昨日の為替相場は、ドルが力関係上強い位置から弱い位置に変化したものの、円が弱い位置で推移し続けたこともあって全体的に堅調な相場となりましたね。 また欧州系通貨の強さも先週末の状況を引き継いでいることから力関係はかなり明確で、取引するうえでは好都合といった印象の1日でした。 今日のイベントとしては豪小売売上高、カンリフBOE副総裁議会証言、米S&Pケース・シラー住宅価格指数、シカゴ購買部協会景気指数、リッチモンド連銀製造業指数、消費者信頼感指数と夜に米指標が多く予定されています。 今年に入ってから円軸ドル軸の動きが明確な状態が続いているので、NY時間に入る前の力関係を把握しておき、その上で指標の発表でどう変化するか、というところを重点的に見ておくと取引チャンスが見つけやすいかもしれませんね。 ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、月曜はGBPが0.87%、CHFが0.46%、EURが0.44%、CADが0.21%、NZDが0.08%、AUDが0.04%、USDが-0.12%となっていて、力関係は【GBP>CHF>EUR>CAD>NZD>AUD>JPY>USD】という形に。 先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【USD>CAD>EUR>GBP>CHF>NZD>AUD>JPY】でしたから、ドルが弱い位置に変化したこと、円やオセアニアが弱い位置を維持していること、欧州系通貨が強めの位置を維持していることなどが見てとれます。 続いて8時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日の動きを受けてドル円がフラット、クロス円は上向きとなっており、現状は円売りの動きが出ればロングのチャンスになりやすい状態。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。 逆にここから円が買われる展開に変化すればドル円はショートのチャンスに。クロス円も対円変動率が1%程度を超えるような下落になってくると、短期トレンドが下向きになるものが出てきてショートのチャンスに変わります。この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形が低リスクですね。 取引するうえでのポイントとしては、昨日も円軸ドル軸の動きが明確なので、まずは力関係を把握したうえでそれが上記のイベントでどう変化するか。その点を見ておけば低リスクかつ高リターンの通貨ペアが見つけやすくなります。 その上で取引する際は極力当日決済して無駄なポジションを残さないようにも注意したいところ。計画的に仕込んでいくような場合は別ですが、来週に日銀会合や雇用統計があることも考えると、今週はできるだけ自分で消せるリスクは徹底的に消しておきたいところです。 それでは、今日も一日頑張りましょう!
みなさんこんにちは、斉藤学です。 【先週末の結果】 ・ダウ平均 32816.92(-336.99 -1.02%) ・日経平均(CME)27350(-30 -0.11%) ・金・ゴールド 1817.10(-9.70 -0.53%) ・原油・WTI 76.32(+0.93 +1.23%) 【経済指標】 ★★★ 22:30(米)1月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比) 前回:5.0%(5.3%) 予想:5.0% 結果:5.4% ★★★★ 24:00(米)2月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 前回:66.4 予想:66.4 結果:67.0 【本日の戦略】 <インフレ期待でドル高に> ドル円は堅調に推移、NY時間に入ると上値を伸ばし、一時136円台半ばまで上昇しました。米1月PCEデフレーターが前年同月比で5.4%と予想5.0%を上回ったことで、インフレの強さが確認できたことがドル買い材料に。さらに、その後発表された米2月ミシガン大学消費者態度指数確定値が67.0と前回値66.4から上方修正されたことも受け、継続的なドル買いが入ってそのまま高値圏で週末を迎えています。米10年債利回りは3.9%台へ上昇していることから、本日もドルへの買いが続くと予想します。 対照的に、株式市場ではNYダウが-336ドル安と急落、再びドル高株安の地合いになってきました。ドル高が米IT・ハイテク株の決算に悪影響を及ぼすため、米国株への売りが続くと予想。逆に日本株は円安にサポートされるので、下げ幅は小さいでしょう。 <クロス円も連れ高> クロス円も連れ高、ドル円以外のドルストレートが全体的に下落したことでドル円ほどではありませんが、こちらも買い優勢で週末を迎えました。 通貨別には、前日に予想より利下げ幅の低かったトルコリラ円が前日比+1.7%高。メキシコペソ円も前日比+1.2%高と連れ高になっています。ユーロ円とポンド円もやや強い動きとなりましたが、豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨は商品価格がドル高の影響を受けるため上値は重いと見ます。 【経済指標】 ★★★ 22:30(米)1月耐久財受注(前月比) 前回:5.6% 予想:-3.9% ★★★ 22:30(米)1月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) 前回:-0.2% 予想:0.1% 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 135.80〜137.30↑ ・ユーロ円 143.40〜144.80↑ ・ポンド円 162.40〜163.80↑ ・豪ドル円 91.00〜92.50 → ・ユーロドル 1.0450〜1.0590↓ ・ポンドドル 1.1830〜1.2000↓ ・ドルスイス 0.9350〜0.9500↑ 【通貨の強さ】 ドル>ユーロ>ポンド>豪ドル 【注目通貨】 ・ドル(米利回りの上昇とインフレ期待)
今回は今週2/22(水)にあったRBNZ結果と、それを受けての豪ドル/NZドルについて解説したいと思います。 2/22のRBNZは利上げ幅は市場予想通りの0.5%でしたが、以下の理由によりNZドル高となりました。 ・市場予想は0.5%利上げが多かったが、サイクロンの影響で利上げ幅を落とすのではないかという予想もあった ・声明文が予想以上に強気であった RBNZの声明について重要ポイントとしては ・政策金利を引き続き引き上げる(PDF版の方の予想では2023年末時点で5.5%まで引き上げているもの) ・サイクロンの金融政策への影響を評価するのは時期尚早で、今時点では中長期的な影響として金融政策の見通しを大きく買えるものではない ・サイクロンの影響もあり、今後数週間で一部の商品の価格が急騰する可能性が高い ・今年のGDP低下、失業率上昇を予想 ・インフレ抑制は早ければ早いほど全体的なコストが低くなる ・利上げ幅は0.5%か0.75%で検討したが、11月に比べると環境が改善されていることから0.5%を選択 といった辺りだと思っており、RBAが「本音では利上げしたくないんだろうなあ」という感じが節々にあったのに対して、RBNZは痛みを覚悟しながらも利上げを続け、まずはインフレ抑制を最重視する点が明確に感じました。(RBAもインフレ抑制が最優先とは書いていますが、他の部分の書きぶりや0.25%の上げ幅等が全体的に腰が引けてる感じがある) この結果を受けてNZ2年債利回りは大きく上昇し、豪2年債利回りとの差が拡大し、豪ドル/NZドルも1.09台まで下げてきたものの、2年債利回り差の拡大具合を考えるともう一段階下げても違和感はないかなと思っておりますが、逆に言えばそれでも1.09台でしつこく粘られるようだと、まだ豪ドル/NZドルとしては上げ基調が続いていると言えそうです。 ちなみにこの通貨ペアはトレンド転換は大体300pips以上の反発・反落なので、今でいうと1.075の節目辺りがトレンド転換の境目と見ております。
一昨日は、昨日は米2月製造業・サービス業PMIの速報値が市場の事前の予想を上回る結果となり、アメリカ経済には依然として高いインフレリスクが存在していることが示されました。これにより、アメリカの10年債利回りの上昇などもあり、株安、ドル高の流れとなりました。 これに対し、昨日のニューヨーク市場は、FOMC議事要旨が最大の材料でした。現地時間の午後に公表されたFOMC議事要旨では、0.25%の利上げだった1月31日及び2月1日のFOMCで、0.5%の利上げを支持する声もあったことが明らかになり、FRBのタカ派的な見方が明らかになりました。 もっとも、直近の経済指標の強さ、とりわけ雇用統計で示された労働市場のタイトさを見る限り、その意見が出ることに関しては大きなサプライズはないと判断されます。そのため、市場の受け止め方も冷静でした。 もっとも、米10年債利回りが上昇もあり、積極的なリスクテイクがなされるような場面ではなく、株式市場はさえない展開でした。ダウは、終値で84.5ドル安と続落、S&P500も0.16%安となり4営業日の続落でした。 今日の東京市場は、天皇誕生日で休日で、株式市場は開いておらず、外国為替取引も動きがやや小さくなっています。おそらく、今日は夜の米GDPまでは様子見になりそうです。 もっとも、基本的には、アメリカの経済の強さに裏付けられた日米金利差を背景として、中期ではドル高目線が市場の雰囲気になっています。 雇用統計等をはじめとする経済指標に、はっきりとしたアメリカ経済の減速の兆候が確認できない限り、ドル高ムードには変化が生じにくいといえます。 雇用統計は、実体経済に対して、ある程度遅効性があると言われますが、PMIは比較的、実体経済の反映が早い指標と見られています。今週出たPMIの強さを見る限り、まだまだ、円安局面が反転しそうな雰囲気ではありません。 もっとも、このところのCPIはほぼ市場の予想通りの物価上昇率の低下を示していることもあり、現在のところ、インフレ抑制はFRBの目論見から外れた状態ではありません。よって、少し前の150円をターゲットとするドル安からは、まだかなりの距離があります。 14:00 シンガポール1月消費者物価指数 17:30 香港1月消費者物価指数 18:30 南ア1月卸売物価指数 19:00 ユーロ圏1月消費者物価指数 22:30 米四半期実質GDP 22:30 米四半期GDP個人消費 22:30 米四半期コアPCE 22:30 米週次新規失業保険申請件数
おはようございます。ダメおやじです。 昨日は米経済指標が好調でドル高で動き、ドル円は134.13円から135.22円まで約1.1円の上昇、ポンド円はPMIが良好で161.43円から163.75円まで約2.3円の上昇、ユーロドルはPMIが予想より悪く1.0698から1.0637まで約60pips下落、株価や資源連動型の豪ドル円は株価下落で93円から92.36円まで下落でした。 米経済指標は良好ですが株価は経営的には小売り大手の決算が不調、利上げの長期化などで続落中です。 当然、為替はリスク回避のドル買い+高金利のドル買いで動いています。 本日もドル買いの動き、明日の東京株式休場の手仕舞いが出るかもとユーロが底堅い感じで要注意です。 週中日、頑張りましょう。 <本日の経済指標等>10:00NZ政策金利・23日4:00米FOMC議事録 <本日の相場の波動>強象日 押し目買い方針 <本日の日柄変化日>ポンド・豪ドル <本日の戦略レート> ・ドル円:買い134.79・134.62・134.45・134.33(損切り134.15)利食い135.25・135.6・135.8・136。売りなら135.18・135.24(損切り135.62)小幅利食い買い場まで。 ・ポンド円:買い162.96・162.66・162.46・162.22・161.9(損切り161.1)利食い164・164.25・164.85・165.3・166.55。売りなら163.66・164(損切り164.3)小幅利食い買い場まで。 ・ユーロドル:売り1.06568・1.0668・1.0676(損切り1.0694)利食い1.0628・1.06045・1.0596・1.0582。 ・豪ドル円:売り92.6・92.65・92.7・92.88(損切り93.2)利食い92.1・91.6。買いなら(損切り91.9)。 本日の戦略レートについては、6時頃にチャートを見て予想して書いていますので、予想と違う動きの時にはノートレをお願いします。なお損切りや分割利食いは、各自でも設定をお願いします。
昨日はプレジデンツデーのためNY市場は休場でした。久しぶりに値動きの少ない相場だった印象ですが、最近は1日に数円動くことがしばしばあったため、たまには穏やかな状態があるとホッとします。反面、ボラティリティが少ないためにデイトレーダーにとってはじれったい相場だったかも知れません。 ドル円の日足チャートを見てみますと、先週金曜日に135円台にタッチしたものの上ヒゲの長い陽線を示現しており、昨日は値幅が少なく十字線に近い形となりました。75日移動平均線が垂れ下がってきており、134円台では上値が重く下落に転じる可能性が考えられるため、ドル円は押し目を待つか、下落に乗って短期売り狙いをするのが良いと思います。 132円前半から131円後半まで下落してくれると、次の買いポジションのエントリがしやすくなると考えていますが、はたして135円を天井にしたレンジ相場となるのか、一旦下落後に再浮上して137円を目指すのか、今後の米指標の結果などを確認していきたいところです。 本日は米国の休場明けで活気が戻ってくると思われますが、欧州タイム以降は米国だけでなく様々な指標発表が相次ぎ、日本時間の夜遅くには米国債の入札があります。ここ数週間は米2年債がドル円の上昇を牽引してきていましたが、債権が反落すればドル円も下落しやすくなるでしょう。最近は再び連動性が高くなってきているようなので、米債利回りの値動きを見ながらドル円の方向感を探していきたいと思います。
【HOT CURRENCY ドル円 133.80〜135.20】 17日の米国株は下落、S&P500種11ポイント安(-0.28%)、ナスダック総合68ポイント安(-0.58%)でした。為替市場は序盤ドル高が進行したものの引けにかけ反落。 ドル円は米1月雇用統計以降、強い米経済指標が続いたことを受け、一時135円まで上昇しました。今週もドルじり高の流れが続きそうです。 本日はNY市場が休場となっており、目立った材料がありません。ドル円は134円台での揉み合いを予想しています。 24日(金)には植田次期日銀総裁候補の所信聴取、1月全国消費者物価指数、米1月PCEデフレーターが発表される予定です。 短期的にはイベント結果に左右される相場が続きそうです。 中期ではYCC撤廃のタイミングで円高、1カ月程度で落ち着き円安へ戻って行くと予想しています。 YCC撤廃のタイミングが重要になるため、国内の消費者物価指数に注目しています。国内のコアCPIが4%台で推移すれば、早期のYCC撤廃に迫られそうです。 投資戦略は本日は動きにくいとみて様子見とします。それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
毎日寒い日々が続きますが、気がつけば2月も半ば。梅のつぼみなどで春の到来が待ち望まれます。また、別の意味で早く春の到来を待ち望むのは電気代。ウクライナ情勢によってLNGの価格高騰、そして燃料調整額の高額化・・・オール電化の我が家にとっては昨年比でひどい状況に陥っています。多少の節電は焼け石に水のようで、あわててかつて使っていた灯油ストーブを用意しました。そのパワーは絶大で、灯油の臭いと共に子供の時の幸せな記憶を呼び覚ましてくれました。 【本日の指標】 英国における小売売上高等が発表されておりますが、それらの指標が相場に対して影響を与える可能性は低いと考えております。 【本日の戦略】 ドル円ですが、じわじわと円安方向に傾きつつあります。今思うと2月最初の雇用統計における2.5円ジャンプがきっかけなのかもしれません。大きな方向性は米国における金融政策、すなわち金融動向が握っているようですが、今週火曜日に発表された米国における1月の消費者物価指数は前年同月比5%をこえる伸びを見せており、相場参加者が思っている以上に米国におけるインフレは根強く、金利上昇が長引くという市場参加者の感覚を呼び起こしています。 今週明らかとなった日銀新総裁人事については上下同どちらのファクターもあり、なんとも言いがたいところか。まずは直近のFOMCが次なるポイントかと思いますが、次回は3月21日とまだ1ヶ月以上先ですが、相場は次なる利上げが0.25%か0.5%かの幅で揺れ動いている模様。一方の円側としては、先日明らかとなった日銀総裁の新総裁は若干のサプライズであるのに加え、タカ派ハト派いずれの面もあるため明確にいずれかに振れることはないと見ております。週の戦略ではドル円買いとしておりますが、このまま継続で様子を見たいと思います。
昨日は米・1月小売売上高や米・2月NY連銀製造業景気指数等の強い結果を受けドル買いが進み、ドル円は134円台へ上昇し134.36円の高値を付けました。 ユーロドルは1.0661ドルの安値を、ポンドドルも1.1990ドルまで下落、他通貨もドルに対し軟調な動きでした。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 09:30:豪・1月新規雇用者数/1月失業率 22:30:米・1月住宅着工件数/1月建設許可件数 22:30:米・2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 22:30:米・1月卸売物価指数 22:30:米・新規失業保険申請件数 昨日のドル円は、東京時間は132円台中盤〜133円台前半、欧州時間は133円台前半〜中盤で底堅く推移、NY時間は堅調な動きで134円台へ上昇し134.36円の高値を付けました。今日も堅調な動きとなると134円台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。一方、反落の動きとなると133円台中盤への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは、東京時間は1.07ドル台中盤から前半へ下落、欧州時間は1.07ドル台前半で上値重く推移、NYは軟調な動きで1.0661ドルまで下落しました。今日軟調な動きとなると1.06ドル台前半への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると1.07ドル台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、注目された米CPIが強い結果となってドルが買われたことに加えて、円が前日のまま力関係上弱い位置で加速して単独して売られたこともあって、ドル円クロス円ともにしっかり値を伸ばす展開となりましたね。 為替のニュース等ではCPIの影響でドル円のことに言及されているものが多いかもしれませんが、力関係を見るとポンドや豪ドルが強い状態でドル円以上に伸ばしていますので、今日も重要イベントは押さえたうえで力関係変化をしっかり見ておくことで、より低リスク高リターンの通貨ペアを把握したいところ。 今日のイベントとしてはロウRBA総裁議会証言、英消費者物価指数・小売物価指数・生産者物価指数、ユーロ圏鉱工業生産・貿易収支、米NY連銀製造業景気指数・小売売上高・鉱工業生産・対米証券投資、カナダの住宅着工件数、ラガルドECB総裁討論会での発言などが予定されていますので、これらのイベント前後の力関係変化には注目したいところ。 特に今週は月曜火曜と円軸の動きがかなり明確なので、今日もまずは円を軸に相場を見ておき、円が弱いままなら力関係上強い通貨を買って早い手仕舞いで取っていくのが良さそうです。 ではまず月曜から火曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、火曜はGBPが0.94%、AUDが0.88%、EURが0.69%、CADが0.57%、USDが0.54%、CHFが0.45%、NZDが0.26%となっていて、力関係は【GBP>AUD>EUR>CAD>USD>CHF>NZD>JPY】という形に。 月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【AUD>NZD>GBP>CHF>EUR>CAD>USD>JPY】でしたから、円が弱い位置で加速していること、豪ドルやポンドが強い位置を維持していること、NZドルやスイスが位置を落としたことなどが見てとれます。 続いて8時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日の動きを受けてドル円クロス円ともに上向きとなっていますので、現状は円売りの動きが出ればロングのチャンスになりやすい状態。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。 逆にここから円が買われる展開に変化して対円変動率が1%程度を超えてくると、短期トレンドが下向きになるものが出てきてショートのチャンスに変わります。この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形が低リスクですね。 取引するうえでのポイントとしては、重要イベント前と発表後の力関係を重要視し、複数のシミュレーション(特に円軸、ドル軸の動きも明確になった場合)をしておくこと。その上でシミュレーションのどれかに沿った動きが出れば攻める、出なければ様子見する、といった形で自分の行動を明確に考えておくと良いですね。 また今日取引できなくても力関係変化を見ておくことで週末にかけてチャンスを見つけやすくなりますし、今週は円を軸とした動きがどうなっているかだけでも最低おさえておくようにしたいところです。 それでは、今日も一日頑張りましょう!
みなさんこんにちは、斉藤学です。 【前日の結果】 ・ダウ平均 34245.93(+376.66 +1.11%) ・日経平均(CME) 27720.00(+115.00 +0.42%) ・金・ゴールド 1863.50(-11.00 -0.59%) ・原油・WTI 80.14(+0.42 +0.53%) 【本日の戦略】 <ドル円、クロス円とも円安が進む> 週明けのドル円は買いが続き、NY時間には一時132円台後半まで上値を伸ばしました。その後は、米10年債利回りが3.719%へ低下したこともあって132円台前半へ戻したものの下値は限定的。買い優勢の中、高値圏で今晩の米CPI発表を迎えることとになるでしょう。 クロス円も連れ高、各通貨ペアとも前日比+1%超上昇しました。特に材料は出ておらず、円安が進んだ形に。次期日銀総裁の植田氏起用に関し、次第に期待感が高まってきたようです。通貨別には、原油価格が80ドル台を回復していることから、豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨への買いが入りやすいと予想します <米1月CPIに注目> 今晩は、市場の注目度が高い米インフレ指標である、米1月消費者物価指数(CPI)が発表されます。この指標が今後の米利上げ判断を予測する材料となるため、発表後はドルを中心にボラティリティの高まることが予想されます。 米1月CPIは、前月比で前回-0.1%に対し0.5%と改善予想。コア指数も前月比前回0.3%に対し0.4%と再びインフレが進む予想となっており、予想通りであればドル買いで反応するでしょう。逆に、予想外にインフレが鈍化していた場合はまとまったドル売りが入るため注意が必要です。 【経済指標】 ★★★ 22:30(米)1月消費者物価指数(CPI)(前月比) 前回:-0.1% 予想:0.5% ★★★ 22:30(米)1月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) 前回:0.3% 予想:0.4% 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 131.00〜133.50 ↑ ・ユーロ円 141.00〜143.00 ↑ ・ポンド円 159.00〜162.00 ↑ ・豪ドル円 91.50〜93.00 ↑ ・ユーロドル 1.0600〜1.0800 → ・ポンドドル 1.2050〜1.2250 ↑ ・ドルスイス 0.9100〜0.9300 ↑ 【通貨の強さ】 ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド 【注目通貨】 ・ドル(米1月CPIの発表)
今回は、週間見通しとデイリー見通しが同日ということで、こちらの方では私のメイン通貨である豪ドル/NZドルの見通しに大きな影響を与えるRBAの動向を解説していきます。 RBAについては先週は今年最初のRBA会合と四半期金融政策報告があり、それらでRBAの今時点のスタンスがある程度明確になりました。 まずRBA会合については、今回の利上げ幅は市場コンセンサス通り0.25%の利上げで、ただし声明文で「今後数か月の利上げが必要」という文言があり、豪ドルは大きく上昇しました。 これについては、元々の豪4大銀行の予想が ・ANZ、Westpac:5月まで利上げと予想 ・NAB:3月まで利上げ ・CBA:2月で利上げ終了 というもので、どの銀行も「利上げが今年の上半期には終わる」という予想であるのは共通しているものの、時期の予想にそれなりにずれがありました。その中で声明文は「数か月」ということで、少なくともCBAとNABの予想は外れ、市場の「平均的な予想」よりは上回ったことにより豪ドルは上昇しました。 ただし、とはいえ「めちゃくちゃタカ派」という程でもないため、週の後半には徐々に豪ドルも戻していき、豪ドル/NZドルで見ても最終的には「先週末よりはちょっと高い」くらいの水準で収まり、なんというか収まる所に収まったなという感想です。 また金曜の四半期金融政策報告では「世界のインフレはいまだに非常に高いが、ピークに達したようだ」というのが冒頭にあったり、2024年までの平均インフレ率予想を3.25%→3%に引き下げたり、相変わらず「金利に対するかなりの調整が既に行われる」「タイムラグがある」と書かれていたりと、インフレがある程度ピークアウトし、利上げも既にある程度行ったことを認めつつも、2023年の予想は3.75%→4.25%と引き上げられ、「インフレ率の低下予測には多くの不確実性が伴う」「長期的なインフレ期待が上昇すればインフレを引き下げる作業が難しくなる」「理事会の優先事項はインフレを目標に戻すこと」としております。 このことから、RBAとしては、今まだインフレが危ないと思っているというよりは、「下手に油断すると本当に抑制不能になる」という点が一番の心配の種であり、その点で今回の利上げや声明文は市場の楽観予想を牽制するのが大きな目的であり、おそらく今後もそうした方向性が続き、「実際のところどこを落としどころとするか」が本音だろうと考えております。
先週金曜日に発表された雇用統計は、非農業部門雇用者数が51万7000人増と市場の事前予想を大幅に上回るものであったことで、それまでしばらくの間続いていた円高基調のドル円相場は、ふたたびドル高基調へと転じてきた感があります。 ドル円は、昨夜の海外市場時間、とりわけ欧州時間に130円70銭台に下落する場面もありましたが、ニューヨーク市場では米長期金利が上昇したことで、一転して大幅に上昇しました。 今日の東京市場も同じく米長期金利の上昇に支えられたドル高の流れを引き継ぎ、131円70銭台での推移となっています。 いわゆるゴトー日のフローもあって、131円台前半にかけての下値は底堅そうな印象があります。すぐに急速に上値が伸びていきそうな雰囲気ではないものの、再び強まってきた日米金利差を意識した円安を意識した動きが継続しそうに思います。 日経平均株価は前日比で200円前後の上昇となっており、好業績銘柄中心に底堅い推移となっています。このところの株式市場の底堅い動きも、リスクオンの強まりによるドル買いに繋がっており、ドル円相場の堅調に一役買っています。 もっとも、来週には、雇用統計以上に注目しなければならない1月のCPI(米消費者物価指数)の発表が14日に予定されています。 そこまでは、売りにも買いにも本格的なポジションは取りにくい面がありますので、今日は現在の水準を軸とした動きになる可能性は高いでしょう。 同じく、14日には日銀の黒田総裁の後任人事案が国会に提示する方向と報じられていることも、様子見ムードを強める材料です。 日銀によるさらなる緩和政策修正に世界の注目が集まる中で、日銀の次期総裁人事次第では、クロス円にさらなるドラスティックな動きが出てくることも想定できます。 今日は、積極的にポジションを取っていくというよりは、これらを控えた見極めの様相が強いタイミングだと思います。 16:00 トルコ12月失業率 16:00 トルコ12月鉱工業生産 16:00 ノルウェー1月消費者物価指数 16:00 英10-12月期 四半期GDP 16:00 英12月月次GDP 16:00 英12月鉱工業生産 16:00 英12月製造業生産指数 16:00 英12月商品貿易収支 16:00 英12月貿易収支 21:00 メキシコ12月鉱工業生産 22:30 カナダ1月雇用統計 24:00 米2月ミシガン大学消費者態度指数 28:00 米1月月次財政収支
おはようございます。ダメおやじです。 昨日はパウエルFRB議長の記者会見で大きく上下動した株価とドルストはお疲れモードに入り、株価反落してドル高へ動き、ドル円は130.59円から131.53円まで約1円弱の上昇、ユーロドルは1.076から1.0709まで約50pipsの下落です。 パウエル議長や他の要人からタカ派の利上げ継続とインフレ鈍化のハト派発言が相次ぎ、市場は方向を見極めているようです。 本日は流れが出るかどうかですね。 <本日の相場の波動>一方に偏して動く 足取りにつくべし <本日の戦略レート> ・ドル円:買い131.25・131.06・130.85(損切り130.5)利食い131.9・132.3。 ・ポンド円:買い158.43・158.25・158.01・157.86(損切り157.6)利食い159.2・160。 ・ユーロドル:売り1.0727・1.074・1.075・71.0759(損切り1.0771)利食い1.07・1.0673・1.065。 ・豪ドル円:売り91.1・91.25・91.4(損切り91.55)利食い90.6・90.4・90。 本日の戦略レートについては、7時頃にチャートを見て予想して書いていますので、その後に予想と違う動きの時にはノートレをお願いします。なお損切りや分割利食いは、各自でも設定をお願いします。
先週金曜日の米雇用統計の指標発表以降、ドル円が強い状態が続いていました。黒田日銀総裁の後任人事として雨宮副総裁に就任を打診したニュースが出たことで、今週の週明けは上方向に大きく窓を開けて開始となりましたが、2日経っても窓埋めは達成されていませんでした。 しかし昨夜から今朝にかけてパウエルFRB議長の講演後にドル円が下落。先日の雇用統計などの結果を受けてタカ派な発言を期待されていたようですが、市場は内容に不満だったようです。下落後はすぐに戻して行って来い相場となっていますが、ひとまず週初の窓埋めが達成されたので安心して押し目買い狙いができそうです。 先日の雇用統計や日銀後任人事がゲームチェンジャーとなるかというとそこまでではないだろうと思えますが、米債利回りは上昇基調となっており、2年債が4.5000%のレジスタンスを越えてくればドル円は上目線で見ておいて良いのではと思います。 本日は注目すべき米指標はこれといってありませんが、引き続き米債利回りの動向とドル円の行方に注目しながらトレードをしたいところです。ドル円としては133.00円がレジスタンスとなっているようで、今朝の下落を受けて130.00円〜132.00円のレンジで買い回転を狙っていくのが良いのではと考えます。 中期目線として133円を超える展開となれば135円を目指してスイングトレードを狙うのもありだと思いますが、そこまでドル買いとなるには材料が足りなさそうなため、可能性は低いと思っておきます。ただ、最近の為替相場は山の天気のように気配が変わることがあるので、一応の可能性を考慮しておき、短期目線と中期目線の両面でポジション管理をしていきたいと思います。
【HOT CURRENCY ドル円 131.50〜133.50】 6日の米国株は下落、S&P500種25ポイント安(-0.61%)、ナスダック総合119ポイント安(-1.00%)でした。為替市場はドル高。 先週末に発表された強い米重要指標と、日銀総裁人事に関する報道が「円安+ドル高」を誘発しました。 ドル円は日足50日線132.53をしっかり上抜けるか?今晩のパウエルFRB議長発言に注目が集まっています。 日本やオーストラリアなど、まだインフレピークアウトが確認できていない国もあり、米国だけが2%へ低下して安定するとは思えません。 年後半は米インフレ第2波→FRB利上げ長期化→ドル買い再燃となりそうです。 ドル円は日銀総裁人事にも注目。報道通り雨宮副総裁となるか?他の候補なら円買いでの反応になりそうです。 投資戦略はドル円押し目買いとします。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
つい先日まで正月休みだと思っていましたが、あっという間に二月に入ってしまいました。連日の厳しい寒さの中、オール電化を誇示する我が家の電気代は記録的水準に跳ね上がっています。燃料価格高騰はまだまだ続く中での物価高も続き、財布的には厳しい日々が続きます。これらは自身ではどうしようもなく、早期の解決を解決を祈るばかりです。 【本日の指標】 本日の指標は小粒。特段指標によって動かされる相場とはならない見込みです。 【本日の戦略】 米国中が空を見上げて見ていたであろう気球問題。中国のものと推測される気球が米国まで飛来し、軍事設備上空などを航行してその対応が注目されておりましたが、土曜日現地時間に地上での被害がない場所、すなわち大西洋上空で撃墜に踏み切った模様。撃墜すると中国に対して刺激を与えるし、しなければ弱腰を批判されるというなかなか厳しい状況にあった米国政府ですが、やはり最終的にはメンツをかけて撃墜に及んだ模様。撃墜より前に予定されていた、国務長官の訪中ですが、今回の侵入によって延期となることが既に発表されておりました。中国側は民間気象研究用の気球が航路を外れたとの言い訳を述べていましたが、米国での浮遊時間の長さからその真否のほどはいずれ明らかになると思われます。 ウクライナ情勢、そして台湾情勢を巡ってなかなか厳しい状況にあった米中二大国家の対立ですが、今回の事件を巡って今後更に対立が深まるのではと思われます。今のところ相場への影響はない模様ですが、2023年は米中関係の修復において重要な一年と言われていただけにこの状況は残念に思っています。北半球は冬で、ウクライナの戦場も厳冬期。一方で春が来れば先日ドイツが提供を発表した戦車による後押しも現実として現れ、戦況として変わってくるものもあるでしょう。その前に押し込みたいロシアの思惑の中、その後ろに控える両大国の関係悪化はこの混沌にさらなる変数を加えたように思われます。情勢を眺め、次なるニュースを待つのみです。
昨日はBOE・ECB政策金利発表後、ユーロやポンドは軟調な動きとなりユーロドルは1.0886ドル、ポンドドルは1.2222ドルの安値を付けました。 ドル円はNY序盤に128.08円まで下落後128.92円まで反発、その後128.20円台まで下落も終盤まで緩やかに再反発しました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 19:00:欧州・12月卸売物価指数 22:30:米・1月非農業部門雇用者数/1月失業率 24:00:米・1月ISM非製造業景況指数 米雇用統計の市場予想は、1月非農業部門雇用者数が18.5万人、1月失業率が3.6%です。 昨日のドル円は東京時間は概ね128円台中盤での値動きで欧州時間は129円台前半まで上昇、NY時間は128円台前半〜後半で推移しました。今日軟調な動きとなると128円台前半〜127円台後半への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると129円〜129円台前半へ上昇できるか見たいです。 昨日のユーロドルは東京時間1.10ドル台前半で底堅い値動きも欧州時間は1.09ドル台後半へ下落、NY時間は続落し一時1.09ドルを割り込みました。今日軟調な動きとなると1.08ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると1.09ドル台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、注目されたFOMCで政策金利発表後に一時ドル買いと円売りの動きが出たものの、パウエルFRB議長会見後はドルは売りに反転、円は一時買われたあと再び売られるという形となり、力関係では最終的にドル売り円売りとなりましたね。 夕方ごろから円買いとドル売りの動きが出ており円軸ドル軸の動きが明確だったことから、ドルストレートがとても狙いやすい状態になったわけですが、今日はBOE、ECB政策金利発表、そして明日は雇用統計とまだまだ欧州系ドルストレートを中心に動きがしっかり出そうなので、事前に資金管理とシミュレーションを万全にしておけばまだまだチャンスはありそうです。 今日のイベントとしてはBOE政策金利発表、ECB政策金利発表、ラガルドECB総裁会見が最大のポイントで、この時間帯はポンド軸、ユーロ軸など欧州系通貨を中心に動きが出る可能性がかなり高いですし、それに円軸、ドル軸の動きが明確に出ればクロス円やドルストレートも攻めやすくなるので、21時前の力関係とその後2時間程度の変化を見ておくとチャンスを見つけやすそうですね。 また明日には雇用統計を控えていることから、動きが出たとしても収束する可能性もあり、取引する際にはなるべく早めの決済を心がけると良いかと思います。特に値幅は欲張らず、注文量を細かく分けて決済位置をずらすなどの工夫をしていくと良いでしょう。 ではまず火曜から水曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、水曜はAUDが0.32%、EURが0.30%、NZDが0.13%、CHFが-0.07%、GBPが-0.43%、CADが-0.71%、USDが-0.84%となっていて、力関係は【AUD>EUR>NZD>JPY>CHF>GBP>CAD>USD】という形に。 火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【CHF>CAD>JPY>EUR>USD>AUD>GBP>NZD】でしたから、ドル、カナダが弱い位置に変化したこと、円、スイスが少し位置を落としたこと、オセアニアやユーロが強い位置に変化したことなどが見てとれます。 1日の終値ベースなのでこのような形ですが、FOMC前と後では全く変わっているので、重要イベントの際にはイベント前後の動きを見ておくことがチャンスを見つけるポイントなので、今日もイベント前後の力関係変化はしっかり把握しておきたいところです。 続いて8時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日の動きを受けて豪ドル円、NZドル円、ユーロ円、スイス円が上向き、ポンド円、ドル円、カナダ円が下向き。ドルストレートはほぼドル売り向きになっています。 取引するうえでのポイントとしては、前述のように重要イベント前と発表後の力関係を重要視し、複数のシミュレーション(特に円軸、ドル軸の動きも明確になった場合)をしておくこと。その上でシミュレーションのどれかに沿った動きが出れば攻める、でなければ様子見する、といった形で自分の行動を明確に考えておくと良いですね。 また仮に取引できなかったとしても力関係変化を見ておくことで明日の雇用統計にも役立ちますし、今日明日の2日間でチャンスが拾えれば良いと考えるようにしたいところです。 それでは、今日も一日頑張りましょう!
みなさんこんにちは、斉藤学です。 【前日の結果】 ・ダウ平均 34086.04(+368.95 +1.09%) ・日経平均(CFD)27460.00(+132.00 +0.49%) ・金・ゴールド 1945.30(+6.10 +0.31%) ・原油・WTI 79.06(+1.16 +1.49%) 【経済指標】 ★★★ 24:00(米)1月消費者信頼感指数 前回:108.3 予想:109.0 結果:107.1 【本日の戦略】 <重要指標を前に様子見が無難> ドル円は方向感なく推移、130円前後でのレンジ相場が続いています。一時130円台半ばまで買われる場面もありましたが、上値は重く130円台前半へ下落。ただ、130円を割れたところでは買い支えが入っており、130円付近を底堅く維持しています。とはいえ、米10年債利回りは3.503%へ低下しており、FOMCを前に積極的な買いは入りづらいと予想します。 今晩は、22時15分に米1月ADP雇用統計、24時に米1月ISM製造業景況指数、翌早朝4時にFOMC政策金利が発表、4時30分からパウエルFRB議長の定例記者会見が行われるなど、重要指標が盛りだくさん。さらに、明日は英・欧政策金利発表、明後日に米雇用統計を控えています。急激にボラティリティの高まる可能性があるため、無理にエントリーせず様子見が無難でしょう。 <クロス円も難しい動きに> 一方、クロス円も小幅に下落し、上値の重い展開に。ややユーロ高ですが、明日にECB政策金利発表を控えているため、こちらも様子見で動きづらいと予想。同じく明日はBOEも政策金利を発表するので、ポンドも手掛けづらいです。 そんな中、原油高を受けカナダドルへ買いが入っており、他通貨に比べ若干強い様子。その影響で、豪ドルなどの資源国通貨も買われやすいと予想します。 【経済指標】 ★★★ 22:15(米)1月ADP雇用統計(前月比) 前回:23.5万人 予想:16.5万人 ★★★★ 24:00(米)1月ISM製造業景況指数 前回:48.4 予想:48.0 ★★★★★ 28:00(米)FOMC政策金利発表 前回:4.25-4.50% 予想:4.50-4.75% 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 129.00〜131.00→ ・ユーロ円 140.50〜142.50↑ ・ポンド円 159.50〜161.50→ ・豪ドル円 91.20〜92.80 ↑ ・ユーロドル 1.0800〜1.0950↑ ・ポンドドル 1.2250〜1.2400→ ・ドルスイス 0.9050〜0.9250→ 【通貨の強さ】 ユーロ>豪ドル>ドル>ポンド 【注目通貨】 ・ドル(ADP雇用統計やFOMCに注目)
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