先週金曜の為替相場は、ウクライナ情勢で「リスク回避型」となっていた相場が、週末ということもあって戻しが入り、典型的「リスク選好型」となって引けましたね。 力関係ではオセアニアやカナダが強く、円、ドル、スイスが弱いのが「リスク選好型」、その反対に円、ドル、スイスが強く、オセアニアやカナダが弱いのが「リスク回避型」なわけですが、先週はこの見分けがかなり明確にできたため、取引難易度という点では低かったかと思います。 以前から書いているように円軸、ドル軸の動きを見ておくと取引機会が見つけやすく、なおかつ力関係の強弱を見ておけば低リスク高リターンの通貨ペアが判別できるので、地政学的リスクで円を軸とした動きが出た際にはその難易度がぐっと下がります。 ただ週末の時点では一応「リスク選好型」となって引けているものの、これはまだウクライナ情勢によって生まれた「リスク回避型」の「戻し」の範疇なので、これが本格的なトレンド転換に至るまでは、安易に円売り方向についていかないよう注意が必要です。 ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは円、ドル、スイスが弱く、オセアニアやカナダが強い、つまり典型的「リスク選好型」の位置関係であること。 また短期トレンドはドル円、クロス円ともに上向きとなっていますので、現状はロングで攻めるのにリスクが低い状態となっているわけですが、今日の各国市場オープン前後の動きでこの状態が加速するのか反転するのか、そこをしっかりチェックしたうえで投資行動を決めたいところ。 目安としては対円変動率が0.5%以上の動きが出るかどうかといったところで、反転した場合は1%程度動けば十分攻めるに適した相場になります。 ウクライナ情勢がある限り、デイトレにおいては基本リスク回避型になった際に、円買い方向に攻めるほうが低リスクな状態になっているものの、中長期的トレンドに沿って計画的にロングで取引されている場合においては、円買いに転じた場合は仕込みどころとも言えますので、そこは各自の戦略に沿って適切に行動したいところ。 デイトレにおいては一夜にしてリスク選好・回避が反転することもありますから、決済は当日決済にして寝ている間の変動リスクを消すなど工夫はしたいですね。個人的には昨年から約1年取引してきて利益を出し続けている豪ドル/米ドルロングを継続。戦略としてはこれまで通り0.76〜0.74、0.74〜0.72のように0.02幅でゾーンを決めていて、下は0.60までカバーできるように資金管理済み。基本この0.02刻みゾーンを基準にして、上げた場合下げた場合のシミュレーションをしておき、取引方法は弾幕を張るように、1回あたりの注文量は少な目に、その分注文箇所は多く配置。 ゾーン的には0.70を割ると安全性が高く稼ぎやすいのでそのゾーンでは注文量を増やせるよう、資金管理とピラミッディングを行っています。また決済はこれまで同様15pipsで高回転を継続。この取引方法は計画的にやっているものなので、年末年始も指値を入れて継続します。 それでは、今日も一日頑張りましょう!
みなさんこんにちは、斉藤学です。 【前日の結果】 ・ダウ平均 33223.83(+92.07 +0.28%) ・日経平均 26205.00(-125.00 -0.47%) ・金・ゴールド 1926.30(+15.90 +0.83%) ・原油・WTI 92.81(+0.71 +0.77%) 【経済指標】 ★★★ 22:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数 前回:24.8万件 予想:23.5万件 結果:23.2万件 ★★★★ 22:30 (米) 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率) 前回:6.9% 予想:7.0% 結果:7.0% 【本日の戦略】 <ドルが急速に買い戻される> 昨日の昼ごろ、ロシア軍がウクライナに侵攻しました。数カ所の飛行場がロシア軍の手に落ちたことでウクライナの防空能力は事実上無力化。ドル円はリスク回避の円買いに押され、一時114.42円まで下押ししました。 しかし、その後は欧州通貨売りの反動でドル買いに転じ、さらにウクライナの首都キエフが数時間以内に陥落してロシア軍に掌握される可能性があると伝わると、悪材料出尽くし感で一段高となっています。 ドル円は115円台半ばまで買戻し、地理的に近いユーロやポンドが弱いことで、本日はドルへの買いが入りやすいと予想します。米10年債利回りは1.962%と小幅に低下した程度、ロシアによるウクライナ侵攻を受けても、3月利上げの方針は揺るがないとの見方が優勢です。 <金への買いが一服> また、金(Gold)は一時昨年1月以来となる1976ドルへ急騰していましたが、その後は急速に利食い売り、時間外で1880ドルまで下押しするなど1900ドル台を割れました。チャート的にかなり長い上髭を付けたことからしばらくは調整が続くと思われ、ドル買いの支援材料となるでしょう。 ただ、今回のロシアによるウクライナ侵攻を受け、欧米各国が輸出規制など経済制裁を取り始めており、株安による円高には注意が必要です。 【経済指標】 ★★★ 22:30 (米) 1月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) 前回:0.4% 予想:0.4% ★★★★ 24:00 (米) 2月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 前回:61.7 予想:61.7 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 115.00〜116.50 ↑ ・ユーロ円 128.50〜130.00 → ・ポンド円 154.00〜155.50 ↑ ・豪ドル円 82.20〜83.50 ↑ ・ユーロドル 1.1100〜1.1250 ↓ ・ポンドドル 1.3250〜1.3450 ↓ ・ドルスイス 0.9200〜0.9350 ↑ 【通貨の強さ】 ドル>ポンド>豪ドル>ユーロ 【注目通貨】 ・ドル(欧州通貨安や金の下落)
今週のホットカレンシーとして昨日2/23に2022年初のRBNZ会合があった豪ドル/NZドルをあげておりましたが、案の定そこで動きがあったので、このRBNZ結果と、それを踏まえた今後の見通しを解説したいと思います。 まず昨日のRBNZについては、0.25%の利上げという市場予想通り(0.25%利上げは100%織り込み、0.5%利上げが29%織り込み)の結果でしたが、ただ声明文の中に「7月から保有国債の売却を開始」「11月の声明よりも多くの引き締めが必要」「0.25%か0.5%かで微妙なバランスの決定であった(前後の文章を読んでいると、どうもオミクロン株の不透明性を嫌って0.25%にしたような雰囲気を感じました)」等、なかなかタカ派的だったこともあり、政策金利発表直後は動きが小さかったものの、その後この声明文を読んで徐々に下がっていく展開になりました。 実はこの通貨ペア、去年の後半から一貫して「売り」と言い続けて実際自分でも売ってきて、ただ12月以降は上昇基調にあって含み損を抱えている身としては「これだけインフレ進んで雇用環境も整ったんだし、迷ったなら0.5%利上げしてよ」という気持ちは正直ありましたが(笑)、とはいえ2022年に入ってのNZドルの弱さの要因の一つが「RBNZが去年言ってたほど本当に利上げするのか」みたいな記事をよく見ていたことから考えると、まあ悪くはない声明なのかなと思っています。 ただその後の値動きを見てると、1.067を少し割ったくらいで一旦反発上昇し、1.07にワンタッチしてはじき返されて、執筆時点でまた1.067くらいまで落ちてくるというように、「日足の上昇トレンドのサポートラインで反発した」とも「1.07でサポレジ転換した」ともどちらともいえるような感じで、正直今時点では「謎の上昇トレンドが終了した」のか、「まだ上昇トレンドが続く」のかはよく分からないなという感覚です。 今後日足陰線が続いて、明確に1.06割れくらいをしてきたら「まあ上昇トレンドは終わったかな」という感覚になれるかなと思いますが、今時点では何とも言えないというのが短期的な見通しです。 とはいえ、この通貨ペアの特徴としてはこれまで何度も書いてきた通り基本的には金融政策の違いに反応する通貨ペアで、政策金利もNZ1.0%、豪0.1%とかなり差が大きくなっており、RBAもおそらく年内のどこかで利上げに転じるとは思うものの、まだこの差は開いていく展開が続きそうであることも考えると、今の謎上げがどうなるかはまだ分からないにしても、売り目線継続で大丈夫だろうという感覚は昨日のRBNZでより強まったので、引き続き売り目線を継続します。
ウクライナ情勢が緊迫の度を増しています。ロシア政府が侵攻を決断したのではないかと米国では報じられているほか、ウクライナ東部では、ロシアが親ロシア地域の独立を承認するとともに、軍事侵攻を開始するのではないかとの観測が高まっています。 NATO側からの軍事措置はなされない見込みであり、西側諸国による経済制裁措置の発動までが市場に織り込まれつつあります。 とはいえ、経済制裁の資源供給途絶となれば困るのは、ロシアとNATOどちらかは、わかったものではありません。 供給不安から原油をはじめとする資源価格も上昇しています。 市場の先行き楽観ムードは後退。広範なリスク回避の動きが広がっています。株式の大幅な下落に加えて、有事の円買い、リスクオフの円買いも強まる展開を見せています。 昨日の東京時間には、ドル円は、114円台半ばまで軟化。115円を割り込んで推移しました。さらに、ユーロ円も同じく一時は129円台半ばまで円高が一気に進み、大幅安となりました。 とはいえ、有事のドル買いに加えて、昨夜のニューヨークでは、2月米製造業・サービス部門PMIや2月米消費者信頼感指数などの上振れもあり、今日のドル円は115円を回復しています。 円高、ドル高をはじめとするリスク回避局面において、騒ぎの渦中にあるユーロは必然的に売り込まれる展開が続きそうです。他方で、有事のスイスフラン買いも強まっています。 こうして地政学リスクの高まる中、3月のFOMCでは追加利上げが見通される展開であり、株式市場にとっては非常に厳しい局面です。当面は先行き不透明感が市場を主導しそうです。 昨日の日経平均も4日続落の大幅安でした。一昨日の欧州各国の株価指数が軒並み弱かったことが材料になるなど、上値を見通せない展開です。 さらに昨夜はウクライナ情勢の緊迫化により、ダウが700ドル超下落となるなど、リスクオフムードが反転する兆候は見られません。 今日の日経平均株価も下落して始まっています。 しばらくリスクテイクの動きは想定しにくく、平和的な解決への進展が見られない限り、リスクオフ一色の雰囲気が続く可能性が高そうです。 14:00 シンガポール1月消費者物価指数 16:00 独3月 GFK消費者信頼感調査 16:45 仏2月 企業景況感指数18:30 英中銀総裁発言 19:00 ユーロ圏1月 消費者物価指数 21:00 米MBA住宅ローン申請指数
おはようございます。ダメおやじです。 週明けは、東京は下窓オープンで日経平均やダウ先が買い戻され、為替もドルストが買われました(ドル安)が、欧州からは戻りは売られました(ドル高)。 今週の戦略は「やや戻り売り」としましたが、ポンドドルと豪ドルは押し目買いかもです。ユーロドルは戻り売りですが、他のドルストが押し目になれば同じ動きになるかもです。 ドル円・クロス円は戻り売りですが、掛け算通貨のクロス円はドルストに連動すれば押し目買いにもなりそうです。また、ドル円も買われ始めると、今週の戻り売り戦略は全てが押し目買い戦略に変更になりそうです。 皆さんは戦略を立てる時、何を基準にしますか? 私は、ダウ理論・エリオット波動論とフィボナッチ係数、サイクル理論など、ほぼ理論派のテクニカル部門です。ファンダメンタル分析やセンチメント分析などは経済動向や市場参加者の思惑や感情の分析ですが、私には分かりにくいです。 現在、日経・米株・BTCがサポート圏内に入り、原油・ゴールドは高値圏を進行中ですが、為替のドル円は反応無し、ドルストは下堀するのか浮上するのか中間地点です。 ウクライナ戦争でロシア株価指数は-37%(昨年10月高値から)、ルーブルも同じく-13%、経済全体が沈んでいます。さらに、資源争奪戦や金融緩和の正常化など、難しい案件ばかりが続きます。 中央銀行は金融緩和で官製相場を作り上げ、そこから手を引くので、本来の株価の姿に戻るわけです。ここで個人投資家が株価を支え企業資本を充実させ企業や従業員の発展に寄与できるかどうか、その手腕が試される相場になりそうで、個人投資家が潰れると日本はやばいに成りかねないでしょう。 逃げる2月、去る3月、トレンドの見極め相場になりそうです。頑張って行きましょう。 毎朝の上値下値の予測と売買レートの提示方法はブログで紹介してあります。ご覧下さい。 <本日の経済指標など>米製造業PMI23:45・米消費者信頼感指数24:00 <本日の相場の波動>押し目買いの日なれど上寄り高は見送り良し ・ドル円:上値115.4、下値114.5・114.2。売り114.9・115・115.095。 ・ポンド円:上値156.75・157、下値155.5。売り156.35・156.5・156.62。 ・ポンドドル:上値1.1364・1.367、下値1.353。売り1.3612・1.3621・1.3628。 ・ユーロドル:上値1.138、下値1.1285・1.127。成行売り・1.133・1.135・1.136。 ・ユーロ円:上値131、下値129.5・129.2。成行売り・130・130.37・130.62。 ・豪ドル円:上値83.2、下値82.2・81.9。売り82.7・82.93。 ・豪ドルドル:上値0.723、下値0.716・0.713。売り0.72・0.7208・0.7214。 上記の提示レートは、トレード手法「XP5.10とんがりハンター」を利用して提示していますが、業者間のレートやスプレッドが違います、また、相場が急変した時は提示レート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは4時間足・日足など、また証拠金維持率など資金管理に応じて、各自で設定をお願いします。XP5.10とは、移動平均線5と10がクロス(X)したところが指値のポイント(P)です。とんがりハンターとはボリンジャバンド5σ2のとんがったところで(チャートの95%が収まる理論的高値や安値)、ここも指値のポイントとなります。
先週金曜日は、ウクライナ情勢の影響を受けてユーロがやや売られました。イタリアに住む方の情報では、2ヶ月のガス代が10万以上にもなっているようで、ノルドストリーム2をめぐる駆け引きは欧州の生活にも大きく影響を与えているようです。 そもそも、ロシアはウクライナがNATOに加盟するのを阻止したい狙いがあり、戦争を引き起こすことが目的ではないはずです。外交努力によって解決できるのが良いですが、すでに国境での軍事演習による圧力をかけるためにロシアはお金を使っているわけで、解決後も天然ガスの価格を吊り上げる可能性があるなど、外交的にしこりが残りそうな気がします。 ユーロ圏のCPIはエネルギー価格を中心に上昇することが予想され、ECBとしては本来の経済活動の回復ではない形での物価上昇への対策を考えないといけないとなると、悩ましい判断が必要になりそうです。為替的にはECBが引き締め路線に転換していくことになるとはいえ、ユーロ全面買いとなるのはもう少し先になるのかも知れません。 一方で米国の利上げは待ったなしの状況だと思われます。先日の米CPIは前年比+7.5%と物価上昇に歯止めがかかっていません。今週はPCEデフレーターの指標がありますが、この指標も強い結果であれば、3月のFOMCでは0.5%の利上げとなる可能性が高まります。 さらに量的引き締め(QT)の開始も早急に行うことになれば、米国の株価にとってはネガティブとなります。直近のウクライナ情勢の反応はリスク回避による株安ですが、その後は米国の引き締め政策による株安が見えているため、いずれにしてもドル円やクロス円の下落に備えておきたいところです。 本日は、反落サインが出始めたドル円の売りを狙うか、日足チャート上にて近日中に反落しそうに見えるポンド円の売りを狙ってみたいと思います。
【HOT CURRENCYドル円 114.50〜115.50】 17日の米国株は下落、NYダウ622ドル安(-1.78%)、ナスダック407ポイント安(-2.88%)でした。為替市場はリスク回避の円高。 バイデン大統領はロシアがウクライナへ侵攻する可能性が「極めて高い」と発言。経済制裁への警戒感が高まりました。 為替市場はリスク回避の円高となり、ドル円は115円割れ、ユーロ円は130円半ばへ下落しています。 金融市場はロシアがウクライナへ侵攻した場合の「経済制裁」に警戒しています。 原油・天然ガス・レアメタル・穀物などの供給が細れば、インフレが加速してしまう可能性があります。 当面はウクライナ情勢に市場の関心が集まりそうです。 投資戦略はドル円押し目買いとします。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
北京オリンピックがニュースを賑わせていますが、競技日程は終盤。もうすぐ4年に一度の祭典も終わりとなります。競技場内だけにとどまらず、競技場外でも様々な話題を振りまいてくれた今回のオリンピックでしたが、選手らが賢明に努力をしてここまでたどり着いたその姿に対して単純に感銘を覚える日々です。 【本日の指標】 本日は米国において住宅関連の指標やフィラデルフィア連銀製造業景気指数などの発表が予定されております。大きく相場を動かすような指標ではありません。 【本日の戦略】 昨晩はFOMC議事録が発表されました。内容に対してはサプライズはなく、金利引き上げで参加者意見が一致していることが発表されました。今後の政策についても一言で言うならば「景気動向や各種の指標次第である」であり、ドル円は微妙に円高に傾きましたが、相場の反応もさほど大きいものではありませんでした。発表前はFOMC議事録前ということで警戒感がにじみ出ていた相場でしたが、無事にイベントをこなした形になります。 次なるポイントは来月の目標金利利上げの値幅であり、それが0.25%か0.50%なのか。インフレ率や雇用増などで金融引き締めが必要ならばより大きな数値を投入する必要があるのでしょうが、このどちらかになるかは今後のFRB関係者の発言や雇用統計などの指標を巡って市場参加者の思惑が相場を動かすことになるでしょう。 もう一つの相場が動く要因と言えばウクライナ情勢がありますが、長きに渡って緊張が継続している点、一部ロシア軍が撤退を開始した点などから相場参加者からは一歩引かれる形で眺められているように見受けられます。こちらは株式や為替というより、歴史的な高水準が続いている石油価格の値動きに直結しているようです。いずれにせよ週の戦略であるドル円売りは継続とします。
昨日は、ウクライナ国境付近からロシア軍部隊の一部が撤収した等の報道を受けウクライナ情勢への懸念が後退し、NYダウが前日比+422.67ドルと大幅反発するなどリスク選好的な流れとなりました。 ドル円は115.87円まで上昇し、ユーロ円は131.54円、ポンド円は156.83円、豪ドル円は82.73円まで上昇しましたが、上値の重さも残る値動きでした。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 16:00:英・1月消費者物価指数 19:00:欧州・12月鉱工業生産 22:30:米・1月小売売上高 22:30:加・1月消費者物価指数 23:15:米・1月鉱工業生産 28:00:FOMC議事録公表 昨日のドル円は東京時間は115円台前半で推移し欧州時間115.70円付近まで上昇、NY時間は115.60円付近〜115.80円台での値動きでした。今日堅調に推移すると116円〜116円台前半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると115円台前半への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは東京時間は1.13ドル付近〜1.1320ドル付近、欧州時間は1.1350ドル台まで上昇、NY時間は1.1320ドル〜1.1360ドル台での値動きでした。今日堅調な動きとなると1.14ドル付近へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.13ドル付近への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、力関係において円が弱い位置に変化したことで、若干「リスク回避型」が緩むような形となりましたね。 ただ報道を見ているとウクライナ情勢ネタが多く、スイスが強い位置を維持していることも考えると、ウクライナ情勢関連の報道には特に気を付けたいところ。この手のネタは本当にそれが原因ではなくても、相場が動いた際都合良く後付けで「これが相場変動要因だった」と報じられることもありますので、他人の目を通した二次情報ではなく、力関係や変動率等数値で把握できる一次情報を大事にしたいところ。 このような中で今日は、RBA議事録、英失業率、独ZEW景況感指数、ユーロ圏第4四半期GDP改定値、加住宅着工件数、米ニューヨーク連銀製造業景気指数、対米証券投資のほか、欧州各国の中銀総裁講演、そして米企業決算なども予定されていますので、欧州勢参入後からNY市場にかけての力関係変化次第で、取引のチャンスも出てくるかと思います。 そのため今日もまずは資金管理・ポジション管理を万全にしておくとともに、取引する際には注文を分散させて1注文あたりの数量を減らし弾幕を張るような取引方法を採用したり、取引する際には極力早い決済を心がけて無駄なポジションを残さないようにするなど、事前に自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで取引したいですね。 ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、月曜はCHFが0.44%、CADが0.29%、AUDが0.22%、USDが0.21%、GBPが0.12%、EURが-0.07%、NZDが-0.14%となっていて、力関係は【CHF>CAD>AUD>USD>GBP>JPY>EUR>NZD】という形に。 先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【JPY>CHF>GBP>USD>CAD>NZD>AUD>EUR】でしたから、円やポンドが位置を落としたこと、豪ドルやカナダが位置を上げたこと、スイスが強い位置を維持していること、ユーロ、NZドルが弱い位置を維持していることなどが見てとれます。 続いて8時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日から今朝の動きを受けてスイス円が明確な上向き、そのほかはほぼフラットとなっており、現状は円売りの動きが出ればドル円クロス円ともにロングのチャンスになりやすい状態。そのため円売りが強まれば力関係上強いものを買って円を売る形が低リスク。 逆に円が再び強い位置に変化した場合には短期トレンドが悪化してショートのチャンスに変わります。この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスクですね。 個人的には2019年から取引してきて利益を出し続けている豪ドル/米ドルロングを継続。今週はやや下落した後戻して新規と決済がバランスよく約定しています。 戦略としてはこれまで通り0.74〜0.72、0.72〜0.70のように0.02幅でゾーンを決めていて、下は0.60までカバーできるように資金管理済み。基本この0.02刻みゾーンを基準にして、上げた場合下げた場合のシミュレーションをしておき、取引方法は弾幕を張るように、1回あたりの注文量は少な目に、その分注文箇所は多く配置。 ゾーン的には0.70を割ると安全性が高く稼ぎやすいのでそのゾーンでは注文量を増やせるよう、資金管理とピラミッディングを行っています。また決済はこれまで同様15pipsで高回転を継続です。 それでは、今日も一日頑張りましょう!
みなさんこんにちは、斉藤学です。 【前日の結果】 ・ダウ平均 34738.06(-503.53 -1.43%) ・日経平均 26985(-715 -2.61%) ・金・ゴールド 1842.10(+4.70 +0.26%) ・原油・WTI 89.66(+0.30 +0.34%) 【経済指標】 ★★★★ 24:00 (米) 2月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 前回:67.2 予想:67.5 結果:61.7 (休場)東京市場 建国記念日 【本日の戦略】 <ウクライナ情勢の緊迫化で円高に> 先週金曜日のドル円は、東京時間に116.18円まで上昇していたものの、米国株への売りが強まると115円台前半へ急落してしまいました。一時115.04円まで下押し、米10年債利回りも1.918%へ低下するなど、ウクライナ情勢の緊迫化によってリスク回避の円買いに押された様子。クロス円も全面安、直近で連騰していたこともあり、本日も調整が続くと予想しています。 ウクライナ情勢に関しては、週末の間もブリンケン米国務長官が「ロシアによるウクライナ侵攻の可能性は十分に高く、脅威は差し迫っている」と発言、在ウクライナ米大使館に勤務する米国人職員に国外退去を命じるなど、緊張感が高まっていることから、株安も進むと思われます。 地政学的リスクの高まりによって、原油と金は逆行高。資源国通貨への売りは弱まる可能性があるものの、基本的には円高の地合いとなるでしょう。 【経済指標】 ★★★★★ 25:15 (ユーロ) ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 114.00〜116.00↓ ・ユーロ円 130.00〜131.50↓ ・ポンド円 155.50〜157.00↓ ・豪ドル円 81.30〜83.00 ↓ ・ユーロドル 1.1250〜1.1400↓ ・ポンドドル 1.3450〜1.3600↓ ・ドルスイス 0.9150〜0.9300↓ 【通貨の強さ】 ドル>ポンド>豪ドル>ユーロ 【注目通貨】 ・ドル(地政学的リスクの高まりに注意)
このところ日経平均株価は堅調な推移が継続しています。8日のダウ平均が371ドル高とアメリカ株式が上昇したことが好感され昨日の日経平均株価も上昇。昨夜の欧米株式の上昇もあり、今日も強い値動きが予想されます。 総じて、このところ市場のムードが改善してきました。少し前は、FRBの急速な利上げ観測を材料とした過度の警戒感が市場全体に広がっていましたが、目先ではそうした緊張感が和らいできています。 アメリカでは新型コロナウイルスの感染者数がピークアウトして、経済活動の正常化への期待が高まるとともに、米長期金利の上昇を背景として、大手金融株が買われるなど、市場心理も好転しています。これを受けて、ドル円も概ね115円台の半ばでの推移になるなど、為替市場でもドルが堅調に動いています。 8日のニューヨーク市場では、米10年債利回りが1.9%台後半と、いよいよ2%目前まで上昇する場面がありました。金利の先高観は強まっており、これもドルのサポート材料になっています。 ユーロは総じて底堅い値動きになっています。ユーロドルは、1.14ドル台で推移しており、動意は弱まっているものの下値は堅い印象です。ユーロ円もまた132円付近で堅調であり、少し前に比べてだいぶ円安に傾きました。 とはいえ、今日これからは、今夜発表される予定の米国1月の消費者物価指数を控えて、東京市場では、為替は様子見ムードに終始する可能性は高そうです。 米1月の消費者物価指数は、昨年12月の前年比+7.0%を上回る上昇が見込まれています。急激な物価の上昇は、経済の先行きリスクと受け止められており、内容次第では、3月FOMCでにおいて、0.5%の急速な利上げがなされるのではないかという、利上げペースへの警戒感を再燃させることになりそうです。 また、このところ、新たなリスクオフ材料として、地政学リスクが台頭してきました。新疆ウイグル自治区及び台湾問題では米中対立、ウクライナ危機を巡っては米ロ対立と、それぞれ火種を抱えており、とりわけウクライナ問題は、戦争に発展してもおかしくないメジャーなリスクとなりつつあります。 16:00 トルコ12月失業率 22:30 米1月消費者物価指数 22:30 米週次新規失業保険申請件数 22:30 米週次失業保険継続受給者数 28:00 メキシコ中銀政策金利 28:00 米1月月次財政収支
おはようございます。ダメおやじです。 昨日は株高・金利上昇・原油続落で、ドル円は115.05から115.62まで上昇、クロス円も連動で、ポンド円は156.72、豪ドル円は82.65まで上昇でした。 金利高でユーロドルは続落、ポンドドルは金利差からやや上昇、資源国通貨で株価連動型の豪ドルは原油続落ですが株高で、またユーロやポンドに比べて上昇が出遅れており、ようやく先週高値付近まで来ました。 さて、今週に入り動きは緩慢で、市場ごとに流れが変化し、東京高は欧州で売られNYで戻すなど、逆も然りです。 私は東京オープンで売買を決めて、今日が買いならば買いのみ、売りならば売りのみのトレードしかせず、買いも売りも利を取ろうとしたら往復ビンタに遭いそうな相場です。 買い?売り?どちらか、分からないときは移動平均線20で流れを見てうなっています。本当は様子見がいいのですがね。 昨日はユーロと豪ドル、ドル円が日柄変化日で、目先高値を付けたかもしれませんが、豪ドルだけは本日は買いを示唆。ポンドは本日が変化日です。 やや円安・ドル安で動いている感もあり、ポンドも豪ドルも上下に揺れているので、狙うのならユーロ売りかもです。 *変化日:サイクル理論でドル円は6〜8日と10日、ユーロは7〜8日と10〜11日、豪ドルは8日と11日、ポンドは3〜5日と9〜10日となっています。 <本日の経済指標など>独貿易収支16:00 <本日の相場の波動>突込み買いの日 逆に高来は吹き値売り方針良し ・ドル円:上値115.8・116、下値114.8。買い115.45・115.33・115.2。売りなら115.6・115.68損切り浅めで。 ・ポンド円:上値156.7・157、下値155.7。買い156.23・156。売りなら156.62・156.8損切り浅めで。 ・ポンドドル:上値1.358、下値1.348。買い1.3525・1.354。 ・ユーロドル:上値1.144、下値1.138・1.134。成り行き売り。 ・ユーロ円:上値132.5・132、下値131.15。買い131.82・131.72・131.57。売りなら131.98・132.13損切り浅めで。 ・豪ドル円:上値82.8・83.2、下値82。買い82.4・82.3。 ・豪ドルドル:上値0.717、下値0.71。買い0.714。 上記のレートは、トレード手法「XP5.10とんがりハンター&まるがりハンター」を利用して提示していますが、業者間のレートやスプレッドが違います。また、相場が急変した時はレート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは4時間足・日足など、また資金管理に応じて、各自で設定をお願いします。XP5.10とは、移動平均線5と10がクロスしたところが指値のポイントです。とんがりハンターとはボリンジャバンド5σ2のとんがったところで、ここも指値のポイントとなります。
昨日のドル円は欧州タイムに入ってから114円台に向けて下落しました。しかしNYタイムに変わるころには115円付近で下げ渋り、どっちつかずの展開となっています。先週まで大きく上昇していたユーロドルは、1.1450付近で上昇にブレーキがかかっています。昨日はロシアのウクライナ侵攻の可能性に関するヘッドラインが流れ、地政学的リスクが上昇していると思われ、ユーロに歯止めがかかったのではと思われます。 さて、ロシアによるウクライナ侵攻の可能性について、早ければ数日中に侵攻が開始されるかも知れませんし、外交による解決の道も残されているかも知れないという、不安定な状況となっています。ウクライナ国境周辺にはロシア軍10万人が集結しているようで、一触即発の様相を呈してきました。もし最悪な事態となれば、まずはユーロが売られることになると思われますが、全面的にリスク回避相場となってドル円やクロス円も下落することになるのではと考えます。 もちろんすぐには侵攻など発生せず、外交努力によって解決に向かう可能性もあるため、先週までのようにECBのタカ派路線に変更によるユーロ買いが継続する可能性も捨てきれません。ただし、不安要素がでてきている状況ではリスク選好相場にはなりにくいため、本日は基本的にはレンジ内での値動きとなるのではと考えます。 指標イベントとしても本日は目立った指標発表はありません。ユーロドルについては、先週から大きな流れが変わり始めたところでの地政学的リスクの高まりにより、トレードしにくい状況になりつつあると感じています。ロシア軍の侵攻開始、もしくは撤退などのニュースが出るまでは、様子見ベースで構えておくか、すでに買いポジションを持っている場合はストップを浅めにしておくのが良いのではないかと思います。押し目待ちのスタンスくらいが丁度よいのかも知れません。
【HOT CURRENCY ユーロドル 1.1380〜1.1550】 4日の米国株はまちまち、NYダウ21ドル安(-0.06%)、ナスダック219ポイント高(+1.58%)でした。為替市場はドル高。 米1月雇用統計は、非農業部門雇用者数46.7万人増(予想15.0万人増加)、失業率4.0%(予想3.9%)、平均時給5.7%(予想5.2%)と強い結果。 米雇用が強かったことを受け、スタグフレーション懸念は若干後退した模様です。米金利は上昇し、米10年債利回りは一時1.93%と、約2年ぶり高水準まで上昇しました。 WTI原油価格は一時92ドル台まで上昇。2/1時点IMM円ショートは60,640枚へ減少。 本日は目立った材料はありません。今週は10日(木)米1月消費者物価指数(CPI)に注目が集まっています。 投資戦略はユーロドル押し目買い。1.13台後半から買って行きたいところです。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
既に一部の競技は始まっているようですが、本日より北京オリンピックが本格的にスタートします。夏のオリンピックが延期となり、昨年開催されたことから夏のオリンピック直後に冬が開催されるというなかなか見ない事態です。徐々に報道が過熱することで、その大会自体が盛り上がってくることでしょう。日本勢の活躍が楽しみです。 【本日の指標】 本日は雇用統計の発表予定。予想は15万人増と絶対数としては大きくない数値が予想されています。既に水曜日に発表されたADP雇用統計では雇用数が大幅マイナスの数値を見せるなど、この数値が現実的なものとなれば金融正常化を目指すFRBにとっては頭の痛い状況が続くと予想されます。日本時間、ロンドン時間前半はこの雇用統計を見据えての静かな相場となるでしょう。NY時間朝一の本指標は注目です。 【本日の戦略】 FRBによる量的緩和政策の解除の方向性や、今後の利上げなどが示されてから1週間とちょっと。今週もドル円はどちらともつかずの上下動を繰り返すことになりました。いわゆる雇用統計前の様子見か、本日はその発表時間までは静かな相場となることでしょう。 この米国主導の金融政策の副産物の一つであるのが昨今報道各紙上を騒がせている原油高。かつてコロナ禍において1バレルあたり30ドルを切ることもありましたが、昨日は90ドル台での取引で、実に2014年以来の大幅な高値を示す事になりました。コロナからの回復による実需増といった安易に想像できるものではなく、その裏には脱炭素の世界的潮流によって新たな設備投資が行われないなどの要因や、ロシアによるウクライナ危機によってロシアからヨーロッパへの天然ガス輸出が制限される危機が勃発している要因など、簡単にはその問題が解決せず高止まりの恐れもある状況が続いています。 当然石油化学製品への価格転嫁は一般市民の生活コスト増、ひいては物価指数上昇などが連想され、ますます金融引き締めに回るというシナリオが考えられます。後者のウクライナ危機はまさに今現在進行形で発生しており、外相会談などで解決策を導き出そうとしておりますが、こちも出口が見えない状況。実際に衝突などの危機が勃発すればこれもまた相場への大きなインパクトとなるでしょう。 いずれにせよ今日の相場は様子見です。まずは雇用統計の結果を見て今後の米国における金融政策の行方を占いたいところです。
昨日は米・1月ADP雇用統計の予想外に弱い結果等を受けドルが弱い動きが継続し、ドル円は114.16円の安値を付け、ユーロドルは1.1330ドル、ポンドドルは1.3589ドルの高値を付けました。 クロス円はユーロ円は底堅い動きも前々日の高値には届かず、ポンド円は155.44円まで上昇しました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 09:30:豪・12月住宅建設許可件数 19:00:欧州・12月卸売物価指数 21:00:BOE政策金利発表 21:45:ECB政策金利発表 22:30:米・新規失業保険申請件数 24:00:米・1月ISM非製造業景況指数 昨日のドル円は東京時間は114.60円台〜114.80円付近で推移も欧州時間は114円台前半へ下落、NY時間も114.10円台〜114.40円台で上値の重い動きでした。今日軟調な動きとなると114円付近〜113円台後半への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると114円台後半へ上昇できるか見たいです。 昨日のユーロドルは東京時間は概ね1.1270ドル台で推移し欧州時間1.13ドル台へと上昇、NY時間は序盤1.1330ドルの高値を付けるもその後は1.1290ドル台〜1.1310ドル台とやや上値重い動きでした。今日堅調な動きとなると1.13ドル台中盤へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.12ドル台中盤への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、前日に続いて円とドルが力関係上弱い位置を維持し、「リスク選好型」に近い位置関係での推移となりましたね。 円軸、ドル軸でしっかり動きや強弱が見えるため取引は比較的行いやすく、現在の力関係が週末の雇用統計に向けてどのように変化していくかに注目したいところ。 このような中で今日はユーロ圏消費者物価指数速報、米ADP雇用者数、グラベルBOC副総裁講演、米週間原油在庫統計のほか、米企業決算などが予定されており、特に夕方の欧州勢参入後からNY市場にかけての力関係、短期トレンド変化次第で、取引のチャンスも出てくるかと思います。 また今週は週後半にBOE、ECB政策金利発表や雇用統計が予定されているため、今から週末を見据えて無駄なポジションは極力減らしておくとともに、取引する際には注文を分散させて1注文あたりの数量を減らし弾幕を張るような取引方法を採用するなど、事前に自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで取引したいですね。 ではまず月曜から通うまでの力関係変化を対円変動率で見てみると、火曜はNZDが0.64%、AUDが0.60%、CHFが0.33%、GBPが0.30%、EURが0.01%、CADが-0.11%、USDが-0.32%となっていて、力関係は【NZD>AUD>CHF>GBP>EUR>JPY>CAD>USD】という形に。 月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【AUD>EUR>CAD>NZD>CHF>GBP>JPY>USD】でしたから、NZドルが強い位置に変化したこと、カナダドルが弱い位置に変化したこと、円、ドルが弱い位置を維持していることなどが見てとれます。 続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日から今朝の動きを受けてドル円、カナダドル円が下向き、その他のクロス円は上向きとなっていて通貨ペアによってリスクが低い方向が違います。 そのため今後は円を軸とした動きを見ておくと取引機会を見つけやすく、ここから円売りの動きが強まればカナダドル円以外のクロス円はロングのチャンスに。この場合は力関係上強いものを買って円を売る形が低リスク。 逆に再び円が強い位置に変化した場合には短期トレンドが悪化して、ドル円やカナダドル円はショートのチャンスになりますし、その他も下向きのものが出てきてショートのチャンスに変化します。この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスクですね。 個人的には昨年から1年以上取引してきて利益を出し続けている豪ドル/米ドルロングを継続。今週は上昇して決済が続いており利益がしっかり出ています。 戦略としてはこれまで通り0.74〜0.72、0.72〜0.70のように0.02幅でゾーンを決めていて、下は0.60までカバーできるように資金管理済み。基本この0.02刻みゾーンを基準にして、上げた場合下げた場合のシミュレーションをしておき、取引方法は弾幕を張るように、1回あたりの注文量は少な目に、その分注文箇所は多く配置。 ゾーン的には0.70を割ると安全性が高く稼ぎやすいのでそのゾーンでは注文量を増やせるよう、資金管理とピラミッディングを行っています。また決済はこれまで同様15pipsで高回転を継続です。 それでは、今日も一日頑張りましょう!
みなさんこんにちは、斉藤学です。 【前日の結果】 ・ダウ平均 35131.86(+406.39 +1.17%) ・日経平均 27250.00(+580.00 +2.17%) ・金・ゴールド 1796.40(+9.80 +0.55%) ・原油・WTI 88.15(+1.33 +1.53%) 【経済指標】 特になし 【本日の戦略】 <ドル円は115円付近を維持> 週明けのドル円は堅調な推移が続き、一時115.60円まで上値を伸ばす場面もありました。高値では戻り売りに押され、一時115円を割れる場面もあったものの、114円台では買い支えが入りすぐ115円台へ戻しています。特に悪材料は出ていないので、調整程度の売りと思われます。 米10年債利回りは1.784%とほぼ変わらず、株高による円安が期待できるので次第に買戻しが入ると予想しています。 <資源国通貨に注目> 一方、クロス円は全体的に上昇、全面高となったドルストレートや株高によるリスクオンムードが買い材料に。 通貨別には、原油高を受け豪ドルへの買いが強まりました。同じ資源国通貨であるNZドルやカナダドルはそれほど上昇していないので、出遅れ通貨としてチェック。昨晩の原油は88ドル台乗せ、このまま続伸あるいは高止まりが続けば、自然と各資源国通貨は連れ高となるでしょう。 【経済指標】 ★★★★ 24:00 (米) 1月ISM製造業景況指数 前回:58.7(58.8) 予想:57.5 ★★★ 24:00 (米) 12月建設支出(前月比) 前回:0.4% 予想:0.6% 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 114.50〜115.80↑ ・ユーロ円 128.60〜130.00↑ ・ポンド円 154.30〜155.50↑ ・豪ドル円 81.00〜82.00 ↑ ・ユーロドル 1.1170〜1.1280→ ・ポンドドル 1.3400〜1.3520↑ ・ドルスイス 0.9220〜0.9330↑ 【通貨の強さ】 豪ドル>ポンド>ユーロ>ドル 【注目通貨】 ・豪ドル(原油の年初来高値更新)
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