マーケット・プレディクション(9/1〜9/5)
先週28日に発表された米4−6GDP改定値には少々驚かされました。
7月末に発表された速報値を1.4ポイントも上回る上方修正でした。
個人消費は減税効果もあって、ある程度底上げに寄与できると予想されていたが、
輸出が13.2%と大幅に伸びたことが最大の理由のようです。
ドル安が輸出の伸びを後押ししている側面はあるものの、今後もこの傾向が続く
ようだと「貿易黒字」に転換する可能性すら出てきているようです。
このことは輸入国からみればドル買い需要が発生することを意味し、ドル高材料の
一つになる。日欧がマイナス成長との見通しがあるなか、際立った成長といえます。
また、原油価格が110−120の間で「高止まり」していることも、ドル買いに
安心感を与えているようです。
一方でドル安リスクとしては、依然として価格の下げ止まらない住宅、そこから派生
する金融機関の経営不安があります。今回のサブプライムローン関連では既に10行
もの地方銀行が破綻しています。信用収縮がますます増大し、貸し渋りから住宅産業
の停滞、そして住宅価格の下落と悪循環が断ち切れずいます。
目先ドル高回帰への流れが続いていますが、再び金融不安が表舞台にでてくるとドル
下落への流れは否定できません。
悪化が続く米経済指標の中で唯一好調さを示しているGDPがどこまで全体を引っ張っ
ていけるかが、今後のドルの行方を決めるポイントかと思います。
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 108.00 〜 110.50
ユーロ/円 ・・・ 158.00 〜 161.00
ユーロ/ドル・・・ 1.4500 〜 1.4900
■ 今週の注目材料 ■
- 9/1
- 米 休場(レイバーデー)
- 9/2
- 欧 ユーロ圏7月生産者物価指数(PPI)
- 米 8月ISM製造業景況指数
- 9/3
- 欧 ユーロ圏GDP速報値
- 米 地区連銀経済報告(ベージュブック)
- 9/4
- 欧 ECB金融政策発表
- 米 8月ADP雇用者数
- 米 8月ISM非製造業景況指数
- 9/5
- 米 8月雇用統計
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