マーケット・プレディクション(2/13〜 2/17)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 76.00 〜 79.00
ユーロ/円 ・・・ 100.00 〜 104.00
豪ドル/円 ・・・ 81.00 〜 85.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2900 〜 1.3400
先週は、ギリシャのパパデモス首相と、主要党首との間で緊縮財政案の合意を見たことからユーロは比較的
堅調に推移、ユーロドルでは1.33台前半、ユーロ円も103円台前半まで反発しました。
加えて、ドル円では日本の経常収支の予想外の減少が注目され、先月の貿易収支同様「円売り材料」と見做され
一時77円台の後半を回復しました。
ユーロドルは1.33台前半まで値を戻したものの、ギリシャの支援問題は依然不透明ということもあり、
もう一段上昇する気配は見せていません。
週明けの13日早朝にはギリシャ議会で「緊縮関連法案」が多数決で採決され、ひとまず、最悪の事態は免れたとの
見方からユーロはNYの先週末の引けにから60ポイントほど戻す場面もありました。
ギリシャの緊縮財政法案は199対74の賛成多数で可決されましたが、これで昨年末に合意されたギリシャへの第2次
支援1300億ユーロの実施に向け前進したことは事実ですが、すんなりと実施されるかどうかはまだ予断を許しません。
ギリシャ国債を保有する民間団体との交渉でもまだ合意に達していないことや、IMF、EUなどが財政削減計画が進んで
いるかどうかのチェックも終わっていません。
ようやく支援を受けるテーブルに着いたという理解でいいものと思います。
これから先の問題についても、果たしてギリシャが計画通り債務削減を実施して行けるのかどうかの問題と、債務削減を
厳格に行えば行う程、景気悪化に繋がり、歳入の減少につながります。
さらに、仮にギリシャ問題がひと山超えたとしても、ポルトガルは大丈夫かといった問題も残ります。
欧州債務問題の根本的解決には「万が一の場合」のセーフティーネットが不可欠で、その体制が出来上がるにはまだまだ
時間と、ドイツなど大国の譲歩が必要です。
ドル円は76円割れがやや遠のいた印象です。
経常収支や貿易収支など、日本のファンダメンタルズに注目が集まるようになり、やや円売りが優勢な状況です。
もっともそれでもドル円の78円台は重く、78円30銭以上が抜けるかどうかが重要です。
78円50銭が抜けると上昇に弾みがつく可能性もあると考えています。
重要な節目、あるいはテクニカルポイントはそのレートを抜けたところに「ストップロス」がおかれているケースが多く。
この場合も、円の先高感を予想する市場参加者もこの水準を抜けたところにドル買い戻しの注文を入れている可能性が高いと
思います。
従って完全に上抜けした際の上昇スピードは予想以上に速いことも考えられます。
78円台では実需のドル売りも多くおかれていると考えられますので、簡単に抜けるとは思えませんが、それでも抜けないと言う保障はbr>
ないことから意識しておく必要はあろうかと思います。
今週はバーナンキ・FRB議長をはじめFOMCメンバーの講演が多く予定されています。
やはり注目は16日の議長の講演です。
米景気回復が緩やかに続く一方、FRBは米景気に関しては慎重な見方を変えていません。
特に失業率について議長は、「失業率は改善しているが、職探しをあきらめた長期失業者の割合が高い」との認識を持っており、
ドル円には「ネガティブ」なコメントが出される可能性の方が高いと思われます。
■ 今週の注目材料 ■
- 2/13 (月)
日 10−12月GDP(速報値)
日 日銀金融政策決定会合
米 オバマ大統領、2013年度の予算教書を議会に提出
米 ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
- 2/14 (火)
日 白川・日銀総裁記者会見
独 独2月ZEW景況感調査
欧 ファンロンパイEU大統領、バローゾ欧州委員長、中国指導者と会談
欧 ユーロ圏12月鉱工業生産
欧 ユーロ圏2月ZEW景況感調査
欧 スペイン国債入札
英 英1月消費者物価指数(CPI)
英 英1月小売物価指数
米 1月小売売上高
米 12月企業在庫
米 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
米 ロックハート・アトランタ連銀総裁講演
- 2/15 (水)
豪 豪2月ウエストパック消費者信頼感指数
独 独10−12月GDP(速報値)
欧 ユーロ圏10−12月GDP(速報値)
欧 ユーロ圏12月貿易収支
欧 ファンロンパイ・EU大統領講演
英 英1月失業率
米 2月NY連銀製造業景況指数
米 2月鉱工業生産
米 2月設備稼働率
米 2月NAHB住宅市場指数
米 FOMC議事録(2/23/25日分)
米 フィッシャー・ダラス連銀総裁講演
- 2/16 (木)
豪 豪1月雇用統計
欧 スペイン国債入札
中 フランス国債入札
欧 ECB月例報告
米 1月生産者物価指数
米 週間失業保険申請件数
米 1月住宅着工件数
米 1月建設許可件数
米 2月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
米 バーナンキ・FRB議長講演
- 2/17(金)
独 独1月生産者物価指数
英 英1月小売売上高
米 1月消費者物価指数(CPI)
米 1月景気先行指数
加 カナダ1月消費者物価指数
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