マーケット・プレディクション(10/1〜 10/5)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 76.00 〜 79.00
ユーロ/円 ・・・ 98.00 〜 103.00
豪ドル/円 ・・・ 78.00 〜 82.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2600 〜 1.3200
先週1週間78円台半ばから77円台半ばで推移し、再び膠着状態を見せ始めたドル円ですがは基本的には上値が重い
展開が続くと思います。
値幅が1円程度と停滞しているドル円は、日米欧の中央銀行が緩和競争を終えてしまったことによる「材料難」
が背景です。
ドルの上値が重く、78−79円台ではドル売り意欲が強い一方、77円前半では政府・日銀による介入警戒感も
あり、その水準から円を積極的に買うにもリスクがありそうです。
このためドル円は動きにくく、値幅も限定的となっています。
そんなドル円ですが、今週は毎月恒例の「米雇用統計」が週末に予定されています。
先月の同指標発表直後に、予想外の雇用者数の低水準からドル安円高が一気に進み、77円13銭を記録したことは
記憶に新しいところです。
今回「9月の雇用者数」は11.1万人の増加と予想されています。
先月の9.6万人の増加からは改善しているとの予想ですが、FRBとしてはこの内容では満足することは
ないと思われます。
先週、FOMCメンバーである何人かの地区連銀総裁が講演の中で「追加緩和政策」を解除する際の基準について
独自の見解を述べています。
シカゴ連銀のエバンス総裁は「追加緩和は雇用者数が20万人以上を数四半期継続しないかぎり止めるべきではない」
との認識を示しました。
少なくてもこの考え方をひとつの基準と考えれば、「20万人以上の増加を6ヵ月以上継続する」必要がありそうです。
今回の雇用統計で、増加数が多少上振れることがあっても、ドルの上昇は限定的だとも言えそうです。
むしろ、予想以下の内容だった場合、先月の77円13銭を割り込むことも考えられそうです。
「雇用統計」に先だって、水曜日には「ADP雇用者数」も発表されます。
この経済指標も為替に影響を与えそうであることから、今週は週央あたりからはレンジを抜ける動きがあるかも知れません。
今週はそれ以外にも、RBA、BOE、ECB、さらに日銀など主要中銀の政策金利の発表があります。
RBAは政策金利を0.25%引き下げる可能性がありそうですが、他の中銀については、市場は概ね据え置きと
予想しています。
オーストラリアでは中国経済の悪化の影響を受け厳し状況が続いていることから、先行的に利下げを決めてくるかもしれません。
先週末発表のシカゴ先物市場の建て玉では、ユーロのショートがさらに減少しています。
ネットの売り持ち枚数は約5万枚と、ピークからは1/4に減少していました。
一方、豪ドルの買い持ち枚数が約9万枚と8月21日以来の水準に増えています。
ユーロをショートポジションを解消し、豪ドルのロングを積みあげているようですが、明日2日のRBAの政策金利では
据え置きと読んでいるのかもしれません。
■ 今週の注目材料 ■
- 10/1(月)
日 9月日銀短観
中 中国9月製造業PMI
欧 ユーロ圏9月製造業景気指数
欧 イタリア9月財政収支
欧 ユーロ圏8月失業率
米 9月ISM製造業景況指数
米 ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
- 10/2 (火)
豪 RBAキャッシュターゲット
日 9月マネタリーベース
欧 ユーロ圏8月生産者物価指数
- 10/3 (水)
豪 豪8月貿易収支
中 中国9月非製造業PMI
独 独9月サービス業PMI(確報値)
欧 ユーロ圏9月サービス業PMI(確報値)
欧 ユーロ圏8月小売売上高
米 大統領候補による第1回討論会(デンバー)
米 9月ADP雇用者数
米 9月ISM非製造業景況指数
- 10/4 (木)
豪 豪8月小売売上高
豪 豪8月住宅建設許可件数
欧 スペイン長期債入札
欧 ECB政策金利発表
欧 ドラギ・ECB総裁記者会見
英 BOE政策金利発表
米 FOMC議事録(9/12、13日分)
米 新規失業保険申請件数
米 ブラード・セントルイス連銀総裁講演
- 10/5(金)
日 8月景気動向指数
日 日銀金融政策決定会合
日 白川・日銀総裁記者会見
欧 メルケル・独首相講演
米 9月雇用統計
米 8月消費者信用残高
米 デューク・FRB理事講演
加 カナダ9月失業率
加 カナダ8月住宅建設許可
9/29(土)
欧
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