マーケット・プレディクション(5/6 〜 5/10)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 96.00 〜 100.00
ユーロ/円 ・・・ 127.00.00 〜 132.00
豪ドル/円 ・・・ 99.00 〜 104.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2800 〜 1.3300
先週末の米雇用統計を受け、ドル円は約1週間振りに99円台を回復しています。
まだ月曜日のアジア市場の段階なので、このまま99円台でのもみ合いになるのか判断はできませんが、
米量的緩和政策に大きな影響を与える「雇用」が、これまでの悲観論ほど悪化してはいないことが確認された
格好です。
今年に入っての非農業部門雇用者数は月平均で18.8万人の増加を維持しており、FRBが目標とする20万人には
及ばないものの、悪い水準ではありません。
米雇用は新規失業保険申請件数を見ても改善していることが見て取れます。
同指標は昨年まで毎週37万件から40万件で推移していたものが、直近では35万件前後を維持しています。
昨年までは春先から夏場にかけて雇用だけではなく、経済指標全般が悪化する傾向がありましたが、「今年は違うのでは」といった
期待を抱かせてくれる内容でした。
ただ、これでドル円が「100円の壁」をすぐに突破するとも思えません。
米景気の回復は非常に緩やかです。
従って、経済指標も強弱まだら模様が続き、市場が「出口戦略が早まるのでは」といった期待感を持つにはまだ時間が必要です。
堅調な株価、あるいは長期金利が低位で安定していることが、それを如実に物語っていると考えられます。
それでも株価の上昇が続けば市場参加者のリスク許容度が高まり、低金利の円が売られ易い展開が続くことも考えられます。
今週は依然として95−100円のレンジを予想しますが、まだ100円台突破には時間がかかると予想しております。
よりレンジが読みにくいのがユーロドルです。
先週、ECBは事前予想通り0.25%の利下げを決めました。
利下げを契機にユーロドルは1.32台半ばまでユーロ高が進み、金利引き下げはユーロ圏の景気浮揚に繋がる
との連想からユーロにプラスに働きました。
しかし、ドラギ総裁はECBに預けている市中銀行の預金に対して「マイナス金利」も選択肢の一つだと語ったことから
ユーロが急落するなど、方行が定まりません。
ユーロ圏の景気を考えると、ユーロの戻りを売るというスタンスが機能しそうですが、1.3230を超えると上昇に弾みが
付きそうな気もします。
上値が重いと言われながら1.30台割れではすぐに反発してくるユーロ。
実体経済を考えれば下落する方にかけ、ショートが有利かもしれませんが、テクニカル的には上昇の余地もありそうです。
1.32台を売って、ストップを1.32台半ばにセットするのも一つの方法かもしれません。
今週はオーストラリアの経済指標が多く発表されます。
特に明日(7日)は政策金利の発表があります。
利下げ観測はあるものの、ファンダメンタルズからすると見送られる可能性が高いと思われます。
豪ドル円は105円台半ばから99円台半ばまで約6円の下落を終え、再び上昇傾向を見せています。
今後再度105円に乗せるにはドル円の一段の上昇が不可欠と思われことから、ドル円の行方にも注意が必要です。
■ 今週の注目材料 ■
- 5/6 (月)
豪 豪3月小売売上高
中 中国4月HSBCサービス業PMI
欧 ユーロ圏3月小売売上高
英 ロンドン市場休場(アーリー・バンクホリデー)
加 カナダ3月住宅建設許可件数
- 5/7 (火)
豪 豪3月貿易収支
豪 豪第1四半期住宅価格指数
豪 RBAキャッシュターゲット
米 3月消費者信用残高
米 米韓首脳会議(ワシントン)
- 5/8 (水)
中 中国4月貿易収支
独 独3月鉱工業生産
加 カナダ4月住宅着工件数
米 スタイン・FRB理事講演
- 5/9(木)
豪 豪4月雇用統計
日 3月景気動向指数(速報値)
日 4月マネタリーベース
中 中国4月消費者物価指数
中 中国4月生産者物価指数
欧 ECB月例報告
英 英3月鉱工業生産
英 BOE政策金利発表
米 新規失業保険申請件数
米 ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
米 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
- 5/10(金)
日 3月経常収支
日 3月貿易収支
日 4月景気ウォッチャー調査
中 中国4月マネーサプライ
独 独3月貿易収支
英 G7(英国)
米 バーナンキ・FRB議長講演
米 ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演
米 エバンス・シカゴ連銀総裁講演
加 カナダ4月失業率
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