今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(8/25〜8/29)
依然としてテクニカルドル高、ファンダメンタルではなかなかドルを

安心して買えない状況が続いています。

先週木曜日には108円13まで下げたドル・円は翌日には110円まで急速

に戻しました。チャートはドル高を示しています。

3月の95円台から約半年かけて110円40まで上昇し、その間15円ほどの

ドル高が続いています。そして、日足では100日移動平均が間もなく

200日移動平均を下から上に切ろうとしています。また週足を観ても

113円半ばでは100日移動平均線に追いつくところまで来ています。

いずれも、そこでキャップされる可能性はあるが、今のところ上昇局面に

いることは間違いなさそうです。

一方、資産担保証券の価格がこの四半期でも下げ止まらなかったことを背景に

米金融機関の6−8月期決算予想を下方修正する動きも活発化してきています。

また、住宅価格の大幅な下落は見られないものの、下げ止まり感は依然みられず、

信用収縮に伴う住宅ローンの貸し渋りと、価格下落がドル下落のリスクが存在する

ことは否定できません。その意味で明日発表のS&Pケースシラー住宅価格指数には

注目です。原油価格がピークから20%以上も下落しているため、インフレに対する

先行き不安はやや後退しました。先週末の講演でバーナンキ議長も「今年後半から

来年にかけてインフレは落ち着く。」との見解をしめしています。

原油価格、NYダウの動きを見ながらの神経質な動きは続きそうです。
 

■ 今週のレンジ予想 ■

ドル/円  ・・・ 109円 〜 112円
ユーロ/円 ・・・ 160円 〜 164円
ユーロ/ドル・・・ 1.4500 〜 1.500


■ 今週の注目材料 ■
8/25
米 7月中古住宅販売
8/26
米 FOMC議事録公開
米 6月S&Pケースシラー住宅価格指数 
米 8月消費者信頼感指数
米 7月新築住宅販売件数
8/27
米 7月耐久財受注
米 週間原油在庫
8/28
米 8月フィラデルフィア連銀景況指数
米 4−6月期米GDP改定値  
8/29
欧 8月ユーロ圏インフレ率
欧 7月ユーロ圏失業率
米 7月個人消費支出
米 8月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値
米 8月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


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外為オンラインのシニアアナリスト 
佐藤正和

邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
通算30年以上、為替の世界に携わっている。
・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。