マーケット・プレディクション(3/11〜 3/15)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 94.00 〜 98.00
ユーロ/円 ・・・ 120.00 〜 126.00
豪ドル/円 ・・・ 95.00 〜 100.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2800〜 1.3300
上値の重い展開が続いていたドル円は先週、NYダウが連日史上最高値を更新したことで「リスクオン」が加速し
低金利の円が売られ、高金利通貨の豪ドルなどが堅調に推移しました。
これまでは日銀正副総裁人事やTPPなど、どちらかと言えば国内要因から「ドル高円安」に振れていましたが、
先週に限って言えば、米国サイドからの「ドル高材料」が原因で円が売られた格好になっています。
日欧に比べ、景気回復が鮮明な米国では好調な経済指標が相次ぎ、これがドル円をサポートしています。
今後もしばらくは米国発のドル高が続くと予想しています。
ISM製造業、非製造業、ADP雇用者数、そして失業保険申請件数など軒並み改善を示し、極めつきは先週末の
雇用統計でした。
ここでは非農業部門雇用者数が市場予想を8万人近く上回る、23.6万人でした。
失業率もリーマンショック後では最も低い7.7%と、米国では旺盛な個人消費に伴い生産活動にもいい影響が出て
これが雇用の拡大に繋がっているようです。。
先週NYダウは史上最高値を更新し、その後も4日連続で最高値を更新中です。
この株高が個人消費を盛り上げるのに一役買っていると見られ、今後さらに好影響がでてくると予想しています。
ドル円が一気に96円台半ばを示現したことで、ドル円の先行きの相場観も「上方修正」されてきたように見えます。
92−94円台でしばらくもみ合いその後節目を上抜けしたことで、「調整期間」は終了したと見られます。
新しいレンジである94−97円に入った可能性もあります。
水準が水準だけに、ドルショートで入ってみたいとの誘惑にも駆られますが、一旦下げた後の反発も早いのでそれほど
大きな利益は見込めません。
早めに決済するしかありません。
ユーロ圏ではイタリアの政局不安が解消されていないことから、「リスクオン」が後退して今後円が買い戻される
場面があるかもしれませんが、前回の様に1日で4円近くも円高に振れることはないように思います。
今週は先週ほど重要な経済指標はありませんが、先ずは月曜日、火曜日の日銀正副総裁候補の所信聴取が挙げられます。
衆院での所信聴取の内容より、より具体的な政策に言及すれば円がさらに売られることにもなろうかと思います。
米国では13日に小売売上高の発表があります。
個人消費が堅調なことから、本指標の好調さが示されればドル買いをサポートしそうです。
15日にはNY連銀製造業景況指数が発表されます。
2月は好不調の分かれ目である「ゼロ」を大きく超えていたことから、引き続き製造業が拡大しているかどうか
重要な指標です。市場予想は前月に近い「10」です。
基本的には「「リスクオン」が継続されるとみられることからドル円も底堅い動きが予想されます。
NYダウがどこのレベルで上昇が止まるのか含めて、日米の株価の行方にも引き続き目配りが必要です。
■ 今週の注目材料 ■
- 3/11(月)
日 2月マネーストック
日 黒田日銀総裁候補、参院で所信聴取
日 石田日銀審議委員、栃木県金融経済懇親会で挨拶
欧 イタリア10−12月GDP(改定値)
欧 コンスタンシオ・ECB副総裁講演
- 3/12 (火)
豪 豪2月NAB企業景況感
日 日銀金融政策決定会合議事録(2/13-14日分)
日 岩田、中曽日銀副総裁候補、参院で所信聴取
独 独2月消費者物価指数(確報値)
欧 スペイン短期債入札
欧 イタリア短期債入札
欧 リーカネン・フィンランド中銀総裁講演
英 英1月鉱工業生産
英 英1月貿易収支
- 3/13 (水)
豪 豪3月ウエストパック消費者信頼感
欧 ユーロ圏1月鉱工業生産
欧 ワイトマン・ドイツ連銀総裁講演
欧 イタリア3年債入札
欧 リーカネン・フィンランド中銀総裁講演
米 2月小売売上高
米 ラスキン・FRB理事講演
- 3/14 (木)
豪 豪2月雇用統計
日
欧 EU首脳会議(15日まで)
欧 ECB月例報告
欧 ギリシャ10−2月失業率
米 新規失業保険申請件数
米 10−12月経常収支
米 2月生産者物価指数
米 FRB、銀行の資本分析リポート発表
- 3/15(金)
欧 ユーロ圏2月消費者物価指数(改定値)
欧 イタリア、新議会招集
欧 レーン・欧州委員講演
欧 ファンロンパイ・EU大統領講演
米 3月NY連銀製造業景況指数
米 2月消費者物価指数
米 2月鉱工業生産
米 3月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
米 フィッシャー・ダラス連銀総裁講演
3/16(土)
中
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