今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(7/29〜 8/2)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  96.00 〜 100.00
ユーロ/円 ・・・ 127.00 〜 132.00
豪ドル/円 ・・・  89.00 〜 93.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2900 〜 1.3400





先週半ばまで99−100円台半ばでもみ合っていたドル円は、先週末に日経平均株価が急落したことをきっかに


98円台半ばまで下落し、NY市場では今週のFOMCで金融緩和縮小の判断基準を厳ししくするのではないかとの


見方も出て、ドル円は97円台後半まで下落しました。





当面のレンジを下抜けしたドル円は、週明けの東京株式市場が一段と下げ足を速めたこともあり、さらに円買いが進み、


一時97円64銭まで円高に振れています。


その後は97円台後半で一進一退ですが、上記97円64銭の水準は「日足」の120日線がある「サポート」レベルで、


一旦はテクニカル通りの動きだったと言えます。





ただ、ここで下げ止まったとも思えません。


今週は相場の値動きを大きくする材料には事欠きません。


まずは30−31日のFOMCです。


先週までは「無風」を予想していましたが、先週末のNY市場ではFOMCで、金融緩和縮小のメドとなる失業率をbr>

6.5%から引き下げるのではないかとの観測が広がりました。


そうなると、現在は7.6%の失業率は基準からは程遠いことになり、緩和政策は継続されるとの見方につながり


ドル売り円買い圧力が高まります。





31日には米第2四半期のGDPも発表されます。


こちらも米経済の回復力を確認するには絶好の材料となり、その結果にっては緩和継続か縮小かの判断に影響を与えます。


さらに週末には7月の雇用統計の発表です。


20万人前後の雇用者増であればドル高に振れると思われますが、これは蓋をあけるまで解りません。


31日にはADP雇用者数がでるため、一応これを参考にしたいところです。





先週末から市場は円買いに傾いています。


円が買われる局面ではいつもそうですが、ドルの下値がどこなのかを試す動きが加速し,下落のスピードが速まります。


今回の下落も99円割れからは結構なスピードです。そのため市場参加者もドルロングを切らされ、さらに戻りを売りたい


といった相場観に変わってきそうです。





しかし今回の下落は6月の10円ほど下げた下落とは異なっていると思われます。


雇用統計で予想外の下振れが無い限り、95円ー97円が下値のメドと考えています。


まだ足元ではドルの買い場を探る展開かと思います。












■ 今週の注目材料 ■



7/29 (月)

     
  • 日   黒田日銀総裁講演
  • 米   6月中古住宅販成約指数



  • 7/30 (火)

  • 豪   豪6月住宅建設許可
  • 豪   スティーブンス・RBA総裁講演
  • 日   6月失業率
  • 日   6月鉱工業生産
  • 独   独8月GFK消費者信頼感
  • 独   独7月消費者物価指数(速報値)
  • 欧   スペイン4−6月GDP(速報値)
  • 欧   ユーロ圏7月景況感指数
  • 欧   企業決算 → UBS、BP、ドイツ銀行、バークレイズ
  • 米   FOMC(7/31まで)
  • 米   5月ケースシラー住宅価格指数
  • 米   7月消費者信頼感



  • 7/31 (水)

     
  • 独   独7月雇用統計
  • 欧   ユーロ圏6月失業率
  • 欧   ユーロ圏7月消費者物価指数(速報値)
  • 欧   企業決算 → BNPパリバ、フォルクスワーゲン
  • 英   BOE政策委員会
  • 米   FOMC声明文発表
  • 米   4−6月GDP(速報値)
  • 米   7月ADP雇用者数
  • 米   7月シカゴ購買部協会景気指数
  • 加   カナダ5月GDP



  • 8/1(木)

     
  • 中   中国7月製造業PMI
  • 中   中国7月HSBC製造業PMI(改定値)
  • 欧   ECB理事会
  • 欧   ドラギ・ECB総裁記者会見
  • 英   BOE政策金利発表
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   7月ISM製造業景況指数



  • 8/2(金)

  • 豪   豪4−6月生産者物価指数
  • 日   7月マネタリーベース
  • 欧   ユーロ圏6月生産者物価指数
  • 米   7月雇用統計
  • 米   7月個人所得
  • 米   7月個人支出
  • 米   7月PCEコアコフデレ−ター
  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演(ボストン)



  • 8/3(土)

  • 中   中国7月非製造業PMI
    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


  • ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。