兵ブロガーバックナンバー(2022年03月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2022年03月

2022/03/31

ダメおやじさん

ドル円は黒田ライン125を起点に戻り売り

おはようございます。ダメおやじです。

年度末になり、桜も満開、お別れと新年度への挨拶回りがスタートします。

相場は荒れる3月に入ってから、FRBの利上げやインフレ高でドル高が進み、ドル円はレジスタンスライン115円をブチ抜いて垂直揚げで大きく動き、最後は日銀が金利上昇を懸念して、指値オペレーションで無制限に国債を買入れ、黒田ライン125円で反転しました。

日本は赤字財政、国債利払いだけでも年間約9兆円、金利急騰になれば潰れてしまう恐れから、日銀が国債買入れで金利高を防いでいます。国債の約半分は日銀が占有しています。

さてドル円ですが、月足では2011年を起点として75円〜125円をエリオット波動1波とすれば3波は100円〜150円が見えてきます。

週足では2020年3月を起点とすれば126.2円が5波終了で115.7〜116.6円までの下げが計算されます。この115.7をダメおやじライン(黒田ラインにもじって)売りで取れたらと思っていますが、取らぬ狸の皮算用かもです。

本日は、東京市場では年度末、明日は新年度、そして海外では週末のポジション調整で荒れるかもですが、ドル円クロス円は下向き、欧州通貨は月末月初要因で買われるかもです。ロンパチ(16時頃)、ロンドンFix(夜中0時から)には注意です。
 
<本日の相場の波動>目先のポイントをつくる日
 
・ドル円:上値122.5・123.1、下値120.6。売り122.11。
 
・ポンド円:上値161.2、下値158.8。売り160.8・161.6。買いなら160。
 
・ポンドドル:上値1.32、下値1.307。売り1.3187・1.315・1.3141。買い1.313。
 
・ユーロドル:上値1.123・1.12、下値1.106。買い1.1133・1.111・1.107。売りなら1.118。
 
・ユーロ円:上値137・137.7、下値134.8。買い135.7・135.3。売りなら136.4。
 
・豪ドル円:上値92.8、下値90.8。売り91.8・92.15。買いなら91.25。
 
・豪ドル:上値0.754、下値0.744。売り0.7515。買いなら0.7497・0.7485。
 
上記の提示レートは、トレード手法「XP5.10とんがりハンター」を利用して提示していますが、業者間のレートやスプレッドが違います。また、相場が急変した時は提示レート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは4時間足・日足など、また証拠金維持率など資金管理に応じて、各自で設定をお願いします。XP5.10とは、移動平均線5と10がクロス(X)したところが指値のポイント(P)です。とんがりハンターとはボリンジャバンド5σ2のとんがったところで(チャートの95%が収まる理論的高値や安値)、ここも指値のポイントとなります。

2022/03/30

しーさん

2つの大きな動き

今週に入ってからドル円は一段と大きく動くことになりました。日銀は10年国債にて指値オペを実施し、従来通りの緩和策を踏襲してドル円は一気に125円まで上昇。円は最弱の通貨として全方面で売られる状態になっていましたが、昨夜は円買い方向への動きが顕著となりました。

またロシアとウクライナに関して動きがあり、ユーロの買い戻しにつながりました。何度も繰り返されている停戦協議について、ウクライナの中立化に向けて進展があったことや、ロシア側は攻撃縮小を提案するなどの報道を受けてユーロドルは1.1000付近から一気に100pips以上上昇しました。

最も買い戻しが激しかったのがEUR/AUDです。3月上旬に一度底をつけたあと1.5300から再び下落していましたが、1.4500付近で二番底をつけて再上昇しました。こちらはユーロドルが上昇した同じ時間帯に1.4700から1.4900付近まで200pipsほど急上昇しており、目をつぶって買えば儲かるという入れ食い状態だったように感じました。

ロシアとウクライナの戦争が決着すれば、ひとまずこれまでの値動きの逆行が発生することになるでしょう。最もボラティリティが期待できるのがユーロだと思われるので、ユーロの買い戻しでついていくのがよさそうです。もちろん戦後処理やロシアの出方次第では欧州の生活に影響が出るでしょうから、長期的にユーロ買いが続くとは考えにくいですが、一時的な買い戻しが発生している間に買い回転するのが良いかと思います。

ロシア関連以外では、世界的に引き締め路線に転換している中で、相変わらずの緩和路線にとどまっている日本は当分売られる状況が続くことでしょう。ドル円のボラティリティも久しぶりにあがっているため、押し目を待ってから買い、再び125円を目指すのも面白いと思います。

2022/03/29

ZEROさん

日銀連続指値オペを通知

【HOT CURRENCYドル円 123.00〜125.00】

28日の米国株は上昇、NYダウ94ドル高(+0.27%)、ナスダック185ポイント高(+1.31%)でした。為替市場は円が乱高下。

長期金利を抑え込めなくなった日銀は、31日まで異例の連続指値オペを通知。これを受けて円が大暴落となりました。

ドル円は一時125円台まで急騰する場面がありました。その後は激しい乱高下となりました。

世界的にインフレ圧力が強まる中で、長期金利を抑え込む政策に無理が生じました。今後は長期金利の目標を引き上げていくと思われます。

ドル円・クロス円は昨日の乱高下にて上下のストップロスを一掃した格好です。値動きが軽くなるため、週末まで乱高下が続くでしょう。

投資戦略はポンド円戻り売りとします。それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2022/03/28

とあるエンジニアKさん

望まれる停戦合意

コロナが始まって丸2年が経過し、再び桜の季節がやってきました。1年で一番ウキウキする季節ですね。一昨年は空振りのような桜であった記憶。昨年の自粛の中で迎えた桜でしたが、今年も完全解除とはいかないのは残念な限り。来年こそはと思いをはせつつ今日も日々を過ごしたいと思います。

【本日の指標】

本日は目立った指標発表はなく、指標で動く一日とはならない見込みです。

【本日の指標】
ドル円の上昇が止まることなく続いていますが、そのきっかけとなったロシアによるウクライナ侵攻は未だ継続中です。

停戦を巡っては本日からトルコにおいて4度目の停戦交渉となるようですが、今までの状況から鑑みるに期待はさほどできないと見ております。

ウクライナ側の戦況としては主要都市はロシアによる爆撃によって甚大な被害を被っており、西側諸国の多大な援助にも関わらず厳しい状況にあるとの報道。

一方でロシア側も緒戦の損耗によって惨憺たる状況であるとの見方もあり、人道的観点からも即時の停戦が望まれるところでありますが、振り上げた拳はなんらかの成果が無い限りは下ろすことはできないのでしょう。相場の観点からは、既にその影響は一回りも二回りも終わり、次なる「停戦」を巡って動くことになるか。特に資源相場は攻め手のロシアが多くを持ち、制裁を科している欧州側が多くを欲していることから、複雑な状況を作り出しており、現にヨーロッパ諸国では民間の電気代が数倍に跳ね上がるなどの生活への影響が発現している模様です。

大国による停戦に向けた合意形成のサポートが期待されるところですが、欧米や日本などの自由民主主義諸国と、ロシアや中国などの独裁的な国家の対立というかつての冷戦構造を彷彿とさせるような対立構造を生み出す恐れもあり、新たな世界基準が生まれようとしている瞬間を迎えているようです。

ドル円買いは巻き戻しを恐れつつ継続とします。

2022/03/25

しましまさん

円安の流れ更に進む、ドル円2015年12月以来の122円台付ける

昨日も円安の流れは止まらず、ドル円はNY時間2015年12月以来の122円台を付け122.41円まで上昇しました。

クロス円も堅調な流れが継続し、ユーロ円は2018年2月以来の高値134.62円、ポンド円は2016年5月以来の高値161.41円、豪ドル円は2015年8月以来の高値91.97円を付けました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

16:00:英・2月小売売上高
18:00:独・3月IFO企業景況感指数
23:00:米・2月住宅販売保留指数
23:00:米・3月ミシガン大学消費者態度指数・確報値

昨日のドル円は、東京時間121円付近〜121円台中盤で推移し欧州時間は121円台中盤で底堅い動き、NY時間は2015年12月以来の122円台へ乗せ122.41円の高値を付けました。今日も堅調に推移すると122円台後半〜123円へ上昇できるか見たいです。一方、反落の動きとなると121円台後半〜中盤への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは1.0960ドル台〜1.1010ドル台で上値の重い値動きでした。今日堅調な動きとなると1.10ドル台中盤へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.09ドル台後半〜中盤への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2022/03/24

為替見習さん

欧州勢参入後の力関係、短期トレンドとウクライナ関連報道・要人発言に注意

昨日の為替相場は、前日に続いて円が力関係上弱い位置で加速するとともに、オセアニアも強い位置で推移して典型的「リスク選好型」に近い位置関係が続きましたね。円の弱さは相当なもので、少し戻してもまた円売りという状態が続いていますので、取引するうえでは安心感もあるとは思いますが、深追いやポジションの偏りすぎには注意したいところ。

ウクライナ情勢に関してはここ最近相場への影響が落ち着いているような感じですし、その点でも取引に安心感があるものの、寝ている間に急変動の可能性もありますので、計画的な取引を除いて、日をまたぐようなポジションは極力減らしておきたいところ。

このような中で今日は夕方以降スイス中銀政策金利発表、ドイツ製造業・非製造業PMI速報、ユーロ圏製造業・非製造業PMI速報、英製造業・非製造業PMI速報、米耐久財受注、新規失業保険申請件数のほかG7やEU首脳会議、NATO緊急首脳会議などが開催され、バイデン米大統領が出席することもあり要人発言にも注目したいところ。

また取引する際には注文を分散させて1注文あたりの数量を減らし弾幕を張るような取引方法を採用したり、取引する際には極力早い決済を心がけて無駄なポジションを残さないようにするなど、事前に自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで取引したいところです。

ではまず火曜から水曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、水曜はAUDが0.82%、CHFが0.62%、NZDが0.52%、CADが0.41%、USDが0.34%、EURが0.15%、GBPが-0.06%となっていて、力関係は【AUD>CHF>NZD>CAD>USD>EUR>JPY>GBP】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【NZD>AUD>GBP>CAD>EUR>CHF>USD>JPY】でしたから、オセアニアが強い位置を維持していること、スイスが位置を上げたこと、ポンドが弱い位置に変化したこと、円が弱い位置を維持していることなどが見てとれます。

続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日から今朝の動きを受けて全体的に上向きとなっていますので、現状は円売りの動きが出ればロングのチャンスになりやすい状態。この場合は力関係上強いものを買って円を売る形が低リスク。

逆に円が強い位置に変化した場合はポンドが早い段階でショートのチャンスに。その他も変動率が1%を超えてくると短期トレンドが下向きになる通貨ペアが増えます。この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスクですね。

個人的には2019年から取引してきて利益を出し続けている豪ドル/米ドルロングを継続。今週は豪ドルの強さで決済が続いていてしっかり利益が出ています。

戦略としてはこれまで通り0.74〜0.72、0.72〜0.70のように0.02幅でゾーンを決めていて、下は0.60までカバーできるように資金管理済み。基本この0.02刻みゾーンを基準にして、上げた場合下げた場合のシミュレーションをしておき、取引方法は弾幕を張るように、1回あたりの注文量は少な目に、その分注文箇所は多く配置。

ゾーン的には0.70を割ると安全性が高く稼ぎやすいのでそのゾーンでは注文量を増やせるよう、資金管理とピラミッディングを行っています。また決済はこれまで同様15pipsで高回転を継続です。

それでは、今日も一日頑張りましょう!

2022/03/23

斉藤学さん

円安株高の地合いと予想

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【前日の結果】
・ダウ平均   34807.46(+254.47 +0.74%)
・日経平均   27490(+420 +1.53%)
・金・ゴールド 1921.5(-8.0 -0.41%)
・原油・WTI   111.76(-0.36 -0.32%)

【経済指標】
★★★
23:00 (米) 3月リッチモンド連銀製造業指数 前回:1 予想:2 結果:13

【本日の戦略】

<為替は大幅に円安が進む>

昨日のドル円は断続的にまとまった買いが入り120円台乗せ、その後一気に121.04円まで上値を伸ばしました。前日にパウエルFRB議長が、各会合ごとに利上げをしていく方針や場合によっては0.5%の利上げを示唆したことが買い材料に。日本国内では、黒田日銀総裁が引き締めに転じるという憶測を否定したことも、121円乗せの後押しとなりました。米10年債利回りは2.386%へ上昇しており、本日もドル買いの地合いが続くと予想しています。

<オセアニア通貨への買いが目立つ>

一方、クロス円の方もドル円に連れ高となって、+1〜2%超上の全面大幅高。通貨別には、商品相場の上昇でオセアニア通貨への買いが強く、豪ドル円90.62円、NZドル円84.56円と年初来高値を更新しました。買いの勢いは強く、下がっても買い支えの入る流れとなるでしょう。

【経済指標】
★★★★★
21:00 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
★★★
23:00 (米) 2月新築住宅販売件数(年率換算件数) 前回:80.1万件 予想:81.5万件

【本日の予想レンジ】
・ドル円   120.50〜122.00↑
・ユーロ円  133.00〜134.50↑
・ポンド円  159.00〜161.00↑
・豪ドル円  90.00〜91.50 ↑
・ユーロドル 1.0950〜1.1100↓
・ポンドドル 1.3200〜1.3350↑
・ドルスイス 0.9250〜0.9400↑

【通貨の強さ】
ドル>豪ドル>ポンド>ユーロ

【注目通貨】
・ドル(米利回りの続伸と追加利上げ期待)

2022/03/22

為替研究所さん

ドル円120円突破。相場の「定石」が崩れる可能性

今週はついにドル円が120円の大台も超えました。120円を超えたのは2015年のアベノミクスで円安・株高が続いていた時以来のことで、正直「ついにここまで来たかあ」と感慨深い水準です。

一昔前であればここまでの円安ドル高水準になれば、そろそろアメリカ側から何かしらかのけん制発言が入って落ちる展開になりやすかったのですが、ただ今この環境ではアメリカもまずはインフレ退治を最優先している感じがあり、ロシアへの経済制裁の「返り血」として資源や食料価格が高止まりすることがほぼ確定している現在においては自国通貨高が有利になる面も大きいことから、これまでのような「牽制」すらなくドル高が歓迎され、そのまま上がっていく可能性もあり、なかなか悩ましいなと思っています。

また今はドル高の面もある一方で、円安という側面もかなり強く、これについては各国がインフレへの警戒から金融引き締めを図り出している中、日銀は相変わらず緩和一点張りなことも関係していると考えられます。この日銀の緩和姿勢についても、これまでであれば「引き締め観測とか出ても実際にはやるわけがないから、それで円高になったら逆張り」みたいな感じで見ていたのですが、ただ資源や食料を輸入に頼っていることも考えると、円安がこれまでのように歓迎され続けるとも考えづらく、本当に引き締めモードに転換するのも実はそう遠くないのではないかと思っており、その点からも読みづらいなと思っています。

このように、普段であれば「ここまでドルが高くなればそろそろ牽制が来る」とか、逆に牽制が来ないのであれば「日銀が引き締めるわけがないからこのままドル円は上がる」とか考えられたのが、そのどちらも今この環境を考えると続かない可能性があり、これまでの相場の「定石」が崩れる可能性が高まってきているのではないかと見ております。

ドル円については、120円の次は125円の次の節目で、かつ過去の推移を見ていても非常に重要なラインとなりますが、ただ今の環境ではここから売るのが危険なのは論を待たない一方、買うにしてもさすがに高値圏に来ており、短期トレードや積立以外ではやりづらいなというのが今時点の感覚です。

2022/03/21

為替太郎さん

市場に落ち着き。株高と急速な円安進む

日銀は17日と18日開催の金融政策決定会合において、現在の量的・質的金融緩和政策の継続を決定しました。これは事前の市場の予想通りの結果であり、為替相場にはほとんど影響を与えませんでした。

とはいえ、ロシア、ウクライナ間の交渉が進展しない情勢を受けて、原油先物相場が上昇するなど依然として不安定な展開が続いており、金曜に発表された2月の全国消費者物価指数でも、生鮮食品を除く総合指数で前年同月比0.6%の上昇となりました。

アメリカの金利先高観が主導して、ドル円ではこのところ急速に円安ペースが速まっており、ドル円は、先週ついに119円台まで円安が進行。さらにドル円の上昇観測が強まっています。

こうしたインフレリスクの高まりと本格的な円安の進行は、市場環境が従来と大きく変わっていることを示すとともに、これが一時的なものなのか、構造的なものなのか、市場でも議論が分かれています。

これに対して、先週の株式市場は極めて堅調な展開となり、ダウは5日続伸で1カ月ぶり高値となるなど、ウクライナ情勢を睨みつつも材料出尽くし感もありむしろ市場は安定してきました。

東京市場では3連休を前にして、積極的に上値を追う展開にはなりにくく、やや上値の重い感はあったものの、金曜日の日経平均株価もダウと同じく5日続伸でした。

木曜には懸念されていたロシアのデフォルトが目先で回避されたこともリスクオンの材料になっています。

いずれにせよ、今日は東京市場が休場であり、これといった材料も予定されていないことから、ひとまずアジア時間に為替市場に大きな動意が出てくる可能性は高くないですが、ウクライナ情勢を巡っての進展次第では、海外時間になって地政学リスク主導での値動きが出て来る可能性もあります。

ひとまず、チャート的には、株もドル円もロングということになるのでしょうが、実際にはトレンドやテクニカルというよりは、現在は材料を注視したい局面です。

テクニカルメインがダメというわけではないのですが、今のように材料次第で流れがひっくり返る可能性がある局面では、チャートだけで入るとリスクがあると思います。レバレッジやリスク管理にはいつも以上に慎重に取り組みたいところです。

16:00 独2月生産者物価指数
17:30 香港2月消費者物価指数
19:00 ユーロ圏1月建設支出

2022/03/18

ダメおやじさん

株高・円安・ドル安、リスクオン継続だが!

おはようございます。ダメおやじです。

米FOMCを転機に株高・円安・ドル安が続いています。

昨夜はBOE英金融政策があり、予想通り利上げ0.25%でしたが、利上げ回数を明記できず、ポンドは下落。

市場(ヘッジファンドや投資家などを含む)は、予想通りでは納得せず、意気消沈した様子で、売られていくか、どうなるかです。

来週は押し目買いになりそうですが、ドル円日足が大陽線に陰線をはらんだハラミ線を形成しており、相場の転換暗示しており、本日、どうなるかに注目です。

<本日の相場の波動>押し目買いの日 但し大上放れした時は見送れ

・ドル円:上値119.3、下値118。買い118.3。売り118.77。

・ポンド円:上値157.4、下値155。買い155.2。売り156.4。

・ポンドドル:上値1.324、下値1.306。買い1.313。売り1.318。

・ユーロドル:上値1.118、下値1.1013。買い1.1075。売り1.1128。

・ユーロ円:上値132.7、下値130.3。買い130.8。売り131.7。

・豪ドル円:上値88.3、下値86.3。買い87.2。

・豪ドル:上値0.742、下値0.728。買い0.7362。

上記の提示レートは、トレード手法「XP5.10とんがりハンター」を利用して提示していますが、業者間のレートやスプレッドが違います。また、相場が急変した時は提示レート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは4時間足・日足など、また証拠金維持率など資金管理に応じて、各自で設定をお願いします。XP5.10とは、移動平均線5と10がクロス(X)したところが指値のポイント(P)です。とんがりハンターとはボリンジャバンド5σ2のとんがったところで(チャートの95%が収まる理論的高値や安値)、ここも指値のポイントとなります。

2022/03/17

しーさん

FOMCを終えて

今週は米債利回りが2.000%の壁を越えて2.150%付近まで上昇しており、ドル円は週初から118円台へと上昇しました。ドル円としてはリスク回避はどこ吹く風といった感じで、ひたすら強いドル、弱い円の構図が強まっているように見えます。

昨夜未明のFOMCで事前予想通り0.25%の利上げが実施されました。今年中に残り6回の利上げ目標が設定され、1.75%まで継続的に引き上げられることになりそうです。さらに2023年には2.75%までの利上げ見通しとなったことを受けてドル円やクロス円は続伸。ドル円は2016年末の高値である118.65円を上抜けて、一時119円台まで上昇しました。バランスシートの縮小も次回5月から開始を示唆したこともあり、ドルが強い状態はしばらく続きそうです。

ロシアとウクライナでは停戦交渉が続いている中でも攻撃が行われているようで、悲惨な状況は変わっていないようです。ウクライナが中立協議に同意したとの報道により一部進展はあるようですが、これだけ攻撃されたウクライナと、これだけ兵力を突っ込んだロシアが完全決着に至るにはまだまだ時間がかかるのではないでしょうか。対円ではユーロ円やポンド円が上昇していますが、ポンド関連の指標として本日21時にMPC後の政策金利の発表があります。MPCでも前回に続いて0.25%の利上げが予想されており、ポンド円は引き続き堅調に推移するものと考えられます。対ドルで見ると、ポンドドルの日足チャートはいくつかのテクニカルが底打ちからの反発を示唆しており、ポンドドルでも買い狙いが有効かも知れません。

停戦交渉の行方やロシア軍の動きによっては、急速にリスク回避からの回復することも視野に入れておき、ユーロの買い戻しの可能性も検討しておきたいと思います。

2022/03/16

ZEROさん

FOMC結果・パウエルFRB議長会見に注目

【HOT CURRENCY 117.00〜119.00】

15日の米国株は上昇、NYダウ599ドル高(+1.82%)、ナスダック367ポイント高(+2.92%)でした。為替市場はFOMC結果待ちで方向感が定まりませんでした。

米2月卸売物価指数(PPI)前年同月比は+10.0%(予想+10.0%)、コア前年同月比は+8.4%(予想+8.7%)でした。

ドル円は、118円を挟んで乱高下したものの底堅く、118円台前半で引けました。

円相場は、資源・エネルギー価格上昇→経常赤字懸念→円安のスパイラルが起きており、安全通貨と見られていません。

リスク回避時には、米ドルやスイスフランが、安全通貨として物色されています。

ウクライナ侵攻を受けた対ロシア制裁(SWIFT排除など)は不可逆的に見えます。西側諸国とBRICs+反米国家の分断が進んでいます。

今晩はFOMC結果・パウエルFRB議長会見に注目が集まっています。利上げ幅は0.25%が濃厚です。

FOMC通過後(利上げ開始後)のドル相場の動きに注目です。

投資戦略はドル円押し目買いとします。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2022/03/15

とあるエンジニアKさん

絶好調ドル円

連日のウクライナ報道の陰に完全に隠れるようにして北京パラリンピックが終わりました。かつてのギリシャ時代ではオリンピック期間とその前後での休戦が、近代オリンピックにおいても五輪休戦決議があり、平和の祭典として象徴されてきましたが、残念なことにそれは果たすことなく冬のオリンピック期間を終えることになりました。次なる冬のオリンピックは4年後のイタリアですが、平和のうちに開催されることを切に願います。

【本日の指標】
基本的には明日発表されるFRBの利上げ幅に注目が集まっている場面で、さほど目立った取引はないのではと見ております。本日は米国において物価指数の発表がちらほら。指標自体はさほどインパクトがないものですが、FRBによる利上げの旗印の一つとしては物価指数の上昇が挙げられる為、その数値が顕著に表れることになれば利上げ幅を連想することとなり、多少なりとも相場に影響を与えるものと思われます。

【本日の戦略】
既にロシアによるウクライナ侵攻から2週間が経過。幾度となく停戦の会談が設けられたようですが、いずれも不調に終わっており、なかなか先が見えない状況です。戦況としてはウクライナに対する各国からの援助があるものの、ロシアが軍事力で押している模様。

一方でロシア国内は経済制裁の影響を受け、物価上昇やルーブル下落などの国民生活に大きな影響を与えております。また、資源国家であるロシアからの輸出が途切れる、途絶えることを懸念しての原油価格高騰をはじめとして、各種資源価格の乱高下は現実の問題として始まっており、我々の生活に対してもガソリンの値上げだけではなく、電気代や食費などの値上げにつながるとの報道もあり、過去の例も鑑みるとそれは間違いなさそうです。

そんな中絶好調で上昇中なのがドル円。116円半ばの壁を突破したのが金曜日でしたが、金曜日と週明けの月曜日を挟んでついには118円に到達しました。東京・ロンドン・NYの3つの相場で上昇一辺倒、巻き戻しの様子もなく、各種報道には119円の文字も見られました。実に5年ぶりの水準です。既報の通り今日明日NY時間中に開催されるFOMCで利上げは確実であり、かつてのドルを買って円を売るキャリートレードの再来が彷彿とされます。このドル円上昇の行方を語るには現段階ではなんとも言えず、相場をただ眺めるのみです。

2022/03/14

しましまさん

ドル円2017年1月以来の117円台付ける、更なる上昇となるか注目

先週11日は翌週にFOMC政策金利発表を控えドル円が大幅上昇し、欧州時間に2017年1月以来の117円台を付け、NY時間には117.36円の高値を付けました。

ユーロドルは欧州時間にプーチン大統領の「ウクライナとの話し合いで一定の前向きな変化があった」との発言を受け1.1043ドルまで急伸するも、NY時間は軟調な動きとなり1.0902ドルの安値を付けました。

先週11日のドル円は東京時間116円台後半へ上昇し欧州時間は117.06円まで、NY時間も堅調な動きで117.36円の高値を付け117.30円で引けました。今日も堅調な動きとなり現在117.70円台で推移していますが、ここからまだ上昇の動きとなると118円台に乗せ118円台前半へ上昇できるかみたいです。一方、反落の動きとなると117円台前半への下落が考えられます。

先週11日のユーロドルは東京時間1.09ドル台後半〜1.10ドル台前半、欧州時間は1.09ドル台中盤〜1.1040ドル台で推移、NY時間は軟調な動きとなり1.09ドル付近まで下落し1.0913ドルで引けました。今日軟調な動きとなると1.08ドル台後半〜中盤への下落が考えられます。一方、堅調な動きとなると1.09ドル台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2022/03/11

為替見習さん

欧州勢参入後の力関係、短期トレンドとウクライナ関連報道に注意

昨日の為替相場は、力関係においてオセアニアやカナダが強い位置に来たことで、再び「リスク選好型」に近い位置関係となりましたね。ただ欧州系通貨は弱い位置にきており、ウクライナ情勢の影響がみられるうえ、円、ドルの位置を見ても完全なリスク選好型とはなっていません。

ウクライナ情勢に関しては相場への影響がある程度あるものの、ここ数日の動きを見ていると、先週、先々週に比べると少し保ちあいのような場面が見られたり、動きが出ても戻しが入りやすくなったりと、次の材料待ちといったような雰囲気も見られます。

このような中で今日は夕方以降英国の鉱工業生産、独消費者物価指数確報、カナダの雇用統計、米ミシガン大消費者信頼感指数速報などの発表が予定されていますし、週末ということもあり調整の可能性も考慮して相場を見ていきたいですね。

また取引する際には注文を分散させて1注文あたりの数量を減らし弾幕を張るような取引方法を採用したり、取引する際には極力早い決済を心がけて無駄なポジションを残さないようにするなど、事前に自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで取引したいところです。

ではまず水曜から木曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、木曜はAUDが0.88%、NZDが0.70%、CADが0.88%、USDが0.28%、CHFが-0.18%、GBPが-0.46%、EURが-0.49%となっていて、力関係は【AUD>NZD>CAD>USD>JPY>CHF>GBP>EUR】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【EUR>USD>GBP>NZD>JPY>CHF>AUD>CAD】でしたから、弱い位置にあったカナダと豪ドルが強い位置に変化したこと、強い位置にあったユーロやポンドが位置を落としたことなどが見てとれます。

続いて9時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日から今朝の動きを受けてユーロ、ポンドが下向き、スイスがフラット、その他は上向きとなっていて、通貨ペアによってリスクが低い方向が違います。

そのため今後は円を軸とした動きを見ておくと取引チャンスが見つけやすく、ここから円売りの動きが出ればロングのチャンスになる通貨ペアが増えますので、この場合は力関係上強いものを買って円を売る形が低リスク。

逆に円が強い位置に変化した場合はショートのチャンスになる通貨ペアが増えます。この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスクですね。

個人的には2019年から取引してきて利益を出し続けている豪ドル/米ドルロングを継続。今週は下落したあと戻しが入って新規と決済がバランスよく約定しています。

戦略としてはこれまで通り0.74〜0.72、0.72〜0.70のように0.02幅でゾーンを決めていて、下は0.60までカバーできるように資金管理済み。基本この0.02刻みゾーンを基準にして、上げた場合下げた場合のシミュレーションをしておき、取引方法は弾幕を張るように、1回あたりの注文量は少な目に、その分注文箇所は多く配置。

ゾーン的には0.70を割ると安全性が高く稼ぎやすいのでそのゾーンでは注文量を増やせるよう、資金管理とピラミッディングを行っています。また決済はこれまで同様15pipsで高回転を継続です。

それでは、今日も一日頑張りましょう!

2022/03/10

斉藤学さん

株高で円安の地合いと予想

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【前日の結果】
・ダウ平均    33285.36(+652.72 +2.00%)
・日経平均    25405.00(+600.00 +2.42%)
・金・ゴールド  1988.20(-55.10 -2.70%)
・原油・WTI   108.70(-15.00 -12.13%)

【本日の戦略】

<為替はユーロ中心に上昇>

昨日は株高の地合い、独DAX指数が+7.92%になるなど欧州株が牽引し、米国株も連れ高となりました。ロシアが人道回廊設置のため、首都キエフなど5都市で「限定的停戦」に入ったことが買い材料に。まだリスクが去ったわけではないので安心する場面ではないのですが、直近でテクニカル的に売られすぎだったこともあって、急速に買い戻されています。

為替は円安が進み、ドル円は115円台半ばから一時115.96円まで上昇しました。米10年債利回りは1.934%へ上昇、来週の米利上げを前に買い継続と予想します。一時2060ドルの高値を付けていた金が-55ドル安と急反落したことも、ドル高をサポートするでしょう。

通貨別にはユーロがとりわけ大きく上昇、対ドルで1.1095、対円も128.46円の高値を付けています。警戒感は残っているものの、株高による円安が期待できるので、対円中心に上値追い継続と見ています。

<米2月CPIの発表に注目>

今晩は、米インフレ指標である2月消費者物価指数(CPI)に注目。前月比の方が前回0.6%に対し予想0.8%と上昇予想なので、予想通りであればドルは一段高になると思われます。

【経済指標】
★★★
22:30 (米) 2月消費者物価指数(CPI)(前月比) 前回:0.6% 予想:0.8%

【本日の予想レンジ】
・ドル円   115.20〜116.50↑
・ユーロ円  127.50〜129.20↑
・ポンド円  152.00〜154.00↑
・豪ドル円  84.20〜85.50 ↑
・ユーロドル 1.1000〜1.1150↑
・ポンドドル 1.3120〜1.3300↑
・ドルスイス 0.9200〜0.9350↑

【通貨の強さ】
ユーロ>ポンド>ドル>豪ドル

【注目通貨】
・ユーロ(売られすぎによるショートカバー)

2022/03/09

為替研究所さん

相場の全体的な動きの概観

今週の相場については、ウクライナ情勢について新しい情報はそんなにありませんでしたが、全体的にはリスクオフの方向に行っており、金価格は2000ドルを超えて上昇、原油価格もロシア産原油の禁輸報道を受けて一時期130ドル超への上昇(その後実際にアメリカが禁輸を発表)、株価指数は下落という感じになっております。

ただし為替相場の方はそんなにリスクオフ感がないというか、どちらかといえば「先週までの行き過ぎの調整」みたいな感じになっており、先週まで強かった豪ドルが弱く、逆にユーロがこういう状況でクロス円でもドルストレートでも上昇基調にあります。

こういう動きがちぐはぐな時は、最終的にどちらかの方向によることが多いのですが、ただ今は状況が状況だけにどちらに寄るかは全く読めないなという感覚です。

ただ今時点だとやはりドルについては頭一つ抜けて買いやすい通貨であるのは間違いないと思っており、というのも仮に今後ロシア・ウクライナ情勢が緊迫化しても「有事のドル買い」要素があり、金融政策についても引き続き引き締め方向に向かうことが明言され(インフレを懸念するのであれば当然)、さらにいえばアメリカはロシアに頼らずともエネルギーを確保できる資源大国(原油・天然ガスともに世界1位)、軍需品としても世界最高品質というように、何がどう転ぶにしても経済面での被害も一番少なそうな国で、そういう点でリスクオフの円買いと比べてどちらが大きいかはケースバイケースだとは思うものの、中長期でドルは買う方向で考えるしかないのかなとは思っており、他だと同様に米経済の強さから米株が下がってきた時に仕込んでいくのもありだと思います。

また私のメイン通貨の豪ドル/NZドルも昨日は急落して一時1.065割れまで行きましたが、これについても上で書いたように単純にポジションの調整なのか、上昇トレンドが終了して下落トレンドに移行するのか、いまいち分かりづらいという感覚はあります。

ただし大きな日足陰線が続いて下落というこの通貨ペアの流れが変わる時の「第一段階」の動きはしており、またテクニカル的にはダブルトップからのネックライン割れにも見えることから、今後も下落が続いて1.06を割った状態で週を終えるようなことがあれば、いよいよ下落トレンドへの転換を見てもいいかもしれません。

2022/03/08

為替太郎さん

底が見えないリスク回避の株安とユーロ売り

かなり昔、軍事緊張の緩和期待で株式市場が暴落したスターリン暴落という局面があったと聞きます。同じロシア発の暴落でも、今回は戦争による暴落であって、それとは逆パターンです。
 
先週金曜日のアメリカの2月雇用統計は非農業部門の雇用者数が67万8000人増と市場予想を上回りましたが、地政学リスクの原油価格の高騰を受けて株式市場の軟調は止まりません。
 
株式市場は、急落からはじまり、もはや暴落と言っていいレベルまでの株安が進んできました。全面的なリスク回避の高まりで、為替市場もまたドル高、ユーロ安相場になっています。
 
アメリカがロシア産原油を輸入停止するとの報道で、原油価格は急騰し、ウクライナの原子力発電所がロシア軍に制圧されたとの報道もリスクオフを強め、週内ドル円は115円台半ばから一気に115円を割り込むまで下落する場面もありました。
 
もっとも今日は115円台前半を回復しています。
 
ユーロドルは節目である1.10を大きく割り込み1.08台前半まで下落。直近のチャートはかなり激しい下げ足になっています。
 
対円でもユーロ円は一時125円付近まで円高が進み、ユーロの底値が見えない状況が続いています。
 
さらに、昨夜のダウは、ロシアとウクライナの停戦交渉に進捗がないことや、対ロシア制裁に関する法案が合意されたと伝えられたことで再びリスクオフが強まり、終値で797.42ドル安となりました。
 
これを受け日経平均株価は今日も大きく下げて始まっており、ついに日経平均株価は、2万5000円を割り込み、2万台前半へ下落が現実のものになりました。場合によっては、コロナショック後高値を消していく展開にもなるかもしれません。
 
さらに下落するかは今回のウクライナ戦争が持続的な景気後退を誘発するかどうかにかかっているのだと思いますが、もともとネックだった物価上昇圧力を戦争が原油高の形で強めそうなのは懸念すべき材料です。
 
ロシアとウクライナの停戦交渉への進展は直近ではなかなか期待を持ちにくいと思われます、今のパニック的な地合いが、いつまで続くのか。
 
その終わりは今日時点ではまだ見通せない状況にあります。
 
09:30 豪2月 NAB企業景況感指数
14:00 2月景気ウオッチャー調査
14:00 1月景気先行指数
14:00 1月景気一致指数
16:00 独1月 鉱工業生産
18:30 南ア10-12月期GDP
19:00 ユーロ圏10-12月期GDP
22:30 カナダ1月貿易収支
22:30 米1月貿易収支
24:00 米1月卸売売上高

2022/03/07

ダメおやじさん

ユーロ売り・ドル円買い

おはようございます。ダメおやじです。
 
先週はウクライナ情勢でロシアが原発破壊する報道から欧州全体に放射能拡散される懸念で、ユーロ売りが加速しました。
 
相場はかねがね世界基軸通貨のドルの案配で動いており、ユーロドルとドル円は逆相関にあると言われています。
 
ユーロドル月足を見ると、1年上昇、2年下落のサイクルで動いており、ドル円はこの逆の動きをしています。今年はユーロドル下落2年目に入り、ユーロドル売り・ドル円買いを想定しています。
 
相場はいつどうなるかわかりませんが、1つの目安を持ってトレードに臨むことは大事と思います。
 
本日の予想は下記の通りです。週間予想も記事にありますので。ご覧下さい。今週も頑張って行きましょう。
 
<本日の相場の波動>人気に逆行して動く
 
・ドル円:上値115.8、下値115。売り115.5・115.7。
 
・ポンド円:上値155、下値153.8・153.3。売り154.25・154.45。
 
・ポンドドル:上値1.34、下値1.327。売り1.336・1.339。
 
・ユーロドル:上値1.112、下値1.1。売り1.1075・1.11・1.112。
 
・ユーロ円:上値128.6、下値127.3。売り127.9。
 
上記の提示レートは、トレード手法「XP5.10とんがりハンター」を利用して提示していますが、業者間のレートやスプレッドが違います、また、相場が急変した時は提示レート通りにはならないのでご注意ください。特にストップは4時間足・日足など、また証拠金維持率など資金管理に応じて、各自で設定をお願いします。XP5.10とは、移動平均線5と10がクロス(X)したところが指値のポイント(P)です。とんがりハンターとはボリンジャバンド5σ2のとんがったところで(チャートの95%が収まる理論的高値や安値)、ここも指値のポイントとなります。

2022/03/04

しーさん

盛況な豪ドル

ロシアとウクライナの2回目の停戦協議は、ウクライナ側の到着が遅れたことで3日に開催されることになりました。しかし成果は得られず、3回目の交渉が数日後に行われることに合意した模様です。停戦協議中でもロシアの攻撃は止むことはなく、ロシアは譲歩しない構えを見せています。引き続き交渉は難航することは明白で、早期決着の見通しは難しくなってきたように見えます。

ロシア国内の株式市場は停止されたままですが、海外の取引所で取引されているロシア企業の株価は大きく下落しており、時価総額が66兆円以上も減少したとのニュースがありました。ルーブルも大暴落しており、プーチン大統領はここまでの経済的ダメージを予想していたかどうかはわかりませんが、ロシア企業や国民にとってはマイナスの方が大きいとしか思えません。

このまま徹底抗戦を続けるのか、いち早く損切りして復活を目指すのか、まるで為替トレードでマイナスポジションを持ったときのような状況に思えてなりません。欧州としては、ロシアに天然ガスの元栓を握られているため、今後も影響を受けることは必至だと考えられ、ユーロやポンドはしばらく軟調が予想されますが、ここに来て盛況なのが豪ドルです。ロシア侵攻の影響から遠い南半球の豪ドルに資金が流れていることで、豪ドルが上昇しているようです。

豪ドル円は、これまでの高値ゾーンであった84.00〜84.20円を上抜けて84円中盤まで上昇しています。次のターゲットは2021年10月の高値である86.00円が見えてきました。米FRBの利上げについても、ロシア侵攻によって3月の利上げ幅は0.5%ではなく0.25%になるだろうとトーンダウンしており、株価にとってはプラスとなって豪ドルが買われている面もあると思われます。

為替をトレードする上ではどんな出来事もドライに受け止め、影響や流れを見極めて淡々とトレードできるようになりたいものです。

2022/03/03

ZEROさん

パウエル議長0.25%利上げ示唆

【HOT CURRENCY ドル円 115.00〜116.00】

2日の米国株は上昇、NYダウ596ドル高(+1.79%)、ナスダック219ポイント高(+1.62%)でした。為替市場はユーロが軟調、資源国通貨が堅調。

パウエルFRB議長は「0.25%の利上げを提案、指示へ傾いている」と発言しました。3月FOMCでの小幅な利上げを明確に示唆しています。

3月FOMCでの0.50%利上げ確率はほぼ消滅、米国株は大幅上昇となりました。

WTI原油は一時112ドル台まで上昇、カナダ中銀の利上げも絡み資源国通貨が堅調でした。

ユーロ圏2月消費者物価指数・速報値は前年同月比+5.8%(予想5.4%)、コア前年同月比+2.7%(予想+2.5%)でした。

ウクライナ情勢を受けてユーロが軟調なのは市場の想定通りですが、イメージ以上に上値の重い値動きでした。

投資戦略は豪ドル円押し目買いとします。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2022/03/02

とあるエンジニアKさん

ウクライナ情勢にもFRB政策は変わらずか

3月が始まって急に春らしくなりました。日差しは春のそれですが、風が吹くと未だ冬のような寒さを感じますが、それでも一歩一歩春が確実に近づいてくるなと感じます。

【本日の指標】
今週末は米国において雇用統計が発表されますが、本日はその前哨戦であるADP雇用統計が発表されます。前回はオミクロン株の流行というファクターで雇用はさほど伸びないとの事前予想がありましたが、結果としては雇用大幅増が発表され、米国におけるFRBの利上げ戦略を後押ししたのは既報の通りです。

相場としては利上げは既定路線であり、織り込み済みか。多少の雇用増では大きく動かない相場なのでしょうが、発表数値自体の変動によるサプライズには注意したいところです。また、NY時間にはFRBのパウエル議長による議会証言が予定されており、ここ最近発言発言の機会がなかった彼にとって直接的発言は相場を動かす要因になり得る場面です。ウクライナ情勢やそれに関連する経済状況について言及があるかもしれません。

【本日の戦略】
連日のように報道されているウクライナ情勢。ロシアが侵攻を開始してから既に1週間以上が経過し、多種多様なニュースが連日発信されております。かつて当該国の公式発表に対する真否について、疑わしい場合にそれを裏付ける、あるいは覆す材料は時間が経過するにつれて徐々に共有されるものでしたが、それがすぐに発信されるのがこの時代の戦争の特徴なのかもしれません。また、その発信自体が大統領のような国のトップから一市民に至るまで可能であり、写真や動画が大きなインパクトを持って世界に配信されるのは興味深いことです。

さて相場を眺めると、相変わらず原油市場が高止まりしていますが、株価は当初の大きな反応から立ち直ってきているように見受けられます。停戦などこの状況を抜け出す具体的な合意があるならば巻き戻しが始まるのでしょうが、まだまだ先が見えないのが今の状況。西洋諸国が連携してロシアに対して種々の経済的制裁を実施しようとしており、ロシアルーブルやロシア株価に対して深刻な影響を与え、GDPの減少などで非常に暗い未来しか見えません。ロシアを制裁することは資源高騰と表裏一体であり、エネルギー企業などの株価に影響を与える見込みです。

かたやドルや円の動きは限定的で、インフレを迎えようとしている、あるいは迎えたとも言える米国経済にとっては今回の紛争で直接的な影響はさほど大きくはない模様。今後もFRBによる政策は特段大きな変更はないでしょう。その裏付けが前述の議会証言となるか。今晩の証言と相場の反応に注目です。ドル円売り戦略は変わらずとします。

2022/03/01

しましまさん

ユーロ安値から反発、今日はRBA政策金利発表や米2月ISM製造業景況指数等に注目

昨日はロシアのSWIFT排除発表を受けリスクオフのスタートとなるも、ウクライナとロシアの協議への期待等から反発の動きも見えるなど、引き続きウクライナ情勢をめぐり神経質な動きとなりました。

ユーロドルは先週の終値1.1272ドルから大きくギャップダウンしてのスタートとなるも、欧州・NY時間は上昇し1.1246ドルの高値を付けました。ドル円はNY時間株価の下落等を受け軟調な動きとなり114.86円の安値を付けました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

12:30:RBA政策金利発表
22:00:独・2月消費者物価指数
22:30:加・12月GDP
22:30:加・第4四半期GDP
23:45:米・2月製造業購買担当者景気指数
24:00:米・2月ISM製造業景況指数

米・2月製造業購買担当者景気指数は57.5、米・2月ISM製造業景況指数は58.0の市場予想です。

昨日のドル円は下に窓を開けるもすぐ115.70円台まで上昇し東京・欧州時間は115.40円台〜115.70円付近で推移、NY時間は軟調な動きとなり終盤114.86円の安値を付けました。今日も軟調な動きとなると114円台中盤への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると115円台中盤へ上昇できるか見たいです。

昨日のユーロドルは先週の終値1.1272ドルから大きく下に窓を開けてのスタートとなり東京時間は1.1140ドル台〜1.1190ドル台で推移、欧州時間は1.1230ドル付近まで上昇しNY時間は1.1180ドル付近〜1.1240ドル台での推移となりました。今日堅調な動きとなると1.12ドル台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.11ドル台後半〜中盤への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。