昨日のドル円は、特にイベントがなかったにも関わらず115円台に乗せてくる展開となりました。FRBのテーパリングの加速と、利上げが実施されることが既定路線となっており、ネガティブ要因がなければドルが底堅く推移するのは当然と言えるでしょう。 株価を見てみると、日経平均株価は29,000円付近で失速しています。一方でNYダウは36,500ドル付近まで上昇しており、10月の高値圏まで上昇してきました。どうも海外からは岸田総理の人気はあまり高くないらしく、海外勢からの日本株買いはあまり期待できない状況のようです。 日経平均株価の上値が重いのであれば、ドル円もそれほど上昇しないのではと思いますが、ドル円としては米債利回りとの相関性が高いため、利回りの上昇とともにドル円は上昇して、早晩115.50円を越えてくるように思えます。このラインを越えてくれば、中長期的には2016年の高値ラインである118.60円への上昇が期待できそうです。 2021年のドル円を振り返ると、1月の102円台から始まり、3月には110円付近まで上昇。その後108円〜112円のレンジ相場が続いたあと、10月に上昇ブレイクして115円を伺う展開となりました。こうしてみると2021年のドル円は13円近く上昇して終わることになりそうです。 この上昇が続くのかという点について、1月は例年波乱が起きやすい傾向にあり、フラッシュ・クラッシュには注意しておきたいところです。明日からのお正月を心配事なく過ごすために、大きなポジションが残っている場合は手仕舞いをして新年を迎えるのも良いかも知れません。 2021年の最後のコラムとなりました。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。 皆様、良いお年をお迎えください。
・29日の米国株はまちまち、NYダウ90ドル高(+025%)、ナスダック15ポイント安 (-0.10%)でした。為替市場はリスクオンの円安+ドル安。 年末相場は売り手不在のなか、オミクロン株への懸念が後退し続けました。 米国株は堅調に推移し、為替はリスクオンの円安が進行しました。 ドル円は115円付近、ポンド円は155円台、豪ドル円は83円台へ上昇しています。 本日も市場参加者は少なく、突発的な悪材料が出ない限り、株高+円安が継続しそうです。 投資戦略はポンドドル買いとします。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
クリスマスが終わり、年が明けるまでの一週間。この期間は毎年特別な感覚で迎えます。昨年はコロナでそれどころじゃなかったという記憶ですが、今年はコロナにも慣れたのか年末の街を楽しめるようになりました。残すところ2021年もあと3日、楽しんで過ごしたいと思います。 【本日の指標】 本日の指標は特に予定されておらず、指標によって動かされる相場とはならない見込みです。 【本日の指標】 いよいよ日本国内の高人口密度地帯でもオミクロン株によるクラスターが発生したとの報道がされ、我々の目の前にもその勢いが目前に迫ってきているように見受けられます。一方で新規感染者や死者数などは非常に低く維持されたままで、ニュースばかりが先行して危険性をあおっているようにも見てとれます。 コロナウィルスに左右される相場でしたが、株価は強気に上昇中。クリスマスを挟んで日米両国の株価指数はじわじわと上昇を続けています。その間のドル円は114円台後半。115円一歩手前まで上昇。115円に到達するにはもう少しエネルギーが必要であったようで、114円台で失速し今日(29日)に至ります。 レンジ相場であるという前提に立てば天井が見えたということで早めのドル円売りを週初から仕掛けてみましたが、少しだけ早かったのかもしれませんが、ドル円売りは継続とします。 年末相場で相場参加者が少なく、閑散という言葉が相応しい相場。なにか突発的なニュースが無い限りこの水準で年を越し、新たな値動きは年明けから。そんなシナリオが見えてきました。静かな相場を期待しつつ、年末を過ごしたいと思います。
昨日はオミクロン株への楽観的な見方やマスターカードが発表した今年の米年末商戦の小売売上高が前年比8.5%増だったことなどから株価は堅調に推移、ドル円は114円台後半へ上昇し114.91円の高値を付けました。クロス円もユーロ円が130.16円、ポンド円が154.46円、豪ドル円が83.22円の高値を付けるなど堅調な値動きでした。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 23:00:米・10月ケース・シラー米住宅価格指数 24:00:米・12月リッチモンド連銀製造業指数 昨日のドル円は、東京時間は113.30円〜113.50円で推移、欧州・NY時間は堅調な動きとなり114.91円の高値を付けました。今日も堅調な動きとなると115円〜115円台前半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると114円台中盤〜前半への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは1.13ドル〜1.1330ドル台での小動きでした。今日堅調な動きとなると1.13ドル台中盤へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.13ドル〜1.12ドル台後半への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
先週金曜の為替相場は、クリスマスイブで短縮取引は休場も多く、完全な膠着状態で引ける形となりましたね。 株式市場はそこそこ動いたものの主要通貨の値動きは微妙なところで、市場参加者が減っている中で休場や短縮取引となると仕方ないかなといったところ。 また力関係短期トレンドともに膠着状態で現状は攻めるにもリスクが高いですが、逆に言えば年始に動き出す際、円軸の動きを見ておけば取引チャンスを見つけやすいので、その点を頭において年始に向けた準備をしておきたいですね。 特に日本は正月明けもしばらくお休みムードですが、海外勢は3日からいきなり動いてきます。その動き方も本格的で値幅、変動率ともにかなり出るというのが例年のパターンなので、その点を意識しておくと良いでしょう。 ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは円やオセアニアが弱く、ポンドが強い位置にあること。ただ全体の変動率差が小さく膠着状態にあること。 また短期トレンドはドル円、クロス円ともにほぼフラットとなっていますので、現状攻めるには適していません。ただ円軸の動きが明確に出たらチャンスとなるため、取引しない場合でも円軸の動きをしっかり見ておきたいですね。 目安としては対円変動率が0.5%以上の動きが出るかどうかといったところで、1%程度動けば十分攻めるに適した相場に。年始はこれが2%や3%にもなることも多く、そのことを考えると年末はポジション管理や資金管理の見直しに徹しておき、年始でしっかり取引するという方法が良いと思います。 個人的には昨年から約1年取引してきて利益を出し続けている豪ドル/米ドルロングを継続。戦略としてはこれまで通り0.76〜0.74、0.74〜0.72のように0.02幅でゾーンを決めていて、下は0.60までカバーできるように資金管理済み。基本この0.02刻みゾーンを基準にして、上げた場合下げた場合のシミュレーションをしておき、取引方法は弾幕を張るように、1回あたりの注文量は少な目に、その分注文箇所は多く配置。 ゾーン的には0.70を割ると安全性が高く稼ぎやすいのでそのゾーンでは注文量を増やせるよう、資金管理とピラミッディングを行っています。また決済はこれまで同様15pipsで高回転を継続。この取引方法は計画的にやっているものなので、年末年始も指値を入れて継続します。 それでは、今日も一日頑張りましょう!
みなさんこんにちは、斉藤学です。 【前日の概要】 NYダウは+220ドル高、日経平均株価は+236円高の28798円と上昇しました。ドル円は+30銭ほど上昇、クロス円も連れ高となっています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 35950.56(+196.67 +0.55%) ・日経平均 28815.00(+145.00 +0.51%) ・金・ゴールド 1811.70(+9.50 +0.53%) ・原油・WTI 73.79(+1.03 +1.42%) 【経済指標】 ★★★ 22:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数 前回:20.6万件 予想:20.3万件 結果:20.5万件 ★★★★ 24:00 (米) 12月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 前回:70.4 予想:70.4 結果:70.6 ★★★ 24:00 (米) 11月新築住宅販売件数(前月比) 前回:0.4% 予想:3.4% 結果:12.4% 【本日の戦略】 <株高で円安の地合い> 直近で、日経平均株価、NYダウとも3連騰したことを受け、為替市場は円安が進みました。ドル円は、直近で抵抗だった114.25円を上抜けすると、一時114.46円まで上昇。一気に115円台乗せは難しそうですが、一連の米経済指標は良好で米10年債利回りが1.493%へ上昇したことから、114円台での推移が続くと予想しています。 クロス円も連れ高、こちらも株高による円安にもサポートされました。通貨別にはポンドへの買いが強く、前日に急反発した勢いが続いています。対ドルは年初来安値からの反発、対ユーロでも急速に買われていて、買戻しの流れが続くでしょう。 <クリスマスで休場のため、薄商い> 本日の独・NY市場はクリスマスで休場ですが、為替市場は通常通り。例年ですと、25日が半日稼働のため取引できない時間帯が生じていましたが、今年は土曜日のため特に影響はなし。とはいえ、ロンドン時間以降は市場参加者が急減するため、薄商いで次第に小動きとなるでしょう。 【経済指標】 (独)・(米)休場 クリスマス 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 114.00〜115.00↑ ・ユーロ円 129.00〜130.50↑ ・ポンド円 152.80〜154.50↑ ・豪ドル円 82.30〜83.60 ↑ ・ユーロドル 1.1250〜1.1380→ ・ポンドドル 1.3350〜1.3500↑ ・ドルスイス 0.9120〜0.9250↑ 【通貨の強さ】 ドル>ポンド>豪ドル>ユーロ 【注目通貨】 ・ドル(米利回りの上昇や直近高値の上抜け)
今週のホットカレンシーにあげていたトルコリラが、案の定というか、正直に言ってしまうと完全に予想外の展開で今週めちゃくちゃ熱い通貨になりました。 トルコリラは週明けには6円台前半まで落ちて、「年内には南アフリカランドに続いてメキシコペソにも抜かれるかなあ」とか思っていたところ、そこから急遽反転上昇し、一時は10円超え、そこから落ちたり上がったりしたものの、今時点でも9.5円程度と、大暴れしております。ちなみに6円から10円だと、変動幅でいうと1日で60%超の上昇で、時間足とかで見ると「どこの草コインだ」みたいな動きになっているので、まだ見ていない方は是非見てもらえればと思います。(法定通貨がこんな動きをしているのはFXを長くやっていてもそうそう見られるものではないです) これはエルドアン大統領がリラ預金をしている人が、金利を含めても外貨ベースでマイナスになった場合その分を政府が補填するという政策を発表したことによるもので、もしこれが本当に実現可能であるとするならば、トルコリラを持つことは「金利を含めて利益が出れば儲かる、逆に損が出たらその分は補填される」ということで、理論上は100%買いが勝つ戦略なので、一時的に上昇したのは理解できなくはないです。 ただし、「もしこれが本当に実現可能であるとするならば」というのが全てで、じゃあどうやって補填するのか、そして大幅に下落した場合に本当にそんなことができるのかという問題があること(ソロスとイングランド銀行の例を出すまでもなく、トルコくらいの国でどう対抗できるのか)、さらにいえばもしやったとしてもその場合市場にトルコリラが大幅に供給されることになり、そのことがさらにインフレを招くという結果になる点から、実現可能性は極めて低いというか、「正直無理だろ」と個人的には思っています。 ただとはいえ、「じゃあ売るか」と言われると、こういう誰もが売りたくなるような見え見えの展開で、しかも年末で流動性が薄い状態というのも考えると、逆にロスカット狩に狙われて焼かれるリスクもかなり考えられ、さらには最近はどの会社で見てもスプレッドも拡大しがちなので(流動性が低く値動きが凄まじいので当たり前ですが)、売るのもあまりおすすめできず、「なんか凄いことになってるなあ」という気持ちで眺めているのがおすすめです。 歴史的に重大な局面の可能性も割とあるので、そういう点からトレードしないにしてもウォッチしておくのはおすすめです。
昨日の日経平均は3日ぶりの大幅反発となりました。 週明けニューヨーク市場ではダウが大幅となり、3日続落の433ドル安で始まりました。 年末相場を控えて徐々に取引が手控えられるムードになる中で、材料となる主要国の中央銀行の政策発表も一巡。そうしたなかで、世界的にオミクロン株による新型コロナウイルス感染者数の増加が、再び経済の先行きの不安材料になり、リスクオフが強まる展開になりました。 日経平均株価は、2日間で1000円を超える下げになるなど同じくリスク回避傾向が強まっていましたが、さすがに昨日は、テクニカル的な自律反発の面もあり、買いが先行する展開となりました。 これを受けて、ドル円も安定した推移となりました。このところ、延々と113円台の動きが継続していましたが、昨日も113円半ばの狭い値動きレンジの中で底堅い値動きとなりました。 今日は114円台に乗せています。また、おとといは、クロスユーロに関して、ECB理事会で多数のメンバーがインフレリスクを指摘したとの報道があり、ユーロドルが一時1.13ドル台を付ける場面があったことが注目されます。 もっとも、根底にあるFRBとの政策ギャップはいかんともしがたく、継続性のある動きにはなっていません。とはいえ、ユーロドルは、チャートだけ見ると、テクニカル的には底打ちの動きが出て来る可能性もあります。再びの上値トライがあり得るかもしれません。 今日の市場も、引き続き為替市場では総じて動意のない展開になることが予想されます。あと少しでクリスマス休暇を控え、ホリデーシーズンを前に金融市場の商いが細る季節です。 先述のように、すでに各国中央銀行が政策金利を発表し終わり、ある意味で今年も終わりムードすら漂いつつあります。 114円に乗せていますが、114円後半から115円乗せへのトライは、当面難しそうな雰囲気です。ひとまず既存の値動きレンジを見越して動くべきでしょう。 16:00 英7-9月期四半期経常収支 16:00 英7-9月期四半期GDP 16:00 英7-9月期四半期GDP 16:45 仏11月卸売物価指数 21:00 米MBA住宅ローン申請指数 22:30 米7-9月期四半期実質GDP 22:30 米7-9月期四半期GDP個人消費 22:30 米7-9月期四半期コアPCE 24:00 米11月中古住宅販売件数 24:00 米12月コンファレンス・ボード
おはようございます。ダメおやじです。 週明け東京市場は週末の売りを引き継いで下落した後、東京安は海外で買われてオープン時まで戻しましたが、再度下落し、上値は段々重くなっています。 ドル円は111.6を挟んで上下動、同じくポンド円も150、ユーロ円も128、豪ドル円も80.7です。 欧米でオミクロン株の感染拡大で行動規制がかかり、米株・日経・原油・米金利ともに3日続落ですが、戻しも出てきたようです。 動きが全体的に段々と先細りし、市場もクリスマスムードのようですが、この1週間は突発的な動きに注意です。暴落していたトルコリラが、エルドアン大統領のリラ預金保護策を発表で急騰していますので(リラ預金者が損失した場合に政府が損失補填するという固定相場にするのと同じ)。 *長年、ベンナー理論・一目均衡表時間論・フィボナッチタイムターゲット・エリオット波動で日柄転換日の予測を研究してきましたが、結果は月末月初とゴトー日(5・10・15・20・25日)頃に転換しているという感じでした。色々な日柄理論もあるのですが、結局は実需の動きとなるゴトー日に注意していれば良いみたいです。 <本日の相場の波動>押し目はすかさず買いへ ・ドル円:上値113.94・114.38、下値113.12・112.72とみています。買い113.5・113.42。 ・ポンド円:上値150.84・151.5、下値149.6・149とみています。様子見。買いなら149.92・149.75。 ・ポンドドル:上値1.3264・1.332、下値1.3178・1.313とみています。様子見。売りなら1.3225・1.3251。 ・ユーロドル:上値1.1317・1.136、下値1.1237・1.1196とみています。売り1.129・1.1297・1.1307。 ・ユーロ円:上値128.47・129、下値127.53・127とみています。買い129.99・127.88・127.68。 ・豪ドル:上値0.714・0.7172、下値0.709・0.7058とみています。様子見。売りなら0.7115・0.7122。 ・豪ドル円:上値81.23・81.68、下値80とみています。様子見。買いなら80.49。 上記のレートは、トレード手法「XP5.10とんがりハンター&まるがりハンター」を利用して提示していますが、業者間のレートやスプレッドが違います。また、相場が急変した時はレート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは4時間足・日足など、また資金管理に応じて、各自で設定をお願いします。XP5.10とは、移動平均線5と10がクロスしたところが指値のポイントです。とんがりハンターとはボリンジャバンド5σ2のとんがったところで、ここも指値のポイントとなります。
先週金曜日はオミクロン株による感染者の拡大が続いていることと、死亡例が確認され始めていることからリスク回避相場となりました。特にユーロの下落が大きく、ユーロドルは1.1330付近から1.1235付近までほぼ右肩下がりに下落して引けています。 先日サプライズ的に利上げがされたポンドについても似たような形で下落しています。英国では1日の新規感染者数が9万人を越えており、最多人数を更新しています。先週のBOEではコロナによる経済の影響より、インフレの進行を止める方が優先として利上げが実施されたものと思われますが、歯止めがかからない感染者の拡大にも頭を悩ませないといけない点が難しいところでしょう。 日本国内でも徐々にオミクロン株の感染者が増えており、コロナの感染者数も若干ながら増加傾向になりつつあります。英国のように数万人規模ではないので、感染爆発には至っていないのが幸いですが、カウンターとなるオミクロン株に有効なワクチンの開発が待たれます。 本日は先行してドル円が下落から回復しつつあるため、ドル円買いを狙っていくか、ポンド円や豪ドル円の下げ止まりを確認してからの買いポジションの構築を検討したいと思います。ドル円についてはリスク回避相場となっても大きく崩れることがない傾向にありように見えます。クロス円はリスク回避の影響を受けやすいですが、一時的な下落と考えると、良い押し目買いの場を提供してくれているとも考えられます。 ポンドや豪ドルについて、中長期目線で見たときはいずれ上昇するだろうと見ています。アグレッシブにいくのであればポンド円を150円台前半で拾っておき、150円を割り込んでくる場合は損切りしてリスク回避に備え、再び150円台に乗せてきたら新たにポジションを構築して上昇に乗りたいと思います。
【HOT CURRENCY ポンド円 151.00〜153.00】 16日の米国株は下落、NYダウ29ドル安(-0.08%)、ナスダック385ポイント安(-2.47%)でした。為替市場はポンド高、トルコリラ安。 トルコ中銀は金融政策を発表し、市場予想通り1.0%利下げし14.0%へ。来年1-3月は利下げ停止を示唆しました。 トルコリラは急落し、対ドルでは15台後半、対円では7円前半まで下落。そのまま安値引けとなりました。 トルコリラは利下げ停止のみでは、通貨安が止まりそうにありません。 英中銀は予想外の利上げを実施し、ポンドが急騰しました。その後、米ナスダックが急落し、ポンド円も急反落しています。 投資戦略はポンドドル買いとします。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
気が付けば年末。12月も半ばを過ぎ、クリスマスムード一色ですね。相場参加者の減少から、かつては荒れる12月とされてきましたが、ここ数年は10年前程度と比較してそんなんでもないなというのが実感です。コロナ禍で今年も忘年会は自粛気味ですが、来年こそはに期待して冬を楽しく過ごそうと思います。 【本日の指標】 本日は英国において政策金利の発表や金融政策委員会議事要旨が発表される予定となっており、多少なりとも相場に影響を与えることが考えられます。また、同じ時刻にECB総裁による会見も予定されており、こちらもなんらかの形で相場を動かすこととなるでしょう。 【本日の戦略】 前回も本欄でオミクロン株について述べましたが、徐々にその強力な感染力が明確になりつつあります。ニュースで報道されているのは、かつてベータ株が猛威を振るった時と同様で、徐々にその主役として入れ替わっていく点、重症化している事例は少ないものの、患者数、すなわち絶対数が増えることによって変異などによる重症化率悪化などが懸念されている点。 各国水際対策を強化しているようですが、その結果はさほど芳しいものではなく、英国においては一日の新規患者数が過去最多を超えるなどして大きな問題とされています。これらはすでに株価に表れているのですが、その影響は既に一巡りしたと考えることができそうです。 さて昨晩は大きなイベントをこなしました。FOMCが行われ、テーパリングに引き続いて2022年における3回の利上げなどが言及され、世界に向けて米国における今後の金利政策を示す形となりました。相場の反応は今回の発表をポジティブにとらえたようで、株式相場に引き続いてドル円も日米金利差観測などから円安ドル高によって114円台前半まで上昇しました。 自身としてはここまで明確にメッセージを発信したわりにはさほど反応はなかったなというのが印象です。ドル円をレンジ相場と考えた場合には、今が上昇の半ば。今しばらくドル円買いのポジションを継続します。
昨日は米11月卸売物価指数の強い結果等を受けドル買いが優勢の動きとなり、ドル円は113.76円まで小幅上昇、ユーロドルは欧州時間は1.1324ドルまで上昇もNY時間軟調に推移し終盤1.1254ドルの安値を付けました。 クロス円はユーロ円が128円〜128.50円台、ポンド円が149円台後半〜150円台中盤での値動き、豪ドル円は81.15円から80.48円まで下落する軟調な値動きでした。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 16:00:英・11月消費者物価指数 22:30:加・11月消費者物価指数 22:30:米・12月NY連銀製造業景気指数 22:30:米・11月小売売上高 28:00:FOMC政策金利発表 昨日のドル円は113.40円台〜113.70円台と113円台中盤での小幅な値動きでした。今日堅調な動きとなると114円〜114円台前半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると113円台前半への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは東京時間1.12ドル台後半で推移し欧州時間1.1324ドルまで上昇も、NY時間は軟調に推移し1.12ドル台中盤まで下落し終盤1.1254ドルの安値を付けました。今日軟調な流れとなると1.12ドル台前半への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると1.13ドル〜1.13ドル台前半へ上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、全体的に明確な方向性を出すような動きが少なく、週半ば以降に控えるFOMC、BOE、ECBの政策金利発表を前にして、調整主体のような印象を受けましたね。 そろそろ年末が近づいて市場参加者も減ってくることになるので、いつも以上に動きは難しくなりますし、明確な方向性が出るまでは、円軸、ドル軸の力関係を見て低リスクな時だけ攻めるのが良いでしょう。 このような中で今日は英雇用統計、ユーロ圏鉱工業生産指数、米生産者物価指数、BOE金融安定性報告、そしてFOMC(今日から開始、政策金利発表は明日)などが予定されており、全体的にFOMC待ちの様相になるかなといったところ。 FOMCを前にして無駄なポジションを残さないようにしたいですし、取引する際にはポジションを分散させて弾幕を張るような取引方法を採用するなど、事前に自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで取引したいですね。 ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、月曜はUSDが0.31%、CHFが0.24%、GBPが0.04%、EURが0.02%、AUDが-0.05%、CADが-0.31%、NZDが-0.40となっていて、力関係は【USD>CHF>GBP>EUR>JPY>AUD>CAD>NZD】という形に。 先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【AUD>GBP>CHF>EUR>NZD>USD≒JPY>CAD】でしたから、ドルが強い位置に変化したこと、オセアニアが位置を落としたこと、また円の位置が真ん中にあるものの、それ以外は「リスク回避型」に近い位置関係にあり、円が強い位置に来れば典型的「リスク回避型」といったところです。 続いて8時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日から今朝の動きを受けてドル円クロス円ともにフラットに近い状態。 そのため今後は円を軸とした動きを見ておくと取引機会を見つけやすく、ここから円買いの動きが出れば各通貨の短期トレンドは悪化してショートのチャンスに。この場合は力関係上弱いものを売って円を買う形が低リスク。 逆に再び円が弱い位置に変化した場合には短期トレンドが改善して、上向きのものが出てきてロングのチャンスに変化します。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスクですね。個人的には昨年から1年以上取引してきて利益を出し続けている豪ドル/米ドルロングを継続。今週は下落してスタートしていますし、まずは仕込みからといったところですが、以前から書いているように0.70より下がかなりアツいゾーンなのでもう少し下げてほしいところ。 戦略としてはこれまで通り0.74〜0.72、0.72〜0.70のように0.02幅でゾーンを決めていて、下は0.60までカバーできるように資金管理済み。基本この0.02刻みゾーンを基準にして、上げた場合下げた場合のシミュレーションをしておき、取引方法は弾幕を張るように、1回あたりの注文量は少な目に、その分注文箇所は多く配置。 ゾーン的には0.70を割ると安全性が高く稼ぎやすいのでそのゾーンでは注文量を増やせるよう、資金管理とピラミッディングを行っています。また決済はこれまで同様15pipsで高回転を継続です。 それでは、今日も一日頑張りましょう!
みなさんこんにちは、斉藤学です。 【先週末の概要】 NYダウは+8ドル高、日経平均株価は-287円安の28437円と下落しました。ドル円は小幅安、クロス円は小幅高と方向感なし。 【先週末の結果】 ・ダウ平均 35905.45(+150.76 +0.42%) ・日経平均 28610(+230 +0.81%) ・金・ゴールド 1784.80(+8.10 +0.46%) ・原油・WTI 71.67(+0.73 +1.03%) 【経済指標】 ★★★ 22:30 (米) 11月消費者物価指数(CPI)(前月比) 前回:0.9% 予想:0.7% 結果:0.8% ★★★★ 24:00 (米) 12月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 前回:67.4 予想:67.4 結果:70.4 【本日の戦略】 <ドル円はほぼ変わらず> ドル円はレンジ相場、113.30〜113.60円での推移が続いています。注目されていた米11月CPIは0.8%と予想0.7%を上回ったものの、買い一巡後は伸び悩み。米10年債利回りが1.482%へ低下したことで、ドル円は行って来いとなっています。来年、1〜2回程度の米利上げは織り込みつつあるようで、一段高となるにはさらなる材料が必要そう。目先は、115円の節目が重しとなるでしょう。 <クロス円は買い継続と予想> 対照的にクロス円が上昇していて、本日はこちらの方が上値余地はあると見ています。通貨別には若干ポンドが強く、前日に対ドルが年初来安値を付けたことで買戻しが優勢となっています。対ユーロでも、買戻しが進みつつある様子。 その他、原油価格の70ドル台回復で、豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨も強いと予想しています。 【経済指標】 特になし 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 112.50〜114.20→ ・ユーロ円 127.50〜129.00↑ ・ポンド円 149.80〜152.00↑ ・豪ドル円 80.50〜82.00 ↑ ・ユーロドル 1.1250〜1.1400↑ ・ポンドドル 1.3200〜1.3350↑ ・ドルスイス 0.9150〜0.9230→ 【通貨の強さ】 ポンド>豪ドル>ユーロ>ドル 【注目通貨】 ・豪ドル(原油価格の70ドル台回復)
今週の豪ドル/NZドルは一貫して上昇傾向にあり、1.05台まで上がりました。個人的には一貫して売り目線で、上がってきたら売りをさらに追加したいなあと思いながらも、年末に下がりやすいアノマリーや、オミクロン株もあって正直そんなに上がってくることが期待できないかなと思っていたので、この値動きは正直驚きでした。そこで今回はこの理由の分析と、今後の見通しを書きたいと思います。 豪ドルとNZドルの値動きをプロットして見ると、「同じような方向で値動きしている」傾向は変わらず、ただ最近は豪ドルの方がより強い動き(下がる時は落ちにくく、上がる時は上がる)をしていることが分かります。 とはいえ豪ドルについて良い材料があったかというと別にそんなこともなく、今回のRBAも「2022年2月まで40億豪ドルの国債買い入れ継続」「インフレ率は上昇しているが基本的にはまだ低く2.1%」「住宅価格の高騰はここ数か月で緩和」「非常に支援的な金融条件を維持」というもので、あえて強気材料を探すとすれば「オミクロン株は新たな不確実性だが、回復傾向を妨げる程ではない」くらいなのかなという感じでした。 一方NZドルの方も特に弱気化したかというとそうでもなく、12/7のホークスビー氏の発言でも「NZドル高は短期的にはより早く目的(インフレ抑制)を達成するのに役立つ」「労働市場がタイトであり、インフレ圧力を高めるだろう」という感じでした。 その中でじゃあ何故豪ドル/NZドルが上げたのかを考えると、これについては「これまで売られていた豪ドルが買い戻されている」という話以外は考えづらいかなと見ております。 IMMポジションを見ると、11/30時点で豪ドルは80,185の売り越し超過(NZドルは若干の買い越し超過)となっており、この豪ドルのIMMポジションは長期で見てもかなりの売られすぎ水準にあり、その中でオミクロン株周りの相場の一喜一憂や、年末でのポジション整理等が影響した結果、豪ドルの買い戻しの影響が大きくなったという話ではないかなと見ています。 この豪ドル/NZドルという通貨ペアは基本的には豪とNZの金融政策の違いに反応する通貨ペアで、豪がいまだに現状維持目線(個人的には2022年中に利上げはあると思いますが)、NZは明確に利上げ目線なことを考えると、今の環境であれば売りで入っていくのが良いかなと思っており、今回の上昇でまた売りポジションを若干増やしています。 下値目途は以前から言っているように1.03近辺で、当面RBAもRBNZもないことを考えると、そこまで落ちればある程度利確しても良いと思っています。
昨日の日経平均は大幅続伸となりました。先週の急激なリスクオフは、やはり、テクニカル的な調整色が強い局面だったと考えてよさそうです。 昨日の日経平均株価は405円高の28860円となり、株式市場にも落ち着きが戻ってきました。アメリカの株式市場の堅調で、連日の大幅高が安心材料になっています。昨夜のダウも、今日の日経平均株価も、ほぼ横動きです。 日経平均の連日の上昇により、ひとまず先週時点で懸念されていたリスクオフがさらに広がっていくような展開は避けられました。 テクニカル的によく分析すれば、どこまでも株が落ちていくような場面ではありませんでしたが、かといって、渦中にいるときは、先行きをそうそう読み切れるものではありません。 そろそろ今年の相場の終わりも見えてきました。 調整局面を乗り切って、欧米市場も含め、市場の雰囲気が改善してきています。もっとも、先週あれほど騒いでいたオミクロン株が、市場の関心からこれほど後退しているのは、やや肩透かし感もあります。 とはいえ、ドル円は水準としてみれば、リスクオフの円高による影響が継続しており、昨日の東京時間のドル円は、113円台前半、今日の東京時間は113円台後半。緩やか円安とはいえ、少し前に比べて、円高感がある水準のままです。 アメリカの長期金利が、このところ軟調な展開が続いていたことも、為替市場での円高圧力になっています。 ドル円は、再び115円突破を狙うには、現段階では上方向への動きの材料と持続力が乏しいというのが実情です。もっとも、株式市場の堅調が継続すれば、当面の基本的な目線としては円安方向になると思われます。 また、あわせて、クロスユーロの動きも注視しておきたいところです。 ユーロ円は、今月に入ってからは、127円台メインの動きになっていました。さらに、デギンドスECB副総裁が、インフレ上昇は続かないとの見方を示したこともあり、昨日の欧州時間当初はユーロ買いに入りにくいムードでした。 しかしながらオミクロン株へのワクチンの有効性の確認が報じられたことで、リスクオンのユーロ買いが広がり、今日のユーロ円は強含みになっています。 10:30 中国11月消費者物価指数 10:30 中国11月生産者物価指数 16:00 独10月貿易収支 16:00 独10月経常収支 18:00 南ア7-9月期四半期経常収支 21:00 メキシコ11月消費者物価指数 22:30 米週次新規失業保険申請件数 24:00 米10月 卸売売上高
おはようございます。ダメおやじです。 先週は「戻り売り戦略、ドル円・クロス円底値試しか?」、今週は「戻り売り戦略、急反発にはご用心」です。 ドル円・クロス円は先週に底値を試して、今週は買い戻しが出ています。 昨日はドル円は113.74、ポンド円は151.12、ユーロ円は128.46、豪ドル円は80.72まで買い戻されました。 悪材料ではオミクロン変異種、中国不動産バブル崩壊など有るわけですが、何回も同じ悪材料が出てくると免疫力が出来て、相場も人間と同じようで不感症になるようです。 大筋は戻り売りですが、小手先は買い優勢で、通貨別では欧州通貨が弱く、特にユーロ、対して豪ドルが強く動いています。 これからの相場を牽引するのは、ユーロドル(またはユーロ円)か、豪ドルか、注目です。 豪ドルに釣られてユーロが上げるか、ユーロに釣られて豪ドルが下げるか。両方が下げるか、両方が上げるか。10年以上昔はユーロと豪ドルは似たようなチャートをしていましたが、今はそれぞれが個性ある動きになっています。 来週ですが、このままドル円・クロス円ともに上昇となれば、押し目買い戦略となります。 週中日、どちらに動くか、じっくりと観察して頑張りましょう。 <相場の波動>人気に逆行し前後場仕成りを変える日 ・ドル円:上値114.4、下値112.7とみています。 ・ポンド円:上値151.6、下値149.1とみています。 ・ポンドドル:上値1.336、下値1.314とみています。 ・ユーロドル:上値1.133、下値1.121とみています。 ・ユーロ円:上値128.7、下値127.3とみています。 ・豪ドル円:上値81.2、下値79.5とみています。 ・豪ドル:上値0.713、下値0.704とみています。 上記のレートは、トレード手法「XP5.10とんがりハンター&まるがりハンター」を利用して提示していますが、業者間のレートやスプレッドが違います。また、相場が急変した時はレート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは4時間足・日足など、また資金管理に応じて、各自で設定をお願いします。
先週まではオミクロン株の流行が広まるにつれてリスク回避が急激に強まりましたが、今週に入ってからは下落は一旦沈静化しています。日経平均株価は28,000円近辺で底固めの気配となり、米国株も反発しかけています。米債利回りは1.400%付近まで回復しているため、ドル円は113円台に回復しています。 オミクロン株が騒がれたのが米国感謝祭の休日だったこともあり、未知の変異株に対して想像以上にネガティブ反応をしてしまったのかも知れない、という気持ちもなくはないですが、未知であるからこそリスクを回避する必要があるので、ここまでの一連の流れは既定路線だったのかも知れません。 今後の既定路線としては、ファイザーなど製薬会社からオミクロン株に対する効果的なワクチンの改良情報が出てくることで、リスク回避の巻き戻しが発生することでしょう。今週か来週には何らかの発表があるようなので、そのときにポジション構築ができるように準備はしておきたいと思います。 本日はRBA政策金利の発表があり、金利は据え置きの予想となっています。金利面については今回の会合ではフォワードガイダンスの変更はほとんどないと見られ、利上げは当分先になりそうです。 一時期の天然ガスの高騰時には豪ドルを買っておけば間違いないという状況とはだいぶ変わっており、今回のリスク回避相場により真っ先に売られた通貨の一つが豪ドルでした。今後、リスク選好相場に切り替わればまた買われることになるでしょうが、いまは豪ドル買いは様子を見た方が良いのではと考えます。 ドル円の方が先に底固めをして反発上昇するようになれば、遅れて豪ドルも上昇してくると思われるため、先行する通貨を見ながら、じっくり買い場を見極めたいと思います。
【HOT CURRENCY ドル円112.50〜113.50】 3日の米国株は下落、NYダウ59ドル安(-0.17%)、ナスダック295ポイント安(-1.92%)でした。為替市場はリスク回避の円高。 米11月雇用統計は、非農業部門雇用者数21.0万人増(予想55.0万人増)、失業率4.2%(予想4.5%)でした。 米11月ISM非製造業景況指数は69.1(予想65.0)と、過去最高。入荷遅延が75.7で高止まり、供給制約が続いています。 市場はインフレ抑制のために行う、FRBの引き締めペース加速を警戒しており、来週FOMCへの関心が高まっています。 早ければ2月〜3月にはテーパリングを終了し、来年3回の利上げを織り込みつつあります。 投資戦略は112円前後を下値めどにドル円買い。株安が止まり、ボラティリティが低下することに期待して買って行きます。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
12月となりました。2年前ならば忘年会シーズンでカレンダーに日付をつけて毎日楽しみに生活していた記憶があります。今年は昨年同様大規模なものはないのですが、小さなものはちらほらと復活してきました。普段自宅では飲まない分、外で飲む機会が低くなるとその飲み会ペースを忘れがちで、ついつい深酒してしまう悪い癖があります。翌日使い物にならなくなるのでなんとかしたいところです。 【本日の指標】 言わずもがな、月の最初の金曜日は雇用統計です。今回も50万人前後と予想されており、天候などのイレギュラー要素がなかった11月はそれに近い数値が期待されるところ。前哨戦であるADP雇用統計は予想値にほぼほぼ近い値でしたが果たして今回はどうなるものか。また、前々月の数値改訂なども同時に行われ、先月だけの数値だけでは測れないのが相場の反応です。NY時間においては確実に相場が動く日ですので注意が必要な一日となります。 【本日の戦略】 どうやらレンジ相場の期待は崩れようとしているのか、ドル円は112円台まで下落。本日12月3日の朝方にはダウ平均の上昇に引っ張られる形で113円まで戻ってきていますが、レンジ下限を破ったとも見てとれる112円台突入でした。 この下落の要素の一つとして挙げられているのは「オミクロン株」の流行に対する警戒感。日本においてはつい先日全面的な新規入国禁止措置が取られるなどしてその水際対策がハイライトされておりましたが、既に海外からの感染者入国が報道されており、濃厚接触者も多数いることから市中感染への道は免れないのではとの見方。 このような状況では株式相場が最初に動き、その影響を受けて為替相場も若干動くのが経験則でしたが、今回は早い値動きが見られました。また、海外においては更なる感染拡大が広がってきており、国民性の違いもあってなかなかそう簡単には抑えられない状況が続いています。 ドイツではコロナによる死者が10万人を超したと報道されるなど、かつてのコロナ対策優等生と言われていた影も形もありません。この「オミクロン株」は感染力が非常に強いとされておりますが、それが人体に影響を与えるかはいまだに明確化されておらず、その続報が待たれます。 本日は前述の通り雇用統計の発表予定で、このコロナ状況も相まって相場が騒がしくなってきた印象。再びレンジに戻って115円を目指してくれることを期待していますが、その値動きを見るのみです。
昨日は米経済指標は予想より強い結果だったものの、米国で新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が初めて確認されたとの報道を受けリスク回避の流れとなり米株は軟調に推移、ドル円も軟調な流れとなり112.67円の安値を付けました。 ユーロドルは1.13ドル〜1.1360ドルで推移、クロス円は上値の重い動きが続きユーロ円は127.57円、ポンド円は149.63円、豪ドル円は80.04円まで下落しました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 19:00:欧州・10月卸売物価指数 22:30:米・新規失業保険申請件数 昨日のドル円は東京午前に113円台前半から113円台中盤へ上昇し欧州時間も113円台中盤で推移するも、NY時間は113円を割り込む軟調な流れとなり112.67円の安値を付けました。今日も軟調な動きとなると112円台中盤〜前半への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると113円台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。 昨日のユーロドルは東京時間は1.13ドル台前半、欧州時間は1.13ドル〜1.1360ドルで推移しNY時間も1.13ドル台前半〜中盤での値動きでした。今日上昇の動きとなると1.13ドル台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な流れとなると1.12ドル台後半〜中盤への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、NY時間にパウエルFRB議長の発言で大きな動きが出て、力関係、短期トレンドともに大きく変化しましたが、NY終値ベースで見てみると、戻しも入ったため明確なトレンドを形成するほどの影響は出ませんでしたね。 そろそろ年末が近づいて市場参加者も減ってくることになるので、単発の強い動きには警戒したいところで、週末の雇用統計も考慮すると、円軸、ドル軸の力関係を見て低リスクな時だけ攻めるのが良いかなという印象。 このような中で今日は独製造業PMI、ユーロ圏製造業PMI、スイス消費者物価指数、米ADP雇用者数、ISM製造業景気指数、ベージュブック、ベイリーBOE総裁講演、パウエルFRB議長、イエレン米財務長官の議会証言等相場を動かしうるイベントが予定されており、特にNY市場における力関係、短期トレンド変化には注目したいところ。 また週末の雇用統計を見据えて無駄なポジションを残さないようにしたいですし、取引する際にはポジションを分散させて弾幕を張るような取引方法を採用するなど、事前に自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで取引したいですね。 ではまず月曜から火曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、火曜はCHFが0.20%、EURが0.12%、NZDが-0.35%、USDが-0.35%、GBPが-0.41%、AUDが-0.52%、CADが-0.66%となっていて、力関係は【CHF>EUR>JPY>NZD≒USD>GBP>AUD>CAD】という形に。 月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【CHF≒JPY>AUD≒CAD>USD>EUR>NZD>GBP】でしたから、円やスイスが強い位置を維持していること、ユーロが強い位置に変化したこと、豪ドル、カナダドルが弱い位置に変化したことなどが見てとれますし、全体的に差が小さくやや膠着感が出てきていることが見てとれます。 続いて10時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日から今朝の動きを受けてドル円クロス円ともにフラットに近い状態。 そのため今後は円を軸とした動きを見ておくと取引機会を見つけやすく、ここから円買いの動きが出れば各通貨の短期トレンドは悪化してショートのチャンスに。この場合は力関係上弱いものを売って円を買う形が低リスク。 逆に再び円が弱い位置に変化した場合には短期トレンドが改善して、上向きのものが出てきてロングのチャンスに変化します。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスクですね。 個人的には昨年から1年以上取引してきて利益を出し続けている豪ドル/米ドルロングを継続。今週は月曜から上下に動いて新規と決済が良いバランスで繰り返されており、ポジション量はほぼ変わらないのに利益が増えてこの利益で証拠金が増えて安全性が増すという良い流れ。 戦略としてはこれまで通り0.74〜0.72、0.72〜0.70のように0.02幅でゾーンを決めていて、下は0.60までカバーできるように資金管理済み。基本この0.02刻みゾーンを基準にして、上げた場合下げた場合のシミュレーションをしておき、取引方法は弾幕を張るように、1回あたりの注文量は少な目に、その分注文箇所は多く配置。 ゾーン的には0.70を割ると安全性が高く稼ぎやすいのでそのゾーンでは注文量を増やせるよう、資金管理とピラミッディングを行っています。また決済はこれまで同様15pipsで高回転を継続です。 それでは、今日も一日頑張りましょう!
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