兵ブロガーバックナンバー(2023年10月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2023年10月

2023/10/31

しーさん

日銀YCC再修正を議論

先週のドル円は一時150円台を突破した後、日銀による介入がない中で149円台まで下落しました。日足チャートでは久しぶりに示現したやや大きめの陰線でしたが、昨日のNYタイムまでは連日の下落とならずに150円付近に張り付く展開になるのかと見ていました。

しかし、昨夜23時頃にドル円は突然の下落。このタイミングで介入があるわけもなく、そこまで激しい値動きでもないと思って見ていましたが、今回の日銀金融政策決定会合にてイールドカーブコントロール(YCC)の変動幅の上限を再修正を議論するとの報道を受けての下落でした。そろそろYCCの変動上限の修正があるかも知れないと言われていたので、春を待たずに一手を打とうとしているといったところでしょうか。

本日のお昼ごろに会合の結果が出ると思われますが、事前報道の内容通りであれば、Buy the factとして逆に円安方向に動く可能性も考慮しておきたいと思います。さらに円高になった場合でも、下落は一時的と見て押し目買いを仕掛けていくチャンスと考えます。

15時30分からは植田日銀総裁の記者会見があります。今回の修正内容や議論について十分な説明がなされると思われますが、新たな事実や今後のさらなる政策修正がなければ、押し目買いに向けたイベントの一つと考えておこうと思います。その後の欧州タイムにはユーロ圏の物価指数(HCIP)の発表があります。こちらはユーロドルに対しての値動きを提供してくれる材料として、ユーロドルのレンジトレードも狙っていきたいところです。

今週は毎日のように指標イベントがたくさんありますので、もしトレードがうまくいかなかったとしても、明日以降チャンスはいくらでもあると思いますので、焦らず掴めるチャンスをしっかりとモノにしていきましょう。

2023/10/30

ZEROさん

日銀会合結果待ちか?

【HOT CURRENCY ドル円 149.00〜150.50】

先週末の米国株はまちまち、S&P500種19ポイント安(-0.48%)、ナスダック総合47ポイント高(+0.38%)でした。為替市場は円高。

米9月PCEデフレーター前年同月比は3.4%(予想3.4%)、PCEコア・デフレーター前年同月比は3.7%(予想3.7%)と、予想通りでした。

本日は日銀会合1日目となります。

今週は日米で重要イベントが目白押しとなっており、まずは31日(火)日銀会合の結果、展望レポート、植田総裁会見、外国為替平衡操作の実施状況が発表されます。

外国為替平衡操作の実施状況によって、10月の介入有無が確認できます。その他、月初の米重要指標の発表が週末まで続きます。

明日以降のイベントを控え、本日の為替市場は様子見姿勢が強まりそうです。投資戦略は様子見とします。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2023/10/27

とあるエンジニアKさん

介入発動なるか

11月も見えてくるとめっきり寒くなってきた気がします。朝晩の寒さが結構こたえるようになりました。私の周辺は風邪っぴき多数。コロナなのかインフルなのかよくわかりませんが、これ以上の悪化を防ぐ為にうがいなど行動あるのみです。

【本日の指標】
月末近い10月の週末。本日は米国時間において個人消費支出の発表が予定されています。FOMCが近い点、後述するボラティリティが高い相場にあって多少なりとも動きが気になるところですが、さほど動きはないものと見ております。

【本日の戦略】
株式相場からではありますが、徐々に相場のボラティリティが上昇しているように見受けられます。昨日26日の東京市場は2%の下落、米国においても同様の下落が発生しております。

ドル円は大台となる150円を突破し、一時的にせよ151円まで到達しそうな勢いもありましたが、結局のところは150円台前半。介入を期待する相場の声もありましょうが、警戒ばかりが高まるばかりで現時点では伝家の宝刀は発動されていません。大台を突破した今、口先介入ばかりで具体的なアクションがないとわかると後はじわじわ伸びていくというのが予想されるシナリオでしょうか。いずれにせよ150円台に到達した今、市場の緊張は高い状態が続くことは間違いなさそう。

FOMCを直前に控え、米国からは仕掛けが難しいとなると注目は日本側と予想したいところ。日銀の言葉をそのまま借りる形ではありますが、「高い緊張を持って注視する」相場です。

2023/10/26

しましまさん

ドル円1年ぶりの高値付ける、今日はECB政策金利発表や米第3四半期GDP等に注目

昨日は米9月新築住宅販売件数の強い結果や米10年債利回りの上昇等を受けドルが買われ、ドル円は150円台に乗せ150.32円と昨年10月以来の高値を付け、ユーロドルは1.0566ドル、ポンドドルは1.2107ドルまで下落しました。クロス円は上値重く、ユーロ円は158.41円、ポンド円は181.64円、豪ドル円は94.58円の安値を付けました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

21:15:ECB政策金利発表
21:30:米・第3四半期GDP・速報値
21:30:米・新規失業保険申請件数
21:30:米・9月耐久財受注
23:00:米・9月住宅販売保留指数

昨日のドル円は東京・欧州時間は149.80円付近〜149.90円台での小動き、NY時間は米経済指標の強い結果等を受け150円台に乗せ終盤150.32円の高値を付けました。今日堅調な動きとなると150円台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると149円台後半〜中盤への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間1.0607ドルまで上昇も欧州時間は1.0560ドル台まで下落、NY時間は1.0560ドル台〜1.0590ドル台で推移しました。今日軟調な動きとなると1.05ドル台前半への下落が考えられます。一方、堅調な動きとなると1.06ドル付近〜1.06ドル台前半へ上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2023/10/25

為替見習さん

豪消費者物価指数、独IFO景況感指数、BOC政策金利発表、米新築住宅販売件数に注目

昨日の為替相場は、ドルと円が力関係上弱い位置から回復してくるとともに、強い位置にあったユーロやポンドが売られて弱い位置に変化するなど、ある程度目立った力関係変化が出てきましたね。

週単位で見るとまだ大きなトレンドの変化は出てきていないものの、今後年末に向けて中長期トレンドも変化が出てくる可能性がありますので、日々のこうした力関係変化に注目していきたいところ。

今日のイベントとしては豪消費者物価指数、独IFO景況感指数、カナダ中銀政策金利発表、米新築住宅販売件数などが予定されていますので、これらのイベント前後の動き、特に力関係変化次第ではチャンスが来る可能性も十分。

そのため今日もまずは資金管理を万全にしたうえで、事前に上下にシミュレーションしておき、取引できそうな機会が来れば的確にとっていくようにしたいですね。

ではまず月曜から火曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、火曜はAUDが0.52%、USDが0.18%、NZDが0.16%、CHFが-0.01%、CADが-0.20%、GBPが-0.54%、EURが-0.55%となっていて、力関係は【AUD>USD>NZD>JPY>CHF>CAD>GBP>EUR】という形に。

月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【GBP>EUR>AUD>NZD>CHF>CAD>JPY>USD】でしたから、オセアニアが強い位置を維持していること、円、ドルが弱い位置から強い位置に変化したこと、ポンド、ユーロが強い位置から弱い位置に変化したことなどがわかります。

続いて今朝時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日から今朝の動きを受けてユーロ円、ポンド円、カナダ円、スイス円が下向き、その他は上向きとなっていて、通貨ペアによってリスクが低い方向が違います。

そのため今後は円を軸とした動きを見ておくと取引機会を見つけやすく、ここから円が弱い位置に変化すれば各通貨の短期トレンドは上向きのものが増えてロングのチャンスに。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

逆にここから円買いの動きが強くなってくると短期トレンドが下向きになるものが増えてショートのチャンスに。この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。

取引するうえでのポイントとしてはそこそこ強め指標が予定されていますので、普段取引している通貨ペアがその指標と関係しているなら取引の機会が来る可能性を考えて、あらかじめ上下両方にシミュレーションしておくのが重要。

また特定の通貨ぺアに決めていない場合は円軸、ドル軸の動きを見ておいて、その上でその時点で強い通貨、弱い通貨を見ていくと必然的に低リスクな通貨ペアが選べるので、そこを意識して相場を見ていくと良さそうですね。

それでは、今日も一日頑張りましょう!

2023/10/24

斉藤学さん

ドル以外の通貨が買われると予想

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【前日の結果】
・ダウ平均    32936.41(-190.87 -0.58%)
・日経平均(CFD)31050(+50 +0.16%)
・金・ゴールド  1971.56(-9.47 -0.47%)
・原油・WTI   86.04(-2.04 -2.32%)

【本日の戦略】

<米10年債利回りが一時5%台乗せ>

昨日のロンドン時間、米10年債利回りは一時2007年以来となる5%台へ乗せました。これにより、ドル円も150円付近で推移していたものの、その後は失速。150円付近には売りが貯まっているほか、日銀による為替介入への警戒もあって、しっかり上抜けするには他に買い材料が必要そうです。その後の米10年債利回りは4.8%台へ低下していることから、本日のドル円は調整の地合いと予想します。

<クロス円が強いと予想>

一方、クロス円は買い優勢で全体的に買われました。通貨別には欧州通貨が強く、ユーロドルは1.06ドル台後半、ポンドドルも1.22ドル台半ばへ上値を伸ばしています。地政学的リスクはいったん落ち着いた様子で、昨晩はナスダックが反発し金(Gold)や原油(WTI)などの商品相場は下落しているため、円安に期待したいところ。米利回りの失速により、ドル以外への通貨買いが入ると予想します。

【経済指標】
★★★
22:45(米)10月製造業PMI速報値 前回:49.8 予想:49.5

【本日の予想レンジ】
・ドル円   148.80〜150.20↓
・ユーロ円  159.20〜160.50↑
・ポンド円  182.60〜184.00↑
・豪ドル円  94.40〜95.50 ↑
・ユーロドル 1.0600〜1.0750↑
・ポンドドル 1.2200〜1.2300↑
・ドルスイス 0.8840〜0.8950↓

【通貨の強さ】
ユーロ>ポンド>豪ドル>ドル

【注目通貨】
・ドル(米利回りの低下)

2023/10/23

為替研究所さん

2023/10/23時点相場短観

今回は最近の相場の大きなテーマである「イスラエル情勢」と「米長期金利」を中心に、相場全体を見ていきたいと思います。

まずイスラエル情勢については、一言で言うと「膠着感が出てきたな」という感じで、少し前に比べると、「中東戦争への拡大」の確率は下がってきた印象があります。

アメリカや欧州はイスラエルを支持はしているものの、中東に戦火が拡大して原油高→インフレ進行というのは避けたいところであり、そうした背景からアメリカがイスラエルに対してガザ侵攻を先延ばし要請との報道もあり、ハマス側もアメリカ人の人質を解放する等の動きが出てきております。

ガザ地区にはハマスとは無関係の民間人も多くいることから、イスラエルがガザに地上侵攻した場合には国際世論としてもイスラエルに否定的に動く可能性も高く、その点でどの陣営も「どう落としどころを付けるか」を考えている状態と思われます。

今後については予想がなかなか難しく、一番楽観的なシナリオとして国際世論に押される中で、人質解放やハマスの指導者の殺害を大義名分として停戦というもの、逆に悲観的なシナリオとしては国際世論が反対する中でもガザ侵攻を実施、まずはヒスボラ参戦からのその後はイランの動向次第というパターンの両方がありえて、そしてイスラエルは「国際世論の反対の中でも突っ走ることもあれば(第二次中東戦争等)、落ち着くこともある」国なので、どちらに転んでもおかしくないなという印象はあります。

もう一つの重要要素である米長期金利については、先週一時的に5%も突破し、今も5%のすぐ手前に付けております。

この背景にはアメリカのインフレがかなりしつこい中で米経済が強いことから引き締め長期化観測が強まっていることや、財政赤字の拡大の中で国債発行が増加していること、さらには上記イスラエル情勢で原油高騰リスクも出た(引き締め要因)ことなどがあります。

金利上昇(国債価格の下落)は今年の前半にあったシリコンバレー銀行破綻からの金融危機の原因でもあり、今の状況では「金融危機の再開」の可能性も割と時間の問題なのかなと思っています。

為替で言うと、長期金利の上昇は一般的にはドル円の上昇要因となりますが、金融危機の再開等に至ると一転して「引き締め終了からの緩和期待」となって下落要因となるので、ドル円については、今は150円手前で膠着していますが、ここから年末にかけてまたもうひと暴れ、ふた暴れ来るだろうなと個人的には予想しています。

2023/10/20

為替太郎さん

金利先高観、介入警戒、地上戦。以前に増して複雑な相場。

昨日のニューヨーク市場では、金利の先行きを巡るFRBのパウエル議長のタカ派的な発言を受けてドル円が149円96銭と、ほぼ150円手前まで上昇しました。

もっともその後は長期金利の低下もあってそれ以上ドルの上値を追う展開にはならず、一時は149円台60銭台まで後退しました。

ドルの上昇の背景として、直近では中東地域における地政学リスクの上昇も無視できない要因です。イスラエルとハマスの間の地上戦突入が警戒される中、いわゆる有事のドル買いの要素もドルを押し上げる材料になっています。

また、ドル円は150円以上では、日銀によるドル売り・円買い介入も意識されるところです。直近の為替相場は少し前に比べても非常に複雑性が高まっています。

なお、ユーロ円も水準的に159円台が意識されるレベルになりつつあります。

こうした状況下、株式市場を見ると、軟調な展開が継続しています。

昨日のニューヨーク市場では、NYダウは250ドル安となりました。上述のように、パウエル議長の講演で将来的な追加利上げの可能性が残っていることを示したことが株安に繋がった形になっています。本日の日経平均株価も、前日比265円73銭安の3万1164円89銭と大きく下落してスタートしています。長期金利の上昇も警戒され、リスクオフムードが強まっています。

株式市場は、今年の夏を天井としてダラダラとした下落が継続しています。まだ下値の目途が明瞭ではなく、場合によっては3万1000円台割れ、さらにその先には3万円割れの展開へと弱含みかねないようにも思えます。

その一方で、ドル円は東京時間に入って、またも150円手前で上値を伺うような展開が継続しています。

本日発表された日本の9月の全国消費者物価指数(CPI)は、市場予想の2.7%をわずかに上回る2.8%でした。

市場予想を上回ったとはいえ、8月よりも0.3%低下して、13カ月ぶりの3%割れであり、サプライズはない想定の範囲内。為替への影響は限定的でした。

今日のところは、引き続きドル円150円手前での様子見と介入警戒感の綱引きが継続しそうに思えます。材料次第で150円到達もあり得ますが、今のところ決定的な材料に欠くといったところでしょう。

15:00 独9月生産者物価指数
15:00 英9月小売売上高
15:35 植田総裁発言
17:30 香港9月消費者物価指数
21:30 カナダ8月小売売上高
27:00 米9月月次財政収支

2023/10/19

ダメおやじさん

中東リスクの動き待ち!

皆さん、おはようございます。ダメおやじです。

昨日は、東京ではドル安、海外ではドル高に動き、ドル円は東京安値149.4円から149.9円まで上昇、ユーロドルは東京高値1.059から1.052まで下落です。

兎に角、中東リスクが世界大戦に入るかどうか、きっかけ待ちのようです。

株価は反落、いつも戦争で買われるゴールドと原油は上昇、株組さんも「リーマン級カモーン」と暴落を口を開けて待っています。

トレードは小さな成功体験の積み重ねです。

生活環境も大事で、贅沢でなくてもゆったりとした暮らし方に価値を見いだし、余裕ある資金力で行うこと、また、子供達にも人生の教科書には「清潔・感謝・笑顔」と書いてあるよと、教えてきました。

日々、努力した分、いつか結果もでて大きな力になります。努力して結果を出すことが凄いことでなければ、何が凄いのでしょう?そうですよね。

私は30分足・1時間足を見て指値トレードです、時々4時間足も見ます。朝一に仕掛けて欧州で利食い、欧州で仕掛けてNY終わりで利食い、トレードは2回程度です。

上手なスイング派のトレーダーさんも沢山いますが、私も年がいき、簡単なデイトレに徹しています。

本日は東京では豪ドルが動きそうです。また、明日から日柄変化日に入るので要注意です。

気持ちいい朝が続きます、今日も頑張っていきます。

<本日の経済指標等>9:30豪雇用統計・21:30米フィラデルフィア連銀景況指数・25:00パウエルFRB議長講演

<本日の相場の波動>前日に逆行すること多し

<本日の日柄変化日>ユーロ円(日柄変化日とは相場の転換または加速化になることが多い)

<戦略レート>

ドル円買い 上値149.85・150.02・150.15・150.32・150.55、下値149.77・149.64・149.5・149.3・149.1

ポンド円売り 上値182.3・182.55・182.8・183.15・183.55、下値181.4・180.9・180.8・180.4

ユーロドル売り 上値1.055・1.0558・1.05677・1.089・1.0608、下値1.0506・1.04844・1.0467・1.045

豪ドル円売り 上値95.16・95.22・95.43・95.55・95.8、下値94.6・94.15・93.9

本日の戦略レートについては、6時頃にチャートを見てグランビルの法則と値幅計算で予想して書いていますので、その後に予想と違う動きの時にはノートレをお願いします。特に損切りや分割利食いは、各自でも設定をお願いします。

2023/10/18

しーさん

謎の急落とコツコツトレード

昨日は19時過ぎに突然の急落から一瞬にして全戻しの値動きがありました。自分はその時間帯はチャートを見ることができませんでしたが、日銀が来年度の物価見通しを上方修正する見込みとの報道を受けて、ドル円は約90pipsほどの急落からあっという間に元の水準近くまで戻す動きとなったようです。

さて、来年度も物価上昇が続き、コアCPIが3%に近づくというニュースが出たわけですが、日銀の持続的・安定的な物価2%を見通せる状況には至っていないという見方は変わっていないようです。中長期的なドル円は円安目線で変わりなしと考えますが、ヘッドラインだけを見ると日銀の金融政策が引き締め路線に変わるのか?とAIが過剰反応してしまったのかも知れません。

本日は15時に英CPI、18時にユーロ圏HICP改定値の指標発表があり、欧州の物価高の現状を確認する日となりそうです。ユーロドルは先週反発しかけましたが、日足チャートでのトレンドラインで上値を抑えられたものの、再度ブレイクを試す位置にいます。ユーロ圏の物価高もだいぶ落ち着いてきているのでサプライズはないと思いますが、テクニカル的にも割と重要な水準にいると思いますので、ユーロドルの値動きに注意しておきたいところです。

ドル円としては引き続き150円オーバーの介入警戒を続けたいと思いますが、149円台前半から148円台にかけて押す場面があれば、少額でよいので短期での買いエントリしてみるのもありかも知れません。利幅の狙い目としてはせいぜい20〜30pips程度だと思いますが、今は80〜100pipsを狙える展開ではないと思いますので、コツコツトレードとして短いスパンで確実に利益を積んでいければと思います。

2023/10/17

ZEROさん

米企業決算と米株式市場に注目

【HOT CURRENCY ドル円 149.00〜150.50】

16日の米国株は上昇、S&P500種45ポイント高(+1.06%)、ナスダック総合160ポイント高(+1.20%)でした。為替市場は円安。

中東情勢の悪化を受け、週末リスクを避けるように下げていた株が買い戻されました。米企業決算への期待も高まった模様。

為替市場ではドル円が横這い。ユーロ円・ポンド円は上昇しました。株高を受けたリスクオンの動きが見られます。

ドル円・クロス円は、欧米金利が低下してくるまで円高になりそうにありません。円の歴史的な安値圏での推移が長期化しそうです。

一方でドル円が150円を突破してくると介入警戒感が高まるため、短期間に大幅な円安となる可能性も低いでしょう。

米国株が暴落するようなことがない限りは、ドル円・クロス円は高止まりしそうです。

投資戦略は引き続きユーロ円戻り売りとします。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2023/10/16

とあるエンジニアKさん

イスラエル情勢が相場のボラティリティを高める

今年は9月に入っても連日暑い日が続くのだなと思っていたところでしたが、10月に入ってからは急激に冷えてきた印象。ようやく季節が変わったなと思いきや、本日10月16日の気温は夏日になることが予想され、同じような気温が1週間続くというなかなか体調泣かせな一週間。既に秋分の日は去り、日が落ちるのが本当に早いと感じる毎日ですが、まだまだ完全な衣替えは遠そうなイメージです。インフルエンザも流行中の模様で、気を抜くと一気に体調のバランスを崩してしまいそうな日々です。

【本日の指標】
本日はニューヨーク連銀製造業景況指数の発表が予定されていますが、目立つのはそれぐらいで指標によって動く相場とはならない見込みです。

【本日の戦略】
先週の週明けにはイスラエルとハマスの軍事衝突に相場が動揺するのではという余計な心配を抱えていた週明けでしたが、衝突からはや一週間で一通り相場の動揺は抑えられたのではという印象。イスラエルは今後ガザ地区北部への地上侵攻へ着手するとされ、住民の避難が懸念されている場面が続きます。新たなプレイヤーとしてイランが地上侵攻に対して対応を言及するなど、新たな地政学リスクの懸念が見え隠れしている状況。米国は既に空母を東地中海に派遣してにらみを利かせているようですが、かつてのロシアによるウクライナ侵攻とは異なる構造とその展開の早さが予想しにくい点。今回の衝突によって原油価格の上昇は衝突前と比べて5%もの上昇が見られるなど、いち早く反応済み。

一方で為替市場には直接的な影響はないものの、米国長期金利の振れ幅が大きくなるなど、継続してボラティリティが大きくなるであろう場面が続くことが予想されます。ドル円は150円後の介入が疑われる急落後にしばらく148円台で9月の上昇の勢いを削がれた形となりましたが、先週は149円後半と再び150円台を伺う位置にまでつけています。週明けのニュース次第では一気に進むことも容易に想像され、細心の注意を払うことが必須です。

2023/10/13

しましまさん

米9月消費者物価指数の結果等受けドル買い優勢、ドル円149円台後半まで上昇

昨日はNY時間に米・9月消費者物価指数の予想より強い結果等を受けドル買いが優勢となりドル円は149円台後半まで上昇、ユーロドルは1.06ドルを割り込み1.05ドル台前半まで下落、ポンドドルも1.22ドルを割り込み1.21ドル台後半まで大幅に下落しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

18:00:欧州・8月鉱工業生産
23:00:米・10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

米・10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値の市場予想は67.4です。

昨日のドル円は東京・欧州時間は149円付近〜149円台前半で推移、NY時間は堅調な動きとなり149.83円の高値を付けました。今日堅調な動きとなると150円〜150円台前半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると149円台中盤〜前半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京・欧州時間は1.0610ドル台〜1.0640ドルで推移、NY時間は売りが強まり1.05ドル台前半まで下落し1.0526ドルの安値を付けました。今日も軟調な動きとなると1.05ドル付近〜1.04ドル台後半への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると1.05ドル台後半へ上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2023/10/12

為替見習さん

夜の米消費者物価指数とNY市場の円軸・ドル軸の力関係変化に注目

昨日の為替相場は、欧州系通貨が強く、オセアニアが位置を落とすなどの変化がありましたが、円の弱さは継続して全体的に円売りで攻めやすい状態は変わりませんでしたね。

ただまた円売りが続くと先日急反発したドル円の150円あたりが見えてくるので、ある程度のところでは上値が重くなり戻しが入りやすくなることも考慮したいところ。

今日のイベントとしてはブルロワドガロー仏中銀総裁講演、ピルBOEチーフエコノミスト公園、英鉱工業生産指数・製造業生産高・貿易収支、クノット・オランダ中銀総裁講演、ECB議事録、米消費者物価指数などが予定されており、特に米消費者物価指数の発表後は強い動きが出る可能性も。

またそろそろ週末を見据えて無駄なポジションが残らないように注意しながら、取引チャンスがあればこまめにとっていくようにしたいですね。

ではまず火曜から水曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、水曜はGBPが0.63%、CHFが0.62%、EURが0.49%、USDが0.36%、CADが0.31%、AUDが0.15%、NZDが-0.05%となっていて、力関係は【GBP>CHF>EUR>USD>CAD>AUD>JPY>NZD】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【NZD>GBP>EUR>AUD>CHF>CAD>USD>JPY】でしたから、円が弱い位置を維持していること、オセアニアが位置を落としたこと、欧州系通貨が強い位置にきていることなどが見てとれます。

続いて今日9時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日から今朝の動きを受けてドル円、クロス円ともに上向きになっていますので、現状は円売りの動きが出ればロングのチャンスになりやすい状態。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

逆にここから円買いの動きが出てきて対円変動率が1%を超えてくると、短期トレンドが下向きになるものが出てきてショートのチャンスに変わります。(特にオセアニアは早い)この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。

取引するうえでのポイントとしては米消費者物価指数までの力関係変化を見ておくことと、その時点である程度円売りが加速するならロングで早い決済で攻めるのがまず第一点。

続いては米消費者物価指数発表後の力関係変化。これを見てNY市場で円軸の動きがしっかり出るか、特に円売り方向に出た場合に取引できるようシミュレーションしておくことが重要となりそうですね。

また円買い方向に動いた場合、中長期トレンドは円売り方向でそれと逆行する形になりますので、早い決済でショートはありですが、ポジションを残したくない状況ですから、円買い方向に動いたら様子見と決めておくのも良いかもしれません。

それでは、今日も一日頑張りましょう!

2023/10/11

斉藤学さん

ややドル安、クロス円中心に上昇と予想

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【前日の結果】

・ダウ平均    33739.30(+134.65 +0.40%)
・日経平均(CFD)31845(+115 +0.36%)
・金・ゴールド  1874.20(+9.90 +0.53%)
・原油・WTI   85.81(-0.57 -0.66%)

【本日の戦略】

<相次ぐハト派寄りの発言でドル買い一服>

昨日のドル円は買戻しが続き、一時149円台へ乗せる場面もありました。ところが、アトランタ連銀総裁が「これ以上利上げする必要はない」と発言したことで上昇一服。前日は、ダラス連銀総裁が「利回り上昇は利上げの必要性を減らすかもしれない」と発言していました。このように、直近でFRB高官から相次いでハト派寄りの発言が出たことで、本日のドルはやや上値が重いと予想します。ドル円は株高による円安に支えられると予想しますが、積極的な買いは入りづらいでしょう。

一方、ドル高一服となったことで欧州通貨に買い。ユーロドルは1.06台を回復、ポンドドルも1.22ドル台後半へ戻しています。本日は、ドル円よりもクロス円の方が強いと予想します。

<米インフレ指標に注目>

今後の注目は今晩と明日の米インフレ指標で、今晩は米9月PPI、明日に米9月CPIが発表。9月の米インフレはやや鈍化する予想なので、予想通りであればドルは調整すると見ます。いずれも今後の米利上げを左右する指標となるため、結果は必ずチェックしましょう。

【経済指標】
★★★
21:30(米)9月卸売物価指数(PPI)(前月比) 前回:0.7% 予想:0.3%
★★★
21:30(米)9月卸売物価指数(PPIコア指数)(前月比) 前回:0.2% 予想:0.2%

【本日の予想レンジ】
・ドル円   148.00〜149.30→
・ユーロ円  157.00〜158.50↑
・ポンド円  182.00〜183.50↑
・豪ドル円  95.00〜96.20 ↑
・ユーロドル 1.0550〜1.0700↑
・ポンドドル 1.2230〜1.2380↑
・ドルスイス 0.9000〜0.9100→

【通貨の強さ】
ユーロ>ポンド>豪ドル>ドル

【注目通貨】
・ドル(米インフレ指標の発表が続く)

2023/10/10

為替研究所さん

2023/10/10時点相場短観

今の相場で多くの人が気になっているテーマとしては、一番は「日本の介入がいつ来るか」で、次点が「イスラエル情勢とその相場への影響」だと思うので、今回はその2点について、私の見解を書きたいと思います。

まず日本の介入については、個人的には150円時点では来ないで、前回高値でも超えられなかった152円を超えて、ショートカバーで吹き上がったタイミングと予想しています。

150円で来ないと考えている理由は、149円台で「そろそろ150円行くかどうか」というようなタイミングで日銀が買いオペ(市場への円の供給=円安要因)をわざわざやっているのと、あとは150円が近いタイミングで「水準そのものは判断基準にならない」と鈴木財務相がわざわざ発言する等、150円は通過点としか見ていないんだろうなと考えているためです。

2022年の介入は、145円とか150円とかを超えて、ある程度そのまま突き抜けそうなタイミングで来ていることから、150円で一旦来る可能性も否定はできませんが、まあそれだったら145円台や146円台で拾えばいいだけなので、一応指値は入れてますが、あまり期待はしていません。とはいえ、2022年にも超えなかった152円を超えて上がった時には、さすがにやらないわけにもいかず、ただそれも初動で動くというよりは、ある程度放置してショートカバーで吹き上がらせてからの介入と予想され、これだと「水準ではなくボラティリティ」という発言も回収できるので、そういうやり方で来るんじゃないかと個人的には予想しています。

次のイスラエル情勢については、これはイスラエルとハマスの戦争で終わるのであれば相場には大した影響を与えず、実際に昨日と今日の動きを見ていても、原油は窓開けで多少上がってそこを維持しているものの、それ以外はVIXや株価も戻って来たように、今のところ相場はかなり冷静に見ている印象です。

ただし、ヒズボラの参戦や、またハマスやヒズボラのバックにいるイランとの戦争等まで行く場合はそんなことを言っておられず、特に後者であれば中東情勢が相当怪しくなって、原油高・株安となると考えられます。

この場合は、ドル円についてはまあ上だろうと思いますが(リスクオフのドル買い+アメリカは資源国+金融引き締め長期化懸念)、それ以外のクロス円についてはいまいち読めず、やるとしたらドル円が下がったタイミングでの押し目買いになるのかなと思っています。

2023/10/09

為替太郎さん

長期金利上昇と雇用統計

長期金利の上昇が目立っています。米10年債利回りは5%を意識する水準となっています。金利の先高観の高まりで、債券利回りが急激に上昇している格好です。

こうした不安定な状況では、今週は少なくともCPIを確認するまで軽率に動けないと思います。

先週は雇用統計後に、10年債利回りが一時4.89%に到達しています。市場では、長期金利の上昇はかなりのインパクトをもって受け止められています。

今年の上半期は、米欧中央銀行の年内の利上げ終了と早ければ来年にも利下げが始まるのではないかという楽観的な見方が市場関係者に幅を利かせていました。

だからこそ、初夏頃には金利の長短逆転、そして長短逆転の金利差が記録的な幅になっていました。

これを説明すると、本来、市場では短期の金利よりも、長期の金利のほうが高くなるはずです。

しかし、インフレは一時的であって、そのうち利下げが始まるだろうから、短期の金利は高くても、長期の金利は安くていいという見方が市場にはびこり、本来の金利の在り方とは逆転した状態が、ずっと続いてきたのです。

そうした楽観的なムードは、今年の半ばを過ぎてから急激に変調しました。

FRBの当局者が金利の先行きに関して、高金利環境がさらに継続するという、いわゆるタカ派的な見解を相次いで打ち出したこともあり「もしかしてこの高金利は一時的ではなく、思ったよりずっと長期間にわたって続くのではないか」という認識が市場で広がってきたのです。

脱二酸化炭素投資、高齢化による社会保障費の増大、地政学リスクによる防衛費の増大などでアメリカの財政赤字の拡大が見込まれることも、先行き高金利の懸念を広げるもとになっています。

先週金曜日に発表された9月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比33万6000人増と市場予想を遥かに上回る数字になり、FRBの懸念が的を射ていたことは明らかに思えます。

目先は、長期金利動向とインフレ指標を注視して取引をしていく必要があります。高金利環境が長期化すれば、ドル円はさらなる円安方向に進んでいくことになりかねません。

介入への警戒感も燻ります。

米長期金利の上昇が主導するドル高を、日本政府が単独で阻止するだけの力はないでしょう。しかし、介入リスクを意識してレバレッジを抑えてトレードをする必要性は高まっています。

15:00 独8月鉱工業生産
21:00 メキシコ9月消費者物価指数

2023/10/06

ダメおやじさん

ドル円148円トレンド転換ラインを死守できるか!

皆さん、おはようございます。ダメおやじです。

昨日は4日の暴落後の残骸が浮遊している相場でした。ドル円は148.2円まで下落後に149.1円まで全戻し後に148.4円まで再下落、148円台は何回もサポートされており、割り込めば売りトレンド転換に来ています。ユーロドルは1.052台で横ばいから1.055まで上昇、ポンド円は180.9円台、豪ドル円は94.5円台を横ばい、それぞれに波が違いました。

本日は毎月恒例の米雇用統計イベントです。東京市場は3連休前もあり、東京勢のポジション整理に対応して海外勢が大きく動かすかもです。私は毎年10月は往復ビンタで収益が無いので、今年こそは慎重にいきたいです。

<本日の経済指標等>21:30米雇用統計・7日4:00米消費者信用残高

<本日の相場の波動>弱体日 戻り売り方針で駆引きせよ

<本日の日柄変化日>ユーロ円・豪ドル円

*日柄変化日とはサイクル理論のベンナ理論・一目均衡表・フィボナッチ係数から算出したもので、相場の転換や加速化への示唆が多く出ています。

戦略レート

ドル円 売り
上値148.8・149.1・149.5、下値148・147.7・147.35・147.15

ポンド円 買い
上値181.1・181.36・181.08・182.17、下値179.9・177.3・178.97・178.76

ユーロドル 買い
上値1.0552・1.0572・1.0623、下値1.0525・1.05044・1.05・1.0488

豪ドル円 買い
上値95.07・95.44・95.85、下値93.97・93.48

本日の戦略レートについては、6時頃にチャートを見てグランビルの法則と値幅計算で予想していますので、その後に予想と違う動きの時にはノートレをお願いします。なお損切りや分割利食いは、各自で設定をお願いします。

2023/10/05

しーさん

意外とトレードしやすい相場

3日(火)夜のドル円の急落について、値動きを見た瞬間は介入が来た!と感じました。米指標の雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想より強い数字が出た後に、150円を超えてきたところでの不自然な急落だったため、介入だと考えてもおかしくない値動きだったと思います。

当局からは正式な発表はなく現時点では推測となりますが、急落前の値動きとしてはボラティリティが高いわけでもなく、150円という水準による介入では説明がしづらそうです。去年の介入時は5円ほどの値動きがありましたが、今回は3円弱の下落からすぐに2円ほど戻す展開でしたし、もし介入だったとしても本気は出しておらずジャブを打った程度でしょうか。

今後の展開としては、やはり150円を超えると介入の確率が高まると考えることができそうです。逆に150円までは介入はないと考えれば、148円台や147円台までの押しがあれば比較的安心して買いポジションを構築して、150円手前までの上昇を狙うという手も考えられます。

米10年債の利回りは連日のように上昇しており、150円の介入警戒さえなければドル円は上昇基調にあるのは変わりません。中長期で長くポジションをホールドする局面ではありませんが、短期で買い回転するには意外とトレードしやすい相場展開なのかも知れません。

本日は大注目の指標発表はありませんが、明日の米雇用統計の結果を待って再び150円まで上昇することがあれば、再度の介入を待ち構えておきたいと思います。

2023/10/04

ZEROさん

ドル円急反落!覆面介入か?

【HOT CURRENCY ドル円 148.00〜150.00】

3日の米国株は下落、S&P500種58ポイント安(-1.37%)、ナスダック総合248ポイント安(-1.87%)でした。為替市場は円高+ドル高。

米8月JOLTS求人件数は961.0万件(予想880.0万件)と、予想を上回りました。

米JOLTS求人件数を受けてドル高が加速。ドル円が150円台に乗せると介入を連想させる動きが出て、147円前半へ急反落しました。

仮に少額でも覆面介入が実施されたとすれば、2回目の介入は150円前半より上の価格になるでしょう。

日米ともに株価が急落しており、円安一辺倒ではなくなるかも知れません。本日は米9月ADP雇用統計、米9月ISM非製造業景況指数が発表されます。

投資戦略は引き続きユーロ円戻り売りとします。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。

2023/10/03

とあるエンジニアKさん

介入を待つ相場

ちょっとばかり海外に行ってきたのですが、折しも超円安の中で自身の財布に対して大きなインパクトを与えました。また、10年ほど前にその国を訪れたのですが、インフレの波が押し寄せているようで、昼食代がものすごいことになりました。日本も値上がりが続いているとは言え、1000円未満で満足する昼ご飯が食べられるのは幸せなのだなと強く思いました。

【本日の指標】
本日の指標は小粒。指標によって動かされることはないでしょう。

【本日の戦略】
日米金利差を背景に、円安が止まることを知らずに継続中です。7月の140円台前半から上昇を始めたドル円は149円台がほぼほぼ安定状態となっており、私の感覚では1週間に1円づつその安定領域を上へ上へ伸ばしているという認識です。このまま150円台に到達するのは既定路線と考えることができそうですが、一年振りの大台到達は少しばかりニュースとなって相場を動かす可能性があることを認識していたほうが良さそうです。

期せずして、ちょうど今週には日銀の現総裁である植田氏が就任して半年を迎えます。当初は黒田路線継続でしたが、昨今の情勢からその方策も一筋縄ではいかず、イールドカーブコントロールの修正案と金融緩和の見直しについて言及、実施して参りました。今後も厳しい情勢が続くことは間違いなく、その手法が試される状況が続きます。

日銀による為替介入はその威力が大きいことから日本だけでは無く、世界中から注目を集める施策の一つであり、昨年同様の危険水準まで円が売られている点からも発動が近いのも昨今の極端に相場の値動きが減った理由の一つかと思います。当方は介入があるという前提でドル円売りを継続していますが、前述の通り150円台に突入することで一気に騒がしくなることが予想され、惑わされずに取引を続けたいと考えています。

2023/10/02

しましまさん

ドル週後半軟調な流れも底堅さは維持

週末29日はドルが軟調な流れが続き欧州時間ドル円は149円を割り込み148.53円まで下落しユーロドルは1.0610ドル台まで上昇するも、NY時間はドルが反発しドル円は149.50円手前まで上昇、ユーロドルは1.0560ドル台まで下落しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

06:45:NZ・8月住宅建設許可件数
08:50:日銀短観
18:00:欧州・8月失業率
22:45:米・9月製造業購買担当者景気指数
23:00:米・9月ISM製造業景況指数

先週29日のドル円は、欧州序盤149円を割り込み148.53円まで下落もすぐ149円台を回復、NY時間は149.50円付近では上値重い動きで149.38円で引けました。今日堅調な動きとなると149円台後半〜150円へと上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると149円付近〜148円台後半への下落が考えられます。

先週29日のユーロドルは、東京時間1.05ドル台中盤〜後半で推移し欧州時間1.06ドル台前半まで上昇も、NY時間は1.0560ドル台まで反落し1.0572ドルで引けました。今日堅調な動きとなると1.06ドル付近〜1.06ドル台前半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.05ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。