兵ブロガーバックナンバー(2021年05月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2021年05月

2021/05/31

ZEROさん

【英・米が休場】ユーロ円(133.50〜134.50)に注目

28日の米国株は上昇、NYダウ64ドル高(+0.19%)、ナスダック12ポイント高(+0.09%)でした。為替市場は目立った動きなし。

米4月PCEコア・デフレーターは前年同月比+3.1%(予想+2.9%)と、予想を上回りました。最新5/25時点のIMMユーロロングは104,000枚、円ショートは50,156枚となっています。

為替市場では日本のワクチン接種遅れや、日銀の物価見通し引き下げを受けた円売りが継続しています。

基本的にクロス円は上昇トレンド、買われ過ぎれば小幅調整の繰り返しとなりそうです。

本日は英・米が休場です。明日以降に発表される米重要指標(特に雇用統計)と、米当局者発言に注目しています。

イベント結果や米当局者発言を受け、ドルが小幅な乱高下を繰り返すイメージです。

投資戦略はクロス円が買われ過ぎたところは売り、下がれば買う方針です。直近強いユーロ円も、134円半ばから上の水準は買われ過ぎと見ております。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2021/05/28

とあるエンジニアKさん

110円まであと一歩もなにかが足りない相場

もう少しで6月。いよいよオリンピック開催まであと2ヶ月を切った段階で、開催の可否が改めて各メディアを賑わすようになりました。コロナの感染状況が予断を許さず、国民の間でのワクチン接種も進んでいない昨今の状況。それでは海外からの選手団を受け入れるのナンセンスだというのも理解できますが、オリンピック中止による賠償責任も明らかになりました。進むも、止まるも、いずれの選択も厳しい状況に置かれているようです。

【本日の指標】
米国において昨晩に引き続き足元の経済を示す指標。4月の個人消費支出などが予定されており、FRBによる経済舵取りへの指標となりそうです。発表数値からの乖離は相場を動かすことになりますので念の為注意が必要な指標群です。

【本日の戦略】
昨晩のNY時間ではドル高、ユーロ高、円安。株高も進み、リスク選好型の典型的な相場となりました。結果としてドル円は110円まであと一歩のところで取引を終える形に。110円に到達するとなれば実に今年の4月以降となります。

ここ1ヶ月近くドル円は上下動どちらとも取りにくい状況が続いており、今回の上昇が110円の壁を突破してさらなる上昇を呼ぶにはファンダメンタルが足りないように見受けられ、米国の金利政策などなにか相場の後押しがほしい場面。逆にそれらがないと再び上下動どちらとも動かない相場になるのではと見ております。110円の到達はあれども一時的なものと予想し、様子を見る相場です。

来週月曜日はメモリアルデー。戦没将兵追悼記念日によってNY市場が休場となるのと同時に、ロンドンでもスプリングバンクホリデーで休場を迎えます。月末要因もあり、相場の終わり間際におけるドタバタの可能性も挙げられ、念の為注意が必要な金曜日です。

2021/05/27

しましまさん

ドル円109円台へ上昇、今日は米第1四半期GDP改定値や米4月耐久財受注等に注目

昨日は目立った材料のない中ドル買いの流れが優勢となりドル円は109円台へ上昇し109.18円の高値を付け、ユーロドルは1.22ドルを割り込み1.2182ドルまで下落しました。

ポンドや豪ドルもドルに対し軟調でポンドドルは1.4112ドルまで下落、AUD/USDは東京時間に0.7796ドルの高値を付けたもののNY時間は軟調で0.7731ドルの安値を付けました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

21:30:米・4月耐久財受注
21:30:米・新規失業保険申請件数
21:30:米・第1四半期GDP・改定値
23:00:米・4月住宅販売保留指数

米・4月耐久財受注は前月比+0.8%  、米・新規失業保険申請件数は42.5万件、米・第1四半期GDP・改定値は前期比年率+6.5% 、米・4月住宅販売保留指数は前月比+0.8%の市場予想です。

昨日のドル円は東京・欧州時間は108円台後半で推移、NY時間は109円台へ上昇し109.18円の高値を付けました。今日堅調な動きとなると109円台中盤〜109.80円付近まで上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると109円付近、まだ下へ行くと108.60円付近への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間は1.22ドル台中盤で推移し欧州時間は1.22ドル台前半へ下落、NY時間は1.22ドルを割り込み1.2180ドル台まで続落しました。今日も軟調な動きとなると1.21ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると1.22ドル台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2021/05/26

為替見習さん

RBNZ政策金利発表と、ドル軸、円軸の力関係変化に注目

昨日の為替相場は、全体的に変動率が低く大人しい相場で、力関係や短期トレンドにも変化が小さかったことから、膠着気味の相場展開となりましたね。

米国債利回りの低下でドルが重いような印象も受けるものの、これといった材料がない中ではレンジでコンスタントに取るのが良さそうですし、個人的に昨年からずっと続けている豪ドル/米ドルの取引方法では利益が出ています。

ここからある程度大きな動きを取ろうとするとドル軸や円軸で大きな動きが出るか、各種イベントでの単発の動きを拾っていくような形も良いと思うので、引き続き力関係をしっかり見ていくのが良さそうですね。

また今日のイベントとしてはRBNZ政策金利発表、オアRBNZ総裁記者会見、レーンBOC総裁講演、クオールズFRB副議長講演などが予定されていますので、特にRBNZ政策金利発表前後のオセアニアの動き、その他の時間帯は円、ドル軸の動き次第で大きな動きが出る可能性も十分。

そのためまずは今日も資金管理を万全にしたうえで、ポジションを分散させて弾幕を張るような取引方法を採用するなど、事前に自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで取引したいですね。

ではまず月曜から火曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、火曜はEURが0.34%、NZDが0.28%、CHFが0.25%、USDが0.07%、AUDが0.06%、GBPが0.04%、CADが-0.05%となっていて、力関係は【EUR>NZD>CHF>USD>AUD>GBP>JPY>CAD】という形に。

月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【NZD>AUD>EUR>CAD>CHF>JPY>GBP>USD】でしたから、ドルがやや位置を上げたこと、豪ドルやカナダが位置を落としたこと、円やポンドが弱い位置を、ユーロ、NZドルが強い位置を維持していることなどが見てとれます。

続いて9時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日の動きを受けてポンドやカナダが下向きでその他はフラットとなっており、どちらかというと円買いの動きが出ればショートのチャンスになりやすい状態。この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形が低リスクですね。

逆に円売りの動きがしっかり出れば各通貨の短期トレンドは改善し、NZドル円やユーロ円は早い段階でロングのチャンスになりますし、その他も値動きが強く出ればロングのチャンスに変わります。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形が低リスク。

個人的には昨年から約1年取引してきて利益を出し続けている豪ドル/米ドルロングを継続。今週も0.77から0.78での推移となっているので、上下動でコンスタントに利益が出ています。

そのため今後もこれまで通り0.78〜0.80、0.76〜0.78と0.02幅でゾーンを決めていて、下は0.60までカバーできるように資金管理。基本この0.02刻みゾーンを基準にして、上げた場合下げた場合のシミュレーションをしておき、取引方法は弾幕を張るように、1回あたりの注文量は少な目に、その分注文箇所は多く配置。

上は一旦0.80と見ていますが、また抜けた場合はその後の推移を見たうえで引き上げます。また決済はこれまで同様15pipsで高回転させて何度も上下動を取っていく形を継続します。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2021/05/25

斉藤学さん

クロス円中心に買われると予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは+123ドル高、日経平均株価も+46円高の28364円で引けました。ドル円は20銭ほど下落した一方、クロス円は小幅に上昇しています。

【前日の結果】
・ダウ平均  34393.98(+186.14 +0.54%)
・日経平均  28505.00(+125.00 +0.44%)
・NY金先物  1886.70(+7.80 +0.42%)
・NY原油先物 66.05(+2.47 +3.88%)

【経済指標】
★★★★★
23:30 (英) ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言

【本日の戦略】

<ドル円は材料不足>

週明けのドル円は、一時109.00円の高値を付けましたが、買いは続かずじり安に。今晩発表予定の米住宅関連指標や5月消費者信頼感指数は、予想が前回値を下回っているものが多く、109円台を明確に上抜けるには材料不足。米10年債利回りが1.601%へ低下していることから、引き続き108円台後半〜109円付近での推移と予想します。

<ポンドや資源国通貨に期待>

一方、ドルストレートの上昇により、クロス円はやや買い優勢。ポンドが対ドルで1.4200台を試す位置にあり、一段高に期待。また、原油が+3.8%高で再び66ドル台へ上値を伸ばしており、カナダドルやオセアニア通貨など資源国通貨への買いにも期待が持てます。

全体的には、米利回りの低下でドルは伸び悩み、しかし株高の地合いではあるので、クロス円中心に買いが入ると予想します。

【経済指標】
★★★
23:00 (米) 4月新築住宅販売件数(前月比)  前回:20.7% 予想:-7.0%
★★★
23:00 (米) 5月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 前回:121.7 予想:119.3

【本日の予想レンジ】
・ドル円   108.20〜109.50→
・ユーロ円  132.20〜133.80→
・ポンド円  153.00〜155.20↑
・豪ドル円  84.00〜85.00 ↑
・ユーロドル 1.2150〜1.2300→
・ポンドドル 1.4100〜1.4250↑
・ドルスイス 0.8900〜0.9020↑

【通貨の強さ】
豪ドル>ポンド>ユーロ>ドル

【注目通貨】
・豪ドル(原油が66ドル台乗せ)

2021/05/24

為替研究所さん

テーパリング見通しと、それに伴う相場への影響の一考察

今回は、先週のサプライズであったアメリカのテーパリングについて書きたいと思います。

先週のFOMC議事録では「資産買い入れペースの調整を巡る議論開始が適切になる可能性がある」という文言があり、また当局者の発言でも「テーパリング議論開始は遅いよりも早い方が良い」といったものがあり、テーパリング観測が強まりました。

この背景には、アメリカの経済再開がかなり現実的に見えてきたのと、インフレが進展してきたことがあります。

まずアメリカの経済再開については、ワクチンの効果は劇的であり、例えばワクチン接種を一番早く大規模に行ったイスラエルでは、昨年末は1日1,000人以上の感染者が発生していたのが、今や1桁-2桁で安定してきており、それに若干遅れたもののワクチン接種を積極的に進めていたイギリスやアメリカでも、明確に新規感染者の減少傾向が見られています。(今となってはイギリスより日本の方が1日の新規感染者が多くなっています)

接種率100%ということはないにしても、既に感染している人も含めれば、集団免疫獲得はもう時間の問題と考えられ、今後ウィルス自体が大きく変異しない限りは、コロナ禍の収束は既定路線となってきている状況と言えます。

またもう一つのインフレについても、今月発表のCPIは予想比で見ても、単純に数字だけ見ても非常に高いものであり、このまま手をこまねいて見ていられる状況ではないと考えられます。

そうなってくると、次に問題になるのが、「いつ今の異次元緩和をやめるか」であり、これについてはある程度経済が再開すれば当然止めることになるため、来月のFOMCでテーパリング議論開始を明言するというのはないと個人的には思っていますが、8月のジャクソンホールくらいなら十分にありえるだろうなと思っています。

テーパリングが開始されると、

・株価に対しては基本ネガティブだが、経済再開のプラス効果もある+政権や当局もかなり気を配ると考えられるので、そこまでひどく下げることもなさそう
・為替については、ドル高方向に進みそうで、新興国通貨の強さは維持できなさそう(ただしクロス円でどちらへの影響が強いかは不透明)
・仮想通貨やコモディティは大きく下げるリスクがある(ただし原油や金は地政学リスクや他の資産の強さもあるので、若干読みづらい)

と見ています。

いずれにしても、相場のルールが変わる瞬間はそう遠くなさそうなので、気を付けた方が良いかなと思います。

2021/05/21

為替太郎さん

株安も一服で相場は小康状態

今週、FRBが公表した FOMC議事要旨では、複数のメンバーが、経済の急速な回復とそれに伴う緩和的な金融政策の変更に可能性に言及していたことで、一時的にドル買いが強まりました。

あわせて発表後は米長期金利が上昇しています。

公表を受けて一昨日の海外時間のドル円は強含みになり109円台前半で堅調に推移。昨日の東京市場も、流れを引き継いで、ドルは主要通貨に対して堅調となりました。

あわせて昨日の東京株式市場での日経平均株価は反発しています。

一昨日のアメリカ株は、FOMC議事要旨の内容でテーパリングへの警戒感が広がり、主要3指数が小幅続落となりましたが、昨日の日経平均株価は踏み留まった格好です。株式は、先週、かなり値崩れ感の強いチャートでしたが、今週になってだいぶ底打ちが見えてきた感じがします。

続く昨日の米国株式も4日ぶりの反発となっています。イスラエル政府がパレスチナでの戦闘を巡ってイスラム組織のハマスと停戦合意したとの報道も市場心理を改善させています。

一方で、昨日のニューヨーク時間の為替市場は、ややドル売りに傾きました。ドル円は、海外市場では109円を割り込み、概ね108円台後半の推移でした。

ユーロドルの堅調も顕著で、米長期金利が低下したことでユーロ買いがさらに強まっています。ユーロドルは、1.22台前半まで上昇するなど、チャート的に上昇傾向がはっきりとしてきました。

今日の東京市場では、ドル・円は概ね108円80銭台になっています。日経平均は上昇して始まっており、リスクオンもあって、円買いがさらに強まるような雰囲気はありません。

市場は、引き続き経済指標や米長期金利の動向をにらみながらの展開となりそうです。指標が好結果となると、かえってテーパリングへの警戒感が強まり、リスクオフ、ドル買い要素になる複雑な相場展開になっています。

15:00 英4月小売売上高
15:30 スイス1-3月期四半期鉱工業生産
16:15 仏5月製造業PMI
16:15 仏5月サービス業PMI
16:30 独5月製造業PMI
16:30 独5月サービスPMI
17:00 ユーロ圏5月製造業PMI
17:00 ユーロ圏5月サービス業PMI
17:30 香港4月消費者物価指数
17:30 英5月製造業PMI17:30 英5月サービス業PMI
20:00 ラガルドECB総裁発言
21:30 カナダ3月小売売上高
22:45 米5月製造業PMI
22:45 米5月サービス業PMI
22:45 米5月総合PMI
23:00 ユーロ圏5月消費者信頼感
23:00 米4月中古住宅販売件数

2021/05/20

ダメおやじさん

FOMC議事録で金融緩和の出口戦略協議が明示!

おはようございます。ダメおやじです。

今週も先週に引き続き、ドル安相場です。市場ごとに流れは変化しますが、大筋はドル売りです。

特にドル売りに対して買われているのが、ユーロです。ユーロドルは年初高値1.235を抜く勢いです。ユーロ円も2018年高値137.5円に接近しています。

なぜ、ユーロが強いのか、ドルとの世界2大通貨なので、ドルが弱ければユーロしか買うものが無いが大きな前提にあります。また、ポンドも強く、ワクチン完全接種やロックダウン解除、インド型変異種が未確認、また経済指標も良好で消費者物価指数も加速化しています。BOE英中央銀行は日本のようなマイナス金利導入は考えていないと説明があり、金利安にはなりにくいという事で、買われる理由があります。

昔は有事のドル買いと言われていましたが、今は有事のユーロ買いに変わってきています。

日経平均は、史上最高値更新していた米株が金利上昇で伸び悩み、さらには先行銘柄とも言われるBTC急落でセンチメント(投資家心理)が悪化しています。ただ、為替の方は株価に連動せず、米金利動向や金融緩和の出口戦略(テーパリングなど)で動いています。

今朝のFOMC議事録ではテーパリング協議開始を一部予想と書かれてあり、これにて全ての国が未曾有の金融緩和からの出口を探っていくことが明確になり、ドル安相場にも変化が見られるかもです。また、緩和出口を探るため経済指標ではあまり動かずでしたが、これからは注視するようになると思われます。

本日は、ドルストの中でも下落する豪ドルの雇用統計、NY市場では米景気指数もあります。今までのドル安相場から動くきっかけになるかもです。

<経済指標など>豪雇用統計(10:30)フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)米景気先行指数(23:00)

<相場の波動>突込んでも戻る日 悪目あれば買い方針良し

・ドル円:上昇19日(下落6日)。上値109.7円、下値108.8円とみています。

・ポンド円:上昇25日。上値154.7円、下値153.7円とみています。

・ポンドドル:上昇41日。上値1.417、下値1.403とみています。

・ユーロドル:上昇41日。上値1.223、下値1.21とみています。

・ユーロ円:上昇42日。上値133.3円、下値132.3円とみています。

・豪ドル:上昇36日(下落9日)。上値0.777、下値0.766とみています。

・豪ドル円:上昇42日(下落9日)。上値84.7円、下値83.6円とみています。

*上記のレートは、日足の高値と安値に値幅を加味して提示していますが業者間で提示するレートやスプレッドが違います。また、相場が急変した時はレート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは各自で設定をお願いします。

2021/05/19

しーさん

CPIの結果に注目

昨日は本邦1-3月期のGDPの発表があり、前期比-1.3%のマイナス成長となりました。GDPの結果を米国と比べると、前回のQ3では日本が+2.8%に対して米国は+6.4%でした。今回の結果は日本が-1.3%に対し、米国は5/27に発表となりますが、成長率の差が広がることが予想されます。

今週のドル円はやや軟調ですが、GDPの結果と新型コロナ対策などの要因を考えると、ドル買い円売り目線で間違いはないでしょう。

さて、最近のテーマとしてカナダ中銀に続くテーパリングを開始する中銀はどこだ?というのがあります。テーパリング開始を左右する要因の一つとして、最近の物価上昇率(CPI)の結果で目をみはるものがありました。先週発表のあった米4月CPIは、前年比+4.2%と右肩上がりで物価が急上昇しています。連動して米債利回りが上昇していましたが、1.700%を頭として落ち着いており、ドル買い一色という状況にはなっていません。

本日は英4月CPIと、ユーロ圏HICP改定値の発表があります。ユーロとポンドは直近で買われている通貨となっており、特に英国では前回のMBCにてテーパリングの議論がされる思惑でポンド買いとなっていました。本日の結果が強い数字となれば、再び思惑が広がってさらにポンド買いにつながる可能性があります。

今週はクロス円の押し目を待って買い狙いとしていましたが、なかなか押し目がないため、少額でも良いのでユーロ円やポンド円を買っておき、上昇についていければと思います。

2021/05/18

ZEROさん

日米GDP格差、米テーパリング開始時期が材料

17日の米国株は下落、NYダウ54ドル安(-0.16%)、ナスダック50ポイント安(-0.38%)でした。為替市場はポンドやカナダドルが堅調、円やドルが軟調。市場では米国のテーパリング(量的緩和縮小)がいつになるか関心が高まっています。

今後もインフレ関連・雇用関連指標に一喜一憂となりそうです。ワクチン格差相場が継続しており、接種で先行したポンドが堅調。接種遅れの円や日経平均が軟調となっています。

本日は本邦1-3月期GDP速報値、明日の夜中にFOMC議事要旨が発表されます。日米GDP格差、米テーパリング開始時期が材料になりそうです。投資戦略は基本的に円売り、クロス円が買われ過ぎれば利食いによって調整の繰り返しになると予想しています。

投資戦略は円売り(クロス円の押し目買い)とします。
それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2021/05/17

とあるエンジニアKさん

中東情勢緊迫も相場に影響を与えず。見守るのみ。

いわゆる新緑の5月真っ只中で、目の前の緑も鮮やかな季節が続きます。昨年同様、我慢すべき5月を過ごしていますが、国民の間には徐々に緊張感が薄れていっているというのも事実。長引く自粛は罰則があったとしても徐々に緩みが生じてくるのは人間の性であり、各国共通の模様です。他はともかく、自分は自分でおとなしく過ごす毎日です。

【本日の指標】
本日の指標は小粒。指標によって相場が動かされる1日とはならない見込みです。

【本日の指標】
連日ニュースで報道されている通り、中東では緊張が更にエスカレートしています。イスラエル軍のパレスチナ自治区に対する空爆は止まることなく、予告していたとはいえ敵対する報道機関が入居するビルへの攻撃は、世界に衝撃をもたらす映像でした。現在のところはロケット弾や空爆など遠隔的な攻撃が主体ですが、地上部隊の進行という自体までエスカレートするとなれば更なる戦闘の激化は避けようがなく、事態の沈静化が遠のく場面か。

米国は大統領による直接イスラエル・パレスチナ双方の首脳へ電話会談を実施するなど、事態の沈静化を図っているようですが、今後の情勢は読めないというのが実情です。

一方でこれらのニュースは瞬間的な相場への影響に止まる程度で、原油価格への影響も限定的。中長期的なトレンド形成にはさほど影響を与えないと読んでいます。現段階ではこれらのニュースに対するポジション取りの変更は行わず、単純に見守るのみとします。

2021/05/14

しましまさん

今日は米4月小売売上高等に注目、ドル円110円付ける動きとなるか

昨日は米長期金利の低下等を受けNYダウは前日比+433.79ドルと大幅反発、一昨日12日にはドル買いの動きが進みましたが昨日はもみ合いとなりドル円は109.40円台〜109.70円台、ユーロドルは1.2050ドル〜1.21ドル付近での値動きとなりました。

ユーロ円は132円台を維持、ポンド円は153円台中盤〜154円台前半で推移、豪ドル円は84円台前半〜後半で軟調な値動きでした。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

21:30:米・4月小売売上高
22:15:米・4月鉱工業生産
23:00:米・5月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

米・4月小売売上高は前月比+1.0%、米・4月鉱工業生産は前月比+1.0%、米・5月ミシガン大学消費者態度指数・速報値は90.4の市場予想です。

昨日のドル円は東京・欧州時間は109.50円付近〜109.70円台で推移しNY時間は109.40円〜109.70円と底堅くもやや上値重い値動きでした。今日堅調な動きとなると110円台へ乗せていけるか見たいです。一方、軟調な動きとなると109円台前半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間は1.20ドル台後半で推移し欧州時間は序盤1.21ドル台に乗せるもすぐ1.2050ドル付近まで反落しその後1.20ドル台後半へ反発、NY時間は1.21ドル台へ乗せることはできず1.2060ドル〜1.21ドルでの値動きでした。今日堅調な動きとなると1.21ドル〜1.21ドル台前半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.20ドル台前半への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2021/05/13

為替見習さん

ドル軸、円軸の力関係変化とNY市場のイベントに注目

昨日の為替相場は、NY市場前半の米CPI発表前後から北米通貨がしっかり買われ、円も力関係上弱い位置に来るなど明確な動きが出ましたね。ただオセアニアはこの時間帯も弱いままでクローズまで情勢は変わらず、後述する力関係を見てわかるように、北米>欧州>円>オセアニアで引けています。

ドル軸、円軸の動きが出ているため相場状況を把握しやすくなっており、取引するうえでは好都合なので、ドル軸、円軸の動きが出続ける限りは、積極的に攻めていって良いかと思います。

また今日のイベントとしては米新規失業保険申請件数と生産者物価指数、カンリフBOE副総裁講演、マックレムBOC総裁講演、ベイリーBOE総裁パネル討論会、メキシコ中銀政策金利発表などが予定されていますので、NY市場の力関係と短期トレンド変化を見ていくと良さそうです。

あとは週末に向けて調整が入ることも考慮して、まずは資金管理を万全にしたうえで、極力当日決済としたり、ポジションを分散させて弾幕を張るような取引方法を採用するなど、事前に自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで取引したいですね。

ではまず火曜から水曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、水曜はUSDが1.04%、CADが0.78%、CHFが0.43%、EURが0.41%、GBPが0.39%、AUDが-0.41%、NZDが-0.53%となっていて、力関係は【USD>CAD>CHF>EUR>GBP>JPY>AUD>NZD】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【GBP>EUR>JPY>AUD>NZD>USD>CAD>CHF】でしたから、北米通貨とスイスが強い位置に変化したこと、円やオセアニアが弱い位置に変化したこと、ユーロ、ポンドが円より強い位置を維持していることが見てとれます。

続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日の動きを受けてオセアニアは下向き、その他は上向きとなっており、通貨ペアによってリスクが低い方向が違います。

そのため今後は円軸の動きを見ていくと取引チャンスをつかみやすく、円売りの動きが加速すればオセアニア以外はロングのチャンスに。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形が低リスク。

逆に円買いの動きが強く出た場合はオセアニアがショートのチャンスに。その他も勢い次第で短期トレンドが下向きに変化することになるため、この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形が低リスク。

個人的には昨年から約1年取引してきて利益を出し続けている豪ドル/米ドルロングを継続。現状0.78台から0.77台まで下がって仕込み中心の展開となっていますが、3月以降上昇基調だったのでちょうど良い形で仕込みが出来ていると思います。

そのため今後もこれまで通り0.78〜0.80、0.76〜0.78と0.02幅でゾーンを決めていて、下は0.60までカバーできるように資金管理。基本この0.02刻みゾーンと、上げた場合、下げた場合のシミュレーションをしておき、取引方法は弾幕を張るように多く注文を配置。

上は一旦0.80と見ていますが、また抜けた場合はその後の推移を見たうえで引き上げます。また決済はこれまで同様15pipsで高回転させて何度も上下動を取っていく形を継続します。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2021/05/12

斉藤学さん

全体的に小動きで様子見と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは-34ドル安、日経平均株価は-909円安の28608円と大幅安で引けました。ドル円は小幅に下落、クロス円は方向感なく推移しています。

【前日の結果】
・ダウ平均  34269.16(-473.66 -1.36%)
・日経平均  28610.00(-660.00 -2.25%)
・NY金先物  1836.10(-1.50 -0.08%)
・NY原油先物 65.28(+0.36 +0.55%)

【経済指標】
★★★★★
23:30 (英) ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言

【本日の戦略】

<株安でやや円高に>

昨日のドル円は小幅に下落、一時108.36円まで下押ししたものの、米10年債利回りが1.622%へ上昇したことで、買戻しが入りました。日経平均株価が-909円安と大幅下落したことが円高圧力となりましたが、昨晩のナスダックが下げ渋り買戻しが強まったことで、円高は限定的に。売りの原因ですが、今週は特に材料が出ていないので、先週末に発表された米4月雇用統計が大幅に予想を下回っていたことが重しになっていると思われます。

早く流れが変わってほしいところで、今晩は米4月CPIとインフレ指標が発表。前月比で、前回0.6%に対し予想0.2%と低下予想ですが、前年同月比やコア指数が堅調なことから、ドルの買戻しに期待。その後は、明日の米4月PPI、明後日に米4月小売売上高と材料が続きます。

<ポンドが若干強い>

通貨別にはポンドが若干強め、スコットランドの住民投票に関し、独立を目指すスコットランド民族党(SNP)がパンデミックが終息するまで待つ姿勢を示したことで、目先のリスクが遠のいたとの認識が広がっています。他通貨は特に材料がなく、しばらくは株価の動きに左右されるでしょう。

【経済指標】
★★★
21:30 (米) 4月消費者物価指数(CPI)(前月比)  前回:0.6% 予想:0.2%
★★★
21:30 (米) 4月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)  前回:0.3% 予想:0.3%

【本日の予想レンジ】
・ドル円   108.00〜109.50→
・ユーロ円  131.00〜133.00→
・ポンド円  152.50〜154.50↑
・豪ドル円  84.50〜86.00 →
・ユーロドル 1.2060〜1.2200→
・ポンドドル 1.4050〜1.4200↑
・ドルスイス 0.8960〜0.9100→

【通貨の強さ】
ポンド>ユーロ>ドル>豪ドル

【注目通貨】
・ドル(米インフレ指標に注目)

2021/05/11

為替研究所さん

今の株価指数の値動きの短観+豪ドル/NZドル定点観測

昨日は、全体的にナスダックが下げる中でダウが上げるというかなり気持ち悪い展開になっていましたが、最後の方はナスダックに引っ張られる形でダウも下落して終えました。今開いている日本市場でもその米国市場の下げを嫌ってか日経平均は下落気味です。

その一方で、為替で見ると新興国通貨も強く、クロス円もあまり崩れておらず、あまりリスクオフと言った雰囲気はありません。こういう時は、正直どちらに転ぶのかいまいち分からないので、あまり手を出したい状態ではないかなと思っています。(相場環境や他の資産の動きから「明らかにおかしいのはこいつだ」と分かる時はそれを狙い撃ちするのですが、今の環境は全体の動きがちぐはぐなだけで、どれがおかしいのか見当がつかないため)

ダウは現在「良い材料があれば買い」「悪い材料があればFRBの緩和が続くから買い」という異常なテンションで来ており、他の資産も昨日今日はともかく、全体的にはその流れにのってリスクオンになっていますが、こんなものが長続きするとも思えない一方で、かといって今短期でこの流れに逆らっても焼かれるだけなので、そういう時は手を出さないのが一番かなと思っています。(もちろん積立投資とか資産の分散目的であれば買うのは全然ありです)

また先週ホットカレンシーとしてあげながら、文字数の関係で週間見通しでは触れられなかった豪ドル/NZドルについては、先週のものは

・RBAは予想通り現状維持で無風
・NZ金融安定報告も「コロナ禍に上手く対応したが金融脆弱性は残存、住宅価格上昇に注視」というほぼほぼこれまで通りの内容で無風だったが、NZ雇用統計が良くNZドル高→豪ドル/NZドルは下落
・しかしその後また戻してきて、今は1.078

という感じで、方向性がない動きをしています。

とりあえず、RBAは当面動かないことはほぼ確定的で、問題は以前から追加緩和・マイナス金利を匂わせ続けながらやる気はなさそうなNZの方ですが、NZも住宅価格高騰という問題を抱えて、コロナの抑制も成功している中で、わざわざ今このタイミングで追加緩和や利下げをするとも思えず、当面は方向感のないまま1.06〜1.08をメインに行ったり来たりする相場が続くのではないかと思っております。

2021/05/10

為替太郎さん

雇用者数100万人増ならず。肩透かしのインパクト

先週の最大の材料は金曜日の4月の雇用統計でした。

堅調な経済指標が継続しており、リスクオンムードは強まっていたものの、それを雇用統計で改めて確認したいというムードが強い週だったように思います。

また、東京では、先週前半までGWでした。連休明けである木曜日は、動いていなかった間の動きを埋める形で日経平均株価が大幅上昇するなど、市場は比較的動きました。

しかし、金曜は雇用統計待ちに加え、東京市場の動きは週末要因も合わさって大人しいものでした。

とはいえ、米国では、景気回復期待が日増しに強まっており、雇用統計を待たずした強い経済指標にも後押しされて6日のNYダウは318ドル高と4日続伸。過去最高値を更新しています。

さらに続く7日も、肝心の雇用統計が肩透かしであったにも関わらず、弱い指標は今の金融緩和が当面続くことを示すものであるという解釈により、株式の買いが強まり、ダウ平均株価の終値は、229ドル23セント高の3万4777ドル76セントと連日の史上最高値更新となりました。

4月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数は前月比100万人前後の増加が見込まれていたにも関わらず、26.6万人増にとどまり、予想よりもはるかに低い伸びとなっています。

先行していた雇用統計以外の指標が堅調であることや、雇用者数の伸びが予想外の低さになったのは労働力不足が原因ではないかという見方が広がったこともあり、いまのところ今回の雇用統計の弱さは必ずしもネガティブとは見られていません。

もっとも、これを受けてドル売りは強まり、ドル円は一時108円30銭台まで下落する等、主要通貨に対してドルは全面安の様相になりました。

しかしこのドル売りが今日以降も継続するかは微妙でしょう。

引き続き市場では米国経済の先行きに対して強気のムードが継続しています。これに対して、日本国内ではワクチン接種の遅れや緊急事態宣言の延長など、先行き不透明感が払しょくできない状況が継続しています。

4月の米雇用統計が市場予想を大きく下回ったことで、ひとまずは金融緩和の早期縮小懸念は後退したとはいえ、これからの主要指標で軒並み市場予想を達成する改善が継続すれば、早晩再びドル買いが強まってくる展開も十分に想定されます。

10:30 豪4月 NAB企業景況感指数
16:00 トルコ 3月失業率

2021/05/07

ダメおやじさん

今週はレンジで上下往復!米雇用統計で動きが出るか?

おはようございます。ダメおやじです。

相場には再現性や規則性が存在し秩序ある動きをします。N波動は秩序そのものですね。特に、今週はレンジ内で秩序良く1日に上下往復する相場です。

昨日は、東京では中豪対立でオセアニア通貨が上下に揺れ先週の高値付近まで上昇、欧州ではポンドが政策金利据え置きで上下に揺れて下落しました。

ドル円は109.5円から109円のレンジで、ユーロドルはドル安相場の買い戻しで1.20716まで上昇しました。

さて、相場格言に「セル・イン・メイ」、株は5月に売れとあり、円高の確率が高いです。5月は米株決算の利益確定売りが出るためですが、今年はコロナで決算が6月になり、来月かもしれませんが、今夜は米雇用統計があるので、今週のレンジ相場から相場格言通りに動き出すきっかけとなってほしいですね。

本日、週末最終日、頑張りましょう。

<経済指標など>米雇用統計(21:30)

<相場の波動>人気に逆行して動く 逆張り方針良し

・ドル円:上昇11日(下降5日)。上値109.65円、下値108.7円でしょう。

・ポンド円:上昇11日(下降7日)。上値152円、下値151円とみています。

・ポンドドル:下降14日(上昇5日)。上値1.394、下値1.384とみています。

・ユーロドル:上昇28日(下降6日)。上値1.21、下値1.202とみています。

*上記のレートは、日足の高値と安値に値幅を加味して提示していますが業者間で提示するレートやスプレッドが違います。また、相場が急変した時はレート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは各自で設定をお願いします。

2021/05/06

しーさん

ドル買い、ポンド買い狙い

今週はゴールデンウィーク期間中のため東京タイムの値動きはあまりありませんでしたが、本日と明日はカレンダー上は平日となり、東京タイムも値動きが戻ってくるかも知れません。

今週の米国指標結果を振り返ってみると、3日(月)ISM製造業景況指数は予想値65.0に対し結果は60.7。5日(水)ISM非製造業景況指数は予想値64.3に対し結果は62.7。ADP雇用統計は予想値80万人に対し74.2万人となっています。予想ほど良くなかったということで事前期待が大きすぎてそれほどドル買いにはつながっていないといったところでしょうか。

これらの結果を受けて、ドル円は108円後半から109円前半の狭い範囲での値動きに留まっており、EUR/USDやGBP/USDもさほど大きな値動きにはつながっていません。しかしながら指標結果の数字自体は決して悪い数字ではないため、ドル買い基調は変わらずと考えて良いのではないかと思います。

本日の米関係の指標としては非農業部門生産性と単位労働コストの発表があります。これらは四半期ごとに発表される指標で、前回はコロナ禍の影響を受けて大きく落ち込んでいましたが、大きく回復することが見込まれています。個人的には生産性をどのように数値化しているのかが興味があり、米労働省の発表内容を調べてみたいと思います。

また、本日は英国関連のイベントとしてBOE金融政策レポートとMPCがあります。英国ではワクチン接種が進み、脱コロナに向けて経済成長と物価の見通しを引き上げることが予想されています。またMPCではテーパリングの議論が開始されるのではとの予想もでており、ポンド買いへ期待が高まります。

以上から、本日の狙い目としては東京タイムは休み明けの本邦勢によるドル買いと、欧州タイム以降は英国イベント結果次第でのポンド買いを狙っていきたいと思います。

2021/05/05

ZEROさん

今年のGWも波乱なしか

・4日の米国株はまちまち、NYダウ19ドル高(+0.06%)、ナスダック261ポイント安(-1.88%)でした。為替市場はドル高。

イエレン米財務長官は「金利は幾分上昇せざるを得ない」と発言。ハイテク株の重しとなり、ドルの支援材料となりました。

ハイテク株は半導体不足や経済活動再開も重しか。

ロンドン時間には欧州株とNYダウ先物が大きく下落し、為替市場でも円高が進行しました。NY時間に入るとダウがプラス圏まで切り返し、為替も円安方向へ値を戻して引けました。

本日は米4月ADP雇用統計、米4月ISM非製造業景況指数が発表されます。GW中のNYダウはジリ高、ナスダックは下落となっています。

投資戦略はドル円、ポンド円押し目買いとします。
それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2021/05/04

とあるエンジニアKさん

値動きなく様子見相場

5月となり、昨年同様に静かなGWを迎えています。この一年間色々な生活制限がありましたが、残念ながら従来の生活に戻るにはまだまだ時間がかかる模様。二年前のGWにはこのような事態になるなんて誰もが予想しなかったことでしょう。我慢我慢を続けてきましたが、まだまだ我慢の時期が継続です。

【本日の指標】
本日の東京市場は国民の祝日で休場。目立った発表もなく、指標で動くような相場ではありません。

【本日の指標】
日本ではGW真っ最中で、市場は動きませんが、海外市場は通常営業。とは言えども大きなニュースはなく、静かに動く相場です。相場を動かす要因もここのところはなく、注視しているドル円の動きも、一ヶ月に及んだ円安基調からの下落、そして反発で再び上下動見えにくい水準に落ち込んだように見受けられます。特段新たなポジションの目論見はなく、相場を見守るのみ。週の戦略で述べたドル円売りは継続とします。そして今後注目すべきはやはりウィルス感染。コロナウィルスの拡大が国内でクローズアップされておりますが、この夏の東京五輪は予定通り実施するとの政府としての立場が堅持されており、各地でプレ五輪とも言えるテスト大会の実施や計画が進んでいる模様です。開催か否かは各メディアによって国民の議論が真っ二つに分かれているようですが、その流れが今後の自民党政権の安定を左右することが容易に想定できます。現時点では開催の方向で進んでいるのですが、今後の感染動向次第となっていしまうのか。GW明けの新規感染者数の増減に注目が集まるところ。海外に目を転じると、インドでのウィルス拡大は深刻な状況は変わらず。気になるのはその支援について各国の駆け引きが始まっている状況。中国も南米やアフリカなどに自国のワクチンを供給して次なる覇権を目指しているのですが、世界第二位の人口を擁するインドに対する支援もその流れをくんでいると想定するのは考えすぎではないように思われます。なかなか良いニュースが見当たりませんが、何が起ころうとも相場は続くもの。様子見相場です。

2021/05/03

しましまさん

ドル買戻しの動き、ユーロドル・ポンドドル大幅下落

先週30日は米経済指標の強い結果等を受けドルの買い戻しの動きが強まりドル円は109.37円まで上昇、ユーロドルは1.2017ドル、ポンドドルは1.3803ドルの安値を付けました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

15:00:独・3月小売売上高指数
22:45:米・4月製造業購買担当者景気指数
23:00:米・4月ISM製造業景況指数


先週30日のドル円は東京午前に109円台を付けるも維持できずその後は108円台後半での推移、欧州時間も108円台後半で小動きもNY時間は109円台へ上昇し109.37円の高値を付け109.34円で引けました。
今日堅調な動きとなると109円台後半へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると109円付近への下落が考えられます。

先週30日のユーロドルは東京時間は1.21ドル台前半で推移も欧州時間1.20ドル台後半へ下落、NY時間は大幅下落し1.2017ドルの安値を付け1.2019ドルで引けました。
今日も軟調な動きとなると1.20ドル〜1.19ドル台後半への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると1.20ドル台中盤へ上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。