マーケット・プレディクション(4/23〜 4/27)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 81.00 〜 83.00
ユーロ/円 ・・・ 104.00 〜 109.00
豪ドル/円 ・・・ 82.00 〜 85.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2900 〜 1.3400
84円台まで急騰したドル円がその後徐々に下落し、80円台前半まで下落したのが先週の初めでしたが、西村日銀副総裁の
追加緩和に積極的な発言を契機に、ドルも一旦は下げ止まったような状況で越週しています。
いよいよ今週末には日銀の金融政策決定会合が開催され、何らかの形で追加緩和が決定されそうです。
日銀は「1%の物価上昇率まで積極的に努力する」と明言しており、白川日銀総裁もワシントンでの講演では
「コミットメント」という言葉を使っており、市場は追加緩和を実施するかどうかではなかく、「何をするのか」という、
追加緩和の中身に焦点が移っている様に見受けられます。
考えられる追加緩和の具体策は、長期国債の買い入れ資金の増額です。
3〜5兆円との予想もあり、どの程度増額されるかが注目されます。
さらに買い入れる国債の残存期間を延長するのではとの観測もあります。
いずれも長期金利の低下に繋がりますが、果たしてデフレからの脱却にはどれほど効果があるのかについては未知数と言わざるをえません。
日銀による追加緩和の実施は、株式市場にも好影響を与えそうです。
リスクを取り易くなると言う意味で株価の上昇をを促し、株高はドル高に繋がり易いことから、追加緩和は円が売られることに
なります。
ただ、一方で追加緩和も徐々に市場に織り込まれてきています。
追加緩和が見送られることはないと思われますが、上述の金額が「小出し」に終わるようだと、失望感からドルが売られ「円高」に振れる
リスクもないとは言えません。
米国では24−25日にFOMCが開かれ、ここでも金融政策が議論されます。
今回はFOMCメンバーの景気に対する見方も公表されることから「米景気は緩やかに回復している」という文言が、どのように
言い直されるかも注目されます。
市場のコンセンサスは、今回のFOMCでは「QE3」の実施は見送られ、次回6月19−20日の会合で実施されるとの見方が有力です。
いずれにしても日米中央銀行による政策の差が、ドル円の方向性を決定することに繋がりそうで、もみ合いが続いているドル円も
動きが分かり易くなることにもなりそうです。
シカゴIMMの投機筋の建て玉が発表になりました。
4月17日時点でのポジションですが、さすがに円のネット売り持ち枚数は先週より減少して約5万8千枚でしたが、ユーロの売り持ちが
再び増加しています。
先週比1万7千枚ほど増え、11万8千枚の売り持ちです。
ユーロドルも先週末は1.32台乗せを示現しましたが、方向感に乏し動きであることはドル円と同様です。
日米金融政策の発表と、来週には米雇用統計があり、そろそろ方向感が見いだせるのではないかと期待しています。
■ 今週の注目材料 ■
- 4/23 (月)
豪 豪1−3月生産者物価指数
日 2月景気動向指数(改定値)
中 中国4月HSBC製造業PMI
独 独4月製造業PMI
独 独4月サービス業PMI
独 ワイトマン・独連銀総裁講演
欧 ユーロ圏4月製造業PMI
欧 ユーロ圏4月サービス業PMI
欧 ユーロ圏の2011年財政赤字の対GDP比
欧 バローゾ欧州委員長講演
- 4/24 (火)
豪 豪1−3月消費者物価指数
欧 スペイン3月財政収支
欧 スペイン短期国債入札
欧 バローゾ欧州委員長講演
米 FOMC(4/25日まで)
米 2月ケース・シラー住宅価格指数
米 4月消費者信頼感指数
米 4月リッチモンド連銀製造業指数
米 2が住宅価格指数
米 3月新築住宅販売件数
加 カナダ2月小売売上高
- 4/25 (水)
豪 シドニー市場休場(アンザックデー)
欧 EU 2013年予算提示
英 英1−3月期GDP(速報値)
米 バーナンキFRB議長記者会見
米 3月耐久財受注
米 ガイトナー財務長官講演
加 カ−ニー・BOC総裁議会証言
- 4/26 (木)
独 独4月消費者物価指数
欧 4月ユーロ圏消費者信頼感(確報値)
欧 1−3月期企業決算 → ドイツ銀行、英バークレーズ、英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェル、独フォルクスワーゲン
欧 バローゾ欧州委員長講演
米 3月仮契約住宅販売指数
米 新規失業保険申請件数
米 4月カンザスシティー連銀製造業景気指数
米 ガイトナー財務長官講演
- 4/27(金)
日 3月失業率
日 3月消費者物価指数
日 3月鉱工業生産
日 日銀政策決定会合
日 日銀4月展望レリポート
日 白川日銀総裁記者会見
独 独5月GFK消費者信頼感調査
米 1−3月期GDP(速報値)
米 4月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
加 カ−ニー・BOC総裁講演
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