マーケット・プレディクション(2/20〜 2/24)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 77.00 〜 81.00
ユーロ/円 ・・・ 102.00 〜 107.00
豪ドル/円 ・・・ 31.00 〜 87.00
ユーロ/ドル・・・ 1.300 〜 1.3500
先週は久しぶりにドル円が活況でした。
しかもほぼ一本調子で円安方向へ振れています。
2月初めのFOMC声明文では76円03銭まで円高が進み、75円台も視野に入ったことを考えると
かなりの水準まで押し上げられ、「景色」も変わってきました。。
しかも、今朝がたの市場では一時79円89銭までドル高が進み、昨年10月末の介入で押し上げられた水準を
完全に上抜けし、80円を伺う水準まで円安が進行しています。
ドル円を取り巻く環境に大きな変化があったということでしょうか・・・・?
日米の株価が上昇し、リスク許容度が高まったことは確かですが、ドル高要因とされる米金利の上昇はそれほど急騰していません。
米株価が上昇している現在でも2%前後で推移しており、むしろ金利先安感さえあります。
このあたりが1月後半のFOMCの効果といえるところでしょう。
今回のドル上昇の「主役」は投機筋のドル買い戻しだったと言えそうです。
特に節目と観られていた、77円後半や78円30銭あるいは78円50銭を抜けたことで、ドル買い戻しが執行され、
それがさらにドル円を押し上げたと観ることができそうです。
事実先週14日時点での、投機筋の円の買い越しポジションは2万9千枚強で、その前の週と比べほぼ半減しています。
これまで円の先高観が根強かったこともあり、77円台後半までドルが値を戻すとすかさずドル売りがでて、水準を押し下げる
展開が続いてきました。
その結果、「ドル円の77円台後半は重いと」の相場観を醸成し、ドルはいずれ下落するといった雰囲気を作っていたように
思います。
既に79円台示現したことで、実需のドル売り手も「あわててドルを売る必要がない」といった状況になり、やや余裕も
出てきたようです。
週明けのアジア市場では1月の日本の貿易収支の赤字幅拡大を材料に円売りが進み、一時79円89銭までドルが買い戻されました。
「80円」というレートは「大台替わり」であると同時に、「節目」でもあります。
週足のチャートを観ると、79円後半から比較的厚めの「雲」が横たわっています。
この「雲」を上抜けするには80円台後半まで円が売られる必要があり、80円台定着が条件となりそうです。
ドル円はほとんど調整がないまま80円台目前の水準まで上昇しましたが、ここからの上値を追うにはもう一段のドル買い材料が必要です。
逆に、ドル売り材料でも出れば「調整局面入り」する可能性もあり、その場合には日足の「200日移動平均線」がサポートする、
78円05銭程度までの円高場面もあるかもしれません。
既に日足でも「逆転」は見せており、MACDも「ゼロ軸」を上回っています。
短期的なトレンドが続いているなか、中長期で「ドル高」に移行できるかどうかを試す週になろうかと思います。
■ 今週の注目材料 ■
- 2/20 (月)
日 1月貿易統計
日 12月景気動向指数(改定値)
欧 ユーロ圏財務相会合
欧 ファンロンパイ・EU大統領講演
米 NY市場休場(プレジデンツデー)
- 2/21 (火)
豪 RBA議事録
豪 スティーブンス・RBA総裁、パネルディスカッションに参加
欧 EU財務相会合
欧 ユーロ圏2月消費者信頼感
加 カナダ12月小売売上高
- 2/22 (水)
豪 豪12月景気先行指数
豪 豪12月ウエストパック先行指数
独 独2月製造業PMI
独 独2月サービス業PMI
欧 ユーロ圏2月製造業PMI
欧 ユーロ圏2月サービス業PMI
英 BOE議事録
米 1月中古住宅販売件数
- 2/23 (木)
独 独2月ifo景況指数
欧 EU欧州委員会、経済見通しを公表
米 週間失業保険申請件数
米 12月住宅価格指数
- 2/24(金)
豪 スティーブンス・RBA総裁、下院で証言
独 独10−12月GDP(確報値)
欧 イタリア国債入札
米 1月新築住宅販売件数
米 ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
米 ブラード・セントルイス連銀総裁講演
米 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
米 ダドリー・NY連銀総裁講演
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