マーケット・プレディクション(2/6〜 2/10)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 76.00 〜 78.00
ユーロ/円 ・・・ 97.00 〜 103.00
豪ドル/円 ・・・ 80.00 〜 83.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2800 〜 1.3400
先週は緩やかな円高が続き、円は主要通貨に対して全面高の展開でした。
ドル円は75円台への突入は避けられたものの、76円割れ目前まで売られ、すでに76円の後半が重いイメージです。
ユーロはもともと買えない状況の中、FOMCの決定を受け米長期金利が大幅に低下、その結果ドルも買えない展開となり
消極的ながら円に資金が集まっている状況です。
先週末の米1月雇用統計では先月に引き続き「ポジィティブ・サプライズ」でした。
非農業部門の雇用者数は市場予想を約10万人上回り、「失業率」も2009年2月以来の8.3%でした。
失業率の8.3%は、依然としてFRBの目標値には遠いものの、雇用者数の増加は既に目標値を超えています。
もともと「失業率」は遅行性があると言われ、雇用者数が増加傾向を示しても、低下を見せるのは遅れる傾向にあります。
今後、雇用者数が順調に20万人以上を維持できれば、「失業率」の8%割れはそう遠くない時期に達成できる
可能性もでてきたとも言えそうです。
ただ、FRBは雇用の増加には依然慎重な見方を崩してはいません。
先のFOMCでは必要ならば追加緩和に踏み切ることにも言及しています。
米製造業では自動車や航空機業界の回復が製造業全体をけん引していますが、FRBとては「欧州危機」を念頭においており、
「最悪のケースでは」米景気にも相当の影響があるのとのスタンスを維持しています。
ドル円は今週は上値を試すと観ています。
先ずは、67円80銭前後にあるレジスタンスポイントをブレイクできるかどうか。
さらに77円台に乗せることができれば、77円30銭が次のターゲットです。
言うまでも無く、ドル円の値動きは非常に緩慢で、上値を一気に抜く展開ではありません。
市場参加者の相場観も未だ「ドルの戻りを売りたい」というもので、これが上値を抑えることになりそうです。
今週はECB、BOEそしてRBAなど主要国の政策金利発表があります。
変更の可能性があるのが、ECB(欧州中銀)とRBA(オーストラリア準備銀行)です。
ECBはギリシャの債務削減交渉が大詰めを迎えていることから、政策金利据え置きの可能性の方が高いと観られますが、
引き下げの可能性も否定できません。
RBAの0.25%引き下げを市場が織り込んでいるようです。br>
消費者物価指数も予想より低めに推移しており、環境的には利下げのタイミングが整ってきたように思います。
仮に0.25%引き下げても政策金利は4%と、依然主要通貨の中では高い金利を維持していることに変わりはありません。
豪ドルは今のところ対ドル、対円でともに堅調に推移しています。
仮に利下げがあったとしても対円で80円割れがあるかないかという程度の下落を予想しています。
既に80−85円のレンジに入っていると思われ、しばらくは上値がどこまであるかを探る展開になろうかと思います。
■ 今週の注目材料 ■
- 2/6 (月)
豪 豪12月小売売上高
米 ブラード・セントルイス連銀総裁講演
米 フィッシャー・ダラス連銀総裁講演
- 2/7 (火)
豪 RBAキャッシュターゲット
日 景気動向指数
独 独12月鉱工業生産
米 バーナンキ・FRB議長議会証言
加 カナダ12月住宅許可件数
- 2/8 (水)
日 12月国際収支
中 1月景気ウォッチャー調査
独 独国債入札(5年債)
独 独12月貿易収支
英 BOE金融政策委員会
米 バーナンキ・FRB議長議会証言
米 ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
加 カナダ1月住宅着工件数
- 2/9 (木)
日 1月マネーストック
中 中国1月消費者物価指数(CPI)
中 中国1月生産者物価指数(PPI)
欧 ECB政策金利発表
欧 ドラギ・ECB総裁記者会見
英 BOE政策金利発表
英 英12月鉱工業生産
英 英12月貿易収支
米 週間失業保険申請件数
- 2/10(金)
豪 RBA四半期金融政策報告
中 中国1月貿易収支
独 独1月消費者物価指数(確報値)
米 12月貿易収支
米 2月ミシガン大学消費者信頼感指数
米 ピアナルト・クリーブランド連銀総裁講演
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