マーケット・プレディクション(8/26〜 8/30)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 96.50 〜 100.50
ユーロ/円 ・・・ 129.00 〜 134.00
豪ドル/円 ・・・ 87.00 〜 91.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3000 〜 1.3500
先週のドル円は約3週間ぶりに99円台までドル高が進行し、円は対ユーロでも132円台半ばまで
円安が進みました。
米株式市場がやや落ち着きを取り戻したことと、米長期金利が一時2.91%台まで上昇したことで
日米金利差の拡大からドルが買われ、市場はやや「リスクオン」の流れが回復した格好になりました。
先週公表された7月のFOMC議事録では、バーナンキ議長が提案した量的緩和縮小に対してメンバーのほとんどが
賛成していたことが確認されています。
9月のFOMCで縮小が実施されると言う見方の根拠にもなり得る内容でしたが、その後の雇用統計では雇用者数が
下方修正されたことは御承知の通りです。
ただそれでも「9月実施説」は依然として市場のメインシナリオであることには変わりはありません。
問題は実施が決まった時の市場の反応です。
「債券購入プルログラムの縮小」観測は、考えて見れば既に2ヵ月程くすぶり続けています。
今や「市場の最大のテーマ」といっても過言ではありません。
この間市場は「FRBが緩和を縮小する」という観測を巡って株価は大きく値を崩し、債券も売られ、長期金利
が約1%も上昇しました。
その影響は米国内だけではなく、日本にも及び、日経平均株価の売り圧力となり、株価が下げると円が買われ、一時93円台
まで円高が進んだことは記憶に新しいところです。
現在足元ではその結果を睨んで、不安定な状態が続いている状況です。
またブラジルなど新興国からは大量の資金が流出したことで通貨安が加速し、ブラジル中銀は自国通貨防衛のために
「600億ドル」の「ドル売りレアル買い」を行ったと報じられています。
個人的には「9月説」を支持するものですが、予想通り9月のFOMCで緩和縮小が行われた場合
株価の下落に反応して再び円高に向かうかという点では疑問です。
実際には「緩和縮小が行われるのかどうか」が決まっていなく、不安定な状況が株価にマイナスに作用している
可能性が高いのではないかと考えております。
実施されることが決まれば「材料出尽くし」あるいは「織り込み済み」などから、株価が反発することも考えられます。
量的緩和の縮小はとりもなおさず、米景気の回復と裏腹です。
米国の金融政策の方向性がはっきりとすれば、相場にとっても、あるいは個人投資家も取っても悪いことではありません。
今週はそんな重要な「9月に向けた準備期間」と捉えてはいかがでしょうか。
■ 今週の注目材料 ■
- 8/26 (月)
米 7月耐久財受注
- 8/27 (火)
独 独8月ifo景況指数
欧 クーレ・ECB理事講演
欧 アスムセン・ECB理事講演
米 6月ケースシラー住宅価格指数
米 8月リッチモンド連銀製造業指数
米 7月消費者信頼感指数
米 ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
- 8/28 (水)
日 岩田・日銀副総裁講演(京都)
独 独GFK消費者信頼感
米 7月中古住宅販売成約
- 8/29(木)
独 独8月失業率
独 独8月消費者物価指数
独 ワイトマン・独連銀総裁講演
欧 ユーロ圏4−6月期GDP(改定値)
欧 レーン・欧州委員講演
欧 メルシェ・ECB理事講演
米 新規失業保険申請件数
米 ブラード・セントルイス連銀総裁講演
米 ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
- 8/30(金)
日 7月消費者物価指数
日 7月失業率
日 7月鉱工業生産
独 独7月小売売上高
欧 ユーロ圏7月失業率
英 ユーロ圏8月消費者物価指数
米 7月個人所得
米 7月個人支出
米 7月PCEコアデフレーター
米 ブラード・セントルイス連銀総裁講演
加 4−6月期GDP
8/31(土)
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。
本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。 |