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最近のトレンド

マーケット・プレディクション(3/20〜 3/26)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  111.00 〜 114.50
ユーロ/円 ・・・  120.00 〜 125.00
豪ドル/円 ・・・  85.00  〜 88.00
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先週のFOMCでは、米景気の拡大を背景に市場の利上げ観測が高まった中、FRBは0.25%の


利上げを決定しました。


ただその後のイエレン議長の記者会見では、金利見通しが昨年12月時点と変わらず、年内4回の利上げ


期待が、大きく後退する結果になりました。


利上げ見通しが上方修正されることで、ドル高が進むと予想していた向きが、ドルロングを


切らされたことから、ドル円は114円70銭近辺から112円台半ばまで円高が進みました。





しかし、これで年内の4回利上げがなくなったというわけではありません。


実際、イエレン議長は会見の席でも「利上げ回数が1回増えるか減るかしても、緩やかと言える」と


述べ、年4回の利上げの可能性を排除していません。


米景気の拡大が続き、今後も経済データが上振れることになれば再び市場は「4回利上げ」を織り込む


動きを見せることになります。


そのあたりはトランプ大統領の経済政策次第というところがあります。





利上げ回数を残り何回かと予想することで、ドル円の落ち着き所も大きく異なってきます。


現時点では年3−4回というのが、市場のコンセンサスだと思いますが、これが2回になるのか、


4回になるのか、今後のトランプ政権のインフラ投資や減税の規模によります。


2015年と16年では年3回の利上げ予想がいずれも1回で終わってしまい、これが100円を


割り込む円高につながった背景の理由の一つでした。


ただ、今年は過去2年とは異なると思っています。


米景気の勢いが違うし、トランプ政権の景気刺激策の規模が大きく異なります。





またFRBも米景気の先行きには自信を深めているとの見方も出ています。


イエレン議長も自身の任期中に、なんとか金利政策では中立といわれている、「FF金利3%」を


誘導目標にしたいと考えていると見られます。


今週は週明けからドルの下値を試し、月曜日の東京市場では112円26銭までドル安が進む


場面がありました。


今年のドルの安値である111円50−70銭を再び試す可能性はありますが、米景気の現状を


考えれば、現時点ではそこを割り込んでさらにドル安が進む可能性は低いと予想しています。





ドル円は年初から概ね112−115円内で推移し、昨年11月以降のあの大きな値動きは後退して


います。


今しばらくはこのような状況が続くと思われますが、市場のストレスも溜まっています。


何かのニュースをきっかけに大きく動くことも考えられます。


油断することなく、臨みたいと思います。





今週もイエレン議長をはじめ、多くのFOMCメンバーの講演が予定されています。


利上げ回数に関する発言も予想され、その内容に沿って為替も上下することになります。


予想レンジは111円〜114円50銭程度と見ています。









■ 今週の注目材料 ■



3/20(月)

  • 日 東京市場休場(春分の日)
  • 独   独2月生産者物価指数
  • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演



  • 3/21(火)

  • 豪   RBA議事録
  • 英  英2月物価統計
  • 英  英2月財政収支
  • 米   ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演
  • 米   クリーブランド連銀総裁講演
  • 加   カナダ1月小売売上高



  • 3/22(水)

  • 日   2月貿易収支
  • 日   日銀金融政策決定会合、議事要旨(1月30日、31日分)
  • 米   1月FHFA住宅価格指数
  • 米   2月中古住宅販売件数



  • 3/23(木)

  • 欧   ユーロ圏3月消費者信頼感(速報値)
  • 欧   ECB経済報告
  • 英   英2月小売売上高
  • 米   2月新築住宅販売件数
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   イエレン・FRB議長講演
  • 米   カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁講演
  • 米   カプラン・ダラス連銀総裁講演



  • 3/24(金)

  • 独   独3月製造業PMI(速報値)
  • 独   独3月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏3月総合PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏3月製造業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏3月サービス業PMI(速報値)
  • 米   2月耐久財受注
  • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演
  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演
  • 加   カナダ2月消費者物価指数



  •  
    3/25(土)

     



    3/26日)





    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



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    外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算20年以上、為替の世界に携わっている。

    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。



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    2017年3月1日更新