マーケット・プレディクション(7/16〜 7/20)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 78.00 〜 80.00
ユーロ/円 ・・・ 94.00 〜 99.00
豪ドル/円 ・・・ 78.00 〜 82,00
ユーロ/ドル・・・ 1.200 〜 1.2500
先週のドル円は79円台で一進一退を繰り返していましたが、週央の日銀金融政策決定会合で追加緩和が
見送られたことをきっかけに79円割れを試す流れとなり、週明けの海外市場では約1ヵ月振りに79円台を
割り込み、78円69銭まで円買いが進んでいます。
米経済指標の軟調が続き、特に昨日の小売売上高は市場のプラス予想からマイナス0.5%と、3ヵ月連続で
減少していました。
米国の個人消費はGDPの7割を占めると言われ、個人消費の減少は各方面への影響も決して少なくはありません。
しばらく79−80円のレンジ内で一進一退でしたが、79円を下抜けしたことで今週のドル円は緩やかながら
ドルの底値を探る展開かと思われます。
目先は78円の半ばが維持できるかどうか、そしてさらに下落するようだと6月1日に記録した77円台が意識
されることになりますが、そうなると日銀の介入水準も気になってきます。
ただ値動きは、アジア時間内での動きが鈍く、結局欧州情勢が変化する欧州時間帯か、米金利の行方が把握できる
NY時間帯に大きく動く可能性が高くなりそうです。
それでもドル円についてはなかなか明確な方向感が出てこないのが実情です。
79円を割り込んだことで、トレンドは下向きだとは思いますが、突っ込みすぎには注意が必要です。
動かないドル円を象徴するのが、投機筋の建て玉です。
先週末に発表されたポジションでは、円の買い持ち枚数がわずか8952枚でした。
やや円買いに傾いてはいるものの、その枚数はユーロに比べ格段に少ないと言えます。
ユーロはその前の週よりも増え、16万5075枚の売り持ちでした。
今週の焦点はやはり本日と明日のバーナンキ議長の議会での発言です。
前回の発言より追加緩和へ前向きな内容となると、市場はドル売りで反応し、ドル円は78円半ばを試しそうですが、
重要なテクニカル指標である移動平均線の中でも、「52週移動平均線」が78円58銭にあることが意識されそうです。
また、本日発表予定の地区連銀経済報告にも注意が必要です。
12日地区連銀が景気見通しを下方修正するようだと、こちらも追加緩和が連想され易いと思われます。
昨日のNYでのドル下落で、日足の「200日移動平均線」を割り込んだことで、79円05銭辺りが上値のポイントに
なりそうです。
目先のドル反発のメドになり易いと思います。
またその上には79円26銭に1時間足の「120日」移動平均線」があり、この水準を上抜けできれば、
再び先週までのように、79−80円のレンジに戻る可能性も出てきます。
欧州危機は一服しているものの解決へはほど遠く、米国では企業業績の伸び悩みから長期金利に下落圧力がかかっています。
加えて、LIBOR問題で金融不安が高まりそうな気配もあります。
相対的的に安全な円への「見直し買い」が入ることにも注意が必要です。
■ 今週の注目材料 ■
- 7/16 (月)
日 東京市場休場(海の日)
欧 ユーロ圏6月消費者物価指数
欧 ユーロ圏5月貿易収支
米 7月NY連銀製造業景気指数
米 6月小売売上高
米 IMFが性世界経済見通しを発表
米 4−6月期決算 → シティーグループ
米 ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演
- 7/17 (火)
豪 RBA議事録
独 独7月ZEW景況感指数
英 英6月消費者物価指数
欧 ユーロ圏7月ZEW景況感指数
米 6月消費者物価指数
米 6月鉱工業生産
米 6月設備稼働率
米 7月NAHB住宅市場指数
米 バーナンキ・FRB議長上院で金融政策報告
米 ピアナルト・クリーブランド連銀総裁講演
米 4−6月期決算 → ジョンソン&ジョンソン、ゴールドマンサックス、インテル
加 カナダRBC政策金利発表
- 7/18 (水)
日 日銀金融政策決定会合議事録要旨(6/14,15日分)
英 BOE議事録
欧 英6月失業率
米 6月住宅着工件数
米 6月建設許可件数
米 地区連銀経済報告(ベージュブック)
米 バーナンキ・FRB議長下院で金融政策報告
米 ガイトナー・財務長官講演
米 4−6月期決算 → バンク・オブ・アメリカ、アメックス、IBM
- 7/19 (木)
豪
日 5月景気動向指数(改定値)
欧 スペイン長期債入札
英 英6月小売売上高
米 7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
米 新規失業保険申請件数
米 6月中古住宅販売件数
米 6月景気先行指数
米 4−6月期決算 → モルガン・スタンレー
- 7/20(金)
独 独6月生産者物価指数
加 カナダ6月消費者物価指数
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