兵ブロガーバックナンバー(2008年04月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2008年04月

2008/04/30

とあるエンジニアKさん

指標の嵐が吹き荒れる

本日(4/30)はとある新米社員Kが執筆を担当させていただきます。

今日からガソリンの暫定税率が以前と同じ額になり、
更に原油高も相まって5月にはリッターあたり160円になると
予想されているガソリン。

昨晩は「なんでこんなところに車の渋滞が発生しているんだろうな」と
思っていたら、その値上げ直前のガソリンを狙って給油する車の列で、
何十台もガソリンを給油すべく並んでおりました。

この暫定税率については、賛否両論多くの意見があるでしょうが、
自分の意見として、このような1ヶ月間だけの中途半端なことを
行うことが最も良くない策であると考えております。

【本日の注目指標と対策】

本日は指標ラッシュです。

その中で最も重要なのはFOMC。

予想では0.25%の利下げとされています。

ただしその前に東京時間から日本の失業率、日銀政策金利、
そして欧州時間にはEU圏の失業率や消費者物価指数など
予想とずれた数値が発表された場合は大きく動くことが懸念されます。

NY時間においてもADP雇用統計や実質GDPや個人消費なども
発表されることにもご注意です。

【本日の戦略】
先に述べたように本日は指標ラッシュの一日。

東京時間から大きく動く可能性もあります。

ここで注意したいのは、本日は一番最後に最も重要な
指標が発表されるということ。

つまりそれまではFOMCをにらんで様子見の相場ということもあるでしょう。

そして気になるのはFOMCの内容。

0.25%の利下げが予想されておりますが、予想に反しての
0.50%の利下げなどがあった場合、ここぞとばかりに、
最近強いファンダメンタルによって上昇した米国ドル売り
浴びせたい短期筋などが、怒濤のドル売りをしかけることも考えられます。

危険なファンダメンタルに左右されず、長期視点を持った
取引をすることが望ましいでしょう。

そしてテクニカルではクロス円が反転下落の形を見せ始めています。

まだ現段階では逆張りと言えますでしょうが、このまま
下落を見せるようだと、今度はクロス円の買いが順張りの戦略となるでしょう。

その下落の鍵を握るのは本日のFOMCにあると思われ、
しっかりと相場を見極める必要がありそうです。

それでは次回担当のしーさんよろしくお願いします

2008/04/23

ダメおやじさん

こんにちは、ダメおやじです。

来週からいよいよゴールデンウィークの突入ですが、レジャー資金を何とかFXで
稼ごうとお考えの方は頑張って儲けて下さいね^^。

為替相場ですが、先週は銀行決算が好感され市場に安心感が出たためドル円・ク
ロス円ともに上昇しましたが、今週に入りバンカメの決算が悪かったためユーロ
やオセアニア通貨は別として、ドル円とポンド円は売られております。昨日の米
経済指標も冴えず原油が史上最高値を更新したことで、米景気の足を引っ張りそ
うでドル安懸念は再燃しているようです。

しかし、円に対してはドルもポンドも押し目買いの状況と思っております。それ
は3月17日の安値から売り人気が継続され、売られてきた玉がまだ塩漬けになっ
ているからです。

ではどこで変化が起きるのか。。。

ドル円で102円、ポンド円で203円割れあたりまで下げるとヤレヤレの買いが出て
きそうで、その買いで戻しが入れば売りたいと思っております。下がらずに戻し
た場合の高値はドル円で108円が見えますが、それはチャートの上の話で個人的
には難しいと思っております。ポンド円は暴れますから212円近辺までの上値を
見ております。

それにしてもユーロが強いですね。G7も無意味な感じがします。利上げ観測まで
出てくる始末で(笑)
ドル安見通しからユーロや原油を買っている投機筋は笑いが止まらないでしょう
が、相場に永遠はないので天井は近いと見ております。

その切っ掛けは分かりませんが、世界が原油高・食料高で困っているためファン
ド規制か何か起こるのでしょうか?私も売りたいのですが高値が恐くて下げだし
てからでも間に合いそうな気がしています。

ではゴールデンウィークの資金を貯めるのが使ってしまった!とならないように
頑張りましょう^^。

2008/04/18

しーさん

悪い決算は織り込み済み

2008/04/18(金) 本日はしーが担当させて頂きます。

先日会社の後輩が連絡を忘れてお客様への対応が1日遅れてしまいました。

たった1日と思うか、1日も!と思うかはその人の意識次第だと思いますが、
もし自分が何かメーカーに問い合わせをしたとき、すぐに返答がくるのと
ちょっと時間をおいてから返答がくるのでは心象がだいぶ違います。

こういった意識は若いうちはなかなかわからないものですかね。

【本日の注目指標と戦略】

本日は特にめぼしい経済指標はありません。

そんな中で今週は毎日のように米金融機関の第1四半期の決算発表が
ありましたが本日はシティグループの決算の発表があります。

今週はJPモルガン、メリルリンチなどのビッグネームの決算発表時、
決算内容の如何に問わずUSD/JPYは上昇という動きをしてきました。

JPモルガンは純利益24億ドルだったためドル買いはわかりますが、
昨日のメリルリンチは純損失19.7億ドルに対してもドル売りとは
なりませんでした。

これまでの追加損失や流動性不安のニュースで、悪い材料に慣れていると
いうのもあるでしょう。

本日のシティは2007年第4四半期には大規模な損失(235億ドル)を
追加計上していました。
2008年の期の出だしでどこまで補填できているのか注目したいと思います。

今週は円売りの流れの中にいるため、インパクトのあるネガティブ結果と
なるとドル下落となるでしょうが、ある程度の損失+その対策が見える
ようであれば、それほど大きくドル売りとはならないでしょう。

また週の中頃辺りからポンドが回復しかけていますが、
来週BOEがモーゲージ市場に対しての対策を出してくることを好感しての
ものです。

しかし今日に限って言えば、週末リスク回避の動きと、
テクニカル的に見た場合のレジスタンスラインにぶつかるタイミングでも
あります。
デイトレでGBP/USDのショート勝負が狙い目かと思います。

方向性の見えづらい相場が続いているので、
良いタイミングを待ち構えての短期勝負でリスクを小さくしておきましょう。

では次回担当のyamamomoさん、よろしくお願いします。

2008/04/17

とあるエンジニアKさん

クロス円混迷の起爆剤となるか

本日(4/17)はとある新米社員Kが執筆を担当させていただきます。

桜も散り、暖かな毎日がやってまいりました。
先月から本格的に自転車通勤を始めました。
片道12kmの距離を35分かけて通います。
今までは電車での通勤で、「あー今日も眠いなー」だったのですが、
自転車に変えて春風を浴びつつ通勤することで確実に目覚め、
午前中からフル回転で仕事ができるようになりました。
なかなか自転車通勤できる環境にある人は多くないかと思われますが、
ちょっと頑張ればできる人は是非ともお試しください。

【本日の注目指標と対策】
本日は昨日と比べると小粒な指標群。
特に注意すべき指標はカナダの消費者物価指数があるぐらいです。
カレンダーに見られない指標として注目すべきなのは、
米国大手金融機関の決算。
本日はメリルリンチの決算発表を迎えます。
サブプライム問題絡みで悪い数値が当たり前となっている今、
悪い数値が出ようがそう簡単には驚くことはありませんが、
相場は素直に反応するもの。
ご注意ください。

【本日の戦略】
ここ数日クロス円の動向が静かになってまいりました。
上下ともに動きずらい展開で、なにかきっかけを探しているクロス円です。
そんな中で、先に挙げた米国大手金融機関の決算が気になるところ。
昨日のドル売りの流れを受け、その指標発表と同時に筋による
仕掛け等が見られる可能性が高いものと予想されます。
この場合は単独のドル売りではなく、クロス円全体に波及した
円買いの流れが容易に想像つきます。
逆に円高にならない場合、クロス円は更にウロウロと相場を
さまようことも予想され、材料が少ない今週は持ち越しとなり、
クロス円の結論は来週に持ち越しとなる可能性が挙げられます。

どちらにしてもファンダメンタルで動きやすい最近の相場。
しっかりと情報を集めて取引に臨んでください。

それでは次回担当はしーさんです。
よろしくお願いします。

2008/04/09

ダメおやじさん

こんにちは、ダメおやじです。

今朝のニュースで大阪の道頓堀の ”くいだおれ” が
経営悪化で店を閉めると知りました。いつも店の前を通りますが、
相変わらず ”くいだおれ人形” の前で記念写真を撮る方が多く、
まさか潰れるとは思っていなかったです。

道頓堀も全国のチェーン店が多くなり、また一つ大阪らしさが
なくなると思えば寂しいですが時代の流れですね。でもあの 
”くいだおれ人形” はなんとしても残してもらいたいものです。

さて為替相場ですが、先週はドル円・クロス円ともに
堅調な動きでしたが、今週に入り方向感が見えなく
なってきております。昨日の夕方の英経済指標の悪化から
ポンド円が急落し、ドル円・クロス円ともに下げましたが
ドル円は押し目を買われて、ポンド円は戻りも鈍く
先週の買いからの基調が変わりそうな動きをしております。

明日は英中銀の政策金利の発表があり、市場では0.25%の
利下げ観測が強いようですが、ブラウン首相の利下げ容認
とも取れる発言から0.50%の利下げの可能性もあると見ており、
そうなると売られる可能性は強そうです。

私が勧めていたユーロドルは、株価が安定しているため
欧米の金利差拡大観測から堅調な動きはしておりますが、
高値更新は出来ず高値での踊り場にいるようです。

今週末のG7で、最近のユーロ圏の要人発言によるユーロ高が
取り上げられるのは間違いなさそうで今度のG7は最近になく
注目度が高いようです。ユーロ高懸念=ドル高を望むという
事ですから来週からのユーロの動きには注目しております。

だめおやじ

http://damefx.blog48.fc2.com/

2008/04/04

しーさん

雇用統計の悪化は必至か

2008/04/04(金) 本日はしーが担当させて頂きます。

私の住んでいる地方は今が桜が満開です。
今週末はお花見をする人がたくさんいることでしょう。

またガソリンの暫定税率が廃止になって初めての週末です。
行楽地にでかける前に安くなったガソリンを満タンに、
という人が大挙してスタンドに押しかけそうです。

予想外のところで道路の渋滞ができそうですね。
おでかけされる方は気をつけて運転して下さい♪

【本日の注目指標と戦略】

本日の注目指標は言わずもがなの米雇用統計です。
現在のところ先月に引き続き?5万人の予想と
なっていますが、昨日木曜日に発表されたの
失業保険申請件数はついに40万件に達し、これを受けて
上昇しかけていたドルに水を差した形となりました。

失業保険を申請する人が増えると、当然雇用者数と
失業率が悪くなります。

 3/01(土) 344,000件
 3/08(土) 347,000件
 3/15(土) 375,000件
 3/22(土) 366,000件
 3/31(土) 407,000件

というように失業者数が増加傾向にあるため、
今夜の雇用統計は良い結果は期待できないでしょう。

この状態でADP雇用統計のようにプラスの数字がでてくると、
その数字の根拠を疑いたくなりますが、
為替的にはドル買いに傾斜するのは
間違いありません。しかし予想通り、
もしくは予想より悪い結果であれば、
一時的な下落のほうが可能性は高いでしょう。

雇用統計関連で、カナダの雇用統計も20時に発表があります。
パリティ上抜け後、今週は下落傾向にあるUSD/CADですが、
ドル売りに反応しやすい状況の中ですので、
カナダ雇用統計の結果にも注目です。

通常であればUSD/CADは下値と上値の
半値付近ですので、一度サポートされるところですが、
雇用統計のようなテクニカル無視の
指標時は何が起こるかわかりませんので、
素直に流れについていきたいと思います

では次回担当のyamamomoさん、よろしくお願いします。

しー@たゆたいFX
http://fx-theory.seesaa.net/

2008/04/03

とあるエンジニアKさん

無風を望むか、大荒れを待つか

本日(4/2)はとある新米社員Kが執筆を担当させていただきます。
 
4月となり、新たな年度が始まりました。

自分も社会人としての2年目を迎え、
忙しい仕事に毎日一生懸命に暮らしております。

それにしても昨年の今頃は右も左もわからない
状況だったのに、ここ最近では少しずつではありますが、
仕事に余裕が見えてきたようにも思えます。

日々成長しているのを実感しつつ、更に努力を続けたいと思います。 

【本日の注目指標と対策】

本日は米国時間に注目すべき二つの指標があります。

それは23時に発表、そして開始されるISM非製造業景況指数、
バーナンキFRB議長議会証言です。

ISMは先日の「製造業」では比較的良い数値が見られ、
今日も先日に引き続き良い値が見られることが期待されております。

また、今日の行われるバーナンキ議長の議会証言。

昨日行われたバーナンキ議会証言では、「マイナス成長」の
可能性に触れ、一次的には下ブレが見られましたが、
結局のところ元の値に戻しております。

本日も昨日同様大きく動くことが予想されますので
発言には注意を払いつつ相場に望んでください。
 
【本日の戦略】
クロス円がついに底を打った形となったのか、
怒濤の円安が始まり、各クロス円大きく上昇しております。

多くのファンダメンタル要因がありますが、
いずれも景気は悪いけど、なんとかしよう!

そのような前向きな発言、指標、行動などによるもので、
更なる伸びも期待できるでしょう。

そして買われすぎた円に対する巻き戻しとも考えることもでき、
これから以前のように「キャリートレードが復活し、
クロス円は上昇し続ける」のような簡単な相場にはなりにくいものと思われます。

さて気になる本日ですが、明日の雇用統計を控え、
おっかけのクロス円買いは順張りといえども怖い。

たしかにADP雇用統計では良い値が見られたこともあり、
更なる米国の復権、そしてクロス円の上昇が期待されますが、
まずは実際の値を見てから!

そのような考えを持つ自分にとって、
クロス円の売り買いどうのこうのというのは明日以降の戦略となるわけです。

もちろん現在持っているポジション(豪ドル円の買い)は
そのまま保持しようと思います。

無風に終わることが望ましいことでしょうが、
どこかで大荒れを期待する自分がおります。 

それでは次回担当のしーさんよろしくお願いします。

とある新米社員K
http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

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