29日の米国株は小動き、NYダウ27ドル安(-0.11%)、ナスダック18ポイント安(-0.25%)でした。 市場はアルゼンチン・ブエノスアイレスG20、12/1(土)米中首脳会談待ちとなっています。 中国側の譲歩や制裁関税保留など、米中貿易戦争は一時停戦というムードになれば、 週明けはリスクオンでスタートしそうです。 FOMC議事要旨(11/7-8分)では、12月利上げを示唆するとともに、 近々ハト派へ傾倒する文言変更がありそうです。 本日は12/1(土)米中首脳会談待ちのため、投資家らの様子見姿勢が強まりそうです。 年内残りの重要イベント、12/1米中首脳会談、12/11英議会採決、12/18-19FOMCの結果と 値動きに注目しています。 投資戦略は、豪ドル米ドル押し目買いを継続します。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
11月中に吹く冷たい風という認識だった木枯らしですが、いろいろと定義があるみたいで 今年はまだ吹いていないとのこと。確かに寒さは徐々に迫っているものの、「ああ冬が来た」 というような木枯らしは未だに体感していないのも事実。 このまま11月中に吹かなければ気象現象的な珍事とのこと。 一方で吹かなかったからといって暖冬であるとか寒い冬であるとかの関連性はないとのこと。 北を眺めて冬の到来を待つこととします。 【本日の指標】 FOMC議事録発表が予定されており、昨日に続いての米国政策金利を巡っての指標。 昨日はドルの急落に寄与する形となりましたが、本日はその流れを受けるかに注目。 【本日の戦略】 11月も残すところあと2日。いよいよ2018年も終盤戦を迎えております。 今週前半の相場は特段大きなサプライズもなく淡々と過ぎていく今週一週間。 ここのところの相場を動かす要因として米中貿易問題がありますが、いよいよ今週末に控えた G20会議が迫ってきているものの、いずれの国も具体的な策は出されずに今日までを迎えており、 この問題をどう片付けるか、あるいはせめてトーンダウンさせるかに注目が集まっています。 既に直接対話をすることは報道されており、ここでもなんらかの合意に至らないのであれば 12月の相場は荒れた状態から始まることでしょう。 別の相場を動かす要因であり、ドルを直接的に動かす米国の金利政策ですが、 こちらは昨日のFRB議長声明があり、利上げ停止を示唆しているとして株式相場にとっては 追い風となりましたが、ドル円は50pips近い大幅な下落となりました。 やはり金利をコントロールする側の発言は相場に直接的な影響を与えます。 前述のfomc議事録も気になるところ。少し動きが期待できそうな1日です。
昨日は、クドロー米国家経済会議委員長が「中国とあらゆるレベルで協議している」等発言した ことを受けNYダウはマイナス圏から上昇の動きに、ドルは他通貨に対し強い動きでドル円は 113.84円の高値を、ユーロドルは1.1278ドル、ポンドドルは1.2726ドルの安値を付けました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 22:30:米・第3四半期GDP・改定値 24:00:米・10月新築住宅販売件数 昨日のドル円は、東京・欧州時間は113円台中盤で推移し、NY時間も底堅い動きで 113.84円の高値を付けました。 今日も堅調な動きとなると114円〜114円台前半へ上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると113円台中盤〜前半への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは、東京・欧州時間は1.13ドル台前半で推移も、NY時間1.13ドルを 割り込み1.1278ドルの安値を付ける軟調な動きとなりました。 今日も軟調な動きとなると1.12ドル台中盤への下落が考えられます。 一方、反発の動きとなると1.13ドル台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、先週金曜のリスク回避型から戻しが入る形で、 円が力関係上弱めの位置に変化。株安、原油安も一服して 一見すると「リスク選好型」に近い形となりましたね。 ただオセアニアやカナダは後述する力関係を見てもわかるように弱めで、 「リスク選好」というよりは「リスク回避に対する戻し」の域を出ていないので、 安易にロングでついていくことがないように注意したいところ。 特に今週は週末にG20や米中首脳会談が予定されていますので、 ある程度動きが出ても戻しも入りやすい相場が想定されます。 このような中で今日は、米国のS&Pケース・シラー住宅価格指数や 消費者信頼感指数、クラリダFRB副議長講演、メルシュECB理事講演、 アトランタ連銀総裁、カンザスシティー連銀総裁、シカゴ連銀総裁が それぞれ討論会に出席と、米国の重要イベントが多く予定されており ドルを軸とした動きやNYの株式市場と為替の連動を見ていくと良さそうです。 そして年末が近いこともあり、資金管理を万全にしておくことや、 取引する場合には極力当日決済にしてポジションを残さないなど、 自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで取引したいですね。 ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、 月曜はCHFが0.72%、USDが0.64%、GBPが0.48%、CADが-0.15%、 EURが-0.16%、NZDが-0.96%、AUDが-0.99%となっていて 力関係は【CHF>USD>GBP>JPY>CAD>EUR>NZD>AUD】という形に。 先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【JPY>USD>CHF>CAD>AUD>GBP>NZD>EUR】でしたから ドル、スイスが強い位置で加速していること、ポンドが位置を上げたこと、 オセアニアやカナダが弱い位置で加速していることなどがわかります。。 続いて10時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、 昨日の動きを受けてスイス、ドル、ポンドは上向き、 その他は下向きとなっていますので、通貨によってリスクが低い方向が違います。 そのため今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、 ここから円売りの動きが出れば各通貨の短期トレンドは上向きのものが増え、
ロングのチャンスになりますので、力関係上強い通貨を買って円を売る、 という形で攻めるのが低リスクとなりますね。 逆に円買いの動きが出てきた場合には各通貨の短期トレンドは悪化して 下向きのものが増えてきて、ショートのチャンスに変わります。 そうなった場合には力関係上弱い通貨を売って円を買う、 という形で攻めるのが最も低リスクかつ高リターンとなります。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので 短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【前日の概要】 先週末の東京市場は、勤労感謝の日で休場でした。ドル円は113円台が重く小幅安、 クロス円も連れ安気味で推移しています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 4285.95(-178.74 -0.73%) ・日経平均 21485(-215 -1.00%) ・NY金先物 1223.20(-4.80 -0.39%) ・NY原油先物 50.42(-4.21 -7.71%) 【経済指標】 ★★★ 23:45 (米) 11月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)前回:55.7 予想:55.8 結果:55.4 【本日の戦略】 <原油安が重しに> 先週末のNYダウは、-178ドル安と4日連続下落しました。 米主要企業決算の見通し悪化や、原油安が重しとなっている様子。株安の影響でドル円は 113円台が重く、ドルストレートの全面安によりクロス円への売り圧力が強まっています。 原油安により、今後は資源国通貨が一段安になると予想します。 <ポンドの動きに注目> このところポンドが動意づいており、英EU離脱の行方をめぐりボラティリティが高くなっています。 週末に行われたEU首脳会議では、英EU離脱協定案が合意されました。 しかし、メイ英首相はスペインに譲歩し協定案を通しているため、このあと英議会で 承認されるは不透明です。難しいようであれば、ハードブレグジットの可能性が出てくるため、 しばらくはポンドの値動きに注意が必要でしょう。 【経済指標】 ★★★★★ 23:00 (ユーロ) ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言 ★★★★★ 27:30 (英) カーニー英中銀(BOE)総裁、発言 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 112.20〜113.20 ↓ ・ユーロ円 127.00〜129.00 ↓ ・ポンド円 143.00〜145.50 ↓ ・豪ドル円 81.00〜82.20 ↓ ・ユーロドル 1.1280〜1.1450 → ・ポンドドル 1.2700〜1.2900 ↓ ・ドルスイス 0.9850〜1.0000 ↓ 【通貨の強さ】 ドル>ポンド>ユーロ>豪ドル 【注目通貨】 ・ポンド(英EU離脱の行方)
今週のドル円は、週の頭には日足の一目均衡表の雲の中である112.3円くらいまで下落したものの、 そこから雲を下抜けはせずに反発し、執筆時現在113円前後での推移となっております。 先週末にはFRBのクラリダ副議長が「世界経済の減速を示す証拠がある」「中立金利に近づいている」 と発言したことで、ドル安になりましたが、それでもやはり12月の利上げ確率については、 ほぼ確実との見方が多いようで、ドルは底堅い動きとなっております。 豪ドル、NZドルについては、執筆時現在で豪ドル円が82円程度、NZドル円が77円前後と、 まだ高めの水準にあります。最近の報道を見ている限り、今月末の米中首脳会談で米中貿易戦争 問題が一気に解決に向かうとはあまり思えず、また、RBAにしてもRBNZにしても金利水準は 当面据え置きを予定しているのに対し、アメリカは2019年は引き続き利上げが続くと考えられ、 金利差は拡大していくと考えられることから、オセアニア通貨の対ドルでの下落傾向は、 まだ続くと予想しております。 そのため、これらの2通貨については、戻り売り戦略が良いと思っております。 豪ドル/NZドルで見ると、最近は低めの水準(=NZドルが相対的に高い)にあり、 特段この2通貨間でNZドルだけ強くなる理由もないと考えていることから、豪ドルかNZドルの どちらがより売りやすいかというと、NZドルの方が売りやすい状況であると考えております。 昨日政策金利の利上げが発表されて上昇した南アフリカランドについては、USD/ZARも 14.0の節目を下回り、上昇に入りそうな気配もある一方で、S&Pやムーディーズの格付けという 重い論点がまだ残っており、今時点で今後どちらに振れるかは、正直読みづらいと思っております。 相場全体で見ると、最近はNYダウが大きく下げており、この理由も以前までのように 「単なる株価の調整」というよりは、アップルの業績見通しの低下、中国への輸出が多い 企業を中心とした見通しの悪化といった割としっかりとした悪材料が原因で、そうであるならば 高金利通貨はリスクオフから売られてもおかしくないのではと思っておりますが、 実際は今のところそうなっておらず、少し読みにくい相場だなというのが印象としてあります。 こうした株安や、またBREXIT、イタリア問題、米中貿易戦争等、リスクオフの材料は いくらでもある一方、逆にこれらが良い方向に向かえばリスクオンに向かう可能性もあり、 さらに「師走相場」も近づいていることから、資金管理には気を付けて、無理のない ポジションを維持するのが重要だと思っております。
昨日の東京時間は、アメリカの感謝祭休暇と日本では三連休を控えたタイミングということもあり、 小動きの展開でした。少し前からポジション調整的な売買に終始している感があります。 とはいえ、ドルの米長期金利の上昇もあって、東京時間の終わりには112円90円銭台まで 上値を伸ばす場面もありました。 さらに、昨日のニューヨーク時間には、アメリカの株式上昇により、 リスク選好が強まる展開になりました。 このところ、株式市場はハイテク株を中心に売られる展開が継続していましたが、 昨日は自律反発的な要素もあり、やや値を戻した格好です。 アメリカ10月耐久財受注統計で、資本財の受注が横ばいとなり、市場の事前予想を下回りました。 さらに、週次新規失業保険申請件数も4か月ぶりの高水準になるなど、材料的には必ずしも 前向きの内容ではありませんでした。 これらに加え、一昨日にはアトランタ地区連銀の経済予測が下方修正されたことなど、 足元のアメリカの経済指標は冴えない状態ですが、こうした指標の弱さは、むしろ来年の利上げ 延期につながる材料として必ずしも株安・リスクオフに直結しない状態になっています。 これらの流れを受けて、今日の東京時間のドル円は113円付近での動きになっています。 休暇シーズンということもあり、ここからの動意は薄い展開です。 また、日経平均株価も、前場は続落となり、中国株の軟調なども踏まえてさえない推移に なっていることから、リスク選好も強まらず、ドル円が上昇していきそうな雰囲気は希薄です。 一方、ユーロドルでは、ユーロが比較的堅調に推移しています。 このところEUとイタリア政府の間で問題になっていた予算案に関して、欧州委員会は、 イタリアの2019年予算案がユーロ圏の定める財政規律に違反していると勧告を出しました。 しかしながら、イタリア首相がこれに対して改革の実施を約束したことが評価され、 ユーロは崩れることなく安定しています。 今日のところは、各通貨ともに大きな値動きは出てこなそうな印象です。 16:00 独GDP 17:15 仏11月製造業PMI 17:15 仏11月サービス業PMI 17:30 独11月製造業PMI 17:30 独11月サービス業PMI 18:00 ユーロ圏11月製造業PMI 18:00 ユーロ圏11月サービス業PMI 22:30 カナダ9月小売売上高 22:30 カナダ10月消費者物価指数 23:45 米11月製造業PMI 23:45 米11月サービス業PMI 23:45 米11月総合PMI
こんにちは、ダメおやじです。 昨日のドル円は株や原油の大幅安にも関わらずNYで欧州通貨などに対して買われ 一時112.94円まで上昇し欧州までの安値112.30円からは結構戻しました。 しかし、戻りは鈍かったですね。 昨日は暇で、どの通貨が良いのか勉強しましたがなかなかピンとくる通貨がなかったです。 ドル円は米中貿易懸念、金利の先高観後退、株安で戻り売り有利でしょうが 米が3連休入りするため本日も手仕舞い調整の動きとなりそうです。 ポンド円はブレグジットに対する不透明感から欧州で必ず1日1回は 上下に振れますが方向感は掴めないです。 ユーロドルもイタリア懸念も有り積極的に買えないです。 どの通貨も次の展開待ちでNYの休場明けからと思われます。 NYが休みの時は欧州ファンドが暴れる事も多く注意が必要ですが。 今週は目先的にドル円が上げれば売り、ポンド円は欧州高で売る程度で短期取引が良いと思います。 本日のドル円は113円では売られ越えても113.20円まで、下値は112.30円まででしょうね。
昨日は東京タイムから欧州タイムにかけて、ドル円はわずか25銭、NYタイムにかけても 45銭ほどしか動かない凪相場となりました。 ドル円は見ていても面白くないので、最近はポンドを見るのが楽しみとなっています。 そのポンド円は欧州タイム序盤に反発上昇しかけましたが、日本時間の20時台に急落。 ブルームバーグには日本の個人投資家はポンドのロングに賭けているといった記事がでていましたが、 まさにそんな人が狙われたかのような値動きでした。 現在の英国の状況を整理すると、EUとの交渉は暫定合意に至ったものの、英国議会において 保守党の離脱強硬派が反発しており、メイ首相を不信任投票でひきずり下ろす動きも見せています。 EUの委員会としては、すでにボールは英国にあるとの認識となっており、メイ首相が英国議会にて 協定案の承認を得ることができるかどうかが焦点となっています。 また、昨日は欧州の閣僚理事会により25日(日)に臨時サミットが開催されることが決定されました。 この会議にて「暫定合意」が「正式合意」のステータスに変更できるかどうかが今週のポンドの 注目ポイントでしょう。 正式合意を取り付けることができる可能性が高まればポンド買い、逆に英国議会で揉めに揉めて 今週の会議では合意できそうになければポンド売りが継続することになりそうですが、 12/13〜14のEUサミットで合意できれば当初のシナリオ通りとなるため、幾分時間的な余裕は残されています。 最近のポンドに関する動きは博打に近いものがあるので、見るのは面白いですが手を出すのは怖いです。 相場に張り付いていることができない人は手を出さないほうが無難ですし、賭けをするとしても全財産を 賭けるような無謀なトレードは避けるべきでしょう。 ヘッドラインによってどちらに転ぶかは全くわからないため、手を出すなら十分注意しておきましょう。 個人的にはユーロの反落チャンスを伺っているところなので、日産会長のカルロス・ゴーン氏逮捕という 衝撃的なニュースにより、ルノー株下落が欧州のリスクオフへとつながる可能性も含めて、 ここぞというタイミングと時間的都合があえば勝負していきたいと思います。
16日はFRB当局者からのハト派発言がクローズアップされドル安となりました。 米10年債利回りは3.06%台へ下落しています。 FRBクラリダ副議長から「世界経済減速の示す一定の証拠がある」との発言が伝わり、 カプラン・ダラス地区連銀総裁やエバンス・シカゴ地区連銀総裁も、世界経済の リスクを指摘する発言が伝わりました。 FRB当局者のハト派発言と、来年にも中立金利に達すると見られている事、 市場ではドル買いが溜まっていた事からドルが下落しました。 ユーロドルは1.13下抜けに失敗、ドルとポンドの下落によりユーロが押し上げられました。 本日は主だった指標の発表はなく、混迷するEU離脱交渉と22日サンクスギビングデーへ 向けたポジション調整となりそうです。 押し目買いを入れていた豪ドル米ドルを一部利食いました。 もう一段の上昇があれば、残りのポジションを利食う予定です。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
急激に寒くなったのもあるのですが、若干風邪気味です。久々に医者にもかかりました。 丈夫な身体に産まれたおかげで、めったに医者にかからないものですから、 診療カードを忘れて初診料を取られる始末。 それでも一度風邪をひけばそのシーズンは大丈夫という私なりのジンクスから今シーズンは もう無敵と考えます。やはり風邪をひくことでその辛さを身に覚えるのが良いのかと。 のど元過ぎても暑さは忘れないものです。 【本日の指標】 本日はロンドン時間にドラギECB総裁による発言が予定されております。 最近EU発のニュースと言えばイギリスによるEU離脱問題。後述する離脱相辞任問題も絡めて 荒れる相場になんらかのエネルギーを更に投入してくれることが想定される場面です。 【本日の戦略】 昨晩のロンドン時間朝にはEU離脱を表明している英国ですが、その離脱を進めるEU離脱相が 辞任を表明したことによってポンドが軒並み下落。離脱を巡って協議中であった諸条件が 英国閣議で了承したのですが、それを不服としての辞任。閣議決定はしたものの、 今後の議会承認が次なる山なのでしょうが、その前にメイ首相の進退が問われる状況。 影響としては当然ポンドの下落。 それはニューヨーク時間となっても勢いは収まらず。ペアとしては安全資産としての日本円が狙われ、 ポンド円は300pipsの下落を見せるなど、軒並みお祭り状態に陥りました。 EUに途中加入した国は多数ありますが、途中から離脱をする国は今回が初めて。 いくら島国とはいえども、国境はないものとして活動していたEUからの離脱はやはり困難さを伴います。 今後も離脱を巡って協議が大詰め化していくなかで、当然今回のような事件は容易に想像できます。 今後も注意が必要なポンド相場。 本日も続落、反転どちらも考えられる相場。要注意相場到来です。
昨日は米国株の続落等を受けドル円は113.30付近まで下落する軟調な動きとなりました。 ユーロドルは1.12ドル台中盤〜1.1340ドル台で推移、ポンドドルはEU離脱協議をめぐり 1.1280ドル台〜1.3070ドル台で乱高下しました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 09:30:豪・10月新規雇用者数/10月失業率 18:30:英・10月小売売上高 22:30:米・10月小売売上高 22:30:米・新規失業保険申請件数 22:30:米・11月NY連銀製造業景気指数 22:30:米・11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 昨日のドル円は東京・欧州時間は113円台後半での小動き、NY時間は終盤113.30円付近まで 下落する軟調な動きでした。 今日軟調な動きとなると113円台前半〜113円付近への下落が考えられます。 一方、反発の動きとなると114円〜114円台前半へ上昇できるか見たいです。 昨日のユーロドルは東京・欧州時間は上値重い動きもNY時間は1.1340ドル台まで上昇しました。 今日堅調な動きとなると1.13ドル台中盤へ上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると1.12ドル台後半〜中盤への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、前日の力関係が逆転するような形で、 円やドルが弱い位置に変化。一方で英国とEUの離脱協議の進展で 欧州系通貨が強い位置に来るなどの変化が見られましたね。 欧州系通貨はイタリア財政問題や英国のEU離脱問題がリスク要因で どちらかというと上値が重い状態が続いているものの、 EU離脱問題の進展は一気に相場を変化させる力があるため、 引き続きこの手の情報には注目しておきたいところ。 またドル円は113円を維持しているため115円の節目を目指すか 再び113円を割って111円や110円の節目を目指すかの分岐点ですから 取引する場合は手仕舞いを早くしたいですね。 そしてオセアニアやカナダは資源国通貨ということもあって 原油先物の動きに影響を受けている場面が昨日も見られましたので、 商品市場の動きとの連動を見ていくと相場が把握しやすいと思います。 このような中で今日は中国の小売売上高や鉱工業生産、ドイツのGDP速報、 ユーロ圏鉱工業生産、英消費者物価指数、生産者物価指数、小売物価指数、 米消費者物価指数、クオールズFRB副議長の議会証言、日露首脳会談、 EU離脱合意書草案検討での臨時閣議(英国)などが予定されており、 引き続き大きな動きが出る可能性も十分。 またドル円などは節目付近での動きが神経質になっており 戻しもはいりやすい状況にもなっていますので、 今日もまずは資金管理を万全にしておくことや、 取引する場合には極力当日決済にしてポジションを残さないなど、 自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで取引したいですね。 ではまず月曜から火曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、 火曜はGBPが0.90%、NZDが0.80%、EURが0.64%、AUDが0.61%、 CHFが0.36%、CADが0.10%、USDが-0.02%となっていて 力関係は【GBP>NZD>EUR>AUD>CHF>CAD>JPY>USD】という形に。 月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【USD>JPY>NZD>CAD>GBP>CHF>AUD>EUR】でしたから ドルや円が強い位置から弱い位置に変化していること、 欧州系通貨が強い位置に変化したことなどがわかります。 続いて10時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、 昨日の動きを受けて全体にフラットからやや上向き気味ですので、 現状は円売りの動きが出ればロングのチャンスになりやすい状況。 そのため今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、 ここから円売りの動きが出れば各通貨の短期トレンドは明確な上向きとなり ロングのチャンスになりますので、力関係上強い通貨を買って円を売る、 という形で攻めるのが低リスクとなりますね。 逆に円買いの動きが出てきた場合には各通貨の短期トレンドは悪化して 勢いが強ければ下向きへと変化して、ショートのチャンスに変わります。 そうなった場合には力関係上弱い通貨を売って円を買う、 という形で攻めるのが最も低リスクかつ高リターンとなります。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので 短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【前日の概要】 NYダウは-201ドル安、日経平均株価は+19円高の22269円で引けました。 ドル円は113.80円付近へ下落、クロス円は全面安となっています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 25387.18(-602.12 -2.32%) ・日経平均 21765.00(-365.00 -1.65%) ・NY金先物 1203.50(-5.10 -0.58%) ・NY原油先物 59.93(-0.26 -0.43%) 【経済指標】 特になし 【本日の戦略】 <NYダウが続落し、急騰分は帳消し> 先週は、米中間選挙後に円安株高が進みリスクオンムードとなっていました。 しかし、米中間選挙の結果は下院で野党民主党が勝利、「ねじれ議会」となったことで トランプ大統領はレームダック化し、むしろ大変な悪材料でした。 その影響が時間差で襲来、昨晩のNYダウは-602ドル安と大幅続落しています。 日本株に関しては、公金が「鉄壁の22100円」演出していた分、被害者多数で最弱日経平均が見れそうです。
米中が減税を行うなか、逆に増税しようとしている日本株を買う変わり者はいないでしょう。 一方、難しいのがドル円で、来月の追加利上げがほぼ確定していることで米利回りが上昇、 下がっても買い支えが入っています。対照的にドルストレートが全面安となったことで、 クロス円は下値模索と予想します。 原油が58ドル台へ続落するなど、商品相場も軟調なため、資源国通貨中心に売られそうです。 ドル円に関しては、次第にリスク回避の円買いが強まっていくと思われるため、株安が進んだ場合は 注意が必要でしょう。引き続き、10時30分からの中国市場や人民元の値動きにも注目。 【経済指標】 ★★★ 18:30 (英) 10月失業保険申請件数 前回:1.85万件 予想:- 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 113.00〜114.20 ↓ ・ユーロ円 126.50〜128.00 ↓ ・ポンド円 145.00〜147.00 ↓ ・豪ドル円 80.50〜82.00 ↓ ・ユーロドル 1.1150〜1.1260 ↓ ・ポンドドル 1.2700〜1.2900 ↓ ・ドルスイス 1.0000〜1.0150 ↓ 【通貨の強さ】 ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド 【注目通貨】 ・ドル(株や商品に対し強い売り圧力に)
週間見通しでも書いたように、ドル円相場の見通しは現在極めて難しい状態にあると思っておりますが、 豪ドル、NZドルといったオセアニア通貨については、短期的に下落するだろうと予想しており、 私自身もショートのポジションを持っております。(豪ドルかNZドルのどちらの方がより下がりやすい かというと、NZドルの方がより下がりやすいと考えております) その理由としては極めてシンプルで、週末時点で豪ドル/米ドルは0.7226、NZドル/米ドルは0.6736と なっておりますが、これは日足チャートで見た時にそろそろ反落するタイミングで、豪ドルについては 0.71(仮にドル円が115円まで上がっても81.65円程度)、NZドルについては0.655(同条件で75.3円程度) くらいまでは下げると考え、クロス円でも現在より下げることを予想しております。 オセアニア通貨は、 ・アメリカと金利が逆転し、今後もアメリカはまだ利上げフェーズが続くのに対し、 オーストラリアもニュージーランドも利上げの時期はまだまだ遠く、金利差から米ドルに資金が 流れやすい状況になっている ・オーストラリアやニュージーランドと関係の深い中国が米中貿易戦争問題などもあって不透明な状態で、 代表的な株価指数である上海総合指数も低迷している ということから、米ドルに対して下げやすい状態にあり、その状況は現在も続いております (今月のFOMCでも漸進的な利上げというコメントがあった一方、RBNZは「利上げも利下げもありうる」から 「今後の動向を見て決める必要がある」というような変更で、利上げ時期の予想もまだ2020年第三四半期で 変わらずであるように、そこまで積極的に買いに行く材料ではないと考えております) そのため、基本的には今回の上昇も下落トレンドを打ち破るものではないと予想しており、 そろそろ反落すると考えております。ただし、ショートポジションを持つうえで警戒が必要なのは、 今月末にも開催される米中首脳会談と、そこに至るまでの米中の「歩み寄り」で、ここで貿易戦争問題に 進展が見られた場合、豪ドルやNZドルも反発して上昇する可能性はあります。 現時点では、トランプ大統領が今この状況で中国にそこまで歩み寄るとはあまり考えておりませんが、 とはいえショートをするなら、きちんとロスカットを入れて行うべきだと考えております (投資は自己責任でお願いします!)
今日の週明けの東京市場でドル円は113円90銭台での動きになっています。 このところ、だいぶ円安に進んできましたね。 今日は日経平均株価が下落して始まっていますので、株安によるリスク回避の円買いが出てきています。 そのため、今日は目先では大きくドル円が上値を伸ばすことはなさそうです。 もっとも、ドル円は114円台に乗せる場面もあったことから、テクニカル的に上値の抵抗はさほど 強くないものと思われます。材料次第では再度114円台入りも想定されるところではあります。 なお、ドル円は、米中間選挙の際には途中経過を受けて乱高下し、一昨日の一時の高値では 113.82円まで上昇する展開も見られました。 これを受けてか、昨日の東京時間のドル円も強含みの展開でした。 一昨日のニューヨーク株式市場が、中間選挙の結果を受けて大幅上昇になったことを受けて、 昨日の日経平均株価は、大幅反発。 昨日の朝方の113円半ばからはじまり、リスクオンのムードが市場全体に波及して、 113円台後半まで上昇した格好です。 今日も株価こそ軟調ですがドル円の強さは引き継いでいる印象があります。 一方、ユーロドルに関しては、このところ、中長期的に着実にユーロが値を戻す流れが継続していました。 しかしながら、昨日のユーロドルは、1.14半ばから1.13半ばまで下落して、 目先のユーロの堅調がぐらついてきました。この流れが短期で収束するか注目です。 これは、材料としては、欧州委員会が示したイタリアの経済成長率の見通しが イタリア政府予想を下回ったことが原因です。 成長率が政府予想を下回る結果として、財政赤字の対GDP比率がEUの基準である3%を超える 予想が示されたことで、イタリア政府とEUの間の財政規律が市場に改めてクローズアップされた格好です。 また、ポンドに関しても、EU離脱交渉の進捗は相場の関心材料になっています。 このところ、交渉進展期待が高まっていますが、要人の発言次第で離脱交渉への不透明感が 再び高まる展開も予想されますので、今日も予断を許しません。 16:45 仏9月鉱工業生産指数 18:30 英9月貿易収支 18:30 英9月鉱工業生産指数 18:30 英9月製造業生産指数 18:30 英9月月次GDP 18:30 英7-9月期GDP 22:30 米10月卸売物価指数 24:00 米11月ミシガン大学消費者態度指数 24:00 米9月卸売売上高
こんにちは、ダメおやじです。 昨日のドル円は、米金利低下から東京・欧州で113円割れも有りましたが、 国内実需の買いや個人投資家の押し目買いで概ね113.20円で動きました。 そしてNYでは米株が500ドル越えとなり、113.49円で終わり動きなしでした。 昨日の中間選挙速報を見ても為替には反応なしでしたので動かないとは思いました。 選挙結果は想定内、トランプさんの負けとの声が多いですが、 トランプさんが静かにするわけはなく寧ろ独断専行で動く可能性が有りそうです。 対中貿易摩擦、対日貿易には厳しくなる可能性も有りそうです。 ドル円ですが、上値は113.80円、114円、下値113円でしょう。 トランプさんの発言には要注意です。
昨日は米中間選挙前ということで様子見相場となって値動きの少ない状態となりました。 注目の選挙結果は、本日の日本時間の午前8時から開票され、午後には大勢が判明する 見込みですが、NYタイムの引けにかけてはドル売り優勢の展開となっていました。 2016年の秋、トランプ氏が大統領選挙に勝利したときは、リアルタイムの開票結果を 見ながら事前予想と真逆の結果になる可能性が高くなるに連れて、これはまずいと ポジションを途転したりと大忙しでした。 今回はそこまで大きな波乱はないと思われますが、万が一想定していない 結果となったときのことは考慮しておいたほうがよいでしょう。 メインシナリオである上院が共和党勝利、下院が民主党勝利となった場合、 今後の米議会で起こることを考えるとこれまでのように法案が通らなくなり、 債務上限問題や予算問題が発生することが考えられます。 一時期、政府機関の閉鎖の危機がありリスクオフとなった記憶がありますが、 そういったことも考えられるでしょう。よってねじれ議会となった場合は、株安、 円高になりやすい状況になると思われます。
サブシナリオである上院・下院ともに共和党が勝利した場合は、 引き続き米金利上昇につながり、直後は株高、円安となるでしょうが、 そのうち金利上昇によって株価は下落することが予想されます。 選挙が終わると、次の焦点は英国のEU離脱交渉に集中するでしょう。 先日秘密合意とのヘッドラインが出ていましたが、英離脱省の委員は企業に対して 合意なき離脱に備えることへの必要性を語っていました。 まだどう転ぶかはわからない状態が続くと思われますので、安心感が広がった からといって安易にロングすると高値掴みだった、ということにならないように、 手を出すタイミングと方向には十分気をつけておいたほうがよいでしょう。
5日はポンドが上昇しました。 EU離脱交渉にてアイルランド国境問題と金融サービスでの合意期待が高まっています。 いずれの報道も英国サイドの要人発言のため、本当に今月21日までに合意出来るか注目。 イラン制裁再開による原油価格上昇を受け、NYダウは上昇。 iPhoneXRの売れ行き懸念を受け、ナスダックは下落しました。 今晩から明日にかけ米中間選挙の結果が判明して行きます。 市場コンセンサスは上院が共和党、下院が民主党の「ねじれ」になっています。 本日は中間選挙の結果待ち、明日東京時間に大勢が判明して来そうです。 投資戦略は中間選挙の結果と値動きを確認してから立てたいと考えています。 ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
日本シリーズが終わりました。 シーズン中はあれだけ劣勢に強かった広島もCSから勝ち上がってきたソフトバンクの 勢いには勝てなかったのか、残念ながら1勝止まりでの敗退。あとは日米野球が 残っていますが、今シーズンも終わりで、野球シーズンの終焉を迎えます。 今年もいろいろと楽しませてくれましたが、個人的には大谷選手の大リーグでの 活躍が印象に残った一年間でもありました。 【本日の指標】 本日は日銀による政策決定会合とそれに続いての黒田総裁による会見が予定されています。 つい先日に物価見通しを下方修正すると発表したばかりの日銀による経済動向に ついての発言に注目が集まる場面。 【本日の戦略】 本日は明日の米国時間に迫った米国中間選挙の前日。 トランプ大統領は積極的に各地を回って共和党が勝つべく応援演説を行っているようです。 ここに来て普段見られなかった強気な態度から一変している発言も見られるなど、 相変わらずその動向にはハラハラさせらること多いのですが、いよいよそれも 今日明日で終わり。我々は選挙結果をここ日本から見守る他ありません。
本日はその選挙を前にした相場で、いわゆる大相場前の静かな一日か。 それでも前述の日銀政策決定会合も予定されていることから、荒い株式相場の値動きに 引っ張られて為替相場が動くことがないかに注意が必要でしょう。
昨日は米中貿易摩擦への懸念の後退等を受けNYダウは前日比+264.98ドルの上昇、 ドルは10月ISM製造業景況指数の予想を下回る結果等から売り優勢となりドル円112.61円まで下落、 ユーロドルは1.1424ドル、ポンドドルは1.3035ドルまで上昇しました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 21:30:加・10月新規雇用者数/10月失業率 21:30:米・10月非農業部門雇用者数/10月失業率 21:30:米・9月貿易収支 今日は米雇用統計の発表が予定されており、10月非農業部門雇用者数が19.0万人、 10月失業率が3.7%の市場予想です。 昨日のドル円は112.60円〜113円で上値重い値動きでした。 今日堅調な動きとなると113円〜113円台前半へと上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると112円台前半〜112円付近への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは東京時間1.1350ドル付近まで反発、欧州時間も1.14ドル付近まで上昇、 NY時間は1.1380ドル台〜1.1420ドル台で推移しました。
今日堅調に推移すると1.14ドル台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。 一方、反落の動きとなると1.13ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、週前半の円売りの流れに調整が入る形で 各通貨ともにポイントとなる節目を少し割る形で引けましたね。 月末であったことに加えて雇用統計を前にした相場なので ある程度調整主体になるのは想定しやすかった1日でしたが、 ここからは今日の英中銀のいわゆるスーパーサーズデーや、 雇用統計をこなしたあと相場がどのような方向性を持つか、 というところを意識して見ていきたいところ。 スーパーサーズデーに関しては特筆すべき変更点はなさそうですが、 ここ最近ポンドは英国のEU離脱問題に絡んでちょっとしたきっかけで 値が動きやすいだけに取引する際には注意したいですね。 また雇用統計に向けてという意味では、ドル円の113円を挟んだ動きと 下げた場合には底堅い動きを示すかどうかをチェックしておくと良いでしょう。 そして今日は英中銀のイベントの他にも米国のISM製造業景況指数も予定されており ロンドン時間からNY時間は株式市場も含めて動く可能性がありますので、 この時間帯に注意しながら取引の機会を見つけていきたいところ。 そして取引する場合は当日決済にして無駄なポジションを極力残さないようにするなど、 自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで、相場のリスクが下がれば取引したいところです。 ではまず火曜から水曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、 水曜はGBPが0.34%、USDが-0.14%、EURが-0.39%、CHFが-0.47%、 CADが-0.48%、AUDが-0.55%、NZDが-0.69%となっていて 力関係は【GBP>JPY>USD>EUR>CHF>CAD>AUD>NZD】という形に。 火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【NZD>USD>EUR>GBP>CAD>CHF>JPY>AUD】でしたから 円が強い位置に変化したこと、NZドルが弱い位置に変化したこと、 豪ドルが弱い位置を維持していることなどがわかります。 続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、 ポンド、豪ドルが弱いながらも上向き、スイスがやや下向き気味で その他はフラットとなっており、全体的に方向性に乏しい状況。 そのため今後は円を軸とした力関係変化が最大のポイントで ここから円買いの動きが出れば各通貨の短期トレンドは悪化し、 ショートのチャンスとなる通貨が出てきます。 こうなった場合には力関係上弱い通貨を売って円を買う という形で攻めるのが低リスクかつ高リターンですね。 逆にここから円売りの動きが出た場合は短期トレンドが改善し 上向きとなるものが出てくるためロングのチャンスのものが増えます。 この場合は力関係上強い通貨を買って円を売るという形で攻めるのが低リスク。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので 短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
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