9月末ということで、明日からは10月。日本においては消費税増税前日ということで、この土日は量販店などで買い物をする人達を多く見かけました。たかが2%といえどもされど2%。その額は大事なようで、日用品から高額品まで様々な商品の売れ行きがよいのだとか。今後も諸政策によって消費税増税分の痛みを和らげるとのことですが、幸にして年代的に最も恩恵を受ける側にいるおかげか、家計簿上の収支は悪くないなと感じております。 【本日の指標】 本日の指標は中国発がいくつか。景気指数などの発表が予定されており、念のため注意が必要な指標でしょう。 【本日の戦略】 週の戦略でも述べておりますが、相場を動かす要因が多い割には静かな相場が続きます。そうなればある程度テクニカルが支配的になる相場が期待できるのでしょうが、そうと判断できるのも難しく、微妙な相場が続きます。 今日も特に大きく動く相場ではありませんが、気になるのは連日報道されるトランプ大統領の弾劾に関するニュース。ウクライナ大統領を絡めた疑惑が紙面を賑わせていますが、弾劾可決には下院の半分に続いて上院の三分のニ以上の賛成が必要とされており、実現の可能性としてはかなりのハードル。一方で声が上がることで女性問題やその他の問題を絡めて追い込もうとする流れが生まれる可能性が否定できず、安定した政権運営という大義名分が揺らぐ可能性もあるでしょう。そうなれば株価不安定、ドル相場への直結など、いくらでも想定できそうな事態。今は消火に向けて事は動いていますが、念のため注意が必要でしょう。 明日からは年度後半、気合を入れて臨みたい所存です。
昨日は、NYダウは米下院がトランプ大統領の弾劾に向けた正式な調査を開始すると発表したこと等から前日比-79.59ドルと反落、ドル円は序盤に107.42円まで下落もその後は買いが入り107.96円まで上昇しました。 ユーロドルは弱い動きで、NY終盤には1.0909ドルまで年初来安値を更新しました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 21:30:米・8月個人所得/8月個人消費支出 21:30:米・8月耐久財受注 23:00:米・9月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 米・8月耐久財受注は前月比-1.2%、米・9月ミシガン大学消費者態度指数・確報値は92.1の市場予想です。 昨日のドル円は東京時間107.60〜107.70円台で小動き、欧州時間は107.50円台〜107.70円で推移、NY時間は序盤に107.42円まで下落もその後は反発し107.96円の高値を付けました。今日堅調な動きとなると108円付近〜108円台前半へ上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると107.40円付近〜107円台前半への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは東京時間は1.09ドル台中盤で推移、欧州時間は軟調で1.0920ドル台まで下落、NY時間は序盤1.0960ドル台へ反発もその後は軟調に推移し1.0909ドルの安値を付けました。今日も軟調な動きとなると1.08ドル台後半への下落が考えられます。一方、反発の動きとなると1.09ドル台中盤へ上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、北米通貨が上昇したのとは対象的にNZドルやポンドが下落し、前日の力関係が逆転する相場でしたね。各種ニュースサイト等では要因について述べられていますが印象としては前日の戻しのような印象を受けました。 特にドル円の107円など節目となるようなポイントであったりテクニカル的な反発のような印象を受けたこと、最近の国際情勢だと大きなポジションを傾けにくいと思われることなどから考えると強い動きが出れば手仕舞いも早く入りやすいということかもしれません。 昨日の出来事の中で今後意識しておくポイントとしてはRBNZの声明内容や米中通商協議の行方、英政府のゴタゴタ、トランプ大統領のウクライナ問題あたりで、リスク回避の動きが出ればこれらが材料視されやすいように思います。 このような中で今日はドイツGFK消費者信頼感、ECB月例報告、米第2四半期GDP確報、GDPデフレータ、コアデフレータ確報、ドラギECB総裁講演、カンリフBOE副総裁講演、米地区連銀総裁講演と夕方から夜にかけてイベントが予定されていますので、これらの時間帯における力関係、短期トレンド変化があれば早い手仕舞いを意識して取引するのも良さそうです。 ではまず火曜から水曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、水曜はUSDが0.61%、CADが0.44%、CHFが-0.05%、EURが-0.08%、AUDが-0.10%、NZDが-0.26%、GBPが-0.52%となっていて力関係はUSD>CAD>JPY>CHF>EUR>AUD>NZD>GBP】という形に。 火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【NZD>GBP>CHF≒JPY>AUD>EUR>CAD>USD】でしたから北米通貨が弱い位置から強い位置に変化したこと、NZDやポンドが強い位置から弱い位置に変化したことなどが見てとれます。 続いて11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、ドル円とカナダ円が上向きでその他は下向きとなっており、通貨によってリスクが低い方向が違います。 そのため今後は円を軸とした動き次第で取るべき行動はかわり、ここから円売りの動きが加速すれば北米通貨はロングのチャンス。この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。 逆にここから円買いの動きが出れば北米通貨以外はショートのチャンスで、力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが最も低リスクかつ高リターンですね。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものをリスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【前日の概要】 NYダウは+14ドル高、日経平均株価も+19円高の22098円で引けました。しかし、NY時間にドル円は一時107円割れ、ドル安の地合いとなっています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 26807.77(-142.22 -0.53%) ・日経平均 21735(-205 -0.94%) ・NY金先物 1540.20(+8.70 +0.57%) ・NY原油先物 57.29(-1.35 -2.30%) 【経済指標】 ★★★ 23:00 (米) 9月リッチモンド連銀製造業指数 前回:1 予想:1 結果:-9 ★★★ 23:00 (米) 9月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 前回:135.1 予想:133.0 結果:125.1 【本日の戦略】 <株とドルが売られる> 昨日はNY時間にドル売りが進み、ドル円は一時107円台を割れました。来年に行われる大統領選では、バイデン前副大統領が民主党有力候補と目されているのですが、トランプ大統領が調査を行うようウクライナに圧力をかけたとの疑惑が出てきたことが重しに。ペロシ下院議長は、民主党議員に対してトランプ大統領の弾劾尋問を開始すると告げています。これに対し、トランプ大統領は否定するとともに、ウクライナ大統領との全通話記録を公開するとツイートしたことが下値を支えました。 とはいえ、米9月リッチモンド連銀製造業指数と米9月消費者信頼感指数がいずれも予想を下回ったことで、金が3連騰し1540ドル台へ上値を伸ばすなど、ドル売りが継続中。引き続き、ドル安の地合いと予想します。一方、ドルストレートの上昇で、クロス円は若干下げ渋るでしょう。 【経済指標】 ★★★ 23:00 (米) 8月新築住宅販売件数(年率換算件数) 前回:63.5万件 予想:65.6万件 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 106.50〜107.50 ↓ ・ユーロ円 117.00〜118.50 → ・ポンド円 132.00〜134.50 ↓ ・豪ドル円 72.00〜73.50 → ・ユーロドル 1.0970〜1.1100 ↑ ・ポンドドル 1.2400〜1.2600 → ・ドルスイス 0.9780〜0.9900 ↓ 【通貨の強さ】 ユーロ>ポンド>豪ドル>ドル 【注目通貨】 ・ドル(株安や米利回りの低下)
先週末にいきなり107.5円まで落ちた円高ドル安の流れの中で今週が始まり、また、昨日は日本市場が祝日で休場ということもあって、窓開けどうなるか気にしながらいたのですが、実際には107.7円くらいでスタートと若干の上窓となりました。 ただし、107.75円近辺で上値が重くなると、 ドイツ製造業PMIは予想44に対して結果41.4 非製造業PMIは予想54.3に対して、結果52.5 という結果を受けて、107.5円近辺まで下落し、さらにユーロ圏も 製造業PMI予想47.3に対して結果45.6 非製造業PMI予想53.3に対して結果52 という結果もあり、107.3円近辺まで下落しました。製造業PMIは、どちらも数字単独で見ても非常に悪い数字であり、欧州圏の景気状況の悪さが改めて浮き彫りになりました。 ドル円は、日足で見た時に107.2円近辺に21日移動平均線や、一目均衡表の雲の上があり、ここを下抜けるかどうかに注目しておりましたが、さすがにそこまではいかず、少し読みづらい相場になってきたなというのが正直な印象です。 今週は、この後はアメリカについてはそこまで重要な経済指標はなく、米中対立のヘッドライン(特にトランプ大統領のツイート)、FRB関係者の発言や、さらには一旦落ち着きを見せてはいるものの、サウジの石油施設関係で動きが出てきたら、そのあたりが材料になりやすいのかなと思っております。 個人的には、今週は ・本日の18:55からのRBAロウ総裁の発言 ・水曜日の11:00のRBNZ政策金利、声明、12:00からのオア総裁発言 ・木曜日の27:00のメキシコ中銀政策金利 と、「高金利通貨」に注目しております。 RBAについては、市場では来月に0.25%ポイントの利下げが予想されており、そこについての見通しや、年内にもう一度利下げがあるのか、といった見通しが重要視されると考えられます。 RBNZについては、市場では今月は据え置きが予想されておりますが、RBNZは前回の会合でも市場予想0.25%の利下げだったところ0.5%利下げを行う等、昔から割とサプライズの多い中銀なので、もし予想外の利下げ等があれば、大きく下落することになると考えられます。 メキシコ中銀は、今月は0.25%ポイントの利下げが予想されております。メキシコ中銀も割とサプライズはある印象(どちらかというと予想外の利上げのイメージ)ですが、現在はメキシコペソのレートもそこまで低いわけではなく、「通貨防衛の観点からの据え置き」という必要もなさそうなので、素直に利下げするのではないかと個人的には見ております。
先週は、日米金融政策発表の週でした。 18日は、FRBがFOMCで、2度目の利下げを決定しています。FF金利の目標レンジは、0.25%引き下げになりました。もっとも、この利下げ幅は、市場の事前の予想の範囲内であり、材料としてはさほど重要ではありません。 むしろその後の声明が、市場ではタカ派的と受け取られて、ドルはやや上昇しています。パウエル議長は、追加緩和の必要性について強く言及することはなく、あくまで経済指標の結果を見極める姿勢を明らかにしており、3度目の追加緩和観測はやや後退しました。 ドルをめぐっては非常に動きが読みにくくなってきました。 アメリカの年内利下げ観測の後退の材料に加え、イラン・サウジアラビアをめぐる中東情勢の混迷に加え、米中通商協議の先行きも早期妥結が遠のき、依然として楽観を許しません。 金曜日の報道では、19日から米中の間で次官級の貿易協議が再開されたものの20日に中国の代表団が、予定されていた農業視察を行わず、日程より早く帰国することが報じられました。 これを受け、ダウが前日比160ドル19セント安の続落となるなど、米中貿易摩擦の先行きは非常に不透明です。10月には、閣僚級の協議が予定されていますが、成果について市場は疑問視しています。 先週はFOMCの他にも、19日に日銀金融政策決定会合が実施されたほか、スイス国立銀行、イングランド銀行でも政策金利発表がありました。もっとも、これらは今回の会合ではサプライズはなく、日銀金融政策決定会合は、金融政策は現状維持としています。 その他の材料としては、25日には日米首脳会談が予定されています。ただ、日米貿易交渉の合意は既に織り込み済みであり、市場へのインパクトは限定的でしょう。 今日は、東京市場が祭日で休場です。 週内の指標として、週の後半に米4-6月期GDP確報値や、8月個人消費などを控えています。そのため、為替市場も週明けの今日の目先では、思い切った動きが出にくいかもしれません。 14:00 シンガポール8月消費者物価指数 16:15 仏9月製造業PMI 16:15 仏9月サービス業PMI 16:30 独9月製造業PMI 16:30 独9月サービス業PMI 17:00 ユーロ圏9月製造業PMI 17:00 ユーロ圏9月サービス業PMI 21:30 カナダ7月卸売売上高 22:00 ドラギ総裁発言 22:45 米9月製造業PMI 22:45 米9月サービス業PMI 22:45 米9月総合 PMI
こんにちは、ダメおやじです。 昨日のドル円は予想通りの0.25%の利下げ、年内の利下げの打ち止め感から108.47円まで上昇も材料の出尽くし感で戻りを売られ、更に日銀の金融政策が現状維持だったことも有り一時107.78円まで下落しました。NYで小幅に戻してますが戻り幅は限定的で弱い動きです。 それにしても大きな動きはなく107.50円から108.50円のレンジから抜け出せそうもないですね。 ポンド円は134.22円まで下落するなど弱い動きでしたが、最近はNYで高値を付ける傾向に有り注意はしてました。昨日もNYで上げましたが予想の範囲で寝ようと思ってた時にユンケル欧州委員長の「ブレグジットは合意出来る」発言で一気に135.51円まで上昇しました。本当に油断の出来ない通貨です。 今週はポンド円売りがメインで137円にストップを入れています。幸い、高値が135円台なので噴き値売り、突っ込めば利食いで凌いでますが大きな利には繋がりません。まだ今の方針を維持して臨みたいです。下値は153円は見ているのですが。 本日もブレグジットに関するニュースで動きそうです。週末、頑張りましょう。
昨日のNYタイムは、FOMCを前に様子見相場となり値動きは限定的となりました。前々日になりますが、米国では翌日物のレポ取引の金利が10%まで急騰し、急遽FRBが資金供給をする事態となっていました。少々ヒヤリとした動きに見えましたが、為替相場は落ち着いた反応を見せており、特に大袈裟に構えることはなかったようです。 先週、英国の合意なき離脱リスクが後退してから急激に反発上昇してきた米国債の金利について、1.900%付近まで上昇しましたが、その後は1.750%付近まで下落して、金利市場は今回のFOMCにて利下げがあるのかないのか迷っているように見えました。 結果的には0.25%の利下げが実施されましたが、各理事によって意見が分かれていることが鮮明になりました。今回は1名が0.5%の利下げを主張した一方で、2名が据え置きを主張。今後の金利見通しについては今回の利下げ後の水準が平均値となっており、これ以上の利下げは必要なしということになりそうです。 パウエルFRB議長は、経済状態によって必要なら利下げをするが、経済データ次第で都度判断するとの発言をし、スタンスとしては中立といったところ。ドル円はこの結果を受けて108円台中盤まで上昇しています。 トランプ大統領にとっては思惑と異なる見通しでしょうから、今後も横槍を入れてくると思われますが、FRBは独立性を維持することを示し、中長期的には利下げはこれ以上ないと見てドル買い目線として良いのではと考えます。 これで主要通貨についてはドル、ユーロ、ポンドいずれも買い目線ということになり、ドル円やクロス円の買い狙いがしやすくなったと思います。ドル円は110円を越えてくるイメージは持てませんが、200日移動平均線のある109.10円付近まで上昇するのではないかと考え、ドル円やクロス円の買い回転を狙っていくのが良いと思います。
17日の米国株は上昇、NYダウ33ドル高(+0.13%)、ナスダック32ポイント高(+0.40%)でした。為替市場は円安、欧州通貨が堅調に推移しました。 サウジアラビアのエネルギー相は、同国の石油施設への攻撃に関し「9月末までに攻撃前の水準に戻る」と表明しています。石油施設が攻撃されるというイレギュラーな材料が出たものの、基本的にはFOMC結果待ちで小動き。経済指標は、米8月鉱工業生産0.6%(予想0.2%)と予想を上回りました。 18日(水)夜中に発表されるFOMC結果に関しては、今回0.25%の利下げが見込まれており、さらに年内あと1回の利下げを織り込んでいます。おそらく今回0.25%の利下げは実施されるでしょう。今後の利下げペースと、米中貿易戦争やインフレ動向をFRBがどう見ているか?注目しています。 投資戦略は、10月初旬へ向けポンド円戻り売りとします。それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
9月も半分が過ぎ、いよいよ涼しくなってきました。朝晩の気候のさわやかさは秋の到来を感じさせてくれて気持ちの良い毎日。自転車での遠出も気持ちよく、ここ最近の週末は少し汗をかきながらの遠出を繰り返しております。 【本日の指標】 本日から米国FRBにてFOMCが開始されます。といっても政策金利の発表や記者会見は明日のFOMC後を予定しており、本日はFOMC絡みで動くというのは考えにくいです。その他には特段大きな指標はありません。 【本日の戦略】 原油一色のマーケットになりました。つい先日発生したサウジアラビアへの石油施設攻撃。週明けのマーケット開始で大きく動く展開になっております。まずは原油が激しく上昇し、そのあおりを受けて株式相場が急落。各国が安定した原油供給のために、備蓄をからめての政策を打ち出すもののさほど勢いはなく、原油の価格はとどまらず。株価はパニック的な売り相場かと言われるとそこまででもなく、連騰する中で冷や水を浴びせた程度。そのような感覚を覚えました。 そんな中でドル円は意外な展開。月曜日に開けた窓はしっかりと閉じられ、有事の円買いと思いきやドルが強いことによって108円台をキープ。安全資産買いというよりは、今回の攻撃による原油高、それがインフレ率上昇という図式を彷彿とさせ、必要とされる利下げ政策の後退という憶測を呼んだ模様。これで今日明日のFRBでは原油価格という新たなファクターを呼び込んだこととなり、更なる難しい舵取りを迫られることになります。加えて中東の地政学リスクは否応がなしに上昇することとなり、強硬的な手段となれば更なる原油上昇や株式相場の混乱を招き、それが為替相場に波及する流れとなりそう。いずれにせよ二次的な動きなので急騰急落はよっぽどのことがない限りはないと考えておりますが、注意が必要な相場がまだまだ続くこととなりそうです。
先週は米中貿易協議への期待感からリスク選好の流れが優勢となりました。 週末13日は、ドル円は東京時間108.26円の高値を付けるも欧州時間は107.90円台まで下落しNY時間は107.90円台〜108.10円台と小幅な値動きに、ユーロドルは底堅く推移し1.1110ドルの高値を付けました。 今日は中東の地政学リスクへの警戒感の強まりを受け、ドル円は107円台中盤へ下落してのスタートとなっています。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 21:30:米・9月NY連銀製造業景気指数 米・9月NY連銀製造業景気指数の市場予想は4.0です。 先週13日のドル円は、107.90円台〜108.20円台で推移し108.09円で引けました。 今日は107円台中盤と下に窓を空けてのスタートとなりましたが、ここから反発の動きとなると108円〜108円台前半へ上昇できるか見たいです。 一方、軟調な流れとなると107円台前半への下落が考えられます。 先週13日のユーロドルは、1.10ドル台中盤〜1.1110ドルで推移し1.1074ドルで引けました。 今日堅調な動きとなると1.11ドル台前半へ上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると1.10ドル台前半への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、ECB理事会を受けてユーロが急落するとともに他の通貨も釣られるような動きが見られましたが、その後反発するとともに円が力関係上弱い位置に変化して単独で売られるような形となったため明確な短期的上昇相場となりましたね。 ECB理事会では利下げや今後の緩和姿勢強調など方向性が見えたため今後中長期的なユーロの動きが変わる可能性もあり、しばらく値動きを見て年末にかけての相場がどのように動くかじっくり考えていきたい場面。 またドルはトランプ発言(関税引き上げ延期)によって米中貿易問題に対して、楽観的ムードが出ているような報道もありますが、逆に言えば要人発言や報道などで簡単にひっくり返ることも多いえすし、来週はFOMCもあるため要注意。 このような中で今日はユーロ圏財務相会合や米小売売上高、ミシガン大消費者信頼感指数速報などが予定されていますが、週末で調整も入りやすいですし、株式市場も同様の傾向があるので株式市場や商品市場との連動にも注意して無理な取引はさけておき、自身のポジション調整が必要ならそれを行う程度が良さそうです。 ではまず水曜から木曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、木曜はEURが0.76%、CHFが0.52%、AUDが0.34%、GBPが0.32%、USDが0.29%、NZDが0.27%、CADが0.16%となっていて力関係は【EUR>CHF>AUD>GBP>USD>NZD>CAD>JPY】という形に。 水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が【AUD>USD>CHF>NZD>GBP>JPY>EUR>CAD】でしたから円が弱い位置で加速して単独で売られていること、ユーロが強い位置に変化したこと、ドルが位置を落としたこと、カナダが弱い位置を維持していること等がわかります。 続いて9時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると、各通貨ともに上向きとなっていますので、現状は円売りの動きが出ればロングのチャンスになりやすい状態となっています。 そのためここから円売りの動きが加速すればロングを狙うチャンスでこの場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。 逆にここから円買いの動きが出れば各通貨の短期トレンドは悪化し、一旦フラット化することになりますし、勢いが強くなった場合には下向きに変化するものが出てきてこの場合はショートのチャンスに変わります。 こうなると力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが最も低リスクかつ高リターンですね。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものをリスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【前日の概要】 NYダウは+92ドル高、日経平均株価も+205円高の21597円で引けました。ドル円は107.85円まで上昇、クロス円も連れ高となっています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 27077.87(+168.44 +0.63%) ・日経平均 21480(-80 -0.37%) ・NY金先物 55.75(-1.65 -2.87%) ・NY原油先物 1503.20(+4.00 +0.27%) 【経済指標】 ★★★ 21:30 (米) 8月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比) 前回:2.1% 予想:2.2% 結果:2.3% 【本日の戦略】 <株高円安、金下落もドルをサポート> 昨晩のNYダウは、+168ドル高と6日連続上昇しました。ドル円は107.85円まで上昇、クロス円も連れ高となったほか、豪ドルが7連騰するなどリスクオンムードも続いています。米中貿易協議進展への期待や、英国とイタリア政局の安定化などが下値をサポート。特に、中国が16種類の米製品を追加報復関税から免除したことで、安心感が広がっています。米利回りも一時の1.500%割れから1.744%まで回復しました。 一方、金価格が1550ドルから1500ドル付近へ下落、1500ドル台を割れる場面も出てきており、金への売りが続けばドル買いに拍車がかかるでしょう。全体的に、円安株高の地合い継続と予想します。 【経済指標】 ★★★ 21:30 (米) 8月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 前回:2.2% 予想:2.3% 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 107.30〜108.20 ↑ ・ユーロ円 118.20〜119.50 ↑ ・ポンド円 132.00〜134.00 ↑ ・豪ドル円 73.80〜74.80 ↑ ・ユーロドル 1.0960〜1.1050 ↓ ・ポンドドル 1.2300〜1.2400 ↑ ・ドルスイス 0.9930〜1.0000 ↑ 【通貨の強さ】 ドル>豪ドル>ポンド>ユーロ 【注目通貨】 ・ドル(米利回りの続伸や金価格の下落)
今週は、ドル円については先週末からのリスクオンの動きを引き継いでおり、執筆時現在107.6円と、トランプ政権のコアレンジの下限であり、テクニカル的にも重要な節目がそろっている108円を射程圏内に捉えております。 今週に入ってからも、 ・アメリカの安全保障担当のボルトン大統領補佐官を解任(対外強硬派の代表のような人で、北朝鮮やイラン情勢をめぐってトランプ大統領との見解相違が伝えられていた人) ・米中協議関係でも「中国が米農産品の購入を増やすことに同意する見通し」という報道がなされる といったリスクオンの材料が出てきております。 テクニカル的に見ても、ドル円は一目均衡表の雲の中に入り、雲自体もかなり薄いので抜ける可能性も高そうで、そうなると ・基準線が上向けの中で転換線が基準線を上抜け(達成済み) ・遅効線が過去の日足より上(達成済み) ・雲を上抜け(未達成) という、いわゆる「三役好転」になり、また、その辺りには2019年高値の112.5円近辺から引いたトレンドラインの抵抗線や、重要な節目の108円もあり、そこも超えていった場合には、テクニカル的には上昇トレンド入りと見ることもできます。 個人的には今の情勢や、雲の薄さを見ると、三役好転まではしそうだと予想しているものの、ただし、ではここから素直に108-114円のトランプ政権コアレンジに戻すかというと、個人的にはその可能性は高くないと考えており、やはり ・アメリカの景気のピークアウトの可能性が高い ・中国の経済指標は、「市場予想よりマシ」という結果はあるものの、数字として見るとかなり悪いものが多い ・米中対立は、トランプ大統領が余程の妥協をしない限り解決はありえず(中国側としては、来年に米大統領選があるので、かなり強気で出やすい状況と考えられる)、緊張→緩和を繰り返しがらも、基本的に悪化方向に向かう可能性が高い ・世界的な金融緩和トレンドの中、日銀に多少の追加緩和はできても、その余地は明らかに少ない ・BREXITも、合意なき離脱の可能性が「下がった」ことを市場が好感しているが、まだ何も解決していない といったことを考えると、9月や10月に上昇することがあったとしても、110円を超えて戻す可能性は、かなり低いのではないかと予想しております。 そのため、個人的にはドル円については、あまり焦らないで、自動売買等も活用しながら、上がった時に少しずつ売りポジションを増やしていこうと考えております。
今日朝の東京市場は、ドル円107円20銭台で小動きになっています。水準的には、いまのところニューヨーク市場の終値からさほど動いていません。 地政学的な材料として、北朝鮮が日本海に向けて飛翔体を2発発射したと報じられていますが、これといった為替市場の材料にはなっていません。 昨日のニューヨーク市場では、欧州通貨が上昇し、ダウもプラスで取引を終了しています。これを受けたリスクオン傾向によりドル円は107円28銭まで上昇する場面もありました。 米雇用統計後に弱まったドル買い傾向ですが、目先では107円台の前半で流れが中立の状況になりつつあり、107円台前半から上の上値は重いものの、比較的底堅い推移になっています。今日段階では、上値がどこまで伸びるかが材料です。 昨日の欧州通貨の上昇のうち、ユーロの上昇はドイツ政府の政策検討に関する報道が端緒です。ドイツ政府がEUの財政均衡ルールに抵触しない形で新たな財政支出を可能とする予算を創設することを検討していると報じられています。 もっとも、ECB理事会が12日に予定されており、ECBによる追加緩和観測も強まっている中で、ユーロの上昇余地は目先のところでは限定的でした。 とはいえ、ユーロはここまで主要通貨の中で、テクニカル的にもとりわけ売り込まれていたこともあります。ECB理事会で大規模な緩和措置を発表したとしても、ここから再び下落していく可能性は高くないように感じます。 また、ポンドも主要通貨に対して値を戻しています。経済指標の堅調に加えて、EU離脱めぐる政治状況が嫌気されていましたが、EU離脱延期法の成立などを受け、「合意なき」離脱が発生する可能性が低下したとみる見方がポンドを支えました。 今後の注目材料としては、17、18日に予定されているFOMCを控えたアメリカの主要指標でしょう。FOMCでは、FRBが追加利下げに動くとの見方が大勢です。目先の指標としては、明日12日発表のアメリカのCPI、13日の小売売上高が重要です。 15:45 仏7月鉱工業生産指数 16:30 スウェーデン8月消費者物価指数 17:30 英8月失業保険申請件数 17:30 英8月失業率 17:30 英7月失業率(ILO方式) 20:00 南アフリカ7月製造業生産高 21:15 カナダ8月住宅着工件数 21:30 カナダ7月住宅建設許可件数
こんにちは、ダメおやじです。 先週のポンド円は、与党議員の離脱により政権側の議員数が過半数を割ったことやEU離脱延期法案が可決したことで、合意なき離脱観測が後退したため、一時、132.16円まで上昇しました。 126円台で先安観が売玉が溜まっており、我慢できずに損切りを相当出したことも上に拍車をかけました。 しかし、週末は利食い売りや戻り売りが出て少し下げて終わりました。 ポジティブ材料とネガティブ材料は表裏一体で、この材料でどんどん上げていくに材料不足と思います。 私は戻り売りスタイルですが、132円超えまで上げたので押し目は買われる可能性も有ると思います。上値は133円、下値は130円でしょう。 英議会が混乱の中、何を決めても欧州の法案が優先されますので、英議会の結論は私は余り意味を持たないのものだと思っています。 今週から英議会は休会のようなので何か材料が出るかですね。 本当はわかりにくい動きになりそうなので、様子見が正解かもしれませんが、ポンドの値動きの大きさは魅力的ですね。 今週も頑張りましょう。
今週は主にポンドに振り回されていますが、先日の英国議会では合意なき離脱を阻止する法案が可決し、さらにジョンソン首相が求めた解散総選挙の実施を否決しました。ジョンソン首相はEUに対して脅しが必要との考えを示していますが、英国議会の停止はEUに対する脅しの一環とも見られています。 来週には英国議会は閉会となり、10月半ばまで離脱関連の議論はストップします。10/14に女王演説があり、EU首脳会議は数日後の10/17。期間はあるが時間はないという中で、3ヶ月の期限延長を要請することにはなりましたが、EU側がこれを承諾する保証はないので、まだ波乱はあるのでは?と懐疑的になってしまいます。 米国に目を向けると相変わらずトランプ大統領はFRBに対してご立腹なようです。ユーロに対してドルが高すぎるとのツイートをしていましたが、昨日までにユーロドルは1.1000を回復しています。英国の動向や香港のデモの収束の影響もあるでしょうが、パウエルFRB議長にとってはほっとする展開になってきました。 中国が風邪を引くとドイツが倒れる、といった関連があるようで、ユーロ経済を牽引しているドイツの元気がなくなると、欧州全体に影響を及ぼしてECBの追加緩和へとつながります。そうなると相対的にドルが高くなってしまい、トランプ大統領にとっては面白くない展開となるので、しきりにFRBに対して利下げを要求することになります。 さて、昨日の米ADP雇用統計の結果は予想値14.5万人に対して19.5万人の好結果でした。本日の米雇用統計ではどのような結果になるでしょうか。事前予想では+16万人で平均時給は0.1ポイント下がる3.1%となっています。結果が良ければ利下げをする理由が1つ減りますが、9/18のFOMCでの利下げ確率は99%となっているので、利下げがなくなることはないでしょう。 本日は英国の合意なき離脱後退で株高となり、クロス円は反発基調を維持すると思われますが、週末を前に便乗買いをした人がポジションを整理して反落するということも十分ありえます。週末リスクに備えて週越えのポジションを持つ場合はポジション量に注意しておきましょう。
4日の米国株は上昇、NYダウ237ドル高(+0.91%)、ナスダック102ポイント高(+1.30%)でした。為替市場はリスクオンの円安。 デモが続く香港では、行政長官が逃亡犯条例の「撤回」を正式に表明。 金融市場はリスクオンの円安+株高で反応、日銀片岡委員の追加緩和発言も円安を後押ししました。 英国では合意なき離脱懸念が大きく後退。英議会は、離脱再延期法案を可決、前倒し総選挙は否決されました。 ポンドドルは1.22半ば、ポンド円は130円前半まで、ポンドが買い戻されました。 経済指標では、中国8月Caixinサービス部門PMI52.1(予想51.7)と予想を上回っています。 10月末のEU離脱が無くなりそうな情勢で、投機筋がポンドショートをどうするのか確認したいところです。 投資戦略は、ポンドドル押し目買いとします。 それでは本日も頑張りましょう! ※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いします。
9月に入り、少しづつではありますが、朝晩の涼しさを感じるようになりました。夏も終わりです。今年は梅雨の雨が毎週末のように予定をつぶしてくれましたが、8月は快晴が続いて厳しい気候だった記憶があります。更なる涼しく、過ごしやすい季節の到来を待つばかりです。 【本日の指標】 今週末には雇用統計を迎える月初めの一週間で、その前の水曜日にはADP雇用統計というのがいつもの流れですが、今回のADP雇用統計は明日発表されます。本日はベージュブックの発表が予定されているぐらいで特に指標によって動く一日ではない見込みです。 【本日の戦略】 米中問題、米国金利問題、英国EU離脱を巡る論争など、相変わらずボラティリティが高い状況が続いており、株式相場は連日のように上下動を繰り返しています。 一方の為替相場は落ち着きを取り戻しつつあり、ドル円については105円台での値固めをしているようにも見受けられます。この円に資金が流れて円高が続く流れは昨今の落ち着かない相場のファンダメンタルズに因るものですが、混乱の中でも盤石なサポートとなれば買いは入れやすくなるもの。その鍵を握るのは米国の金利動向であり、相場は既に利下げを見込んでいる状態で、今後もサプライズさえなければ自立的なドル円の戻りに期待したい場面。 一方でその「サプライズがない」というのが昨今の相場では非常に難しいのが最近の相場で、そう簡単には景気は拡大してドルが強くなると言う図式には至らないものと思われます。 米国ドル復権の第一歩として期待される米中貿易問題の進展ですが、9月に行われるとされていた閣僚級会合の具体的発表は9月に入ったいまでも決まっておらず、その実現性について疑問が持たれる今の状況。原因の一つとして米国が9月最初に発動した関税第4弾に中国が反発した形をとっていますが、これは元々計画されていたのであり、中国側の駆け引きの一つなのでしょう。 そうこうしているうちに中国は自国通貨安政策をとって今の貿易問題の長期戦化を睨んでいるともされています。こうした中では現在継続しているドル円の売り戦略に変更はありませんが、相場参加者の一人としてはドルが強くなる相場を望んでいます。
昨日は米中両国の追加関税への警戒感からリスクオフのスタートとなりドル円は106円を割り込む動きとなりましたが、その後すぐ106円台に戻し106円台前半での推移が続きました。 ユーロは軟調な流れが続き、ユーロドルは1.0958ドル、ユーロ円は116.35円の安値を付けました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 10:30:豪・7月小売売上高 13:30:RBA政策金利発表 23:00:米・8月ISM製造業景況指数 今日の政策金利関連はRBA政策金利発表が予定されています。 米・8月ISM製造業景況指数の市場予想は51.2です。 昨日のドル円はオープン直後に106円を割り込む場面もありましたがすぐに106円台に反発し、終日106円台前半で小動きでした。 今日堅調な動きとなると106円台中盤へ上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると105円台後半への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは東京時間は1.09ドル台後半で小動き、欧州時間は1.0960ドル付近まで下落、NY時間は1.0960ドル〜1.0970ドル台での小幅な値動きでした。 今日も軟調な動きとなると1.09ドル台前半への下落が考えられます。 一方、反発の動きとなると1.10ドル台へ戻すことができるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
先週金曜の為替相場は、木曜と比べて円を軸とした動きが逆転。円が強い位置に来るとともに、欧州系通貨が弱い位置で引けました。 いわゆる典型的「リスク回避型」とは位置関係が異なるものの、主要通貨の中で円より強いものが無かったこともあって、今日はまずこの円を軸とした動きに変化が出るかに注目したいところ。 また短期トレンドは円が強い位置で引けたため下向き優勢ですし、以前から書いているようにここ数ヶ月は円高トレンドが形成され、戻しが入っても再下落するような相場が続いていますので、まずは週明けの円軸の動きを抑えておくことが重要。 イベントとしては中国財新製造業PMIやトルコGDPなどが予定されているものの、米国市場がレーバーデーの祝日で休場であるため、基本は週明けの動向をチェックし、週半ばから後半にかけて、特に週末に控える米雇用統計に向けての相場で取引できるように情報収集しておくのが良さそうですね。 ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは円が強く欧州系が弱い。そしてオセアニアは比較的強めの位置を保っているということ。 また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは全体的に下向きになっており、このまま円買いが続けばショートのチャンスになりやすい状況であること。 そのため今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、ここから円買い動きが出れば各通貨の短期トレンドは悪化してショートのチャンスとなりますので、力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが低リスクとなります。 逆に円売りの動きが出てきた場合には各通貨の短期トレンドが改善し、一旦フラット化することになりますし、勢いが強くなった場合には明確な上向きのものが出てきてロングのチャンスに変わります。 この場合には力関係上強い通貨かつ値幅が出やすい通貨を買って円を売る形で攻めるのが最も低リスクかつ高リターンを狙える方法となりますね。 個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。 また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」ということを考えて最も低リスクなものを選択。 そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
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