4月最終日を迎えました。ゴールデンウィークを迎えるとあって、人の動きが活発化している模様。 横浜も中心街や観光地に行けば人が溢れています。 陽気も大変よくなり、一年間で最も過ごしやすい時期を迎えようとしています。 私個人は来たるべく5連休に備えて付き合いがある海外会社に投げるボールをせっせと作っている最中。 年末年始に次ぐ休みラッシュにしっかりと身体を休めたいところですが、その前に参ってしまいそうな ここ最近の仕事状況です。 【本日の指標】 本日は日銀による政策決定会合。いわゆる異次元の金融緩和政策が始まって丸二年が経過し、 日経平均株価は15年ぶりに2万円に到達。超円高も是正されましたが、未だ物価上昇率は目標とする 2%には到達しておりません。 原因の一つとして原油安が挙げられますが、この1ヶ月は50ドル台後半でいよいよ原油価格が 戻りつつある傾向にあります。特にサプライズ的な発表はなく、追加緩和策などはないものと 推測されますが、今後の金融政策を占う上では気にとめたいニュースです。 【本日の戦略】 一時的に上昇した円ですが、ここ最近は逆方向の流れで、特にポンド円は前回高値である184円に 到達しようとしているところ。まずはここでポンド円買いポジションは解消したいと思います。 レンジ相場と考えればここからの下落で途転ポンド円を狙いところですが、タイミングとしては もう少し待ちたいところ。目安は185円到達か。 無理に頂点でポジションを取ろうとせず、下落の開始まで待ちたいと考えています。 気になるのはドルの弱さ。 ドル円では118円に留まっている為、目立たないのですが、ユーロドルでは連日のようにドルが 下落している状況。ダウ平均も頭打ちを迎えていることから、単純にレンジの中での反転の動き なのでしょうが、ポジションを取るべきか迷っている最中です。 日経平均、ダウ平均共に頭打ちが見えるここ最近の状況ですが、次なる方向性の発現に目を 光らせたいところです。
昨日は米4月消費者信頼感指数の弱い結果等を受けドル売りが進み、ユーロドルは1.0991ドル、 ポンドドルは1.5342ドル、オージードルは0.8027ドルまで上昇しました。 ドル円は小幅に下落も118円台後半は維持、クロス円は堅調な値動きでした。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 21:00:独・4月消費者物価指数・速報値 21:30:米・第1四半期GDP・速報値 27:00:FOMC政策金利発表 昨日のドル円は、東京時間は119円台前半で小動き、欧州時間はやや軟調に推移し 118円台後半へ下落、NY時間は序盤119円台前半へ反発する場面もありましたがその後は 118円台後半での小動きでした。 今日上昇の動きとなると119円台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると118円台中盤〜3月26日の安値118.33円付近で止まることが できるか注意したいです。 昨日のユーロドルは、東京時間は1.08ドル台後半で推移、欧州時間は堅調に推移し 1.09ドル台へ乗せ1.0950ドルまで上昇、NY時間は続伸し1.0991ドルの高値を付けました。 今日も堅調に推移すると1.10ドル台へ乗せ3月26日の高値1.1052ドル付近へ、 まだ強い動きとなると1.11ドル台を付けることができるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると1.09ドル台前半〜1.08ドル台後半への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、目立った経済指標の発表もないなかで、 欧州勢参入後からドルが単独で買われて力関係上強い位置に。 しかしこの動きはNY市場オープン後に早くも反転してドル売りに変化し、 同時に円も力関係上弱い位置に変化してドル売り円売り状態に。 さらにオセアニアやカナダといった資源国通貨が強い位置に来て、 続いて欧州系通貨が来るなど、ある程度地域間の傾向が出ており、 イベント前の相場を把握するという意味ではわかりやすい動きだったかと思います。 またトピックとしては、ギリシャ政府が債権団との交渉担当者を刷新する、 と発表しており、ユーロ問題に関しては少し期待が高まっている状況。 このような中で今日は英第1四半期GDP速報や米消費者信頼感指数、 ボロズBOC総裁、バイトマン独連銀総裁発言などが予定されていますが、 明日には注目の米GDPやFOMCを控えていることもありますし、 30日には日銀金融政策決定会合、そしてGWへと入って行きますから、 調整状態から一気にブレイクするような動きが出る可能性も十分。 また毎年GWは比較的相場が大きく動くことが多いですし、 日本は休みでも海外は通常通り稼働していますから、 資金管理はいつも以上に万全にしておきたいですね。 ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、 CADが0.86%、NZDが0.70%、AUDが0.51%、GBPが0.37%、 EURが0.16%、CHFが0.06%、USDが0.06%となっていて 力関係は【CAD>NZD>AUD>GBP>EUR>CHF≒USD>JPY】という形に。 先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【GBP>JPY>AUD>EUR>USD>NZD>CHF>CAD】でしたから カナダやNZDが強い位置に変化したこと、豪ドルが強い位置を維持していること、 ポンド、円、ドルが位置を下げたこと、スイスが弱い位置を維持していることなど、 かなりしっかりと力関係変化が出ていることが見てとれます。 続いて火曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると 昨日の動きを受けてドル円のみ下向きで、その他は上向き。 そのため今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、 ここから円が売られる展開が加速すれば、各通貨の短期は改善し、 明確な上向きとなる通貨が出てきてロングチャンスとなりますから、 力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。 一方今後円が買われる展開となれば、各通貨の短期は悪化し、 ドル円をはじめとして明確な下向きとなる通貨が出てきますから、 その場合はショートのチャンスとなり、力関係上弱い通貨を売って、 円を買うのが低リスクな状態に変わります。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので 短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【昨日の概要】 日経平均株価は続伸、+53円高の20187円で引けました。株高を受けドル円も続伸、 一時120.09円まで上昇しましたが、NY時間にドル安となったため119円台半ばへ戻しています。 【昨日の結果】 ・ダウ平均 18058.69(+20.42 +0.11%) ・CME日経平均先物 20190(大証終比:+20 +0.10%) ・NY金先物12月限(COMEX) 1194.30(+7.40 +0.62%) ・NY原油先物11月限(WTI) 57.74(+1.58 +2.81%) 【経済指標】 ★★★ 21:30 (米) 週次新規失業保険申請件数 前回:29.4万件 予想:28.9万件 結果:29.5万件 ★★★ 23:00 (米) 3月新築住宅販売件数 前回:53.9万件 予想:50.9万件 結果:48.1万件 【本日の戦略】 <ドル安によりドル円は119円台半ばへ下落> 昨晩発表された米週次新規失業保険申請件数や米3月新築住宅販売件数が予想を下回ったうえ、 ドル高によりGMの最終利益が予想を下回ったことから、ドル売り優勢の地合いが続きました。 米3月新築住宅販売件数の悪化に関しては、悪天候による一時的な影響と見られているものの、 米10年債利回りが1.958%と伸び悩んでいるため、ドル円は再度119円台での値固めが続くと 予想します。 <ギリシャ問題暫定合意期待によりユーロドルが上昇> 昨日のロンドン時間に、ギリシャ債務協議が合意間近との報道が流れました。 これを受け、ギリシャ問題に関して月内の暫定合意への期待が高まったことにより、 ユーロドルは一時1.0845まで上昇、ポンドも対ドルで上昇しました。 ユーロは、これまでに大量のショートポジションが貯まっているため、下がっても ショートカバーが入り上昇しやすい地合いが継続すると予想します。豪ドルに関しては、 サウジアラビアによるイエメンへの空爆により原油価格が上昇したことも加わって、 買い戻しが続くでしょう。 一方で、米主要企業決算の中にドル高の影響で良くないものが出てきているため、 引き続き決算発表に注意が必要です。今晩は、アメリカン航空やアマゾンドットコムの 決算が発表予定となっています。 【経済指標】 ★★★ 21:30 (米) 3月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器] 前回:-0.4%(-0.6%) 予想:+0.3% 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 119.00〜120.10 → ・ユーロ円 128.80〜130.50 ↑ ・ポンド円 179.50〜181.00 ↑ ・豪ドル円 92.50〜93.50 ↑ ・ユーロドル 1.0750〜1.0900 ↑ ・ポンドドル 1.4950〜1.5150 ↑ ・ドルスイス 0.9450〜0.9600 ↓ 【通貨の強さ】 ユーロ>豪ドル・ポンド>ドル 【注目通貨ペア】 ・ユーロ(ショート過多、買い戻し優勢)
みなさん、こんにちは。 4月だというのに、関東地方は毎日雨ばかりのおかしな天気でしたが、 気を取り直して頑張っていきましょう。 さて、今週の為替市場ですが、先週からの流れを引き継いでドルがやや軟調になっています。 とはいえ、思った通り、ズルズル下落するような展開は避けられています。 ドル円でも119円台が軸となる推移が続いており、当面の下値である118円台の 下値を深く試すような弱い展開は避けられています。 このところの冴えない米経済指標の中では、引き続き今週も十分にドルが 底堅い状態といえるでしょう。 このドルの底堅さの要因は、対円ではリスクオンによるものだと思います。 東京株式市場は、昨日の日経平均では大幅反発となり、274円高で引けて、 今日は2万円を回復しています。 また、TOPIXに至っては、終値ベースで2007年以来の約7年半ぶりとなる 1600ポイントを回復することに成功しています。これに伴い、市場では円の売り圧力が 高まっており、週明けから漂っていた円高ムードに、どうにか一息ついた格好です。 また、対ユーロでもドルは堅調ですが、こちらはユーロそのものの問題に起因するものです。 ユーロドルは、週明け以来、ギリシャ債務問題の先行き不透明感により、上値が伸びない 重苦しい展開が継続しています。 実際、昨日のユーロドルは、1.07台から一時的に1.06台まで下落する展開になり、 今も目先の下値を模索するような展開が継続しています。ユーロドルにはこれ以上継続的に 下げていくほどの、特段の材料はないわけですが、ギリシャ情勢を睨んで、テクニカル面も 含めてあえて現在のユーロを買いあがる材料に乏しく、またもダラダラと売り込まれている 状態と見るべきでしょう。 とはいえ、ECBの副総裁は、ギリシャを含むユーロ加盟国がデフォルトや資本移動規制を 導入することになっても、ユーロ離脱を迫られることにはならないと発言するなど、 今週もユーロを継続的に売っていきたいような地合いでもないと思います。 そもそも、前から書いているように今のドルの強さも既に陰りが見えています。 先日発表された3月の米雇用統計の非農業部門の雇用者数が12万6000人増と伸びが 従来よりも大きく鈍化したことにより、今まで想定されていた年央の利上げは難しい情勢に なりつつあります。 そうなると、米国経済の堅調とそれに伴うFRBの年央利上げ期待が原動力だった ドル高相場の継続には限界があり、潮目が変わる可能性は高いと見るべきです。 とはいえ、目先のところでは、今日のところは、ドルは引き続き横ばいの可能性が高いと思います。 ドル円でいえば、現在の118円台を下限として119円台後半までを軸とする推移から超えて、 短期的に明瞭な方向感が出てきそうな雰囲気ではないでしょう。現在の方向感では円高にも 円安にも限界があります。 今日のところは、既存のレンジから上下に外れた場合にはさておき、ドルストレートが 既存レンジに踏みとどまっている限りは、基本的に積極的に攻めていくような地合いの 環境ではないように思います。 また、ユーロ円はやや円高基調ではあるものの、今日は128円台に再度乗せるなるなど、 円高の幅は極めて小規模で、トレンドとして明瞭なものには至っていません。 こちらも、積極的に攻めていくような雰囲気は感じませんね。 20:00 米MBA住宅ローン申請指数 22:00 米2月住宅価格指数 23:00 米3月中古住宅販売件数 23:00 ユーロ圏4月消費者信頼感
こんにちは、ダメおやじです。 週明けはドル円は米金利低下から118.53円まで下落後に一転して米金利上昇、 株の大幅高から一時119.43円まで上昇しました。 中国の予想以上の追加緩和が好感された面も有るようです。 しかし、ドルストレート安からクロス円の上昇はなくドルの全面高でした。 特に豪ドルは利下げ観測やRBA総裁のネガティブ発言で下げました。 本日も昨日に続いて特に重要指標はなく、米金利動向や株価を睨んだ展開となりそうです。 ドル円は上値は119.50円台では売られ、越えても119.70円台までと見ています。 下値は118.80円付近は買われ、割れても118.60円までとみています。 私は昨日の週の予想でも書きましたがユーロドルの売り狙いです。 昨日はギリシャ懸念や米金利上昇で5日振りで日足で陰線をつけました。 本日はユーロ圏の景況感指数などで欧州で戻りが有れば売りたいと考えています。 本日は戻しても1.0780か1.08までとみています。 昨日も書いたと思いますが、17日の1.0848越えは目先はないと見て高値越え ストップで臨みたいです。 本日も頑張りましょう。
関東以西ではすでに桜も散り、まるで梅雨時期のように連日雨が降って夜は肌寒い日が続いています。 ちらほらと体調を崩している人もいるので、日替わり、時間替わりの気温の変化に調整が必要な 日が多いため、朝の服選びに失敗しないよう情報収集と余裕を持った準備を心がけたいです。 さて為替のほうは情報収集も精神的な余裕もどちらも必要不可欠ですが、 本日は朝方にニュージーランドの第1四半期CPIが発表されて以降、 日中やNYタイムには注目すべき指標イベントは見あたりません。 モルガンスタンレーのQ1決算発表があり、他の金融機関も好調な結果だったため 株価にはプラスに作用するかも知れませんが、大勢には影響は薄く、 ドル円的には大きな値動きにはつながらないのかも知れません。 テクニカル的に見ると、ドル円の日足は瀬戸際にいるように見えます。 現在日足ベースでは短期的に下げ先行の形となっていますが、 118円中盤を割り込むとこの下げがさらに進む可能性があります。 もし割り込んだ場合の想定ターゲットは116円中盤くらいまで。1日で大きく下げるような 相場状況ではないとは思いますが、リスクとしてはその辺りまでを想定しておきたいところ。 先週までの水準で踏みとどまることができれば、レンジ相場として細かく回転トレードを していきたいと思います。 今週はドル円の下げが継続するのか、ユーロドルの戻りが継続するのかを見極める週と なるのではないでしょうか。余裕を持って臨むという点については、どちらか方向性がはっきり した時点まで待ち、わからない、わかりにくい状況では手を出さないようにしたいものです。
昨日の為替市場は方向感を欠いたものの「ややドル安」となっています。 冴えない結果が目立つ米経済指標により6月利上げ観測が後退、またドルロングが溜まり 切っているなかでワシントンG20が開幕、当然ドル高についても議論される見通しで ドルの買い手は要人発言や声明に警戒しています。 その他、話題のAIIB(アジアインフラ投資銀行)、ギリシャ問題が議論される見通し。 日本は日銀黒田総裁が「物価目標2%へ年後半近づいていく」「景気は緩やかに回復」 「必要とあらば躊躇なく調整」の繰り返しで注目度も低いでしょう。 本日と週明けはG20からの要人発言や声明、米インフレ指標を受けて米ドル中心の動きになりそうです。 基本的にG20通過待ちで方向感なく難解でしょう。投資戦略は様子見とします。 ※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。
ここ最近、中国主導によって始まろうとしているアジア投資銀行設立の話題が ニュースサイトを賑わせています。日本は参加見送りを表明しており、先進7カ国では日本と 米国だけが参加しないという、結論に少々驚いていましたが、返ってくるお金云々の話の 政府説明には納得できる戸感じたのが個人的感想です。 年内には約60カ国の参加で開始するとのことで、その規模の大きさにも驚かされました。 気になる点が、中国主導だから参加したくないという変なナショナリズムの論調が一部にある点。 ダイレクトにそんな事を述べる報道はないものの、遠回しにそう感じてしまうことが 散見されるのが残念なところでした。 【本日の指標】 本日は米国で住宅関連指標が数点。 いずれも大きく相場に対して変動を与えるものではないでしょう。 【本日の戦略】 昨日は欧州中央銀行による定例会見。 物価上昇率目標を2%弱と今までと変わらない水準においた点、 政策金利を0.05%で据え置いた点など、特に政策に対して大きな変更は見られず、 相場の変動もなく静かな状況となりました。 また、5月に予定されている総選挙結果を見据え、先週大きな下落が見られたポンドも 値を取り戻しつつあり、「静か」な相場を迎えているのが今の状況。為替相場はさておいて、 株式相場は日経平均が先週二万円に一時的にせよ到達したものの、それ以降はその値を 上限値としてくすぶっている状況にあります。 二万円到達をどう見るかは諸処意見が分かれるところですが、このまま勢いが失速するようだと 方向性が見えないクロス円の状況はまだまだ続くか。 前回高値がないというのは、どこで留まるかがわからないだけに難しい状況にあると思われます。 同様にダウ平均も何度か上値をトライして跳ね返される状態が続いており、ファンダメンタルでの 後押しも期待できない今の状況ではドルの上昇が難しい場面か。 週間戦略で述べているポンド円の買いは継続したいところですが、しばらくポジションを 取りにくい難しい相場が続きそうです。様子を見る相場が続きます。
昨日は、米・3月小売売上高の弱い結果やIMFが2015年の米成長率見通しを下方修正したこと等から 広くドル売りが進み、ドル円は119.07円の安値を、ユーロドルは1.0707ドルの高値を付けました。 ポンドは対米ドル・対円とも底堅く推移、オージーも対米ドルで反発しました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 20:45:ECB政策金利発表 21:30:米・4月NY連銀製造業景気指数 22:15:米・3月鉱工業生産 23:00:BOC政策金利発表 27:00:ベージュブック 昨日のドル円は東京時間120円を割り込み119円台後半で推移、欧州時間は119円台中盤へ下落した後 一時120円台を回復する動きに、NY時間も軟調な動きで119.07円の安値を付けましたが午後は 119.40円台へと小幅反発しました。 今日反発の動き続くと119円台後半〜120円台前半まで上昇できるか見たいです。 一方、また軟調な動きとなると昨日の安値119.07円〜118円台後半への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは東京時間1.05ドル台後半から1.05ドル台中盤へ下落、欧州時間は 1.0580ドル付近まで小幅反発し、NY時間は序盤1.0707ドルまで急伸するも1.07ドル台に確りと 乗せることはできず1.0640ドル台まで反落しました。 今日堅調な動きとなると1.06ドル台後半〜1.07ドル台前半へ上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると1.06ドル付近、まだ弱い動きとなると1.05ドル台中盤への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、午前中に発表された中国貿易収支が弱く、 オセアニアが売られる動きが出たことや、夜のBSフジの番組内で 浜田内閣官房参与が「購買力平価からすると120円はかなり円安。 105円位が妥当」と述べたことからドル円が119.70近辺まで下げるなど 瞬間的に大きな動きが見られましたが、全体的にはイベントを控えて それほど明確な方向性が出なかった1日だったかと思います。 このような中で今日は英消費者物価指数、米小売売上高、生産者物価指数、 さらに主要企業決算ではJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、 インテル、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどが予定されていますし、 明日にはECB、BOC政策金利発表やドラギECB総裁会見を控えていますので 今日の欧州勢参入後は動きが大きくなる可能性十分ですね。 ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、 GBPが0.27%、CHFが0.20%、USDが-0.04%、CADが-0.25%、 EURが-0.31%、NZDが-0.97%、AUDが-1.14%となっていて 力関係は【GBP>CHF>JPY>USD>CAD>EUR>NZD>AUD】という形に。 先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【JPY>CAD>USD>CHF>AUD>GBP>NZD>EUR】でしたから ポンド、スイスが強い位置に変化し、オセアニアが弱い位置で加速、 といったことなどが見てとれます。 続いて火曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると 昨日の動きを受けて各通貨とも下向き気味となっていますから、 ここから円が買われる展開となれば、各通貨の短期は悪化し、 明確な下向きとなるためショートのチャンスとなりますので、 この場合は力関係上弱い通貨を売って、円を買うのが低リスク。 逆にここから円が弱い位置に変化して売られる展開となれば、 各通貨の短期は改善し、明確な上向きになるものが出て、 その通貨はロングのチャンスとなりますので、この場合は、 力関係上強いものを買って円を売る形で攻めるのが低リスク。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので 短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【昨日の結果】 ・ダウ平均 17958.73(+56.22 +0.31%) ・CME日経平均先物 20115(大証終比:+195 +0.98%) ・NY金先物12月限(COMEX) 1193.60(-9.50 -0.79%) ・NY原油先物11月限(WTI) 50.79(+0.37 +0.73%) 【経済指標】 ★★★ 21:30 (米) 週次新規失業保険申請件数 前回:26.8万件 予想:28.3万件 結果:28.1万件 【本日の戦略】 <株高を受け、ドル円は120円台後半へ上昇> 昨晩のNYダウは+56ドル高と続伸、株高を受けドル円も上昇して一時120.74円の高値を付けました。 米10年債利回りは、良好な米週次新規失業保険申請件数や30年債入札の不調を受け1.961%へ 上昇しているため、しばらくはドル高の地合いが継続すると思われます。 また、時間外で日経平均先物が20000円台へ上昇しており、本日の日本株も続伸する可能性が 高くなっています。株高を受け、ドル円は120.85円付近へ上昇すると予想します。 来週火曜日以降は米主要企業決算が本格化するため、その結果を受けて 相場が動くことが多くなるでしょう。 <ユーロとポンドが売られる> ドル円が120円台後半へ上昇した一方で、ユーロやポンドの売りが目立っています。 ユーロはギリシャの債務問題されてユーロ安が継続、ポンドも5月7日の英総選挙が意識されて 下落しました。対ドル・対円ともに売られており、ドル高の影響もあって引き続き軟調な 地合いが続くと予想します。 オセアニア通貨の方はレンジ相場が続いており、本日午前中に発表される 中国3月CPIとPPIの発表待ちとなっています。 株高と米利回り上昇によりドル高の地合いが継続する一方で、ユーロとポンドは 弱い地合いが続くと予想します。 【経済指標】 ★★★ 10:30 (中国) 3月消費者物価指数 [前年比] 前回:+1.4% 予想:+1.3% ★★★ 10:30 (中国) 3月生産者物価指数 [前年比] 前回:-4.8% 予想:-4.7% ★★★ 17:30 (英) 2月鉱工業生産 [前月比] 前回:-0.1% 予想:+0.3% 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 120.00〜121.00 ↑ ・ユーロ円 127.50〜129.50 ↓ ・ポンド円 176.50〜178.50 ↓ ・豪ドル円 92.20〜93.50 → ・ユーロドル 1.0550〜1.0720 ↓ ・ポンドドル 1.4550〜1.4800 ↓ ・ドルスイス 0.9680〜0.9850 ↑ 【通貨の強さ】 ドル>豪ドル>ポンド>ユーロ 【注目通貨ペア】 ・ドル(ドル高の地合いが継続中)
みなさん、こんにちは。 花見の盛りも終わりつつあり、いよいよ新緑の季節です。 新年度も新しい気持ちで、頑張っていきましょう。 さて、先週から為替市場ではアメリカの経済指標は総じてさえない状況が継続しています。 先週金曜日に発表された雇用統計の非農業部門の雇用者数が12万6000人増と伸びが従来よりも 大きく鈍化したことに続き、今週の月曜に米供給管理協会が発表した3月のISM非製造業総合指数も、 昨年12月来の低水準となりました。 今までのドル高は、米国経済の堅調とそれに伴うFRBの年央利上げ期待が原動力でしたので、 こうなると目先の為替相場も方向感が難しくなってきます。 週明けのドル円は、週明け以降、明瞭なトレンドを失った状態になっており、 昨日までは119円付近での推移が続いていました。 もっとも、昨日は、米国市場での株高や長期金利の上昇が支えになり日経平均が200円を超える上昇、 とりわけ一時は269円高になり、リスクオンムードがドル円の支援となりました。 今日は、ドル円の120円を回復し、一段と上が視野に入るところまで上昇。 それ以上の高値では、引き続きドル売りも強い状態ではありますが、目先の材料から想定される 状態よりは、ドルが堅調な動きが続いているとみていいと思います。 株式市場の調整がひと段落を迎えたとすると、ドル円も早期に120円台に定着から一段と 上を目指す展開も、テクニカル的にはありえなくはない状態だと思います。ただ、前述のように 雇用統計以降のマクロ環境の変化から、私は目先の継続的な上昇には懐疑的です。 今日段階では、ドル円はムリに攻めていきたい雰囲気ではないように思います。 今日は、日銀金融政策決定会合の結果発表及び終了後の黒田総裁の記者会見を控えていますが、 その内容及び市場の反応を見極めたいところです。 ドル円の値動きを総じてみると、米雇用統計で本格的なドル高の調整局面入りもあり得るようには 思いますが、ここまでのチャート的なドルの強さもあり、ドル安一辺倒の相場は生じにくく なっているということだとも思います。 一方、ユーロ円に関しては、ユーロの急上昇が発生し、今週、一時は131円付近まで円安が 進みました。ドル円も円安が生じたとはいえ、ユーロのインパクトのほうが大きい印象でした。 もっとも、それでもユーロ円は130円台の値動きレンジから脱するものではなく、 直近の130円付近でのもみ合いの流れに変化を生じるものではないでしょう。 今のユーロ円は中短期ではトレンドが見えにくくエントリーは難しいです。 私は今日のところは見送りが無難なように思えます。 一方で、ユーロドルは、今週、一時的なユーロ買戻しの動きで、再び1.1を回復する 局面もありましたが、目先ではややドル高に回帰してきました。といっても、少し前のズルズル 崩れるようなドル高相場には程遠いので、引き続きユーロの上昇を見込んでもいいように思います。 多少下落してくれば、短期では、十分狙い目でしょう。 15:00 独2月製造業受注 15:45 仏2月貿易収支 16:15 スイス3月消費者物価指数 18:00 ユーロ圏2月小売売上高 20:00 米MBA住宅ローン申請指数 27:00 米FOMC議事録(3月17・18日分)
こんにちは、ダメおやじです。 休場後のNY市場の動きに注目していましたが、ドル円は序盤は欧州通貨に対するドル売りで 上値の重い展開でしたが、深夜には米金利の上昇で119.67円まで上昇し119.48円で終わり 確りした動きとなりました。 本日はドル円に関しては特に材料はなく、119円半ばでは東京で長期資金や実需の買いも 出難く119円〜119.80円のレンジ内の動きと見ています。 中期的には120.36円越えストップで売りがやや有利とは思ってます。 昨日は今週は売りと思っていたポンド円が上げました。 178円越えで売ったのは正解でしたが強い動きでした。 ただ、上値は178.40円台までと見て178.50円越えストップで少し維持しようと思っています。 昨日はギリシャ債務懸念が少し後退したことや株高、原油高からユーロドルが先週高値の 1.1026を越え1.1035まで上昇しました。 その後は米金利高から1.0910まで大きく下落しました。 先週後半からの上昇で安値売りのストップも相当に巻き込んでいると思われます。 ギリシャ絡みの材料は食傷気味ですが、ギリシャの債務不履行も有ると思われ目先は 昨日高値は抜けないと思っています。 イースター休暇明けの欧州勢の動きは気にはなりますが、若し、噴く場面が有れば昨日の 高値越えストップで本日は売りを考えています。 頑張りましょう。
本日は娘の小学校の入学式。 ようやくというかいつの間にかというか、 小学校に行く歳になったんだなぁと月日の流れを感じています。 すぐに泣いちゃう泣き虫さんなので、お友達や授業にうまく馴染めるか心配ですが、 干渉しすぎず思いやりのある子になるよう、成長していって欲しいものです。 先週の米雇用統計が予想外の少ない数字となり、イースター休暇で参加者の少ない中、 ドル円は118円台まで下落しました。 本日はNY勢が休暇明けで戻ってくるため、まずはドル売りに警戒したいと思います。 利上げ時期が後退するのかどうか、FRBとしての判断が難しくなりましたが、 次回以降の結果も踏まえて判断することになるでしょうから、一概に今回だけの結果で 後退することはないのかも知れませんが、印象としてはもっとじっくり様子を見た方がよい という考えになりやすいでしょうから、ドル買いのスピード抑制も合わせて一旦ドル売りと なる可能性が高いのではないでしょうか。 ただ、ドル円については今週末の地方選挙に対して過度な円高は印象が悪いため、 年金系などからの買い支えが入ると思います。海外勢がドルを売り、本邦勢が買い向かう。 そんな構図になり、ドル円はあまり大きく崩れないのかも知れません。 欧州市場は引き続きイースター休暇で休場となります。 指標イベント的にはNYタイムまで何もありませんので、日中は値動きが鈍化するかも 知れませんが、NYタイムにはISM非製造業指数の指標があります。 この指標で改めて雇用指数の結果を確認し、ドルに対するポジションをどうするべきか 見極めたいと思います。
昨日のダウは65ドル高、為替市場ではユーロ買戻しが目立ちました。 今週は年度末→新年度→イースター休暇という1週間で主要通貨は方向感・値幅ともに 出ない展開が続きました。豪ドルはやや軟調。 今晩は米3月雇用統計が発表されます。 イースター休暇入りのためNY午前中だけの反応でNY午後には閑散としそうです。 雇用統計では引き続き「賃金」に注目が集まっており、時間賃金や労働参加率といった 「中身」が良ければドル買い、悪ければドル売りという反応になりそうです。 投資戦略は難しいところですが、ドルが大きく動いたあとに少し逆張りを してみたいと考えております。 週末はギリシャ債務交渉関連で何か材料がでてくる可能性があります。 こういったリスクもユーロ買戻しに繋がった模様。 ※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。
昨日は、ユーロがギリシャ問題等から引き続き弱い動きとなりユーロドルは1.0713ドル、 ユーロ円は128.60円まで下落、ドル円は119円台後半〜120円台前半で小幅な値動きでした。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 21:15:米・3月ADP全国雇用者数 23:00:米・3月ISM製造業景況指数 昨日のドル円は、東京時間は120円台前半で底堅く推移も欧州時間120円を割り込み 119円台後半まで下落、NY時間は119円台後半〜120円台前半のレンジ内での値動きでした。 今日は日経平均の下落を受け119円台中盤へ下落していますが、まだ軟調な動きとなると 119円台前半〜119円付近への下落が考えられます。 一方、反発の動きとなると119円台後半〜120円付近、強い動きとなると昨日の 高値120.36円付近へ上昇できるか見たいです。 昨日のユーロドルは東京時間は1.08ドル台前半で推移し午後1.08ドルを割り込む動きに、欧州 時間は1.07ドル台前半まで大幅下落し、NY時間も1.07ドル台前半〜中盤で上値重く推移しました。 今日は今のところ1.07ドル台後半へと反発していますが、ここから堅調に推移すると1.08ドル付近、 強い動きとなると昨日の高値1.0845ドル付近へと上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると1.07ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
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