりアメリカは強いですね。コロナ禍の暴落から一転して米株は上昇復帰、ドル需要も多くなりそうです。 新年度体制に向けて、頑張って行きましょう。 上記のレートは、直近の高値と安値、またそれに値幅を加味して、なるべくエントリー出来るように書いていますが、業者間で提示するレートやスプレッドが違います。また、相場が急変した時はレート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは一律30pip等や、リスクリワード、損益の目標決済、時間決済、レジサポラインやトレンドライン、チャネルライン、逆行など、各自でも設定をお願いします。
今週は直近高値を越えてきたドル円に注目しています。昨日のドル円は東京タイムこそ109.36円まで下落しましたが、欧州タイムからNYタイムにかけては109.80円を伺う展開となり、日足チャートでは高値圏での下ヒゲの長い陽線を示現しました。 110.00円の大台到達が意識されますが、チャートの勢いとしては110円を越えるのは時間の問題ではないかと考えます。 仮想通貨を見てみると、先週のビットコインは550万円付近まで落ち込んでいましたが、週末から週明けにかけて再び上昇して640万円付近まで上昇しています。500万円付近の安値ラインまで落ち込むことなく反発する様を見ると、余剰資金は仮想通貨に流れやすいということを示しているのかも知れません。 株に対しても同様のことが言えると思います。昨日は野村HDがブロック取引の煽りを受けて大幅下落となりましたが、日経平均株価としては堅調で200円高でした。株価全体としては押し目買いスタンスとなっているようで、押したら買いを狙うのが今の相場にあっていそうです。 ドル円としても押し目買いを狙うのがよさそうですが、深い押しは期待できそうにないので109円台中盤から前半にかけて買いを狙いたいところ。ストップは108円中盤に置いておけばリスクはそれほど大きくなさそうです。期末フローとしてユーロ売りポンド買いの噂があるようですが、ドル円としては期末要因はあまりないと見て、新年度からの110円越えを期待してロングポジションを維持したいと思います。
26日の米国株は上昇、NYダウ453ドル高(+1.39%)、ナスダック161ポイント高(+1.24%)でした。為替市場はドル高+円安。 FRBは大手銀に対する配当支払いと自社株買いの制限を6月末で解除する方針を発表。これを受け、銀行株が上昇しました。 米2月PCEコア・デフレーター前年比は1.4%(予想1.5%、前回1.5%)と、若干低下しました。 NYダウは17日以来の最高値更新となりました。引き続きFRBバランスシート拡大が株高を支えており、未だバブルの兆候も見られません。 為替市場ではドル高+円安が進行。ドル円は109円後半まで上昇しています。トルコリラ円以外は、おおむね円安。 本日は目立った材料はなく、新年度入りを意識しつつリスクオン相場が継続しそうです。 投資戦略は、ドル円押し目買いとします。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
少し肌寒い時期は続きますが、それでも桜が咲くと一気に春が来た感があります。子供の頃は4月に入ったら咲くものだと感覚的に理解しておりましたが、ここ最近は3月半ばから春分の日ぐらいが開花するイメージが定着しました。なかなか目の前には良いニュースはありませんが、桜が咲くのはなによりも嬉しいものです。 【本日の指標】 本日は米国において個人所得や消費支出などの指標が発表される予定。個人消費は景気の鏡ともよく言われますが、ワクチン接種によって経済活動再開への期待感があふれる米国においては今後伸びが期待される数値。相場を動かす要因になりえます。念の為注意が必要な指標です。 【本日の戦略】 109円突破で110円の大台まであと少しと思いきや、その後の足踏みで109円台から少し下がったところでウロウロを繰り返していたドル円でしたが、今週も値動き少なく、上昇どころか下降傾向も見せております。かつての上昇には米国の長期金利上昇というキーワードがありましたが、それによる勢いは弱まり、相場を動かすその力がなくなった今、折返し、すなわち下落を考えてのポジションを取る時期に来ているのかもしれません。 米国ではバイデン大統領より来週数兆ドルのインフラ投資計画を発表するとの報道もあり、先日発表された国民への現金支給に続く”兆ドル”規模の財政支出。FRBによる金融政策になんらかの影響を与えることとなりそうです。 話題を世界に転じると、今の所相場に大きな影響を与えてはいないものの、スエズ運河で発生したコンテナ船座礁による運河の運用停止は、解決まで数週間という単位を要するとも報道されています。交通の要衝が閉じられることにより、コロナによって混乱が発生している世界の物流にさらなる悪い影響を及ぼすことが懸念されます。特に原油タンカーなどのエネルギー関連の物流が止まることによって原油価格の上昇につながることも容易に想像され、相場にとってはネガティブな要素となるでしょう。こちらも状況注視です。 週明けには途転のドル円売りの可能性も考えつつ、一週間の終わりを迎えたいと思います。
昨日は米・2月耐久財受注が予想より弱い結果となるも相場への影響は限定的でした。 昨日はドル買いが優勢でドル円はNY序盤に108.96円の高値を付ける動きに、ユーロドルは1.1810ドルまで下落する弱い動き、ポンドドルも欧州序盤1.3674ドルまで下落しその後も上値重い動きとなりました。 クロス円は23日に続き昨日も弱い動きとなりユーロ円は128.29円、ポンド円は148.53円、オージー円は82.29円の安値を付けました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 17:30:SNB政策金利発表 21:30:米・新規失業保険申請件数 21:30:米・第4四半期GDP・確報値 今日の政策金利関連は、SNB政策金利発表が予定されています。 昨日のドル円は東京時間108円台中盤で上値重く推移、欧州・NY時間は底堅い動きで108.96円まで上昇しその後も108円台後半で推移しました。今日堅調な動きとなると109円台〜109円台前半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると108円中盤への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは東京時間は1.18ドル台中盤で小幅な値動き、欧州・NY時間は1.18ドル台前半で上値重い値動きでした。今日軟調な動きとなると1.17ドル台後半〜中盤への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると1.18ドル台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、全体的に円が力関係上強い位置に来るとともに、オセアニアが弱い位置に来て典型的「リスク回避型」の相場となりましたね。各種報道や情報サイト等ではコロナへの警戒が、などと書かれていますが、以前から週間予想でも書いていたように、期間的に円売りの継続期間が長くなっており、時間的な観点から戻しが入る可能性があったので、どちらかというと戻しという印象。 報道等はいかにも「これが要因」といった書き方になっていることが多いですが、約20年ほど取引してきて、そういった報道を見すぎると逆に混乱するというのが経験則としてあります。ですのでこういった相場では誰かの手が入った二次情報ではなく、力関係や変動率などの一次情報を基にして自分で判断して行動するほうが、結果につながると思います。 特にここ最近の相場は円やドルを軸とした動きがかなり明瞭なので、円軸、ドル軸の力関係を見ておくととても利益が出しやすいですし、引き続きこの点に注意して相場を見ていきたいですね。 また今日は夜にイエレン財務長官、パウエルFRB議長の議会証言、ラガルドECB総裁講演などが予定されていますので、NY時間の力関係変化と短期トレンド変化を見ていくとチャンスもつかみやすいと思います。 そして今日もまずは資金管理を万全にしたうえで、取引はなるべく当日決済としたり、ポジションを分散させて弾幕を張るような取引方法を採用するなど、事前に自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで取引したいですね。 ではまず月曜から火曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、火曜はUSDが-0.22%、CADが-0.68%、EURが-0.90%、GBPが-0.68%、CHFが-1.38%、AUDが-1.71%、NZDが-2.45%となっていて、力関係は【JPY>USD>CAD>EUR>GBP>CHF>AUD>NZD】という形に。 月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【CHF>EUR>AUD>NZD>GBP>USD>CAD>JPY】でしたから、円が弱い位置から強い位置に変化して単独で買われていること、北米通貨が強めの位置にあること、オセアニアが弱い位置にあることなど、全体的に典型的「リスク回避型」の位置関係となっていることが見てとれます。 続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日の動きを受けて各通貨ともに下向きとなっていますので、現状は円買いの動きが出ればショートのチャンスになりやすい状態。この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形が低リスク。 逆にここから円売りの動きが出れば短期トレンドは回復し、一旦フラット化した後に勢いが強ければ上向きに戻ります。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形が低リスクですね。 個人的には昨年から約1年取引してきて利益を出し続けている豪ドル/米ドルロングを継続。こちらも昨日は下げて0.76付近まで来て良い形で仕込めていますし、昨年のコロナショックあたりかのゾーンから始めていることもあり、下げれば下げるほど面白くなってくるという状況。 一応これまで通り0.78〜0.80、0.76〜0.78と0.02幅でゾーンを決めていて、下は0.60までカバーできるように資金管理をしています。 基本この0.02刻みゾーンと、上げた場合、下げた場合のシミュレーションをしておき、取引方法は弾幕を張るように多く注文を配置して最悪下は0.6まで下げても大丈夫なように。上は一旦0.80と見ていますが、また抜けた場合はその後の推移を見たうえで引き上げます。また決済はこれまで同様15pipsで高回転させて何度も上下動を取っていく形を継続します。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【前日の概要】 NYダウは-234ドル安、日経平均株価も-617円安の29174円で引けました。ドル円は底堅く推移、クロス円は小幅に上昇しています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 32731.20(+103.23 +0.32%) ・日経平均 29135(+205 +0.70%) ・NY金先物 1740.40(-3.50 -0.20%) ・NY原油先物 61.55(+0.13 +0.21%) 【経済指標】 ★★★ 23:00 (米) 2月中古住宅販売件数(前月比) 前回:0.6% 予想:-2.8% 結果:-6.6% 【本日の予想】 <トルコリラ円が-15%安と暴落> 週末の間、突如トルコのエルドアン大統領が中央銀行のアーバル総裁を解任しました。直近のトルコリラ円は、昨年11月から上昇トレンドが続いていたのですが、それはトルコの金融政策安定化を受けたものでした。 敬虔なイスラム教徒でもあるエルドアン大統領は、「金利は邪悪」「悪魔」と主張し利上げに反対していたのですが、新型コロナショックを受け、利上げを容認する姿勢を見せていました。実際、8.25%から17%へ段階的に利上げが行われています。そのさなかの中銀総裁の解任で、トルコリラ円は一時-15%安と暴落、日経平均株価が-617円安になり円高も進むなど、他マーケットへも悪影響を及ぼしました。 <他マーケットへの影響は限定的> ただ、ロンドン時間以降は落ち着きを取り戻し、欧州株は小幅安程度、NYダウが反発しナスダックは続伸したことを受け、ドル円も108円後半へ戻しました。クロス円は次第に買戻しが入り、むしろ小幅高となっています。影響が限定的だったことで、本日は株・為替とも買戻し継続と予想。まだ警戒感は残っているものの、下がっても下値は限定的と思われます。 ただし、トルコリラに関してはじり安と予想、後任のシャハプ・カブジオール総裁は、「借り入れコストの増加を招く金融引き締め政策をやめるべきだ」と主張しており、利下げへの警戒感が出ているからです。しばらくの間、トルコリラのトレードは控えた方が無難でしょう。 【経済指標】 ★★★★★ 20:50 (英) ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言 ★★★★★ 25:00 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 108.20〜109.50→ ・ユーロ円 129.00〜130.80↑ ・ポンド円 150.00〜152.00↑ ・豪ドル円 83.50〜95.00 ↑ ・ユーロドル 1.1900〜1.2000↑ ・ポンドドル 1.3800〜1.3980↑ ・ドルスイス 0.9150〜0.9300→ 【通貨の強さ】 ユーロ>ドル>ポンド>豪ドル 【要注意通貨】 ・トルコリラ(金融政策の転換)
最近は、米長期金利の上昇や、また米中・米露の対立構造も出てくる等、色々と相場に不穏な雰囲気が強まっております。コロナの動向についても、ヨーロッパでは再び感染拡大の傾向が見られ、日本でも下げ止まりの中で緊急事態宣言が解除されるなど、こちらについて怪しい展開になっております。 ただ、その一方で、こういう「皆が売りたくなるような不穏な空気」の時は、ショートカバーによる上昇のリスクもあり、先週のFOMC後の株価急上昇・新興国通貨も大きく上昇という展開等は、それも要因だったのではないかと考えております。 また、コロナの感染動向についてよく見ると、アメリカやイギリス、イスラエルなどのワクチンの接種が進んでいる国は下落傾向が続いている一方、フランス、ドイツ等は徐々に増えている等、もしかしたらワクチンの影響もそれなりにあるのかもしれず、その点も相場の読みづらさを高めています(もしこれが確定すると、今後はワクチンの接種の進み方や、またコロナの変異等が重要材料となってくるため) このように、相場環境はなかなか読みづらいのですが、そのような中でトレードしやすいのは、やはり豪ドル/NZドルなのかなと考えており、私は最近はこの通貨をメインでやっています(他は金を買ったり、ランドを売ったり、あとは日銀の買い入れ対象がTOPIX連動型になったことで、日経売りのTOPIX買いのいわゆるNT倍率投資もやってます) 豪ドル/NZドルは、豪ドルとNZドルという値動きの近い通貨を反対売買するもので、今だと1.08近辺と高めのところにいるので売りで入っております。この通貨ペアはほぼ豪とNZの金融政策の違いで動くものなのですが、豪もNZも当面の現状維持を明言しており、経済状況を考えてもここはそうそうは変えてこないだろうと考えられることから、基本的にはレンジが続くと見ており、私は1.06-1.08をメインレンジと予想して、その間はリピート系注文で細かくとって、そこを超えた時に裁量でトレードしていく方針でやっています。 この通貨ペアの良いところは、コロナショッククラスのとんでもない事態がなければ、リスクオンやリスクオフもトレンドの大勢に影響を与えないという点で、今みたいに結局どちらに傾くのか読みづらい時は、非常にやりやすく、重宝しております。
FOMCを無事に通過して、市場はリスクオンの動きを見せました。昨日の日経平均株価は大幅反発となり、302円高の30216円と3万円台で取引を終えています。 金利上昇を材料にリスクオフのムードが強まっていましたが、FOMCの結果がアメリカ株の買い材料となり、日経平均は取引時間中には30400円台まで切り上げる動きも見られました。 一方で、為替市場は、進んでいた円安の流れがやや弱まっています。 昨日は日本経済新聞が日銀金融政策決定会合で政策修正があるのではないかとの観測を報じたことも円高材料になりました。 足元で国内でも金利高の傾向がみられる中で、報道によると、日銀は金融政策決定会合で、長期金利の変動幅を、プラスマイナス0.2%程度からプラスマイナス0.25%程度に拡大するのではないかとされています。 金利の先高観は円高圧力となり、ドル円は109円台を割れるなど、このところ堅調だったドル円も、やや天井感も見えてきています。 昨夜のニューヨーク市場では、前日のFOMC通過を受けたリスクオンもいったん後退してダウ・ナスダックともに下落。今日の日経平均株価も下落しており、また、ドル円も109円付近の動きになっています。 なお、FOMCでは、今年の経済成長・物価見通しが上方修正されました。また、焦点になっていた金利の見通しも23年末までゼロ金利据え置きと改めて示され、市場のこのところの懸念に応える格好になりました。 長期金利上昇への警戒感は急速に後退しています。とはいえ、米金利を見ながらの相場には変わりはありません。昨日の時間外取引では米10年債利回りが1.73%台を付ける場面もあり、30年債利回りが2.5%台まで上昇するなど、明らかに長期金利は高止まりしています。 ドル円は、この先も長期金利の動向を受けて上下する展開が続くことが予想されますので、短期的にドル円が上下いずれかの方向に歯止めなく進んでいく可能性は高くないでしょう。 金融当局の緩和姿勢は維持されておりFRBや日銀の本格的な政策変更を見込んで動くのは時期尚早に思います。 日銀金融政策決定会合政策金利発表 08:30 2月全国消費者物価指数 09:01 英3月GFK消費者信頼感調査 09:30 豪2月小売売上高 15:30 黒田総裁記者会見 16:00 独2月生産者物価指数 21:30 加1月小売売上高
こんにちは。ダメおやじです。 今朝、注目されていた米FOMCでのパウエルFRB議長の会見は、21年成長率を上方修正、ゼロ金利と緩和を23年迄維持、物価上昇は低かったので高まる見通し、テーパリング(緩和縮小)は早い段階でマーケットに知らせるでした。成長率を3.7-5.0%から5.8-6.6%へと大きく上方修正、経済が驚くほど強いという事です。 ダウ平均は一時212ドル高、為替はドル安へ継続展開でした。ドル円は109.327から108.744まで急落、逆にユーロドルは1.18863から1.19856まで急騰しました。米国調査では個人への給付金200兆円の約40%が投資に利用と出ており、これからも株高・ドル安相場は続きそうで、本日の東京市場も日経平均高・ドル安・円安の最高のリスクオンが出そうです。 <経済指標など>豪雇用統計(9:30)ユーロ圏貿易収支(19:00)英政策金利(21:00)米フィラデルフィア連銀景況指数(21:30) <相場の波動>前日来の波動について駆引きせよ 本日のトレード戦略では、トレード手法XP5.20で狙い目通貨ペアの提示と検証などを行っています。パスワードが必要ですのでブログ内メールで申し出て取得して下さい。 ・ドル円は売り戦略。売り108.92 109.12 109.19 損切り109.44 利食い108.56。 ・ポンド円は買い戦略。買い151.8 151.66 損切り151.25 利食い152.35。 ・ユーロドルは買い戦略。買い1.197 1.195 1.1915 損切り1.1872 利食い1.2014 1.2027。 ・BTCは買い戦略。買い618万8500円 609万6900円 損切り588万8000円 利食い661万9400円。 上記のレートは、直近の高値と安値、またそれに値幅を加味して、なるべくエントリー出来るように書いていますが、業者間で提示するレートやスプレッドが違います。また、相場が急変した時はレート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは一律30pip等や、リスクリワード、損益の目標決済、時間決済、レジサポラインやトレンドライン、チャネルライン、逆行など、各自でも設定をお願いします。
ドル円は109円付近で上ヒゲをちらちらさせていますが、今週はさらにブレーキが掛かりそうな出来事やイベントが控えています。まずは英アストラゼネカのワクチンをEU各国が使用停止としました。予防的措置とのことですが、この措置を受けてポンドがやや軟調な展開となっています。 血栓とワクチンの因果関係ははっきりしていないようですが、500万人中30人との報告を確率で考えると0.0006%となります。99.9994%は問題ないことになり、数字で見ると随分低い確率に対しての措置をとるのだな、という印象を持ちました。 為替の話に戻ると、本日未明にFOMCがあります。本日の欧州タイムやNYタイムはFOMCを控えての様子見相場となりそうですが、今回のFOMCの焦点はドットチャートです。このところ米債利回りが上昇し、米経済の回復見通しによって当初の想定より政策金利の上昇も早まるのでは?との憶測が流れています。 補完的レバレッジ比率(SLR)を継続するのかどうかにも注目が集まっているようですが、SLRとは?という点を理解するのが難しく、正直なところよくわかっていません。もし継続されなければ債券売りとなって米債利回りは上昇するだろう、という点だけを理解しておきたいと思います。 また、今週は19日(金)の日銀金融政策決定会合にも注目が集まっています。こちらは長期金利の変動幅の拡大をするのかどうかという点が焦点となっていますが、拡大となると円高に振れることになり、ドル円は現在の水準を天井として反落しかねません。本日以降は高値掴みを警戒して、十分な押し目を待つか短期の売り狙いがよいのではと考えます。
15日の米国株は上昇、NYダウ174ドル高(+0.53%)、ナスダック139ポイント高(+1.05%)でした。為替市場は目立った動きなし。 NYダウ・S&P500は連日で最高値更新。米3月NY連銀製造業景気指数は17.4(予想14.5、前回12.1)と、強い結果でした。 バイデン政権の直接給付金1,400ドルへの期待も株高の材料となりました。米航空株は予約状況が改善し上昇しました。 為替市場はFOMC待ちとなっており小動き。主要通貨に目立った動きはありませんでした。 株式市場の安定期には、為替も落ち着いて動意に乏しくなります。FOMC結果とパウエル議長会見を受けた米国株と米ドルの動きに注目です。 投資戦略は長期でユーロドル戻り売りとします。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いします。
先週一週間はあの3.11から節目の10年目を迎えたということで、各種報道やテレビ番組は関連のニュースが目立ちました。当時の衝撃は忘れようがありませんが、特に震源地から遠くはなれた首都圏においても長い時間揺れていたのは忘れようがありません。あの日から始まった不便な生活は、やがて時間が経過するにつれて忘れてしまったものです。節目には思い起こして今の便利な生活のありがたさを実感したいと思います。 【本日の指標】 本日の指標はどれも小粒となり、相場を動かすようなものではありません。 【本日の戦略】 今週一週間は週の半ばにFOMC、週の終わりにかけては日銀政策金融決定会合を迎え、いずれも日米の金融政策を占う非常に重要な節目を迎えます。そうなると必然的に今日のような一日は様子見をする雰囲気となります。結果として相場が動かなかったというのが多々あり、本日も同様であると考えています。 週の戦略で述べた通り、ドル円の買いは継続としておりますが、先週は上昇期間の踊り場を迎えた場面で今週は今後の行く末を示す重要な1週間。110円台は実現すれば実に1年ぶりの出来事で、今の勢いを借りてそのまま到達することを期待しています。本日は様子見です。
昨日はNYダウが2日連続で史上最高値を更新、ドル円は108.30円台〜108.80円付近で金利をにらみながらの値動きでした。 ECBはパンデミック緊急購入の規模を1兆8500億ユーロで維持する事を決定、ラガルドECB総裁は会見で「ECBは必要に応じてすべての政策を調整する準備が出来ている」「ECBは柔軟に、市場の状況に応じて資産買い入れを行う」等発言しました。ユーロドルはECB政策金利発表とラガルドECB総裁会見後は軟調で1.1930ドル付近まで下落も、NY午後は強い動きとなり1.1990ドルまで上昇しました。 クロス円は堅調な動きでユーロ円は130.06円、ポンド円は151.84円、オージー円は84.54円の高値を付けました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 16:00:英・1月GDP 16:00:英・1月鉱工業生産指数 16:00:独・2月消費者物価指数 19:00:欧州・1月鉱工業生産 22:30:加・2月新規雇用者数/2月失業率 22:30:米・2月卸売物価指数 24:00:米・3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値米・2月卸売物価指数は前月比+0.5%、米・3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値は78.5の市場予想です。 昨日のドル円は108.30円台〜108円台後半での推移でした。今日堅調な動きとなると108円後半〜109円付近へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると108円台前半〜108円付近への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは東京時間は1.19ドル台前半での値動きで欧州時間1.19ドル台中盤へ上昇、NY時間は午前1.1930ドル付近まで反落も午後は堅調な動きで1.1990ドルまで上昇しました。今日堅調な動きとなると1.20ドル台前半〜1.2050ドル付近まで上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.19ドル台前半への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、全体的に前日の力関係を引き継ぐような格好で、円やドルが弱い位置で推移し続ける展開となりましたね。スイスのみ強い位置から弱い位置に変化していますが、それによって典型的「リスク選好型」の位置関係になっているため、力関係変化を見ていくと攻めやすい状態は続いています。 特にクロス円は概ねロングで攻めやすい状態が続いていますし、力関係が円やドル軸で動く最近の傾向がそのまま続いているので、ドルストレートでもある程度攻めやすい状態で、引き続き円軸ドル軸を見れば取引のチャンスを見つけやすい状態かと思っています。 ただ今日は夜にECB政策金利発表、ラガルドECB総裁会見が予定されており、この時間帯は欧州系通貨を中心に力関係がしっかり変化する可能性もあるので、その点に注意して欧州勢参入後の相場を見ていきたいところ。 そのためまずは資金管理を万全にしたうえで、取引はなるべく当日決済としたり、ポジションを分散させて弾幕を張るような取引方法を採用するなど、事前に自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで取引したいですね。 ではまず火曜から水曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、水曜はAUDが0.39%、NZDが0.34%、GBPが0.29%、EURが0.19%、CADが0.10%、USDが-0.05%、CHFが-0.24%となっていて、力関係は【AUD>NZD>GBP>EUR>CAD>JPY>USD>CHF】という形に。 火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【AUD>CHF>NZD>GBP>EUR>CAD>JPY>USD】でしたから、オセアニアやポンドが強い位置を維持していること、円、ドルが弱い位置を維持していること、スイスフランが弱い位置に変化したことが見てとれます。 続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日の動きを受けてドル円、スイス円が下向きでその他は上向きとなっており、通貨ペアによってリスクが低い方向が違います。 そのため今後は円軸の動きを見ていくと取引のチャンスをつかみやすく、円売りの動きが加速した場合はスイス円を除くクロス円はロングのチャンスに。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形が低リスク。 逆にここから円買いの動きが出た場合にはドル円やスイス円がショートのチャンスに。さらに他のクロス円も勢いが強くなれば短期トレンドが下向きに変化してショートのチャンスに変わる可能性が出てきます。この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形が低リスクですね。 個人的には昨年から数カ月取引してきて利益を出し続けている豪ドル/米ドルロングを継続。ここ最近は上昇基調なので上げたり下げたりのほうが理想ではあるのですが、0.78〜0.80、0.76〜0.78と0.02幅でゾーンを決めて置き、抜けたら注文量や注文間隔を都度変更という形にしています。 基本この0.02刻みゾーンと、上げた場合、下げた場合のシミュレーションをしておき、取引方法は弾幕を張るように多く注文を配置して最悪下は0.6まで下げても大丈夫なように。上は一旦0.80と見ていますが、また抜けた場合はその後の推移を見たうえで引き上げます。また決済はこれまで同様15pipsで高回転させて何度も上下動を取っていく形を継続します。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【前日の概要】 NYダウは+306ドル高、日経平均株価も+284円高の29027円で引けました。ドル円は高値更新後に108円台半ばへ反落、クロス円は上昇しています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 31885.01(+82.85 +0.27%) ・日経平均 29235.00(+405.00 +1.40%) ・NY金先物 1716.90(+38.90 +2.16%) ・NY原油先物 64.01(-1.04 -1.60%) 【経済指標】 ★★ 19:00 (ユーロ) 10-12月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前年同期比) 前回:-5.0% 予想:-5.0% 結果:-4.9% 【本日の戦略】 <ドル円は一時109円台へ乗せる> 昨日のドル円は一時109.23円まで上昇しましたが、その後は利食い売りに押され、108円台半ばへ反落しました。米10年債利回りも1.542%へ低下しており、直近のドル買いは一服した様子。いったん下落してしまいましたが、昨日のナスダックが+4%超と大幅反発するなど、堅調な株式市場を背景に再度109円台を目指すと予想しています。まずは、今晩発表の2月CPIに注目、インフレが進んでいればドル買い材料となるでしょう。 <ポンドへの買いが続く> そんな中、本日は再び150円台へ乗せているポンドの動きに注目。ジョンソン英首相は、新型コロナワクチンの接種に関し、すでに国内人口の3分の1が第1回目のワクチンを接種済みと発表、ロックダウン(都市封鎖)の制限緩和が行われたほか、「ほっとしたという気持ちが圧倒的に大きい」と述べるなど、他国に比べワクチン対策が進んでいることをアピール。 ベイリー英中銀総裁も、「新型コロナウイルスからの回復リスクは時とともに収束に向かう」と述べていることから、しばらくはポンドの強い地合いが続くと予想しています。 【経済指標】 ★★★ 22:30 (米) 2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 前回:1.4% 予想:1.4% 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 108.00〜109.50↑ ・ユーロ円 128.00〜131.00↑ ・ポンド円 150.00〜152.00↑ ・豪ドル円 83.00〜84.50 ↑ ・ユーロドル 1.1850〜1.2000↑ ・ポンドドル 1.3750〜1.4000↑ ・ドルスイス 0.9240〜0.9350↑ 【通貨の強さ】 ポンド>豪ドル>ユーロ>ドル 【注目通貨】 ・ポンド(外部環境の改善により買い継続中)
早いもので、今日はちょうどコロナショックから1年が経過した日です。そこで今回はコロナショックを振り返りながら、今の相場も見てみたいと思います。 あの時は2月後半くらいからイタリア、韓国、イラン等でも感染が報告され、3月に入るとヨーロッパやアメリカでもかなり広まってきた中で、株価も怪しい動きをして下がりながらも、まだ「ショック相場」という程ではなく、ただきな臭い状況が続いていました。 そんな中で、3/7(土)のニューヨーク州非常事態宣言、3/8(日)のイタリアのロンバルディア州全域封鎖、OPECプラスで減産合意が取り付けられず原油価格暴落等、週末に色々な事件が起こった結果、3/9(月)には株価は暴落し、アメリカ市場で制度導入後はじめてのサーキットブレーカーが発動しました。 コロナショックの時の特徴的な動きは ・株価はとてつもなく暴落 ・原油はさらにとてつもなく暴落(去年マイナス価格を付けたのを覚えてる人も多いと思います) ・通貨は基本的に流動性の高い通貨順に強く、ただ米ドルを除く資源国通貨は弱いという傾向 ・金や仮想通貨も暴落 というように、とにかく流動性の高い通貨への現金化が進みました。 その後は各国が限界まで金融緩和・財政支出を続けた結果、株価は何故かコロナショック前を通り越し、また株式以外の資産も全体的に上昇するという展開になって現在に至ります。 今の環境としては、 ・コロナについては主要国で落ち着きを取り戻しつつある ・またワクチンの有効性もある程度確かめられ、今時点ではそこまでクリティカルな副反応も報告されていない というように、コロナ自体は落ち着きつつあります。ただし、その一方でブラジルでは既存の抗体やワクチンが効きづらく、重症化リスクが高い変異株も出ている等、きなくささも出ております(ワクチンはファイザーやアストラゼネカのものではなく、中国のシノバック社のもの) 今は「経済自体は傷んでいる」「インフレ懸念も高まっている」という環境ではあるものの、ごりごりの金融緩和で株価が支えられているのが現状で、ここでワクチンが効かない変異株がさらに拡大したら・・・・と考えると、結構怖い状況だなと見てます。 最近の相場の神経質な動きを見ていると、少なくともこれまでのように「とりあえずリスクオン方向でついていく」という戦略をスイング以上でやるのは危なく、もしやるなら、「前回以上の暴落が起きた時にどうするか」を考えながらやるのが良いかと思います。
為替市場は、バイデン政権発足と大型経済対策への期待感でリスクオンが進んでいた昨年末からの相場とは、明らかに違うフェーズに入りました。 市場の注目は、アメリカの長期金利動向に集まっています。マクロな世界経済の先行きに直結する話なだけに、FRBから明確なメッセージが発せられない限り、しばらくは金利相場が継続しそうな雰囲気を感じます。 金曜日の日経平均株価は前日比65円79銭安と小幅に続落にとどまったものの、TOPIXは小反発となりました。取引時間中の日経平均株価は下げ幅が前日比600円を超える大幅下落になった場面もあったにも関わらず、よく踏みとどまったといえそうです。 とはいえ、長期金利上昇への警戒感が市場の関心の中心であることは変わらず、非常に神経質な相場になっています。 ドル円は、こうした状況の中でも、リスクオフの円高は非常に限定的であり、下値が堅い状態です。108円台に乗せて、昨年6月以来の水準まで上昇する場面も見せています。 他方で、ユーロドルはさえない動きになっています。リスクオフの流れのなかで、一時は年初来安値をつけるなど、軟調です。アメリカの長期金利が高止まりの状況下では、上値に限界がありそうです。 金曜日のニューヨークは、雇用統計を材料にややリスクオフが和らぎました。 金曜日のニューヨーク時間に商務省から発表された2月の雇用統計は、新型コロナウイルスの感染が世界的に減少傾向にあることなどが材料になって、非農業部門雇用者数が前月比37万9000人増と、市場の事前予想を大幅に上回る展開になりました。 米10年債利回りは一時1.6%台に上昇したものの、金利主導の神経質な相場だった木曜までとは動きが異なりました。結局金曜日のダウは572ドル高の31496ドルと大幅高になり、市場の雰囲気が、短期的には大きく改善しました。 週明けの東京市場でのドル円は、108円30銭台となっており、108円台を維持しての動きになっています。日経平均も大幅に上昇しており、目先でのこれ以上の円安進行がありそうな感じではありません。 14:00 1月景気先行指数 14:00 1月 景気一致指数 15:00 2月 景気ウオッチャー調査 15:45 スイス2月 失業率 16:00 独1月鉱工業生産 19:00 英ベイリー英中銀総裁発 24:00 米1月卸売在庫 24:00 米1月卸売売上高
こんにちは。ダメおやじです。 3月は私の誕生月で、アノマリー的に荒れる相場となっています。 今年はまだ荒れていませんが、今後の予想について本日は書きたいと思います。 日経平均とNYダウは、来週は売り戦略となります。為替の方は、ドル円は買い戦略です。売り戦略としてはオージドルあたりと予想しています。また、BTCは時価総額もゴールドや原油以上となっており監視銘柄として選定しており、来週は売り戦略です。 さて、本日は週末最終日です。ドル高・円安の動きになっており、ドル円は円安トレンドで107.974円を付けて崩れにくい感じです。欧州通貨はドル高でユーロドルは1.19617、ポンドドルは1.38798まで売られましたがレンジではないかと思います。下記のレートはブログの会員専用「本日のトレード戦略」でも見ることができます。 <経済指標など>米雇用統計(22:30) <相場の波動>一方に偏傾して動く日 波動につくべし BTC:売り ・上値 543万3240円 564万3330円 581万4000円 ・下値 478万8970円 457万8890円 441万820円 ドル円:買い ・上値 108.36 108.81 109.22 ・下値 107.83 107.64 107.53 ポンド円:買い ・上値 150.24 150.61 151.04 151.76 ・下値 149.63 149.42 149.11 ポンドドル:売り ・上値 1.3916 1.3945 1.397 ・下値 1.3821 1.378 1.373 ユーロドル:売り ・上値 1.199 1.2021 1.2031 ・下値 1.197 1.1931 1.1889 ユーロ円:買い ・上値 129.43 129.62 129.91 ・下値 129 128.9 128.72 オージドル:売り ・上値 0.775 0.777 0.779 ・下値 0.7706 0.7659 0.7621 オージドル円:売りから買い ・上値 83.49 83.84 84.29 ・下値 83 82.8 82.1 上記のレートは、直近の高値と安値、またそれに値幅を加味して、なるべくエントリー出来るように書いていますが、業者間で提示するレートやスプレッドが違います。また、相場が急変した時はレート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは一律30pip等や、リスクリワード、損益の目標決済、時間決済、レジサポラインやトレンドライン、チャネルライン、逆行など、各自でも設定をお願いします。
先月末の米債利回りの急上昇により下落し始めた株価は、3月に入ってから下げ止まって反発の兆しを見せています。先週はオージードルの動きが激しかったですが、豪州も債券金利の急上昇する場面がありました。これを今週はうまく抑えた形となり、AUD/USDは0.8000から0.7700へ急落後に0.7800前後の水準に回復しています。 また株価の下落と合わせて仮想通貨も軟調な展開となっていましたが、昨日はビットコインが550万円まで回復しました。600万円を天井にしたレンジ相場となるのか様子をみたいところですが、リスク選好になれば仮想通貨も上昇するという相関は健在のようです。 今後もリスク選好が継続するのかを考えてみると、そんなことはないかも知れません。先日のG20にて、イエレン米財務長官はデジタル課税を容認する姿勢を示しました。GoogleやAmazonなどいわゆるGAFAはデジタル課税が導入されれば巨額の税負担となります。トップ企業の株価が崩れることで全体的な軟調展開へと繋がりかねません。 利回りの上昇に伴う株価の下落だけでなく、財政政策による株価の下落にも注意しておき、リスク回避となれば元気のある豪ドルやポンドが真っ先に売られることを想定しつつ、直近では押し目買い狙いでリスクの少ないトレードを狙っていきたいと思います。
2日の米国株は下落、NYダウ143ドル安(-0.46%)、ナスダック230ポイント安(-1.69%)でした。為替市場はドル安。 ドル円は107円、ユーロドルは1.20の節目に達し、上昇してきたドルが反落しました。 ワクチンが普及しつつあるものの、慎重かつ緩やかな経済活動再開をイメージしておけば良さそうです。 短期の海外旅行(インバウンド関連)などは、まだまだ再開が見通せそうにありません。 本日は米2月ADP雇用統計、米2月ISM非製造業景況指数が発表されます。米国株も米ドルも方向感に乏しくなると予想しています。 戻り売りをしていたユーロドルは、1.20まででほぼ利食いました。また上昇してくるのを待ち、戻り売りを再開する予定です。 ユーロドルは当面もみ合い。長期的には1.15へ向かうと予想しております。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
時が経つのは早いもので、もう3月を迎えます。緊急事態宣言は首都圏において継続中ですが、その期間は今週末に期限を迎え、解除の是非を巡って様々な憶測があるようです。我々の生活に大きな影響を与えたコロナ蔓延からすでに1年が経過していますが、コロナと共に生活することは今後も既定路線となりそうです。 【本日の指標】 本日はEUにおいて消費者物価指数が発表されます。コロナ以降は急速に伸びを示しているこの数値。相場に与える影響はさほど大きくないというのが印象です。そのほかには特に相場を動かすような指標は見当たりません。 【本日の戦略】 先週は米国国債金利上昇を端に発した株価の動きが注目されましたが、やはり市場全体に資金が溢れ、ビットコインの急騰が目立つような市況では株式相場の自立的な反発というのは容易に予想ができたことなのか、昨日のNY市場は長期債券市場での反落をきっかけにして、株価の急上昇が目立つ結果となりました。 一方のここ最近上昇を続けるドル円は微妙な円安と、株式相場乱高下の影響を受けずに推移しています。今後も金利をはじめとした米国の各種金融政策については注目すべき事案で、その政策を動かすFRBの議長講演が今週4日に、金融政策の結果を写す鏡とも言うべき雇用統計が5日に予定されており、それぞれ結果とその後の相場値動きに期待したい場面。 当然イベント前は様子見相場というのが出現し、それがまさに今週前半なのでしょう。本日は様子見相場とし、今後の相場を占いたいと思います。
先週26日は株価が大幅続落、ドル買いの流れが継続しドル円は106.69円の高値を付けユーロドルは1.062ドルまで大幅下落、ポンドドルも1.3888ドルの安値を付け、AUD/USDはNY時間終盤に0.77ドルを割り込む大幅下落となりました。 ドルストレートの下落からクロス円も軟調で、ユーロ円は128.56円、ポンド円は147.41円、オージー円は81.99円の安値を付けました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 22:00:独・2月消費者物価指数 24:00:米・2月ISM製造業景況指数 先週26日のドル円は東京時間105.80円台まで下落も欧州時間は106.50円台まで上昇、NY時間は106.69円まで続伸し106.56円で引けました。今日堅調な動きとなると107円付近まで上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると106円台前半への下落が考えられます。 先週26日のユーロドルは東京時間は1.21ドル台中盤〜後半で推移し欧州時間は1.2090ドル台まで下落、NY時間は1.2140ドル付近まで反発も午後は軟調な動きで1.2060ドル台まで下落し1.2076ドルで引けました。今日も軟調な動きとなると1.20ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると1.21ドル台前半へ上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
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