マーケット・プレディクション(10/7〜 10/11)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 95.00 〜 100.00
ユーロ/円 ・・・ 129.00 〜 134.00
豪ドル/円 ・・・ 88.00 〜 93.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3300 〜 1.3800
ルー財務長官をして「議会は火遊びをしている」と言わしめた米議会では、依然として歩み寄りを見せず
混乱が続いています。
連邦政府機関の一部が閉鎖して1週間が経ちました。
このままでは米実体経済への影響も懸念され始めました。
可能性は極めて低いと思われますが、最悪のケースでは国債のデフォルト(債務不履行)も市場参加者の頭を
よぎっているようです。
暫定予算を巡る交渉は結局決裂し、最大で80万人の連邦職員が一時帰休を余儀なくされる可能性もあります。
先週末には予定されていた「9月の雇用統計」が延期され、発表予定もいまだに未定です。
オバマ大統領は「議会を政争の道具にすべきではない」と発言していますが、下院議長のベイナー氏も
「法案に条件を付けずに議会を通過することはない」と、歩み寄る気配はありません。
このままでは17日にも国庫の資金が底をつくと見られていますが、米財務省は米国債がデフォルトになれば
2008年(リーマンショック)よりひどい金融危機と不況を招く恐れがあると報告書で警告しています。
今のところ、最悪の事態は避けられるだろうとの楽観的な見方が支配的ですが、残された時間はそれどほ多くは
ありません。
遅くとも今週末までには双方が歩み寄る姿勢を見せないと「万が一」のケースも想定しなくてはなりません。
ドル円は先週末何度か97円を割り込む場面がありましたが、いずれも押し戻されています。
「デフォルトは避けられる」という想定のもと、96円台ではドル買い意欲もそこそこあるように見受けられます。
ただし、上値は確実に重くなって来ており、安心してドルを買う状況ではありません。
ユーロドルは1.36台、豪ドルは0.94台と、いずれもドルに対して上昇を見せており「ドル全面安」の展開
になっています。
ドル円は米議会の行方が最大の焦点になりますが、今週96円台を再度試す可能性があると思われます。
下値のメドは「日足」の「120線」がある96円62銭前後が最初のサポートと思われます。
その下では8月のドルの最安値である95円80銭前後と予想します。
債務上限問題がどの時点で引き上げで合意でできるのか解りませんが、今週末までの糸口がつかめないようだと
95円を試すこともありそうです。
「チキンレース」はいつまで続くのでしょうか・・・?
■ 今週の注目材料 ■
- 10/7 (月)
豪 シドニー市場休場(レイバーデー)
日 9月マネタリーベース
日 8月景気動向指数
米 8月消費者信用残高
- 10/8 (火)
日 8月国際収支
日 9月景気ウォッチャー調査
中 中国 9月HSBCサービス業PMI
独 独8月貿易収支
独 ジョイブレ独財務相、ワイトマン独連銀総裁講演
米 IMF世界景気見通し
米 8月貿易収支
米 ピアナルト・クリ−ブランド連銀総裁講演
米 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
加 カナダ9月住宅着工件数
- 10/9 (水)
日 日銀決定会合議事要旨(9月4,5日分)
独 独8月鉱工業生産
欧 ドラギ・ECB総裁講演
欧 クーレ・ECB理事講演
米 FOMC議事録(9月17,18日分)
米 エバンス・シカゴ連銀総裁講演
- 10/10(木)
豪 豪9月雇用統計
中 中国 9月マネーサプライ
欧 ECB月例報告
英 BOE政策金利発表
米 G20(ワシントン)
米 新規失業保険申請件数
米 9月財政収支(16日までに発表)
米 ブラード・セントルイス連銀総裁講演
米 ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
米 黒田・日銀総裁講演(NY、ワシント)
米 ドラギ・ECB連銀総裁講演(NY)
- 10/11(金)
日 9月マネーストック
米 IMF年次会合
米 9月生産者物価指数
米 9月小売売上高
米 10月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
米 パウエル・FRB理事講演
米 決算発表 → JPモルガンチェース、ウェルズファーゴ
10/12(土)
米 黒田・日銀総裁講演(ワシントン)
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