28日の米国株はまちまち。S&P500種5ポイント高(+0.11%)、ナスダック総合20ポイント安(-0.12%)でした。為替市場はドル高。 今週は材料に乏しく、本邦当局による円安牽制だけが材料になりました。結局ドル円は151円台の狭い値幅で横這いでした。 本日は21:30米2月PCEデフレーター前年同月比(予想2.5%、前回2.4%)、コア前年同月比(予想2.8%、前回2.8%)が発表される予定です。 米PCEデフレーターの結果が予想を上回れば、ドル円は152円を突破する可能性があります。ただし、152円超の水準では本邦当局の円安牽制が相当に強まることが予想されます。 仮に米PCEデフレーターが予想を上回り、ドル円が152円を突破した場合には短期的に売ってみたいところです。 投資戦略はドル円が152円突破なら短期で売りとします。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
気がつけば3月も終わりを迎え、年度の変わり目を迎える時期になりました。毎年この時期に春の兆しが見え始める時期になると、かつて新社会人として新たな一歩を踏み出したときのことを思い出します。初めての街に来て、多くの初めてを経験し、自己を形作ること数十年。かつて大先輩と仰いでいた人達と同じ年齢になったことを考えると本当に時が経つのは早いと感じる今日この頃です。 【本日の指標】 明日はグッドフライデーということで、米国や英国など主要市場が祝日となる前日、米国では若干の指標発表が予定さて降りますが、数は多いものの小粒な指標群というのが印象。指標によって動く相場とはならない見込みです。 【本日の戦略】 昨日の為替相場において、ドル円が151円97銭と、152円まであと一歩まで迫る展開に。直前には特段ニュースがなかったため、先日から続く、米国の利下げ先送りに呼応する形でじわじわと伸び続けたことになります。当然円安の流れに対しては政府側が口先介入で呼応することとなり、為替介入の雰囲気がこれ以上の円安を防ぐ形となりました。こうなると後はチキンレースの展開であり、上昇するドルと介入への恐怖が入り交じる中で相場が動くことになります。直近の記憶ですと、2022年の介入や、2023年の実際に介入の事実はなかったものの、相場参加者による介入パニックなど、いずれもナイアガラの滝のような円高でそのチキンレースは終焉を迎えました。 円安には見えないガラスの天井があるということを意識しつつ、急激な下落に備えたドル円買いから売りへのポジション変換を考えたいと思います。なお、前述の通り明日はグッドフライデーで主要な市場は休場となりますが、いわゆるイースター連休と言われるもので、本日も含めて取引量が減少することにも注意が必要です。
昨日はNY時間ドル円が151.60円付近まで上昇もそれ以上の動きとはならず151円台で落ち着いた値動きとなりました。ユーロドル・ポンドドルは欧州時間上昇もNY時間は反落、ユーロ円はNY序盤に164.41円まで上昇もその後164円付近まで下落、ポンド円は欧州時間191.68円まで上昇もNY時間は191.10円まで下落しました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 09:30:豪・2月消費者物価指数 19:00:欧州・3月消費者信頼感 昨日のドル円はは東京・欧州時間は151.20円〜151.40円台で推移しNY時間は151.60円付近まで小幅上昇しました。今日堅調な動きとなると2022年10月の高値151.94円を超え152円台へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると151円付近への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは、欧州時間1.0860ドル台まで上昇もNY時間は軟調な流れで1.0820ドル台まで下落しました。今日軟調な動きとなると1.08ドル付近〜1.07ドル台後半への下落が考えられます。一方、堅調な動きとなると1.08ドル台後半へ上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は先週金曜に力関係上強い位置にあった円、ドルがともに売られる形となり、金曜の戻しのような相場となりましたね。 一旦戻しが入ったことで各通貨の短期トレンドも方向性が乏しくなっているので、まずはこの状態から円軸、ドル軸の動きが活発になるまで待ちたいところ。 このような中で今日のイベントとしては独Gfk消費者信頼感調査、香港貿易収支、米耐久財受注、S&Pケースシラー住宅価格指数、リッチモンド連銀製造業指数、消費者信頼感指数などが予定されていますが、全体的に市場の注目度はそれほど高くないので基本は各通貨の力関係を見ていくと良いでしょう。 ただし重要イベントが無い日のほうがトレンドが出ることもありますので資金管理は万全に。また取引する際には早い決済を心がけるなどして自分で消せるリスクは消しておきたいですね。 ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、月曜はAUDが0.45%、GBPが0.33%、EURが0.30%、NZDが0.22%、CADが0.18%、USDが0.05%、CHFが-0.20%となっていて、力関係は【AUD>GBP>EUR>NZD>CAD>USD>JPY>CHF】という形に。 先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【CHF>JPY>USD>GBP>EUR>CAD>AUD>NZD】でしたから、円、スイス、ドルが強い位置から弱い位置に変化したこと、ポンド、ユーロ、オセアニアが位置を上げたことなど、全体的に金曜の戻しのような形になっていることがわかります。 続いて9時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日から今朝の動きを受けてドル円クロス円ともに方向感が乏しくなっていてフラットに近く、このままの状態では上下どちらにポジションをとるにもリスクが高い状態。ただ逆に考えればここから円軸の動きが明確になればどちらにもチャンスが生まれやすいとも言えますね。 そのため今後は円軸の動きを見ておくと取引機会を見つけやすく、ここから再び円が買われる動きが戻ってきた場合はショートのチャンスに。この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。 逆にここから円売りの動きが加速してくればロングのチャンスに。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。 取引するうえでのポイントとしては、昨日円、ドルともに売られ気味で推移したこともあり、まずは円軸ドル軸の動きが強く出るかどうかに注目しておきたいところ。 その上で普段取引している通貨ペアがあれば上下両方にシミュレーションしておき、円軸ドル軸の動きが強く出た場合にすぐシミュレーションに沿って動けるようにしておくと良いでしょう。 また動きが出なかったり出たとしてもシミュレーション通りではなかった場合、無理して怪我することは避けたいので、必ず選択肢の中に「取引せず様子見する」というものも持っておきたいですね。 それでは、今日も一日頑張りましょう!
みなさんこんにちは、斉藤学です。 【先週末の結果】 ・ダウ平均 39475.90(-305.47 -0.77%) ・日経平均先物 40500.00(-210.00 -0.52%) ・金・ゴールド 2164.14(-16.66 -0.76%) ・原油・WTI 80.82(-0.25 -0.31%) 【本日の戦略】 <ドル円は調整するも下げ渋り> 先週末のドル円はやや調整が入り、151円台後半から半ばへ下落しました。一時151.00円付近まで下押しする場面もありましたが、下がったところでは買い支えも。特に材料は出ておらず、週末を前に調整が入ったようです。 方向感に欠ける動きでしたが、ドルインデックスは約1カ月ぶりの高値水準となっていることから、本日もドル買いの勢いが続くと見ます。 <クロス円の上値が重いと予想> また、クロス円も連れ安となって全体的に下落しました。ドル円以外のドルストレートが売られたことで、クロス円は下値模索に。通貨別には、英2月小売売上高(前月比)が0.0%と予想-0.3%を上回ったことで、ポンドはやや下げ渋る場面もありました。 ただ、全体的にはドル買いに押されやすく、週明けもクロス円は上値の重い状態が続くと予想します。 <株高一服でやや円高か> 一方、株式市場への買いも一服。史上最高値を更新していたNYダウは5営業日ぶりに反落しています。本日は、買いの続いていた日経平均株価にも調整が入ると思われ、株安の影響で為替はやや円買い優勢となるでしょう。 【経済指標】 ★★★ 23:00(米)2月新築住宅販売件数(年率換算件数) 前回:66.1万件 予想:67.5万件 ★★★ 23:00(米)2月新築住宅販売件数(前月比) 前回:1.5% 予想:2.1% 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 150.80〜152.50↑ ・ユーロ円 162.50〜164.00↓ ・ポンド円 190.00〜191.50↓ ・豪ドル円 97.60〜99.00 ↓ ・ユーロドル 1.0700〜1.0860↓ ・ポンドドル 1.2500〜1.2650↓ ・ドルスイス 0.8920〜0.9080↑ 【通貨の強さ】 ドル>ポンド>ユーロ>豪ドル 【注目通貨】 ・ドル(ドルインデックスが約1か月ぶりの高値)
今週は様々な中銀会合があり注目度の高い週でありましたが、結果が全て出そろったので、答え合わせと、それを踏まえた今後の見通しについて書きたいと思います。 発表があった順に書くと、 ・RBA:事前予想通り据え置き、声明文は「さらなる利上げの可能性も否定されない」から「理事会はあらゆる可能性を否定しない」に変化し、若干ハト的になった気もするが、市場はほぼ無反応で無風通過(その後豪ドル/NZドルが上がっているのは、NZのGDPが予想比悪化&豪雇用統計が予想比改善によるもので、RBAとは無関係) ・日銀:事前のリーク(?)通りマイナス金利解除&ETF買入終了&YCC撤廃。発表前にNHKがマイナス金利解除を発案と報道する等、実質的に駄々洩れであり、発表後は何故か織り込み済みの円安進行 ・FOMC:事前予想通り据え置き、ドットチャートは年内3回利下げ、またパウエル議長も「労働市場が著しく悪化すれば、利下げを開始する理由になる」等、若干ハト的で発表後はドル安に振れるも、その後戻している ・SNB:サプライズで0.25%利下げ(事前の織り込み度は34%)。声明文の中でも実質的なスイスフラン高の影響で経済に悪影響という文言や為替介入の可能性を匂わせるものがあり、スイスフランは大きく下落 ・トルコ中銀:サプライズで5%利上げ(45%→50%)。エルドアン大統領のとにかくインフレ・通貨安を止めないといけないという姿勢が出たこともあり、トルコリラは上昇 という感じでした。 これまで週間見通し記事でも書いていたように、個人的に「ドル円の買い」「ドル/スイスの買い」「トルコリラ円の買い」というポジションを持っていたので、特に昨日は含み益がドカンと増えて、またスワップも今後増えそうな展開となり、楽しい週でした。 今後の方針としては、 ・円安が止まらない中でそろそろ為替介入も見えてきたことから、ドル円の買いは一旦利確(152円くらいまでは全然ホールドしても良いとは思うものの、頭と尻尾はくれてやれ精神で利確しました) ・ドル/スイスとトルコリラ円については、スワップも増えそうであり、またスイスやトルコのスタンスがかなり明確になったこともあり、引き続きホールド ・ユーロ/ドルの売りについても、欧州の情勢が米国に比べて相対的に悪く(ドイツPMIもなかなか酷かった)、スワップも貰えるので引き続きホールド ・豪ドル/NZドルの売りについては、中銀政策への影響度がさほど大きくないGDPや雇用統計による上昇なので、引き続きホールドし、1.09台まで来たら売りを追加 と考えています。
昨日のドル円は、一時151円82銭と昨年11月以来の安値となる場面もあるなど、かなりの値幅を伴った円安局面となっていましたが、今日は一転して150円台後半から半ばにかけての推移となっており、弱含みになっています。 昨日の東京時間の時点では、日銀がゼロ金利の解除と同時に示したハト派的な姿勢や、昨夜予定されていたFOMCでタカ派的な的な政策が維持されるとの見方が、円安ドル高を後押していました。 しかしFOMCの結果は、利下げ予想の面で市場の予想とはやや異なるものでした。 このところのインフレ指標が強かったことで、今年のFRBによる利下げ見通しは、2回に引き下げられるのではないかとの観測が強まっていました。 しかし、実際にはFOMCでは、今年の利下げ予想が0.25ポイントを3回と従来から据え置きになりました。 これは、予想外のハト派姿勢であり、思わぬドル安要因になりました。もっとも、来年については、予想する利下げの回数を減らしています。 FOMCでは、あわせて主要政策金利の据え置きも決定されました。もっともこれは市場の予想通りです。これで、5会合連続の金利据え置きとなります。 FOMCとその後の会見を受けて、昨夜のニューヨーク市場では、ダウもナスダックも史上最高値を更新するなど、市場はリスクオンムードになりました。本日の日経平均株価も、大幅に上昇して始まっています。 鈴木財務相は為替市場の円安に関して「高い緊張感を持って注視したい」と本日、発言しています。これは、昨日、政府日銀の円買い介入が意識されるレベルまで円安が進んだことを踏まえたものです。 もっとも、直近の動きを見ると、昨夜の流れを受けて円高方向です。 16:45 仏3月企業景況感指数 17:15 仏3月製造業PMI 17:15 仏3月サービス業PMI 17:30 独3月製造業PMI 17:30 独3月サービス業PMI 17:30 香港2月消費者物価指数 18:00 ノルウェー中銀政策金利 18:00 ユーロ圏3月製造業PMI 18:00 ユーロ圏3月サービス業PMI 18:00 ユーロ圏1月経常収支 18:30 英3月製造業PMI 18:30 英3月サービス業PMI 20:00 トルコ中銀政策金利 21:00 英中銀行金利発表21:00 英中銀金融政策委員会議事要旨 21:30 米10-12月期 四半期経常収支 21:30 米3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 21:30 米週次新規失業保険申請件数 22:45 米3月製造業PMI 22:45 米3月サービス業PMI 22:45 米3月総合PMI 23:00 米2月景気先行指標総合指数 23:00 米2月中古住宅販売件数 28:00 メキシコ中銀、政策金利
こんにちは、ダメおやじです。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」はプロ野球の故野村克也元監督が述べていた名言ですが、これはFXなども含めた勝負事すべてに当てはまると思います。勝つ時は相場の値動き次第で勝つ事があります。しかし、負ける時は負けるべくして負けるということが起こり、FXをやったことがある人であれば頷けるものだと思います。 勝つか、負けるかはどちらも可能性があるので、負けるべくして負ける場合も同じではないか?と思われがちですが、そこが落とし穴で見誤ってしまいます。例えば、上昇トレンド発生時でも現時点で上がるか、下がるかは不明です。しかし、上昇トレンドが形成しているということは上がっている場合が多く、確率的に考えると上昇するほうが有利になります。勝率、利幅ともに差が出やすいです。 この逆をし続けていれば不利な状況となるので、勝ちにくいだけでなく大損に繋がっていくトレードも増えるでしょう。また、トレンドに歯向かって逆張りすると、逆行した場合大きな含み損となりやすいです。そうなるとすぐに取り返したい気持ちが強まり、無理なナンピンを繰り返したり、損切りをせずに放置したりしがちです。そして、大損するパターンです。これもFXをやったことがある人が一度は体験したことではないでしょう。 これを防ぐためにはトレンドにできるだけ逆行しないことと、逆行した場合は損切りを事前に決めて履行することです。どういう時に危ないのかを想定していれば、事前準備もできるので大事です。「負けに不思議の負けなし」はそれ以外にもあると思いますので、ご自身でも振り返りを行い確認してみてください。
昨日は日銀金融政策決定会合にてマイナス金利の解除が織り込まれる中で、日経平均株価が暴騰しました。終値は前日比で1,000円以上の上昇となり、再び40,000円台が見えてきています。為替市場は比較的落ち着いた状態となっており、ドル円は1日を通して上下40pips程度しか値動きのない穏やかな相場でした。 本日はお昼頃に発表のある日銀金融政策決定会合の結果に注目です。マイナス金利の解除、ETFやJ-REITの買い入れ停止、イールドカーブコントロール(YCC)の撤廃、今後の利上げに向けたフォワードガイダンスなど、注目すべき要因がいくつかあります。どこまで実施するのか、今後の利上げまでの期間はどのくらいになりそうなのかなど、内容次第で円買いが強まって円高となるのか期待外れによる円安となるのか、事前に予想するのは難しいので結果を待ちたいところです。 黒田元日銀総裁はこれまでずっと「賃金上昇を伴う形での物価安定の目標を持続的・安定的に実現」と繰り返してきました。ここに来てようやく4月からの賃上げ報道が相次ぎ、「賃金上昇を伴う形」ができつつあると思いますし、金融政策が正常な形になるのは良い事であると思います。しかしながら過度な円安による物価の上昇はいかがなものかと考えますし、為替に依存するような物価は安定的とは言えないでしょう。願わくば、上昇した賃金から無用な社会保障費などが抜かれず、可処分所得が増える世の中を期待したいものです。 本日は日銀の他にもRBA政策金利の発表もあり、豪ドルの動きにも注意を払いたいと思いますが、日銀イベントが終わればFOMC、SNB政策金利発表が待っています。本日以降は為替市場にとってはボラティリティが期待できそうなため、円高円安どちらに向かうにせよ、その時の流れに従って回転させていければと思います。
【HOT CURRENCY ドル円 148.50〜150.00】 15日の米国株は下落。S&P500種33ポイント安(-0.65%)、ナスダック総合155ポイント安(-0.96%)でした。為替市場は円安+ドル高。 米CPI・PPIが予想上回り、FRBの利下げ観測が後退しました。その流れを引き継ぎ、米金利が上昇、米国株は下落しています。 ドル円は日足50日線を上回ったことで、売り手のストップロスをつけた模様。146円台を底にした上昇が継続中です。 本日は日銀金融政策決定会合1日目が開催されます。 市場は既にマイナス金利解除を織り込んでいて、追加利上げ時期に関心が移りそうです。 年内は0金利で据え置くのか?年後半1回の利上げがあるのか?を探ることになりそうです。 投資戦略は、ドル円押し目買いとします。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
3月も半ばとなり、日が長くなっていることを日々感じるようになりました。気がつけば来週は春分の日を迎え、東京での桜の開花予想も相まっていよいよ本格的な春の到来を感じさせる日々です。春の桜は良いモノです。 【本日の指標】 本日の指標は小粒。特に相場を動かすものにはならない見込みです。 【本日の戦略】 昨日は米国における卸売物価指数の発表。こちらは今週の消費者物価指数に続く形での発表で、いずれも高い数値を示し、米国におけるインフレの強さを示す形となりました。相場は過敏に反応を示し、ドル円はわずかながらに上昇し、148円台へ。これは先週の巻き戻しが始まって147円台に下落した後、始めて反転上昇を見せた形になります。この値動きはつい先日まで150-151円台をウロウロしていた時に通じるものであり、相場全体として値動きに乏しい際に見せる反応と考えております。来週は転換点となりうる日銀による政策決定会合、そしてFRBによるFOMCが開催される予定であり、この大きなイベントの前には静かな値動きとなるのはやむを得ないと考えています。ニュースを見る限り日銀によるマイナス金利解除は最早既定路線であり、相場は既にその行方を見込んでいるとも見て取れそうです。 週の戦略で述べたドル円の買いはそのまま。長期的なドル円の下落方面への流れとなるかは今後のファンダメンタル次第でしょう。今週は賃上げニュースが多く見られ、私の様なサラリーマン世代としては胸に突き刺さるものでしたが、物価高に追いつく形で賃上げとなればインフレへの流れも自然と出来上がっていくことでしょう。長い大規模金融緩和の流れがいよいよ変わろうとしており、今の相場参加者はその目撃者となることが出来そうです。
昨日は欧州時間はドル買いの動きが優勢でドル円は148.05円まで上昇も、148円台維持はできずNY時間は147.40円台まで反落しました。ユーロドルは底堅い動きで1.0964ドルまで上昇、クロス円は底堅い動きでユーロ円は161.95円、ポンド円は189.55円、豪ドル円は97.96円まで上昇しました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 21:30:米・2月卸売物価指数 21:30:米・2月小売売上高 21:30:米・新規失業保険申請件数 米・2月卸売物価指数は前月比+0.3%、米・2月小売売上高は前月比+0.8%、米・新規失業保険申請件数は21.8万件の市場予想です。 昨日のドル円は東京午前147.20円台まで下落も午後は反発し欧州時間に148円付近まで上昇、NY時間は上値重く147円台中盤〜後半で推移しました。今日堅調な動きとなると148円〜148円台前半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると147円台前半〜147円付近への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは東京時間は1.09ドル台前半で小幅な値動き、欧州時間は1.0940ドル台まで上昇、NY時間は底堅い動きで1.0964ドルの高値を付けました。今日堅調な動きとなると1.09ドル台後半〜1.10ドル付近へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.09ドル付近への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、注目された米消費者物価指数の発表時に強い動きが出たほか、全体的に円が力関係上弱い位置で推移する場面が多くなり、先週の円買いの「戻し」となりましたね。 ただ今朝は再び円が買われる動きが再開していてドル円クロス円ともに短期トレンドは下向きになっていますので、この円買いがさらに続いて中長期的な円安トレンドを変化させるかどうかにも注目しておきたいところ。 現時点ではまだ中長期トレンドは円売り傾向にあり、その中での円買いは「戻し」の範疇なわけですが、これが一定期間続くか、短い期間でも大きな値幅で加速した場合には中期トレンドの変化もありえます。そうなると長い目線でシステマティックな取引をされる方などは戦略の再構築も必要になってきますので、そのあたりを意識して相場を見ていきたいですね。 このような中で今日のイベントとしては英1月GDP・鉱工業生産・貿易収支、ユーロ圏1月鉱工業生産、ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁講演、米週間原油在庫統計などが予定されていますが、全体的にインパクトが小さいものばかりなので、基本は各通貨の力関係を見ていくと良いでしょう。 ただし重要イベントが無くても動きが出ることもありますから、その点を考慮して資金管理は万全に。また取引する際には早い決済を心がけるなどして自分で消せるリスクは消しておきたいですね。 ではまず月曜から火曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、火曜はCHFが0.59%、EURが0.54%、USDが0.53%、AUDが0.51%、CADが0.48%、GBPが0.41%、NZDが0.23%となっていて、力関係は【CHF>EUR>USD>AUD>CAD>GBP>NZD>JPY】という形に。 月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【JPY>CAD>CHF>USD>NZD>EUR>AUD>GBP】でしたから、円が強い位置から弱い位置に変化したこと、ユーロ、スイスが位置を上げたこと、カナダが位置を下げたこと、ポンドが弱い位置を維持していることなどが見てとれます。 続いて10時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、昨日から今朝の動きを受けてドル円クロス円ともに下向きとなっていますので、現状は円買いが続けばショートのチャンスになりやすい状態。 この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。 逆にここから円売りの動きが出てきて対円変動率が1%を超える動きに発展すれば、その通貨ペアは短期トレンドが上向きに変化してロングのチャンスに変わります。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。 取引するうえでのポイントとしては、まずイベントが小粒なので基本は各国オープン前後の力関係変化を見ておき、そこから強めの動きが出た場合に取引できるようにシミュレーションしておきたいところ。 普段イベントなどをきっかけとして取引している方もいるかもしれませんが、個人的な経験として負けにくいのはイベント以外であり、利益の大きさという点では強いイベント時よりも劣りますがある程度の勝率を見込めるのはイベント以外のほうが多いイメージなので、普段イベント以外で取引されない方も通常時における相場の変化の仕方や戻し方などをチェックするのも良いかと思います。 それでは、今日も一日頑張りましょう!
みなさんこんにちは、斉藤学です。 【前日の結果】 ・ダウ平均 38769.66(+46.97 +0.12%) ・日経平均先物(期近)38180.00(-350.00 -0.91%) ・金・ゴールド 2180.90(+3.39 +0.15%) ・原油・WTI 78.07(+0.06 +0.08%) 【本日の戦略】 <ドル円は再び147円台割れ> 週明けのドル円は先週末からの売り圧力が続き、146円台後半へ続落しました。日銀がマイナス金利を解除し利上げするのではないかとの見通しで、株式市場を巻き込んでの下落となっています。日経平均株価は一時-1100円超の暴落となり、夜のNHKニュースでも取り上げられるほどでした。引けは-868円安と安値からは戻しましたが、時間外の日経平均先物(期近)は38000円台前半へ下げており、本日も厳しい地合いが続くと見ます。 <株安による円高が続くと予想> 株安が続くとなれば円高圧力が重しとなるため、本日の為替も円高で推移と予想。ただ、米10年債利回りが4.1%台と小幅に上昇したことで、ドルには下がったところでは買戻しも入っています。ドル円は146円台半ばがサポートライン、あとは今晩発表の米2月CPI次第となるでしょう。 一方、クロス円も連れ安となって全体的に下落しました。いずれも、米CPI発表待ちで動きづらいと見ます。 <重要経済指標に注目> 本日は、16時に独2月CPI改定値と英2月失業率が発表。その後、21時30分に発表される米2月CPIは、今後のドルの動向を見極めるうえで重要度が高いです。 とはいえ、米2月CPI前月比は前回値0.3%に対し予想0.4%、コア指数の方が前回値0.4%に対し予想0.3%とまちまちの内容に。一気に流れを変えるのは難しそうですが、いずれも予想値付近ならドルは堅調な推移を見せると予想します。 【経済指標】 ★★★ 21:30(米)2月消費者物価指数(CPI)(前月比) 前回:0.3% 予想:0.4% ★★★ 21:30(米)2月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回:3.1% 予想:3.1% ★★★ 21:30(米)2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) 前回:0.4% 予想:0.3% ★★★ 21:30(米)2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 前回:3.9% 予想:3.7% 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 146.00〜147.50 ↓ ・ユーロ円 159.50〜161.00 ↓ ・ポンド円 187.20〜188.80 ↓ ・豪ドル円 96.00〜97.80 ↓ ・ユーロドル 1.0860〜1.0980 → ・ポンドドル 1.2750〜1.2900 → ・ドルスイス 0.8700〜0.8820 ↓ 【通貨の強さ】 ユーロ>ポンド>豪ドル>ドル 【注目通貨】 ・円(日銀がマイナス金利解除の可能性)
先週の相場では、「米は利下げへの距離感が縮まった」「日本は緩和修正への距離感が縮まった」ということで、全体としては円高・ドル安となり、主要国通貨の中でも円が最強、ドルが最弱と言う力関係となりました。 週間見通し記事でも書いたように、今週のポイントとしてはこの流れが継続するか否かについての重要指標である「米インフレ指標」と「日本の春闘結果」に非常に注目が必要という感じなのですが、来週には ・RBA会合:3/19 ・日銀金融政策会合:3/19 ・FOMC:3/20 ・BOE会合:3/21 ・SNB(スイス中銀)会合:3/21 という感じで、中銀会合が大量にある週となっております。 この中で特に注目が必要なのは ・日銀:マイナス金利解除があるかどうか、そして春闘結果の第一回を受けてどういう見通しを出してくるか ・FOMC;声明文で今後の見通しをどのように説明してくるか ・SNB:利下げが来るかどうか という感じで、日銀とSNBについては、金利自体の変更可能性がある点で、非常に注目が必要といえます。 SNBについては、3/4時点のロイターの記事だと市場では66%の確率で利下げが織り込まれているということで、利下げなら織り込み切られていない分のスイスフラン下落、逆に据え置きであればスイスフラン上昇と言うことで、どちらにしても値動きが期待できる状況と言えます。 個人的には、スイスのインフレがかなり落ち着いてきた(というか消費者物価指数が1.2%、コアだと1.1%と、最早インフレと言いがたいくらいの数字)ことや、スイスフラン高について懸念を示し始めたことも考えると、今月利下げの可能性はそれなりに高いだろうと見ており、ドル/スイスの買いポジションは引き続きホールドし、結構期待しながら見ている状況です。 また日銀については、さすがにこれだけ観測気球を投げてきて、そして概ね好反応な状況でマイナス金利解除を見送る理由も特にないと思われるので、マイナス金利解除はしてくる、ただし金融緩和自体は粘り強く継続と言うような声明で、一瞬円高に向かうも、その後戻すというような展開を想像しております。
熱狂的に続いた株高局面もやや一服感が出てきました。 昨日の日経平均株価は、一時的に取引時間中の史上最高値を更新する場面もありましたが、結局は前日比492円07銭安となり、3万9598円71銭と4万円台を割り込んで、3日続落で取引を終えています。 買い材料が尽きてきたこともありますし、ここまでの急激な上昇への反動でもあります。正月時点で、3月でここまで株価が上がっていると予想したアナリストは少数だったのではないでしょうか。 リスクオン・リスクオフの観点から言えば、アメリカの経済指標を睨みながらの明瞭なトレンドがない天井感のある相場とも言えます。 そんななかで、目先では、各国の中央銀行の要人発言が為替市場のムードに転換をもたらしつつあります。 目先では、日銀のマイナス金利解除観測が再び強まり、円高、そして株式市場では銀行株をはじめとする金融株の底堅い動きに繋がっています。 こうした中で、ドル円相場は、ひところよりレンジを切り下げており、昨夜は147円台半ばまで下落。今日の東京時間も148円付近での推移です。 FRBの早期緩和観測、日銀の早期引き締め観測の相乗効果であり、要人発言に起因するものです。パウエル議長は、議会証言で年内利下げを示唆したことで、改めて米国の金融政策が緩和方向にあることが示されました。 さらに昨日には日銀の3月か4月のマイナス金利解除につき政府関係者の容認姿勢報道があったことで、日米金利差の縮小が意識されました。 一方でユーロは要人発言をきっかけに金利の先高観が強まりユーロ高局面になっています。もっとも、これらの要人発言が本格トレンドを形成するには、あくまで指標に裏付けられたデータも必要になります。 今日は2月の米雇用統計が控えています。雇用統計を見極めるまで、いずれの方向にも大きく動くような相場は形成されにくいと見られます。 東京時間段階では、基本的に様子見ムードになりやすく、また、トレンドを伴う動きは想定されにくいでしょう。他方、雇用統計前後では、普段以上にかなり大きく動くことを念頭にリスク管理する必要があります。 14:00 1月景気先行指数 14:00 2月景気ウオッチャー調査 16:00 独1月鉱工業生産 16:00 独1月生産者物価指数 16:45 仏1月貿易収支 16:45 仏1月経常収支 19:00 ユーロ圏10-12月期四半期GDP 22:30 カナダ2月雇用統計 22:30 米2月雇用統計
こんにちは、ダメおやじです。私も長年、相場の世界に生きていますが、「相場は運次第」ではないかと何回も言われてきました。メディアでは投資で失敗した人を面白おかしく特集するせいで、「投資や投機は悪」「相場は運次第」と思われることになりました。しかし、よく考えてみると相場や投資などで生計を立てているプロが存在して、安定的に収益を上げていることは紛れもない事実です。つまり、FXは運次第ということは言い過ぎだと言いたいです。 ここで「運次第ではない」と言い切っていないのは、相場にも運の要素もあるからです。全てではないがコントロールできない運次第の部分もあるということです。これがなければ相場自体が成り立ちませんよね。要はFXなどの相場、もっと言えば勝負事は、自分ではどうしようもない運的要素と自分でコントロールできる部分に分かれており、後者を抜かりなく準備できる人が安定的な収益を上げていると確信しています。 エントリー、損切り、利食いなどのトレードルールを決めて、自分で立てた資金管理や投資計画に沿って運用していくことでリスクとリターンを調整していく事ができます。トレード回数が少なければ連続負けなどもあり得ますが、大数の法則により回数が多くなれば確率的なブレも収斂されていきます。それも含めて自分でコントロールできる部分になります。 FXなどの相場には自分でできること、できないことがあり、明確に分けてできることを粛々と準備しておくことが大事です。運次第と考えている人は、今一度このことを意識して取り組んでみると光明が見えてくると思います。全てをし尽くして勝負で負けたら諦めて損切りをすれば良いだけです。逆にそういう意識をもって勝負できれば、損切り時にも諦めが付きやすいです。そして、その経験は次に生きてスキルが蓄積していくでしょう。
昨日のドル円は欧州タイムまでは150円台でほとんど値動きがなく、NYタイムに入ってからやや軟調な展開となりました。日経平均株価が40,000円台に乗せてきて、株高と円安に勢いがつくのかと思いきや、株価はやや失速気味となりました。今週金曜日のメジャーSQに向けて続伸するのかと思われましたが、株価はともかくドル円は狭いレンジでの値動きが続くのかも知れません。 月初には新NISAに絡んだ円売りがでるのではとも考えられましたが、ドル円だけでなくクロス円もそこまで買われるわけでもなかったです。特に豪ドル円やキウイ円は先週までの下落によって押し目買いチャンスと考えていましたが、買い戻しが少なく焦って買い建てしなくてもよいのかも知れません。ですが、豪ドル円やキウイ円は今後の利上げ期待が消えたわけではないので、じわじわと上昇するのを期待して買いポジションを構築していくのはありだと考えています。 本日はNYタイムにADP雇用統計、カナダ銀行(BOC)政策金利発表、24時ごろにはパウエルFRB議長の議会証言のイベントがあります。ADP雇用統計について、前回は10.7万人増とNFPの35.3万人増に比べて大きく乖離のある結果でした。本日の結果が前回より良くなったとしても、金曜日のNFPは前回ほど上振れる可能性は低いと見て、ドル買いになったとしても一時的と見ておいたほうが良いかも知れません。 いずれにせよドル円の値動きはあまり期待できないので、ドルに絡めた他の通貨ペアでわかりやすい展開になってくれることを期待しつつ、指標結果を見ながら短期でのテクニカルを見てトレードしてみようと思います。
【HOT CURRENCY ドル円 149.80〜150.80】 4日の米国株は下落。S&P500種6ポイント安(-0.12%)、ナスダック総合67ポイント安(-0.41%)でした。為替市場は円安+ドル安。 最新2/27時点IMM円ショートは132,705枚へ増加。投機筋の円売りポジションが、かなり積み上がって来ました。 金融市場全体のリスクオン相場が継続。日経平均・ゴールド(金)・暗号資産の強さが目立っています。 本日は米2月ISM製造業景況指数が発表される予定です。明日6日(水)はパウエルFRB議長が議会証言を行う予定です。 投機筋の円売りポジションが積み上がっており、ドル円は仮に上昇してもスピードは遅いと予想しています。 3月半ば〜後半には、年始からのリスクオン相場が調整すると予想しています。 リスクオン方向へ大きく動いているだけに、3月期末が近づくタイミングで一定の利食いは出てきそうです。 投資戦略は、もう一段円安が進むのを待ち、3月末へ向けてドル円クロス円を売って行く方針です。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
季節がぶっ飛んだような暖かい日もありましたが、順調に二月に相応しい寒い日が戻る日もあり、順調に季節が巡るのを感じています。気がつけば3月。プロ野球のオープン戦の話を聞くと今年もシーズンが巡ってきたなと思う次第です。長期予報では4月から暑い日々が来ると予想されており、今年も厳しい夏と、長い残暑が続くとなると、今から嫌になる次第です。 【本日の指標】 本日の指標は小粒。指標によって動く相場とはならない見込みです。 【本日の戦略】 連日のように株高が叫ばれる日々が続きます。先週は日経平均4万円への到達まであと一歩と迫りました。今回の株高は外国人投資家に因るものが大きい模様ですが、円安要因というのも背景にあるようで、その前提である円安が盤石である今、ここまで到達してしまえば、突発的なニュースが無い限りは4万円台への到達というのは間違いなさそう。どこまで延びるかが市場参加者の注目しているポイントです。 ここ最近のドル円はドル高の方向にはまったくと言っていいほど動きがありませんが、マイナス方向へのニュースに対しては過敏に注目して短い間ではあるものの下側へのローソク線が見られています。長きに渡った円安も、それに支えられてきた株高も、踊り場は近いようで、それなりの準備はしたいと思っております。本日は特段指標もなく、その心の準備も必要なさそうで、むしろ歴史的な4万円台への到達というニュースを見守りたいと思います。欧米諸国においてはこの30年間で株価は数倍にもなったとの報道が見られ、世界の株価ランキングの上位を占めていた時代のは遠い昔と、ネガティブな報道も見られますが、素直に喜びたいと考えています。
昨日はNY時間米経済指標の弱い結果等を受けドル売りが進みドル円は149.21円まで大幅下落も、NY午後はドルが反発しドル円は150.05円まで戻しユーロドルは一時1.08ドルを割り込む動きとなりました。クロス円は軟調でユーロ円は161.69円、ポンド円は189.05円、豪ドル円は97.35円の安値を付けました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 06:45:NZ・1月住宅建設許可件数 08:30:日・1月失業率 19:00:欧州・2月消費者物価指数 19:00:欧州・1月失業率 23:45:米・2月製造業購買担当者景気指数 24:00:米・2月ISM製造業景況指数 24:00:米・2月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 昨日のドル円は東京時間150円を割り込み149.70円付近まで下落、欧州時間は149.60円台〜150.10円付近で推移、NY時間は軟調な動きで149.20円付近まで下落も午後は反発し149円台後半〜150円付近で推移しました。今日堅調な動きとなると150円台中盤へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると149円台中盤への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは東京時間は1.0820ドル台〜1.0840ドル付近での小動き、欧州時間は1.0820ドル台〜1.0850ドル台で推移、NY時間は軟調な動きとなり1.0796ドルの安値を付けました。今日軟調な動きとなると1.07ドル台中盤への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると1.08ドル台中盤へ上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
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