兵ブロガーバックナンバー(2021年10月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2021年10月

2021/10/29

しーさん

ユーロに動きあり

米FRBが利上げを前倒しする可能性が上がったとのことで、NYダウが高値からやや反落する中、昨日の日経平均株価はそれほど大きな動きはありませんでした。日銀金融政策決定会合も無難に通過し、NYタイムには米GDP、ECB定例会合と何かとイベント盛りだくさんの1日でした。

米GDPでは予想値+2.6%に対して結果は+2.0%と冴えない結果でしたが、発表直後のドル円は10pips程度しか動いておらず、114円に到達してから時間的調整が進んでいるのか、弱い数字に対する影響はほとんどありませんでした。

動きがあったのはユーロでした。ECBの金融政策の発表直後からラガルドECB総裁の記者会見が行われる時間帯にかけて、ユーロドルはやや荒い値動きとなりました。ラガルド総裁からタカ派なコメントがでるとユーロ買いへと傾斜し、ユーロドルはボトムアウトの可能性がでてきています。ユーロドルについてはベア目線で見ていましたが、米国の利上げ観測との速度比較をしながら、ユーロドルの売り買いの引っ張り合いを見ていきたいと思います。

本日は10月の月末と週末が重なります。指標イベントとしては、ドイツGDP、ユーロ圏HICP(速報値)、米PCEコアデフレーターと続きます。ユーロとドルについては綱引き状態となることを想定すると細かいトレードが必要になるかも知れません。指標発表の時間帯ごとに、ユーロ買いとユーロ売りを織り交ぜてスキャルピングをしていこうかと思います。落ち着いてトレードするのであれば、ドル円やクロス円の押し目買い狙いが良いかも知れません。

2021/10/28

ZEROさん

円安一服

【HOT CURRENCY ドル円 113.00〜114.50】

27日の米国株はまちまち、NYダウ266ドル安(-0.74%)、ナスダック0.1ポイント高

カナダ中銀はパンデミック対応の量的緩和を終了、早期利上げを示唆しています。米ドル加ドルの乱高下を受け、ドル円も乱高下し、結局113円後半で引けています。

米企業決算では、ハイテク大手マイクロソフトが4.21%高、アルファベットが4.96%高。

本日は日銀・ECBが金融政策を発表します。来週にはFOMC・BOEの金融政策発表を控えています。米企業決算と主要中銀の金融政策に注目です。

投資戦略は中期でドル円押し目買いとします。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2021/10/27

とあるエンジニアKさん

ドル円、再び動かない相場へ

コロナも一服し、我が町においても夜間に営業してくれる飲食店が増えてくれたおかげか、かつて失われた日常感が戻ってきたように思われます。時間や人数に制限がある「但し書き」付きの営業は続くのでしょうが、やはり嬉しいものです。いよいよ秋から晩秋に向けて季節が移り変わっていく日々ですが、この時期を楽しみたいと思います。

【本日の指標】
本日の指標は特別大きいものはなく、相場を動かすようなものではありません。NY時間にはカナダにおいて金融政策金利が発表予定ですが、主要通貨の値動きに影響を与えるものではありません。

【本日の戦略】
10月末で、各主要企業の決算発表が相次ぎ、株式相場は多少なりとも値動きがある日々が続いていますが、為替相場においては大きく動いた10月初頭と比較して、値動きが小さくなったように見受けられます。ドル円は115円に到達しそうな勢いで上昇を続けておりましたが、いったん113円に下落。週の戦略においては、「ここは踊り場」であると申し上げましたが、その踊り場では下ることなく、週の前半で折り返して114円に戻ってくる状況。

ここ最近の報道で明らかになったのは、今回の急激な円安の要因として、相場環境による上昇もさることながら、投機マネーによる後押しもあったようで、今ではその玉を使いきってこの水準で取り残されてしまった感があります。

そうなるとここからの脱出は更なるエネルギーが必要であり、11月のFOMCを前に米国のテーパリング要因を織り込んでしまったように見受けられる今の相場では、これ以上の円安は難しいように見受けられます。とは言ってもすぐに円高になるとも思えず、再びモヤモヤした動かない相場に陥るのではないかと見ております。

週の戦略ではドル円売りを推奨しておりますが、115円を天井として意識しつつ売りを追加しても面白い相場かもしれません。来週の相場はFOMCに雇用統計と、指標が続く相場で今週はそれらを見越しての静かな相場となりそうです。

2021/10/26

しましまさん

独10月IFO企業景況感指数の弱い結果等受けユーロ売られる

昨日はユーロが独10月IFO企業景況感指数の弱い結果等を受け軟調な動きとなり、ユーロドルはNY序盤に1.1591ドルまで下落、ユーロ円は131.66円まで下落しました。

ドル円は113円台中盤〜後半で底堅く推移し、ポンドや豪ドルは底堅い値動きでした。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

22:00:米・8月ケース・シラー米住宅価格指数
23:00:米・9月新築住宅販売件数
23:00:米・10月消費者信頼感指数
23:00:米・10月リッチモンド連銀製造業指数

昨日のドル円は東京時間113.50円台〜113.80円台で推移し欧州時間は113円台中盤での小動き、NY時間は序盤に113.92円まで上昇もその後は113.60円〜113.80円での小動きとなりました。今日堅調な動きとなると114円付近〜114円台前半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると113円台中盤〜前半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間1.1630ドル台〜1.1660ドル台で推移も欧州時間は1.16ドル付近まで大幅下落、NY時間は序盤1.1591ドルの安値を付けその後は1.16ドル台前半で上値重い値動きでした。今日軟調な動きとなると1.15ドル台後半〜中盤への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると1.16ドル台中盤へ上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2021/10/25

為替見習さん

週明けの各国市場初動に注目。円軸の動きとリスク回避or選好に注目

先週金曜の為替相場は、円が力関係上強い位置で加速したことに加えて、その他主要通貨が円より弱い位置を維持したこともあって、全体的に「リスク回避型」に近い形で引けましたね。

この力関係は木曜から継続していて、それまでのリスク選好に対する「戻し」なのですが、毎年年末は円高になりやすいというアノマリーもあるため、これが戻しの範疇で終わるのか、それとも中期的な円高方向への動きに変わるのかを見るうえで今週は重要な週となりそうです。

以前から書いているように円軸、ドル軸の動きを見ておくと取引機会が見つけやすく、なおかつ力関係の強弱を見ておけば低リスク高リターンの通貨ペアが判別できるわけですが、特に円を軸とした動きが出た際にはその難易度がぐっと下がります。

ただ年末相場に関しては、12月に入ると各国の市場参加者が減るとともに、値動きが飛ぶようになり急変動も多くなることから取引難易度が上がります。

そのため取引は極力11月までにしっかり利益を取ることを心掛け、無駄なポジションは残さないようにしておき、12月は短期・中期のトレンドを見て、年明けの相場に備えるようなイメージが良いでしょう。

このような中で今日は独IFO景況感指数が予定されていますが、基本は週明けの各国市場オープン前後の動きに注目するとともに、円軸の動きを見ておくと今週の取引が行いやすくなると思います。

続いて力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは円が強い位置にあり単独で買われていて、NZドルやポンドを筆頭にその他主要通貨は弱い状態であること。

また短期トレンドはドル円、クロス円ともに明確な下向きとなっていますので、現状は円買いの動きが出ればショートのチャンスになりやすい状態で、この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。

逆に円売りの動きが強く出れば各通貨の短期トレンドは改善しますが、先週後半からの円買いの影響で簡単には上向きに変化しない状態です。

そのため対円変動率が1%を超えるような動きが出た場合には注意し、その円軸の動きが継続する(この場合円売りが継続する)か見たうえで、翌日まで継続しそうならロングのチャンスに変化する可能性も。

ただ今日1日という点で考えると、円買いの動きが出ればショート、円売りの動きが出れば様子見という形で割り切ってよいと思います。

個人的には昨年から約1年取引してきて利益を出し続けている豪ドル/米ドルロングを継続。戦略としてはこれまで通り0.76〜0.74、0.74〜0.72のように0.02幅でゾーンを決めていて、下は0.60までカバーできるように資金管理済み。基本この0.02刻みゾーンを基準にして、上げた場合下げた場合のシミュレーションをしておき、取引方法は弾幕を張るように、1回あたりの注文量は少な目に、その分注文箇所は多く配置。

ゾーン的には0.70を割ると安全性が高く稼ぎやすいのでそのゾーンでは注文量を増やせるよう、資金管理とピラミッディングを行っています。また決済はこれまで同様15pipsで高回転を継続です。

それでは、今日も一日頑張りましょう!

2021/10/22

斉藤学さん

過熱感高く、やや円高気味に推移と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは+152ドル高、日経平均株価は-546円安の28708円と下落しました。ドル円は一時113.65円まで下押し、クロス円も全体的に売られています。

【前日の結果】
・ダウ平均   3560.08(-6.26 -0.02%)
・日経平均   28615.00(-685.00 -2.34%)
・金・ゴールド 1781.90(-3.00 -0.17%)
・原油・WTI   82.50(-0.92 -1.10%)

【経済指標】
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数 前回:29.3万件 予想:30.0万件 結果:29.0万件
★★★
23:00 (米) 9月中古住宅販売件数(前月比) 前回:-2.0% 予想:3.4% 結果:7.0%

【本日の戦略】

<一時リスク回避の動きも>

直近のドル円は114円台で推移していましたが、昨日の東京市場で中国不動産大手の恒大集団が-12.54%の大幅安となったことを受け、次第にリスク回避の円買いが進みました。恒大集団が売却する予定だった傘下の株式が成立せず、今後の資金繰りが一層厳しくなったことが原因。中国政府による支援への期待でひとまず過度のリスクは後退したものの、今後何度も話題に上がると思われるので注意は必要でしょう。

ドル円は売り一巡後に買戻しが入り、米10年債利回りが1.681%へ上昇したこともあって、114円台へ戻しています。米新規失業保険申請件数や9月中古住宅販売件数が予想を上回ったことも後押し。

中国懸念以外は特に目立った悪材料は無いので、本日は小幅安程度と予想。クロス円などは直近で10連騰ほどしているので、さすがに過熱感が高く利食い売りが出やすいと考えています。週末を前に、本日は全体的に小幅な調整の地合いと予想します。

【経済指標】
★★★
22:45 (米) 10月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値) 前回:55.0 予想:-

【本日の予想レンジ】
・ドル円   113.50〜114.40↓
・ユーロ円  131.50〜133.00↓
・ポンド円  156.20〜157.80↓
・豪ドル円  84.40〜85.50 ↓
・ユーロドル 1.1550〜1.1680↓
・ポンドドル 1.3700〜1.3850↓
・ドルスイス 0.9100〜0.9250↓

【通貨の強さ】
ドル>ポンド>ユーロ>豪ドル

【注目通貨】
・豪ドル(中国不動産懸念や原油高一服)

2021/10/21

為替研究所さん

相場見通しのアップデート(ドル円、豪ドル/NZドル)

今週の週間見通しでは、「ドル円がどこまで上がるか注目」「売る理由はないが、114円の水準はトランプ政権時代にはトランプ砲が飛んできて撃墜される水準なので、押し目買いくらいの見方が良いのでは」という感じで書いていましたが、今週に入ると一応日足陽線ではあるものの、上値が重い展開となっていて、こうなると短期的には買いも売りも難しいかなと見ています。

今週のネタで注目していた材料としては、ベージュブックがありましたが、製造業・非製造業ともに「ほとんどの地域で緩やかには成長(製造業は「または堅調に成長」)、またインフレについても「ほとんどの地区で商品や原材料の需要の高まりで大幅に値上がり」とあり、まあ完全にテーパリングからの中長期での利上げを前提とした内容だなあという感想です。

ただ、ドル円については、トランプ政権前半の日米で金利差があり、その上でさらに広がる見通しで、実際に最終的には2.5%まで利上げもあった時でもこの辺りが上値だった水準であり、ここからさらに高値を更新していくのか、さすがに織り込みすぎで失速していくのかは正直よく分からず、逆に手を出しづらい感じではあるなと見ています。(ただ、売りか買いかどちらか選べと言われたらまあ買いだろうとは思います)

もう一つの豪ドル/NZドルについては、RBA議事要旨も案の定「実質インフレ率が2-3%の目標レンジで持続的に推移するまで利上げしない」「この条件は2024年より前に満たされないのが中心シナリオ」「今の景気後退は一時的で、ワクチン接種率向上とロックダウン緩和で10-12月にはプラスを回復」という「いつものメニュー」であり、全く目新しいことがありませんでした。

また、もう一つ今週出てきたネタで興味深いのは、BNZが来月11月のRBNZ会合について、「50%以下の確率ではあるものの、0.5%利上げもありうる」というような見通しを出してきた点があり、もしこれが実際に行われたら、年内に1.03を割っても全く違和感のない状態になってきました。

ただ、RBNZは元々1.03の下値水準をかなり気にしている節があり(NZにとって豪は最大の輸出相手)、またホークスビー総裁補も少し前に「不透明な情勢下では金利は据え置きか0.25%ずつが適切」と発言していたこともあり、個人的にはさすがにその可能性は低いのではと見ており、基本的には年内は下目線で1.05以上なら迷わず売り、下値目途は1.03あたり、ただし1.025まで割れば1.0まで落ちる可能性も割と高いという感じで見ています。

2021/10/20

為替太郎さん

株高の下で円安進行が止まらない局面

今週に入っても、株式市場は堅調な展開が継続しています。

月曜、火曜と日経平均株価は底堅い展開になり、昨夜のダウも198ドル高と反発。今日の東京市場でも、日経平均株価は上昇して始まっています。

今月初頭の株式市場の急落から転じて、半ばからの急速な戻しにより、日経平均株価はいよいよ3万円回復が意識される水準まで上昇してきました。非常に戻りが早い印象です。

為替市場では、ドル円をはじめとするクロス円は、上値が重い展開となった時期もありましたが、断続的な上昇の傾向が継続。昨夜は一段と円安の流れが加速しています。

昨日の東京市場のドル円は、114円前半でしたが、昨夜のニューヨーク市場で上抜け。今日はドル円が114円50銭を超え、2017年11月以来の高値まで上昇してきました。久々の本格的な円安局面です。

昨夜の動きは、株式の堅調に加えて、アメリカの長期金利の上昇を受けたドル買いがさらに進んだことも材料になっています。

ユーロ円も目立って上昇してきており、6月以来の133円台に乗せる場面になっています。また、豪ドル円も85円まで上げてきました。ドル高と共に、クロス円は円安が継続的に進む局面になっています。

とくにドル円は、FRBと日銀の金融政策見通しのギャップが円安を主導していますので、中期目線でも今の流れが継続する可能性がある程度あります。

また、金利に加えて原油価格をはじめとする資源価格の高止まりも材料になっています。今のドル買いの勢いがどこで止まるか読むのが難しい局面です。

理論的には、円の実質実効為替レートは、既に歴史的弱さになっていると指摘されています。そのため、ここから際限なく円売りが進んでいく展開にはなりにくいのが机上の理屈ではあります。

しかし、実際の市場のムードは、とくにこの1か月ほど、急速に円売りのムードに傾いています。このムードの中で、トレンドに逆らうのは危険です。

今日はいわゆる5・10日でもあり、取引増大に伴って相応の値幅が出てくる可能性があります。流れに逆らわずに取引していきたいところです。

15:00 英9月消費者物価指数
15:00 英9月小売物価指数
15:00 独9月生産者物価指数
17:00 ユーロ圏8月経常収支
17:00 南ア9月消費者物価指数
18:00ユーロ圏9月消費者物価指数
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:30 カナダ9月消費者物価指数
27:00 米9月月次財政収支
27:00 米ベージュブック

2021/10/19

ダメおやじさん

日柄転換で動きが出るか!

おはようございます。ダメおやじです。

昨日のドル円は先週末の高値114.46円に面合わせして114.45円まで買われましたが、その後は114.13円まで下げましたが114円を割り込むこと無く横ばいです。

ポンドも横ばい、ユーロドル1.1622まで、ユーロ円が132.78円まで小幅続伸で、豪ドルが原油下落で小幅続落でした。

全てが横ばいでエネルギーが煮詰まり静観状態です。

18日〜20日は日柄転換となっており、一旦調整に入り動きが出るかもですね。動き待ちです。

<経済指標など>豪中銀理事会議事録9:30・米住宅建築許可件数21:30

<相場の波動>転機を司る重要日 波動につくべし

・ドル円:上値114.9・115.6、下値113.5・112.7とみています。

・ポンド円:上値157.6、下値156.2とみています。

・ポンドドル:上値1.38、下値1.366とみています。

・ユーロドル:上値1.166、下値1.154とみています。

・ユーロ円:上値133.1、下値131.9とみています。

・豪ドル円:上値85、下値84.2とみています。

上記のレートは、トレード手法「XP5.10とんがりハンター&まるがりハンター」を利用して提示していますが、業者間のレートやスプレッドが違います。また、相場が急変した時はレート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは各自で設定をお願いします。

2021/10/18

しーさん

中国GDPに注目

先週金曜日は日経平均株価やNYダウなどの株価が堅調に推移し、為替的にも円安が進行しました。日経平均株価は岸田新総裁の金融所得課税発言により27,500円まで下落していましたが、この水準を底として再度上昇中といったところでしょう。現在は29,000円付近ですが、近いうちに30,000円に到達しそうな勢いに見えます。

中国の株価に目を向けると、上海総合指数は3,550付近で横ばいとなっています。先日から話題になっている恒大集団の資金繰り悪化の問題について、すでに3度目の社債利払いの見送りがされており、影響が懸念されています。中国のGDPの28%が不動産関連部門といった推定もあるようで、恒大集団のデフォルト懸念はかなり大きくなるのではと考えられます。

そして本日午前中に中国Q3GDPの発表があります。今年の中国は記録的豪雨による洪水災害などで大きな被害を被っていました。そのような状況でも、予想値としては前期比0.5%の伸びが予想されていますが、最近の中国国内は色々と問題があるように見えますし、中国政府はそれらを無理やり抑え込もうとしているようにも見えます。

良くない数字が出た場合は、先週までのリスク選好の熱が一旦冷やされると考え、反落したとしてもすぐには押し目とはとらえず、欧州勢やNY勢の動向を見てから押し目買いを狙いたいと思います。逆に良い数字が出た場合は数字の信憑性を疑ってしまいますが、そうなった場合は円安継続と見て、浅い押し目があれば買いエントリしていければと思います。

2021/10/15

ZEROさん

円安どこまで続くか?

14日の米国株は大幅高、NYダウ534ドル高(+1.56%)、ナスダック251ポイント高(+1.73%)でした。為替市場は円安。

米金融大手・医療保険大手決算を追い風に米国株は大幅高となりました。

米9月卸売物価指数PPIは+8.6%(予想+8.7%)、コアPPIは+6.8%(予想7.1%)と、引き続き高水準も予想は下回りました。

米新規失業保険申請件数は29.3万件(予想31.9万件)と、30万件を下回ってきました。

直近円安の勢いが強過ぎたことから、来週あたり円安一服となりそうなタイミングです。本日は米9月小売売上高、米企業決算に注目です。

投資戦略はドル円押し目買いです。それでは本日も頑張りましょう!


※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2021/10/14

とあるエンジニアKさん

ドル高続くか見極め相場

今年の9月は少し涼しい日が続く印象でしたが、10月に入ると季節が戻ったかのように暑い日が続きます。朝晩は涼しいものの、日中に日差しがあるところに出ると夏のような暑さを感じます。今年の10月は記録的な暑さが続いているのだとか。こうなると心配なのが突然の温度差で体調を崩すこと。今年”も”ですが、コロナ禍が続いていることによって病院受診のハードルが高く、なるべくお医者様のお世話にはなりたくない日々が続きます。

【本日の指標】
本日はNY時間において米国卸売り物価指数などが予定されておりますが、相場に対する影響はさほど大きくないと考えております。

【本日の戦略】
つい先日までドル円は110円近辺をウロウロしていましたが、この1、2週間で3円近く円安ドル高傾向となり、113円で本日14日の朝を迎えています。かつてはこの一日60-70pipsも動くのはそんなには珍しいことではなかった印象があり、ここまで明確に動くのは本当に久々な感覚です。

ここ2週間ばかりはドル円売りの戦略を奉じておりましたが、今回は一度撤退として仕切り直しです。上昇を追いかけるか、あるいは天井を待って売りを仕掛けるか。今日時点ではなんとも言いがたい状況。一つヒントとなると考えていたのが今朝方未明に発表されたFOMC議事録。結果としては、今までにFOMCより押し出されてきた11月半ばから12月にかけてテーパリングを開始する方針を追認する形となり、相場にとってはサプライズはなし。発表前後での目立った動きはナシ。

この議事録は9月半ばに開いた会合での議事録であり、つい先週発表された予想より悪い雇用統計の結果は見込んでおらず、FRBのテーパリング開始の最終判断は11月に行われる次回会合で行われることとなります。既に今回の上昇で金利上昇は織り込み済みとも判断することが可能ですが、日米の金利差となればかつてのキャリートレードなどで円安が更に加速するなどの方向性も否定できません。

なんとも言いがたい相場ですが、やはり個人投資家の武器の一つである時間を使って見極める相場としたいと思います。

2021/10/13

しましまさん

ドル円113.80円付近まで続伸、2018年11月以来の114円台目指す動き

昨日もドル高・円安の流れが継続し、ドル円は113円台を維持し113.79円まで上昇、ユーロドルは1.1524ドルの安値を付けました。

クロス円も底堅い動きでユーロ円は131.28円、ポンド円は154.83円、豪ドル円は83.80円の高値を付けました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

15:00:英・8月GDP
15:00:英・8月鉱工業生産指数
15:00:独・9月消費者物価指数
18:00:欧州・8月鉱工業生産
21:30:米・9月消費者物価指数
27:00:FOMC議事録公表

昨日のドル円は113円台を維持する底堅い動きで、NY序盤に113.79円の高値を付けその後も113.40円台〜113.70円台で推移しました。今日も堅調な動きとなると、2018年12月の高値113.82円を超え2018年11月以来の114円台を付けることができるか注目したいです。一方、軟調な動きとなると113円台前半〜113円付近への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京・欧州時間は1.15ドル台中盤で推移、NY時間は1.15ドル台前半に下落し1.1524ドルの安値を付けました。今日も軟調な動きとなると1.15ドル付近への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると1.15ドル台後半へ上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2021/10/12

為替見習さん

円軸・ドル軸の力関係変化と短期トレンド変化に注目

昨日の為替相場は、円の弱さが加速してドル円クロス円ともに上昇し、年末にかけての中期的視点においても重要な一日となりましたね。

以前から書いているように円軸、ドル軸の動きを見ておくと取引機会が見つけやすく、なおかつ力関係の強弱を見ておけば低リスク高リターンの通貨ペアが判別できるわけですが、特に円を軸とした動きが出た際にはその難易度がぐっと下がります。

また中期目線でも円の弱さがさらに加速して長期トレンドにも影響しそうなので、このまま年末にかけて円の弱さがさらに加速していくかに注目したいところ。

年末相場に関しては、12月に入ると各国の市場参加者が減るとともに、値動きが飛ぶようになり急変動も多くなることから少し難易度が上がります。

そのため取引する際には10月11月でしっかり利益をとって、12月は相場チェックだけでも良いような状態にするのがベストですね。

このような中で今日は独ZEW景況感調査や米求人件数、IMF世界経済見通し、G20貿易相会合などが予定されていますが、基本は円、ドルを軸とした力関係を見ていくと良いでしょう。

続いて昨日の動きを踏まえた各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日の動きを受けてドル円、クロス円ともに明確な上向きとなっています。そのため現状は円売りの動きが出ればロングのチャンスに。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

逆に円買いの動きが強く出れば各通貨の短期トレンドは悪化しますが、先週後半からの円売りの影響で簡単には下向きに変化しない状態です。

そのため対円変動率が1%を超えるような動きが出た場合には注意し、その円軸の動きが継続する(この場合円高が継続する)か見たうえで、翌日まで継続しそうならショートのチャンスに変化する可能性も。

ただ今日1日という点で考えると、円買いの動きが出れば様子見、円売りの動きが出ればロングという形で割り切ってよいと思います。

仮に翌日以降円高が継続してドル円クロス円がショートのチャンスになった場合は、力関係上弱いものを売って円を買う形が低リスクですね。

個人的には昨年から約1年取引してきて利益を出し続けている豪ドル/米ドルロングを継続。今週は上昇してしっかり利益が出てスタートしていますので良い形。

戦略としてはこれまで通り0.76〜0.74、0.74〜0.72のように0.02幅でゾーンを決めていて、下は0.60までカバーできるように資金管理済み。基本この0.02刻みゾーンを基準にして、上げた場合下げた場合のシミュレーションをしておき、取引方法は弾幕を張るように、1回あたりの注文量は少な目に、その分注文箇所は多く配置。

ゾーン的には0.70を割ると安全性が高く稼ぎやすいのでそのゾーンでは注文量を増やせるよう、資金管理とピラミッディングを行っています。また決済はこれまで同様15pipsで高回転を継続です。

それでは、今日も一日頑張りましょう!

2021/10/11

斉藤学さん

ドルと資源国通貨中心に上昇と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは+337ドル高、日経平均株価も+370円高の28048円と上昇しました。ドル円は112.25円まで買われ年初来高値を更新、クロス円も連れ高となっています。

【前日の結果】
・ダウ平均   24746.25(-8.69 -0.03%)
・日経平均   28050.00(+15.00 +0.05%)
・金・ゴールド 1757.3(-1.9 -0.11%)
・原油・WTI   79.58(+1.28 +1.63%)

【経済指標】
★★★★★
21:30 (米) 9月非農業部門雇用者数変化(前月比) 前回:23.5万人 予想:50.0万人 結果:19.4万人
★★★★★
21:30 (米) 9月失業率 前回:5.2% 予想:5.1% 結果:4.8%

【本日の戦略】

<ドル円が年初来高値を更新>

先週末に発表された米9月雇用統計は、19.4万人と予想50.0万人を大きく下回ってしまいました。発表直後、ドル円は-40銭ほど下落しましたが、売り一巡後に買戻しが入っています。112円の節目を越えると、年初来高値更新となる112.25円まで上値を伸ばしました。

予想外の結果だったものの、単月の結果が悪かっただけなので、影響は限定的と思われます。米10年債利回りは1.612%へ上昇していることから、週明けもドルへの買いが継続すると予想しています。

<原油高による資源国通貨への買いにも注目>

クロス円も買い優勢、通貨別には原油高でカナダドルが+1%超上昇し、90円台へ乗せました。原油が一時80ドルへ乗せるなど、資源国通貨への買いも期待できそうです。他通貨も買われており、円安優勢で上値追いとなるでしょう。

【経済指標】
特になし

【本日の予想レンジ】
・ドル円   111.60〜112.80↑
・ユーロ円  129.30〜131.00↑
・ポンド円  152.30〜154.00↑
・豪ドル円  81.50〜82.80 ↑
・ユーロドル 1.1450〜1.6520↓
・ポンドドル 1.3550〜1.3700↑
・ドルスイス 0.9220〜0.9350↑

【通貨の強さ】
ドル>豪ドル>ポンド>ユーロ

【注目通貨】・ドル(対円で年初来高値更新、米利回りの上昇)

2021/10/08

為替研究所さん

相場全体のコメントと、豪ドル/NZドル短観

最近は、相場全体としては昨日若干持ち直したものの、株式が大きく下げ、為替相場もドル高、円高が進むなど、リスクオフの方向性になっております。材料としては

・中国リスク
・債務上限問題
・燃料価格
・日本株にとっては岸田首相による金融所得増税

等々、様々な悪材料が重なってのものですが、債務上限は恒例のプロレス(そして案の定合意できそうとの報道あり)、金融所得増税は自分個人としては大問題ではあるものの相場全体の問題ではない(あくまで日本株と日本人の問題)と思われて、ただ中国リスクや燃料価格問題は色々と不確実性が高く、要警戒と考えております。

ただ全体的には「これまで程楽観的にデイやスイングでリスクオン方向には乗れない」というくらいで、今時点で大暴落を期待して売りに入るのはやりたくなく(過去それで何度も痛い目にあいました)、今だと米株とかを少しずつ買い仕込んでいくのが良いかなと見ており、個人的にはダウやナスダックを少しずつ買っておりました。

為替の方だと今週のホットカレンシーとしてもあげて、RBA、RBNZも通過した豪ドル/NZドルが1.05を突破する等、上昇基調が続いております。これについては、RBAもRBNZもほぼ市場予想通りで、RBAはほぼ前月コピペ、RBNZは市場予想の通り0.25%利上げで、利上げ方針自体も前回8月の会合から変化なしという感じで、金融政策に変更があったのではなく、単純に通貨の需給の問題と考えています。

最近豪ドル/NZドルが上昇している要因としては、

・NZドルについて、9月下旬にホークスビー総裁補が「不確実性が高い状況では金利は据え置くか0.25%ずつの上昇」というような発言をしたことで、一気に0.5%利上げするという期待感がそがれた(実際10月は0.25%の利上げ)

・最近のドル高の中で、反対方向の通貨として豪ドルはこれまであまり買われていなかった関係で逆にそこまで強く売られず、利上げ期待もありIMMでも買い越し超過でもあったNZドルの方が売られやすい

・相場の混乱の中での変な動き(何の説明にもなってないのは重々承知ですが、実際に相場が混乱してる時は得てして謎の動きがあり、それは大体混乱が収まれば是正されます)

辺りかなあと考えており、大きな流れとして金融政策で豪は現状維持、NZは利上げ方針で実際に10月に利上げしたという点からも、豪ドル/NZドルでいうと1.05台なら売りという目線は変わらず、割と強気に売りポジションを増やしています。おそらく今後売りポジにスワップが付くところも増えるでしょうから、良い仕込み時だと個人的には思います。

2021/10/07

為替太郎さん

思わぬ規模の株式市場の全面安

昨日まで、思わぬ規模の株式市場の全面安。株式市場が、下げ始めの時点で、ここまで深い底まで下落するとは皆さんは予想できましたでしょうか。昨日の日経平均株価は、またも前日比293円安と大幅続落になり、8営業日続落を記録しました。下げ幅は一時520円を超えるなど、明らかなリスク回避相場です。時間外取引でアメリカの長期金利が上昇したことなどを材料に売られました。続落記録としては、2009年7月の9営業日続落以来だったようです。リーマンショック期に匹敵する約12年ぶりの連続安であり、いくらなんでも行き過ぎの感があります。もっとも昨夜のダウがプラスで引けたことを材料に、今日の日経平均は買い戻されており、米国の債務上限問題への警戒感の後退も加わって、大幅に反発しています。

これに対して、為替市場は比較的落ち着いています。昨日の東京市場では、長期金利の上昇などを背景にドルが買われたことによりドル円は堅調な展開。日経平均株価の下落によるリスクオフの円買いは限定的であり、むしろ金利上昇を材料とドル買いに押されて、一時は111円後半まで値を上げています。海外市場では朝方に111円20銭あたりまで軟化したものの、東京では株高を背景に円安基調になっており、111円半ばまで上昇しての推移になっています。これに対して、ユーロ円は昨日のピークである129円半ばから急落し、今朝は128円台前万まで一時下落するなど、ドル円と比べて軟調が目立っています。ここからの動きは、株式市場の下げ止まりがどの水準となるかが重要になってくると思います。米債務上限問題や中国の不動産企業のデフォルトリスクなどは払拭されないものの、日経平均は一時は年初来安値2万7013円が意識されるレベルまで下落するなど、明日以降下げが再開する可能性は必ずしも高くないと見ます。

今日の戦略は、明らかに株式と長期金利を見ながらでしょう。このまま株安に歯止めがかかりそうであれば、リスクオフの円買いリスクも後退しますので引き続きドルの強気推移を見込んだ戦略になると思います。

14:00 8月景気先行指数
14:45 スイス9月 失業率
15:00 独8月鉱工業生産
15:45 仏8月貿易収支
15:45 仏8月経常収支
20:30 米9月チャレンジャー人員削減数
20:30 ECB理事会議事要旨
21:30 米週次新規失業保険申請件数
23:00 カナダ9月Ivey購買部協会指数
28:00 米8月消費者信用残高

2021/10/06

ダメおやじさん

リスク回避とリスクオン両者でドル買い

おはようございます。ダメおやじです。

下落していた米株や日経が買い戻され、米ISM非製造業も良好で、米債務問題も毎年恒例行事であることから無視され、またドルが買われ始めました。

ドル円は111.56円まで上昇、クロス円も追従してポンド円は152.05円まで買われました。

昨日は日柄転換に入ったばかりですが、ドル買いは今週続きそうです。リスク回避でのドル買い、併せて米経済強し(日本と比べて)でのリスクオンでのドル買い、両方のドル買いのようです。

<経済指標など>NZ金融政策10:00・米ADP雇用統計21:15

<相場の波動>人気に逆行して前後場歩調を変える日

・ドル円:上値111.9、下値110.8とみています。

・ポンド円:上値152.4、下値151とみています。

・ポンドドル:上値1.368、下値1.356とみています。

・ユーロドル:上値1.165、下値1.155とみています。

・ユーロ円:上値129.8、下値128.6とみています。

・豪ドル円:上値81.7、下値80.8とみています。

上記のレートは、トレード手法「XP5.10とんがりハンター&まるがりハンター」を利用して提示していますが、業者間のレートやスプレッドが違います。また、相場が急変した時はレート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは各自で設定をお願いします。

2021/10/05

しーさん

日経平均株価続落

岸田新総裁の誕生が決定してから日経平均株価の下落が止まりません。先週金曜日に続き、昨日も大陰線を示現し、2日で約1,000円の下落となっています。岸田新総裁の政策の一つとして、金融所得課税の引き上げが検討されていますが、富裕層にとっては増税となるため、その前に利益確定をしておきたい狙いがあるものと思われます。

筆者のような庶民には大きな影響はないのではと考えますが、心理的には株で一山当ててやろうという気が削がれることにつながりそうであるため、投資を楽しんでいる我々にとってはあまり印象のよいものではありません。FXについての増税があるかはわかりませんが、まずは株から増税し、次にFXや仮想通貨へと波及しかねないと考えると、将来的に少なからず影響があるのかも知れません。

しかし、株価のチャートとしては良い押し目になるのではと考えます。27,000円を下抜けると話が変わってきますが、27,000〜28,000円台は押し目ゾーンとして考えておくと良さそうです。

最近のドル円は日経平均株価との相関性が高くありませんが、先週までの109円から112円までの駆け上がりはドル買い意欲を物語っているように思えます。今は米債利回りとの相関性が高いので、株価より利回りを見ながらのトレードとなりますが、利回りが1.500%付近で底堅く推移することで、ドル円も上値を伺う展開となるのではと思います。

本日はお昼過ぎに豪RBA政策金利発表と、NYタイムに9月米ISM非製造業指数の発表があります。ISMは前回61.7ポイントに対して、今回は60.0ポイントとやや落ち込む予想となっています。予想以上に結果が悪くなった場合は一旦ドル売りとなると見て、ドル円の押し目待ちや、ユーロドルの戻り待ちとして指標結果を確認してから動きたいと思います。

2021/10/04

ZEROさん

ドル中心、クロス円方向感定まらず

【HOT CURRENCY ドル円 110.50〜111.50】

1日の米国株は上昇、NYダウ482ドル高(+1.43%)、ナスダック118ポイント高(+0.82%)でした。為替市場はドル安。

製薬大手メルクのコロナ治療薬で、入院・死亡が半減との臨床試験結果を好感しました。

米8月PCEコア・デフレーターは前年比+3.6%(予想+3.6%、前回+3.6%)と、高止まり。米9月ISM製造業景況指数は61.1(予想59.6)と、予想を上回りました。

最新9/28時点のIMM円ショートは64,760枚、豪ドルショートは86,383枚でした。

直近はドル中心の相場だったことから、ドル円以外のクロス円は方向感が定まりません。

投資戦略は、今月円高へ振れる場面があれば、ポンド円や豪ドル円を少し買ってみたいと考えております。ドル円も押し目買いしたいところです。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2021/10/01

とあるエンジニアKさん

待望のドル円上昇中

首都圏は台風16号の接近に沸き立っていましたが、今週半ばにはその進路が列島直撃を避ける予報円を見せ、安堵した方が多いのではないでしょうか。結構な強さの台風故に、その被害が懸念されましたが、ひとまず直撃を避けることができてなによりです。

【本日の指標】
本日は日本時間朝に日銀短観が予定されています。為替相場に対する影響というのはさほど見られないのでしょうが、日経平均株価等にはなんらかの影響を与え、それがドル円等に波及する可能性が挙げられます。また、NY時間においては米国において個人消費支出の発表が予定されており、こちらは結果次第ではダイレクトに相場に影響を及ぼす可能性があります。ISM製造業景況指数もあり、活発化しているドル円の追い風になるのではと見ております。

【本日の戦略】
長きに渡ってこの状況を待ち望んでおりましたが、ようやくドル円が111円の上値を超える形になりました。久々に見る連日の陽線は6日連続となり、昨晩には112円まで到達。しかしながら本日1日早朝に下げに転じています。111円後半は実に7月初旬以来となりますが、その時はわずか2日で陥落して元の水準に戻ったことから、なんらかのファンダメンタルズによる後押しが無い限りはこれ以上の上昇、あるいはこの水準のキープが難しい場面です。

米国の市況を見渡すと、ここに来て米国連邦政府の債務上限の問題が再浮上。本件は7月末にいったんはクリアになったはずが、再び米国議会においてその扱いについて混乱が生じ、米国のでフォルトという不穏な言葉がニュースを巡る結果となっております。既に株式相場ではその影響をモロに受け、500ドル近いダウ平均の下落と、9月月間での陰線を記録。強いネガティブインパクトを与えています。今後も米国与野党の一進一退は続くことが想定され、その度に相場が影響を受けることでしょう。そうなると今後もドル円買い一辺倒、すなわち112円の突破は難しいかも知れません。また、中国の某不動産投資会社の不調も気になる場面ではありますが、ここは更なる上昇を期待してのドル円買いキープとします。

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