マーケット・プレディクション(4/29 〜 5/3)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 96.00 〜 100.00
ユーロ/円 ・・・ 125.00.00 〜 130.00
豪ドル/円 ・・・ 99.00 〜 104.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2600 〜 1.3200
日銀の「異次元の金融緩和」を受けて順調に「ドル高円安」が進んできたドル円に、ややブレイキがかかって来ました。
99円95銭までドル高が進み、一時「100円台は時間の問題」とみられていたドル円は、結局100円台乗せに
失敗したことで、上値の重さだけが残った格好になりました。
ドル円が99円台に初めて乗せたのは今月8日でした。
それから約3週間の間何度も「100円突破」を試みましたが、全ては押し戻され失敗しています。
100円はこれまでと異なり大きな「節目」であると同時に、テクニカル的にも重要な「節目」が多く集まっていた
レベルでした。
少なくとも、これまでと同じようなペースで円安が進む可能性は考えにくくなったということかもしれません。
しかしはそうは言っても、これで「ドル高円安」の流れが変わったとは思えません。
日銀の「異次元の金融緩和」では、2014年までに270兆円規模までマネタリーベースを積み上げることになっています。
この大規模な金融緩和に支えられて株価は堅調に推移するものと予想します。
株価の上昇は「リスクオン」に繋がり、一般的には「ドル高円安」に働きます。
世界的な株高がドル円をサポートするという面を無視することはできません。
さらにテクニカル的にも「日足」を見る限りドル上昇パターンは崩れていません。
97円台まで急落したことで上値は徐々に重くはなっていると思いますが、先週末と、日本が祝日の昨日のNYでは
いずれも97円台半ばで下げ止まっています。
今後しばらくは米経済指標の結果に一喜一憂する展開があろうかと思いますが、「日足」の「基準線」が示す96円25銭が
維持されている限り、もみ合いを終えた後再びドル高に振れる可能性は十分あると予想します。
今週は本日から2日間の予定でFOMCが開催されます。
今回は会合後のバーナンキ議長の会見はなく、声明文だけが公表されます。
前回会合では「出口戦略」を巡る議論が活発となり、ドルが買われる展開となりましたが、今回はその後の3月の雇用統計の悪化や
GDPの数値など「弱めの経済指標」が確認されたこともあり、前回ほど「タカ派」の声が大きくなることはないと予想されます。
週末には4月の雇用統計が発表されます。
前回3月の雇用統計が20万人の予想に対して8万8千人の増加で、、市場にサプライズを与えましたが、今回は15万人の
予想です。
恐らく前回の8万8千人は上方修正されるのではないかと見ていますが、反対に前回のような事態になると、ドル円は
上記96円台を試しに行く可能性もあることから注意が必要です。
今週末からゴールデンウィークも後半に入ります。
例年、この時期は「円高」に振れる傾向があります。
ドル円の参加者が減り流動性が低下するには事実でしょうが、市場の薄いタイミングを狙っての仕掛けなどがあるかもしれません。
ポジションを軽めにしておくことも必要です。
■ 今週の注目材料 ■
- 4/29 (月)
独 独4月消費者物価指数
欧 ユーロ圏4月景況感指数
米 3月個人所得
米 3月個人支出
米 3月PCE・コアデフレーター
- 4/30 (火)
日 3月失業率
日 3月鉱工業生産
独 独4月雇用統計
独 独5月GFK消費者信頼感
欧 スペイン1−3月GDP(速報値)
欧 ユーロ圏3月雇用統計
欧 ユーロ圏4月消費者物価指数(速報値)
欧 決算発表 → UBS、ドイツ銀行、BP
英 英3月マネーサプライM4
米 FOMC(5/1まで)
米 2月ケースシラー住宅価格指数
米 4月シカゴ購買部協会景気指数
米 4月消費者信頼感指数
米 決算発表 → ファイザー
加 カナダ2月GDP
- 5/1 (水)
中 中国 4月製造業PMI
英 英4月製造業PMI
米 4月ADP雇用者数
米 FOMC
米 4月ISM製造業景況指数
米 4月新車販売台数
米 決算発表 →
- 5/2(木)
豪 豪3月住宅建設許可件数
日 4月マネタリーベース
中 中国 4月HSBC製造業PMI(改定値)
独 独4月製造業PMI(確報値)
欧 ユーロ圏4月製造業PMI(確報値)
欧 ECB政策委員会
欧 ドラギ・ECB総裁記者会見
米 新規失業保険申請件数
米 3月貿易収支
加 カナダ3月貿易収支
- 5/3(金)
豪 豪1−3月生産者物価指数
日 東京市場休場(憲法記念日)
中 中国 4月非製造業PMI
欧 ユーロ圏3月生産者物価指数
欧 欧州委員会、春季経済見通し発表
欧 ECB、LTRO返済予定額発表
米 4月雇用統計
米 4月ISM非製造業景況感指数
米 タルーロFRB理事講演
米 ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
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